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2019年06月29日

【ヒント・アイディア】レゴ5udon様の「レールツェッペリン」の試み

 プロペラで動く列車……は誰もが夢見るものの一つでしょう。

 実際、戦前ドイツでは大真面目に試作車が造られていたりします。その名も「シーネンツェッペリン」。レール上の飛行船……を意識したものか? 
 なんと、性能的には問題なかったそうで、最高速度は230km/hに達しています。
 無論、鉄道車両としては問題ありすぎで発展性も見込めないため、戦前のうちに開発は終わっているのですが……。


 ……戦後はジェットエンジンの推進力で走る列車が事もあろうに米ソ両方で試みられたり、はたまたフランスのアエロトランがやはりプロペラやジェットエンジンで推進しようとしたり。

 ……懲りてませんよねぇ。

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 なお、模型の世界では別に懲りる必要もありません(笑)。
 本物では危険物のプロペラだって、模型なら「あ、痛!」で済みますから。

 そういえばシーネンツェッペリンの模型は昔 Marklinが出してたと思うのですが当然ながら電動モーターで車輪を回すごく当たり前の鉄道模型でした。

 さて。レゴではどうでしょうか? 5udon様が実験してくださりました。



 どうも推力を十分に得られないようです……。
 電池boxが単3用で重いのも原因かもしれません。シーネンツェッペリンでは軽量化にかなり気を配ってたといいますから(故にインテリアなどは最低限)。



 一次改良版。モータのパワーをあげてます。三段に至る増速を行っておりますね。
 それでも、微速前進です。



 ここで、過去の五十川様の試みが思い出されます……。

 難しいのは、車両限界の中に収まるプロペラ……に尽きるのです。五十川様のでは、鉄道模型としての車両限界までは考慮されておりませんでしたから。



 結論というわけではありませんが、車両限界を諦めれば走行できるようです。
 
 プロペラの直径という物理的制約ばかりは小型の模型の難しさでありましょうか。



 ただ、やはりこのシステムには無理があるのかもしれません。

 動画見る限り、速度は申し分ないように見えます。ホイルベースを縮めてカーブでの走行抵抗を下げる工夫、また電池BOXも単4にされて軽量化されているのですが。

 現状で「成功」とはいい難い……?
 しかし、いろいろな試行錯誤経て「難しい」という結論に至るだけでも価値は大きな実験でありましょうね。

 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月28日

【作品紹介】hiro様の20系客車。補完篇

 すでに二度に渡って紹介記事記しておりましたが、掲載漏れがありましたので1年越しですが補完いたします。

 この作品、2018年のJAMに登場したものです。すでに解体済と聞きますが、大きな一歩となり礎になった作品でしょう。

 記事その1
http://legotrain.seesaa.net/article/460922976.html 
 記事その2
http://legotrain.seesaa.net/article/461022546.html


 これが完成形状。EF58一般色の牽く6両編成でした。
 カニ21 ナロネ21 ナシ20 ナハフ21 ナハネ20 ナハネフ22 ……でしょうか。
(カニ22をカニ21に「改造」されたようです)


 カニ21。このスタイルも悪いものとは思えなかったのですが。
 「さくら」意識のピンクのテールマークが印象的。

 おそらく馬面感が不満であったのでしょうが、そこを改善する7幅での再チャレンジ、何時か願っております。


 カニ21は補助動力車であったようです。


 ナロネ21。補助動力車であり、インテリアも備わります。


 さぁ、旅に出よう……!

 好ましいシーンですね。やや時代考証は正確ではないものの、20系とEF58と、583系が並ぶ情景は戦前世界観とは違う良さがありましょう。

 日本国有鉄道の時代、素直に憧れ誘うのです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月27日

【作品紹介】hiro様の幻の客車作品たち。オイテ27000他

 昨年は見事な戦前「富士」編成を7幅で。

 また現在8幅でオリエントエクスプレス88を製作中のhiro様ですが、「富士」製作中に急行7/8列車も候補であり、製作途中まで至っておりました。

 急行7/8列車は東海道・山陽本線の急行列車の一つであり、「名士列車」17/18列車と並び特急以外で1等車を付けた珍しい各等急行でありました。17/18は寝台車中心でしたが、7/8列車は山陽本線区間では昼行となるため、1等展望車を付けており、これは「富士」「燕」といった特急以外では唯一のもの。「富士」のお下がりの木造展望車オイテ27000が1940年ころまで連結されてた由。すでに鋼製車で揃った編成の末端を締めていたのです。

 さて、hiro様の作品は2018年の秋頃の記録です。

 参考:「富士」の作品
 1:スイテ37000
http://legotrain.seesaa.net/article/464116899.html
 2: マイネ37130とマロネ37350
http://legotrain.seesaa.net/article/464134403.html
 3:スシ37740とスニ36650
http://legotrain.seesaa.net/article/464151806.html




 形式不詳ですが、三等荷物合造車。
 インテリアまで考慮され、荷物室の側窓は保護棒表現があります。


 三等室内部。狭いボックシシート。三等ならこれでも良いのですよね。
 洗面所も造られています。赤帯は有無を選択できる状態にして、戦中戦後の赤帯無しも表現可能になっています。


 網棚はこだわりです。


 こちらは荷物室。荷物の荷札とか細かいですね。


 外見。手前は製作中だったオイテ27000です。

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 形式不詳ですが郵便車。ドア開閉可能で、また区分棚の表現もあります。
 棚には仕分け中の郵便物が。


 郵便車外見。戦前の重厚な、鋼製初期のタイプになるはずだった……?




 区分棚。凝っています。
 鉄道郵便はその末期は「大部分を航空か自動車で輸送して、一部を鉄道輸送する」なんて状態になっておりましたが(関山の知ってる鉄道郵便末期がそんな感じ)、戦前だと「ほぼすべてを鉄道で輸送する」状態だった筈です。


 ドアの開閉。楽しいギミックです。


 背後には落成した食堂車が。


 C51に牽かせる感じで……。3等荷物合造車。食堂車。1等展望車。
 これに2等車(どんなものでも有りでしょう。ダブルルーフで狭窓のでも、丸屋根広窓のでも。或いは重厚な2等寝台車?)が出来ていたら、ミニマムな各等急行が実現しておりましたね……。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 肝心の木造三軸ボギー1等展望車 オイテ27000形。
 1/2(富士)及び7/8列車用に5両が1923年に製造されたものです。

 すぐに鋼製客車の時代に入りますから華やかだった時代は短く……はなく、1940年迄3両が第一線で残りました。

 木造車ゆえの優雅さは鋼製展望車に勝るものであったでしょう。木造のまま格下げされたり、鋼体化の種車になって戦前のうちに姿を消してしまいました。類例する車両は御料車10号で、こちらは今も拝むことが出来ます。


 作品では、デッキの手すりが凝ったものになるはずでした。
 ランナーついたままの杖パーツを使う目論見だったのですね。

 アンチクライマーの表現も良い感じです。


 此処までの進捗していたようですが、計画が「富士」に変更され、オイテ27000は幻の作品となってしまいました。


 露台と室内。このスケールですと、インテリアもちらりと見えます。


 車体の完成状態です。
 白帯はシルヘッダ表現も兼ねて、タイルを貼り付けることも検討されていたようです。

 大きな窓から見える車内。


 インテリア。
 
 展望室のソファが実に豪華で座り心地よさそうです。7幅でも、いや7幅だからこそ此処まで作り込めたのですね。

 キャビネットなども凝っていました。

 さて、何時か「再制作」される機会を待っております。
 7/8列車は富士とはまた違う、いぶし銀のような渋さを持った題材でありますから。


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 さて。最後に。無視できないのはオハフ33の戦後仕様でありましょう。
 汎用の7幅客車として試験的に制作されたものでしょうか?

 捨てがたいできの良さ……ですね。
 丸屋根形でノーシル・ノーヘッダー車か? 有りそうでなさそう、なさそうでありそうな一両でありましょう(ノーシル・ノーヘッダー車は茶色のままのイメージが有るんですが、青塗装車が無かったと言い切れないところが面白いのですよ!)。

 ドア周り・デッキ周りはかなりの精細さを魅せます。
 戦後の急行列車・普通列車も何時か手がけて欲しいとおもうのでした。
 

 でも、先ずは大物……オリエントエクスプレス88を楽しみにすることに致しましょう! 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月26日

【ヒント・アイディア】遂にPowerFunction /Powered Up変換を実現!(エース君パパ様)

 Powered Upも最初の期待はずれ感を他所に、いろいろな機能を「後出し」で追加されており、その自由度と機能に驚かされっぱなし……になっています。

 しかし、多くのユーザをやきもちさせてる後方互換に関してはまだ公式対応がありません。今までのレゴ社であれば、電気系デバイスは変換ケーブルなどで何らかの互換性を確保してくれていたのですが。

 無ければ自作すれば良い……。
 モータ側に何らかのチップなどがあったらケーブルを変換してもお手上げです。ここに実験が求められてきましたが、エース君パパ様が一つの解決をしてくださりました。

 どうやら、モータ側に厄介なチップ類は無いようですよ?



















 ……との、ことです。
 現状で評価基盤?を使っているので「お手軽」ではないようですけども、夢のPF-PU変換が不可能では無い!とわかったのは大きな一歩でありましょう。

 一応、PUでもソフトウエア的にモータ制御は自由になっていますし、PUの単独モータ系が充実してくる可能性もあります。

 ただ、それとこれは別。
 レゴ社には後方互換は公式でなんとかしてほしいですね。思えば9V系→PFへの以降がまだスムーズであったのは変換ケーブルがすぐに供給され、入手しやすかったのは大きかったのですから。


【追記】





 その後の経過です。

 うまく小型基盤に収めて、市販品的な形状に収められたとのこと。
 これは欲しいですねぇ……。回路図などの情報得られれば自作するのが早いのでしょうが。どこかのカスタム品メーカーが量産してくれたら最高に嬉しいです。


 最後に。個人的な野望です。
 Powered UPのセンサー2個使えば、9Vの自動運転(往復運転)が可能になるのですよね。メリットは車載側の加工や機器が一切不要であること。
 まぁ、9Vが今となっては特殊規格スレスレですけども(苦笑。

 で、問題はPUハブからの出力を如何にして9Vに変換するか。
 PUハブでモータ回して、9V(かPF)のモータ回して電動発電機にするというアホなやり方なら改造無しで出来るんですが。電動発電機は移動変電所車でも造ってその中に納めればまぁ納得はできるかしら(笑)。いや別に地上の変電所でも良いんですけどね。

 それ以前に、PUセンサーが妙に高い(苦笑)。
 御馴染bricklinkで#88701探しても
https://www.bricklink.com/v2/catalog/catalogitem.page?S=88007-1
 bb891c01探しても、供給状態がいまいちです。
https://www.bricklink.com/v2/catalog/catalogitem.page?P=bb891c01

 ええと原価は高くないんですが(寧ろ安い位)、何故か「郵便代がクソ高い国」にしか纏まった在庫がない状態が続いてます。なんとかならないのかしら……。そろそろドイツの大手セラー(カンブリ関係で月に二度はオーダー掛けるような先ですね)とかも扱って欲しいものです……。
 


 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月25日

【作品紹介】ジョージレモン様の客車二題。大分交通ホハ1形と、国鉄オハ35風

先方記事
https://t.co/q8t2cgsWbU



 ジョージレモン様の「大分交通シリーズ」です。
 大分交通は今でこそバス専業ですが、1970年代まで路面電車(別大線)と、あと県内3箇所に非電化路線を持っておりました。路面電車は近代化しつつありましたけども、他の路線は木造客車も健在な神話的なところでありました。
(自分なんかは間に合わなかった世代なので、写真集見て悔しがった世界です)

 木造客車は二軸車の他にボギー車も結構居り、共存しておりました。
 ホハ1形は代表的なタイプ。もともとは九州鉄道(初代)の客車でありましたが国有化の後に払い下げ。輸送力増強に貢献したものです。1950年代以降は気動車に合わせた明るいツートンカラーに。それはともかく実物写真を見ると17m級なのにやたら長く立派に見える? これは写真の錯覚であり(笑)、車体高が低く窓が小さい(細かい)が故に、全長が長く見えてしまったんだそうな。現物見たらがっかり? だったのかもしれません。

 このホハ1。耶馬渓線所属だったはずで、牽くのは流石に蒸機ではなくてディーゼル機関車(凸型で日立製か汽車会社製)だったようです。1970年ころだとまだ現役だったようです。


 細かい窓が並ぶダブルルーフ客車はイメージ通りですね。
 特に木造車らしい表現こそないのですが、窓サイズなどのバランスがそんな雰囲気を盛り上げています。横組は王道にして正義です!

 トラス棒がシンプルな表現ながら嬉しいです。


 同じく九州鉄道からの縁です。クラウスが似合うのです。







 大分交通シリーズ。自作動力のクラウス、この3両曳けちゃうそうです。
 1950-60年代の地方私鉄再現、進むこと願っております。




 キハ04(キハ41000)も完成版としてFIXした模様です。
 レゴでは難しいとか言われてたあの前面形状も、これが決定版になるでしょうか?
 派生系のとにかく多い車両ですので、これが雛形になると面白いことでしょう。大分交通にも類型車居りましたよね♪
 



 関連ついでで申し訳なく。国鉄オハ35っぽい旧型客車です。

 パーツの都合か「切妻でノーシル・ノーヘッダー」という姿ですが、これはこれで多数存在したオハ35の変形車のひとつ……としてありそうな雰囲気なんですよね。ノーシル・ノーヘッダーのオハ35はそれなりに両数が居たものです。妻部屋根は丸屋根でしたが。なので、丸屋根化できたらマニアックな再現車になります。


 一方で。国鉄ではありえない形状も私鉄客車とか考えると「ありえる」というよりは「なんでもあり」になります。


 或いは国鉄車でも何らかの気まぐれで造られたり事故復旧車などの訳ありとか。やはり趣味的に楽しい想像を誘うものでありますね。

 何れにせよ、まっとうなスハ32やオハ35やオハ61等に混ぜて8620や9600等に牽かせたら絵になることでしょう。いや少し時代下ってDF50やDE10でも良いのでしょうけど。


 ジョージレモン様の国鉄客車もなかなか楽しいラインナップになってきました。元来なら丸屋根であるべき客車が切妻であったり、はたまた電車由来の繊細復旧車。カオスこそがあの時代のリアルであったのですよ。
 
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2019年06月24日

【作品紹介】たるご様の「ミドリちゃん電車(広電1904号)」。

 テレビアニメ版「ケムリクサ」で終始まで主人公たちの相棒として活躍した電車は、広島電鉄の1904号……の凡そ半分。
 
 広島電鉄1900形は元京都市電1900形(900形)。1955-57年に製造。
 900形は京都市電の半流線型スタイルの完成形とも言えるものでしたが、そのなかの半数をワンマン化改造したのが1900形。京都市電の最後を看取り、そしてほぼ全車が広島電鉄に譲渡されたものです。

 広島では15両とまとまった両数があること、旧式車ながら冷房付と使いやすい車であり、今なお全車が健在です。広告車以外は京都時代のカラーリングを維持。切り抜きの京都市章も残される。今はなき京都市電を偲ばせるのに十分でありましょう。


 「ケムリクサ」で、なぜこの車両がミドリちゃんの居所?として選ばれたのかは分かりません。端島なら近いのはむしろ長崎の電車ですからね? 細かい事情はともかく、路面電車の凡そ半分、というのは悪くないですよね。
 線路上も線路でないところも走り/歩きますが、前者に関してはやはり標準軌のレールを移動するんでしょうか……。え、瀬戸大橋? 四国新幹線が存在した世界線なんですよあそこは(笑)。


 たるご様の作品は、走行メインです。

 前面は傾斜のついた三枚窓ですが、ここを平面に割り切っていますが意外と気になりません。窓部が平面の代わりに、腰板部分では微小な傾斜角を付けて全体で傾斜形状になっているのが分かります。京都市電顔といえたあの半流線型の汎用表現になりますかも?


 側窓は無難に?2x2窓です。
 ドア凹み表現あり。路面電車では難しい車体裾はウエッジプレートで車輪を避けています。足回りはPUトレインモータ。

 水タンク?は3x2のパネルです。

 肝心の「ミドリちゃん」は走行のじゃまにならないように。


 真正面より。京都市電元来のヘッドライトは外付けでしたね。如何にもな外付け感。そして作中の前照灯は前面窓から下がるランタン。


 バックビュウ。切断面は曖昧にされておりしたので、こんな感じでしょうか。






 走行するだけでなく、カラーセンサー内蔵で自動運転対応です。ここがPUの凄いところでありますね。


 イメージ画像。ミドリちゃんらしく! なかなか良い雰囲気です。




 内部。PUの電池boxでいっぱいになってしまうのですね。



 irodoriちゃんねるでも紹介されています。
 また、たるご様は結構ケムリクサ関連のイベントにも持参されたようです。



参考、ながに様バージョン貼っておきます。
 こちらのミニフィグの表現もなかなか参考になるものです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月23日

【作品紹介】有澤様のとさでん交通3000形「ハートラムII」の大改良。

 前回記事こちら
http://legotrain.seesaa.net/article/466002899.html


 有澤様のご地元の電車。とさでん交通の最新鋭車3000形「ハートラムII」が早くも大改良です。

 改良ポイント。
 先頭車の全長を2ポッチ詰める。中間車は全長そのままでドア配置を実物通りの点対称型に。これだけで実物の小柄な車体の連節するキュービカルな感じが顕れるように。

 屋根を低くスマート・スムーズに。
 ただのタイル張りではなく、実物の屋根カバーの様にタイルを横向けにブラケット固定した凝った組み方です。

 先の200形冷房車のリニュと合わせて、相当な質的向上です。(この言い方が適切かどうかわかリませんが)「大人の作るモデル」のクオリティに至っておりますよ。


 側面より。もともと綺麗に足回りが覆われたモデルでしたね。更に美しく。
 屋上機器もスマートです。

 動力系は左のA車にモーターを。真ん中のC車に電池BOXという配置です。B車はインテリアあり。


 前面はこれが最終形態でしょうか?
 裾をグリルにしたのは正解に思えます。ここから下地のオレンジが透けてみるのが良しです!

 余談ですが、この応用で札幌・函館・富山・堺・鹿児島等の電車も作れてしまいそうです。長崎のはちょい前面側面違いますが(長崎の台車部分が露出したタイプは難度高そう……)。


 B車。インテリア備わります。


 B車連結部。ホロはMugen氏様式+延長部。
 ボールジョイントで連結は鉄板ですね。

 屋根の取り付け方も分かります。タイルとブラケット!


 B車車内。平滑な床面。実物同様のクロスシート。
 床面下げるために車輪は標準車輪の中身だけをつかっています。


 B車。足回り。車輪は標準車輪の中身のみ。
 理想を申せば、動力車用の軸穴車輪のほうが性能は安定しそうです。


 C車。電池box(PUハブ)が収まります。車輪なし(実物どおり)
 今回、点対称の窓・ドア配置を実現しています。


 屋根を抜いたところ。


 動力車のA車。


 なんとトレインモータを縦向け搭載。理由は不明ですが(ホイルベースを変えたり出来るわけでもないので)、必然性はともかく技術的挑戦意義は大きなものでしょう。


 肝心の動力系。ベベルギアでそのまま変換です。
 こうした挑戦は可能性につながるのです……。


 おまけ。撮影用ジオラマ。曲線路面です!

 撮影用の短距離であってもインパクト十分です。「護輪軌条のある」フレキシ使えば線路内のタイルが車輪フランジに干渉する問題もありません。
 ここでの撮影作も期待したいところですね。
 

posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月22日

【作品紹介】JOKER様の「ゼンダライオン」。完璧なる造形。

 タイムボカンシリーズの系譜。

 シリーズ始祖の「タイムボカン」
 今でも語られる最高傑作の「ヤッターマン」
 それに継ぐのが「ゼンダマン」(1979-1980)でありました。

 個人的な印象でいうと、ゼンダマンまでは面白かったですね。以後のこのシリーズは惰性のような……(最近のリメイクも含めて)。

 そんな話はともかく、ヤッターワン初代二代の消防車モチーフに対して、ゼンダライオンでは蒸気機関車モチーフとなりました。


 ゼンダライオン。JOKER様の作品。よくぞ作られた!

 あの大河原メカを妥協なく再現されています。造形バランスが完璧で言葉も出てきません。表情が実に正確なんですよね。

 なおミニフィグはカスタム品です流石に。


 走行モードに変形します。此処も違和感なく。変形は差し替え無しでいけそうですね?
 ロッドとアームは回転するそうです。流石に自走は無理そうですが。9Vモータなら自走は叶うのですがロッドが付けられないジレンマではあります。PU内蔵にするとプロポーションが崩れそうで、難しいところです。

 もっとも最大幅12ポッチですから(足回りはポイントなど不可)、走行環境は選びそうですが。
 そこを突っ込むのは野暮な作品でありましょう。


 この角度も良いですね!

 機関車と乗務員の絶対の信頼関係あっての搭乗姿勢です(笑)。


 気持ち良さげな雄叫び。


 バックビュウ。しっぽとエアタンクがかわいい。


 ゾロメカ……はフィクションですね。ゼンダマンには無かった由。
 此処まで変形するのも凄いことです。


 それにしても。この作品が放送されてた1979年って時代が好きです。いろいろ思い出してしまいました。117系や201系の登場とか30000系のビスタカー。そしてC57 1の山口線復活! 明るい話題の多い一年でしたよ。

 ああ、この作品が設定通り「タイムマシン」になっております……。
 
【動画追記します】


posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月21日

【作品紹介】hiro様のプルマンカー。製作途中……。

 製作中画像にして失礼します。
 でも、完成すると上げにくくなってしまう過程も大事ですから。

 プロトタイプは「コート・ダジュール形」で、廃車後にNIOE所属で復活していたもので、1988年のオリエント急行来日時にも来た車。

 紆余曲折の末、箱根のラリック美術館で展示されるようになり、今に至ってます。
 ……未だに会いに行くこと叶わず。


 車体概要。「1等」の上の更に豪華な座席車であり、解放室の他に個室もありました。8幅ゆえの完璧な内装表現。

 窓まわりの内部表現
 天井の表現
 曲線を描く通路……。

 側窓は高さ3段分の横組み行い、その上をブラケットで埋める組み方のようです。ルックスが良いですね。

 楕円窓はカーフェンダーの合わせです。このスケールなら1x4アーチの合わせも可能ですから表現としては迷うところでしょうか。

 8幅故に、黄色のラインも適度な細さになリます。


 窓から覗き込んだところも魅力的です。
 
 ここは精密模型感!


 車端部。デッキの作り込み加減。1920年代の鋼製車らしい重厚さ。
 1x6アーチにダークブルーが未だに出てこないのは憂うべきところであります。ゴールドの手すりが真鍮磨きだし感があってよし……。


 台車・屋根・車体。美しい客車の程よいバランスの外見です。3x4トレイン窓の使用部分は仮で、差替予定とのこと。

 余談ですが、コート・ダジュール形はTEE「ミストラル」に併結されてた時代がありました。ステンレス車の形状は異なりますけど、この1両だけでもK.martworks氏のTEE-INOXに繋いであげたい誘惑に駆られます。

 それにしても質感とか雰囲気があたかも「1番ゲージ」ですよね。
 あれを手頃な予算?で楽しめるのですから、Lゲージはなんて経済的なことでしょう???


 エンブレム代用のタイル。最近はΦ2丸タイルのバリエーションも「使える」のが増えてきましたよね。


 内装一部。個室部分とトイレ部分。
 マホガニー感、漂います。


 トイレもドア開閉の作り込みです。


 妻構体。


 台車。来日仕様ではあるそうですが、台車はオリジナルの方です(こっちのほうが格好良いので言うことなしです!)。
 白いラインの入ったイコライザ台車。ここは8幅メリット享受してますねぇ。

 
 さて。
 現在寝台車LX16を製作中のようです。続報ご期待下さい……!
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする