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2017年07月12日

【作品紹介】エース君の7100形蒸気機関車。小柄なアメリカン古典ロコ。

 7100形と言うよりは「辨慶」「義経」と言う方が通りの良い機関車です。
 言うまでもなく北海道の鉄道創始期の機関車であり、内地の英国式に対して全てが北米式。西部劇スタイルの華やかな機関車は鉄道史を飾っています。1880年に運用開始。

 自動連結器に空気制動と明治初期とは思えぬハイスペック。しかして自重は20噸にも満たない小型機関車でもあり。鉄道博物館や京都鉄道博物館で保存されている現車の小さいことに驚かれた方もいるんじゃないでしょうか?
(玩具などでは大きく立派な機関車に見えるんですが……)

 自重20噸というと、2軸の貨車移動機並みの重量ですからね? あるいは軽便用の機関車か。
 でもまぁ、小さいなりにいっちょ前のスタイルであるのも、人気の故かも知れません。

 8両輸入中、3両が現存しています。

 なお、京都に保存されている7105号は梅鉢製作所(→帝国車輌→東急車輛大阪)に払い下げられていたときサイドタンクと炭庫をつけてタンク機に改造されていました。
 また、小樽に保存の7106号は日鋼室蘭に払い下げられていた当時はサドルタンクつけたタンク機になっていたとか。何れも相当なゲテモノであったはずですが、残念ながら(?)何れも1952年 鉄道80周年記念の際、端正な原型に復元された由です。

 なお、カウキャッチャ等のアメリカンスタイルを持つ機関車は7100形だけではありません。北海道の鉄道初期にはこの種の機関車は何形式もありましたから。
 更に申せば、カウキャッチャの代わりにバッファと真空ブレーキ管をつけたもう少し近代的なスタイルのアメロコたち(6400形など)は明治中頃〜末の東海道・山陽路を特急曳いて大活躍! しかし、アメリカ機は耐久性があまり良くなく、現存機は多くはありません。7100形の3両(「義経」「辨慶」「静」)はその意味で貴重な存在でもありましょうか。


 エース君のこの作品。7100形が実は小さな機関車であること弁えたサイズ感、スケール感に驚かされます。2幅の缶胴は「正解」です。テーパの表現もお見事。
 その上で、無理なく?動力化。それもPFで。1Cの車軸配置こそ1Bにアレンジされてはおりますけども(先輪はダミー)、トレインモータを核にした造形は堅実なものでしょう。
 キャブには受光ユニット、テンダには電池(流石に純正ではなく、006P角電池)。

 テンダは小さいなりにも二軸ボギー。小径車輪ならでは。ライニング類もさりげない表現であり、品格を保っておりましょう。

 一つだけ惜しいのはキャブ窓。2x2の黒い窓があれば理想ですが、ここはパーツの制約で致し方ないところでしょうか。もう少し理想申せば「横組」か。


 真正面からだと、まるで軽便蒸機のような可愛らしさ。


 C56と並んで、
 C56も決して大きな機関車ではありませんが、それでも65噸あります。
 重量でその1/3以下。7100形の小ささが際立つ並びでありましょう。


 京都鉄道博物館の構内運転。スチーム号を曳いて。

 現在「義経」は動態状態ですから、極稀にこの組み合わせも観られるとか。
 難度は高いかもしれませんが、北海道の鉄道創始期の客車群(かの「開拓使号」等)も課題としてありかもしれません。

 D51やC57と違った意味で「誰もが知ってる」この機関車。展示会などでの人気者になりそうです。

 また、一方で。
 アメリカンスタイルの古典機の魅力、マニアックに伝える力も十分に持っておりましょう。先にも触れましたが、日本にも意外と沢山いたアメロコたちの魅力を発掘するサキガケとなってくれると良いのですが。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月11日

【作品紹介】yamatai様のLDD 165系と181系。上越線の急行形と特急形。

 引き続き、全長32ポッチの国鉄電車シリーズです。


 165系。急行型電車。
 側窓を1x2と1x1のクリアブロック組み合わせる手法を本格的に採用することで、「脱トレイン窓」の急行型電車を可能にしました。

 トレイン窓、オレンジは皆無ですし、過去に供給されたタンや白も酷い相場になってしまってます。積極的に使う理由もありません。

 ルックス面では窓に「1x2と1x1の横筋」が入ってしまうことでしょう。しかし窓全体で見ると四角っぽくなることと窓桟の位置が国鉄電車として(日本型として)メリットにもなっています。

 実はウチの153系(新快速)や155系、475系も改修できないかと思案中です。とくに475系はタン色のトレイン窓に依存してちゃ増備は不可能ですから。
 そして、王道の湘南色が可能になれば……。




 拙作へのレスペクトありつつも、随所にアレンジ入っているのは先の115系と同じく。

 窓数はウチの急行形(475系・153系)は4個なのに、yamatai様のは巧く5個詰め込んでる(運転台を巧く全長詰めてますね)。同じ32ポッチでも窓数多いと長く見えるのです。ただ、急行形は運転台奥行も広いので、これでベストかどうかはわかりません。


 ややネタ車。クハ167風味。
 167系は修学旅行用電車でしたが、155/159系のような全体低屋根ではなく、パンタグラフの周りだけの低屋根だったのでした。

 ただ、1964年製造の155系最終分は時期的には167系と被っており、155系も高運転台化されていた可能性はあります。クハ155の変形車で、何故か延命して冷房も乗ったと思うと夢がありましょう。
(しかし、もう一つ突っ込むならば。修学旅行電車に戸袋窓は全形式で無いのでした(笑)。)

 それにしても、これまた高価な黄色トレイン窓無しに修学旅行用電車というのも夢が広がります。

 どうでもいいですけど、レゴ社はトレイン窓の各色安定供給よりも「1x3 クリアブロック 内部チューブなし /クリア」を起こして欲しい気もします(苦笑)。

 ともあれ、湘南色の急行形造る上での障壁は既になくなったと見るべきなのでしょうね。165系ならミニマムに2M3Tの5連でもビュフェとグリーン車組込も出来ますし。無論3両だけで普通列車に見立てるのもありです。

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 今度は、181系特急形電車。
 165系と同じく、1960年代から80年代初頭に上越線で(その昔は中央東線や信越線、更には山陽本線で)活躍しておりました。
 佳人薄命で、1975-82年までにほぼ全車が引退してしまうのですが。



 クハ181形。これも拙作の151系のアレンジです。
 しかし、そのアレンジセンスの良さは認めざるを得ません。拙作では諦めてしまった前頭部の逆テーパをこの作品では再現していますから。やや誇張気味ですが、それが返って格好いい。ちょっと真似してみたくなります。

 ヘッドマーク部分は五角形ではなく1x2タイルですけど。此方のほうがプリントタイル使ったりする楽しみもあります。


 拙作ではスロープ合わせを行った客席窓の斜めラインも段差処理にすることで無理がなくなり、また拙作で省略せざるを得なかった乗務員ドア窓も再現できてます。

 精細な台車(DT34/TR69)もポイント。要点の抑え方が上手いですね。
 なお、上越仕様の181系らしさと言えばスノウプラウも見逃せません。






 末期の上越線「とき」に欠かせない?のが元グリーン車のモハ180 200番台車。窓割りそのままに内装を普通車仕様にしたもので、1978-82年の僅か4年の存在でした。


 モハ180とユニットを組むのは、モハ181形。2丁パンタの格好いい電動車です。


 ただ、一味違う?のは、この車は151系由来のモハ181-22号ということ。

 181系でも151系を改造した初期車は20年も保たず、1974-1978年の間に退役してしまいました。軽量化ゆえの無理がたたったとも、東海道時代の酷使のゆえとも上越線での雪のためとも言われておりましたが(実際当時の写真を観ても、かなりボロボロで営業運転に……)。しかしモハ181-22は事故廃車(モハ181-202)の代車として復活、1982年の「とき」廃止まで頑張り抜いたのでした。


 台車はこの車のみDT32。他の車と作り分けされています。




 反対側の先頭車はクハ180形。
 信越線での補機連結(言わずと知れた)EF63を前提とした形式で、常時連結器をみせた姿でした。上越線に転じたあとも、また1両がクハ481-502に改造されたあともこの姿は変わりませんでした。ゴツさも魅力に思えたものです。
 
 モデルではレゴ用連結器をつけていますが、使い方によってはダミーカプラとして、解放テコなど作り込んでも面白いかもしれません。


 クハ181も共通しますが、逆テーパの存在が、ボンネット部をスマートに見せています。
 精細な台車(DT34/TR69)もポイント。要点の抑え方が上手いですね。



 最後に。1978年に登場した最後の181系新造車。サロ181-1000番台。
 ただ、この車は一般に181系の一族ではなく485系の扱いされる車ですが。というのは、最初から485系への転用(サロ481)を想定しての新造であったため。1982年の181系の退役時には、予定通りサロ481になり、全国に転じていったのでした。

 なお、新造車の他にサロ481を改造してサロ181にした1050番台も居ました。

 なんというか。スマートな181系(151系)に対して、微妙なゴツさというか逞しさを感じさせる車。車体断面も違えば車体高さも異なっていたのです。


 窓割りも一端に車販準備室・出入り台・車掌室を集めた合理的なもの。

 モデルでは、クーラーの差異の他、敢えて屋根の色も変えて「よその子」らしさを強調しています。車体高の差異は、窓下に1プレート増やすことで再現し、またドアステップの存在も485系らしく。

 なお、車端部の処理が秀逸ですね。排水管や汚物タンクが台車と連結器の間に再現されているのがわかります。


 当該車組み込んだ編成はご覧の通り。段付きに。
 前から4両目がサロ181-1000番台です。


 お世辞にも格好良い編成ではありませんでしたけども、老朽化した181系の最後の生存戦略でもありました。1978−82年、151系・181系電車の最後の4年間の「生き残り」でした。

 いや、クハ181とクハ180、サロ180形が1両づつその後も生き延び、JRへも引き継がれているのですが、それはまた別の物語でありましょう。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

【作品紹介】yamatai様の115系と113系3800番台(CAD) まともなのとゲテモノとw

 yamatai様のCAD(LDD)作品は全量紹介出来てないのが心苦しいのですが(拙作の20系リニューアルでは参考にさせていただいてるのに)。更に新作を上げてこられました。今度は国鉄の電車! 如何にもな「新性能電車」な世界です。


 先ずは王道。115系。前面形状と、側面割付が拙作の115系のレスペクトで嬉しいのです。それでも側面扉の凹ませなど、yamatai様ならではのアレンジが入っておりますが。

 ただ、スカート位置は前面と合わせてしまうとごつい感じになります。半ポッチか1ポッチオフセットさせたほうが良いような。

 既に「脱トレイン窓」で、湘南色の電車の可能性も拓かれてます。
 今もなお、「電車」の記号として通じてしまう(実車は大半が引退してるのに意外と玩具の世界では現役! ……一例として)湘南色の近郊型電車。実制作も難しくないのですよ?


 コメントに窮するマニアックな屋根上。1970年代から80年代前半に製造され、地方向けにばら撒かれた「冷房準備車」ですね。冷房装置が乗るべき場所に、如何にもな「蓋」が乗ってるだけという。尤も、1980年代なかば国鉄末期JR極初期は地方の普通列車では非冷房まだまだ当たり前の時代でしたけども。
(冷房付のロングシートより、非冷房でもクロスシートですよ! 窓あけりゃ涼しいぞ)


 さて。113系と115系はバラエティを語るとキリがない車輌ですが(ファンが全貌を把握できるか否かという意味で、嘗ての旧型国電がまともに思えます!)、ネタ車も沢山居ました。

 魔改造車クモハ112。の更に珍車。
 クモハ112はモハ113の運転台後付改造車ですが、中には霜取りパンタまで増設したものもありました。113系顔で前パンタってなかなか珍奇。

 さて。yamatai様にそのつもりがあったかどうか定かではありませんが。
 このシールドビームの表現、2006年ころから広島や下関地区の115系に施された原型ライトの枠を残したままでのシールドビーム改造車。別名「○クビーム」にも見えるんですよ(笑)。ゲテモノの二乗はなかなかキツイのです(笑)。




 で、最高の魔改造車があのクモハ113 3800番台。
 2001年の登場ですが、老朽車ベースであったことから改造後7-8年で消滅してしまいましたね。思えば、古い電車を使い倒す! JRWの方針が変わったのもその頃だった気がします。いや今も103系や105系を平気で使ってるJRWですけども。

 モハ113に切妻運転台を構築して、補強板という姿でした。
 小さい窓はそれこそ旧型国電のHゴム改造車を思わせる風情。而して3800番台にはHゴムは使われてないという?

 yamatai様の作品は縦長の小さな前面窓。補強板とあのゲテモノを完璧に再現してます。ヘッドライトのテクニックビームも良い感じです。如何にもな豚鼻感(笑)。

 この題材実制作すると、2両編成で済むというのもメリットでしょうか。いや造る気するかどうかは別次元の問題ではありますが。

 当たり前ですが、近郊形はもっと端正な姿の車の方が圧倒的多数派なのですよ。

 繰り返しますけど「既にトレイン窓の呪縛」からは解き放たれてるわけで様々なカラバリのまともな連中が多々作られることを願ってたりします(笑)。

 あ、山陽本線に多々あった(いや今もあるか)、更新の度合いが違う車輌混じったカフェオレなんか良いですねぇ。その辺のカオス感が実に旧型国電めいてて味があって……あれ? 何処がまともなんじゃ!
 
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【作品紹介】エレガントなトロッコ? エース君の京都鉄道博物館「スチーム号」客車。オハテフ310 オハテ321。

 「梅小路蒸気機関車館」から引き継がれている構内蒸機運転「スチーム号」の客車は、京都鉄道博物館への移行時に二代目に変わりました。

 二代目は中間車オハテ321と、緩急車(簡易運転台付)のオハテフ310。
 先の35系4000番台があるため(笑)、既にJR最新の客車ではありませんが。というよりは残念ながらこの2両に車籍はなく、構内運転専用なのでした。

 ベースはチキのようですが(台枠に面影あり)、台車はなんとエアサスのTR203?です。嘗ての10000系貨車の生き残り……と思うと博物館的存在ですよね。どっからこんなの探してきたんですか?

 マニアックな話はともかく、この種の改造トロッコ車の中では外見やカラーリングの趣味も良い車です。相方は時にC62(!)であったりしますから、それなりの品格は必要なのでありましょう。


 エース君作品です。
 オハテフ310の片隅運転台がそれっぽい。端部の手すりも。
 そして桜の模様がとても綺麗。
 全体の造形も、現行スチーム号のエレガントさが十分に感じられるものです。テールライトにレンズ入れるのは近年は流行りませんけども(?)、この題材では良い効果を上げておりましょう。

 台車はTR203の表現は……難しいですよね。自分でも諦めます(苦笑)


 端面。ダミーカプラー。車両の構造上、二両先まで見渡せるのが面白いです。もちろん、簡易なインテリアも備わってます。


 オハテ321。
 側面はプレート裏面仕様。桜の模様を描けますし、また貨車改造車らしさを顕すのにも使えます(というか、この表現で普通に無蓋車とか作りたくなりませんか? 茶色とか黒で)。車内にはシートもあります。ミニフィグいっぱい載せて走らせるのが楽しそうです。


 先の作品、C56 160と組んで。現役動態保存機にこの客車が似合わぬわけがありません! もうこの組み合わせでお腹いっぱいなのですが。

 ただ、C56は本命ではないそうですよ? 本命は何でしょう……。
 最近妙に熱い8620か? 未だ作品のないC61か、はたまた大物C62?

 ともあれ、どんな蒸気機関車が曳いても様になる題材です。
 実物は構内運転のみですけど、模型なら本線も走らせてみたくなりますよね。
 
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2017年07月09日

【作品紹介】鱒寿司様の8620形蒸気機関車。走行性もディテールも好し!?

 8620形は1914年から製造された、国産・標準・量産を成し遂げた旅客列車用機関車です。貨物用の9600形とともに大正時代を代表したもの。国内に入線しない線区は無し!というくらいにどこでも使える万能機関車で 支線区でも入換でも使える使い勝手の良さから第二次大戦後も活躍は続きます。
 そして蒸気機関車の終焉たる1975年まで生き延びることになったのでした。

 動態保存機は2両あり、1両は京都鉄道博物館の8630。よく構内運転に充てられてますよね。
 もう1両がJR九州の58654。こちらも肥薩線で「ほぼ、定期運用」についているような状態であり、元気な動態保存機の一つといえるでしょう。
(ただ、58654の多くの部品は1988年以降に新造置き換えされたものです。逆に言えば経済面で引き合えば、現在でも8620形は新製可能?ということになるんでしょうか)


 鱒寿司様の作品は6幅ベースに、キャブのみ7幅です。
 ただし、エンジン部はランボードをレール付きプレートにすることでキャブ部とのバランスを取っています。また、テンダも6幅故に、6幅の客車との相性も考慮されています。

 缶胴は近年主流の、ポチスロに依る円筒表現。これは蒸機の表現を一変させましたよね。

 足回りは先輪の回転中心がかなり奥まっており、走行性への配慮がなされているのがわかります。メインロッドとサイドロッドはテクニックアーム。シリンダの位置が低めのため、ロッドがクロスしうる構造になっているのが嬉しいところです。ちょうど、写真の状態ですね。

 なお、このスタイリングながらエンジンドライブです。
 モーター、何処に収まっているのやら?


 デフレクタ(門デフ)装着にも対応。58654も門デフですよね。
 


 斜め上より。機関車が美しく見える角度の一つ。
 
 ポチスロ細工の缶胴にドームが2つ、綺麗に乗ってるのが印象的。
 シリンダ部も車体からの張出しを最小限に抑えているのがわかりましょう。

 キャブの前端も、アーチ型の窓が開いてます。


 鱒寿司様、蒸機というかトレイン制作はほぼ初めてのはずですのに、この水準を上げてこられて驚きました。いろいろ研究され、過去作のよいとこ取り入れているのがわかります。


 客車も製作中と聞いておりますが、まずはエメラルドナイトの客車を合わせて。

 英国風とか言われた8620に、似合わないわけがありません。
 また、茶色系のツートンは58654の豊肥本線(あそBOY)時代も彷彿させます。

 現状、走行性の問題はないそうですが、テンダの三軸が逆進時に脱線することあるとか。構造的に横スライドは仕込めそうですから(あるいは1軸を首振り?)、克服は可能でしょうね。







 bukkubo氏のD51、dumi氏の同じく8620、隼様のC57……レゴの国鉄蒸機作品も、新世代の作品が揃ってきた印象。一同に会する機会あればと思う次第です。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】アイン様の遠州鉄道 ED28 小さな凸型電気機関車/g@ひたひた様の過去作も

 先方の製作記事:
 https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40394851.html
 先方の並び記事:
 https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40395280.html

 遠州鉄道ED28 1は遠州鉄道の事業用・保線用電機……というよりは半ば動態保存車?

 1925年の英国、イングリッシュエレクトリック製で2両。豊川鉄道・鳳来寺鉄道に納入されました。その後国鉄買収でED28形と。1956/59年に国鉄から離れ、1号機は近江→山形交通に。2号機は遠州鉄道に払い下げ。
 以後、ED28 2は同社の貨物列車用に。貨物営業廃止後は保線用として在籍しています。
 75kwx4とそこらの田舎電車と同等の出力であり、全長は9m足らず。重量は50トンというとても小さな機関車。
(一般的な私鉄電気機関車は200kwx4程度の出力で、重量は45-50噸程度。しかし、小さいほうが使いやすいこともあるのは言うまでもありません)



 灰色と青という塗り分けは、実車通りです。
 B+Bの足回りは二軸にアレンジされていますが、現物も先述のとおりに小さな機関車ですから、このアレンジは一つの正解でしょう。(自分も造るなら2軸アレンジで、2軸はダミー車輪に割り切ってしまうでしょう)
 運転台周り。横組のキャブ窓が良い効果を出しています。
 
 ボンネットの傾斜は階段状表現です。巧く印象掴んでると。


 全体に、立体感に富んだ、複雑な形状をしています。
 細いボンネットは点対称形状で張り出しがあるのですが、その張り出し上のベンチレータまで再現されているのですね。

 なお、飽く迄個人的好みですが、台車の端梁(連結器周辺部)は4幅に絞ると、実車のスマート感が強調されるかも知れません。


 真横より。全長16ポッチ。
 遠州鉄道の赤い電車を造ることができたら(24-28ポッチ?)、対比させてみると楽しいかもしれませんね。


 保線イメージで、小さなホッパ車曳いて。レトロレゴ風味の世界観にもしっくり来る作品です。


 1976年まで、貨物営業行ってた時代のイメージで。こうした二軸貨車も似合います。というか、この機関車の元来の用途でありましょう。


 保線と思うと、事業用貨車は一番しっくりきますよね。


 自由形の欧州古典客車曳いて。
 英国生まれのED28では有りますが、何故かドイチェメルヒェンな世界観にも合うのです。これはこれでクラシックレゴと言うか、クラシックな鉄道模型の世界といいますか。


 12系と50系を曳いて。
 遠州鉄道は長いこと遠州馬込と西鹿島で線路が国鉄線とつながっていましたから、こんな臨時列車があっても可笑しくない? あるいは飯田線に里帰りしてこんな臨時列車と考えても楽しいかもしれません。

 ED28は飯田線の4私鉄時代を知る、数少ない現存車です。いつまでもお元気で!

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 さて。
 なぜかこれ迄に記事にしてなかったのですが思い出したのが、この作品です。
 g@ひたひた様の、なんと2006年作品。

 凸型のD級電気機関車 2006年5月22日


 実車の写真を見ずに印象だけで作られた……とのことですが、ED28の印象は相当に強烈であったようです。それ故の唯一のエラー?はボンネットの点対称な張出しが割愛されてしまってることでしょうか。ボギー車なので、大ぶり大型な感じですが、その分ほっそりした感じは強調されています。

 動力は考慮されていないものの、9V化は可能な作りです。
 
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月08日

【イベント告知】明日「7月9日(日) 第2回パルトレイン糸魚川」に嵯峨様が出展

 直前で恐縮ですが。明日です。






 糸魚川駅内での催事で、嵯峨様がささやかながらもレゴトレイン出展されます。
 ご近隣の方(何処までご近隣か分かりませんけど、普通列車か車なら下道で行ける範囲の方?)は是非遊びに行って上げてください。

 ささやか。とは申しましたが。


 結構参加車両は多いのです。此処には記してないですが、関山も475系急行電車を送りました。



 ブース予行演習。2列車同時運行は大事です!

 ジオパルは内部にキハ52がまるまる1両保存されてるような気合の入った施設ですから、イベントも盛り上がりそうです。
 レポート楽しみにしております。


posted by 関山 at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月07日

【ヒント・アイディア】マイクロモータの修理方法(たむちん様情報)

 備忘録的に。ツイートは「流れて見えなくなる」もんですから。




 マイクロモータは1990年代のレゴ部品(最後の採用が1999年ころ)。極小型のモータ。ただ、回転はゆっくり且つトルクもそれほどないので動力用には使えません。何らかの小規模なアクション用です。もちろん、PF延長ケーブル(現行品)の9V接続側に接続するとPF環境でも使用可能です。

 で、これ、壊れやすいのです。不動のジャンク抱えてる読者諸兄の方もいらっしゃるのでは?
 全ての故障原因がたむちん様のと同様とは限りませんが、分解が可能であるのは光明です。

 余談ですが、9Vトレインモーターも若干の破壊を伴えば(苦笑。表からは分かりません)、分解修理は可能です。中身をPFトレインモータにスワップしてハイトルク化はいつかやってみたいんですけどね(笑)。



 此方は割と知られてる? 9Vケーブルの修理方法。
 9Vケーブルは製造ロットによって加水分解で被覆がボロボロになります。自分で修理できるのは重要な事です。

 やはり9Vトレインのフィーダーケーブル(線路とスピードレギュレータつなぐケーブル)も分解修理可能です。諦めないで!

(関山は諦めて、レールに直にハンダ半田付けしちゃったりしました。まぁ9Vレールは割とハンダ乗るので何とかなりますけど)
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】ルビー様の200系新幹線。試作中?

 ルビー様の作品はいくつかのスケールがありますが、200系は6幅ショートで考えられている模様?

 東北・上越新幹線200系は1982年営業開始。かつては両新幹線の主力車でした。21世紀入ってから引退進み、今は現役を離れています。

 レゴではアイン氏による、シャークノーズ……100系顔のF編成作品がありますが、大多数を占めたラウンドノーズの作例は未だ少ないのですね(初めて、では無いはずですが)。


 第一次試作。

 0系由来のラウンドノーズは過去にいろいろな表現が行われておりますが、%47406という部品のカーブを使うという発想はこれまでにありませんでした。なお、47606は逆スロープですから、前頭部に関しては上下逆転です。
 一方で、下半分のラインは薬師山氏の0系の援用です。あれは一つの定石ですよね。

 前面窓はあえて角度は付けず。細めにすることでシャープ感をだし、角度の代わりにしています。またセンターピラーがあるのも特徴。

 ところで。この部品使えるとしたらあとはどの形式でしょうか。
 200系シャークノーズや100系はなんとなく行けそうな。無論200系の仲間である962形・925形も有りでしょう。ロングノーズ形の始祖、951形や961形もありですかも? 一方で0系だと「ちょっと違う」かもしれませんね。


 第二次試作。早くも「詰めて」来られてるのがわかりましょう。

 前面窓は左右に拡大して運転台周りに適度なボリューム感を確保。
 
 そして、側面も作られる。
 窓は1x2相当です。確かに小さめの窓は200系の世代らしさがあります。丸みの付いた側スカートも美しい。完成度を大きく上げてきました。


 第三次版。これが、決定稿?

 前照灯周り、パーツ選択の変更ですっきり。ただ、ライトの位置は犠牲になっているので、二次バージョンとどちらが良いのか迷うところではありますが。
 スノウプラウの強化はとても200系らしいのです。運転台と車体部分の繋ぎも改良されているのがわかります。

 台車にも側スカートが付きました。この関連で、さり気なく車体高を1プレート下げてもいるのですね。二次バージョンみると、腰高なのが自明でしょう。


 第三次版を側面より。限りなく、完成に近い?

 もちろん、このままですと台車スカートは旋回しないでしょうし、屋上ディテールも欲しいところです。でも、最もスマートな200系まで、あと僅か? なのかも知れません。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする