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2019年07月17日

【作品紹介】エース様の新幹線700系。個性のみせどころ!


 フル編成再現を前提にされたであろう、比較的シンプルな作りです。

 実物はお世辞にも美形とは言えない700系ですけども、それ故に表現は難しく、過去作でも個性が出やすい印象ですね。

 エース様の今度のは、前照灯を目立たせるという解釈が新鮮です。
 流線型のラインそのものは実物よりも寧ろスマートなくらいなのですが、目立つ角型の前照灯が「700系らしさ」に繋がっています。


 実物と並んで。
 700系も東海区間からの引退が近づいてきました。山陽筋での活躍もどれほど続くことでしょうか。製造初年からはもう20年以上たっているのですから、0系時代の新陳代謝を知っているとまだ残っているのが奇跡なのかもしれません(尤も山陽筋では500系が健在ですが。


 現状先頭車のみです。飽くまで形状確認の試作品的意味合いなのでしょう。

 フル編成用量産前提のモデルではありますが、屋根のカーブスロープ化は大きな進歩でありますね。近代的な新幹線にはツルツル感が似合うのです。
(ただし、先頭車前部台車のスカートは表現ほしいです……。)

 700系。引退を前にした今の観点で見ると、意外とカッコよく見える角度もあったこと、そしてブサイクというよりは「不思議な顔であった」のかもしれません。
 引退は惜しまれつつ……になるのでしょうね。0系も私の世代から見れば「古臭いだけ」だったのに、引退時のフィーバーは記憶に新しいところですし。

 エース様の作品、引退を飾って欲しいものです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月16日

【作品紹介】さくりん様の自由形凸形電気機関車。「おもちゃ」から「模型」へのステップアップ?


 Power Upのコンパクトさを生かした、自由形の電気機関車です。

 箱型ボディの前後に小さなボンネットをもつ、広義の凸型。おそらくは1920年代に造られたであろう古典機。
 こんな形状の機関車は近年まで(といっても10年くらい前ですが)活躍してたのが岳南のED501。また碓氷峠のEC40形も類型でしょう。欧州にもこの種の機関車は多いです。大きいのから小さいのまで。

 さくりん様の作品、良い意味で「製品」にありそうな雰囲気!
 パーツ数の押さえ方は良い意味でストイック。でも、機関車としてのリアルティは損なわれていません。うまく両立してます。

 前面は旧タイプの2x2窓が良い表情出していますね。窓上の庇を1x2ウエッジプレートで表現しており、典雅な雰囲気をもり立てる。
 ボンネット下のフック?が印象的なアクセントです。

 前照灯は上1 下2の欧州仕様でしょうか。日本形狙うなら下部ライトは尾灯にしたほうが良いかも知れません。
(逆に言えば、そこを適宜直すだけでどっちの仕様でも遊べます。この種の車両は!)


 側面はステップの表現が嬉しいですね。これが有るだけで、公式台車枠使った足回りがぐっと精密に見えるというものです。またドアは省略でも手すりは大事。

 ボンネットと車体のバランスが凄く気持ち良い。ギリギリ凸型、て感じですね。無論ボンネットの代わりに小さな前デッキというアレンジも楽しいかも知れません。

 クラシックな稲妻マークのパネルは良い部品探されたものです。こんな古い部品手に入らないよ……! という向きは、ほかのプリントパネルや窓などでも良いかも知れません。
 窓と言えば2x2のクリアパネル部分。2x2の飛行機窓にしたほうがよさそうですね。黄色はややレアなのが何ですが……。

 屋根は1x3のカブスロ奢ってます。パンタグラフは菱形。クラシックな機関車にはやっぱり菱形です(……より古風に「ポール」って手もありますけども)。


 連結面。ケーブルの張り出しが隠しきれなかったのは致し方なし。でもうまく処理されています。
 ボディ内部はPower Upのハブ(電池box)がぎっちり詰まってます。


 屋根を開けて。こんな感じ。
 ひだか氏の流儀で、PUは006P電池化されているのですね。


 展開状態です。PUハブは上下逆転で積まれていることに注意です!

 ……スイッチのon/offやブルートゥースのペアリングが面倒そうにも思えますが、小型化のため致し方なし。こういう割切も時には必要でしょう。


 トレインモーターのセンターピンとPUハブの間に出来る間隙にケーブルは押し込まれる。シンプルな小型機ですから、懸念するほど取り扱いも難しくないのかも知れません?

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 小さな機関車は小ささゆえの難しさもありますけども、しかしパーツ数少なめでも濃い濃ゆいものに仕立てることも出来ます。

 読者諸兄で……初心者の方へ。製品の列車のなんとも大味な雰囲気に飽きてこられた方は、こんな自作から始めてみては如何でしょう……? 「おもちゃ」が「鉄道模型」に変わる瞬間ですよ!

 また、この世界に長い方も。
 PUハブとトレインモータだけのシンプルな小型機は奥が深くプリミティブな鉄道模型のそしてレゴの楽しみに回帰させるものがありそうですよ?

 自分もこの記事書きながら、自分ならこう作るのに……って妄想が広がりまくってます。
 色は1色がいいのかツートンか(それ以前に何色?)。
 設定は欧州形か日本形か? 窓部品は旧タイプ2x2か、新タイプ(現行)2x2かはたまた飛行機窓?
 そして、製品的解像度をあえて狙うのか、或いはフルディテールを志向するか……? おそらく楽しみは十人三十色位になってしまうことでしょう。
 
 いっそ使用部品とサイズ決めて、コンテストでも催してみるのも有りかも知れませんね……。
 安く基本セットが入手できたら、チャンスです!?
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月15日

【ヒント・アイディア】k.martworks様の「大正ロマン」なフィギュアのアイディア(ツイートまとめ)。









……とのことです。

 私に服飾史にかんして語れるほどの知識はなく、この種の造形に関して語れるほどの技術もありません。どうか、ツイートと画像の引用まとめでご容赦ください。
 でも、こんな世界観へのあこがれはあるのですよ。











 問題の通常ミニフィグとの対比です……。

 ここでなんとか解像度を一段落とす。
 そしてサイズを2プレート分を小さくする。

 それが出来ると、共存の道も開けるのかも知れません。
 そもそもミニフィグはスカートだと足元が無い(スロープなどが直に地面)なんですよね。それくらいの割切を行うのもありなのかなと。

 無論、k.martworks様の元来の解像度で、その世界観で統一して使うのも「あり」でしょう。ミニフィグと「レゴランドフィグ」の間のスケールは有ってもよいと。


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 難しい問題ですけれども、このアイディアが一つのたたき台になり、新しい可能性に通じることを期待したいです。逆に言えば。ミニフィグ+アルファのサイズで、細密な服飾表現が可能になった……! と捉えることもできるのですから。

 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月14日

【作品紹介】薬師山様のデュプロトレインシリーズ(LDD 凸電・N電・DD51・EF66・EH10)

 現行デュプロトレインの足回りに通常ブロックで車体を作る……という薬師山様の規格。比較的低廉に動力系が入手できること。現デュプロトレインの自動運転機能。登坂も可能なので立体交差含むレイアウトが手軽に楽しめる。メリットは大きいのです。
(というかレゴ社、通常規格のトレインよりも明らかにデュプロトレインを優遇してますよね……)

 嵐電の作品のほか、LDDの叡電や江ノ電を以前紹介しましたが、まだまだ計画続いておられるようです。


 フリースタイルの凸電機。
 ボンネットに丸みが強いのが、この種の電機としてはモダーンな印象ですね。1930年代の流線型ブームに乗ったものか、或いは1950年代の戦後生まれのものか。いずれにしろ実在したら人気者でしょう。
 いわゆる「リアルティのある自由形」ですね。精密さのある前照灯やパンタ周りと、デュプロのアンバランスが堪りませんよ!


 カラバリ展開もあります!

 思ったのですが赤と黄色のツートンとか、青赤ツートンならドアも色揃えられるかもしれません(後者は何となく秋田中央交通っぽい?)。いや黄色のドアのアクセントも良いのですけども。ファビュランドフィグ載せたトロッコでファンタジィの住民になるもよし、リアルな田舎私鉄の雰囲気ねらうもよし……。


 傑作! 京都市電N電。
 
 8幅でも超ショートというキュービカルな感じが古典路面電車と最高のマッチングです。
 あとは薬師山様のバランス感覚の良さなのですよね……。表現するところと割愛されるところのさじ加減、そして実物の特徴の切り取り方がもう、奇跡めいてる。良い意味で玩具でもあり、模型でもある。目指したいところなのです。

 手前の末期姿(1960年ころ?)だと、車体形状の表現をレールプレートでもたせてる。そして前面には系統表示板。
 奥の原型。サイドのライン表現。妻面の表現。救助網。


 嵐電「ひえい」。同題材通常トレインで既に作られており、同文脈での再現です。なんか、此方の方がバランスとかも良いですね。楕円モチーフが伸びやかというか自然というか。側面もリズミカルで楽しいのです。
 大胆な部分と、屋上機器や連結器廻りの繊細感のミスマッチも堪りません。


 精密さというと、DD51。大型凸型をこの全長に詰めちゃう強引さ。しかし、各部のディテールにバランスがきちんとDD51しています。

 無理に斜め表現入れず、ソリッドな順組に徹しているのも作品の味になってます。強度感というか安心感、このシリーズにの必然でもありましょうし。

 フロントエプロンは2x8プレートにして、そこに標識灯やダミーカプラー付けてディテール強化されたらとは思うのですが……蛇足でしょうか?


 EF66。Oゲージ(無論3線式)のショーティにEB66があったら……という雰囲気です。BトレやHOゲージのEB66(カツミ)じゃなくて、Oゲージのテイストです。

 もっと精密な造形が可能であるところを敢えて「落とす」さじ加減。
 而して前頭部のパーツ選択の巧みさ! 使いにくい部品んでしかなかった変形ウエッジでEF66のラインを出す。凄いことやってます。


 EH10。いやEB10か。これはOゲージでもあったはずですよね。ソリッドな感じと、程よいディテールのバランス。前面をシンプルに2x2x6キャノピーで割り切ってるのも寧ろ好感であります。

 あと、真四角なので、どこかの産業用機関車であっても良さそうな妙なリアルティも感じられるのは気のせいかしら?

 デュプロトレイン……欲しくなります。


 実売6000円未満の基本セット。
 電動で登れるレール……。羨望でありますね。参戦考えたくもなりますよ。
 



【追記】 その後のEF66、DD51の修正などです。



posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月13日

【ヒント・アイディア】クロスレールのアイディア。

 一応、TRIX-BRIXでPF/PU用の3Dプリントのクロスレールが入手できるこんにちですが、国際送料の高さを考えると(小口で普通郵便発送してくれないのです……マジなんとかしれくれ)、手軽に経済的にそして純正品で、とかいう意味で自作のメリットもありましょう。

 「自作」90度クロスレールの作例です。


 さくりん様の作例。先に断っておきますと。



 アイディア自体はpikappa79様のものですね。情報源明示されています。
https://legoforum.forumcommunity.net/?t=52804831&st=15

 このアィディアが秀逸なのはパーツ数を極力抑えていること。
 経済性でも制作の手間でも楽な方が良い!

 そのために、フランジだけで走行させて、誘導はバックゲージ側で行うという大胆な割り切りを行ってるのが注目されましょう。これでも実用になるのです。

 なお、写真見るとやや不安? 取り付け部分の2x4プレートの上に2x2タイル2枚か2x4タイル1枚で護輪軌条付ければ確実にフランジが誘導されて安心感が増すかもしれません。


 クロスレールの入る運転は楽しい♪
 前後の長さの不揃いはフレキシで調整ですね。


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 こちらは有澤様のもの。
 渡り線の有るクロッシング前提として、ある程度の長さを造られて要るのに注目です。やはり誘導はバックゲージ側で行ってるようですね。護輪軌条は長めですので安心感もあります。

 そして、ポイントをカットして造られる渡り線。ここのポイントも電動化?


 こんな、はりまや橋なシーンを想定されているようです。
 電車が旧カーブの渡りを転線して行くのは絵になりますね……!
 
 今の日本では平面交差は極稀になってしまいました。旅客扱いしてるところですと伊予鉄道ととさでん交通だけでしょうか。貨物線も殆ど無い。

 昔は阪急西宮北口が有名でした。今津線に入る渡りもあり、宝塚→大阪方面は通過本数も多かったのですよね。

 一方、アメリカでは平面交差は稀どころか極ありふれた存在です。
 長距離幹線にも都市交通にも到るところに……。

 運転が楽しく、ロマンに溢れた平面交差。自作してみませんか?
(あと、手に入るなら1991年迄の4.5V用を転用する策も考えられましょうね?)
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月12日

【作品紹介】薬師山様のルノー4CV。多色展開の「量産車」

 ルノー4CVは1946年から1961年に量産されたフランスの大衆車。
 同国の大衆車といえば(シトロエンの)2CVのイメージありますけども、先に100万台を達成したのはルノーの方でした。

 丸みの強いボディに張り出したフェンダー、リアエンジン。恰も独逸の国民車のような形状ですが関連はないそうです。当時なりの最適解であったのでしょう。
 なお、大きな違いはガッチリしたボンネットの他、「4ドア」ということ。
 前部ドアは後ろヒンジ。後部ドアは前ヒンジです。

 ルノーでの製造は1961年に終わり、同じく「4馬力」のルノー4に移行しています。ルノー4は前部エンジン前輪駆動で直線的なフォルムに。これも大ヒットの名車でありました。

 さて。ルノー4CVを日本で有名にしたのは1953年から1963年まで、日野自動車がライセンス生産した「日野ルノー」の存在でありましょう。大変に好評、そして売れた車であったそうです(4ドアなのでタクシーにも使えました!)
 敗戦まもない頃の国産自動車のレベルの底上げに寄与した由。ただ、日野はルノーライセンス生産終了後は乗用車からは早期に撤退してしまいましたが。
 海外生産は日本以外では英国・スペイン・オーストラリアで行われていました。


 薬師山様の作品。第一校(LDD)。
 
 人目で「あの車」とわかるデザインです。本家なのか日野製なのかは分かりませんが。思わず「日野ルノー!」って言いたくなるのですが、ご本人曰く本家製のつもりだそうです。

 それはともかく、4幅に収まるように、小型車として納得出来るサイズに収まりますように程よいディフォルメ・省略の行われている最高にセンスの良い作品。表現するところと割愛するところのバランスが絶妙なのですよね。

 フェンダーの張り出しはレールプレート分。前部は1/4円タイルでうまくフェンダーラインを出す。然し、後輪はレールプレートのみ。後輪も同じ処理できそうに見えますが控えているのは小型車としての禁欲でしょう。

 バンパーや灯火廻りもミニマムなパーツ選択でシンプルに。これが昔の大衆車らしく。
 繊細なのはボンネット。1/4タイルとウエッジ、そして5角形タイルです。綺麗な丸いラインが贅沢に造られる。抑えるべきところ、抑えてます。


 こちらは実制作版! 使えるパーツの関係でホワイトボディ。これも良いものですね。なおドアは実物どおり?逆ヒンジに改められています。


 リアビュウ。シンプルに美しく。奇をてらわぬすっきり感。量産品としての自動車・大衆車に必要な何か……を感じさせるというと大げさでしょうが。

 エンジンフード部の45度スロープ、ここだけ横組なのはテールのラインを綺麗にしておりましょうね。
 
 それにしてもこの角度、フロントフェンダーが美しいのです。


 サイドビュウ。1/4円タイルの効能大きいですよね。あの部品がこのモデルを可能にした……? ディスクホイールも普及して久しい部品ですが、ほんとこの時代の車に最適なのです。


 !!

 最初この画像を見たときには「LDD(CAD)」かと思ってしまいました。供給されていない部品を避けるなんてなんて丁寧なLDD……?
 ……然し、これは実制作です。

 カラーバリエーション。作りやすそうな黒や新灰はともかく……。青に灰緑に灰青、タン、ライム、茶色。パーツ入手の苦心が忍ばれますです。


 勢揃い!
 カラーに寄っては1/4円タイルが割愛されていたり(青・灰緑・灰青)、ドア開閉が省略されていたり(灰緑・灰青・タン・新茶)しますけども、基本設計の白や黒のモデルがありますので、なぜか脳内補正が効いてしまうのです。


 ぞろぞろ。ぞろぞろ。


 同型車の量産感がたまりませんね。

 日野ルノーならぬ、関山ルノーも1台誂えてみたくなるのでした。
 
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2019年07月11日

【作品紹介】エース様の京阪800系。より解像度上げて!

 京阪京津線800系電車は地下鉄であり路面電車であり、登山電車でも有る……という奇跡めいた車両です。ついでに車内はセミクロスシートを維持でこれも奇異ですよね。→wikipedia(実物画像もここから)
 

 長らく1997年のデビウ当時の特殊塗装を保持しておりましたが、近年は京阪の新標準色になりつつあります。
 京阪に関しては新塗装も趣味が良いのでどっちが良いか、難しいもんですね(個人的には新塗装が好きです)。

 内外装とも丁寧なものであり、20年以上前の電車という感じはありません。陳腐化しないデザインは新塗装化で更に冴を増した感があるように覆えるのです。




 エース様の作品。先ずは旧塗装車。

 以前も同題材行っておりましたが、今回は大きく「解像度」をあげてこられました。
 前面がキャノピーではなく3幅分の横組で精細感を出していることは注目されましょう。前面窓と非常口の配分も面白い。

 また、側面ではドア窓が埋まり、沓摺表現もあります。
 車幅灯はオーバースケールですが、而してこの「路面電車」には必然性の高い装備でありますね。誇張表現で正解でしょう。斜めの塗り分けはディジタルな割り切りですが違和感もありません。丁寧になってきた作品と思うのです。





 こちらは新塗装車。これで京阪の一員になった感です。なお、緑の京阪電車でクロスシート車というのもえらく久々ですよね。

 当然ですが、同じ題材ゆえ組み方は同じです。車体裾の黒はエラー? かと思いましたが、800系に関しては裾の黒差しが新塗装でもあるのでした。
 
 なお、現状でどちらも先頭車のみの試作品です。

 ともあれ。
 京阪の大津線(京津線・石山坂本線)は過去もそして現在も、とても面白い題材でありますよね。この路線の題材、増えてほしいもの。
 自分も「びわこ」60形のリメイクとか考えたいですね。260形の特急色とか80形とか魅力的な題材いっぱい……。

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 さて。
 解像度が上がったのは嬉しいのですが、然し惜しいところもある作品です
<<続きを読む>>
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2019年07月10日

【作品紹介】くぼっち様の「田園調布」駅舎。象徴的な!

 シンボリックな「田園調布」駅舎。

 1923年に目蒲線(現 目黒線及び多摩川線)の開業に合わせて造られた旧駅舎。
 洋館……というよりは、瀟洒な西洋民家風外見であり、田園都市如いては東横をさらには、城西部のあのへんの雰囲気というか文化をを象徴するものになりました。

 1990年に田園調布駅の地下化で駅舎としての役割を終えていますが、2000年に復元され今もその姿を残します。



 くぼっち様の作品。
 32x32ベース上。20m車を32ポッチに解釈するスケールに合いましょう。

 スロープに寄る大屋根は王道として、細かい部分の仕上げにはプレート単位の調整が入り、それが細密感をあげていましょう。特に凄いのは二階の斜めの屋根部分でしょうか。プレートにタイル張り、それを斜めに処理されているのですから。その裾を45度白スロープで処理してるのも見逃せません。

 上下二段の破風部分。ここがリアルな造形です。上屋根も考え抜かれた造形でしょう。

 スロープ大屋根部分も側面を覗き込むと、裏打ちが合って丁寧さが分かります。

 庇部分。意外と複雑な模様が入ってるのをジャンパプレート並べてさり気なく表現されています。

 そして、1階。改札へ続く部分の石組みが丸ブロックで。
 ブライトオレンジの壁面も鮮やかで良いですね。

 褒め倒しも何なので。
 惜しいのは窓でしょうか。1x2ブロック順組の構成がやや無機的な印象です。
 ここはパーツ組み合わせによるより精細な表現を狙われるか、或いは「レゴ的」に窓枠部品で処理されるか……。レゴの窓枠は欧州由来ゆえ、こんな洋館建築とは意外と相性も良いのですよ?(自分なら窓枠使って格子の窓内子使うかしら……?)
 ここが改良されたらパーフェクトな作品になりそうです。
 

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 今は田園調布駅も地下化されてしまい、この瀟洒な駅舎と電車は離れてしまいました。(その意味で「象徴」であります)

 しかし、1990年まではこのすぐ裏手に銀色の電車が発着していたのです。
 東横線と目蒲線の複々線で。銀色の電車は9000系や8090系、8000系。営団の3000系や03系が末期の顔ぶれ。目蒲線は7700系や7200系の頃。つまりはそれほど遠くない昔のこと。

 更に少し時計の針を戻すと。
 緑色の電車の時代がありました。目蒲線が3000系に5000系。東横線が7000系主力で8000系が最新型。そしてこの駅舎から少し離れたところに(横浜寄りに)荷物ホームも有り、荷物電車(デワ3041-3043)が発着してたり。1980年ころの話です。荷物営業は1981年廃止ですが、荷物ホームや日通の事務所は1985年ころ迄あったのを記憶しています。

 1960年代。電車が紺とオレンジのツートンカラーの頃だと貨物列車までありました。あの辺りに国鉄の貨物駅は皆無でしたから、それなりの存在意義があったのでした。貨物列車牽いてたのは今も上毛電鉄で保存されてるデキ3021号……。

 時間を遡る楽しみさえも与えてくれる作品なのでした。

 ……ここに合わせる電車、考えたくなるじゃありませんか!
 皆様も東急、造ってみませんか? 自分は過去に作った5000系(丸いほうですよ!)久々に整備したくなりました。


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 更に申しましょう。

 田園調布に倣ってか、城西に限らず城東部でも東京の郊外電車では瀟洒な洋風民家・洋館作りの駅舎が昭和初期に流行ったのです。東武・西武・小田急沿線に。
 具体例はあげきれませんが(西武なんか多かったなぁ……という認識で申し訳なく)、現存する小田急 向ヶ丘遊園駅は有名ですよね。

 なので、東急以外の私鉄電車だってこの駅舎には似合うことでしょう。
 私鉄も楽しみましょう。それも、ちょっと昔の。
 
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2019年07月09日

【作品紹介】さくりん様の三軸貨車二題。ワサ1形とア1530 2代。異形の魔物?



 三軸貨車。
 貨車研究の大御所にして、その全容を記した著書で「異形の魔物を召喚し終わった」などと書かれるような代物。
 ゲテモノにして、なかなか魅力的です。

 極初期のタンク車。
 昭和初期から戦時中の、輸送力を確保するための無蓋車(石炭搭載用)。
 蒸機テンダを再利用した水運車。
 あとは試験車や試作車の類。こんなところでしょう。

 明治の末に登場。戦時中から戦後すぐがピーク。そして走行性能に劣ることが理由で1968年の10月。いわゆるヨン・サン・トウで大量に除籍。残った車も1974年ころまでに退役しています。

 それでも、いやそれ故に魅力的題材!



 ア1530形2代。
 こちらに福田孝行氏による詳しい解説があります。
http://t-fukuda.xsrv.jp/M44tanker/a1530-2.htm
 1908年製造のア1530形二軸タンク車を、1925年に「3両をバラして、その資材で2両分にする」という奇策で三軸タンク車に改造したというもの。1928年の形式称号改正でタ500形に改称。1961年迄に全車廃車。積荷は石油類(除揮発油)。

 観てのとおり極めて原初的な形状のタンク車です。タンク体の固定が横木方式。妻面の柱と横木、そして斜めのバーで固定するというもの。この手の古典タンク車は概ね戦前で廃車になってるはずですが、極稀に1960年代まで生き延びたものもあったのです。


 さくりん様のモデル。よくぞこんなマニアックな題材を! といったところで。三軸のタンク車でももっと現代的なものもありますからね(笑)。でも、古典貨車のカッコよさは十分に表現できてるんじゃないでしょうか。横木や固定バー! リベット打ちっぽい雰囲気のタンク体。象徴的とも言えるドームにハンドル。ハシゴも精細感。
 

 きになる三軸の足回りは中間軸のスライド式です。1x4の溝ありブロック(#2653)を使いこなしています。


 こんな感じに嵌ってます。
 これでカーブも滑らかに通過できるはず。
(ただ、余計なこと申せば固定軸距はもう1ポッチづつ詰められたほうがベターには思いますが)


 製作中バージョン。中間軸スライドを軸穴車輪で行おうとしていたものです。この手も有りなんですよね。

 この貨車、古典蒸機の現役時代に合わせたくなるのは言うまでもありません。
 しかし1961年廃車ってことは、タ500形としての末期だとEF15やED60辺りに牽かれててもおかしくない。組み合わせの可能性高いですね。


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 もうひとつ、ワサ1形。(事実上)最後の三軸貨車となったもの。
 ワム80000形式の三軸版。積載効率の最適化を図ったらこの形になったとか言われますが2両の試作のみ。
 1970年代には身延線で運用されてたとか言います。1986年廃車ですが、沼津に置かれていたため人目にはつく存在でした。



 さくりん様の作品は、先のワム80000を改造されたものです。
 3x4のコンテナ積んだ妻面表現や、丸太ブロック使った車体。ドア部分はタイル凹凸でワム80000らしく。屋根はリブ省略になりましたが、これくらいあっさりさせてもよいのかもしれません。車体がリブだらけですからね既に。

 ただ、ワサ1なら車体は2ポッチほど延長されたほうが良いかもしれません。


 気になる裏側。車輪スライドの様子です。
 また、フットブレーキなどの表現が印象的です。

 繰り返しますが前後の固定ホイールベースは1ポッチづつ縮小できますかも。これでカーブの走行抵抗減らせるはずです。オーバーハングが伸びてしまいますが、二軸貨車、実物も意外とオーバーハングは長めですし。


 
 件の「異形の魔物」とか、あとがきにある本ですよ。
 なんと、まだ新刊買えます! 濃ゆくてお薦め。下巻の表紙が件のワサ1形ですね。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 おまけで恐縮ですが、<<続きを読む>>
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