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2017年06月06日

【作品紹介】クロック様のEF66 100番台。スマートさと力強さの、二重奏♪♪

 EF66形の100番台は1989-91年に、14年ぶりの増備機として33両が製造されたもの
 EF200形以前の時代ですので、無論当時の最高出力機。

 前面は角ばってた基本番台とは違い、大きな丸みを帯びたスマートなものに。力と速さに新たな魅力を追加したのです。

 ところで、基本番台の造形は1966年のEF90形に始まるもの。
 そして1990年の100番台。自動車で言うなら
「同じ車種の1966年モデルと、1990年モデルの差異」
 を思わせるデザインの変遷ではありますね。自動車と違って鉄道車両はライフサイクル長いので、この両モデルが第一線でも併存しちゃったりするのは違いですが。



 以前、前頭部のみを軽く紹介しましたが、その地点で期待を膨らませてくれたモデルでした。遂に、1両まるごとが完成です。

 1幅広がることの表現力を使い切ってる、素晴らしい造形!

 上に窄まった車体断面形状。6幅のキャノピーも程よくオフセット。
 横に組んだライトケース周り。

 十分な腰の高さを持ち、それが力強さに直結する足回り。

 その上に、魅力的なディテール部品。センターピラーは外付け表現。窓下の手すりも兼ねるもので、最密度を上げています。
(この表現、他題材にも応用できるものでしょう。平凡なキャノピー部品が化けてます)
 変形フィグアーム使った解放テコ周りも堪りません。

 EF66 100もそうですし後世のJR電機群。はたまた昨今の欧州系電機もそうですが、スマートな車体と、「機関車」であるが故のゴツさに繋がる要素の共存って魅力ですし、モデル化にあたっては意識したい部分でしょう。


 側面。全長38ポッチ。
 フルスケールの6-7幅くらいの客貨車がとても似合いそうです。

 窓数も省略なし。ただ、ルーバー部分は省略です。この題材においては省略も一つの手段に思えてきますね。下手な表現だと、全体の魅力をスポイルしてしまいますから。
(1x2のグリルブロックだと、側面がせせこましく見えるリスクがあるように思えます)

 乗務員ドアも上半分が斜めに(!)。その横にはステップも。

 足回りは中間台車を、片方の台車に連結しての表現です。
 連結していない側は、視覚的に隙間埋めしてるのが嬉しい配慮。

 やや惜しまれるのは、台車枠の表現が無いこと。7幅なら車体からのはみ出しなしに台車枠を盛ることもできましょう。
 また、高い床面で電気機関車らしさのアピールが出来ておりますが、台車と車体の間隙がやや気になります。台車枠作る際に、何らかのパーツ埋めること出来たら鬼に金棒でしょうね。

 なお、スカート前後の隙間は致し方ないと思います(台車マウントのスカートはカーブで大きく振れるため)。
 このスカート形状が好ましいので、下手に弄るのは作品の魅力を殺いでしまいましょう。


 その、カーブ通過の様子。
 台車マウントのスカートが左右に振れるのはやむを得ないのですね。でも、形状優先です。斜めの美形は譲れません。
 そして、性能優先でも。連結器は車体マウントよりも台車マウントの方が安定・安全なのです。
 
 それにしても、カーブに佇むその姿も美しく、力強い。


 キャブ周り。
 7幅に対する、各部オフセットの加減がよく分かりましょう。
 「斜め」とオフセットの使いわけも巧いと思うのです。

 力強さとスマートさの二重奏。
 電気機関車のモデリングの可能性を広める1作でありましょう。




 魅力もより伝わる、走行動画です。「大先輩」ED11を従えているのも感慨深いのですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月05日

【作品紹介】ルビー様の北越急行 HK100形電車。小さいけど、濃い!

 ルビー様は、スケールは固定されていないようで題材によって柔軟に使い分けされているようですね。今度のHK100形は6幅のレゴトレインスケール、全長も26ポッチですから小柄な部類でしょうか。

 でも、小さい中にぎっちり魅力を詰め込む。
 大きなモデルとも違った良さがあります。


 北越急行HK100形電車は1997年のほくほく線開業に合わせて用意された一般型電車。2ドアの両運転台という、なかなか魅力的なスタイルの地方向け車両。

 地味に見えて、特急街道だったほくほく線で高速列車から逃げ切れる「脚」を持つ俊足な白ウサギであったのでした。
 そして、特急群の去ったほくほく線では却って俊足を活かす機会も。超快速はその最たるもの。

 ルビー様のモデルは、リニューアル工事(2010年頃)を受けた後の今の姿、実は帯が簡略化され若干レゴ向けの姿に?
 青帯はグラデを、ミディアムブルーで再現しています。これがまた効果的!
 複雑な乗務員ドアの表現も見逃せません。ただ客用ドアに沓摺の表現はほしいところですが……。

 前面はヘッドライトを、4070ヘッドライトブロックの底面使用で再現。角ライトの表現としてベターなものの一つでしょう。良い表情になっています。
 6幅ゆえサイドに見えてしまうのですが、その違和感はありません。

 それよりは、すっきり無理なく仕上がってることが、この題材にはふさわしく思えます。
 スカートも小柄な感じが出てる。キュッと締まって小粋にさえ見えてきましょう。

 単行でも成立する題材ですし、それこそ嘗ての特急街道の名脇役としての活躍もできましょう。でも、もう1両あると楽しいかな……とも思ったり。またイベント車という別バージョンの楽しみもある題材ですよね。


 芝桜と。なかなか素敵なジオラマ写真。
 
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2017年06月04日

【建築作品】JBF2017京阪神テーマ用「宝塚ホテル旧館」製作中

 JBF合わせです。今回は京阪神テーマ、とのことで何かそれっぽいもの作れないか?
 どうにもパッと来ない。些か、範囲が広すぎる感が否めない。

 また著名すぎるランドマークは「サイズ的に手頃ではない」という問題があります。縮小すればよいのですけど、それにもセンスを要します。自分には無理。

 しかし、ふとしたきっかけで嘗て身近だった場所を思い出す。

 京阪神からはやや外れますが、いわゆる「阪急文化圏」の象徴であり、阪神間モダニズムの聖地でもある宝塚ホテル旧館。

 宝塚には親戚多く、その会食会合等でこのホテルは定番でした。
 あれこれ思い出も多い場所故に、調べだしたらモチベーションも加速します。

 先ず、旧館という範囲の特定。
 宝塚ホテルは、はっきり申せば増改築キメラ状態ですから(笑)。その過程で意外と旧館も大きいことはわかりましたが(地上5階)、しかし、2フロアをミニフィグスケール1フロアに纏めて、3階建てに割り切れば製作可能であること判明。
 寸法も、モジュールビルサイズに圧縮が出来そうです。それも大きくイメージは崩さずに。

 空かさず、荒く手書きの図で設計。
 パーツは念のため、多め発注(但し、廉価な中古を)。

 幸いにも部品が間に合い、荒い設計故に殆ど現物合わせで。でも、これが楽しいのですよ! 実にパーツ弄ってるときが一番思考は活性化しますから。

 ここまで出来ました。
 外見ドンガラ。内装は準備工事(真ん中での分割式)。


 予定より寸法が膨らんでしまうのはよくあることです。
 32x48のモジュールビルのx1.5サイズに。

 こだわったのは「三角の破風とその装飾」
 「屋根についた装飾性の高い窓」
 そして向かって右手に見える「逆台形の窓」

 他は意外とシンプルな形状の建物です。それ故に、壁面の凹凸部分は1ポッチ分に誇張して古典的なメリハリ付けてみました。

 設定時代は……新館のたつ1960年代以前。
 ただ、戦前の地点ですでにペントハウスなど増築されまくってるんですよね。その辺の後付部分はオミットした状態としました。


 ミニフィグスケールの建築ではありますが、窓を小さく、そして沢山並べることで擬似的に大きく見せる狙いはあります。


 破風の装飾は、バイオニクル系部品使ってみました。
 拙作では初めての、バイオニクル作品ですよ?(ニクラーの方ごめんなさい)。


 角度変えて。未完成部分もちらちら(苦笑)。
 屋根の色は、下手にランダムに濃淡を混ぜると斑になる。これは非常に見苦しかったので、45度部分は濃赤中心に赤を「挿し色」。33度部分は赤中心に、濃赤を挿し色にしています。
 挿し色無しでどっちかの色に統一するのは安全ではありますが……。、


 このアングルが、一番現在の「宝塚ホテル旧館」としてお馴染みかもしれません。

 久々の建築作品でしたが、鉄道車両とは違う楽しさ。
 大量のパーツ消費ではありますけど、大きめの柱系部品で豪快に組んできますから、ストレスも溜まらずコストも控え目にもなります。

 完成まで、あともう少し……。
(いや、内装までは今回は作りませんが。作り込むと大変なことになってしまいそうですから……でも、何時かは)
 
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2017年06月03日

【作品紹介】端正! アイン様の185系 4両編成完成。並びのバリエーションも。


 
先方の記事です(完成篇)
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40361418.html
 (並び撮影篇)
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40361410.html

 前回記事「アイン様の185系製作中 最後の国鉄特急形の「最新スタイル」?」


 2週間ほど前に制作中とお伝えしたばかりの、アイン様の185系が完成しています。

 2017年のクオリティであり、そして185系(117系)の顔が嘗ての157系の系譜であること物語る、あの立体的になった前面造形は前回記事で記した通り。ガラスの稜線に、下半部の絶妙な後退角。そして横組の側面。


 極めて、端正な印象。
 185系の魅力に再度気が付かせてくれるモデルです。

 ほんと、デビウ当時は画期的で、かっこよい最新型だったのですよ。
 今は……特急料金払うのは勿体なく、MLながらの通し乗車はキツい車ですが(苦笑)。ライナーなら適切な感じがしますけども。

 閑話休題。
 前回記事では、未だツメの甘い印象のあった側面の「斜めライン」は幅を広げ、かつ角度の調整することで「決定稿」になっていますね。

 屋根は屋根肩部をタイル、真ん中をポッチ出することで緩やかな傾斜の疑似表現です。この表現は広範に使えそうです。


 前面の、後退角の付け方。ヒンジではなかったのですね。
 ブロックのずらしというか、半バメで成立しています。この角度が、この作品のキモでありましょう。
 賑やかなシャンパ線も印象的。


 サロ185。帯の処理、純粋に1段ずつのずらしではなく、真ん中の窓にかかる部分で微修正が入っているのが分かりましょう。サロの側窓は1個づつ独立したもの。車掌室窓の仕様を変えているのも効果的。


 モハ184。窓のピラーに入る斜め帯が精細感を盛り上げています。
 やはり、戸袋窓は仕様違いです。

 窓柱の幅を変えることで、開閉可能な連窓の表現にしています。
 

 ライトは、社外品ライトブロックでの点灯です。コンパクトな独立電源は一番使いやすいのですね。

 手間のかかる作品ゆえ、4両編成に留めるとのことですが、実物もまた伊豆箱根鉄道駿豆線では5両編成で走っていますし、嘗ては沼津〜小田原間の5連普通なんていうのもあったのです(うろおぼえ)。短編成でも様になる電車でしょう。

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 あとはお楽しみ、並び写真です。

 E231系との並び。これは今の東海道線東京口の「日常」となりました。
 しかし、やっと185系も置き換え話が出てきていますから、それほど長くは続かないのかもしれません。


 113系と。この時代が凄く長かった印象なのです。185系と湘南色は似合うのですね。
(185系自体も湘南色まとったことがありましたが)

 余談ですが、185系はデビウ当時は153系との並びはおろか、混結運用さえ<<続きを読む>>
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【作品紹介】うしがえる(R)様のED11形電気機関車。8幅。基本造形の良さ。

 ED11形は1923年に2両が輸入された電気機関車。米ゼネラルエレクトリック/アメリカン・ロコモティブ製造。スタイルは完全なる古典的アメリカン。あちらの電化区間やインタアーバンで見られるものの縮小・狭軌版ですね。
 車体は同型のED14形も4両輸入されていますが、足回りは完全に別物です。

 1960年に1両が西武鉄道に譲渡、E61に。
 残る1両は1976年まで浜松工場入換機として残存。
 両者とも静態保存されています。今も動態保存されるED14共々、極めて幸運な機関車と言えましょう。


 うしがえる(R)様の作品は「リニア・鉄道館」に保存されている2号機モデル。

 8幅の大型モデル。ざっくりとですが、雰囲気は掴まれておりますね。
 前面の手すりがデッキ側・車体側とも効果的で、また密度を高めています。

 電気機関車らしく、床面が高いのも良い感じ。
 パンタのスリ板の幅の広さも、輸入電機らしいのです。


 フロントアップ。
 この機関車はこうして見上げる感じが特にしっくり来ます。保存機(博物館や機関区内)だと見上げることが多いからかもしれません。

 台車は軽快な、ED11らしさを感じさせるものです。もう少しパーツ追加できたら更に化けてきましょう。
 床下、茶色のエアタンクがいい味ですね。

 ここで惜しいのは、ED11はデッキが車体側であるということ。
 幾らかのパーツ追加でデッキを車体側にするとED11らしさが増しそうですね。
(余談ですが、ED14はデッキは台車側です。このモデルも台車枠を板台枠の重そうなのにしたらED14へのリバーシブル?になれそう)


 サイドビュウ。良いバランス、基本造形です。
 

 屋根上。PF機器を集中させているのでch切り替えも容易。単3x6は重量もありますから、保重効果も期待できそうです。






 こちらは仮完成版。渋い題材にしてよく雰囲気は掴んで居られましたが、床面の低さと、台車枠の欠如が惜しかったのです。今回はそこを改善されてきた由ですね。

 輸入電機は幸いにも実物が多々残されておりますし、資料写真も豊富。
 8幅で造っても肩のこらない?サイズも魅力です。楽しいジャンルでありましょう。
 
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2017年06月02日

【作品紹介】しゅん様の北海道新幹線 H5系(CAD)独自のディフォルメ哲学?

 すでに秋田新幹線E6系を作られ、各地で(2016JAM 横浜磯子 栃木 立川)運転展示して大好評を得ているしゅん様ですが、今度は「お約束どおり」H5系(E5系)を予定されているようです。


 先頭車アップ。E6系にも共通する、強烈なロングノーズ。
 登場時にこそ、賛否は割れた形状ではありますが、今の印象としては究極の機能美!
 何よりこの形状は、これまでの新幹線をすべて古く見せてしまうものでした。

 レゴ的には無論、高難易度。
 しかし、しゅん様が解釈されると違和感皆無に纏めて来られます。
 45度スロープという古典的要素と、1x2系のカーブスロープという最新要素が巧く融合。意図的な?ポッチ出しも好ましい効果を上げています。

 スカートの丁寧さも印象的です。8幅メリット活かしてますし、実際、台車スカートは必須の題材だと思いますので。


 先に実現されたE6系との比較。そして連結想像図。
 実物も微妙なラインの違いがありますが、上手く差別化されているのがわかります。
 
 秋田行と函館行、赤と緑の混結。この姿が実現したら感慨深いことでしょう。

 余談です。
 その昔、上野発の急行列車は多層建ての混成列車が当たり前でした。東北新幹線の開業までは。
 然し、今の東北新幹線を往きかうのも多層建て列車たち。その伝統は、継承されているのでしょう。
(しかし、東北筋の「1等座席車」が定着するとは誰が予想したでありましょうか)


 2号車まで。重心の低さという印象が実物と共通するのは、8幅のメリットですね。

 レゴの標準緑は凄くラチチュードの広い緑色ですから、メタリックの入ったE5/H5の表現にもしっくりくることでありましょう。


 4号車まで。
 8幅の精細なモデルでありつつ、安心感・安定感。更には優しさ、可愛らしさもあるのがしゅん様のモデルの特徴です。(言葉にはしにくいですが)独自のディフォルメ哲学があるといえば大げさか?

 最高速のフラッグシップ、実現を期待しております。
 
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【作品紹介】うしがえる(R)様のCADより。キハ85と「瑞風」。西武2000系電車。

 LDDは優先順位は低めですが、アイディアとして見逃せないものはあります。
 まとめての記事化で恐縮では有りますが。


 JR東海のキハ85系気動車。
 すでにdyson氏作品、ryokuchakuma氏作品があります。また、taizooon氏がかなり前にcad上げて居られましたね。

 前面表現は過去のどれとも違います。解釈の差異が出てくる題材でしょうか。
 うしがえる様のは、非貫通タイプに関してシンプルながら特徴を抑えてると。ヘッドライトは二種類ありますが、どちらが良いのでしょうかね?真ん中のが実物に近いはずですが、左のも印象としては正解に思えます。

 なお、スカート周りの精細さが素晴らしい。スマートな姿ではありますけども、気動車としての「機動性」を確保しているシャンパ栓周りは大事なディテール。
 おでこはカーブスロープで丸みたっぷり。これは今の設計の良いとこですね。

 右端の貫通型、かなり個性的な意匠です。
 キハ85系の貫通型という印象よりは寧ろ、同じくJR東海の373系電車の印象に近いかも知れません。
(個人的には、キハ85系の貫通顔は「非貫通型の前面に、幌枠を増築」がベターな表現だと思っています)


 側面より。グレーとオレンジ、黒のバランスがよく、シックに見えます。ただ、側窓は横組のほうが良いかと思うのですが。車体断面はかなり丸みが強いので(なで肩なので)、45度スロープの屋根肩はベターなものでしょうね。他の方法(丸ブロックやポチスロなど)だといかり肩になって実物の印象とは離れてきそうです。

 話の中で、373系が出てきましたけど、383系やキハ75などJR東海の在来線も魅力的な題材はそこそこ揃ってると思うのです。
 レゴトレイン界隈的には未開拓ジャンルではありますが(313系・キハ25はありますね)、これからかしら?



 すでに試運転がJR西日本各線で行われている「トワイライトエクスプレス 瑞風」。
 レゴトレインでもクロック氏が現物テスト中、また、気分屋氏もテスト中。
 エース君の作品もあります。

 うしがえる様の作品も、一つの究極を目指すものになるか?
 極めて特徴的な前面意匠は、腕が問われる部分ですよね。

 カーブスロープ駆使で、自由に造形しているのが注目されましょう。
 4灯のライト、双眼鏡部品の色違いで前と後ろを示しているのが印象的です。

 余談ですが、今はダークグリーンもかなり供給が良くなりました(カンブリご利用、よろしくお願いします。読者諸兄の皆様!)。先代のトワイラもそうですけど、この種の題材作るチャンスかもしれません。


 実は未開拓ジャンル。西武鉄道の通勤型。
(いや特急車も先代5000系が、地鉄仕様で作られてるくらいですが)

 4ドアの基本形。2000系電車。側面は戸袋窓に飛行機窓使うアイディアです。
 前面は銀色の飾り帯入るのでやや難しい意匠ですが、ポチスロ組わせで上手く処理していますね。ここ実制作されたらかなり見栄えがすると思うのです。

 3幅横組の窓まわりはベストなものですね。美しい。
 ヘッドライト部分も横組? これなら4幅分横組になって側面との整合性も取れそうですが。

 屋根は通常タイルを斜めに使う。このデザインは初めて見るものですが、通勤車だと目立つ?雨樋の表現にもなります。(斜めの固定が意外と難しそうではありますが)試してみる価値はありそうに思えます。

 西武2000系はもうちょっとゴツい初期車もありますし、各世代組み合わせの編成美?となります。実制作を期待しちゃいたくなる題材です。
 
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2017年06月01日

【作品紹介】なし様の大阪市交通局 20系製作中

 最近、地下鉄が「熱い」のでしょうか?
 趣味的に注目されにくいからこそ、意外な題材としての面白みがあります。
(あ、今日二回目w)

 大阪市交通局20系は1984年に登場した、日本初の通常鉄道向けVVVFインバータ制御・交流電動機の電車。路面電車やAGTでは先行例ありましたが、通常鉄道では初の採用です。

 車体では10系(大胆な未来派!)の流れをくみつつ、すっきりした前面・側面に。
 無論アルミ車体で冷房付。今でも通用する性能・デザインの電車となりました。

 試作的要素のあった第一編成のみは廃車されたものの、他の全車が健在であり、主に中央線で使われています。
 なお、同じ20系を名乗るステンレス車もあります。大きくスタイルは変わっていますが同一形式です。


 なし様が製作中なのは、アルミ車体の中央線用。
 
 前面形状は、シンプルだからこそ、難しい!
 7幅を活かして、額縁状の顔でありながらはみ出しなく、上手く6幅分の顔を収めています。
 前面窓は思い切って3x4の枠付窓部品に。パネル系の平滑感とは違った立体感を活かしているように思えます。題材による使い分けが大事なのですね。

 全長は46ポッチです(中間車基準)。勿論ドア配置の省略なきフルスケールモデル。
 4ドア車でも大阪市交は20m無いので、ドア幅と窓幅のバランスが独特になるのですが、そんなところも再現されているのが伺えます。

 屋根の平滑さも見逃せないポイントで、あの時代のアルミ車体の「如何にも金属箱」なソリッドな雰囲気が伝わってきます。
 冷房装置のインパクトも見逃せません。帯色も、綺麗。


 製作中画像。構造、わかります。


 ドア周りや車端部のユニット構造。
 通勤形はドア周りの制作が……単純作業地獄になります。頑張ってくださいませ!


