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2017年11月16日

【鉄道作品日本形】札幌市電祭その1 M101とTc1「親子電車」(上)。丸いのも怖くない?



 札幌市電のM100形+Tc1形(Wikipedia)は1961年に導入された「親子電車」。各1両づつ。

 動力車と制御車をペアで使い、ラッシュ時は2連、閑散時は1両で使おうとする合理的思想です。諸外国の路面電車ではトレーラ(付随車・サハ)も珍しくはなく、日本でもサハ・ハフなどを曳いて走る半路面電車は珍しいものではありませんでした。極めてまっとうな考えでしょう。

 但し、実際に運用してみると不都合多かったようです。
 あまりに長すぎて交通警察から嫌われたこと。Tc1の連結開放は手間のかかるもので(Tcが自走できないので入換が面倒)、結局ずっと連結しっぱなしの使い方になってしまったこと。1970年にTc1は廃車となり、M101も単独運用に改造されてしまいました。
 1970年というと地下鉄できる2年前で市電の輸送量がピークに達してた頃です。連接車や連結車はフル稼働の時代。それでもTc1を廃車したというくらいに使いにくかったのでしょう。

 然し、単独化されたM101は今なお健在であり、Tc1は交通資料館に保存されています。
 なお、路面電車の連結運転について。
 但し、連接車は該当が多いので除外。

 札幌市:M101+Tc1の他、A850・A870といった永久連結車。
 東急玉川線(世田谷線):動力車の重連。片運転台。
 名鉄岐阜:動力車の重連。両運転台(但しモ520は実質制御車)。
 京都市:動力車の重連。両運転台。
 京福(嵐電);動力車の重連※。両運転台。併せて動力車+制御車。
 阪堺:動力車の重連。両運転台。
 阪神国道線;動力車の重連。両運転台。
 土佐電:動力車の重連。両運転台。
 伊予鉄道:ディーゼル機関車に依る客車牽引※。
 広島電鉄:永久連結車(2000形)

 ※は現在も行っている事例

 殆どの場合、通常の動力車に連結器と総括制御を設けて重連にしていました。これなら入換も平易、動力車は各々通常の運用に入ることができます。
 輸送力が常に求められる場合は最初から永久連結車に。これは連接車に発展します。
 
 制御車をペアにする方式は札幌市電以外では京福電鉄(嵐電)のみ。入換が不便な他、制御車は単独では何もできない不便な車になってしまうのが嫌われた原因でしょう。それでも、京福のク201は1996年(!)まで在籍していたのですが。

 閑話休題。
 M101は丸みを帯びつつ、他の標準車(330形など)とはまた違ったスタイルです。お世辞にも美形では無いのですが、愛嬌はあるスタイル。そして1両のみの個性派という意味で注目され続けてる電車でもあります。


 M101単体。
 制作の時代考証は1970年頃を意識しました。Tc1を前提にする以上、現在の姿ではいろいろ不整合が発生しますので。
 なお、世界観的に「はいらーあるのネタ帳」の「札幌市電マグロ絵陳列庫」を参考にさせていただいております。

 レゴ的には丸っこい車体が難しい。
 上下を完全分離として、下半分を6幅+プレート3枚厚で組んでいます。下半分の方を膨らませることで丸みの表現に見立てています。
 車体裾はポチスロで丸みを強調。

 前面は5幅+プレート4枚厚。
 曲面ガラスには平面キャノピ部品を使用。妖しげなキモカワマスコットはご愛嬌で(本当は無地にしたいです(笑))
 やたら目立つジャンパ栓も表現。

 足回りはこの種のボギー車の表現の割切として、2軸アレンジ。ボギー車を本気で表現すると車高が高くなっておかしなことになってしまいますから。でもダミーの台車枠は大事です。1x5のテクニックプレートが良い表情出してくれました。

 上半分は普通の作りです。バス窓はいつもの二段窓の表現に割り切ってしまいました。路面電車の場合、車体に対して相対的に窓が大きく見えるので上窓部分をプレート2枚分にしています。
 
 色は先のA830形同様、サンドグリーン+ダークタンとしました。札幌市電旧塗装の表現はいろいろ悩むところありましょうが、自分的にはこの表現で落ち着いています。昔の色あせたカラー写真っぽい解釈でありましょうか。


 反対側。ジャンパ栓は実車も両側についてた由。
 ただ、連結する側ではTc1に接触してしまいますので、やや省略表現に。


 上下分離したところ。インテリアは準備工事ですが、取り敢えずミニフィグは乗せてます。展示会などだとミニフィグ乗ってる方がウケは良いですからね。

 枠状の下半分がわかりましょう。
 

 更に、下半分からトレインモータを分離したところ。
 貴重品の9Vトレインモータは勿体なくてとても埋込的取り付けはできませんので、平易に脱着できるように心がけました(笑)。

 この作り、他の市電車両に応用できると目論んでおります。「もう丸いのも怖くない!」




 バージョン0.9。屋根上を資料間違えて現在の姿で造ってしまったもの(苦笑)。
 前作、A830との並びです。車体高さはほぼ同じ。

 美形のA830に対する、愛嬌のM101。後者もまた捨てがたい存在であるのでした。

<続>
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月15日

【イベント】横浜市立大学レゴサークル展示参加3日目。模様替え?



前回記事こちら
1日目上
http://legotrain.seesaa.net/article/454650283.html
1日目下
http://legotrain.seesaa.net/article/454670035.html
2日目
http://legotrain.seesaa.net/article/454798208.html
鉄道以外
http://legotrain.seesaa.net/article/454857343.html


 3日目。車両を追加投入です。
 複数日に跨る催しだと、「持ちコマ」は大事なんですね。お客様はたまたま一瞬だけをご覧になっているわけですけど、その際に運営サイドの「やる気」というか「モチベーション」は見せなきゃいけません。
 モチベの上がる模様替えは大事ですよ?

 逆に申せば、1日しか無いのに持ち込み車両が殺到するようなイベントだとこうした余裕は全くありません。自分の持ち込み数を絞ってスリム化する努力が要されます。

 ただ、……その意味で、この催しは「もう少し皆様のご協力」が頂けると有難かった。
 大学祭というのは通常のオフ会よりも参加しにくいのかもしれませんが。然し、お客様は多いのでやりがいはあるんですよ! 公的展示ではありますけど、商業展示ほどの堅さもありません。公的展示とオフ会の中間のような雰囲気……かも知れません。
(まぁ私はそのへんの区別を厳密にするのは好きではありませんが。
どっちも「本気で楽しむ」「本気で楽しまなきゃお客様に失礼」って考えは譲れないところですから)

 ともあれ。この展示は来年も継続できそうな雰囲気ゆえ、読者諸兄の皆様方。ご協力・ご参加を検討くださいませ……。ゆとりある時間・枠の有難味を実感できると思います。
(余談ですが、12月17日のトレインオフは「ゆとりのない」スケジュールです。こればかりは致し方ないですが。同人イベントに於けるコミケとコミティア、或いはコミケとジャンルオンリーの差異かもしれませんね。濃く楽しめるのはコミティアやジャンルオンリーなのですが……)


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 この日の追加車。キハ81。甍の海・パンタの島を征くところは天王寺の如く?

 ボンネットの存在感、半端じゃありません。


 まぁ、居並ぶ車両は無国籍に近いのですが(笑)。


 キハ81が「くろしお」なら、こっちも。南紀直通列車。
 最後尾の緑の客車は南海電鉄サハ4801。


 引っ張るのは無論DF50。南紀の地はこの機関車が切り拓き、そして護ってきたのでした。紀勢本線全線開業は昭和30年代のことでしたが、その祝賀列車もDF50が務めたのです。


 南紀の老女王と、老勇者。
 キハ81は1978年、DF50は1979年に引退。何れも、美しい散り際でありました。


 追加車。80系湘南電車。
 足元を往くのは元湘南電鉄の電車。紛らわしい? 然し実物は鶴見〜横浜間では並走・競争してた由。


 湘南電車と「湘南電鉄」の並走。


 「鶴見の休日」って傑作動画を思い出しつつ。
 青い列車と、緑と橙の電車。如何にもな、国鉄。<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【雑談】firefox57での、Session Managerヘビーユーザのために

他にこんなやついないと思うけど、念のため、メモしときます。
firefox57での、Session Managerヘビーユーザのために。

 検索ワード「firefox57 重い」

firefox57ではタブ管理アドオン「Session Manager」が旧式アドオンとして使えなくなりました。
代わりに「Tab Session Manager」を使えと言ってくる。

これが凄く駄目です。セッションマネージャでできることが全部できるわけじゃない。余りに少ない設定項目。
(セッションマネージャーのセッションログだって引き継がれませんしインポートボタンがありません!)

それ以前に、タブ復元時全てのタブを「1個づつ」読み込むという信じられない動作をします。数百もタブ開いてる場合、どうしろと? もう完全に「ブラウザクラッシャー」(懐)ですね。

SessionManagerは大量のタブをバックグラウンドで開くので、数百タブ開いても軽いのですよ。なんでこうなった!

仕方ありません、firefox56へのダウングレードを行うしかない。
幸いにもMozillaは旧バージョンも配布していますし、上書きで簡単にインストールできます。各種設定も、タブ情報も、アドオン情報も引き継がれます。

しかし。
56にダウングレードしてこれまで通りセッションマネージャを使って保存セッション(数百タブ)を開こうとすると、重い・固まる。もう以前のような軽快なfirefox56じゃない……。

原因はfirefox57で入れてしまった「タブセッションマネージャー」がコンフリクトしてるからのようです? 故にfirefox56もタブ復元周りが激重になってしまうのでしょうか。

対策。firefox56で、57で付け加えられてしまった「タブセッションマネージャー」を削除します。
これで以前の軽快なfirefox56が取り返すことができたのでした。

旧バージョン使ってて今後が心配? ……知るか!
あと、firefox自体の自動更新はオフにするの忘れないことです(笑)。

firefoxの56は現状で最高・最速のブラウザでしょう。大量のタブ開いててても軽快に動作します。それだけに、多くのアドオンの互換性を切り捨てた57の存在意義に疑問を禁じ得ないのでした。何よりユーザのできること(設定できるオプション)を少なくする、どこぞのリンゴマークの企業のようなやり方も、Mozillaの文化的にはどうなのよ? って思うのですが。
 
posted by 関山 at 23:56| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

【海外の作品紹介】Isaac Smith様(?)のLNER A4。英国形は、小さめに!

 海外鉄道ファンの常識で、然し一般には知られていないこと。
 英国の鉄道車両は、小柄。

 鉄道創始国であるだけに古い規格が残り、車両限界の拡大ができないまま今に至ってしまってる(ユーロスター走る線だけは別)そうです。故に車体の大きさは日本と大差がありません。というか日本よりも小柄なくらいです。

 さて。レゴビルドでも案外難しいことが有ります。
 スケールを意識して、小柄に造ること。

 無論、大きく造るのも難しいので(関山は苦手です……)、小さければ偉いってわけではありません。でも、引き締まった作品の魅力は肯定されるべきでしょう。
(その最右翼に居るのが、自動車ビルド界隈の「4幅車(#4wlc)」かもしれません。ラージスケールよりも高度な技術の詰め込まれたミニマムな作品たち)
 
 その文脈で、見逃せない作品がさらりと公表されています。



 作者は、Isaac Smith様……でしょうか?

 然し、題材は実にわかりやすく。世界で一番有名な蒸機の一つ。LNER A4!
 世界最速記録を持つ流線型の蒸気機関車。国内外で多くの作品が作られてきました。


 この作品をじっくり眺めてみましょう。どうやら6幅基準で収まっているようです。蒸機は製品のエメラルドナイトがキャブ7幅という規格でしたから大きくなっても良いような風潮は有りましたが この作品はキャブは6幅に。

 そして、カバーの掛かった動輪部分。A4は動輪のカバーを外した姿も一般的でしたが(それはそれで格好良いのですが)、動輪のカバーも再現。上1/3ほどを覆っています。
 この表現のため、車体幅のマックスは6幅+プレート4枚分(左右サイドで2枚づつと解釈して良さそうです。実質8幅でしょ? って言われそうですが、飽く迄最大突出部の話ですからね?

 動輪カバーの代償としてメインロッドは省略です。醜い姿になるくらいなら思い切って割愛してしまうのもまた正義でしょう。それにサイドロッドは有りますし。サイドロッドは3Dプリント?のカスタムパーツのようですね。これもルックス面で有利になっています。

 流線型で覆われた缶胴は実質5幅くらいなのでしょうか?
 上部が2x2系のカブスロで覆われ、サイドにポチスロで幅を増しておりますので、5.5幅くらいですね。で、動輪周りのケージングに綺麗に繋がってます。

 何気なく嬉しいのが従台車。イギリス型も日本型もですが、従台車が外側台枠なのですよ。

 動力系はおとなしく?テンダドライブ。3軸のテンダは英国型なら違和感なし。PF車輪枠の中の赤い車輪が粋な感じ。

 あと、従輪とテンダの1軸目はどうやら「連接車」になってるようですね? 拙作のパシフィックではよくやる手法ですが、走行性能俄然良くなるのです。

 青い車体に、白い手すりも映えます。
 そして、背後の英国らしい情景も。猫いっぱい(笑)。

 惜しむらくは、他の写真が探しても見つからなかったこと。肝心の前面、気になりますよね(笑)。
 
 でも、大事な部分の情報が欠落してるからこそ、この作品はイマジネーションと創作意欲を与えてくれます。スケール遵守の英国型蒸機、造ってみたくなるのです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 海外作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月12日

【イベント】横浜市立大学レゴサークル展示参加 鉄道以外(主にyou★霊様の東方)

 1週間前(11/3-5)の浜大祭でのレゴサークル展示、鉄道以外の展示です。
 大学祭への外部参加協力……は妙な敷居の高さがあると思われているようですけど、横浜市立大レゴサークルは「歓迎」姿勢だそうです。今回はYou★霊様だけになってしましましたが、もっと多くの方が参加されればなぁ……と思うのでした。
(そんなわけで、下記特記ないものは全て「You★霊様」の作品です)
 
 また、you★霊様は既に何度か触れておりますが、作品の幅の広さも特徴です。こうした展示だと、それに大きく助けられたのでした。

 それから、肝心のサークル員さんの作品も。これも昨年よりは増えてる感じ。
 いちばん大事なのは、やはりサークル員の作品でしょう。
(現状、好き勝手させて貰ってる感じですが)

前回記事こちら
1日目上
http://legotrain.seesaa.net/article/454650283.html
1日目下
http://legotrain.seesaa.net/article/454670035.html
2日目
http://legotrain.seesaa.net/article/454798208.html



 お得意のモザイク作品。意外と追随者の居ないオンリーワンジャンル。「ラピュタの親方」なんでラピュタでもこのキャラなのか、尋ねるの忘れてました。でも、ひと目でそれと分かる。表情がいい味です。


 東方! 新作のブリックヘッズ版。
 霊夢の袴裾のレース表現に注目です。魔理沙のエプロンも可愛い。


 ブリックヘッズの可能性を示してくれるようなモデル。
 東方はキャラが記号化されているので、シンプルなフィギュアとも相性は良さそうです。


 ミクセルジョイントのロボ。これで正立しちゃいます。
 あの間接に依るロボビルドの変貌を感じさせます。


 「触っても良い」コーナーに置かれた、クリエイターの車の改造モデルと、その色変え。屋根の開閉できるクーペカブリオレは「触って楽しい」作品です。製品ベース故にそこそこ強度もあり、そういう用途にピッタリ。




 東方の可動フィギュア。顔部分をカーブスロープ化した小改修モデル。霊夢と魔理沙と射命丸。

 リアル等身フィギュアも有りですね。造形の文脈はロボなのですが、ロボではなくキャラクターに見えるさじ加減です。顔の省略もこの文脈ならまた正義でありましょう。


 この翠華は初めて見るような?<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】鱒寿司様の「駅」は製品的なシンプル機能美!/東京情報大学 翔風祭の模型同好会展示より(10/21-22)

 鱒寿司様が「駅」を造ってこられました。
 また、10月21-22日におこなわれてた東京情報大学 翔風祭の模型同好会展示より、鱒寿司様の展示画像をいただきました。


 3面3線。屋根のある両面ホームと、片面ホームの組み合わせ。
 ホームは200ポッチ以上もあり、6両編成対応とのことです。

 個人宅内でのテストだと、殊の外長く見えますね。
 でも、湘南電車にクモユニくっ付けると(個人的趣味の一例です)、この長さが必要になってしまうのでした(笑)。
 

 構内。信号機や跨線橋の効果は見逃せません。
 ホーム幅は6ポッチでやや狭めですが、そのかわりに配線・置き場所は選びません。入線車両も最大突出部10ポッチ対応です。

 屋根は大きめであり、ボリューム感を補っています。
 ホーム屋根の角度の付け方は参考になります。隙間は上にプレート張って処理。なるほど! 色違いも良いアクセントに。

 凝った作品というよりは、製品的なシンプルさを狙っています。
 でも、それもまた大事なこと! 凝ったものを作ろうとするばかりに腰が重くなるよりは(何時までも手が付かないよりは)、インフラは「形にする」ことが大事ですから。またプラットフォームなどは実物だって殆どの場合は「実用本位・機能本位」です。これってレゴのシンプルさと相性は良いのですよね。


 上から。
 画面下から1-3番線とすると。1番線は支線や区間列車用。
 2-3番線が本線のイメージでしょうね。

 ホライゾンの6両が余裕で収まる長さなのです。


 三角アングル柱の控えめな装飾性が心地よい。
 跨線橋や信号機の存在感の大きさも分かるってものです。


 駅舎は小規模なもの。
 元来の大きな駅舎があって、その補助的なものと考えればよいでしょうか。
 



 跨線橋周り。
 跨線橋にも屋根をつけると日本的な雰囲気になりましょうが、ちょっと工事は大変かもしれません。それでも、跨線橋の照明が良い雰囲気です。


 鱒寿司様の、8620と合わせて。
 汽車時代のプラットフォームは日本でもやや低めでしたね。

 ホーム屋根、絵になる存在です。


 「ホライゾンエクスプレス」……TGVと。
 

 模型同好会での展示の<<続きを読む>>
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2017年11月09日

【イベント】横浜市立大学レゴサークル展示参加2日目 時間的余裕♪が生むものってあると思います。

前回記事こちら
1日目上
http://legotrain.seesaa.net/article/454650283.html
1日目下
http://legotrain.seesaa.net/article/454670035.html

 横浜市大さんのいいところは、自宅からそれほど遠くはないこと。
神奈川県内でも浦賀から横浜に行く「途中」ですから。故に3日連続の出動でも負荷にはならなかったのでした。アウェイというよりは「ホーム」感。いや遠征も大好きですけどw

 また、そこそこギャラリーも多いのも嬉しい。これって展示のモチベーションとして大事ですからね。

 そして、3日間開催という時間的余裕♪ 忙しないと出来ないことも多いですから。

 ……イマイチなところ。
 金沢八景の駅前にみんな大好きな日式伊餐庁サイゼリヤが存在しないことw(隣の金沢文庫にありますが、歩いて2km弱)。せめて、サイゼ無くても他にファミレス系あるとアフターイベントが楽しめるんですが。
(欠点、ほんとそれ位です)


 二日目(11月4日 土曜日)レポート入ります。

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 二日目から登場。なし様のEF64。この日の午前中に走行機会あったようですが、残念ながら電池切れ。


 ただ、静止状態でも存在感は絶大でした。
 課題は、これに似合う貨車でしょうか? JRF機ゆえ、現代的な題材が求められましょう。とはいえ、bikkubo氏のタキ1000が意外とスケール合うかもしれませんね。


 電機でも、6幅の意地です。拙作のE851。


 1日目ではお休みだったレッドアローも今日は登板。
 右手に車庫線増設。建屋は なし様のご用意です。


 全景。


 西武色強めの時間です。先の磯子では持っていったものの、西武関連は出番がありませんでしたから。

 90度でこそ無いですけど、西武の狭山所沢エリアの路線図が複雑になってるとこ、米軍基地への引込線に平面交差があったような気がします……。


 高架下のカーブをぬけてく。


 駅構内の印象。留置線x2。本線。副本線x2という規模は使いやすく。

 「駅本屋」はエンドレスの内側配置ですが、これも様になるもの。今後は頭端式とかのバリエーションも考えられましょうか。


 C52とレッドアローの立体並走。時代考証は揃っちゃいませんが気にしないお約束です。C52も札幌・八王子・所沢と既に転戦<<続きを読む>>
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2017年11月08日

【作品紹介】yamatai様の旧型客車完成。スハネ16・スハフ42・マニ37形。続々と……。


 先日のオハ46形に引き続き、yamatai様の「実制作版」旧型客車シリーズが落成しています。普通車x2 B寝台x1 荷物車x1の4両ですから、1970-80年代の急行列車として成立するラインナップ。

 因みに。国鉄旧型客車(35系や43系)の青塗装は1961年ころから更新修繕済の車に塗られだしたものです。とはいえそのへんは全く徹底しておらず、更新修繕済でも茶色のままの車も多く、その逆も多かったのでした。ただ、10系軽量客車は全車青に揃ってますし、43系でも急行に使われるものは青率が高めでした。然し、普通列車になると混色が当たり前であり、それは国鉄の最後……旧客終焉まで続いたのでした。

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 スハネ16形。軽量構造の寝台車ですが、旧型車の台枠再利用のためやや重い。1961年の登場当時はオハネ17形で、1960年代末に冷房搭載してスハネ16形に。

 いきなり余談ですが、日本国有鉄道では1970年頃に全ての寝台車(数百両に及びます!)を冷房付きにしており、これはアメリカ合衆国に次ぐ偉業でありました。欧州では未だクラシックなワゴンリが非空調で使われてた時代ですからね。更に脱線すると北京〜モスクワの3/4列車(中国国鉄)は2017年現在も非空調だったりしますが(苦笑)。

 閑話休題。
 すっきりした10系客車はレゴで作りやすそうで作りにくい。古くはトレイン窓を使うのが定番でしたけども、近年の窓サイズ・窓形状へのコダワリの流れでは些か無理もあります。
 この作品は横組窓に、上下に1プレート分の継ぎ足しを行っての表現です。
 寝台ピッチは3.5ポッチ分!という変態設計。3だと狭すぎ、4だと広すぎとのことですが……。窓上下のバランスはギリギリではありますが、違和感なく収まっておりましょう。

 屋根はカーブブロック仕様。リアルな丸みの表現に繋がっています。
 床下は大型の水タンクが寝台車らしいですね。


 10系の寝台車は通路側と寝台側で側窓形状が全く異なるのが特徴でした。こちらは寝台側です。センターピラーのある側窓は10系寝台の特徴でしたね。

 なお寝台側は上昇式、通路側は下降式です。通路側のほうが窓の位置も少し高いのですが、レゴでの再現は流石に苦しい(笑)。

 作品では苦心しながらの窓ピッチ再現です。でも、その甲斐はある出来でありましょう。
 ドアデッキ周りもまた旧型客車らしいです。凹んだドアの存在感。


 見るからに難度高そうな側面です。
 台車は種車や、或いは他から捻出したTR43でした。枕バネに注視した表現であるのがわかりましょう。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 スハフ42形。
 戦後の標準型客車スハ43系の緩急車。60系鋼体化客車に次いで車掌室を車端部に出したスタイルが特徴でした。無論、シンプルな切妻形状です。


 スハフ43の車端部。テールライトはバー埋め込み。点灯対応は今後の課題でしょうか?片方のみの端面窓が印象的ですね。


 反対サイド。こちらが最後尾になることも多く、テールライト備わります。

 作品の概ねは先のオハ46に準じます。ただ、パーツの割付変更で屋根の取り外し(幕板部からの)に対応。将来のインテリア装備に備えます。

 濃青のシルヘッダと雨樋表現はやはり「正解」ですね。ドアステップ周りの凝った作りも、全体を引き締めます。

 この種の車両に関しては、屋根は45度スロープ以外の解答が現状で、無い。
 コストとかの問題ではなくて、ほんとにそれ以外の表現がないんですよね(笑)。


 おさらいの意味で、オハ46


 オハ46とスハフ42。ドアが変更されています。オハ46(左)が原型。右のスハフ42が更新後の平ドアに。どちらがお好み?

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 マニ37形荷物車は1968年に、ロールパレット用の荷物車として余剰の優等車等から改造されたもの。旧型の荷物車で青塗装のものはマニ37形のみ(マニ36にも青塗装が少数あったとは言われていますが)。パレット積みと行っても側面総開きではありませんから運用が限られた由。主には、都市から地方への新聞輸送用でした。
 そのために一般の荷物輸送が急行荷物列車に集約されたあとでも、客車列車(夜行急行)への併結は多く見られたようです。

 マニ37は種車の違いで幾つかの形状がありますが、これは一番大人しい印象だったスロ51改造車でしょうか? 


 荷物車の特徴を余すことなく再現しています。大きく凹んだ荷物ドア。そこもまた横組で窓表現の凝り方。窓の保護棒はガラス細分化での表現です。

 前後で非対称のスタイルも、何処か改造車という雰囲気。


 荷物車の解結風景。
 客車列車に併結された荷物車・郵便車は別運用のことが多く、主要駅で解結作業が行われることも多かったのでした。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 拙作のEF58(原型大窓庇付)を合わせて。
 紀勢本線の寝台車付き夜行普通列車「はやたま」が思わされるところでありますが、客車の格的にはどこかの「急行」かも知れません?


 「はやたま」というか「南紀」。或いは名無しの普通列車だった時代。紀勢本線の電化完成前はDF50が曳いてた筈。


 この組み合わせも絵になるものです。あの伝説の蒸機牽引急行「日南3号」(1973)も所定はDF50であったのですし。DF50の配置区なら何処でもあった組み合わせ……。え、DD51の方が潰し効くって? 個人的にはDD51よりDF50とDD54の方が好きなんです!

 
 yamatai様のこの国鉄旧型客車(たぶん1970年代なかば〜80年代設定?)。今後も増備が期待されるシリーズ。
 A寝台(オロネ10)やグリーン車(スロ62やスロ54)を入れてより急行列車として格を上げるも良し。もう少し考証古くして食堂車オシ17やオシ16。普通列車色を強めるなら茶色比率を上げてみるのも……? 12系や14系もあわせ技に使えるのもまた美味しいのですよね。
 楽しみ、無限大なのでした。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月07日

【作品紹介】エース君のC57 1。エンジンドライブの特定番号機。

 エース君の量産体制と、それにともなう作品の品質向上は目を見張るばかりです。
(数を造ることに依る「経験値取得」が進んでるともうしますか)
 蒸機作品はこと、顕著な気がします。
 ちなみに、1年前の作品です。C62。
http://legotrain.seesaa.net/article/444094544.html
 これもかなりクオリティ上がってきたと思った作品でありましたが。
 しかし、1年……。




 今作はC57です。動態保存機もありますからお馴染みの形式ですし、そもそも「旅客のC57・貨物のD51」は国鉄蒸機の完成形でもありました。
 些か線が細すぎって評もありますが、整ったスタイルではありましょう。

 ベースは隼氏の作品(C57 180号機)だそうですが、近年の「高ディテール」蒸機作品の流れでもあります。
 
 隼氏作品との大きな違いは給水暖め機をΦ2の円筒で表現していることでしょう(隼氏はΦ1)。国鉄蒸機の給水暖め機はかなり目立つので、7幅であるならこのバランスはベスト? そのまま筒型につけると目立ちすぎるので、埋め込んでいるのも巧いのです。
 あと手すりの追加も印象的です。

 あと隼氏作品ではBBB-XLでしたが、こちらは純正の蒸機大動輪です。純正でも旅客用蒸機らしさは十分に出せるものですね。
(コスト面では、純正が近年入手為難いので、安定供給なBBB-XLの方が割安な可能性もありますけども)

 上手くエース君ご自身の作品にされているんじゃないでしょうか。
 パーツのご都合か、或いは解釈の差異か、ディテールには引き算の要素もありますけどそれはそれで好ましいバランスに繋がっています。



 そして、エース君の作品は特定番号機……1号機モデルでもあります。
 少し前の「やまぐち号」! 鷹取式(長野式とも)の集煙装置も様になっているじゃありませんか。
 復活蒸機=「やまぐち号」の世代には懐かしい姿。出来の良い12系客車が欲しくなるところですね。


 やや角度変えて。
 7幅に対して4幅相当の缶胴というのはC57らしい、線の細さの表現に合ってる!


 真正面より。車体幅と缶胴と給水暖め機のバランスが実に「らしい」。
 デフレクタと缶胴の間の間隙も、今は当たり前になりつつありますね……。

 集煙装置はC57 1に関しては車両限界いっぱいまでの高い位置についておりました。この画像ではその再現もまた分かります。


 前作のC62との並び。
 ぶっとくマッチョなC62と、線の細い美形?なC57の取り合わせは魅力です。

 ナンバーの位置も其々こだわりがあるのが印象的。


 動力系です。他作品同様、自作動力のエンジンドライブ。
 車軸配置は通常に2C1であり、特に特殊な事はしていません。

 炭水車のATS車上子が芸コマです。
 保安装置も重要なディテールですし、時代考証を正確にします。
(無論、その辺を曖昧にするモデリングもありますが)

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 記事を記していたら追加で届いた写真です。
 ランボード高さを1プレート上げて、スカートと連結器にゆとりを与えたそうです。
 元画像では走行性能にやや悪影響ありそうでしたので、必然のある改良でしょう。そして高めのランボード故に動輪も少しばかり大きく見えます。


 同じく。集煙装置付。


 側面より。従輪の位置が後ろすぎるのはやや気になりますが……。
 動力配置上、これは已むを得ず?


 写真アップ。PF-Mモータの配置がかなり後ろ寄りなのですね。
 モータを機体前方に移動すると、従台車周りのディテールも作れるかもしれない……と思いました。


 動態保存機設定ですので、補助重油タンクもあります。
 

 ともあれ、今後の活躍が楽しみなモデルです。

 国鉄蒸機でC51以降も、C51・C52(8200)・C55・C56・C57・C58・C59・C62と揃ってきました。残るはC53・C54・C60・C61……?
 マイナーどころと、超絶メジャープレイヤーが残っている感じですね。C53は自分も狙ってますので(笑)、誰かに先越されないうちに手がけなくては。その前にC55の改良も必要かしらん。近年のレベルアップに合わせたくもなるのですよ。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする