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2018年11月28日

【作品紹介】yamatai様の江ノ電 300形305F。完璧なバランス!?

 江ノ電も人気題材です。
 その中でも人気あるのは旧型の300形。それも現役の305Fです。

 300形は嘗ては5本在籍して、1本ごとに出自も形状の違ったもの。最後の305Fだけになって久しいのですが、江ノ電のシンボル的車両に。
 長く、守っていってほしいと思うのです。


 305Fの新性能化冷房化された現在の姿です。
(こだわりだすと、時代によって姿が大きく変わってくる題材ですからね)

 305Fは所謂「バス窓」が特徴ですけども、作品では割愛。而して違和感なく305Fに見えるのですよね。

 1両の全長を20ポッチに押さえて、小型電車感を強調。
 実は関山が以前試作してそのままになっている301Fや502Fに合わせてくださったのでした。でも、ほどよいバランスではないでしょうか。
(関山版も再開したいものです)

 前面は以前の気分屋氏作品を継承しています。あれがベスト表現でしょう。


 側面割付。
 側窓周り、クリーム色多めに取ることで305Fらしい明るさです(301-304Fだともう1プレート分クリーム色がないほうが良いでしょうか)。

 注目されたいのはドア前後の窓柱で半プレート分。無論、ブラケットの利用によるものです。
 ドアの凹み表現もあり。コストと手間は掛かりますが効果大きいですね。


 屋上。古めの電車ですがタイル平滑に。アンテナ避雷器冷房装置と並びます。ここらは最新型と変わらない機器配置であり、これはこれで305Fの魅力でもあります。


 前面は胴受け周りの出来も細かい。連結器は車体マウント。
 限界曲線は標準カーブです。胴受け外して連結器を台車マウント仮設すればR24も行けるんじゃないでしょうか?


 連接部アップ。
 ホロは片方の車体に固定する、Mugen氏の方法です。動作確実。




 連接部内部。連結に一手間かかるのが目下の問題だとか。


 車体構成。横組の窓まわりの取り付け方が分かりますね。


 三面折妻の内部構造です。
 パーツ数は増えますが、強度があり、角度が自由に調整できるとのこと。。


 試作中の模様。いろいろ完成版との仕様違いがりますね。
 前面窓であったり、窓ユニットの左右サイドの合わせ方であったり。
 これはこれで、興味深い資料になリます。
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月27日

【作品紹介】レゴ5udon様の京急1000形 17次車 塗装ステンレス車らしく!

 京浜急行1000形は、1958年から導入の主力・汎用車両です。3ドアの万能車で快特から普通車まで。
 そして自社線内から都営浅草線に京成線は成田空港まで乗り入れ。

 製造は1958-1978年。1500形や600形IIIを挟んで、1998年から製造再開。今なお増備が続いています。

 製造時期が長くブランクも挟んでいるため、同一系列内に鋼製車(1958-1978)・アルミ車(1998-2005)・ステンレス車(2006-)があり、また全電動車編成(抵抗制御)と、付随車を組み込んだ経済編成(VVVF)があります。
 アルミ車では車両端に固定クロスを設置して、2100形の補完的性格も持ちました。
 2006年からのステンレス車では全ロングシートに戻ってしまいましたが、2017年の投入車から車端部のクロスシートが半分だけながら復活。クロスシート車の京急!の面目躍如です。
 
 鋼製車は前面三枚窓貫通型ですが、初期に非貫通2枚窓の車もありました。
 アルミ車・ステンレス車では非対称非常口付きですが、1800番台には鋼製車同様に中央貫通路にホロつけられる異端車があります。

 鋼製車は2011年に完全引退……というよりは、同じ1000形で置き換えられています。
 ステンレス車は当初未塗装でしたが、2016年の製造から全身ラッピングとなり、2017年度の投入車から塗装に戻りました。
 決定版にして最新型の1000形、まだまだ800形や1500形の代替車として増備が続きそうです。

 敢えて、所謂「旧1000」と「新1000」を連続したものとして解説しました。
 公式見解や趣味界の慣習はともかく(おいおい!)、用途と使用線区は新旧で全く同じものであり、1998-2011年は新旧が併存もしておりました。その意味で600形(I.II.III)や700形(I、II)のような襲名形式(要は別人)とは一線画す必要があると思いますが、さて。

 「あくまで個人的見解として」京浜急行1000形は新旧連続した形式でありましょう。
 1958年から製造され、まだなお増備が続く、趣味的には素敵な事案じゃありませんかこれは?


 ええと。少々無理のある解説で恐縮です。
(まぁ新1000でも、白1000[1-5次車]と銀1000[6次車以降]が同形式も無理があるように思いますが)

 レゴ5udon様の作品、公式には「新」1000形17次車(以降)です。

 ステンレスに塗装の最新モード。15-16次車のラッピングは耐久性に難があったのだそうで。結果として、ラッピングともアルミ車の塗装とも違う雰囲気の車になってます。ステンレス車の塗装は珍しいものです。

 車端部のクロスシートは16次車から復活したもの。2000形というセミクロス車の置換である16-17次車では重要な設備。公式では、充電コンセントを設けるためとのことですが、然しクロスシートへの要望への理解があるのでしょうね。今後も継続してほしいものです。

 5udon様の作品は何時もの6幅+プレート2枚分の准7幅です。
 これによって、前面の額縁的仕上げを自然なものに。屋根肩の雨樋的処理も可能に。JREの電車の定番表現ですけども、京急でもまた効果的なのでした。

 前面は微妙な傾斜角は割愛してますが、ステンレス車だと傾斜角もラウンドも緩いので違和感ないのですね。
 嬉しいのは前面白帯の処理に1/4タイル使っていることで、このおかげで凄く1000形ステンレス車らしい微妙な丸みの顔になってます。



 中間車基準で全長36ポッチですから、側面はゆとりあるものです。
 そして准7幅との相性も抜群。

 側窓は銀色の縁が下辺だけでもあると、ステンレス車らしいです。
 バラエティとしてラッピングの16次車も面白いかも知れませんね。

 足回り、台車のボルスタアンカを灰色にしてるのが効いています。
 実物では台車で一番目立つ部分ですから、強調表現はありででしょう。


 連結面は全車外幌付です。貫通扉も相まって、切り離した状態でも見栄えがします。


 4連揃いで。実車はこの世代は6または8連ですが、然し、このスケールだと4連でも十分なボリューム感があります。


 5udon様の京浜急行、准7幅の、この流れでの展開に期待したいものですね。
 そのままで灰色を少し挿したら16次車出来ますし、前面を弄って個性的な15次車。
 一方でアルミ車狙われるのなら、前面は多少の仕様変更か(ラウンド感や傾斜が欲しい)、側面は灰色なし「赤白黒」のみですっきり仕上げ?
 いろいろ考えられそうですね。
 
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2018年11月26日

【作品紹介】エース君のB20形蒸気機関車。「戦時型」Bタンクにして、「マスコット」

 確か2017年夏の作品だったと思います。
 紹介の機会がなかったものですが、まちゃ様が綺麗な写真を上げてくださりましたので。
 
 国鉄B20は戦時設計の汎用入換機関車を国鉄車籍にしたもの。本線走行前提としない小型入換機であり、これまでの(そしてそれ以後も)機関車の扱いにはならないサイズのものです。戦後のゴタゴタした時代故にいろいろあったのでしょうか。

 それでも、1970年代のSLブームのときには、他機との重連で本線の先頭にたつイベント走行も行われたりとか。
 なお、私鉄機としてはB20よりも小さなものもたくさんありました。但し多くはもっと古典的形状のものです。B20は豆サイズのBタンクにしては近代的な装いが特徴。戦時型ゆえの直線性や簡略化も今の目ではモダニズムに見えてきましょう。


 梅小路蒸気機関車館→京都鉄道博物館に居る10号機設定です。
 小さな車体に、大仰な形式入りプレートは梅小路のカマの特徴……。ナンバープレートが効いていますね。賛否割れる自作シールですけども、ナンバープレートやサボなら「正義」なのかも知れません。

 細い缶胴はΦ2。これがB20らしい
 シンプルながら効果を上げているパイピングも見逃せません。上手く曲げ、固定されています。

 サイドタンクが大きく見えること、直線的なキャブ周りも如何にもなB20でありますね。そして角型のドームも。


 各部の色差しは、梅小路のマスコットとしての同機の雰囲気にぴったりです。
 梅小路蒸気機関車館は大型機ばかりでしたから、思えば、この小さな機関車は開館時から人気者でしたね。

 モデルは無論非動力で、足回りはサイドロッドのみの表現です。無理するより、メインロッドかサイドロッド何方かに絞るのがバランス上好ましいでしょう。


 バックビュウ。
 コールバンカがパネル構造で凹みあるのが嬉しいです。
 B20は合理化の極みの直線的で無機的な機関車……のはずなのですが、それ故の愛嬌というか味が出ており、古典Bタンクとも違う魅力はあります。エース君作品、その辺りを伝えきっておりますよ。

 今まで見逃してきたこと、反省する次第です。
(あとは受験勉強に、どうか専念されますように……!)
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月25日

【イベント】宇宙に街にGBC、テクニック……第3回湘南ブロックパークの模様(11月23日)鉄道以外篇。

(元来は11月24日投稿ですが、表示順調整のため、一時的に日付を「11月2日 23:58」としております)



 前回記事:鉄道篇
http://legotrain.seesaa.net/article/462894497.html

 鉄道以外の展示の様子、軽くお伝えします。


 k-lugさんの大阪城、目立っておりました。
 ロボ系。メカ系も充実です。
 でんのすけ様のモジュールビルも。


 shigezo様の航空機。
 奥に見えるのはマック&シュンカナ様のレトロ自動車群。1970年代前半の香りです。


 shigezo様の、センチュリーシリーズ揃い踏み。
 ほぼ1/40の統一スケールだなのだとか。

 さて、真ん中のF104だけが一回り小さいのですが、これでスケール通りとのこと。
 あの時代の飛行機の中でも特に小柄だったんですね。無茶な機体だったんですねぇ。あれ使いこなしてた空自凄いです。


 そんなわけでF104。他がUSAFなのに、この機種だけJSDFなのが嬉しい。
 小さくまとめています。

 軍用機・ジェット機の括りでは(或いは空自機の括りでは)一番好きな飛行機なので、いつか関山版も作りたいものですね。

 どう考えても難度高いですけど。


 ポケモンはマック&シュンカナ様と、you☆霊様の共演です。
 存在感の大きなキャラクターですよねぇ。


 射的コーナーにあった、シューターメカ。

 
 右奥のリモコンで仰角・回転・発射・リロード操作を行います。
 
 黒に統一。オレンジのパネル。アウトリガー。
 無骨になりがちなテクニック実用メカでありながら、美観への配慮が嬉しい。

 工作機械や産業用ロボットを彷彿させます。ロボットが顔が命。


 こちらはボウリングマシーン。


 おなじみ、GBCコーナー。はしもと(やったらん)様のモジュールが中心です。

 ロータリーカーダンパーの魅力よ!
 レール部分カーブさせてるのも見逃せません。レイアウトの自由度に貢献してるそうです。


 全体図。
 意外とインパクトがあったのが右手のピッチングマシーン! 玉が飛んでくのが壮絶。
 レゴ社はGBC用のボール安定供給しろよなぁ……と思います。どっかのブリリンの大口セラーに卸してくれりゃ、あとはユーザでなんとかするからさぁw


 ピッチングマシーン。
 モーターは伝説のクレーン車用、テクニックモータですね。
 2004-5年ころだったか。凄く供給量が少なくて高価なやつです。で、レゴ社のモータでは最高出力を誇ってたとか。
 「1億円ピッチャー」と名付けましょうか(おい)




 玉を送る部分も楽しく。


 本島に戻って。
 でんのすけ様のモジュールビル。イベントの華になります。


 マック&シュンカナ様のクラシックスペースコレクションはおそらく日本最大級。

 ヤフオクなどで入手してレストアしたものです。パーツも当時のものに拘っています。このジャンルに関しては実はbricklinkが万能ではないんですよね。高いは数揃わないわ。国内で地味に探すほうが強いのは印象的でした。

 ただ、常人にできることでも無さそうですが。
 それだけにこのコレクションの価値は大きなものです。


 「湘南ブロックパーク」は今回も大盛況でした。二日間開催も適度なボリュームでありましょう。今後も年に1-2度のペースで行われるのでしょうか。
 次回からは関山も復帰のつもりです。広大な展示スペースに、ジャンルクロスオーバー展示は他イベントにはない「魅力」でありますから!
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月24日

【イベント】行き交うのが魅力。背景が魅力。第3回湘南ブロックパークの模様(11月23日)鉄道篇

(元来は11月23日投稿ですが、表示順調整のため、一時的に日付を「11月2日 23:57」としております)


 非参加のイベントではありますが、11月23日の1日目のみ見学に赴きました。
 15-16時過ぎの短時間ではありましたが、作品面でも交流面でも濃厚かつ有意義な訪問となりましたので、軽くレポ上げましょう。

 なお、11月24日(土曜日)も辻堂にて、1000-1600の間に開催されております。
https://asobii.net/57092
https://twipla.jp/events/337461

 お薦めします。未だ間に合えば? ぜひいらしてください。


<付記>
 11月2日から11月22日までの記事を一度飛ばして、先行で11月23日分を更新させていただきました。11月2日から同22日までの記事も記していきますので、もう暫くお待ちお願いします。


 ◆追記◆
 2018年8月の、第二回の模様です。mazta-k氏の記事です。ぜひご覧ください。
http://maztak.blog.fc2.com/blog-entry-196.html



 今回のインフラはmazta-k氏・awazo氏・なし氏の担当。
 駅施設はmazta-k氏です。

 余裕のある面積での、ミックス展示です。
 このスタイルは湘南ブロックパークの定番スタイル。ジャンルを区切らぬハイブリット展示の良さ! とても楽しげなものになっておりましょう。

 何より、ゆとりがあります。
 密度で魅せる展示とは違う良さなのですよね。どちらも大事。


 キャラクター系との共演です。
 おもちゃ屋さんのディスプレイのような賑やかさなのです。


 駅に集うは、地元題材のE231系・E233系。これはレゴ5udon様。
 そして新幹線H5系・E6系は しゅん様作品。

 trix-brix製品も積極的に採用され、手前ではシングルスリップスイッチが早くも実用されています。角度が45度のため使いにくいイメージありましたけど、ホームに合わせて複線間隔が広まる場所に入れると違和感なく収まるのが印象的ですね。


 広大な空間に線路中心のレイアウトは殺風景?
 
 そんなことはないのです。魅力的な情景を作り出してくれたのは なし様の架線柱と信号機。




 標準ズームを思いっきり望遠側に伸ばせばこの通り。
 リアルで質感ある鉄道情景に。


 新幹線同士。緩やかなカーブは、嘗ての大規模展示であった立命館大鉄研展示(2014-2016)を思い起こさせましょう。広大な場所が必要であり、JAMでさえも出来ないスタイルなのです。

 近年のPF・PU車両の増加も(9Vの特殊化も)、配線の自由度を上げてる傾向ですね。この自由度はポスト9V時代の良き一面でもあります。9V派としても肯定せざるを得ない!


 人気者同士。


 ポケモンとJR東日本の車両は妙に似合うんですよね。JR東が<<続きを読む>>
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2018年11月23日

【作品紹介】とげやん様のポーター風 軽便ロコ。可愛くリアルな密度感。



 モデルはポーターの森林鉄道用小型機でありましょう。日本にも多々輸入されたアメリカンナローロコ。2018年に、羅須地人鉄道協会さんが同系機を「新造」したことでも知られます。
 独のコッペル・クラウスと共に、日本人の軽便ロコのイメージとして定着してますよね。

 動力は前提とされていない?作品ですが、このスタイルの良さよ!
 色を抑えめにしてるのも小さいけどリアルな蒸気機関車という感を強く。エンドビームだけの色気も鮮烈になリます。

 車輪はなんと小径車輪ですが、寸づまりな足回りってこの種の機関車らしさを強烈に感じさせるものです。こうなればロッドがダミーなんて小さな問題でしょう。

 軽便蒸機、それもアメロコらしいディテールも見逃せません。
 シリンダと、そこから伸びるステー。
 機関車のサイズからみれば大きめの前照灯。
 大仰な火の粉ドメの付いた細くて長い煙突。
 控えめなサドルタンクと、賑やかなドームや安全弁。

 ひょろ長いキャブは2x2窓が大きく明るく好ましい雰囲気と。

 なにより、4幅なので、他の建物や自動車、鉄道車両、人間(ミニフィグ)とスケール感もばっちり。
 この機関車が「居る」だけで楽しい世界が生まれそう。背後の電車とのサイズ比が既に良い雰囲気なのですよね!

 尋常な方法での動力化は困難なサイズですが、下や横から動かす方法もあります。いろいろ活躍、期待しております。
 
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2018年11月22日

【作品紹介】キベルネ様の8800形蒸気機関車。Powered UPならではの空転ギミック!

 モデルは特定されておりませんが、日本形の中型テンホイラーとして8800形でしょうか? 

 1911年(明治末年)に、ドイツのベルリーナで製造。12両が導入されて、概ね昭和初期まで活躍。最後の除籍は1950年でした。
 8700形や8850形のような私鉄払い下げがなく、活躍が戦後混乱期で終わってしまったのが残念ですね。


 画像はwikipediaより。

 この辺りの輸入機数形式をベースに、かの8620形が量産。そしてC51へ繋がってゆきます。

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 さて、キベルネ様の作品。先ず動画から。



 空転ギミック
 空転して、粘着します。そして粘着後は結構な牽引力をみせてくれます。



 迫力いっぱい。メインロッドとかスライドバーの動きが楽しいです。或る程度の強度あってのことでしょう。


 気になる仕掛けですが、
「PUトレインモーターを、テンダーと動輪に搭載しています。
タイミングをずらして制御すれば、空転や滑走を再現できます!」
「動輪はゴムを付けていないので、粘着力が小さいです。 炭水車はゴム有り車輪で、さらに電池荷重もあるので粘着力が大きいです。」
 とのこと。

 PUの電池boxの2ポートに対してPUトレインモータ1個づつ繋ぐ。普通に使うと、同調が出来なくて「何この駄目仕様は!」になってしまうのですが(ほんとPU純正における、制御の自由度の低さは困ったものです)、そこを裏手にとって、非同調の2モータ使って空転ができるということですね。

 なお、PUトレインモータに直接純正大動輪を挿すという大胆さ(※)ですが、PUだと速度調整がはっきりしているので(PFのようなノーコン暴走がないので)問題は無さそうというのも、PU使う上で励みになりそうですね。確実にコントロールのできるハイスピード機は、PUならではになるかも知れません。

 ※:理論上、最高速度が2倍になってしまいます。



 静止画でスタイル見てまいりましょう。

 サイドビュウ。長い煙室におおきな前照灯が8800らしい。
 程よいディテールと、カーブスロープによる缶胴がマッチングしてますね。

 8幅のラージスケール機です。それゆえに側面からも狭軌感がしっかり感じられ、日本形らしさを強調しておりましょう。

 美しいと言えるモデルなのですが、惜しいのは煙突やドームが6幅文脈なことで、8幅スケールならもう少し太いほうがバランス良いかなということですね。ドームは難しそうですが(いい方法思いつきません)、煙突についてはΦ2にするだけで印象変わってきそうです。

 蛇足ながら。
 テンホイラー(2C/4-6-0)はレゴトレイン的にはボギー先台車ゆえ脱線しにくい、理想的な車軸配置であります。1軸先台車(8620とか9600とかD51とか)だとどうしても旋回が難しいのですよ……。

 問題はテンホイラーは日本形だと、8700・8800・8850の三形式くらいしか存在しないことなのですね。もっと輸入或いは国産標準化されても良かったと思うのですが。無論、自由形を起こすのは有りだと思います。
(8700と8850の北海道の雄別はたまた奈井江の姿はいつか作りたいと思ってます)


 閑話休題。裏面より。
 PUトレインモータに純正大動輪直挿しなのが分かります。これ、高速を狙う機関車などで試してみたくなりますね。文字通りのじゃじゃ馬になりそうですけども、この手は試してみてこそ、でありましょう。
(蒸機なら明治のアメリカン、6400形辺り。電機なら大動輪の高速機 ED54辺りかしら?)

 メインロッドは張り合わせで強度への配慮があります。
 ダブルのスライドバーも動作を確実にして、かつルックス面でも望ましいものですね。
 他は質実剛健な作りに安心感があります。

 なお、先述のようにテンダにもモータがあり、2M機になっています。


 エンジン・テンダ共に8幅です。
 なし氏の9600や、bikkubo氏のD51・9600とスケール揃いそうですね。何時か並びを見たいものです。

 ワムに積まれたPUリモコンは、PUの制御中継用。






 中継について。PUの欠点がこれで解決されると良いのですが。
 リモコンはそのうちに「余る」ようになるでしょうから、大規模イベントでpuが安心して利用できてほしいと思うのです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月21日

【作品紹介】yonenaga様のSNCF BB27000形/RegioJetの「ベクトロン」改良

 BB27000形は2002年から2005年に製造された、フランス国鉄の貨物用電気機関車。姉妹機は旅客用のBB27300形。いずれもアルストムの標準形「prima」シリーズ。
 27000形だけで180両、27300形が67両ですから結構な勢力ですね。
 ただ、prima自体はあまり世界的にはセールス伸びてない模様ですが……。


 画像はウィキペディアより。スラント形ですが、どこか嘗てのゲンコツ形的な前面下半の突出があります。



 さて。yonenaga様の作品は、「製品(city)」を意識した雰囲気なのが特徴。
 無理をしていないので安心感が有り、良い意味での「レゴらしさ」が。

 この作品、前面下部の造形が実にそれっぽい。ワゴンエンド部品を横に使った灯火下のステップ表現には驚かされますね。
 前面上部、緑の65度スロープ1幅がないので一度は諦めかけられたと伺ってますが、しかし横組で却って実車の繋がってないラインを再現できてるような気がします。

 「SNCF」のロゴシールが効果的なのは言うまでもありません。
 ただ、80年代の灰レール時代なら、ここに「DB」や他欧州各国国鉄のロゴマークが貼られてしまったのかしら? いや、DBでも似合いそうですよ。或いはJRやJRFでも?
(世界の鉄道マークシール、今も続いてたら確実にJRはあるでしょうね。あと中国国鉄も)


 真正面から。
 色にもよりますが、ワゴンエンドの横組は綺麗な車体裾ラインを出す方法として使えそうなテクですね。
 65度のキャノピから運転士が見えるのが、正しく製品的な「レゴ汽車」でありますね。大事なことです。とてもとても。


 サイドビュウ。前面スラントの台形ライン。正しく、今の欧州機関車です。

 斜めのラインは階段状表現ですが、これは違和感ありません。
「FRET」(貨物)ロゴが効果的です。

 サイドリブはグリルタイルによる表現で、製品にありそうな範囲での精細感です。同じ意味で手すりも見逃せません。手すりの取り付け方も、パーツ数は却って減りそうですから、やはり製品にありそうな?

 同じ意味で、屋上機器も良い感じ。ハンドル付きタイルはいい仕事します。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆




 以前制作の「ベクトロン」も改良されています。独はジーメンスの標準機関車でprimaのライバル製品でもあります。チェコ共和国のREGIO JET仕様。


 運転台から屋根への曲線がカーブスロープで綺麗になっています。
 サイドから眺めると、あたかもライト周りからアークラインが繋がって見えます。


 ライトも点灯です。製品にありそうな中での「極み」は好バランス。
 そして、往年の4.5vや12Vへのレスペクトさえ感じさせられるのです。

 「ベクトロン」は世界各国に売れていますから、このラインでバリエーション展開を狙うのも楽しそうです。




 なお、こちらは改良前、流石に違和感が否めませんでしたよね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月20日

【作品紹介】薬師山様のLDDより。N700系S(CAD)/メトロ2000系/羅須地人鉄道協会のポーター

 LDD紹介続いて恐縮です。然し、刺激ある作品たちです。いずれも「最新型」でもありますね。



 東海道・山陽新幹線を0系・923形・500系(ハローキティ)と作品化されてきた薬師山様の次回作になるのでしょうか?
JR東海N700系S。文字通りの最新型にして、今後の主力車です。

 前頭部の従来型(N700系)との差別化がキモになる題材ですが、いきなり、強烈な「S」らしさで迫ってます。誰が見ても、「N700S」「最新型」と分かる造形。
 それを「薬師山様の」作風で表現されています。無理がなく、シンプルに、美しい。

 前頭部を具体的に観ると、枠状の囲い込みの中に「中身」を横組で押し込む作りと分かります。キャノピーの小ささは如何にもな今どきの新幹線ですね。
 700系としてのアイデンティティ? ライトから台車カバーのごとく盛り上がる造形も見逃していません。ここはスマートさと力強さが交錯する部分です。

 小さな側窓は、やはりN700。締まった実用性がJR東海の新幹線の魅力。

 そして、ささやかな色気がロゴ表現。
 最近は当たり前の表現になりつつありますけども、而して難度は低くない台車カバーも見逃せません。


 正面から。どの角度から見ても破綻なく。
 実物よりかっこよいかも……というのは言っちゃいけないお約束?
 

 今回はインテリアも想定されているようです。
 軽量化された新幹線普通車らしいリクライニングシートが表現されています。爪部品用いた肘掛はいいアイディアですね。
 デッキ仕切りも、4幅の制約の中でそれらしく。広告枠とディスプレイが嬉しい。6幅でも此処まで作り込めるのですよ!


 レンダリング版。惚れ惚れ。

 LDDではありますが、実制作上の問題も見当たりません。
 美しい新幹線モデルとして、多くの人を惹き付けることでありましょう。


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 変わって蒸気機関車。羅須地人鉄道協会さんの「ポーター」風の機関車がモデルでしょうか? よくよく考えてみたら、これもまた最新の蒸気機関車でありますね。とても小さな而して本物の、サドルタンクの機関車です。

 この作品は、LDDではPFで描かれておりますけども、本命は「Powered UP」でありましょう。受光ユニットの分機器が減ってますので、この種の題材には有利です。


 レンダリング版。よりサドルタンクの造形が際立ちます。
 かわいさ、伝わってきます!

 ホームメーカー(レゴファミリー/ラージフィグ 1974-1980)を前提にしたらちょうどよいスケールとなりましょうね。動力やディテールの問題上、ナローは大きめに作る文脈、定着しつつありますから。これがtrix-brixのR24急カーブを走るところは様になりそうです。

 残る課題はロッド周りでしょうか?
 簡易表現でもメインロッドがあるといいな……と思うのでした。
 ラージナローならではの精細感にも期待したいところです。

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 新幹線と蒸気機関車の最新型の次は、地下鉄の最新型。
 東京メトロ2000系。丸の内線に復活の赤い電車、サインカーブ。

 レゴでの再現は頭を抱えこんでしまうような極めて難度の高い題材です。答えなんか出しようがない……。それを此処まで、迫ってきました。


 側面。流石にサインカーブは割愛ですが、斜めに横切るラインは小気味よい再現です。車端の丸窓表現も見逃せませんね。全体に程よく、地下鉄のサイズ感も守られています。

 正面から。
 難しい題材ではありますけども、それだけに、皆でいろいろアイディアを錬る価値のある題材でしょうね。試行錯誤も楽しそうですし、そこから得られるものも大きなことでありましょう。

 なにより、2019年のJAMのテーマは「東京」だそうですから、東京の地下鉄はホットな題材でもあります。意外な作品、揃いそうな予感ですよ。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする