
今までもチラリチラリとお見せしていましたが……。今回の目玉ですね。実験的なものではなく、実用的なものとして日本では初の実現であると思われます。
しかも大型蒸機対応! AWAZO氏のフルスケールはもちろん、さらに大きなSUU氏のC62/D51もだって廻せてしまうのです。
さて。
レゴでターンテーブル・転車台というと、どうしても実物同様にピットを掘ることを考えてしまいますし、海外の作例だとピットを掘る……というよりは周りを数ブロック持ち上げているのが多いですよね。
これだと相当な土木工事になってしまい、転車台は異様に敷居の高い題材になってしまっていました。
ここで発想の転換!
テーブルを直に床の上を回転させれば良い。回転軸部は床に貼り付けてしまえば良い! と。
これで土木工事無しで「見せ場」を作ることが出来るようになりました。
でも、動力は?
普通に考えれば中心の回転軸を大きく減速させた上で回転させるという発想になるのでしょう。でも、それでは大掛かりなテクニック仕掛けが必要になってしまいます。
またまた、発想の転換。
テーブルの外周に設けた重量支持用タイヤを駆動させれば、大幅にシンプルな動力部となります。
こうして電動の転車台が実現したのです。
もちろん、他にも厄介な問題は多々あるのが転車台です。
・転車台内の線路への9V給電。
・転車台の回転動力の供給。
・転車台の先の庫内線への給電。
・転車台で180度回転することによる電機極性の逆転対策。
こうした問題が頭をよぎり、正直、最初に話を聞いた地点ではまともに動くものが出来るとは思っていませんでした。
ですが、SUU氏は問題を克服し、夢はかなったのです。

電気系の問題を解決したスイッチパネル。左方の「1」はテーブル内の極性切替。右の「A〜H」は庫内線への給電を切り替えます。やや力技ではありますが、全てをレゴのパーツで実現! 魔改造など一切なしで。

上方の2本の9Vケーブルはテーブル内の線路給電とテーブルの回転動力用。
手前の操作室に見立てた部分にテクニックモーターが収まっています。そして灰色のホイールで床に対して駆動と。
して、他にも懸念事項はありました。
・線路位置にぴったり合わせるのは、コントローラのマニュアル操作では難しくないか?
・耐久性。イベントの1日で回しまくって強度が持つのか?
・脱線は多くないか?
・先の操作盤は取り扱いが煩雑ではないか?
ここはほんとに杞憂でした。
多少の熟練と微調整の繰り返しで、参加者皆がマニュアルでもぴったりテーブルを止められるようになりました。耐久性も1日程度は申し分なし。脱線も殆どなく。あの操作盤も寧ろ操作が楽しい(笑)。赤青での極性明示は本当に分かりやすかったのです。
この企画は大成功でした!

扇形庫に並ぶ参加各位の作品群。何人かから「梅小路……」という言葉が漏れる……。
扇形庫は装飾などは控え目にしたシンプルさですが、それゆえにこの規模の大建築が叶ったとも言えましょう。なお、窓のお陰でPowerFunctionの制御もギリギリ届きました。

屋根の作りも工夫がいっぱい。大規模建築はやはり大変ですが、見せ場になるのですね。

給水塔付近よりテーブルと扇形庫を眺める。素晴らしい情景。
他の画像。フルサイズ画像は此方より(検閲済)。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=463651
それにしても、動画とか上がってくるといいのですが。


ぜひとも壊さないで取っておいて欲しいところですが、そうもいかないですよね。
自分は考えても理解できませんが、配線の複雑さから、難度の高さは想像できます。
やはり蒸気機関車が並んだ風景は、素晴らしいです。
この種の作品だといかに配線を処理するか、も需要なポイントですよね。配電盤はほんとに名アイディアだったと思うのです。
◆m&m様
将来的にPowerFunctionばかりになったら、電気系の問題から解放されてこの種の設備は作り易くなるのかもしれません。まぁ現状9V多数派ですから、こんな状況になっています。
ただ、当日の意見の中に
「テーブルの回転とテーブル内のレール給電をPowerFunction化したら、テーブルに電池BOX置く必要はあるけど配線はシンプルに出来る」というのはありました。
9VとPowerFunction混ぜた形で、次回作以降が作られるかも。
説明はスミからスミまで、もらす所なくですね。
さすが問題点を解ってらっしゃる。
ちなみに余談ですが、テーブル内へのケーブルは試験時点で1本でした。
1本も回せなければ2本も無理だろうと言う所で最小から試験してる訳ですが、2本になった時に逆に安定したんですね。
理由は2×2のターンテーブルが回転するに辺り、1本のケーブルだと中心支持になり回りにくく、2本になると必然的に左右ど
ちらに回転させても支持はターンテーブルの端に力がかかる分だけ回りやすいという事だと思います。
2本になって強度も上がってますけどねw
>左方の「1」はテーブル内の極性切替
一応つっこんでおくと、「1」はテーブル内ではなく本線側(地上線と勝手に呼んでますが)です。
テーブル内を切り替えるだけでも極性問題は解決できると思うのですが、
機関庫の配線は入れ替えで必ず外さなければならないですからこの形にしました。
○shinichiroさん
>設計の卓越さは去ることながら
多分ですが、shinichiroさんみたいに綿密な設計がある訳ではなく、割と問題が出たら解決手段を考えるという感じですよ(汗
)
扇形機関庫を見ると解るのですが、ウイングパーツの角度が微妙に機関庫の角度に合ってないんで隙間がありますよw
>ぜひとも壊さないで取っておいて欲しいところですが
どうせ部品の使い道はしばらくないのでそのままにしておくと思いますが、
機関庫の床下をなんも考えてないので、家から持ち出せないですから使い道がねぇ〜って感じです(^^;
○m&mさん
>あらためて考えると、9Vはレールからの電源供給など、難しい問題があったのですね!
9Vはモーターはポン付けで走るから楽ですが、他の事はかなり面倒だったりしますw
実際、回転の問題で悩んでた時「PF買うしかないか」と思い予算を計算したくらいです。
持ってなかったから問題解決に必死だったとも言えるかも知れませんね(^^;
>やはり蒸気機関車が並んだ風景は、素晴らしいです。
すごいですよね!!!!
これがやりたかったんですよ、夢かないました♪
こんな大きく作ってもうちには2種類しかSLはないですし…
運転会が終わって車両が撤収された後、一人で鑑賞してたらなんだか廃線でこの機関庫も解体予定
みたいな現実とも思える気持ちが横切り寂しくも思いました。
○sekiyamaさん2
>配電盤はほんとに名アイディアだったと思うのです。
1.自分も解らなくなってしまうから
2.他の人にも使ってもらいたいから
3.ショートするとモーター壊れると思って他人のはまずいと思ったから(笑)<これは壊れはしませんでした。
>まぁ現状9V多数派ですから
そうですよね。
上に述べたように、PFに逃げようかと思った時に配線の回転アイデアだけ何とかなれば9Vも走れるし、
そもそも自分の車両が9Vなのでと思うと何とかしたかったですね。
一応だめだった時に動画を撮れるようにawazoさんPFのC11製作をけしかけ続けたのは私ですが(笑)<保険です。
>9VとPowerFunction混ぜた形で
期待してます♪
長文フォローありがとうございます。
櫓上の電源部分のことは書き落としておりました。まぁそのあたりは動画見れば分かりましょうが。
>こんな大きく作ってもうちには2種類しかSLはないですし…
造りましょうよ蒸機新作(笑)。
ディーゼル機関車でもいいですけど(笑)。
配電盤の
>2.他の人にも使ってもらいたいから
は素晴らしい配慮だと思います。自分だとこの辺はいい加減なので(苦笑)。
>3.ショートするとモーター壊れると思って他人のはまずいと思ったから(笑
レゴの良い所ってやはり「玩具」故のヘンな強度があるんですよね。この辺は任天堂製品的な(笑)。
>>9VとPowerFunction混ぜた形で
>期待してます♪
やっぱりやんなきゃいけないですか(苦笑)。
でも、レギュラーの運転会でもBFT中央駅に続く見せ場はそろそろ欲しいですしねぇ。難しいけど(笑)製作予定に入れときます。「拙作」基準ならもうひと回り小さくできますしね。