 さてさて。
 大阪の地下鉄。個人的には創業時の100形(保存車あり)が気になるのは言うまでもありません。あの色は無理かとおもってたら、腰回りは伊豆急と同じくダークアズールで行けそうですね。また、戦後のオレンジ+クリームにも惹かれます。シルヘッダ巻いたエレガントな電車たちの競演は大阪万博前までのこと。

 で、その後の近代化された電車に興味ないかというとそんなことはなく。
 10系試作車は未来の電車として惚れ込んだ造形。無彩色の試作車時代も、御堂筋線で営業についてた時代も素敵でした。60系は何時か阪急京都線の相棒にと思われますし。そして量産形式30系。実用本位ならではの良さを否定出来ないのですねぇ。
 歴史があり、深い。

 先ずは、大阪の地下鉄という可能性開くこのモデルに期待したいと思うのです。
 
posted by 関山 at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】キベルネ様の、名古屋市交通局名城線2000系電車製作中

 最近、地下鉄が「熱い」のでしょうか?
 趣味的に注目されにくいからこそ、意外な題材としての面白みがあります。
 
 名古屋市交通局 名城線用2000系電車は1989-2004年に導入された名城線・名港線用の電車で、これまでの1000/1100/1200形を置き換えたもの。
 初のVVVF車であり、スタイルの方でも今に通じるものになりました。実際、89年から04年までの15年の長期製造にもかかわらず、陳腐化はなかった……。

 前面は曲面ガラスだったりして、良い意味でバブルの名残がする電車です。
 今は初期車導入から28年も経過し、何れは置き換えを迎えるのでしょうか。


 先ずは「完成予想図」から。

 7幅フルスケール。
 前面は微妙な半流線型。比較的直線的な形状と言えど、微妙な丸みもある形です。全体に、上手く印象は把握されておりますでしょう。

 ただ、いくつか申し上げたいことが。

 実物は東山線同様、かなり小柄な電車なので6幅のほうがしっくり来そうな気がします。JRや名鉄(=地下鉄でも名鉄と直通する線区)を7幅なら、東山線・名城線は6幅で、顔も「ウマヅラ感」ある方がらしい様に思えますが、如何でしょうか。

 横組とポチスロ組み合わせの前面造形はベストと言えるものなので(ポチスロでカーブガラス感が出てる!)、このデザインのまま幅を詰めたら?
 燈火類も実物は小さめの印象なので、プレートの側面の方がそれらしいかも?

 側面は窓位置を1プレート下げると、窓が大きく見えるような気がします(窓位置が高いと電車は窓が小さく、重苦しい印象に見えますので、逆も然り)。
 窓間ピラーは車体と別色(新濃灰か黒など)にすると、実物の連続窓らしく。

 ただ、車体幅は根源やスケールに関わる問題なので、修正され難いかもしれません。
 7幅のままで、車体高さを上げて造形を変える方向性もありえます。


 連結面の印象。とても精細です。
 赤い集電シューが印象的ですね。


 先頭車アップ。小柄で窓の大きな印象の名城線ではなく、他の標準的車体サイズの通勤型ならとても良いバランスなのですけども(最近の名鉄など)。
 なお、帯色は紫の下に白を追加しても良いかもしれません。


 現物試作中。
 ガラスはクリアにされる予定とか。貫通扉の枠やブラック処理している部分とのコントラストが鮮明になり、より、化けて良い感じになってきそうです。


 横組の窓は、LDDで見る以上に精細な印象を与えています。
 前面から側面に続く斜めのラインが綺麗です。

 帯位置・窓位置は構造的にかなり自由に調整できそうですね。現物でベストなバランスを詰めること、出来るのではないでしょうか。


 妻面。転落防止柵が細かい!
 妻面窓って省略しちゃいけないんですよね。見えないところですけども。

 広幅貫通路の微妙なバランスは7幅ならではです。

 やはり、7幅のまま、車体高を上げる可能性も模索されましょうか。

 
 さて。
 個人的には名古屋の地下鉄というと、東山線開業時の100形が妙に気にかかってます(丸っこいの。ボディマウント。真っ黄色!)。あれをいつか作ってみたいと思うのでした。名古屋の地下鉄にも、すでに深い歴史あり!なのですね。
 
posted by 関山 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする