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2022年08月10日

【作品紹介】ゆゆ(9850)様の8620。お召機。「本物の、華やかさ」

 8620はいったいどれくらいの作例があるのでしょうか。
 なるべく記事に拾うようにはしているのですが抑えられていないもの、あるのかもしれません。

 さらっと難度は高い題材ですが、それだけに工夫や解釈の分かれる余地があります。また、コダワリもみえてくる題材です。



 お召機には、本物の華やかさがあります。

 8620の「お召」自体はかなり実績ある筈で、蒸機の終焉期(1970年代)まで観られたものでした。ただし、この作品は大正末くらいの設定のようですね。赤い端梁やバッファが映えます。

 国旗と紋章。
 そして側面の手すりがこの時代ならではの装飾です。
 それら以外の色気も抑えているので、本物感が強いのですね。

 8620原型機としても、無理のなくそして曲線部分も残されてる造形です。円筒ではなくてスロープの缶胴も8620だと似合っておりましょうか。ハシゴの表現も見逃せません。テンダのスコップも味があります。

 ユニークなのは、先輪をダミー化していること。意外とルックスは良く、そして走行上の問題からも解放されます。第一動輪フランジレス、第二・第三動輪フランジの配置も含めて試みた価値はありましょうね。


 この角度も良いものですね。8620らしいフォルムは装飾の下からも窺えますから。

 灯火が欧州的なのがまたエキゾチックでもあります。まだ西欧の香りを残していた大正の趣。

 バッファは4.5V時代の古い部品です。それを上下逆に使われてます。


 この美しさ。華やかさ。


 サイドビュウ。
 テンダ込で40ポッチほど。8620には或る程度の全長持たせるのが、良きフォルムのキモなのでしょうか。
(余談ですが拙作が苦戦してるのは、全長34ポッチにこだわってるからかもしれません)

 テンダドライブの安定性重視です。


 「賢所車」をあわせて。
 長大編成にもなりますから、供奉車などの増備も期待したいところでありますね。



 さて。<<続きを読む>>
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2022年07月07日

追加有【作品紹介ナロー】MIZUKI様の草軽電鉄デキ12形。伝説の軽便!

 草軽電気鉄道。軽井沢と草津の間、55kmを結んでいた伝説の軽便鉄道です。

 ここが惜しまれるのは、避暑地と温泉場、著名観光地同士を結ぶ絶好の路線であり、国鉄線通した回遊性。そのうえ東急の資本さえ入っていたのに。

 その観光資源的価値に全く気が付かれないまま、1960-1962年に廃止されてしまったのでした。

 とはいえ。
 観光鉄道として再生していても、あの雰囲気は維持できなかったでしょうが。
 失われたからこそ、伝説になっているのかも知れません。

 
 主力の電気機関車が有名な珍品。
 米ジェフリー社製の、工事用電気機関車。1920年製で中津川発電所の工事用に使われたものが、工事完了で1924年に草軽電鉄に払い下げられたもの。長大路線ゆえ所要両数も多く、13両に及びました。

 工事用で重量は僅か11トン。写真で762mmの線路幅と比較しても、はたまた曳いてる客車と比較しても「凄く小さい」のでした。

 ただ、この種の機関車として特異な形状というわけではありません。
 同種の工事用機関車や、それを転じた黎明期の電気鉄道の記録は他にもありますから(ただ、資料が恐ろしく少ない)。

 1両が軽井沢駅までにて保存されています。
 ただ、上屋の形状が適切とはいい難いのが難ですね……。


 MIZUKI様の作品。

 もちろん、動力なしのダミーです。自走させようなんて考えちゃいけません(笑)。

 4幅の極小機関車ですが、機関士が乗ってます(笑)。そして、1B1という後付先輪のある車軸配置も再現されてます。

 印象的な重力式パンタグラフはキモですから。無論丁寧な再現。

 足回りは本体部分を上手くカバーしています。全軸小径軸ですね。


 ユーモラスなプロポーション

 精細なパンタグラフ。機関士は史実通りに、横向き着席?でしょうか。前照灯が大きめなのは、相対的に機関車をより小さく見せる作戦として機能しておりましょう。

 さて。
 走行させようとしたらユーレイの動力付き客車が必須でしょうね。
 幸いにも草軽電気鉄道の客車は比較的大柄な鋼製客車でしたから、自走動力客車は多少のPF系魔改造で収まりそうです。

 いや、ダミーの動力客車は今までは「(軽便客車にしては)大きすぎる車輪」への違和感で避けていたのですが、BBB-XSホイールのお陰で違和感なく実現できそうです。

 或いは。
 機関車にCADAのPFマイクロモータを搭載。機関車を駆動させて、バッテリや制御基板を客車に搭載するのも有りでしょうか。

 展開を想像するのもまた楽しい作品なのでした。

 おっと。リアル志向のラージナローという方向性もこの題材には似合うのかもしれません?
 

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 追記:2022 7月14日

 mizuki様より、画像を追加でいただきました。



 工事用鉱山用の雰囲気でトロッコ曳く姿。
 この機関車のむしろ元来の用途であります。草軽でも無蓋車に硫黄載せて運んでたとか言わてますね。


 新作の鉱山ジオラマでしょうか?
 前後の車輪、ギリギリ、ローラーコースターカーブが曲がれるようです。

 この雰囲気、寧ろ明延あたりを思わせるものが……。
 明延は間に合わなかったんですが(悔!)ただ、保存車の多い産業軌道ゆえ、いつか訪問したいです。


 カーブでは、こんな感じ。
 何らかの方法で動かすことできたら、この1B1の車軸配置は実に楽しそうであります。
 

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2022年07月06日

【作品紹介】5udon様のE235系 山手線仕様 3回目のリメイク。鮮やかに。



 思えば、E235系が山手線を統一してしまってから数年経ってしまいました。
 試作車の導入が2016年で、なかなか増えない……と思っていたら、あっという間に。

 賛否分かれたデザインも、今は「慣れ」てしまいましたね。
(……E233系の実用本位のデザインの方が寧ろ味気なく思える始末?)

 5udon様の作品も、6年分の重みが詰まっております?
 
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 2016年の初代作。
 まだ作品のスタイルが固まる前のものですね。

 先頭車をミドルスケール、中間車をショーティというバランスがユニークでした。


 2017年の二代目作。
 かなり5udon様の作風が固まり、6.8幅ショートスケールという世界を確立されています。車体の裾丸みが表現できるスケールでもあり、今見ても精細感が凄いのですよね。

 ただ、重量や強度の問題はあったようです。


 三代目……ではありませんが、2020年に作られた横須賀線仕様です。
 これを元に山手線用を作られたと。


 そして最新作。
 前面造形。入手しやすくなってきた1x2カーブスロープ(欠有)を前面が物凄く精細になっています。車体裾の絞りと、前面下部の逆テーパが巧く融合しているのですね。1−2代目では表現しきれなかった箇所でしょう。

 グラデになってる部分も、濃い色をおくというシンプルな処理。でもそれが成功してますよね。

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2022年07月05日

【アジア系互換品】ついにこれが……。パシナとあじあ号! 非の付け所無く?【追記あり】

 中国の「互換品」のブロックトレインの、妙な充実は既に語られているとおりです。本家のやる気の無さと誠に対照的と申しますか。
 既に現代中国題材の製品が幾つもリリースされてるのですよね。

 そして、ついに出てきました。



 情報源は機関助士様のツイートより。


 販売はこちらです。

 約14000円、この種の互換品にしてはちと高め。送料は1600円ですね。

 追記:Aliexpressの方が少し安い模様。12600円程度で送料込。


 さて。
 政治的には考えさせられてしまいますね。
 いや、当の中国が売るんだから何の問題もないんですけど。
 でも、あちらには「媚日」って言葉があって……政治的に面倒くさいらしい。
 いいのかなぁ……的な。
(尤もあちらのプラモメーカーは日本軍もの普通に売ってますけども)

 その一方で。
 日本企業が日本市場向けに売る「あじあ」の模型は気にならないんですけどねぇ。カツミのHOゲージとか、マイクロエースのNゲージとかそこそこ数は出てるはずです。況してや個人の作品なら大歓迎です。というか自分だって造りたいですよ満鉄形は。


 さて。
 めんどくさいことぬきに製品としてみてまいりましょう。

 よく「ホントは何色だったのか?」と揉める機関車の色は黒解釈です。明るめの青という人もいりゃ、紺色に近いという人もいうアレですね。

 黒に白帯は、一時期の保存機で見られたものです。
 「戦後」の姿に関しては諸説がありすぎます。

 約8幅。大きいように見えてあのエメラルドナイト(フライングファットマン!)より少し大きい程度です(笑)

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2022年07月04日

【作品紹介】アイン様の京急2000形電車 3扉一般色。奇跡の、バランス。

 先方の記事
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12751374948.html




 2000形。1982年の暮にデビュウしたこの車両は歴史の転換点。
 京浜急行は、それまでも600形IIという2扉クロスシート車は擁していたものの、「厄介者」という扱いで、休日やデータイムに運用から外してしまう始末。積極的にクロスシート車を使っていこうという姿勢とはいい難く。

 しかし、2000形を導入してからの京浜急行は変わってゆきます。
 沿線の魅力を高めるがための、前向きな運用投入。朝夕ラッシュ時はもちろん、その真価を見せるデータイムや休日も。
 
 この流れで試みられたのが、1993年の600形IIIで、3ドア全クロスシートという意欲作。
 1998年に2000形を早くも置換しようとしたのが今のフラッグシップ、2100形となります。

 さて。2100形以降。
 600IIIの試みは流石に無理がありましたし、また2000形も一線を退いて3扉化されます。でも、そこで全ロングシートのツマンナイ電車にはしないのですね。
 600III、2000、何れも車端部にはクロスシートを残す座席配置に。併せて1000形の1999年以降の増備車もその仕様になっています。
 ステンレスの銀1000という逆行こそあったものの。2019年新造車からはまた車端クロスを復活させ、新しい魅力の電鉄を造り続ける。

 ……惜しむらくは、この思想が同業他社に伝播しないことでしょうか。


 尤も、3扉改造後の2000形は運用には入れ難い車だったようです。前面非貫通のため泉岳寺に入ることができず、本線の快特・特急筋とは相性が悪い。
 
 変換点は2005年のエアポート急行の設定。羽田空港−横浜ー新逗子(現 逗子・葉山)を結ぶ系統は車両の制約もなく、2000形の主な活躍の場となったのでした。
(関山も、2013−2016年の井土ヶ谷在住時代は、エアポート急行の2000形は「一番よく乗る電車」であったんですよね)

 前置き長くなりましたが、アイン様の作品。エアポート急行時代の3扉2000形を見事に再現しています。ファンとして、悔しいほどに!

 敢えて2扉時代であるとか。また3扉でも復元塗装で最後まで残った2011Fではなく、通常塗装の2000形という題材も良い意味での渋さ。

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2022年07月03日

【作品紹介】「奇跡の復活?」超豆茸様のE127系0代車




 時事ネタです(笑)。

 いや。超豆茸様の作品自体は6月半ばに発表されておりますので、時事ネタというよりは超豆茸様にしては珍しい?「非現役の車両」だったのですが。

 E127系0代は1995年に新潟地区に導入されたもの。
 2連口。全ロングシートと都市圏輸送に全振りしたような形式でした。全ロングの詰め込み仕様ながらもあまり嫌われなかったのは、上越線や信越線のような長距離系統には入れなかったことと、また115系が圧倒的大多数であったためでしょうか。
(この辺は車体形状が同様の、701系との違いであります)

 2015年には大多数がえちごトキめき鉄道に譲渡。嘗ての信越線部分に転じます。JR東には2連が2本のみ残存し、引き続き弥彦線などで使用されておりました。
 それも新潟地区の車種統一のため、久々に新造のE129系に置換られ、2022年3月にE127系も運用を離れてしまったのでした。

 ところが。6月29日に落雷でE129系が多数故障。
 急遽、運用から離れていたE127系が「復活」してしまったのです。


 そういう事情とは無関係の? 超豆茸様の作品です。

 701系やE127系100代(信州地区用)よりもあっさりした顔立ち。巧く再現できておりますね。額縁がない顔です。
 
 造形は横組み駆使で、6幅ジャストであります。

 側面はキムワイプカラーの帯。あっさり感はこの系列らしく。


 貫通幌ある側は、引き締まった印象です。
 帯の処理、恐らく額縁のある仲間よりも難しいんじゃないでしょうか。1幅横組と4幅横組がタイル挟んで併存ですから。


 弥彦線あたりのイメージで。


 大きなカーブの複線は、上越線での運用を思わせます。

 「復活」後は、全盛期でも定期運用のなかった上越線で運用されているようです。

 これは「撮り」の方には、なかなかの人気題材のようですね。
 貴重な記録が生まれているようです。

 ただ「乗る」分にはちょっと……(苦笑)。元来のE129系への早期復帰、お願いしたいものですが。
 高崎から長岡までロングシートはちょっと嫌ですよ。
 
 
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2022年06月30日

【作品紹介】ゆゆ様のGNR スターリングシングル。英国鉄道趣味の底の深さ。

 グレートノーザン鉄道という会社は困ったことに、イギリスにもアメリカにもありました。
 言うまでもなくイギリスの方の話で、1923年にLNERに統合されています。
 趣味界的にはイギリスをGNR、アメリカのをGNと表記するようですが。


 スターリングシングルは1870年から1895年にかけて53両が製造されてものであり、シングルドライバーという古典的形状にしては未だ新しめ?なのでしょうか。日本で4-4-0が流行った時期の製造ですからね。

 動輪径は2159mm。速そうに見えて速い機関車です。
 最高速度は137km/hに達する。表定速度の記録も100km/hなんてものもあったりします。古典的形状なのに……。

 ただし、見ての通り牽引力は期待できない機関車です。動軸数の問題だではなく、缶胴の大きさが1435mmという軌間に縛られるというのはシングルドライバーの欠点でありました(なので、日本にもシングルドライバーは居なかったのです。狭軌だとほぼ不可能?)。
 スターリングシングルも、より大きな機関車に置き換えられるため、1916年までに引退してしまいました。

 保存機が1両あります。

 また、絵本の世界では「エミリー」として有名ですね。

 ええと。
 ゴードンやフライング・スコッツマンよりもずっと先輩の機関車です。ロリババア?


 ゆゆ様の作品。優美なフォルム、よく捉えています。

 レゴだとシングルドライバーの作例は非常に少なかったのです。動輪の問題がありましたから。この作品だとBBB-XXLを使用しています。技術的にも入手性でも良い選択でありましょう。
 特徴のスプラシャは4x4の丸プレート。十分な丸み感出ていますね。

 シングルドライバーでも存在する、メインロッドはスプラッシャとの競合が大変そうですが、巧く処理されています。サイドロッドのない足回りも楽しいものです。
 
 エメラルドナイト由来のプリント入カーブスロープもこの題材向けですね。濃い緑に端梁の赤が際立ちます。
 円室扉廻りの処理が英国古典機らしく。
 そして主台枠の露出もうまく処理。

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2022年06月22日

【作品紹介】東洋様のソ連国鉄 ER200形高速電車。「ソビエトの神秘」?

 東洋様の、この作品は2021年の11月くらいのものです。



 いや。題材のマニアックさと渋さに驚かされされたものでありましたよ!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 さて。
 ソビエトの神秘、とも言われたソ連国鉄ER200(ЭР200)形高速電車。

 神秘というのは、1974年に1編成が落成するも……いつまでも営業運転に入れず。
 ようやく1984年に営業入りするも、モスクワとレニングラード(当時)を週に1度往復するだけ。1日1便じゃないんですよ?

 最高速度は200km/hと言われます。ワンオフの、量産考慮しない車輛としてはそれほど高速でもありません。
 それでさえ、手を焼いていた……というのが、当時のソビエトの実態であったのでしょう。神秘なのか、幻想なのか……?

 なお、同じ時代のソ連に高速列車がなかったわけではありません。チェコスロバキアのシュコダ社の製造したChs200(Ус200)形電機は1970年代に導入され、こちらは最高速度200km/hで連日の運用に入っていましたから。

 ER200は1988年に2編成目が。また1990年に先頭車のみが増備されています。
 しかし、週1便のみの運用は変わらず。2009年2月には引退してしまったのでした。2009年の末にはドイツ製のサプサン(ICE-3)が運用に入り、今に至っているのですが……。

 思えばER200自体が今は独立したラトビアのリガ製でしたし。また優秀な機関車など造るハリコフ工場はウクライナにあります。
 また、属国のように扱ってた東欧諸国……チェコや東独。
 
 そんなところに支えてもらえないと維持できなかった技術体系だったのではないかという疑惑。今になると出てきてしまうのです。


 作品の紹介に参りましょう。

 前頭部の形状表現はかなり直線的に再解釈されるも、十分に雰囲気は伝わってきます。理想を申せば、下半分は後退角を大きく取れる丸部品乃至スロープで。上半分は真ん中の灰色の部分を1ブロックほど前進させると彫りの深い顔にできるかも知れません。

 オレンジの警戒色は営業運転開始後のものですが。この作品では彩り添えてますね。側面は順組。ここは横組化できるとより良くなりますかも?

 グリルブロックが手に入るのであれば、車体側面のリブ表現もありかもしれませんね。
 口出しが多めで恐縮です。
 でも、それだけこの題材が好きなのですよ(笑)。本物はサンクトペテルブルクで拝んでおりますし。


 野外撮影。あぁ素晴らしき。

 冬の乾いた空気が、彼の地を思わせます。右手のコンクリアーチもそれっぽい。


 冬と雪。まさにあちらのイメージであります。
 ただ、モスクワやレニングラード(サンクトペテルブルク)でどれくらい積雪があるのか定かではありませんが。露骨な耐雪や耐寒装備は見当たらないんですよねER200。



 ……。
 こちらは、ER200の後継として2000年に試作(6連が1本)されたES250→VSM250(ВСМ250)。Сокол(ソコル)とも。
(余談:Wikipediaの記述は中文版が詳しいですよ。オススメ!)
 形式名通り250km/hの最高速を目指したものでしたが、多くの問題が解決できずに2002年にプロジェクト打ち切りになったものでした。
 
 なんというか。このあたりが、あの国の限界であったのでしょう。

 そして、西側部品の供給が途絶えるであろうサプサンも、いつまで運行を維持できるのでしょうか。

 いや、また自由にこの辺りの題材扱える日々に戻って欲しいのです。

 
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2022年06月20日

【作品紹介】5幅バス。「ちょい懐!」SUU様のエアポートリムジン(東京空港交通)のセレガR




 ちょっと懐かしい顔のエアポートリムジンです。

 セレガ・ガーラが現行の大胆な顔やピラーになったのも、結構前のことですが。
 この作品の想定は、その前のセレガRで、2000−2005年のモデルでしょうか?
 東京空港交通はもちろん、関東では観ることのできない車種になってしまいまいました。

 SUU様の作品、ヘッドライト周りの縁っぽいところをきっちり表現しています。ヘッドライト下のフォグの処理が、セレガRらしいのですよね。

 5幅バスで大事な?ピラー表現は4Lバーの輪ゴム留め。大胆ながら確実なやり方でありましょう。


 サイドビュウ。

 斜め帯。考えてみたら185系よりも東京空港交通の方が先だったんですよね。成田開港に始まっていますから。
 当時としてはシンプルなスッキリしたデザインであったんですよ。

 無論、レゴ的には面倒です(笑)。
 ポチスロの「合わせ」での表現です。

 ホイール、良い部品使ってますね。番号がわからないのですが(笑)、バスらしい。ホイ^ールアーチの大きさや処理も心地よい。

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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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