何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
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とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


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カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2013年01月06日

【レゴ製品:トレイン】#10233 HorizonExpressのインストとパーツリスト

 早く欲しい、早く日本でも売りやがれ! の#10233 HorizonExpressのインストとパーツリストは既に公開されています。

 インスト(レゴ公式:PDF)
http://cache.lego.com/bigdownloads/buildinginstructions/6039334.pdf
http://cache.lego.com/bigdownloads/buildinginstructions/6039336.pdf
http://cache.lego.com/bigdownloads/buildinginstructions/6039338.pdf
 3分冊で、動力車、1号車、2号車の順です。

 パーツリスト(bricklink)
http://www.bricklink.com/catalogItemInv.asp?S=10233-1

 インスト見て「予習」なんてほんと何年ぶりかしら。楽しみが募り、期待が膨らむってもの。


 インスト(2号車)より。この製品のハイライト、連接台車のはめ込み。
 横組の窓まわりもよく分かります。

 そして、インスト追ってみると、改めて「3両編成」ってボリュームが伝わってきます。
 まぁ編成モノ作るときでも「3両いきなり」ってあんまりやりませんものね。ましてこのクオリティだと。いきなり2セットで6両編成は「荷が重い」かもしれません。喜んで背負いますが(笑)。

 なお、bricklinkなど経由すれば日本でも頑張れば入手は可能ですが……。まだ割高。
(但し、御依頼あればお見積・輸入します)
 やはり本命はレゴジャパン公式発売待ちでしょうか。最近の#10000代並の良心レートと「幅広い流通」を祈りたいです。
posted by 関山 at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月18日

【レゴ製品:トレイン】#79111以外のローン・レンジャー製品。つなげて楽しいトレインアクセサリ?

「#79111 Train Chase」に関してはこちら参照ください。

 情報源は引き続き、BricksetのNEWS(先方に画像高解像度あり)。


 #70100 Stagecoach Escape 49.99ユーロ
 #79107 Comanche Camp 29.99ユーロ

 #70100 駅馬車。出来が良い、PoCのときの馬車より一段と。
 ちょっと「大きすぎ」なのはいつものことですが、その分クオリティは上がっていますから。底面の曲線はカーブスロープですね。
 ところで真ん中の女性ミニフィグ、髪や帽子の処理は最近のミニフィグだと珍しくないものですが、ジャケットが新部品。ミニフィグの革命になるのかしら?

 訂正:ジャケットに見えたのは「髪の一部(縦ロール)」だったようです。お嬢系キャラに使える? 或いはドリルでルンルン?

 #79107 コマンチ族のキャンプ。1990年代のWesternを思い出させます。このテントも結構久々。カヌーも最近のセットでは入っていませんでした。


 #19110 Danger in the Silver Mine 79.99ユーロ
 #79106 Cavalry Set 14.99ユーロ

 #19110 銀鉱危機一髪。トロッコ入! また地形を丁寧にスロープブロックで作ってもあります。
 坑口部分を切り取る、というのは歴代のレゴの鉱山セット(お城・City)でのお約束ですね。まとめ方は巧く、ミニフィグ飾ったりして遊べそうです。

 さて。トロッコレールはなぜか4線軌道。普通のPowerFunction用直線レールの上に、4.5Vレールが貼り付けてある。恐らくですが、#79111の「トンネル」としても使える配慮でしょう。#79111もレール入りなら、繋げて楽しい♪という流れでしょうか?
 ストラクチャというか、トレインアクセサリと看做せるセットです。

 #79106 騎兵隊。兵士3体と大砲入ってる小箱というのは、バトルパック的といいますか。こういうセットは地味に人気でそうですよね。兵士は「数を揃える」楽しみありますから。
 


 #79109 Colby City Duel 59.99ユーロ

 コルビー市の決闘。 小さな建物が2つ。よく見ると銀行の方はそこそこ奥行きがありそうです。価格の割にちょっと小規模に見えるのは気になりますが……見えない部分の作りこみなら良いのですが。レンガブロックは有効に使われています。



 さて。
 各セットを全て購入して並べ、文字通り西部の「レイアウト」をしたら、線路を中心に、街とか邑とか鉱山とかが揃った世界観が整いましょう(主人公二人が被りまくるのは致し方なし)。

 並べて遊ぶ、つなげて楽しむ……ということが意識されており、良い意味で「商売上手だなぁ」と思わされるのですね。
(こうなると、#79111に動力化の配慮が欲しいところ。モーター等PowerFunction機器だって売れるのですから!)

 また、ローン・レンジャーが有利なのは、版権物にありがちな「敷居の高さ」がないことでしょうか。原作原典に馴染みなくても「お約束通りの西部劇」として楽しめる。
 西部ものは1970年代からレゴでちらほら製品化されていることから分かりますよう、アメリカ固有文化ではなく割と世界で共有されているテーマなんですよね。
 そうした意味で「売れる」要素は高いシリーズに思えます。
 
posted by 関山 at 19:07| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【レゴ製品:トレイン関係】速報! 「#79111 Train Chase」 画像あり。

 情報源bricksetのNEWSより。
 更にそのもとは、ドイツ版カタログ2013年版からの模様です。


 高解像度版

 ローンレンジャーのシリーズ全体を観るのは後回しで、先ずは肝心の「#79111 Train Chase」から。

 炭水車付きのアメリカンスタイルの蒸機。テンホイラー(車軸配置2C)というのは予想通り。但し牽いているのは客車ではなく貨車2両。ここ「だけ」は残念。

 蒸機はロッドはないものの、きちんと大車輪を使っています。
 走行可能かどうかわかりませんが、カタログ写真でレールの上に乗っていますから、何らかの対応はされているのでしょう。みたところ、先輪はシリンダの中で一応首は触れそうですし、先の#7597ウエスタントレインの様に動輪部分も首を振れそうです(写真では振っているように見えます)
 一方でPowerFunctionによる動力化対応は不明。ユーザによる改造はできそうですけど。

 機関車の雰囲気は「リアル系」ではなく、どちらかというと「かわいい系」のレゴトレイン文脈を感じます。その意味でも名作・先代?#7597との共通性あり? 但しプロトタイプが中型のテンホイラーですから、それなりの立派さも備えています(機関車24−26ポッチ位、炭水車9ポッチ。計33-34ポッチの長さがあります!)。また、カラートーンが全体に渋い。メインがダークグリーンですから先代との差別化もできていましょう。
 少なくとも、ホグワーツ特急歴代よりはずっと上です。あと、エメラルドナイトの文脈で観てはいけないでしょうね(対象とかが全然違います)。
 とりあえず、機関車が立派に・長く見える横よりのアングルでも観てみたいですね。

 貨車は……期待はずれだったこともありコメントしづらい。カラーリングとか雰囲気は悪くなさそうですが。貨車スライドドアの安定供給を喜ぶべきか?

 付属品。小さな給水塔があります。蒸機には必然なので、ちょっと嬉しい。

 最後に。
 レールは付属するんでしょうか? カタログで「含まれていないもの」を表示するのはどうかと思いますので円一周分が入っている可能性も否定でいません。
 そうなると灰色レール時代以来久々の「手押しトレインセット」としての価値が出てきます。複数購入だと曲線レールがだぶる問題はありますけど(笑)。
 99.99ユーロという価格とパーツ数はレールが関与している可能性はあります。あとミニフィグ7体という構成も大きそうですが(苦笑)。
 
 でも、蒸機のセット、しかも「大動輪の西部の汽車のセット」が再び供給されるのはやっぱり嬉しいこと。レール入りならトレインシステム導入の敷居下げにも繋がりますし。
 時差がどれほどになるか分かりませんが(映画版権物は小さいこと多いですが)、早く欲しいものです。
 
posted by 関山 at 13:57| Comment(4) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月16日

【レゴ製品:トレイン関係】朗報? #79111 Constitution Train Chaseは899ピース?

 EurobricksのGRogall氏の発言より。
When I read about the set on Amazon France it list it with 899 pcs. so just the Engine-Tender and one wagon?
 amazonフランスの登録情報によると(註:管理人は確認できず)#79111 Constitution Train Chase899ピースだとか。ちょうど機関車と炭水車、客車1両分のパーツ数ではないか、とのこと。

 ちなみに類例商品のパーツ数を上げておきます。
 

 #4841 ホグワーツ特急3代目は625ピース+ミニフィグ5体。


 #7597 ウエスタントレインの追跡は569ピース+ミニフィグ3体。


 そして、#10194 エメラルドナイトは……1076ピース+ミニフィグ3体。


 これは十分「朗報」と言える情報ではないでしょうか?
 セット規模が「ホグワーツ特急3代」と「エメラルドナイト」の間くらいってことですから(それも後者より)。この部品数でまともな蒸気機関車と客車を製品化できないなら、そのデザイナーは無能に過ぎますよね?
(逆にいえば、#7597はあの部品数であのデザインとセット構成、よく頑張ったものですよね)


 GRogall氏が上記発言に添付されていた画像です(画像クリックで高解像度版。重いので注意)。

 ローン・レンジャーのトレイラーからの切り出し、或いはスチルか?
 899ピースなら、この2C車軸配置の機関車と炭水車、ボギー客車は再現できそうですね。というかこの列車の再現なら素直に嬉しいですよ。きっと売れ筋商品になるでしょうし。
(客車はダークグリーンのトレイン窓だと狂喜乱舞ものですが、まぁ過剰な期待は避けときましょう)

 無論「大量の馬とミニフィグ」を入れてきて、列車はその分しょぼい可能性とかも否定しきれませんが(笑)。
 
posted by 関山 at 10:58| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月05日

【レゴ製品:トレイン関連】Lone Ranger #79111 ウエスタントレインの価格と発売時期

 あんまり話題になっていない2013年の新テーマ ローン・レンジャーですが、Eurobricksの当該スレッドより小ネタ的情報を拾いました。

 ドイツの小売サイトへのリンクですが、発売時期と価格が明示されています。

 前者は2013年の4月15日
 後者は、肝心の「#79111 Westernzug……ウエスタントレイン」に関しては99.99ユーロとのこと。

 約10800円相当ですが、この価格なら「実はまっとうな機関車や列車ではない……」という事態はなさそうで、最低でも先代の「ウエスタントレインの追跡」級の出来は期待できそう?
 まぁミニフィグや小物にコストがかかりすぎて、肝心の機関車が以下略……という事態もまだまだありえるのがあの会社とのつきあいかたの難しいところなのですけど。

 ただ、それでも「機関車(当然、大動輪)+炭水車+ボギー客車1両」くらいの内容を夢見ているんですけどね(笑)。夢破れないこと願います。
 
posted by 関山 at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月29日

【レゴ製品:トレイン関連】期待と不安 BBB-MTSの試作品

 以前お知らせした、新レールシステム「BBB Modular Track System」 の続報です。



 BBBの公式頁に試作品写真が上がっています。
 R56(ポッチ)とありますので、レゴの標準カーブ※に対して、8ポッチ開けて大きな複線カーブにも使える大半径カーブレールです。

 ※ 通常のレゴカーブはR40

 ルックスは好み分かれるかもしれません、が、今までのレゴレールの枕木幅が玩具的に太すぎただけと思えば、こちらの方が寧ろリアルな外見でしょう。でも……好みは分かれそうです(大事なことなので二度。

 で、外見の好み以上にう気になるのは、前後の接続でしょう。
 レゴの9v/RCレールはレール端がカギ状になっていましたが、このMTSでは平状。これではこの新レールをそのまま従来純正品と混ぜて使えません。MTSではラインナップに直線各種もリリース予定とされていますが、ポイントなどはどうすれば良いのでしょうか? 旧来の資産を生かせないのも抵抗有りましょう。
 あと、通電をどうするのかも問題。その都度金属テープなどで接続するのも不便でしょうし。

 接続・互換に関しては何らかのアダプタ供給、そして通電は鉄道模型のレール同様の金属製ジョイナーで解決するのでしょうか?

 発売は来年1月とのことですが、そのあたり懸念がまだ残っている由……。


(参考写真)
 同じく開発中のMe-modelsのR56 金属製大半径カーブレール。
 こちらは外見・機能共に純正品との互換性を重視しています。ただし、Me-modedlはBBBより供給能力には不安があるのですよね。

 果たして、どちらが主流?になりますやら。
 
 
posted by 関山 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月14日

【レゴ製品:トレイン】#10233 HorizonExpressの先行レビュウ(Eurobricks)


 レゴ社は「先行ユーザーレビュウ」の力をわかってるようです。あれがないと#10000代の大物がどんなものかわからないうちに、次の新製品に押されて「埋没」なんてありえますから。

 そんなわけで、Eurobricksの幸運すぎる「mostlytechnic」氏がレビュウ掲載してくれています。

http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=76009
 画像もここより引用。なお元記事にはもっとたくさんの画像があります。


 箱の裏。ミニフィグ並べた「如何にも」な写真。
 そして、動力化+ライト点灯への案内があります。


 ステッカー。号車番号は1-9迄、10と14は編成番号。運転台と前面連結器格納部(実物の話)はステッカーです。号車番号は1と2だけ使って等級表示にしたほうがより「らしい」?


 塗り分け部分やフロントキャノピーはプリントパーツ! 後者は競争率高そう?
 新型ブロックはずし入り。新色の緑色。新パーツの角屋根など。空気系パイプつなぎはパンタグラフ用ですね。オレンジのスロープは従来品と違い、粒のないタイプの模様。
 台車枠は従来品(現行品)との違いがわかりません。
 
<<続きを読む>>
posted by 関山 at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月26日

【レゴ製品:トレイン】Me-modelsの大半径カーブレールも継続中! 試作品画像。

 朗報?です。
http://www.me-models.com/store/newsdesk_info.php?newsdesk_id=31&osCsid=9hqoh717q35dvukvfa604cavl2

 先に話題になった、BBBレール(モジュールトラックシステム)とは別個に、Me-modelsによる金属製大半径カーブレール(R56:半径56ポッチ※)も製品化への試みは継続中のようです。

※:通常のレゴカーブはR40。青レールからRC/pfまで変わらない規格です。


 まだ具体的な発売時期のアナウンスはありません。
 ただし、試作品の画像は上がっています。



http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=75363
 より。

 フルスケールの車両にも適した自然なカーブは快いものですし、アルミ無垢のレール、やっぱり美しい!
 試作品が見えてくると、量産にも期待がかかるのです。

 BBBトラックシステムは本格的ながら、やや大仰な印象が否めません。対してMe-modelsの金属製レールはレゴ公式との見た目や取り扱いの共通性を意識した造りです。
 どちらが広く支持されるのかはわかりませんが、一長一短はありましょう。
 なんであれ、こうした外部メーカーの動きによって、9Vの延命、そして新しい時代が来ることに期待が膨らむのです。
 
◆◇◆◇◆◇◆  ◆◇◆◇◆◇◆


http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=74803&st=25#entry1416099
 なお、me-modelsによる追加情報です。

 2011年4月の製品に関しては、製造委託先のメーカーの技術水準に難があったようです。
(註:関山が購入した品は十分なクオリティ持っていましたが……)
 そのため、製造委託先を変更したようで、このために大幅な供給スケジュールの遅れにつながってしまった模様です。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月22日

【レゴ製品(トレイン)】これは良い感じ? 「#10558 Number Train」


 申し忘れてましたが、2013年からデュプロも10000代です(やや違和感)。
 
 で、これまで特に紹介して来なかったデュプロですが、このセットには「おおっ」と思いました。
(ちなみにデュプロトレインと記そうと思いましたが、車輪がデュプロトレイン仕様ではないですね。レール上で遊ぶものではないのでしょう)

 まず、正しく「知育玩具」しています。「LEARN TO COUNT」という表記は伊達じゃありません。
 数の概念やら遊びながら学べると。ついでに「色相」も学べてしまいますね。まぁ、それなら「10」は黒か白にして欲しかったですし、さらに言えば「10」じゃなくて「0」が入ってるほうが数学的には嬉しいのですが。四則演算記号も欲しいなぁ。

 対象年齢の子供が普通に遊ぶぶんにも楽しそうです。少なくとも3歳の自分ならお気に入りにしちゃいそう。何せカラフルな「コンテナ列車」ですから。そしてコンテナにはナンバリングと。この手は積み替えたり並べ替えたりしてるだけで多分、楽しい。同じ形の部品が規則的にあるだけで或る種の子供心はがっちりつかめると思うのです。

 あと、邪道ですが……コンテナ部分だけ手に入れることができたら、敢えて精密なコンテナ貨車に載せてみたら楽しいかもしれません。アンバランスも激しいと芸になりそうですよ?

 もうひとつ余談ですが。
 このセットにも入ってるデュプロのベーシックな車輪付き足回りをカンザンブリックで頼まれたことがありました。10個くらいまとめて欲しいと。
 調達はやや苦労しましたが、汎用ゆえの使い勝手は良さそうな部品であり、「出し惜しみ」されてるのが勿体無いと思ったものです。そうした悩みも解消できそうなんですよね。
 
posted by 関山 at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月19日

【レゴ製品(トレイン)】大半径カーブ実現? 新レールシステム「BBB Modular Track System」

 大半径のレゴトレインカーブレールというと、カスタムキットメーカーMemodelsが2011年に予告し、そのままになってしまっていることを覚えている方も多いでしょう。
(但し、プロジェクト中止というわけでもないようです……)
 
 今度は、トレイン系カスタムの定番、BBBホイールのBigBensBricksが大半径カーブレール他、金属製レールシステムの商品化を考えている模様。2013年1月発売予定とか。
http://www.bigbenbricks.com/track/track.html

 このレール「New Modular Track System」、略して「MTS」と銘打っています。構造・外見は9V/RCレールとも、かつての4.5V/12Vレールとも全く異なるもの。


 日本のユーザーの目から違和感?があるのは、枕木が1幅で、かつ間隔が詰まっていることでしょうか。
 ただ、アメリカのトレインイベントではタイルやプレート駆使して枕木間隔を詰めるのが流行って?いるようなので、それに対応させたものなのでしょう。リアルであるのは間違いありません。

 リアルというと、レールの断面形状や枕木との締結方法もでしょう。
 これは理由があって、「metal code 250 rail」を使用しているから、つまり汎用の鉄道模型用のレールを流用しているのです。
 Nゲージの道床付主体の日本では馴染みがないですが、アメリカではOゲージ以上の大型模型用の「レール」そのものが製造・市販されているのですね。

 Me-modelsではアルミ製の専用レールを起こしましたが、BBBでは金属製のレールに関しては敢えて「汎用品」を用いるという手をとっています。
 「この発想はなかった!」です。枕木部分だけレゴで作ればレゴトレインの規格……軌間に適合できるのですから。

 「システム」のラインナップです。
<<続きを読む>>
posted by 関山 at 19:31| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月18日

【レゴ製品(トレイン)】映画「Lone Ranger」のトレーラー。汽車のシーン!

 西部劇映画といっても年代設定とかテーマによっては、当然「汽車の出てこないもの」だって多々あります。
 まぁ「Lone Ranger」は西部劇のお約束・王道を踏まえてる趣ですから、多分大丈夫だと思ってましたが。


http://youtu.be/LoVhgaj6PiE
 エフ様に教えてもらった、「Lone Ranger」(2013)のトレイラー。
 汽車が出てくるどころか、汽車のシーンが「売り」のようです。素晴らしい!
(まぁカリフォルニアとビルンドの間で「おもちゃ出しやすいですよ!」みたいな交渉があったんでしょう)


 上映像より、機関車が横向けに転がり滑ってくる、衝撃的なシーン。

 肝心の機関車が車軸配置2Cのテンホイラーであることがしれましょう。1Cのモーガル(日本で言えば7100)や2Bのアメリカン(同 6400)よりはずっと大型で近代的なタイプ。

 それに合わせて客車も或る程度大型ですね。2軸の可愛いやつじゃなくて。ボギー車になってて大陸横断の急行列車という風情です。よく見ると窓まわりもデコラティヴな印象。
 あと、色もダークグリーン(別名レイルロードグリーン。欧米問わず鉄道車両によく使われる色だから)のよう。これも嬉しい。

 これは「#79111 Constitution Train Chase」がすごく楽しみになって来ました。
 あとは価格設定の問題ですね。下手に低価格化しようとして半端なものを作らないでほしいもの。

 セットとして、また商品としての落とし所としては「機関車+炭水車+客車1両+ミニフィグ他」というころでしょうか?

 この構成には「#4841 ホグワーツ特急(4代目 2010年)」という好例がありましたので、その流れを巧く汲んでほしいもの。でも車輪は大動輪じゃなきゃダメ! 
 「#7597+#4841」が理想ですよね!
 
 余談:
 そういえば。
 スーパーヒーローズの方は新製品情報いくつか出ているようですが、こちらでは「暴走機関車を止める」「地下鉄ジャックを捕まえる」ようなシーンはないようです(笑)。うーん。
 
posted by 関山 at 19:36| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月16日

【レゴ製品(トレイン)】 朗報? Lone Rangerに「列車大追跡」が来る?

 情報源はbricksetに突如上がっていた、2013年新製品情報の中の「Lone Ranger」関連から。
http://www.brickset.com/browse/themes/?theme=Lone%20Ranger

 デイズニーの映画版権にして、新ウエスタン(いったい何年ぶり?)でもある新テーマ「Lone Ranger」の商品・型番リストは以下のとおり。
79106 Cavalry Builder Set Lone Ranger
79107 Comanche Camp Lone Ranger
79108 Stagecoach Escape Lone Ranger
79109 Colby City Showdown Lone Ranger
79110 Silver Mine Shootout Lone Ranger
79111 Constitution Train Chase Lone Ranger

 西部劇というので、「汽車」も出せるよな……とか思ってましたが、そのまさかが実現しそう。
 #79111「Constitution Train Chase」とはなかなか期待できる商品名です。
 
 無論、商品画像が出てくるまで「肩透かし」の可能性は否定しきれません。肝心の列車の出来がダメだったり、昔のホグワーツ特急のごとく車輪がトレイン仕様でなかったりとか、ビルンドを信じる気になれない要因は少なからずありますから(苦笑)。

 でも、版権系でもなんでもトレインに接しているのは嬉しいことです。やるなら「過去に恥じない」出来を期待したいですね。


 初代、レゴの西部の汽車。#726(1976年)
 12Vでしたが、当時のアメリカで販売してたかどうかは不明。欧州人の感じる新大陸への憧憬がこんなセットを生んだのかもしれません。他にも西部を題材としたセットはこの時代に幾つかありました。


 お馴染み、ToyStoryの#7597(2010年)
 版権物でありつつ、しっかりと省略の少ない作り。動力化とかが限定的でしたが流行り、このセットからレゴトレインデビウ……という流れも幾らかはあったと思います。割と長く市場にありましたが、一応絶版ですのでこの流れの「再発」も必要なのかも?


 え、また「アメリカ」は勘弁って?
 うーん。西部劇って映画メジャー同様、既にアメリカ人だけのものではなく世界共有の文化になってると思うので、あんまり抵抗はないんですよ。「中世騎士物語」が既に欧州固有の文化ではない(※)ように、です。
※:中世な騎士とかそのへん題材のファンタジーはアメリカでも人気ありますし、変形しまくったものが日本でも「ゲーム経由で」流入し、それが東アジアに伝播したという流れがありますよね?

 え、またトレインの「アメリカ形」は勘弁って?
 カウキャッチャーにダイヤモンドスタック(大型煙突)な、アメリカンスタイルの古典蒸機は好き嫌いの差が激しいものです。ただ、鉄道詳しくない人へのウケは良いんですよね。日本だとこの種の機関車は7100形ってことになりますが、汽車のおもちゃの題材としては定番すぎでした(7100かD51か、みたいな感じ)。
 なので、ユーザー層とか世界的に広げろ効果は期待していますよ!
 

posted by 関山 at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月05日

【レゴ製品:トレイン】#10233 HORIZON EXPRESSの公式動画


http://youtu.be/LC6pU0NlOaE
 おなじみのデザイナー公式動画。
 英語のリスニング苦手でも(管理人もいうまでもなく!)、映像だけで分かる情報多々。
 まぁだらりと眺めるだけでも「格好いい! 早く欲しい」という気分になってきますが。

・パンタグラフはCity仕様の省略形ではなく、きちんとZ型になっています。
・動力車のドア(ダミー)部分の2×4タイルはステッカーではなくプリント。
・動力車の屋根前半部は新部品です。既存の%2876に見えますが、後ろが短くなってます。
・中間車のトイレ?部分はスライドドアあり。
・「14」などの編成番号はステッカー。また「1−10」までの号車表示用ステッカーもあり。最大12両編成にも耐えます(笑)。
 なお、ステッカーシートに「SNCF」ないのは当然ですが(笑)、「←○→」のレゴ鉄道マークもありません。

 <補足>

http://www.flickr.com/photos/61804988@N04/
 より。

 この画像はパンタとか、動力車の屋根とかわかりやすいかも。PowerFunctionの受光ユニットはパンタの直前に置かれるようですね。
 

 
posted by 関山 at 21:20| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月04日

【レゴ製品(トレイン)】緊急連載「#10233 HORIZON EXPRESS」の遊び方 4と蛇足



 妄想モード、第4弾。
 今回は「創る苦しみいっぱい?」「各自【研究の上】工夫のこと」モードの話です。要は上級編?


4:色変えとかバリエーションとか

 日本に「黄色い新幹線」こと922/923系の総合試験車編成があるのは今更言うまでもないのですが(ちなみに中国でも試験車編成は黄色でし)、フランスにも「黄色いTGV」があります。


http://www.railfaneurope.net/pix/fr/electric/emu/TGV/Poste/pix.html
 より。

 1984年登場。塗り分けは2度ほど変更されていますが常に「黄色」ベース。この編成も「お客は乗れません」が試験車ではなく、郵便車です(郵政省所有。往年の日本と同じく)。

 当然バリエーションとして思いつかれる方も多いでしょう。

 ここで問題になるのは#10223の造形上のキモになっているのは%32084(1999−)
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=32084
 というウェッジ部品ですが、幸いにも「黄色」は存在し、出回りも悪くないようです。ちなみにオレンジは新色ではないのですね。ちょっと驚きました。

 カラーチェンジといえば……現行TGV SUD-ESTの「銀色に青」という塗装にしたい! という向きもあるでしょう。或いはTGV-A辺りへの改造とか。



 しかし、悲しいかな%32084には灰色(旧灰・新灰)が存在しません。白はあるので或る程度割り切れば不可能じゃないですがなんか違うというかまるでJNRのライバルになってしまいそうです。

 最後に、もう一つ難易度高そうなバリエーション。

http://www.railfaneurope.net/pix/fr/electric/emu/TGV/prototype/pix.html
 より。

 1972年落成の試作車 TGV001。ガスタービン動車。
 実は#10223の造形って、TGV SUD-ESTよりもTGV001寄りなんですよね。ツリ目ながらお目目パッチリな辺りとか、全体に丸み帯びてることとか。その意味では何とかなりそうな改造例だと思うのですが、塗り分けラインとか基本造形とか結構違うので意外と難しそう。
 でも、#10233のお陰でチャレンジしやすくなったのは事実です。
 
 フランス形は鉄道模型の世界でも元気ないですし、またレゴトレインの作例でもそれほど作品数多くはありません(アメリカ・ドイツ強し! 次が日本か?)。でも、#10233の縁で注目されるようになったらフランス形ファンとして嬉しいですね。「TGV」のファミリーとして制作のモチベーションも上がりそう?
 あと、同時代のライバルたち……APT/HSTやら、ICE1辺りも注目されればいいな、と。


5:蛇足 組換大作戦!

 正直、思いつきません。
 電気機関車+客車とか、ディーゼル機関車+客車というのは王道かもしれませんが、元々のTGVのレベルの完成度にするのが難しそう。#10000代の組換、ちょっと気軽には手を出せなさそうですね……。

 とはいえ、管理人が同じ事を思ってた#10194エメラルドナイトでも見事な組換作例は出てきていますので、誰がか何か見せてくれるんじゃないかという期待はあります。黒のハーフ窓の使い方がポイントになりそうな予感?
 
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2012年10月02日

【レゴ製品(トレイン)】緊急連載「#10233 HORIZON EXPRESS」の遊び方 2/3

 妄想モード、第2−3弾です
 いよいよ「創る楽しさいっぱい」「各自工夫のこと」の世界へ(笑)。


2:中間車の作り分け

 実車は1等車も2等車も窓割が同じで、そこは作り分けの楽しみがありません。
 但し編成に1両入っている、2等/バー合造車(ビュフェ車。実質売店車。日本流には「サハシ」)は別です。



http://www.railfaneurope.net/pix/fr/electric/emu/TGV/Sud-Est_mod-Lyria/France/pix.html
 より。同じ車両の側面と、反対側の側面です。

 ガチで資料なくて探すの苦労しました。フランス人には客車の形式写真を撮っておくという習慣がないのでこういう写真を探すのにえらく苦労します。残念ながら更新後の「銀+青」の姿ですが、窓上に採光窓という特徴的な窓割りは更新前からも同じ。
 採光窓部分は普通にクリアプレート並べれば作れそう。


3:簡単な?ディテールアップ

 6両連結時の完全連接車化は誰もが思いつきそうなところです。#10233をそのまま背中合わせに繋ぐと「動力+2+2+動力」になりますが、実物では「動力+4+動力」が正解です。
 これは製品に入ってる連接台車をコピー制作してあげればいいでしょう。多少追加部品は必要になりそうですが。

 あと、効果が大きそうなのは「クレスト」の表示。
 TGVもフランスの一部の電機同様、市章の「クレスト」がついていました(オレンジ時代、銀色になってからは?)。位置は動力車の隣の客車(屋根が連なってる客車)の動力車より連結面よりです。
http://www.ne.jp/asahi/thankyou/2200/special7_23000_tgv_pse2.htm
 こちらのサイトの写真参考のこと。よく見たら先のバー車の原型写真もありました。記録して下さった日本人に感謝です。ほか、足回りやパンタのディテールアップの参考になるかもしれません。
(デトニ殿「デトニの部屋」より)

 「クレスト」はレゴならお城シリーズの盾がそのまま使えます。ツライチに固定するのはちょっとコツがいりますが、簡単に雰囲気はアップするはず。
 あとは「自作シール」でSNCFロゴマークなど。灰レール時代のステッカーが使えるならベストですが(時代も1980年代なので合致します)、ちょっともったいないかもしれません。

 なお、出来ればやってみたいのは連結部の貫通幌整備ですが……。これはちょっと上級者向けですね。現物合わせで試行錯誤しないとちょっと可否がわからなさそうです。ドアが貫通幌支持である以上、そこも改修の必要ありそうですし。意外と大改修になりそうな予感。
 
posted by 関山 at 22:56| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月01日

【レゴ製品(トレイン)】緊急連載「#10233 HORIZON EXPRESS」の遊び方 1


 「#10223 TGVHorizonExpress」 手に入るのは未だまだ先ですが、既に妄想モードに突入ですよ?
 GM板キット箱裏名物の「創る楽しさいっぱい」「各自工夫のこと」の世界でおひとつ。まぁ今回は編成例というヌルいところですが……。

1:編成

 普通に2セット買って背中合わせ6連は基本として。


 もう少し手軽?に先頭車のみ入手し、3+1で4両編成
「動力−中間1−中間2」+「動力」
 にならないかという気もしますが、セットの中間車の片方「中間1」じゃないと屋根部分が先頭車とライン揃いません。
 ユーザーレベルで「中間2」の屋根にも「盛る」とかしてあげないと、この4両編成やや苦しそう。或いは
「動力−中間1」+「中間1−動力」
 と、編成組むか? 綺麗な編成にはなりますが、この場合は「中間2」抜きのセットを2つ入手する必要があり、その意味で難しそうです。これなら素直に2セットで6両編成で十分な気も。

 これまでのトレインセットでは概ね「バラ売りでは中間車のほうが需要が高い」という現象が発生していました。エメラルドナイトは客車のみの入手は至難でしたし、また#7938超特急列車でも「中間車のみ」出品はオークションで高値つきやすいとか。#10233に関してはどんな需給状況になるのでしょう。
 これまでどおり、中間車人気になるのか?
 お手軽4連向けに逆に動力車のほうが人気になるのか?

 #10223の場合、推奨の2セットで既に6両編成というそれなりのボリュームになってしまいますので、フル編成(10両)志向の方以外では中間車は持て余されるかもしれません。少なくとも日本の住宅事情にはヘビーで、Nゲージのフル編成みたいなわけには行きません(よくよく考えてみたら「3両で1万円強」というのは最近のNゲージ並みのお値頃価格なんですが)。
 まぁ、市場(bricklinkとかヤフオクとか)という蓋を開けてみなけりゃなんとも言えません。

 あとはイベントなどでは豪快な「重連」とかやりたいものです。実物では重連で最大20両編成もありますから。それが無理でも「6+6」いや「6+4」でもきっと迫力十分でしょう。来年のJAMが早くも楽しみ♪ お客様に「このTGVは市販品ですよ」と説明できれば、新たなファンも増やせそうな気がします。
 

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2012年09月30日

【レゴ製品(トレイン)】#10233 HORIZON EXPRESS ! 「TGV」!! #7745!?



 次のトレイン10000番代は「リアルな高速列車かも」とかいうコメントが雑談的にあったのは今年の6月ころだったのでしょうか。何かを予想してたわけでもないと思うのですが、見事にこんな製品が出てきました。

 情報源ToysNbrick
http://toysnbricks.com/lego-horizon-express-10233/
 及び Eurobricks
http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=74650

 画像はFlickrのこちらに多々
http://www.flickr.com/photos/61804988@N04/

 #10233 HORIZON EXPRESS
 時期:2013年 1月
 1351ピース
 価格:US129.99ドル/99.99ユーロ/79.99ポンド
 (例によって円表示はありませんが、恐らく実売10000−11000円強?)

 1981年営業運転開始のTGV Sud-Estの登場時がモデルなのは云うまでもありません。実物詳細こちら。
 今は銀色に塗り直されていますが、オレンジ色の姿はデビウ当時、高速列車の新しい時代を拓くものとして日本でも注目されたものです。0系新幹線同様の、高速鉄道のアイコン的存在なのかもしれません。

 製品に話を戻して。
 前面造形とかディテール・塗り分けラインの表現は非の付け所が見つかりません。
 

 製品と言うよりは「マニアの作品」の領域に達していましょう。アンダースカート部分に車屋根使う造形は「やられた!」という感じ。

 ロゴが架空の矢印状のものなのがちょっと残念?です。SNCF(フランス国鉄)の許諾取れない理由があるのでしょうか……。ここは組換が流行りそう(笑)。「T」とか「G」とか「V」とか幅2ポッチ(或いはプレート5枚)の範囲で表現する方法はいろいろ考えられそうですね。


 側窓が横組なのは「作品」では既に見慣れた表現ですが、「製品」としては初めてですね。しかもトレイン窓ハーフ使って高速鉄道ならではの小窓感を強調しています(トレイン窓ハーフ黒も久々です)。屋上に目を移せば、高圧引き通し線の表現が目を惹きます。
 ドアは先の#10194エメラルドナイトと同じ方法で開閉。

 
 

 インテリアの再現は云うまでもありません。客車のうち1両は洗面所付き、もう1両は写真にあるよう売店カウンター付きです。テーブルの表現がユニーク。
 各車ベースは動力車28ポッチ、客車24ポッチ長さのトレインプレート。

 

 ミニフィグは男女の乗務員と乗客4人。小物も含めて趣味が良いです。にっこり顔じゃないですが、まぁそれはユーザーで自力対応で……。

 また、PowerFunctionでの動力化対応は云うまでもありません。電池の収容考えるとこうした動力集中方式は有利ですよね。

 さて、現状の突っ込みどころとしてはかつての#4511 HighSpeedTrain同様「1セットでは後端が中間車」ということでしょうか。
 昔も今もアメリカの編成列車は「片運流線型の機関車が客車引っ張る」ってシロモノなので、その延長でデザインしちゃった……とも取れますが、よくよく考えてみたらTGVを3両編成で製品化しようとしたら「動力−客車−動力」で人の乗るスペース確保できませんよね? うーん、已む無し!
 で、この辺に文句つけそうな客は2セット買え! ということなのでしょう(苦笑)。2セット繋げてTGVの6両編成というのは結構な迫力になりそうです(実物は10両固定編成です)。


 そのへんを見越してこんなイメージも上がっています(うぅ……格好いいと認めざる得ません!)。パーフェクトにしたいなら3+3の中間も連接台車に改造でしょうか?
 
 また、もっと古典的な列車が良かった……という声は聞こえてきそうです。
 ただ、「リアルな高速列車。しかも少しレトロな奴」というのは新しい需要を拓く力も持っていそう。トレインファンというよりはAFOL層……#10000代のファンにとっての「懐かしい」を体現したような時代考証ではありましょうから。

 「懐しい」といえば、レゴ製品誌的には「#7745(1985 12V)の再来!」という見方もできましょう。

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7745-1
 レトロレゴ的な文脈で、#7745の今様として評価されそうでもあります。

 型番に「Creator」表記も突っ込みどころかも。5桁型番体系でも「エクスクルーシヴ」は「〜#10499」を使い続けるのでしょうか? 企画段階で全5桁化が決まってなかっただけなのかもしれませんが。今後の「10000代」でてこないとこの辺はなんともいえません。
 また、この種の製品への「Creator」表記は日本の売られ方(#10000代はCreator扱い)に世界が追いついたのかも? ただ、今後Creatorブランドでトレインが出しやすくなるんじゃないかというのは希望的観測に過ぎましょうか……。
 
 型番と商品名で蛇足。
 この製品が日本に投入されたら、現行「#7938 超特急列車」の商品名はどうなるんでしょう(笑)。#10233に「超特急列車」を譲り、#7938は「快速電車」にでも改名のほうがすっきりするかも? まぁ「#10233 ホライゾンエクスプレス」とそのままか「ユーロエクスプレス」辺りに落ち着きそうな気もします。

 なんであれ、日本での発売の時間差価格差少ないこと、「○○○●○」限定とかにならないことを祈りたいもの。
 

posted by 関山 at 11:41| Comment(14) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月24日

【レゴ製品[トレイン]】カスタムロッド提供開始。その賛否は?

 せっかくの「トレイン新製品」(?)でありつつ、JAM期間中のニュース故、発表遅れてしまいました。申し訳ない。

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=510263
 brickshelf:画像多々
http://www.bricklink.com/store.asp?p=zephyr
 販売サイト(bricklink。bricklinkとPaypalアカウントあれば日本への発送も可)

 zephyr1934氏によるトレインカスタム部品「ロッド」がリリースされています。
 カスタムパーツは武器とかでは大変盛んですが(メーカーなどの全容が把握できません……)、トレインだと「BBBホイール」「MeModelsの金属レール」以来ではないでしょうか?


 使用例(brickshelfより引用)。

 蒸機の足回りのルックスは格段に良くなります。なによりハーフハイトのアームを2重重ねする必要がなくなります。
 また、テクニックアームを使ってたことで車輪直径に対してロッドが些か太すぎる問題も解消しているのですね。下の「使用後」だと、動輪が少し大きく見えるほど。

 種類も豊富です。
   
   
 
 7種類ものリリースです。公式動輪以外にも、BBBラージやBBBミドルにも対応しているのですね。
 もちろんサイドロッド以外に、メインロッドにも使えます。

 さて。BBBやMe-models金属レールを推してる身として賛否なのですが。

 正直、ちょっと評価が難しいです。
 機能としてはハーフハイトのアームで済んでいるところなので、この部品のメリットは「ルックス」だけなのですね。BBBは「なかったもの」を提供してくれたのでその価値が大きかったのですが……。

 あと、現状色が「新灰色」のみなのもちょっと試験導入もしにくい状況です。アメリカ形つくる分にはこれでよいのですが、日本形だと黒、ドイツ型だと赤が欲しくなりますから。

 価格もちょっと高めかも。まぁルックス良くなること考えるとこれは大きな問題ではないのかもしれません。

 なんであれ。
 トレイン界隈でもカスタム市場が盛り上がるのは悪くないと思っています。いろんな見解はあるのは分かっておりますが、レゴ社は必ずしもユーザーの必要とするもの提供してくれていませんから。
 カスタムでも必然性があり、クオリティ高く、供給安定していれば、欧米トレインビルダーにおける「BBB」のように一定の地位は築けると思うのです。
 そんなわけで、このロッドがどうなるか決めるのは、市場というかbrickshelfで上がってくる作品群かもしれません。
 
(蛇足:個人的なカスタム希望ですが、金属製のBBBミニサイズのテクニック軸車輪をどこかでやってほしいです。これさえあれば「9Vが永遠のもの」になりますから!)
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月13日

【レゴ製品(トレイン)】BBBホイール、「灰色」が絶版に

 つい最近知ったところなのですが。

 社外品のスポーク車輪、「BBBホイール」各種のうち、「灰色(Gray)」がいつの間にか入手できなくなっており、原則「赤」「黒」「濃灰」のみのラインナップになっています(サイズによっては青・緑・黄・クリアという特殊色はあります)。


 この写真の下段、右から2つめが「灰色」です。

 思えば2010年のXLサイズ追加の折、「赤」が最初にリリース。その後「黒」「濃灰」と続いたものの「灰色」が出なかった地点で運命は決まっていたのかも知れません。

 で、実際にこの色が使いやすいかというと疑問な部分も多々ありました。brickshelfやflickrでも灰色の車輪使った作品は見かけませんでしたし。売上もよくなかったのかも知れず、そのため在庫なくなった後の再生産が控えられたのでしょうか。また、多くの場合「濃灰」でも代用はできましょう……。

 その他の供給体制は今までどおりです。需要がある限り供給は続くと思いたいもの。


 公式のテクニック軸よりもルックスの優れたmini(スポーク抜けてるのが嬉しい!)、公式には存在しないサイズのミドルとXLはなおも貴重な存在ですから。

 あと、蛇足。
 BBBはこの辺をラインナップに加えてくれないかしら……。絶対に公式とはかぶらずに済みそうで、一定の需要はあると思うのです。
(今度、リクエストはしてみます)
「miniサイズのロッド穴付き」。現状でも魔改造なしに不可能じゃないですが、小さい車輪にロッドつけるのは未だ難しいです。12Vで出来てたことがPowerFunctionで容易になります。

「miniサイズの金属製」……集電機能を作るのは「ユーザーの工夫」で構わないので。エッチングの集電ブラシがあればあとはなんとかなる? この辺が社外品で供給されりゃ、9Vは永遠に戦えます!?

===================================== 

 思えばこのカテゴリで記事記したの、久々です。悪い知らせ?でも何の便りもないのよりはマシじゃないかと思えるくらいに久々(苦笑)。
 本当に2012年はトレインのハズレ年。MonsterFightersのゴーストトレインはそのままではレール上走らせらせられないのでちょっとトレイン製品とは違いますし。
 いい加減Cityのサブカテゴリ脱して、テクニックくらいの独立カテゴリになってくれりゃと思うのですが。

 或いは……。
 「中つ国」に産業革命起こって鉄道敷いてくれないでしょうか(爆)。
 はたまた、スターウォーズの世界観に軌道系交通が導入されるほうが先か?
 いやまぁ、DCやマーベルのヒーローが暴走機関車止める映画撮ってもらうほうが先ですし(ほんの幾らかは)現実的ですよね(笑)。
 
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月17日

【レゴ製品:トレイン系?】MonsterFighters #9467ゴーストトレインの高解像度/他MonsterFighters画像

  

 grogall様の提供です。おそらくはレゴオフィシャルの画像でしょう。

 オリジナル画像は2400×1800あります。高解像度版必要な方は以下へどうぞ。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=503328



 何度か触れてきましたが、機関車はテーマの割にまともな造形なのです。大量のマカロニ(1/4円ブロック)で缶胴作ってるのも印象的ですね。装飾とかとり除いてロッドをつけて炭水車も用意したら、渋めのアメリカンロコで通用しそう。カウキャッチャ無しなら鉄道作業局(→国鉄)の6400形とかに見えなくもありません。
 
 ただ、画像をよく見ると先台車部分は回転せず固定にも見えます。機関車だけでもトレインテーマに組み込むのは多少の「熟練」が居るかも知れません。
 付随車の車輪や連結器も含め、トレインテーマへのエントリーセットになっていないのが惜しまれますが、この辺の割り切りは「ウエスタントレインの追跡」「ホグワーツ特急」がレゴ社とトレインファンが思っているほどに、トレインテーマへの誘導効果がなかったからなのでしょうか……?
 とはいえ、部品の細かさはそれなりに魅力的です。幽霊が新型なのは既報通り。ゴーストバスター?側に女の子フィグ居るのもちょっと嬉しい。レシプロ機の造形も、エンジン回りとか割と精細。1セットは欲しいかなと思わされるのですね。

 で、日本での発売は9月。cbbで予告されているクリブリ価格は9990円ですが、一般販売あるなら実売はもう少し下がると思われます……。割と売れそうなこのシリーズが限定品にならないこと願いたいもの。
(ちなみに既報通りドイツでは既に販売されています。シリーズ全品「カンザンブリック」での取寄可能です)

 また、他MonsterFightersの全種の高解像度画像はこちらへ。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=503314
 #9468「バンパイア城」のパイプオルガンのような、これまで知られてなかった見せ場もわかります。
 
posted by 関山 at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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