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2018年10月08日

【作品紹介】lime様のJR北海道 733系。今度はスッキリ? いや、大胆にして精細!


 前評判と違い、乗ってみると意外と上質で悪くない電車が733系です。

 ただ、なんで721系の全転換クロスから全ロングシートという脳が短絡してるのか? という極端な接客設備への思想は疑問はありますが。
(1両の半分や、編成の半分で設備を分けるような思想が出てこないのは疑問でありますね。その意味で最近のJR東はかなりまともになりましたが)

 愚痴話はともかく。731・733・735系は作品としては過去に幾つか上がっておりますね。その、決定版になりますでしょうか。


 Lime様の作品は鉄道車両も自動車も……かなりトリッキーと言うか大胆な組み方をされてきました。今回も、同じく……ですね(笑)。

 車体断面形状の再現に妥協がありません。
 最近は6幅でもカーブスロープ等で車体断面形状の再現を目指す流れはありますが、lime様のは帯の途中で絞りを入れています。そして、ドアの凹みも両立しています。

 そこから醸し出される、質感!
 模型的に相当なディフォルメがされているのですが、実物の強調方向なので、質感に繋がっちゃてるのですね。


 複雑な前頭部ですが、かなりの立体感ある表現です。ポチスロやブラケットの駆使はともかく、前面窓下のヒンジで支えられたポチスロは尋常には思いつかない形状でしょう。
 下部ライトケースが横組みになってて、挟み込まれてるのも印象的です。

 スカートも複雑な形状なのですね。


 車体断面の支持方法が分かります。
 なお、今回はかなり強度への配慮もあるとのことです。

 ドア窓は支持方法がひと目ではわかりませんね。

 側窓は2x5のブロック横組でしょうか? すっきり美しい。


 交流電車のアイデンティティたるパンタと碍子。
 ブライトグリーンのΦ1プレートが近年は出回りだして、ようやく使えるようになってきました。一番碍子らしい色ですよね。

 パンタは摺板に、チェーンリンク使ってます。トレインファンの定形表現以上……に満ちたモデルでもありましょう。


 pf機器系が収まってます。見た目無理している割に(笑)、電池交換への配慮があるのは嬉しいですね。車内には上下逆転組のプレート裏面が見えてて、やや剣呑な気配はありますけれども(笑)。

 でも、過去作よりは強度への配慮はありそうです。
 その上で、造形への妥協がない!


 721系電車と。こちらも衝撃的作品でありましたね。

 両者勝るとも劣らず? いや、今度の733系のほうがすっきり感があり、全体の質は向上しているのが分かりますよ。


 何れ、721系もアップデートなるか……?

 それにしても、札幌でまたトレインオフとかあれば711系もって駆けつけたいものですねぇ。この作品に見合うものになるかどうかはわかりませんけども。


 この新作、或る大学学祭で展示されたそうです。

 静止展示への割り切りですが、おかげでミニマムな資材ながらリアルな情景が造られています。高架・築堤になってるのは折りたたみコンテナですが、一部を開放することで陸橋になるスグレモノ(ちょっと欲しいです)。


 立体交差です。
 都市部の、而して内地よりは土地に余裕がある雰囲気が伝わってきます。

 自動車もlime様の作品。ハスラーやジムニー、かっこいい。


 フレキシ使った、緩やかなカーブがいいですね。キハ40も良い取り合わせでしょう。
 
 架線柱や信号機があれば、小ジオラマとして更にかっこよくなりそう。道路には青看とかも。この展示はいろいろ示唆してくれますね。
 
 閑話休題。
 733系も今後の活躍、願っております。
(ただ、旅行で乗るなら721系のほうが良いですね。やっぱり(笑))
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月07日

【作品紹介】1103.s.p,a様の、札幌市交通局 1100形電車。最新型の同時デビウ。

 札幌市交通局1100形。実物はこの9月にお披露目されたばかりの、最新型。
 A1200形連接車と同じくアルナ車両製の低床車で今度は単車形(通常のボギー車)。
 これでもってスタイルをA1200形に揃えてきて、皆をびっくりさせました。
 アルナ車両のデザインの中でも、特に秀逸なものではないでしょうか。

 札幌市電の各車を造ってこられた1103.s.p.a様が、さっそく実物のお披露目に合わせて造ってこられました。同時デビウなのです。


 いつもの、精細な。鉄道模型というよりはミュージアムモデルという雰囲気の作品です。第一印象は、レゴに見えない……。但し、写真の明度をあげさせていただき、やっと見慣れたあの部品の組み合わせで構成されてることが分かり、「レゴだ……!」という安心感に繋がる。そんな作品なのですね。

 後ろに並ぶA1200形とは、外形や寸法、仕様など揃えられてるので、整合性があります。ここは特に拘られたとか。おかげで並べても極めて自然ですね。

 さて。前頭形状こそそっくりなA1200と1100ですが、メカ的にはかなり違う電車です。A1200が「2軸車」−「車輪なし」-「2軸車」の連接車なのに対して、1100は2軸ボギー車ですから。車体の割付も、そして模型としては実物よりも過酷な?足回りが別物になってしまうのです。


 足回り、台車の旋回のための配慮があります。スカート部分台車側に持たせて旋回できるようにしています。隙間が埋まってて綺麗。それにしても運転台やドア部分とのバランスがギリギリですね。うまく納められたものです。

 側面の大部分はブロックとパネルの順組ですが、シンプルさこそ精密感と質感に繋がることを再認識させられましょう。

 正直、羨望と言うか嫉妬を抱かせる作品なのですよ!
(6幅で1100かA1200造るか、はたまた、この寸法規格で他形式を手がけるか、戦略を考えてしまいました)


 台車の旋回状態です。動力は意外にも?9Vのようなのですね。


 真上より。
 全長比率はA1200と揃えられてるそうです。

 A1200が短い車体の3連。1100が長めの単車体。その違いが面白いのですね。

 屋上機器のクオリティはいつもどおりです。模型は上から見下ろすことが多い、とても大事でありましょう。




 3300形も含めて。好ましい3並びです。

 電車はどちらからというと古いのが好きな……な私でも、1100形・A1200形のスタイルには惚れ込んでしまうのですね。次の札幌行では敢えて新型狙いで乗ってみましょうか……。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月06日

【作品紹介】とげやん様の自由形路面電車。楽しく、エレガントに。


 自由形の、やや古典的形状の路面電車です。
 前後絞りの形状がきちんと路面電車しておりますね。都電4000形や京王23形辺りを思いっきり近代化したものにも、或いは欧州の何処かの電車という風にもみえます。好ましくエレガントな雰囲気です。

 カラーリングもダークブルーと白のツートン。大変に上品です。


 サイドビュウ。路面電車の大きさに収まってるのが良いですね。
 集電装置はZパンタで、これは今どきの現役車らしい。ここはちょっと精密で嬉しいです。
 床下を隠してるのも正解でありましょう。全体が低く見えますから。

 動力系は自作です。電池ボックスは単3電池用の大型。Mモーターの縦置き。PFでコントロールです。初トレインだそうですが、うまく納められたものですね。

 自作動力のスロー感は、路面電車には実は最適です……。ただトレインモーターよりもスペース食うのは欠点なのですが。


 街並みと合わせて。

 背景は自作モジュールビルですね。絵になります。


 動力系。Mモータが縦方向に収まります。自作動力では縦置きはメジャーな感じですよね。トラブルが比較的少ないのです。


 足回り。8歯ピニオンと、16歯平歯車を傘歯車的に、90度で使っています。この使い方ができるのは知りませんでした。

 ただ、16歯平歯車はレール面への接触の可能性があります。
 理想を申せば、12歯傘歯車x2で伝達したほうが無難かもしれません。

 車輪は大きな1軸動軸と、従軸2軸というユニークなものです。路面電車の車輪配置は過去も現在も、意外とユニークなものはありますから、ここに違和感はありません。

 今後の活躍と改良、期待しております。
 



posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月05日

【作品紹介】yamatai様の旧型客車コレクション。スハ44・スハフ45・スハネ16・スロ62・オユ10・オユ12・マニ36。

 扱いやすい寸法である(故に拙作もこの寸法!)、全長32ポッチのyamatai様の旧型客車群です。
 夏のjam用にお見えし、9月の函館でも大活躍しました。

 1970年ころの「ニセコ」前提の編成で、今回は北海道仕様車です。


 基本形式のスハ45形。スハ43の北海道向で二重窓装備。
 戦後1952-54年の製造です。但し、スハが53両でスハフ44が27両のみ。道内の客車需給考えると余りに少ないので、おそらくは急行などの優等列車専用であったのでしょう。
 後年スハ43からスハ45への改造車17両も有りましたが、それも1970年代のことなので蒸機時代には間に合うか間に合わないか? といったところです。

 無論、急行が14系などに置換えられてからはスハ45やスハフ44は普通列車転用され、旧客の最後、1986年改正まで使われたはずです。


 作品ですが、ベーシックな作りでありつつ、以前のスハ43から大きく手が入っています。

 窓は1プレート嵩上げ。旧型客車(スハ43やオハ35等)の腰板と幕板の比率は難しい問題です。

 屋根は45度ブロックから、2x2カーブスロープ+1プレート分に。これは三木氏の進駐軍客車(即ち、元は普通の旧型客車)の作りに合わせたものです。
 国鉄旧型客車の屋根厚さの解釈もまた難しい問題です。カーブスロープ使うと理想的な処理ができるかと思うと、屋根の深さが確保できない(3プレート厚が限界)という問題に当たりますから。

 つまり、なにかしらの、思い切りが必要。
 しかし、この作品では、成功しています。屋根の深さの不足は、ベンチレータを2プレート厚にすることで調整もできるのですね。

 なお、この種の客車の関山のフォーマットはこちら参照ください。
http://legotrain.seesaa.net/article/429558325.html 
 宗旨や宗派を変えられるかと言うと、難しい問題です(笑)。



 車端部の屋根処理はカーブスロープのメリットですね。何れこのフォーマットでオハ35なども手がけられるのならもっと面白いことになってきそうです。

 台車はよく見ると車軸発電機の表現が見えますね。スハ45などでは歯車式の車軸発電機が意外と目立ったものです。


 ステップ部分は黒と青、作り分け。
 また洗面所部分の窓も個体差を表現しています。


 緩急車。スハフ44。スハフ42の北海道向け。
 これもスハ45などからの編入車があります。

 妻面窓が小気味よく表現。
 車掌室がデッキの外側にあるのは、スハフ42では画期的設計でした。


 車端部。車掌室のない側にも尾灯はあります。
 逆向け連結も多かったのは言うまでもありません。

 この車の洗面所窓は原型の木枠ですね。


 スハネ16形。B寝台車。
 こちらはほぼ改修無しとのことです。軽量構造のB寝台車(ナハネ10以降の)として既に完成度高い作品でしたよね。


 北海道向けらしく、車軸発電機は追加されています。

 この種のB寝台車は1982年11月改正で普通車が14系になった後も暫定的に使用が継続され、混結編成が1983年春頃まで見られたそうです。以後14系の寝台車に置換えられました。


 スロ62。グリーン車。
 木造客車鋼体化のオハ61からグリーン車への大格上げされた形式。元から特別二等車のスロ54と併用されておりました。等級制廃止の1969年以降なら冷房付の低屋根姿となりましょうね。
 
 窓ピッチはオハ61時代と同じです。やや詰まった感じ。オハ61としては狭いのですが、定員を半分以下にしたスロ62では快適な車となったのでした。


 デッキ側より。優等車らしい堂々とした印象。

 スロ62は1982年11月でほぼ全車引退したものの、お座敷車スロ81・スロフ81に改造されたものはJR化後、1990年まで現役でありました。木造車時代も含めて長く生き延びたものですね……。
 また、お座敷車以前、団体用にグリーン車だけの5-6両編成なんてものが各鉄道管理局に配置されてたそうです。ジョイフルトレインの先祖かも知れません(つまり、意外な機関車と合わせても違和感なく使えます)。

 余談ついで。B寝台車が故障で代車が必要なときもスロ54等は使われたようです。


 屋根上と冷房装置。AU12の角キセ。AU13より少し小柄でした。


 マニ37形。北海道とは無縁ですが、今回改修されているので。
 窓を1段上げて、屋根のカーブスロープ化です。


 ロールパレット積みの荷物車で、旧型車体でも青い荷物車はマニ37形のみ。
 急行列車併結も有り、急行荷物列車に交じること有り。荷物輸送の最後まで活躍したのでした。


 郵便車。オユ10形。
 取扱便(車内で仕分けを伴うもの)用の郵便車で主力形式。

 作品は今回の新作です。既に制作された軽量客車スハネ16に全体を合わせてますね。
 「〒」マークの処理が実に秀逸です。グリルタイル使うとは。

 明かり窓の表現は難しいですね。未だに出ざる結論です。

 なお、郵便車は作業環境が過酷なため(窓が開けられない!)、早期に冷房化が図られています。オユ10形も多くは冷房化されていますが、この時代は未だ非冷房。


 青い車体に赤い「〒」マークがよく目立ちます。編成全体でも、色を添えます。
 荷物車もですが、保護棒付きの窓はプレート積分表現です。


 余談ですが、中古のやや年季入った青ブロック。旧型客車らしさの表現になっておりましょう。意図的に中古品使うのも表現として有りに思えます。
(この青の1x4、ひょっとしてオユ10が現役だった時代の部品かも知れませんよ?)


 なお、このオユ10形は補助動力車です。Powered UPのユニットを内蔵しています。
 郵便車は急行列車などに自然に組み込めるので、補助動力車としては大変に使い勝手は良い。良いアイディアですね。


 郵便車が2両……!!
 郵便車は明治に歴史が始まってから1986年の終焉まで、ほぼ全車が郵政省の私有車でした。日本の私有客車は郵便車と現金輸送車のみで、後者は日本銀行私有です。どちらの組織も、日本国有鉄道よりも「官」なのですが、それでも制度的には「私」有車です。

 なお、クモユニやオハユニ等の合造車は国鉄の車でした。


 オユ12形(若しくはスユ13形)。護送便用郵便車。
 郵便車は「取扱便」「護送便」「締切便」があり、取扱便は車内で捺印・仕分けを行うもの。護送便は地上の局で仕分け済の郵便物を運ぶもので、郵袋単位での積卸は有り。締切便は起点から終点まで積卸を行わないものです。

 オユ10と同じ時代の車で軽量客車です。
 ただ、此方の方が茶色塗装が後年まで残ったようです。それでも1970年代には青になってたはず。

 車内での作業はないので(添乗のみ)、冷房などはありません。


 作品は窓配置の省略を避けて、細かめの窓を並べた仕様です。
 〒マークは簡略バーション。でも、これでも雰囲気は出るものですね。

 今後スユ42等、軽量客車以前の郵便車造るときはこの表現でも良さそうです。



 再び荷物車。マニ36形。
 オハ35・スハ32系列の荷物車で、多くは3等車(普通車)から改造されたものです。形状は種々様々でしたが、丸屋根でサイドビュウがシンメトリ。実に美しい荷物車ですね。 流石に荷物輸送の末期までは残らず、1970年代末にマニ50等の新造車に代替されていった由です。


 作品は比較的平均的なタイプ?を選ばれているようですね。

 茶色客車の場合、シルヘッダは焦げ茶の色差表現は一つの結論のような気がします。


 丸屋根表現が美しい!

 スハ32等に始まる丸屋根の作り、レゴ的にはいろいろな表現が考えられるところですが、これは現状のベストとも言えるものでしょう。無論、正解は一つではありません。


 マニ37とマニ36。
 マニ37にも丸屋根はいましたし、マニ36の切妻屋根の車もまた然り。

 (昔の)鉄道模型では塗り替えることでバリエーションを増やすこととか推奨されてましたねぇ。


 最後に。
 今回の作品一覧です。郵便車と荷物車だけで4両もあるので、これでもって「急行荷物列車」ができちゃうのですね(笑)。

 北海道向けテーマは終わり、現在は一部が改修や、はたまた別作品への組換に入っている模様です。次の展開にも期待しましょう。

 それにしても。
 自分も旧型客車つくりてぇ……!!
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月04日

【作品紹介】隼様のC11 207。2つ目玉。今は東武の「大樹」。

 C11は実物の動態保存機も多く、またレゴ作品も多々造られてます。
 古くはawazo氏の自走作品(2008年ころですね)。最近では
てりやき氏の自走作品(2018)
 また、
エース君(2017)
たいが氏(2017)の自走作品が知られるところです。

 隼様も今夏のJAM合わせに造られてます(厳密には2016年の過去作リメイク。ただほぼ「新製」です)
 如何にも「北海道」な2つ目玉の207号機です。

 C11 207は2000年9月に動態復活した後、先輩のC11 171とともに「SLニセコ」「SL冬の湿原号」「SL函館大沼号」などに充当。ときに札幌駅にまで顔出すこともあったようです。然し、状態不良機であることとJR北海道の情勢により、動態は引退。
 然し、2016年に東武鉄道が手を上げて再度の復活。
 2017年より「SL大樹」として運行されている由です。もちろん、2つ目玉の特徴的スタイルもそのままに!
 大手私鉄ゆえの整備・運行体制に期待はできるところなのですが……。

 

 動力系はオミットした、推進用動力車を前提とした作品です。
 それゆえ、スタイルに関しては妥協のないものですね。
(妥協なく動力化はできるのですが、安定走行は未だ難しいようです)

 全長も適度に抑えられています。足回りから観ると、ギリギリの長さに抑えておりますね。タンク機としては大柄でしたけども、それでも引き締まったスタイルがC11の良さです。

 缶胴4幅。ポチスロ組。
 ランボードとキャブは7幅です。

 この組み方も、この1-2年ほどで完全にスタンダード化した印象なのですね。
 部分7幅故に、動輪やロッドが過度に飛び出しては見えません。
(余談ですが、ここで頑固に6幅を守ってる拙作も、ランボードやキャブ裾にはレールプレート入れて実質7幅にしてたりします)

 また、「指輪」使って煙室扉やシリンダにアクセント入れるやり方も。隼様が元祖でしょうか? 白線入りでは無いものの空気管や汽笛などは磨きだし処理風で、このへんは如何にもな動態保存機ですね。或いは出場したてか。

 ロッド回りはbikkubo式です。これがメインロッドの問題を解消して久しい。

 デフレクタ。理想的な形状目指されてます。最近のウエッジプレート類の充実が、この辺の印象は変えておりましょう。

 肝心の二つ目玉。ステーに取り付けて細めに。位置とかのバランスが難しい装備でありましょう。違和感なく収まっています。


 バックビュウ。
 キャブ窓割りは妻面窓も含めて良い感じですね。コールバンカ下のエアタンクも見逃せませんし。7幅のバランスの良さは言うまでもなく。

 無論。妻面ディテールが如何にもな特定番号機感に繋がってます。ただ、灯火類は4070使っためり込んでる感じの表現よりも寧ろ87087等使った、外付け感のある表現のほうが理想に思うのですが如何でしょうか?

 惜しいともうしますと、キャブサイドがあっさりしてるのも。手すりがあるだけで精細感がぐっと高まると思うのです。


 正面から。
 やはり7幅のバランスですね。
 でもって、6幅の客車合わせて違和感もありません。


 既存作のC57と。
 格段に今回のC11の方がクオリティアップされているのが分かります。C57のアップデートも楽しみにしております!

 なお、隼様の最新作はC62 2ですね。こちらは別記事で……。


 作品を一同に。
 隼様の作品群はほぼスケール揃ってるので安心感があります。
 
 C62とC57は、実物はそれほど大きさの差異があるわけではありませんから。全長や全高は同じ車両限界の中で差が出にくいのです。
 ただ、C57は痩せ型で、C62は凄くマッチョなのですけども。重量は結構違うはずです。


 扇形庫に並んでる風。

 C11とC62とC57のバランス、スケール感覚が絶妙です。


 「大樹」な編成です。
 常に連結のヨ8000形。そして14系客車。

 東武電車の作品……スペーシアや6050系などと共演させたくなりますね。

 また、最後尾ではありますが、DE10と14系の組み合わせは嘗ての天北線を思わせるものも有りましょう。


 14系と車掌車と、C11。

 東武ではC11の増備も考えられてるとか。ますます賑わう東武の蒸機。この勢いで「大樹」の運行区間伸ばしたり、はたまた会津方面での蒸機運行に繋がればなぁ……と思ったりするのでした。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】ぬぬつき様のBタンクロコ。明治の香り?

 ぬぬつき様はミリタリメイン。小柄な戦車作品などが印象的です。実際問題、戦車は小さく造る方が難しい題材でありますからね。

 その方の、小型蒸機作品です。モデルはA3形……即ち、鉄道創業時の5種類10両あった機関車の中の一つ、ですね。
 A3形は1901年に台湾向けに転用されましたが、うち1両が保存されてる由です。


 A3形。台湾譲渡後の姿のようですね。

 何れの機関車ももはや「文化財級」故に難しいでしょうけども、A1=150形(大宮)、A2=110形(青梅)、A6=160形(犬山)、A4=120形(加悦)と、このA3(台湾)を一同に会させたら凄い状況になることでしょうね。遠からぬ鉄道150周年に実現しないものかしら?


 もちろん動力なしです。この大きさですから。
 足回りは固定ロッドです。この動輪系だと何らかの妥協は必要ですよね。

 程よく創業時の小型機関車に収まっています。金色のアクセントもまた効いていましょう。キャブ屋根が7幅なのもバランス良いのです。

 惜しいのが2点で、スチームドームが省略されてしまってることと、ボイラ中心がやや高すぎかなということ。後者を落とすと(少しランボードにのめり込むくらいに)、缶を細く魅せることができます。

 端梁のディテールが良い感じですね。バッファは丸タイルのほうが良さそうですが。

 キャブは明治期の機関車ならもっと開放的な方が良いかも知れません。丸窓は良い感じです。


 バックビュウ。
 背面にも窓が欲しいところですね。手すりや赤標識円盤が嬉しい。
 炭水車は補助的なものでしょうか。寧ろ無蓋貨車に改造したほうが運用の幅は広くなるかも知れません。タンク蒸機に補助炭水車……は無いわけではないのですけども。


 多少気になるところも残る作品なのですが、然し、運用情景は魅力的です。

 農村をゆく「陸蒸気」。
 鉄道創業時の風情、感じさせてくれるじゃありませんか。

 線路脇の勾配標も魅力的です。ジオラマには必須でしょうね。


 街をゆく。
 低めの石組み高架が如何にもな古典的港湾情景でありましょう。

 機関車としては未熟なところ無いわけではないのですが、魅せ方とかディテールとか魅力はいっぱいです。改良で化けてくる作品だと思いますので、今後に期待しております。 
posted by 関山 at 22:58| Comment(1) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月03日

【作品紹介】超豆茸様の京急800形(続)。動画中心に。魅せ方も!

 超豆茸様も追いかけられないほどに、製作ペースの早い若手のお一人です。
 また、作品を動画で発表されており、ファンも多い。

 先の800形も動画にされてきました。実物とのからみや、また実録サウンドとの編集が巧いのですよ。

前回記事こちらです。
http://legotrain.seesaa.net/article/461927507.html





 先ずは実物映像から。
 800形はまだギリギリ、狙わなくても撮れるほどには運用に入っていますが。然し先に全滅した2000形は減りだしたら完全引退まであっという間でした。油断なさるなと




 車庫脇を走る、金沢八景〜金沢文庫間を思わせるシーンです。よくぞ、ここを納めてくださりました。


 本線終点の浦賀駅。
 此処には未だ結構800形やってきます。


 浦賀駅、到着。トンネル抜けて、シーサス渡ってく所は撮影してみたいですね。




 並び撮影はロマンです。1000形II。1500形。800形。

 個人的な印象ですが、1000形II→1500形→800形とだんだんクオリティが上がっているのですよね。
 京急シリーズはとりあえず、これで一段落でしょうか? お疲れ様でした!
(次の東京メトロ編も楽しみです)



 そして京浜急行の起点であり本拠。品川へ。

 この踏切とカーブと鉄橋の配置が、最高に品川駅してるのですよね。
 ここで自分の作品も撮ってみたい! なのです。


 品川再び。
 こと、標準軌の京急に関してはレール幅の広さと車体のバランスが不自然には見えないのですね。ガニマタ感が寧ろリアルに。


 このアングルも最強でしょう。
 カーブにフレキシ使って微調整。リアルな複線間隔。

 程よい長さの鉄橋。
 そして小物たち。


 シメ、ここから実物に戻って終わる構成です。

 今回はBGMなしでの構成ですが、映像と走行音だけで十分に成功されております。
 思わずキャプチャで記事を作りたくなる、魅力的な動画なのでした。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月02日

【作品紹介】FBI様の上毛電気鉄道 デハ101。今尚現役の古典電車は貨車も曳きます。

 考えてみると、FBI様の方向性はものすごく、渋い。
 思えば去年の9月にキハ07を造られたのが初作品であり、以後はキハ700形(片上鉄道)、明治村9号と古典客車、そして自作動力の9600形蒸機という。

 若いミリタリ系の方が鉄道の、それも一番濃ゆいところにハマッてる。実に爽快なのですよ。でもって、ペースもそこそこ速いんですよね(笑)。

 無論、(自分の苦手な)新型車両などが得意な若い方の存在も嬉しいのです。
 今の(日本の)レゴトレイン界隈の豊かさ・幅の広さは3-4年前に比べてさえも充足が凄いのかもしれません。
 おかげでなかなか記事が追いつかないままなのですけども。こればかりは申し訳ないです。

 あと余談ですが、海外事情に疎くなってます……。Flickr苦手なのですよ(苦笑。外国形は大好きなんですけどね。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 閑話休題、上毛電鉄のデハ101です。

 1928年製造の、現存最古級の電車。1段の広窓という個性的な姿は1950年代の更新によるものですが、昔の電車という雰囲気は実に濃厚。
 101号はなおも車籍を有し工事列車曳いたり、貸切列車に使われてる由。
(また静態保存の104号も居ますね)

 上毛電鉄では何度か車両の総入れ替えを行っており、1979年には全部が元西武の電車に、1990年ころに全部が東武の電車に。そして21世紀入って全部が京王(井の頭)の電車に置換えられてるのですが、そのカタストロフ乗り越えての現役。

 生き残りの故は、1970年代には既に両運転台を生かしての貨物列車牽引用に廻っていたこと。なんと1990年ころまでは定期運用で貨車牽引してたのですよ。その合間に客扱いも行っておりました。貨物列車廃止後はお名残的に? 1997年まで運用に入ってた由。
 以後は事業用兼、動態保存的扱いです。何時までも元気で居てほしいものですね。
 
 

 作品は、古典電車の王道踏まえた作りです。側窓は横組。シルヘッダは色差表現。

 前面は実物どおりの「真四角」。寸法比が絶妙なので、真四角感が伝わってくるのですよ。

 シルヘッダは下側のみの表現ですが、実車も上の帯は非常に細いものですから割愛も正解でありましょう。

 側ドアの凹みは乗務員扉にも及び、構造を複雑にしています。
 でも、こうした電車だと必然性は高いのですよね。良い陰影を与えております。


 屋根はポチスロ表現です。ポチスロの下に1プレート入れる。この表現でも古典電車らしさは出せるものですね。
 


 台車は前後ともレゴ標準の動力台車+ダミー動力台車ですが、スポークの入った車輪がいい味出すものですよね。

 抵抗器表現も嬉しいです。白い碍子が精密感です。
 
 茶色のシンプルな姿であるゆえに、白の車番と社紋が良い効果なのです。


 反対側側面。床下機器がこちらは空気系です。ひと目で分かる記号性。

 全長は28ポチです。実物の17mという小ささが伝わってくるのです。


 良く知られていることですが、この電車は前後で顔が違います。
 こちらは非貫通側です。平板になりそうなところを胴受でアクセントにしてるのですね。


 背後には、8620(鱒寿司様作)。


 上毛地区にもC50や8620は沢山いて、貨物輸送元気だった頃は貨車の受け渡しなどしてたのでしょうね。世界が揃う、世界が生まれる。


 蒸機と旧型電車の共存する世界も良いものです。
 

 上毛電鉄という意味では、1970年代以前の個性的な面々も面白いでしょうし、101号と一緒に今も残る104号も有りかも知れませんね。
 あと、貨物列車としては、タキを2両ほど牽くのが定番だったようです。

 骨は折れるかも知れませんが、西武351形やら東武3000系、はたまた京王3000系の払い下げ車も揃えば楽しいでしょう。

 でも先ずは、実物と並び撮影の機会あること、願っております。

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2018年10月01日

【実物鉄道】2018年9月の、函館行のあれこれまとめ2(滞在篇)

 関係ないですが、10月14日-18日と再度の渡道予定です。
 今度は純粋に乗り鉄旅行です(往復飛行機で現地は秋18こと、鉄道の日記念きっぷ使用)
14日は千歳から夕張、夕張から旭川へと移動ですが、道内でご一緒される方おりませんか? 15-18はかなりハード移動ですが……。

 飛行機はスカイマークの早朝便と深夜便。帰りの帰着が羽田2:50ですが(笑)。もうネタですね。


 前回記事
【実物鉄道】2018年9月の、函館行のあれこれまとめ1(行き篇)
http://legotrain.seesaa.net/article/461884195.html#more

 9月15日。展示一日目。早起きです。がんばります。
 
 ドラクエと同じで、自宅または宿屋で寝るとHPとMPは全回復しますからね。
 「野宿」(夜行またはネカフェ)だとHPとMPは全回復しませんから!



 ホテル(マイステイズ。JR東日本のセットプランで取れるのがここしか無かったという理由ですが、割と当たり!)は朝食美味しそうなとこだったので、朝食付きに。最近流行りの「朝食に力入れてるビジネスホテル」ですよと。インバウンド向けに中華モノもあるのが嬉しい。

 なお画像は1巡目(3巡までするよ!) イカ刺し美味かったです。



 これでシメ。市電乗って会場へ。
 なお、昼は抜きました。お腹空かないので……。



 準備万全です。皆様のおかげです。
 
 このまま、開場と。多くのお客様お迎えできたのでした。




 ただ、水分はたくさん必要でした。
 道民飲料のガラナ(それもコアップのほう)とナポリンが手に入りやすいのは助かりましたよ! ナポリンは隼氏のお薦め。これも美味しかったです。

 あ、カツゲン呑むの忘れてました。






 展示物があまり持って来てなくて……のお話ありましたので、我らの一部を貸出させていただきました。隼氏や、Mugen氏の作品がブースを彩り!






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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする