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2017年03月17日

【作品紹介】enquete-art様の「シティ・オブ・デンバー」。一品モノのストリームライナー

 enquete-art様というと、黎明期ストリームライナー作品の数々が印象強い。1930年代〜1950年代。アメリカ鉄道旅客輸送華やかな時代に生まれた華麗な花々。
(その後は一気に衰退してしまうのですが。日本や欧州とは事情がかなり違います)

 左から、

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=497394
 M-10000(1934年)
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=497396
 エアロトレイン(1957年 やや時代が違います)
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=497398
 パイオニア・ゼファー(1934年)

 国内では他に作る方の居ないジャンルです。それだけに印象が際立つ。
 また、本場アメリカのトレインビルダー方もこの種の題材は手がけておりますが、やはりサイズが過度になるか(それはそれでアリですけども)、或いは如何せん納得できない造形だったり。
 身びいきかもしれませんけども、enquete-art様の作品は世界に通用するものと思うのです。
 
 今回は、ユニオン・パシフィック鉄道の「シティ・オブ・デンバー」(M10005/M10006)。
 
 実物に関してはこちらの解説が詳しいです(おすすめ!)
「アメリカ旅客鉄道史+α」>「アメリカの幹線旅客鉄道」>4.流線型列車のさきがけhttp://www.usrail.jp/pt-4dliner.htm#4-4

 1936年に導入された、軽量高速の電気式ディーゼル列車編成。
 先のM10000の改良型であり、1200馬力の動力車が2両で、アルミ製の軽量客車を連ねたものでした。シカゴから西海岸への大陸横断ルートの2泊3日に渡る行程で運用され、当然ながら寝台車や食堂車も含む編成。

 それにしても。
 あの独逸でさえ気動車特急(フリーゲンダー・ハンブルガー等)はせいぜい昼行のビジネス特急用。日本ではキハ43000や満鉄ジテ1に大苦戦していた時代。そこに超長距離の連続高速運転を実現していたアメリカ。
 ……こりゃ、勝てないわ第2次大戦。

 閑話休題。
 この時代のストリームライナーは未だ鉄道会社主体で独自の設計を行っていたもの。M10000/M10006も一品モノといえる編成。

 その後、1940年代半ばから機関車(動力車)も客車も、一気に車両メーカ主体の規格量産型中心となっていきます。無論、その時代もまだまだ鉄道旅客輸送の全盛期であり、メーカ主体の車両に各鉄道会社で「味付け」した列車も魅力的ではありましたが。
(1950年代流行った「ドームカー」も多くはメーカーの規格品です)
 そんな中では、一品モノのストリームライナーも扱いにくい存在となり、製造から17年の1953年には引退してしまったのでした。

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 brickshelfより
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=568961


 実物は動力車2両で、もっと長編成ですが、巧く4両編成に要約。
 動力車。荷物車。寝台車。展望車の編成です。

 ユニオン・パシフィック鉄道の黄色と赤……というのは、今のAmtrakのカラーリング以上に「大陸横断鉄道」を印象付けるものでありましたね。これも、この流線型列車時代に始まったものです。


 強烈な印象の動力車。後世の標準的なディーゼル機関車とはいろいろなところが違います。
 扁平なボンネット。その前頭には左右に別れたグリル。
 スマートな、客車と一体性の強い後部車体。
 そして、ずらりと並んだ細かい丸窓。

 お仕着せにはない、個性の持ち主でした。

 enquete-art様作品ではフロントグリルの表現・処理が巧いです。
 クリップとクリッププレートで付けられた角度。それを階段状に並べて綺麗な流線型を形作る。グリルがあるってことだけで物凄く難度高い形状ですのに、そこを乗り越えてる!
 こうなると、やや惜しいのがボンネット天板部。
 緑色はUP機の良いアクセントなのですが、ここをカーブスロープでもう少しスマートに処理されていたら鬼に金棒でしょう。


 動力車側面。流線型であっても、手すりはディーゼル列車だと良いアクセントになっています。丸い窓はΦ1タイルに依る処理。


 荷物車側面。ドアの意匠が良い感じ。流線型になっても昔の流儀が残ってる感。


 客車(寝台車)。窓上に寝台小窓のあるプルマン式寝台。
 なお、隣の展望車との間は連接構造になっています。


 客車(展望車)。


 最後尾より。流線型展望車は昔のアメリカの列車では欠かし難い存在。
 横組側窓から、カーブウインドウを意識した斜めの窓へのラインが綺麗。


 enquete-art様は日本では数少ないアメリカ形ビルダーですし、選ばれる題材も毎回おおっと唸らされるものです。次のお題も、楽しみにしております。

 そして、自分もいつかアメリカ形デビウしたいなぁ……と思わされるのでした。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月16日

【作品紹介】enquete-art様の 韓国国鉄「特動車」(大統領専用車)。幻の特別車?

 韓国国鉄の特動車(大統領専用気動車編成 2編成)は、長らくその存在がボカされ続けてきた幻の車両です。写真などはなく断片的な情報のみ。
 写真がようやく出回りだし、「何だこれは!」と騒がれだしたのが2012年ころでは無いでしょうか。
(余談ですが、その頃には既に名著「将軍様の鉄道」で、北側の「専用車」についてはそこそこ知られていたという皮肉)

 そのカバのような怪しいスタイル。
 燈火類やらスカート周りなどがどこか名鉄7000系風では有りましたので、日本製という推測はされておりましたが。

 やはり、日本製。1969年の日本車輌製が1編成。本務編成
 1985年に韓国(大宇)でもう1編成増備。こちらは予備編成か?
 2001年に現役を離れ、2014年に博物館入りしています。マニ30もかくやと思わされるタブーのベールもその頃に無くなった模様と。

 どこか怪しい車両を作られてきたenquete-art様さが、この題材にも目をつけられてきました。そういえば、日本国内ので韓国国鉄の車両も珍しい題材ですね。

 brickshelfより(実物の写真もあり)
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=568960


 形容のしがたい特異な顔立ちです。個々のパーツは日本製車両なのですが、その組み合わせで異形がうまれているという。

 その雰囲気を余すことなく。
 ヘッドライトの4灯は半ポッチずらしで。
 フロントグリルはメタリック仕上げ。警戒色の斜めラインも。


 用途が用途ですので、サイドビュウは2両でまちまちです。ルーバーが多いのは電気式の気動車故に。
 横組の小さな窓がベストマッチ。

 屋根肩部分が黄色なのは実物同様です。

 惜しまれるのはスカート処理。1x2系のカーブスロープ使うとかなり円やかになりそうなのですが。その一方、連結部もスカートを省略していないのは芸が細かい。




 サイドより。
 屋根上の無線アンテナが鮮烈な印象です。

 特異な題材の再現となりましたが、1960年代末に日本製車両が入りだして近代化が始まったころの韓国国鉄の車両は、一般的なものも楽しさいっぱい。鮮鉄の流れをくむ軽量客車と、20系流儀のセマウル号(観光号)客車。アメリカンなディーゼル群に、フレンチなゲンコツロコ……。そして103系風の国電や地下鉄電車。

 資料は決して多くはないですが、そのミステリアスさも含めての魅力はありましょう。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月15日

【イベント】火曜オフ名古屋(2月21日)レポ最終回 街篇「ブリックファンタウン 2017!」の如く

 もう1ヶ月近くも前になってしまいました。
 昨今のレゴ界隈の1ヶ月はとても短い。

 思えば、10年前のレゴ趣味界隈……BFT2008の1年ほどまえ、この世界の歩みはとてもとても遅かった。大きな催しなんてほとんど無い。
 
 その頃は、brickshelf観て海外の大型イベントの様子をひたすら羨む。
 今は、その必要さえもなくなってしまいました。隔世の感。

 閑話休題。2月21日の火曜オフ名古屋のメインコンテンツ。きた様・もりりん様
・emo様・dumi様の合作モジュールタウンの記録です。

 前回記事
 鉄道篇1(本命セレクト)
http://legotrain.seesaa.net/article/447554346.html
 鉄道篇2(ボツ写真集)
http://legotrain.seesaa.net/article/447736400.html
 メカ・テクニック・ミリタリ篇「どれも、一味違う」
http://legotrain.seesaa.net/article/447841775.html
 FuJiaXis様のコレクション「旧ミニフィグとホームメーカーフィグ」
http://legotrain.seesaa.net/article/447906018.html
 【実物鉄道?】2月20-22日の名古屋往復備忘録(火曜オフin名古屋関係)
http://legotrain.seesaa.net/article/447710204.html





 よちび様の4幅車。マツダ「魂動」シリーズです。
 異論反論あるかもしれませんけど、今時の車ってノーマルでも格好良くで早そうなんですよね。


 こちらは関東の方のかしら?
 スーパーカー、VWバス、ランチア・ストラトス(4幅モデルは貴重)、スカイライン(の改造車?)


 そしてよちび様のマツダディーラー。
 現代日本的モジュールビルです。黒中心のシックさ。そして「M」マークであったり、「mazda」ロゴの表現の巧みさ。


 肥大化してしまいそうなカーディーラーという建物を、ミニマムなサイズに押さえ込んでいるのも嬉しところです。裏手にサービス工場もあり。


 現代日本風もう一つ。虎吉様の「さらば ハローマック」。
 麒麟さんに駆逐されたライオンさんのお店です(切ない)。ただ、東京靴流通センターも今は消滅してますね。この種の建築、次は「アルペン」でしょうか。


 マイクロモジュール。探偵事務所。32x32を8x8に落とし込む。
 マンティス様?


 意外と看板のように見えて違和感なし?
 右の1階に花屋のビルはきた様? オリジナルは輝きが違いますね。


 初期配置より。
 実は午後にemo様がいらして<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月14日

【作品紹介】フレンズ 春のバスまつり!?(Tamotus様とレゴ5udon様とCT様)/グレイハウンドなバスディーポ(emo様)

 バスの話題です。
(鉄道ファン=公共交通は概ね趣味の対象、です)

 先ずは、今更解説を要さないジャパリバス。
 思えば、「gdgd妖精s」辺りのドマイナー感を想うと、あのCGアニメも大出世したものです。いや内容もCG表現も大進化してるんですけども(すごーい)。

 内容についてはともかく、移動手段として重要なジャパリバスは自動運転の電気自動車と思われます。手動運転も可能なようですが。
 これ、トレーラーバスですけど、手動運転時には牽引二種居るんでしょうか? 
 この種のバスも後部車体にも駆動装置があるものや、後部車体が切り離し不可のもの(今の連接バスの殆どはこれ)は牽引免許は要らないんですよね。でもジャパリバスは後部車体に動力は無さそうですし、切り離しもできます。
 でもまぁ、施設構内用なら牽引免許はいらないのか。

 閑話休題。
 レゴ界隈でも早速作品が幾つか現れてます。


 Tamotsu様の製作中作品。トラクタ部分の完成。
 というか、レゴ4幅車界隈では巷間で話題になる数週間前に「けものフレンズ」の魅力が説かれており、その伝道者こそがtamotsu様だったのでした(笑)。

 お陰で話題に乗り遅れずに済んだ次第。

 作品はスタンダードな4幅車文脈です。でもジャパリバスらしい特徴をすべて抑える。耳の表現がなるほど、って感じ。トレーラ部分も期待膨らみますね。


 レゴ5udon様の作品。ミニサイズの方。
 フィグスケールではなくマイクロスケール?ですが、客室トレーラ部分の横組が綺麗。車体裾の丸みもコダワリ。

 トラクタ部分もまた違った個性を。ボス(ラッキービースト)の表現が面白いのです。


 もう一つ。ラージサイズ作品。
 当初電動化を目論んだそうですが(!)、ディスプレイモデルでの落成です。

 造形はリアル精細で大胆。2017年なレゴのトレンドを全て取り込んだような作風と言えましょうか。フェンダー部分の「斜め」には恐れ入りました。作中の戯画的な雰囲気を強調しています。ボンネット鼻先の1/4円タイルもトレンディ。
 

 トレーラ部分も斜めフェンダー。これ、ジャパリバスに限らず大きめ車モデルの造形変えうる発明ですよ?
 屋根のウネウネラインも再現。
 車体側面のロゴも、アズール系のトーンで再現。


 オープンデッキも。手すりの柱の位置の調整が芸コマです。
 飾り屋根の支柱表現も。

 8幅というアドバンテージをフルに使い切っておりますね。


 こちらは9話「ゆきやまちほー」の再現モデル。
 オプションの補助キャタピラ付き。



 ミニスケールではCT様の作品もあります。野外撮影が素敵ですね。じゃんぐるちほーな雰囲気ばっちり。マスコット的作品としての可愛らしさ。

 すがたかたちも十人十色だからこそ惹かれあう作品たちなのでした。

 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 
 バスの話題と言いますと。


 emo様の題材が面白い!
 アメリカのグレイハウンドなバスディーポを意識した作品とのこと。雰囲気、濃厚に伝わっておりますよ!
 8年前のアメリカ旅行のときのこと、思い出されます。
(まぁ、アメリカの高速バスは……色んな意味でディープな乗り物でしたが。でも1度乗っておいたのは良い経験でした。見えないものが見えてきた感じ)

 ネガティヴな話はともかく。
 アールデコでちょっと未来志向な建物のデザインが伝わってきますね。如何にも!な感じがします。


 モジュールビル規格で32x32を2枚分とのこと。
 BUSの文字が苦労されたとか。でもレゴで書かれた文字は作品の精細感をぐっとあげます。
 給水タンクや空調など、屋根上のリアルティも嬉しい。


 全景。右手がバスのりば。バスの色も含めて統一感があります。


 待合室入り口。中も作りこんであるのでしょうか?


 切符売り場。カウンターの表現が巧いです。内部も見える。


 公衆電話に郵便ポスト。新聞スタンド。世界観を盛り上げる小物たち。


 さて。アメリカの長距離バスも、もうちょっと空いている時期や便で、また治安の良さそうなバスディーポの発着だったら印象も変わったのかも知れません。

 でもemo様の作品はレゴシティ(警察が主な産業で治安激悪)じゃなくて、平和そうなモジュールビル系の世界観です。
 治安の良い、佳き時代のバスディーポなのでありましょう。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月13日

【昔のレゴ】火曜レゴオフin名古屋での、FuJiaXis様のコレクション 旧ミニフィグとホームメーカーフィグの世界

 2月21日の火曜レゴオフin名古屋。どえれりゃーものを拝見してしまいました。
 FuJiaXis様の1970年代レゴの未開封品コレクションです。

前回記事
 鉄道篇1(本命セレクト)
http://legotrain.seesaa.net/article/447554346.html
 鉄道篇2(ボツ写真集)
http://legotrain.seesaa.net/article/447736400.html
 メカ・テクニック・ミリタリ篇「どれも、一味違う」
http://legotrain.seesaa.net/article/447841775.html


 消防車 #693。1975年。これのみ開封組み立て済。
 右は#660 同じく1975年。

 どちらも大昔、持っていました。母が買ってきて呉れたときのことを今でも覚えています。時期的には販売から数年後でしたので、当時の商品サイクルは今よりも長かったのでしょう(まぁ今もCityで定番化すると数年供給続くことはありますけども)

 693のクラシックな消防車の造形は今見ると惹かれます。キャノピーの処理が実に良い! でも当時は「小さな人形」が3体も含まれることと、後部のドアに感動してました。そしてボールジョイント。こうした部品は全て1つ1つが宝物だったのですね。

 660はトレーラーが魅力的でした。一体成型ゆうな!


 大昔持っていたセットに、ン十年ぶりの、記念撮影です。

 自分のシグフィグはスカートの表現に旧ミニフィグの脚を使ってますが、この世代のレゴへのレスペクトも含まれるのですよ?


 先の660と、692(1975)と694(1975)。
 692は同じ社宅の仲間が持っていました。1輪のタイヤと工事の標識が羨ましかったのです。なんであれ、旧ミニフィグは当時は全く違和感なく、世界を広げるものとして好ましく思えていたのです。顔や腕の省略さえ、記号的でどこか大人っぽく思えたほど。

 694はカタログ見て憧れていました。普通のトレーラートラック。手持ち部品で似たようなものを作ろうとかしてましたね。


 

 そして、LEGOLANDシリーズの、おしゃれなボックス。
 アートとしても成立するボックスであると思います。そのまま、部屋に飾っておきたい。

 1978年以降のボックスからは、この格調が薄れていったような気がします。
 商品のイラストが含まれるのも面白い。
 なお、裏面は組み換え作例ではなく、商品のイメージ画像です。


 659。1975年。サイドカーの付いた白バイ。
 白バイとポリスバンのセットは今のCityにもありそうな……。

 右の210は1976年。
 所謂ホームメーカーフィグのセットです。このタイプのフィグは1974年から1982年までの採用でした。ただ、1978年の現ミニフィグの登場後は一気に廃れてしまいました。

 今見ると、味のあるものです。体をブロックで作るのも自由度高い。
 しかし当時は、如何にも古臭くみえて苦手なフィグでした。幸いにも親や祖母がこれを買ってきて「コレジャナイ!」って泣き叫ぶことはありませんでしたね(笑)。


 212(1976年)と、213(1977年)。
 
 212のスクーターベスパ風。ヘッドライトをボールジョイント雌で見立てる。すごい荒業です(微妙に褒めてない)。ただ後席の女の子がちょっと可愛い。
 213の飛行機用ヘッドギア、何とこのセットのみの特殊部品だったのでした(驚)。

 箱そのものはお洒落ですね。
 やはり、今の観点だとインテリアになりえます。


 254(1975年)と255(1975年)。
 この辺は当時、日本では「レゴファミリー」とか称されてました。

 254の乳母車は今見ると良い造形です。
 255は動物いっぱい。

 素朴でベーシックな造形は二回りくらいして独自の味を放つ。


 254や255の側面でも気が付かれたとおもいますが、この時代のこのシリーズから箱裏・箱横の組み換え作例の掲載が始まります。
 大胆で自由な組み換え前提。

 今でいうところの「Classic」でしょうか。
 Creatorというには対象年齢設定が低いと思いますので。


 真ん中の253は1975年。やはり組み換えができそうなベーシックなパーツでの構成です。撮り損ねましたが箱横は水上機組み換えかしら?


 さて、ちょっと気になるのは価格シール。
 当時の国内定価が分かりませんが……。この数字を信じる限り、すごく高価なものだったのですね……。ただ、当時の印象からいうとレゴは明らかに他のおもちゃ……損耗して何処かになくしてしまうようなものとは違い、良質で「ずっと保つもの」でした。これは3つの子供でもわかることだったのですよ。

(価格シールはドライヤーで暖めると剥がれやすくなります。蛇足ですが)
 
 ともあれ。FuJiaXis様のコレクションは貴重なものです。
 未開封のままで置いていてほしいなと思う反面、箱を開けて組んでみないと見えないものもあります。自分なら未開封品はキープして、組んで遊ぶ用はbricklinkなどでジャンクや部品単位で集めて何とかするという策を考えたりはしますが、新品未開封からの組み立てというのは、また別の価値とか意義があるのですよね。

 悩みそうです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔のレゴ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】天晴! yamatai様の阪急9000系電車(CAD)

 CADながら天晴! と思う作品です。
 というのは、自分も阪急9300系電車を2014年に制作しているから。
http://legotrain.seesaa.net/article/398794769.html


 なんというか、今見ると荒がとても気になる。おかげで最近は事実上休車中。
 当時なりに努力した作ではあるのですけども。


 阪急9000系は2006年より導入された神戸線・宝塚線用の汎用車両。
 京都線9300系(2003年)の神宝線バージョンといえば良いでしょう。

 日立製作所製の阪急電車としては初仕事となるがため、気合の入ったデザインが印象的なグループでした。大きな前面窓、流動感ある丸み。飾り屋根。
 その後の1000系(2014年)は四角っぽく、窓も小さめ。やや現実的な方向にシフトしています。阪急の伝統という意味では1000系の方向のほうが正統ではあるのでしょうが。
 個人的な好みとしては9000/9300系のほうが好きです。


 yamatai様の作品です。
 CADですが、特に制作上問題になるところは見当たりません。前面の角度つけは高価・希少な新茶のヒンジを避けて、スカート部でヒンジ入れてるところは芸コマ!

 前面は拙作の2x3窓に対して、4幅分での横組みです。どちらがよいのやら(笑)。角度はもう少し急な方がイメージに近い? ヒンジ故に調整は平易に出来ますね。
 スカートはややゴツい印象ですかも。
 
 注目すべきは飾り屋根の処理。
 拙作では省略してしまった、下屋根と飾り屋根の間に、普通の屋根が見えている部分が再現され、作品に精密感を与えています。
 前頭部とのつながりもカーブスロープで綺麗に。


 側面。全長30ポッチ。拘ったと聞きますのは、側窓と側ドア窓の高さが微妙に揃わないところ……だそうです。ドア窓部は3ポッチ分(7.5プレート分)高さ。通常の窓は7ポッチ分ですから。
 ドア幅そのものは近年多い、2ポチ幅ですね。3-4ドアの電車の場合はこれが正解なのかもしれません。

 側窓は横組に対して、上下1プレート分づつの追加で成立。横組みを入れることで窓ピラーの表現も合わせて。
 応用で9300系の方も考えてしまいました。4幅分を横組みして、うち3幅分を側窓に充てると9300系の大きな窓っぽく見える……?


 いろいろ、考え直しを迫られるのです。
 自分も9000/9300系、大きくリメイクする必要ありそうですね
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月12日

【作品紹介】アイン様の200系H編成完成。シャークノーズ!ダブルデッカー!!

 先方の記事「レゴ200系新幹線完成!!」
http://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40278072.html
 前回記事
http://legotrain.seesaa.net/article/447487115.html

 前回記事(2月28日)より。先頭車221形。
 既に完成度は高いのですが、側窓周りにやや違和感がありました。


 今回は、車体の上下方向の寸法割を改良!
 窓の周囲の塗り分けを上下とも省略。そして窓下ストライプを1プレート持ち上げる。
 これだけで窓が小さく締まった印象に大変化。幕板の妙な広さや、腰板の妙なボリューム感という200系の印象が伝わってきます。

 これで、独自のシャークノーズや、100系とは別印象の「雪国仕様」なスカート周りも際立ってくるというものです。

 台車周りにはスカートを追加。スマートさと重厚さ(200系には重要☆)を与えていましょう。

 ここまで来ると惜しいというか画竜点睛を欠いてると思うのは、前頭部スカートから台車スカートの間の間隙ですね。台車スカートをここだけ1x8タイル(か、1x2系カーブスロープなどでの長さ8表現。Mugen氏同様の)にしたら、隙間も埋まるでしょうか。更に魅力は増すことでしょう。


 今回お見えの中間車。226形か。
 中間車基準で全長は30ポッチです。この車両が動力車。2Mに見えますが、前後の台車の仕様を揃えて見た目に考慮したもので、どうも1Mのようです。PFなら6両編成はぎりぎり走りますからこれで大丈夫なのでしょう。ウチの100系も6両で1Mですから。

 交差式パンタは苦労されたとのことですが、アーム省略のない綺麗なものです。
 旧タイプのヒンジレバーをベースに使っているのですね。なるほど! 周囲の碍子も良い効果。 

 車体では200系の特徴であった雪切室のグリルが格好いい!
 幕板を締める、「指定席/自由席」の表示機も見逃せません。後期0系から200系で意外と目立つ特徴でしたね。


 221+226。
 実は横組みパネル窓は新幹線には大きすぎ? という拙作(100系及び922形)にも共通する懸念があったのですが、窓の上下の塗分処理次第で「どうにでも見せられる」ことが判明したのは大きいと言えましょう。
 ウチも何時か200系つくるなら、この仕様にしたいです。
(でも、その前に0系のピンストライプ入りのを造ってみたいです(笑))

 妄想はともかく……。


 249形。2階がグリーン。1階がグリーン個室と普通個室という車でした。
 ボリューミーな車体と、大きな窓が鮮烈です。

 1階の窓寸法・表現で迷いがあったそうですが、これで正解な気がします。


 こちらは248形。2階グリーン。1階がカフェテリア。カフェテリア部の窓の小ささがそれらしい。車端に業務用室も。

 200系のダブルデッカー車は希少なものでしたが、その経験がE1やE4 MAXに活かされることになったのでしょう( つまり、レゴ的にも、応用できそうですよね?)。

 個人的に100系と200系のダブルデッカーグリーンはついぞ乗車の機会得られませんでしたが、E1では3度ほど乗車。新幹線で目線が高いという経験は気持ち良いものでした。

 新幹線のダブルデッカー、今はE4が孤塁を守っています。いつまでも頑張って欲しいものです。


 編成で。2階建て2両組込16両貫通のH編成。僅かに6編成しか無いエリート。
 レゴ的には6両での再現ですが、これでも相当なボリュームになります。

 制作、お疲れ様でした。
 池袋の鉄道模型芸術祭で拝見するのを楽しみにしております! 無論、ウチの100系も並べば気分は20年前の東京駅! 思えば昔になってしまいました。


 含みもたせた変則編成。H編成組成当時の2階建て1両のみ13連。
 この時代のH6は両端先頭車がシャークノーズの2000代・200代ではなくて、丸顔の通常200系にピンストライプ入りだったのは知られているところです。

 丸顔の200系も、実現なるか?
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月11日

【イベント】2月21日 火曜レゴオフ名古屋 メカ・テクニック・ミリタリ篇「どれも、一味違う」

 前回記事
 鉄道篇1(本命セレクト)
http://legotrain.seesaa.net/article/447554346.html
 鉄道篇2(ボツ写真集)
http://legotrain.seesaa.net/article/447736400.html

 遅記事失礼。
 記事が遅れる中、この「火曜レゴオフ名古屋」は8月1日に第二回が早くも決定してしまいました。
 ただ、出展側のご都合で流石に2月21日にメインになった大規模な街系+鉄道系展示は難しいようです。

 しかし。何の心配も要らないのでした。
 それ以外のジャンルも尋常のレゴオフ会としてはかなりの濃さ・クオリティでしたから! 


 先ずはお米さんのプロッター。
 マインドストーム仕掛けで実際に文字を書く。以前 吉祥寺のオフ会で拝見したときは稼働できなかったものの、今日は準備万端です。


 純正品以外は紙とボールペンだけですね。
 テクニックとして相当な大型作品であるのも注目されましょう。


 うぃーんうぃーんがちゃがちゃ。


 「LEGO」書き上がると、思わず笑顔も漏れる。


 心臓部。精密機械がよく見慣れた部品で作られていることに不思議さ感じます。
 プーリーの移動レールに、ブロックの角を使ってるのに注目です。この発想はよく出てきたものですね。

 ありがちな言葉ですが、レゴに出来ないものはない!です。


 テクニック方面で印象の残ったもう一つ。
 虎吉様のミニマムサイズのRCカーユニット。

 実用上最小限のサイズに、電池boxと受光ユニット、サーボモーター、駆動用モータを実装してしまってる。実用の美。機能の美!

 実際に操作させて頂きましたが、快調で運転しやすいものでした。この規格の市販って無理なのかなぁ……。

 無論、この大きさです。
 10000番台のミニクーパー辺りに組み込めそうですね。テクニックパネルでミニやチンクエチェント系のボディを造ってあげても似合いますかも。


 RCというと。もりりん様のドリパケナノ戦車。
 キャタピラはダミーという割切がものすごく潔いです。高速でドリフトする挙動はまさに「戦車道」。大洗のジオラマで暴れてみたくなりますね。

 さて。写真でハイライトしたのはレゴ4幅車界隈ではすっかりお馴染みのプロポ。その「LOW/HIGH」の切り替え、なんで皆さんその切替の存在を私に<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月10日

【イベント告知】2017年前半レゴオフレゴ展示纏め/3月25-26日 鉄道模型芸術祭の持込参加について/4月2日 宇奈月温泉会館セレネ/4月23日ジオラマをつなげよう 高田馬場/他


 先ずは2週間後に差し迫った、池袋の鉄道模型芸術祭の情報より。
 以下で作品募集いたします。

・鉄道車両
 最大8幅程度。6-8両くらいまで。PF・9V共に可能です。
(ただし、JAMほど置き場が広くありません。最大3編成程度で検討ください。置き場がない場合、テーブル下に収容してもらうこと了承ください)

・建築(一般)
 モジュールビルサイズが上限です。モジュールビルで6棟程度。小さなものは10軒以上可能です。
 洋風和風問いません。市販品ではないリッチな街ができると理想です。
 なお、原則として3月24日の設営日か3月25日午前中に持参されること。3月26日の夕方に取りに来られることが前提となります。送付参加も一応、可能です。

・建築(鉄道系)
 小規模駅。信号所。線路脇アクセサリなど。
 大きな規模の物は応相談です(早めに連絡願います)。

 以上希望の方は必ずメールフォームへの連絡お願いします。持ち込みは当日ですと対応できない可能性がございます。
(すでに参加意思伝えられている方は不要です)

 鉄道模型芸術祭の情報はこちらより。
http://tetsudomokei.jp/
 池袋駅前「東京芸術劇場」3月25日 10-18時/3月26日 10-17時 (設営3月24日)
 レゴトレインの展示は地下ホールとなります。ここは開放空間ですので入場料は不要です(ただし、他展示はレベルが高いので鑑賞・見学をお勧めします!)。
 なお、3月25日 26日とも近隣での二次会(サイゼなう!)を予定しております。


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<新規情報>
 4月2日[日] セレネ鉄道フェア2017(宇奈月温泉 富山)
https://twitter.com/kurotetsu_lego/status/835075906829836288
 4/2(日)、富山県黒部市宇奈月温泉の宇奈月国際会館セレネさんで開催される「セレネ鉄道フェア2017」にて、レゴトレイン展示を実施いたします。
 ご参加していただけるレゴラーさんを募集中です。参加可能な方、ぜひリプ等でご連絡下さい。(建物、車作品もぜひ)
 とのこと。rokuchakuma氏が毎年仕切って参加されていたものに、今年は嵯峨氏も加わって大幅パワーアップの模様です。
 今年は福井からあの方の参加も参加されるようですし、あと関東からも大物持って参加の方もおられる模様(ビックリするような大形ジオラマ?)。遠来の価値のある展示になりそうです。関山が参加できないのが残念……。
(なお、参加希望の方いらしたら伝言いたします)

<新規情報>
 4月23日[日]レゴオフ会 ジオラマをつなげよう 高田馬場(東京)
http://twipla.jp/events/230877
http://jokerxxxlego.blog.fc2.com/
 4/23に高田馬場でレゴオフ会をやる予定です。
 テーマは、レールを組み込んだジオラマをつなげてトレインを走らせようというものです。
 4/23(日)900〜1840/場所:新宿コズミックスポーツセンター
 参加費無料。定員15名程度。年齢高校生から。

 主催はJOKER様。関山は参加。レールなどの支援を行わせていただきます。
 ジオラマと云っても難しく考えず、モジュールビルやCreatorの建物並べる程度で考えても良いかもしれません。意欲的な催しゆえ、もう少し参加表明があればと思う次第です。

 なお、特に制限はされていませんので街系以外(宇宙・軍事・メカなど)も面白いんじゃないでしょうか。
(辻堂での湘南ブリックパークでの、ジャンルクロスオーバーのイメージで宜しいでしょうか?)

<新規情報>
 5月3日/5月4日 ホットミニフィグライズ2017(群馬)
http://4widelegocars.blog.fc2.com/blog-entry-792.html
 Tamotsu様主催の群馬レゴオフが、今年は装い改め、「ホットミニフィグライズ2017」となりました。これまでの総合レゴオフではなく、4幅車のオンリーイベントとなります。しかし、テーマを絞り込んだ分、より大規模本格的なものに。
 群馬はもはや4幅車の聖地となりましたね!

 公式参加には事前エントリが必要ですのでご注意ください。かなり集まりが良いらしいので、早めのエントリ表明お勧めします。

 なお、送付参加も可能です(関山は送付参加予定です)。


<新規情報>
 8月1日[火]火曜レゴオフ 第2回 名古屋
http://twipla.jp/events/247238
 2月に好評であった名古屋での平日オフ会。早くも2回めが決定!
 モジュールビル系展示は今回は難しいようですが、平日とはいえ、夏休み中ではありますので若手のミリタリー系など盛り上がるんじゃないかと予想です。
 関山参加は未定です。微妙に忙しい時期と思われますので……。


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 4月1日[土] 第三回豊中レゴオフ(大阪府)
http://twipla.jp/events/241490
 関西では珍しい、一般参加のフリーテーマオフ会です。
 是非、盛り上げてください。会場は豊中市です。

 春休み期間中・青春18きっぷ使える期間です。
 1月の梅小路のように、遠来の参加も増えてほしいと願う次第。旅のし易い季節でもありますし。観光も兼ねて。


 なお、配置図も出ています。たっぷり作品並べられるチャンスです!
 関山も参加したいのですが……。他がバッティングして参加不可です申し訳ございません。


 4月9日[日] 横浜市立大学レゴサークル 展示会(仮)

 注目すべき、関東での新たな流れです! 大学サークル主催の一般オフ会です。
 参加表明はもうしばらくお待ち下さい。
 会場は横浜市立大キャンパス(金沢八景駅前)となります。
 →関山は参加、協力方針です。お楽しみに!


 6月10日-11日 ジャパンブリックフェスト 2017

 なお、参加表明にTwitterアカウントが求められるケースがありますが、多くの場合は「代行」可能です。関山に連絡ください。


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 以下は参加はできませんが、告知です。

 3月18日(土) あおなみLEGOトレイン運転会 最終回!(名古屋)
http://twipla.jp/events/242154
 参加締め切り済ですが、見学は可能です。
 継続して1年半毎月のイベント開催というスタイル。毎月毎回ゲストに恵まれ、毛色が違うものの(いや毎回の個性がこそが楽しかった! ガチ鉄有り、萌ミリな回もあり)、何時も賑やかな催しでしたね。

 最後まで「ご安全に!」。
 

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 新年度、4月もイベントでいっぱいですね。
 関山は4月9日金沢八景、4月23日高田馬場と連戦いたします。非参加が4月1日豊中・4月2日宇奈月ですが……あぁ申し訳ない。
 ただし、4月上旬に「別に」良いことあるかもしれません。関山はそっちへ支援に行きます。まだお話は出せませんが……(お察しください)。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする