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とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
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しかし、当店に在庫切れはございません!

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2014年05月13日

急報!【レゴ製品[トレイン]】me-modelsの大曲線レール。出資はあと 3日限り!


 Me-modelsによる大曲線レール(プラ及び金属)の出資期限が「あと3日」しかありません。

 既に記した通り、KickStarterでは目標金額に達しない場合は「返金」ですので、安心して?出資できます。実のところ、伸び悩んでいて実現が危ぶまれる状況なのです……。

 日本ではクラウドファンディングも、またレゴのカスタム品も認知が薄いのですが、今度のプロジェクトは割と「重要」。レールの種類が少ないがゆえに、また部品類のサードパーティが伸び悩むからこそ鉄道模型になりきれないレゴトレイン。この成功があれば、大きな一歩となることでしょう!

(純正品じゃなきゃ嫌? あの鉄道系軽視のデンマークの会社がまともにレール作ってくれると思いますか? そんなジャンルではカスタム品も「正義」でしょう)

 自分も何にするか迷った末、180ドル(+国外発送10ドル)の「ABS 曲線レール4種円周セット」で出資を済ませました。これなら純正品も含め曲線を5線、綺麗に並べられます。実現祈る!


 出資プランの日本語訳はこちら。

 「62+10ドルのR104曲線1周分」とか、「120+10ドルの同曲線2周分」辺りはオフ会などでの運転機会がある方にはお勧めです。大カーブの曲線なら「魅せ場」になること間違いなし。狭い純正カーブを無理して曲がるレゴトレインのせせこましともおさらば?
 また、直線を微妙に角度つけて連ねる大カーブのように、膨大なコスト掛かったり、設営に手間かかることもありません(あれはあれで良さが有りますが)。

 なお、フレキシにさえアルミテープ(ホムセンで売ってるふつうのもの。安い!)貼れば9V通電できますから、Meの曲線レールも同じ事出来ると考えていいでしょう。自分はすべて9V化する予定です。


◆◇◆◇◆◇◆      ◆◇◆◇◆◇◆


 Kickstarterの出資手順はこんな感じ。すごく簡単!
 1.支払いをamazon.com経由で行うため、amazon.comのアカウントを作る。
  メールアドレスとパスワード登録するだけ。1分で終わります。

 2.kickstarterの当該プロジェクトの頁から、希望する出資プランを選び、クリックします。

 3.アメリカ国外のため、出資金額を+10ドルします。
 (アメリカの国際郵便料金からすると、10ドルというのは激安)

 4.あとは手順通り[next]のボタン押すだけ。
  kickstarterのアカウント持ってなくても、手順通りに進めば作ってくれます。
  (メールアドレスとパスワードのみ入力)
  支払いで、先程のamazon.comのアカウントを使用。amazon.comに遷移。
  ここで「クレジットカード番号」と「英語住所」を入力します。

 5.支払い終わると、kickstarterのページに戻ります。
  確認メールも届きます。
◆◇◆◇◆◇◆      ◆◇◆◇◆◇◆


 出資がギリギリになってしまった自分が申すのもなんですが、皆様の思い切りが世界を変えます。
 運転・走行を楽しくします。
 残された時間は、あとわずか。
 

posted by 関山 at 17:23| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月03日

【レゴ製品:トレイン系】Me-modelsの大曲線レール、キックスターターで出資を募る(2)

 各「商品」、もとい「出資プラン」を見ていきましょう。
 Me-modelsのプロジェクトページはこちら。
 これを話題にしている、Eurobricksのフォーラムはこちら。

 内側からR40(レゴ公式)、R56、R72、R88。

◆◇◆◇◆◇◆

 以下に共通:
 「セクション」は枕木+レール一対の単位(純正の9V/PFレールと同じ)。
 また、全ての商品に必要数の枕木は付属。色は「新茶・こげ茶・黒・新濃灰」から選択可。
 US外への発送は一律「+10ドル」(通常の郵便料金よりずっと割安!)。

 10ドル ポストカード
 ……飽くまで気持ちの寄付でしょう。

 12ドル ABSサンプルパック
 ABSの1/2レール 2セクション
 ABSの通常レール 2セクション
 ABSのx2長レール 2セクション

 17ドル メタルサンプルパック
 メタルの1/2レール 2セクション
 メタルの通常レール 2セクション
 メタルのx2長レール 2セクション


 18ドル
 ABSのR56曲線 半円分(8セクション)

 22ドル
 ABSのR72曲線 半円分(8セクション)

 26ドル
 ABSのR88曲線 半円分(8セクション)
 
 32ドル
 ABSのR104曲線 半円分(16セクション)

 34ドル
 ABSのR56曲線 一周分(16セクション)
 
 35ドル ABS直線レールセット
 ABS 通常長レール 10セクション
 ABS 1/2レール 8セクション
 ABS x2長レール 4セクション

 42ドル
 ABSのR72曲線 円周分(16セクション)
 
 45ドル ABS直線レールセット
 ABS 通常長レール 10セクション
 ABS 1/2レール 8セクション
 ABS x2長レール 8セクション

 49ドル メタル直線レールセット
 メタル 通常長レール 10セクション
 メタル 1/2レール 8セクション
 メタル x2長レール 4セクション


 50ドル
 ABSのR88曲線 円周分(16セクション)

 62ドル
 ABSのR104曲線 円周分(32セクション)

 65ドル
 ABSのR56曲線 円周分が2組(32セクション)
 
 75ドル
 メタルのR56曲線 円周分(16セクション)

 85ドル
 ABSのR72曲線 円周分が2組(32セクション)
 
 100ドル
 ABSのR88曲線 円周分が2組(32セクション)

 120ドル
 ABSのR104曲線 円周分が2組(64セクション)
 
 145ドル
 メタルのR56曲線 円周分が2組(32セクション)

 180ドル ABS曲線4種セット
 ABSのR56曲線 円周分(16セクション)
 ABSのR72曲線 円周分(16セクション)
 ABSのR88曲線 円周分(16セクション)
 ABSのR104曲線 円周分(32セクション)

 190ドル ABS曲線2種+直線セット
 ABSのR88曲線 円周分(16セクション)
 ABSのR104曲線 円周分(32セクション)
 ABS 通常長レール 32セクション
 ABS 1/2レール 8セクション
 ABS x2長レール 8セクション
 
 230ドル ABS曲線3種+直線セット
 ABSのR72曲線 円周分(16セクション)
 ABSのR88曲線 円周分(16セクション)
 ABSのR104曲線 円周分(32セクション)
 ABS 通常長レール 32セクション
 ABS 1/2レール 8セクション
 ABS x2長レール 8セクション
 
 260ドル ABS曲線4種+直線セット
 ABSのR56曲線 円周分(16セクション)
 ABSのR72曲線 円周分(16セクション)
 ABSのR88曲線 円周分(16セクション)
 ABSのR104曲線 円周分(32セクション)
 ABS 通常長レール 32セクション
 ABS 1/2レール 8セクション
 ABS x2長レール 8セクション

 360ドル ABS曲線4種セット(各2円分)
 ABSのR56曲線 円周分が2組(32セクション)
 ABSのR72曲線 円周分が2組(32セクション)
 ABSのR88曲線 円周分が2組(32セクション)
 ABSのR104曲線 円周分が2組(64セクション)

 520ドル ABS曲線4種セット(各2円分)+直線
 ABSのR56曲線 円周分が2組(32セクション)
 ABSのR72曲線 円周分が2組(32セクション)
 ABSのR88曲線 円周分が2組(32セクション)
 ABSのR104曲線 円周分が2組(64セクション)
 ABS 通常長レール 64セクション
 ABS 1/2レール 16セクション
 ABS x2長レール 16セクション
 
 640ドル ABS曲線4種セット(各2円分)+R72円周+R104円周+直線
 ABSのR56曲線 円周分が2組(32セクション)
 ABSのR72曲線 円周分が2組(32セクション)
 ABSのR88曲線 円周分が3組(48セクション)
 ABSのR104曲線 円周分が3組(96セクション)
 ABS 通常長レール 64セクション
 ABS 1/2レール 16セクション
 ABS x2長レール 16セクション

 1000ドル(限定数20)オリジナルセット
 「オリジナルセット ドイツ連邦鉄道 E44」
 に加えて、640ドル分のレール。
 (E44のセットは360ドルという解釈もできます)



 幾つか付記しておきます。
 以前フレキシブルレールの固定(R80位)+アルミテープ貼りを行った経験から申せば、いかにも大曲線という安心感を得るためには「R88」か「R104」を選んだ方が良いでしょうか。R56では物足りないと思います。
 とはいえ、R56は通常曲線レール(R40)のすぐ外側に隣接できるメリットありますので、家庭内運転の拡張用には十分かもしれません。
 逆に云えばR104は「運転会・イベント用」レールですね。お家ではちょっと使いにくい。

 あと、R104などのABSレールにアルミテープ貼っての9V化は実用性ありと判断します。

 Me-modelsメタルレールのクオリティは凄く高い。アルミ無垢の質感! ディスプレイ用・撮影用などにお薦めできます。
 
 メタルのR56は、高質感の曲線用という感じでしょうか。大曲線感は少ないですが、レールの質感は魅力でしょう。

 1000ドル出資E44セットは360ドル相当です。カスタムキットを本気で考えるとやはりこれくらいの価格になってしまうのということですね。いろいろ考えさせられます。


◆◇◆◇◆◇◆


 出資プランがいろいろあるからこそ、悩んで・迷ってしまう。
 個人的には、R104入ったセットは運転会などイベント用に惹かれる存在。あの直線連ねた大カーブほどの迫力はないかもしれませんが、それでもカーブを「見せ場」にすることできそう。無論、アルミテープで簡易9V化して。

 一方で、(標準の)R40-R56-R78-R86-R104と5線が綺麗に並ぶ情景も惹かれます。180ドル(+10ドル)の4種入り円周セットか……。
 R56メタルも、あのアルミ無垢レールの質感を知ってると家庭内用常備品的に考えたくなる。

 Me-modelsを信じるのを前提として、やはり、迷いますね。
 同じく迷ってる人が、世界中にいることも信じて……200人くらいは。
 

posted by 関山 at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月02日

【レゴ製品:トレイン系】Me-modelsの大曲線レール、キックスターターで出資を募る(1)

 キックスターターについて説明するところから記事書かねばならないので正直及び腰だったのですが、先に「レゴ系」さんで記事にされているからには、細かく解説することにします。

◆◇◆◇◆◇◆


 なお、キックスターターそのものについてはこちらを参照ください。
 コタク:今さら聞けない? クラウドファンディング「Kickstarter」の投資方法まとめ

 gigazine:「Kickstarter」へ出資してゲットする方法&出資しまくった経験からわかった注意点まとめ

 先ず、商品の購入ではないということに注意が必要です。飽くまで先行出資で、その見返りとして商品が送られてくると考える必要があります。

 支払いはamazonペイメント(amazon.com)を利用します。amazon.co.jpではダメで、あとpaypalも対応していません。とはいえ海外通販・個人輸入の経験あれば大丈夫でしょう。但し要クレジットカードです(VISAデビットは対応不明。多分大丈夫だと思いますが)。

 「出資額に満たない場合はどうなるか?」が気になる方居らっしゃると思いますが、この場合は引き落としがされません。すなわち全額返金です。(達成されて、初めて引き落としがされます)
 この場合は心配はありません。
 
 寧ろ、リスクがあるのは達成後でしょう。
 この場合、最悪商品が送られてこないこともあります。詐欺的意図がないにしても、大幅な遅延はよくあることらしいです。

◆◇◆◇◆◇◆


 Me-modelsのプロジェクトページはこちら。

 これを話題にしている、Eurobricksのフォーラムはこちら。





 現在、79000ドルの資金募集に対して、18282ドルが111人から集められています。
 期間はあと14日間。
 最初は勢い良かったのですが、期間半ばになってちょっと落ち着いてしまってる感はあります。
 但し、締め切り間際の出資は集まるかもしれません。


 さて、Me-modelsが信用できるかどうか。これは難しい問題です。
 過去に製品(金属製直線レール)を購入した経験から云えば、クオリティ・サービスは問題ありません(弊ブログのレビュウ記事

 問題は、2011−2013年と何度も大曲線レールの製品計画を延期・中止してきたこと。
 自己資金での開発に限界があるがゆえの、キックスターターの利用のようなので、様々な問題の突破点にされようとするのは分かるのですが……。まとまった資金あれば金型・工作機械を自分で揃えることもできましょうし、外部業者に発注もしやすくなります。

 とはいえ、Me-models自体はEurobricksなどのコミュニティに積極的に参加されてるという姿勢。
 また、過去に何も生産や販売を行ってない「素人」ではなく、経験ゆえの「失敗者」であるということをプラス要因として見てもよいかもしれません。
 失敗のない未経験者と、失敗もある経験者。出資すべきは後者でしょうから。


 もう一つだけ不安要素があるとしたら、計画してるプロダクツの種類が多すぎること?
 既に試作品は完成している金属製のR56(56ポッチ半径:ちなみに通常曲線レールは40ポッチ半径)と、金属製直線レールの再生産だけならともかく、R56/R72/R88/R104のABS製レールも製造予定と。
 ここは絞った方が安全に見えるのですが……。
(流石にR72以上はプラ製のみにして、金属化はユーザ対応にされたのは賢明だと思います。プラ製のレールでもアルミテープ貼れば9Vとして実用性はありますから。少なくともフレキシをABSボンドで固めた奴よりは優れていましょう)


 内側からR40(レゴ公式)、R56、R72、R88。
 実現するなら、魅力的なラインナップですが……。

◆◇◆◇◆◇◆


 あと、Me-modelsによる、今回の出資締め切り後の製品の継続生産予定は不明です。
(キックスターターの規約上は出来ないとなっていますが、Me-models直販は可能でしょう?)

 但し、今回の出資では「海外発送一律、プラス10ドル」というのが「美味しい」かもしれません。
 アメリカからの場合、レールなどの重量品は結構送料が高いのです。15ドルから数十ドルは覚悟しなければなりません。これが10ドルで済むなら大変にありがたい話なのです。
 
<続>
 
posted by 関山 at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月13日

【レゴ製品[トレイン]】BBB新型レールは3Dプリンタデータの提供で……。

 何度か記事にしてきた、BBBによる新型レール(大曲線など)のことですが、3Dプリンタ用データ提供という形になり、完成品販売は行わないようです。

http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=92266
http://www.bigbenbricks.com/track/track.html

 敢えて記せば、ちょっと残念なお知らせです。
 3Dプリンタ自体はまだまだ普及していませんし、ランニングコストも未だそれなりに掛かる。また、1個1個作っていくのはそれなりに手間のかかること。ロッドとかフィグ部品などとは所要数自体が違います。
 また、金属製のレールは鉄道模型用の汎用品を使うとのことですが、自分で正確な曲率に曲げなければなりません。これじゃ限りなく手作りに近い。それこそガレキを完成させたり、真鍮製の鉄道模型完成させる次元の作業が要求されそうです(プラモ造るレベルじゃなくて)。

 しかし。
 完成品を提供するのはかなりコストも掛かることでしょう。インジェクションの金型代とかちょっと想像したくないものですし。
 何より、この世界は妙に純血主義であって社外品を好まない傾向が未だにあります。市場もあまり広くはないでしょう。世界のレゴトレインオーナーが全て購入してくれるわけでもないのです。
(なお、アメリカで完成品作ると、アメリカの高い国際郵便料金も障壁になります。アメリカ国内なら問題にはなりませんが)
 そこに巨額の投資というのも難しいものもあるのでしょう。ちょっと、無茶は申せません。

 個人的には、動輪パーツの提供だけは続けていって欲しいです。
 

posted by 関山 at 18:40| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月02日

【レゴ製品:トレイン】#60050/#60051/#60052のキャプチャ画像

 キャプチャ元は先にリンクした「HobbymediaIT」の動画です。
 http://youtu.be/Q-FpN-Zxido

 もう一度、ゆっくり眺めてみましょう。

 #60051 高速列車
 一番左の車が動力車ですが、窓がクリアなのが分かります(パネル下部に、白いスタッドが見えます)。屋根は4×6 45度スロープ部品でしょうか。
 どうでもよいのですが(簡単に直せますから)、レゴ社ってなんで高速列車でも「前パンタ」にしたがるんでしょう? この種の列車は先頭車の連結面の方にパンタグラフ置くのがセオリーだと思うのですが。

 踏切は出来良いですけど、高速列車の走る線区で遮断機なしの第三種とは畏れ入りました。まぁ無理して遮断機入れる必要も無いですが。

 組換は絶望的なセットですが、メトロライナーからの伝統的組換例である「流線型電機+客車2両」は意地でも試してみたいところです。頑張りゃこんな雰囲気の電気機関車にならないかしら?

 Amtrak HHP8形。両端が深ーい流線型。画像wikipediaより。

 現物側面より。このアングル「悪くない」ですね。一体パーツ裾はプリントよりはシールのほうが潰しが効くので、個人的には後者であって欲しいです。
 窓パネルは最近2×4が出まわっているので、トレインにはそっちを使って欲しかった。とりあえず窓配置弄ると雰囲気は変えられるかも。
 男女の乗客ミニフィグは割と良い趣味です。ショルダーも継続。
 ところで自転車付属で自転車置き場ありですが、この列車は新幹線的な高速列車というよりは、比較的高速な近郊列車的な性格なのかなぁと思ってしまいました。
 先のパンタ位置やら踏切なども考えると、在来線の新快速or特急イメージかも? いやインターシティって言葉もありますが(国によって料金の有無や設備が大きく違うので、「新快速」でもあり「特急」でもあり……)。

 現物側面より。幌は一番上がカーブスロープ。屋根上の赤タイルはPFのスイッチ表示。白いプリントが入っているようですが、これが1−4の数字なら嬉しいところ。
 
 ここまで見ると、「前面特殊パーツのトレイン」としては悪くない方かもと。
 少なくとも、1990年代後半の「ダメ列車黄色」「ダメ列車青」のごとき、SF的暴走せずに、普通の列車にとどまってくれたことを評価したほうが良いのかもしれません。


 #60052 貨物列車。
 機関車のエンジン部分は6×16の大型タイルで縁にポッチがついた部品です。黄色の帯は好みによって外すのはありかも。あと、部品を上手く捻出すれば前部ボンネットも背の高いタイプに改造できる?

 付属品群ですが、緑のトラックは車ドアあり。あとカーズフロントパーツの「緑」が眩しい。4幅車への転用できそう。フォークリフトはシンプルながら好ましい造形。タンクコンテナ、「脚」の部分が新部品かもしれません。
 
 機関車の後ろ側。こちらはこちらで格好良い! この種の機関車は短距離なら前後逆で運用に就くこともあります。
 床下燃料タンクが2×2のカーブスロープ。全体にカーブスロープ多用で、アメロコにしてはスマートというか、ちょっとレトロな印象を受けます。それがまた良いのですが。

 前部のアップ。窓まわりが新部品であるのが分かります。以前の裾まであるものより遥かに使いやすそうでこれは良き改善。これなら鉄道車両以外にも使い回され、カラバリ増える希望も持てましょうか。あと、絶対に青で黄帯の「#4551 クロコダイルエンジン」作る方、いらっしゃるんでしょうね。
 ドアはプリントか? シールか? どちらでもトレインドアは素直に嬉しい。

 なお、デザイン状のキモとして、裾に黒ラインを一条通しているのは巧いと思います。パーツ数に制約あるCityカテゴリトレインなのに、重厚かつ精細にみせていますから。

 ガントリークレーンのアップ。4.5V直線レールがなんと8本も使われています(笑)。まさかトレインセットにこの規模が入ってきますとは。大きめの柱部品もそれほど手抜きには見えません(強度や重量考えると寧ろ望ましい)。左右前後に動くクレーンはきっと楽しいはず。
 なお、クレーンのフックは普通のフックで、貨物には鎖を引っ掛けるという割り切り。
 操作室は本格的な建物。このパーツで赤い車掌車でっちあげられないかしら……。

 クレーンの足元。小径車輪が沢山。

 60050 駅。
 駅舎内左手奥が話題の「レゴショップ」? 久々のレゴ製品のシールが手に入るかも?
 待合室部分の大きなキャノピーは部品として継続されているのを喜ぶべきでしょうね(モデルチーム的作品作る意味で)。行き先案内板は自作ビルドにも重宝されそう。

 そういえば、鉄道職員のカラーリングや服は前作と同じです。今のはスタンダードな感じで便利なのでこれでよいのですが(変なのは潰し利きませんし)。

 駅。現物。
 派手なように見えて、堅実な建物に抑えてる感じ。伝説的な「黄駅#4554」「赤駅#2150」を別にすれば、レゴの駅の中でも悪くない方だと思うのです。
 
 あとは別アングルの画像が楽しみ。列車や駅の内部など。
 情報得られ次第、記事にしていきたいと思います。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月29日

【レゴ製品:トレイン】2014年夏製品の詳細現物動画。ガラリと好転する印象。

 dorayaki様、ご教示ありがとうございました。
 おそらくはロンドンのトイフェアでの撮影と思われます。
ドイツ ニュルンベルクトイメッセでの撮影かも知れません。


http://youtu.be/Q-FpN-Zxido

 必見。まず解像度が高いです。
 また、箱写真だけではなく「現物」が展示されていたのにも注目。

◆◇◆◇◆◇◆

 現物見ると、#60051(高速列車)はそんなに悪くないって感じに見えてきました。
 ……まぁ、見慣れてきたのもありますけど(苦笑)。

 件の前頭部部品のクオリティが思っていたよりも高そうなんです。で、電車として違和感を感じるとしたら、流線型の裾部分の処理かも(普通は裾が丸まるんじゃなくて、排障器などで裾広がりの形になります)。でも、ここはユーザレベルで改修できそう。

 何よりそのままで、日本形の特急電車に見えなくもないような……。
 ですので、日本でも意外と人気作として売れる可能性はありますかも。#7938はやっぱりドイツの電車でしたし、#7938のメリットであった「組換」が訴求する層って悲しいかな少数派なのでしょう。

◆◇◆◇◆◇◆

 #60052(貨物列車)。予想以上に凄い。
 先ず、ディーゼル機関車は普通にかっこいい。アメリカ形苦手でも、これはあり?
 何よりサイズが手頃なのでマッチョ感が抑えられており、「アメリカ以外で使われてる、アメリカ由来の輸入機」に見立てることも出来る雰囲気と。
(それこそ、釧路臨港鉄道のDE601のような感じ。或いは台湾鉄道管理局のR100系とか)
 キャブ側ではなく、エンジン側を前に走らせても様になりそうです。
 前部のゼブラ模様は復活しています。恐らくシールでしょうから好みにあわせてといったところでしょうか。

 貨車はコンテナ車の出来がCityにしては精細。機関車と同じく28ポッチ長の青トレインプレート。
 フラットカーはちょっと手抜きかも。でも巨大リールの積荷は面白いです。往年のX-PODのフタ部分が再利用されるとは思いませんでした。
 牛は一頭だけなのがやや残念。
 あと、ガントリークレーンと貨物駅は、まるで1980−90年代の単品貨物駅水準! クレーンは4.5Vレール上を前後にも移動する本格的なもの。間違ってもこれまでのようなおまけレベルじゃありません。これで貨車がちょっと手抜き?な分を完全にカヴァーしていましょう。

 組換は……無理そうですね。機関車のフロントウインドウ(やはり新部品)が2つはいってりゃなんとかなりそうですが、一つじゃなんとも厳しい。
 それでも、この「良作」を2セット買って、貨物列車を重連にして、貨車いっぱい牽かせて、貨物駅も大拡張……って夢も広がります。
 
◆◇◆◇◆◇◆

 #60050(駅)は装飾的アングル柱の雰囲気が意外と良い感じ。
 また、セット構成がそこそこ細かそうなので、それこそ組換で遊べるかもしれません。線路跨ぐ大屋根の部品もいろいろ使えそうですし。
 通常の売店のほか、待合室にレゴ展示(レゴショップ?)があるのも面白いです。

◆◇◆◇◆◇◆

 現物含む詳細画像を見ると、どの製品も「第一印象を撤回したいほど」に出来は良い、と。
 自分は#60052は絶対購入として、#60051も良かった探し+改修実験用で購入するつもりです(最悪、PF機器で半分は取り返せますし)。
 駅はこれまで見送って来ましたが、#60050なら1セットは欲しいですね。

 クリエイターの#31026「カフェと自転車屋」もあわせて、「夏よ、はよ来い♪」と。
 2014年も、トレイン+街にとってはやっぱり良い年になりそうです。
 新作で、新規ユーザが増えてくれれば言うことありません。 
 (……強敵、ナノゲージはありますけれども。)
 
posted by 関山 at 13:51| Comment(11) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月28日

【レゴ製品:トレイン】#60051と#60052他の画像、Flickrに上がっています

 情報源はEurobricksの「Trains in Summer 2014?」スレッドのこちらの書き込みより。

 画像がリンク先から消えてる場合はご容赦ください。


 #60050(駅)
http://m.flickr.com/#/photos/102607428@N08/12141691215/sizes/o/
 建物の大きさが、先代より大きくなったのは好感の持てるところでしょう。跨線橋はない代わりに、列車にも掛かる大きさの屋根があります。ミニフィグ5体入りは最近の製品としては頑張ってる感があります。
 売店の造作はちょっと精細かも?
 モダンな駅として、それほど悪い感じはしません。少なくとも跨線橋メインの先代よりは好みです。


 #60051(高速列車)
http://m.flickr.com/#/photos/102607428@N08/12154694885/sizes/o/
 何を況やの一体成型。ただ、3両編成の状態をみると第一印象よりはマシな感じは受けます。先代が神すぎたがゆえに損してる? 組み換えとか考えなければ悪くないセット?

 2×2パネルの窓とか、窓まわりの灰色処理は意外と精細感がありますかね。
 駅はおまけ。いや簡易昇降場レベルかも(笑)。踏切は良い感じなのですが、高速列車には似合わないかもしれません(え、秋田新幹線?)。
 レールは円周の他、直線4本です。不人気なフレキシは排除されてます。


 #60052(貨物列車)
http://m.flickr.com/#/photos/102607428@N08/12164322465/sizes/o/
 初出画像と違い、機関車前部のゼブラマークが無くなってます。こっちのほうが良い感じ。
 アメリカンなディーゼル機関車のプロポーションも悪くありません。カラーリングもスマート。
 貨車はコンテナ車×2+無蓋車(家畜用の柵付き)に見えます。乗ってるのは牛か?

 ガントリークレーンは結構立派な感じがします。操作室がちゃんとした建物の模様。「貨物駅」といえる規模でしょうか。フォークリフトとトラック付属。今までどおり、積み替えとかで遊べるセットです。有蓋車がないのはボリューム感的に残念ですけども。あと、セット内組換はキツそうですね。
 例によって、ポイントは左右1基づつ。
 

 #31026(クリエイター。カフェと自転車屋)
http://m.flickr.com/#/photos/102607428@N08/12145464153/sizes/o/
 開閉式の12×12サイズの商店が2棟入り。モジュールビルほどの精細感はありませんが……。

 しかし、モジュールが余りに「高価で・大規模で・組立も時間がかかる」のも事実。クリエイター派生で、このクラスの「タイニー・モジュール」が生まれたことは大いに歓迎したいもの。

 で、変な喩えですが、拙作の#31012のモジュールビルサイズ組換作とコンセプトが同じでちょっと嬉しくなりました。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=530983

 このセットもサブインスト、そして箱内組換が大いに盛り上がりそうです。
 小さな町なセットは意外と版権系とかでありましたけど(ハリポタ・POC・ローンレンジャーetc)、なによりクリエイターって安心感は大きいものです。
 

posted by 関山 at 23:59| Comment(6) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月22日

【レゴ製品:トレイン】文字だけですが、ロンドントイフェアの新製品情報(brickset)

 元記事はこちら参照。
 但し、文字情報のみです。他レポートでもそんな感じなので、ここは写真禁止なのでしょう。

 総合的レポートですが、トレイン関連の記述を引用しておきます。
 原則、先に記事にした中国語圏?で流出した画像と状況はかわらず、それを補足するものになっています。
60050 Train Station £49.99
60051 High-speed Passenger Train £99.99
60052 Cargo Train £139.99

Train fans will be pleased by the news of a new range of City trains but I suspect will be disappointed by their execution. The station in particular was very disappointing and like no station I've ever seen. The passenger train consists of three cars which are white. It uses a new huge great nose piece for the front and back and thus stylistically looks the same as every other City passenger train we've seen over the last 10 years or so.

The cargo train, however, was much better. The locomotive is blue and yellow and based on US-designs, like the Mearsk and BNSF locos. It comes with three wagons, one for carrying cable drums, one for containers (in this case a small tank which fits on the back of a truck) and an open cattle truck complete with cow. While this looked great there hasn't been anything even remotely like it on European railways since the 19th century. It also features an overhead gantry crane a bit like this one, track, motor, battery and remote control.
 
 一体大型パーツな#60051に関しては酷評です。まぁ、仕方ないですね。
 あの画像では2両編成の可能性もありましたが、「3両編成」で確定のようです。

 #60050の駅は、好みが別れるって感じなのでしょうか。建物デザインはモダンよりですので。

 一方で、#60052貨物列車は肯定的評価です。(アメリカンな)ディーゼル機関車+貨車3両。1両はケーブルドラム積んだ、恐らく無蓋車か長物車。1両はコンテナ車(小型のタンクコンテナ?)。もう一両は牛を積んだ無蓋車のようです。牛は有蓋車で運んであげたいものですが……まぁ牛パーツの復活は嬉しいこと。あと、既報とは違い? フォークリフトではなくガントリークレーン入りの模様。
 なお、欧州的ではないのは否定的評価です。こればかりは好みの問題もありますのでなんとも。
(鉄道システムはアメリカよりの国、欧州よりの国。両方が入り混じった国……いろいろありますから。日本は入り混じった方です)

Creator
31023 Yellow Racers £19.99
31024 Roaring Power £19.99
31026 Bike Shop & Café £64.99

The first two are 'More of the same' but the bike shop and cafe were quite interesting. They are a bit like mini modular buildings, fairly realistic with a lot of internal details. They are hinged so can fold into square buildings or out to a single wall.
 #31023と#31024は「代わり映えがしない」と。よくぞ云ってくれました(笑)。
(関係無いですが、クリエイターカテゴリで単品鉄道車両いい加減出せと……)
 しかし、#31026 バイクショップ&カフェは別のようです。ミニサイズのモジューラーハウスのように、リアルな内外装を備えている。正方形の建物に、または単一壁に折り畳むことができるヒンジ付き……すなわち、ヒンジ開閉式の建物ってことになります。
 先の流出画像では全体像がわからなかったために評価は差し控えましたが、それなりに期待できるんじゃないでしょうか?

 他は既出情報でもありますので、先方記事を参照ください。SW、チーマ、Friends、Ninjago、TMNT、テクニックなど。
 ただ、日本ではカタログから消えてる「Hobbit」で未だ新製品継続するのは興味深い。その一方でCastleには新製品情報がありません(日本では全く盛り上がりませんでしたが、世界的にも失敗作……?)。

 先に既出の「画像」も参考になるかと思います(リンク切れの場合ご容赦を)

 毎年のことですが、2月半ばのNYCでのショウでは(より詳細な)画像も出てくると思われます。
 楽しみでもあり、不安でもありますね。まぁ#60051はあれ以上に失望もしようがないのですけど(苦笑)。
 
posted by 関山 at 22:31| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月11日

【レゴ製品:トレイン】……あぁ一体成型。貨物の方は悪くないけど<追記あり>。

 情報源(Eurobricks):

 ここからさらに、中国系(香港?)のサイトへのリンクがあり、2014年後半のカタログが貼られているようです(追記:1月12日 1時地点ではリンク無効)。追記:代替はこちら(軽めです)。
 カタログはコンシューマ向けのように見え、リテール用ではない模様。また「CONFIDENTIAL」透かしは見当たりません。

 で、画像、見ました……。
 
 #60051:ICE風なのは概ねの予想通りでしたが、あぁ前頭部一体成型とは(涙)。
 2006年のRCトレインとは別部品ですが、ICE1ともICE3とも違う微妙な形状の一体型部品です。言いたくないけどICEっていうよりは中華パチモノ超特急って感じがします……。
 側面は2006年のRCトレインに似ています。2×2パネル並べた側窓。屋根は45度スロープ。
 なお、車輪は残念ながら黒のままでした。灰色車輪復活ならず。

 あぁ、Cityに過度な期待しちゃいけないんですね。
 でも、現行品が神レベルなだけに劣化が痛いです。これと4年?付き合わなきゃいけないのか。レゴトレイン普及のブレーキになっちゃいそうですよ……。
 1990年代にメトロライナーがダメ列車黄色に入れ替わった絶望ってこんな感じだったのでしょうか。


 #60052:貨物列車はアメリカンなディーゼル機関車(いわゆるフードユニット)。前頭部造形は2006年の貨物列車と同じ部品(というかクロコダイルエンジンの前面部品)の青版が使われています。それ以上は分かりにくいです。色は云われてきた通り、青。青のトレインドアもさり気なく復活と。
 貨車については完全に不明です。こちらを推してくことになるんでしょうか。

 #60050:駅。飾り屋根と大きな窓(モデルチームキャノピー的な)を持つ、かなりのモダンデザインです。跨線橋はありません。タクシーはCity系4幅車。2人乗れますので心配なく。ただ車ドア無し。全体像が見えません。
 

 他セットの情報もあります。
 テクニックはリモコン物建機系がまたでるようです。
 Cityの極地(北極)探検はオレンジ基調。かなり真面目な印象受けるデザインです。ホッキョクグマや犬ぞりが可愛い。犬も新部品。これは悪くないかも?
 
===========================

 追記(1月11日 18時20分):

 ショックも醒めてきたので、追記します。

 「#60051 High-speed Passenger Train」の方は、前頭部が#7897(2006年)とは別部品での一体成型形です。丸みがより大きくなって、スマートさは増していましょうか。

<画像1>
<画像2>
 参考:#7897。側面形状も類似しています。但し、屋根は大型カマボコではなく、45度スロープです。

 今度の前頭部部品、よく見ると最下部は取り外し可能?にも見えます。6幅の飛行機の前頭底部と同じ部品?
 ひょっとすると、そこに「救い」があるのかもしれません。一体部品ではありますが、前頭部車体裾の処理を改めると少しは「化ける」可能性もありますかね……。
(例えば、前頭底部が取り外せるなら、そこにスカートや連結器を工夫する余地はあります? 頑張れば、これを目指せる?)

 現在出ている画像を見る限り、#4511のような先頭車+中間車という半端な構成はないでしょう。先頭車×2の2両編成か、これまでどおりの3両編成か。
(コストダウンという面で、前者は否定はしません)


 「#60052 Cargo Train」は青いディーゼル機関車(アメリカ風)の前頭部部品が#7898(2006年)と類似して見えますが、窓まわりだけを独立させた新部品の模様。この部品の使い勝手はよさそう。青いトレインドアも含まれます。

<画像>

 参考:#7898。今思えば良いセットでしたが、RCシステムがダメでした。

 ディーゼル機関車の側面は#10219マースクトレインのSD45のように、大型のタイルなどでPOWERFUNCTION機器を隠すデザインと思われます。
 貨車については全く情報がありませんが、一両は家畜車と云うのは確定。

 変な話ですが、貨物列車に関しては現行品の#7939より、よい雰囲気かもしれません。特にディーゼル機関車のほうが好き、って方には好印象かも?


 参考:釧路臨港鉄道 DE600形(wikipediaより)。日本でただ一両の純系アメリカンスタイル(フードユニット)のディーゼル機関車で設計もアメリカンなゼネラルエレクトリック。
 #60052は色も含めどこかで既視感があったなぁ、と思ったら、この機関車だったのでした(相違点も多いので要注意ですけども)。なお、フードユニットは韓国・台湾・中国など東アジア諸国では広く見られる形状です。西欧では見かけませんけれども。

 #60051はいまいちにも思え、これを初心者向けとして推していくのはどうもなぁ……と思いましたが、#60052は未だ期待もできそうです。青に黄色帯、各所にゼブラ模様というのも「渋い」といえば渋いですし。

 この先の4年間に、絶望するのは未だちょっと早いのかもしれません。
 
posted by 関山 at 11:41| Comment(13) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月09日

【レゴ製品:トレイン】2014年トレイン新作に関する追加情報

 商品画像については何の追加情報も得られないままですが、公式解説文がリークされています。

 情報源はEurobricksのここから。

train station: Take a taxi to the busy LEGO(R) City Train Station, a place that never sleeps! On arrival, go up the stairs and through the opening doors. Check the time on the large clock hanging from the roof and the map of train services by the ATM. While you wait for y Browse the shops while you wait at the busy LEGO(R) City Train Station!
Enter the LEGO(R) City Train Station 「with a clock」, 「ATM」, 「train map」, 「LEGO(R) City shop」, 「kiosk」 and rail tracks plus a「 bicycle and yellow taxi」.

passenger train: Travel around the city in no time with the motorized LEGO(R) City 「High-speed Passenger Train」! Operate the 8-channel, 7-speed infrared remote control to power around the curved tracks at top speed. This 「streamlined, super-efficient train」 has a high-speed fro Get around LEGO(R) City fast in the High-speed Passenger Train!
Drive the motorized LEGO(R) City High-speed Passenger Train with a 7-speed infrared remote control plus circular track and way station

cargo train: Move heavy goods – 「and animals!」 – around the city with the super-powerful LEGO(R) City Cargo Train! This awesome motorized train with 8-channel, 7-speed infrared remote control can transport almost anything. So it’s your job to make sure the cargo is in the Move heavy goods across LEGO(R) City with the Cargo Train!
Drive the motorized LEGO(R) City Cargo Train with 7-speed infrared remote control plus rail tracks, 「truck, forklift」 and 「cargo train station」.
 重要部分は「」をつけました。
 いくつか分かることがあります。#60050の駅は「ATM・ショップ・自転車・黄色いタクシー」付きであること。
 #60051の高速列車は……「流線型で高効率な列車」であること。
 #60052の貨物列車はパワフルで、かつ家畜車を含むこと。貨物駅付属で、フォークリフトとトラックも付属すること。

 ええと、「流線型で高効率な列車」って情報として何の意味も無いですね(苦笑)。sinkansenでもICEでもACERAでも当て嵌まっちゃいますから。
 駅にはタクシー付き。これは先代と共通。ただ、跨線橋デザインは避けてくるんじゃないかって気はしますが。
 貨物列車は家畜車が付く……これは重要な示唆があります。コンテナ系のような現代的なのではなく、少し古めのスタイルを志向してくる?のでは。荷扱い設備もガントリークレーンではなくフォークリフトと云うのも、その類推をさせてしまうのですね。というか、牛とか豚が復活するならちょっと嬉しいです(馬は他セットでも多いので余り必然性が……)。

 というわけで、どのセットも未だわからないことだらけです。
 期待もあり、不安もあり……。
 最近のCityは良い方向性といっても、航空機は一体成型部品なんですよね。これが鉄道にも援用されない保証もありません。あぁ、前面が一体成型でありませんようにっ!
 
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月01日

【レゴ製品トレイン】2014後半。高速列車と貨物列車、駅が決定

 先の記事のうち、20%程度が的中する感じです。
 2014年後半、Cityカテゴリのトレイン系3点がリリース決定の模様。

 情報源はまずBricksetより
 その元はBrickfanより。

 更にその元はレゴ社のハンガリー版サイトの模様。
(価格はハンガリー価格をドル換算したものなので、あんまり信用出来ないかも)

Railway Station (60050) ・423 pcs ・$50

High-Speed Passenger Train (60051) ・610 pcs ・$120

Cargo Train (60052) ・888 pcs ・$180


実に順当なCityトレインの代替わりです。
 まぁ不安も過度な期待もなし、といったところでしょう。とはいえ、近年のCityのクオリティですから期待は膨らんでしまいますね。
 若干の不安があるとしたら円安な日本での価格ですが(笑)。

 なお、旅客列車の方はハイスピードと名乗っていますから、明確に何らかの高速列車モチーフなのでしょうね。ICE系か、TGV系か、それら以外か……?

 なお、Eurobricksのtraintechフォーラムの「
Trains in Summer 2014?」スレッドにはには真偽不明ながらこんな情報も上がっています。

In the discussion.speculation thread, user 1974 (who appears to work for LEGO) told us that the passenger train would be white and the cargo train would be blue.
(レゴ社に勤めてるらしい1974氏?によれば、次の旅客列車は白。貨物列車は青らしい)
 白い高速な旅客列車……。
 先に仕込み記事で記した「sinkansen(N700とか?)」なら大当たりってところでしょうか。
 でも、ICEも白いですから、普通にICEの可能性も高そうですけども。

 青い貨物列車。これはどんなものでも考えられそうです。
 アメリカンでディーゼル機関車とかの可能性だってありえますし。

 
 なお、トレイン以外の製品情報も興味深いです。続いて記事にします。
posted by 関山 at 23:43| Comment(4) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月13日

【レゴ製品:トレイン】Me-modelsのカスタムレール、再生産と緩曲線は晩夏か?


 何度も何度も延期を繰り返してきた、カスタムキットメーカー「Me-Models」の金属製の緩曲線レール(半径56ポッチ)ですが、ようやく新たな動きがありました。
1:(以前製造した)直線レールのメーカーを変更している。新しいメーカーはストレートとカーブの製品の両方作ることになる。
2:製品を作るために、我々は、特殊なツールを作成した。これは6-8週間のプロセスである。しかし、書いている時点で、既に1ヶ月が経過した。
3:ツールが完成したら、我々はテスト品の品質チェックを行わなければいけない。
 
 夏の終わりには、レール製品が「購入可能」になることを望んでいる。
 ニュースをやや意訳しました。
 緩曲線のリリース遅れ及び、直線レールが再生産されないのは以前の委託先工場の製造過程に何らかの問題があり、そのままでの製造ができなかったのが大きいようです。
 そのための工場・製造設備の変更に時間が掛かってしまった、と。

 金属製緩曲線レールとしては、BBBのモジューラートラックシステムも開発停滞しています(電圧低下の問題が未解決だそうです)。

 金属レールというのはやはり相当に手がかかるもののようです。
 気長に待つのが肝要……。まぁ、長く続けられる趣味ではありますから。


http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=470724
 2011年に製造されたMe-modelsの直線レール。ルックスは大変に良いため、実用の他に撮影用・ディスプレイ用にも最適でした。質感も好ましいもの。

 これが再生産されるだけでも嬉しい。
 また、2011年当時よりも純正の9V直線レールの相場も上がってしまったため、価格面で対抗できる可能性もありましょうか。
 

posted by 関山 at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月05日

【レゴ製品:トレイン】#10233HorizonExpressの話題 前後切替ライト/フル編成/フルスケール化

 クリブリでの発売も2回ありましたので、既に#10233をご入手・組み立てられた方も多いと思います。
(あとは早く来い来い一般販売!)
 そのままでも完成度高く、半端に見える3連でも意外と様になってしまうこの品ですが、改造・改修例などを紹介します。

=================================================


◆ユウユウ様の、魔改造LEDライト

  
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=527238

 前後の進行方向によって前照灯と尾灯が切り替わる機構が早くも実現されました。
 Lego純正のLEDでは無く社外品で、白と赤2種類を使用しており、進行方向によってLEDの色が変わるようにしてあります。
 とのこと。切替はLEDの極性を使っているだけかと思いましたが、実はもっとこっており、
10233の改造はPFケーブルの真ん中2本の極性が前進、後進で入れ替わる事を利用しています。
LED自体も極性が在るのですが、過電圧を防ぐため整流ダイオードを利用しています。
 と、コメントも頂きました。
 

 こちらは動画。4灯並んでいるので、リアルさもあります。
 そして機能としても凄く魅力的! 出来れば純正でも極性によって白と赤が切り替わるLEDライトを製品化して欲しいような気もします。


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◆mazta-k様 10両フル編成



 実物のTGV-PSE同様の10両フル編成。中間車8両ですから4セットが必要! 敷居は低くありません(とはいえ、全自作比べれば……楽?)。流石に大迫力。
 それにしても、トレインに関しては「長さは力なんだなぁ……」ってことを再認識させられます。そしてこの製品のポテンシャルも最大限に引き出していましょう。

 なお、実物は10両編成×2で20両編成も組んでいる由。
 流石にレゴで20両編成は無茶ですよね……? まぁ、4セットなら6+6の12連なんて何時かやってみたいなと思ったり。先頭車同士の連結って萌えますから。


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◆これもあり? 海外の改修例(Forex様)



  
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=527061
 Forex様による、フルスケール化の大改修例。
 ぱっと見て分かるのは車体の延長。そして側面の「TGV」のレタリング。無論ブロックモザイク処理。
 それ以外にも多々手が入っています。


 左が改修後、右が製品。
 フロントの白ラインが1プレートづれているのを修正。これでなんと端正な印象になっていることか。
 その関連でおでこに1プレート余裕できていますので、オレンジのプレートで埋める。
 下がった車体裾部分は、1プレートスカートを切り詰める。

 ヘッドライトの改修はやや好み分かれるところかも知れません。プレートを斜めに緩ハメすることで成立していますから。実物の4灯ライトっぽさは出ています。

 #10233はリアルだと思っていましたが、まだまだ手を入れる余地があることに驚かされます。
 10000代に関しては、製品と作品、互いに切磋琢磨する関係であってほしいものです。
 

posted by 関山 at 23:59| Comment(8) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月01日

【レゴ製品(トレイン)】#10233HorizonExpress 明日5月2日クリックブリック再入荷/ローンレンジャーは7月中旬


 4月12日入荷、間もなく売り切れになってしまった#10233HorizonExpressですが、明日5月2日にクリックブリック再入荷があるそうです。但し、確認したのは東京駅名店街での話ですので、全店で同条件かどうかはわかりません。購入される方は訪店予定のお店への電話確認等をお薦めします。
 そういえば、今はともかく7-8年前は5月5日はレゴの日と称して、普段入らない特別な品が入荷したりしたんですよね。

 ちなみにamazon.co.jpで慢性品薄の「#7938超特急列車」はクリブリ店頭(東京駅)でも品切れ中。レール類も同様……。
 最安値戦争してるamazonでの品薄は百歩譲って仕方ないとしても、専門店店頭に回る分くらいは用意してほしいものです。言いたくないけどアクションテーマ系はだぶつき気味ですのに……。

 なお、毎年恒例「CBB」も貰って来ました。内容については追って記事にします。
 7月以降の発売予定やら、クリブリ価格も掲載なので恐ろしく情報量は濃い冊子……。

 
 ちなみにトレイン関係と言えるローン・レンジャー「#79111 トレインチェイス」は11900円で7月中旬。飽くまでクリブリ価格ですのでamazon.co.jp辺りではもう少し下がるとは思いますが。
 
posted by 関山 at 18:00| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月02日

【レゴ製品:トレイン】#79111 Constitution Train Chaseのレビュウ(mostlytechnic様)。動力化できなくても、これはあり!


 遂にEurobricksに「#79111 Constitution Train Chase」のレビュウも上がって来ました。mostlytechnic様提供。

 元記事こちら(画像もこちらから引用)。組立中の写真多々で、構造もわかります。
 
 箱裏。何の明記もなく、もう動力化は完全に諦めていますね。
 というか逆に「モーターは付けられません」とか明記しておかないと、動力化できると思って間違って購入されるリスクもあるんじゃないでしょうか。これまで30余年、レゴの汽車というのはずっと「動力化前提」であるわけでしたから。親御さんで勘違いされる方多そう。

 まさか「各自工夫のこと」で返されるのでしょうか?
 世界中でサポートにそんな電話やメールが殺到したら???

 機関車の構造。動力化はそれなりの工夫が必要で「上級者向け加工」か?

 なお、気になっていた、先台車と機関車のつなぎ部分。2自由度のあるこの構造なら確実に線路に追随しましょう。2軸同士の接続は、1自由度ではダメなのです。

 他にも組立中写真・構造写真・ミニフィグのアップなど多々。
 給水塔は思っていたよりも出来がよく、運転も飾っておくときも様になりそうです。
 貨車のガトリングも最小限の大きさにギア仕掛け入っているのが興味深い。


 「#10194 エメラルドナイト」との比較。
 英国形と米国形の差異はありますが、#10194は本線旅客用(日本で言えばC62クラス)、#79111は支線用という感じでしょうか(日本なら8620か9600か?)。
 価格とか製品コンセプト考えたら、#10194に比べてここまで迫っていることに驚かされます


 「#7957 ウエスタントレインの追跡」との比較。
 流石に……#7957のほうは今見ると見劣りしますね。まぁこれもコンセプト違うので単純比較はできませんが。それでも#7957が出てきたときは久々の西部の汽車にドキドキしたものです。
 今度もその期待、膨らむ一方(アメリカ形はメインではない管理人でさえクラクラです)。

 最後に、評点を引用します。
Value: 10/10
Design: 10/10
Minifigs: 10/10
Playability: 9.5/10
Parts: 9/10
Overall: 10/10 - A Great Set
 レビュアーは比較写真も載せてるわけですからトレインも造詣ある方のようです。その方をもってこの高評点は注目に値しましょう。元記事の写真をざっと眺めても点数には同意せざるを得ません。素直に欲しくなる、しかも複数セットもありかなぁと思わせるのに十分。
(それでも、「The Conclusion」で一節を設けてモーターライズできないことへの不満はしっかり上げておられますし、Playabilityで0.5点減点されています)

 動力化はあとから考えるとしても、魅力的なセットにかわりありません。
 それに、自走するからと言ってホグワーツ特急歴代のような「電車の足回りの蒸機」を今更出される悪夢に比べればはるかにマシって事実も忘れてはなりますまい。
 これはこれで、レゴ社的な取捨選択の結果なのでしょう。

 日本での発売日情報が待たれます。映画公開までには出てくると思うのですが。
http://www.disney.co.jp/loneranger/
 ……って映画公開8月2日ですね(時差あり過ぎだろ、って思ったらアメリカでも7月3日です)。もうちょっと先か……。

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 それにしても……後日追加製品(クリスマス前辺り)で「#10229 ウエスタンワゴンwithモーター」とかいって動力付き客貨車のセットでも出してくれないかしら? PowerFunctionの電池BOX/受光ユニット/トレインモータ入で、ボギーのボックスカーと古典客車のセット。出せば確実に売れると思いますのに!
(普通の版権系のファンは素組で簡単動力化。濃いトレインファンは複数買って客貨車を大量増備! PowerFunction機器は余って困るもんじゃなし)
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(6) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月01日

【レゴ製品(トレイン)】#79111の動画レビュウ。動力化非対応か。

 動画はEurobricksのこちらのエントリより


 brickshowtv氏による、#79111 Constitution Train Chaseの動画レビュウです。

 さて、この動画中では列車を走行させています(3分35秒位から)。しかし……。


 機関車に動力入れず、モーターと電池BOX、受光ユニットを組み合わせたPF簡易動力車に押させています(!)。公式な動力化対応あればこんな簡易動力車は必要ないでしょう……。つまりは。

 #79111はレール入りで、動力化への公式対応をかなり期待していたのですが、これは残念に過ぎます。

 一応、#79111の名誉?の為に記せば走ってる機関車は予想以上に格好良いし、ミニフィグの出来も凄く良い。ギミックも楽しげで小物も沢山。製品そのものは動画観てるとますます欲しくなってきます。

 しかし、せっかくのレール入でありつつ動力化が公式対応じゃないのは企画として余りに勿体無い。
 思えばレール1周入ってて動力化への対応のないトレインセットって、1970年代前半以来でしょうか(苦笑)。1970年代の定番の廉価セット#171でもしつこいほどに「モーター取付可」と謳ってたのがウソのよう。それにテクニックではできてる「モーター後付対応」がトレインではやる気ないのって、トレイン関連ってやっぱりレゴ社的には大事にしてもらってないのかなぁ……と勘ぐってしまうんですよねぇ。


 勿論、ユーザ対応としての動力化はどんなふうでも可能でしょう。
 ベストは機関車への内蔵+炭水車への電池搭載。簡単には、有蓋貨車の動力化か……。
 この辺、ビルダー各位の腕の見せ所でしょう。

 ただ、レゴ社には「各自工夫のこと」(※)は避けて欲しかったのです。

 まぁ愚痴っても仕方ない。動力化のために知恵を出し合うのがユーザのできる対抗策……どうせ公式対応でも日本でのモータなどの入手性が良くなるわけではないでしょうから、この面では公式・非公式に大差はないのです、皮肉ながら。
 勿論、管理人も手に入り次第やってみます。ただ、なかなか日本での発売日決まりませんねぇ。

===================================
※:管理人の座右之銘ではありますが……。
 1980年代のグリーンマックスのNゲージプラキット(未塗装キットや板キットとも)で使われたフレーズです。プラキットの無茶な改造を推奨するような風潮があの時代にはあり(笑)、また妙にリテラシーの高かった当時のNゲージャーにはそのコンセプトが受け入れられていたのでした。
 但し、世界第3位の世界的玩具メーカーには間違っても許されるフレーズではありますまい……。
 
posted by 関山 at 22:04| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月30日

【トレイン】神降臨! #10223 ホライゾンエクスプレス。11980円にてクリブリ発売。4月12日。

 遂に情報解禁!


 4月12日 金曜日 午後入荷
(但しお台場店の情報。ズレはありますかも)
 価格11980円
 クリックブリック各店にて発売


 まさしく「神降臨」
 為替予約に寄るものと思われる、円高反映価格も「神」としか申しようがありません(US価格は130ドルで而も税別。多分世界で一番日本が安い)。

 製品自体の出来は以下管理人のインプレッション参照願います。
【購入レビュウ】#10233 HorizonExpress。「組み立てる鉄道模型」
 はっきり云って「鉄道模型的」クオリティ。
 いや、マスプロダクツの鉄道模型と鉄道玩具の境目なんて元来いい加減なものだと思いますが、その辺の定義を曖昧にした上での「鉄道模型的」と申しておきましょう。ガチでリアルです。玩具的ディフォルメはあっても玩具的省略がない、と言っても良いのでしょうか?

 或いは、マニアの作品的なクオリティ。作品>製品、へ挑むものか?
 レゴにおいては「製品」と、ベテランマニアの作る「作品」には大きな壁が存在しました。#10000代各種はその壁に挑んできたわけですが、今回でその壁は乗り越えられてしまった?

 また、製品だからこそ出来る表現もあるんですよね。
 例えば、客窓でのトレイン窓ハーフでの横組とか。トレイン窓ハーフは出回りが良くないので相当思い切らないとあんな組み方は出来ないのです(笑)。
 テクニックのエアパイプジョイントを使ったパンタグラフもやっぱり普通には出てこない組み方。

 その一方で、マニアの作品なら問題なく処理してしまいそうな部分も、製品という制約下だと大変なことが痛感できました。横組の駆使ですが、強度は「製品」のクオリティをキープしています。
 要は作品と製品の良いとこ取りをしている! と。

 #10194エメラルドナイトでさえ、霞む?(後略)
 取り敢えず、このブログ読者諸兄なら問答無用におすすめです。
 売れて売れまくれば、この種のトレインセットも次の企画が通りやすくなることでしょう。

 さて。問題は入荷数かもしれません。
 とはいえ、クリブリ先行の場合は後日追加もありますし、他流通にも回ってくるケースも少なくありません(お馴染みamazon.co.jp扱いにも期待? しかし、クリブリ価格が頑張りすぎてるので「安くなるのを待つ」選択が霞んできますね)。

 あと、聞いたところモーターや電池BOX、受光ユニットの入荷はないそうで。
 ここが弱いのが日本の辛いところ。カンザンブリック扱の「動力化セット」で対応は考えています。或いは#7938超特急列車を用意して、動力系を抜き取るか……。
 「動力化セット」はもう少しお待ちください。
 
 最後に蛇足。箱はずっしり重いガチで重い……レゴ社の良心の重みですよ。
 2箱狙いの方、金曜日の帰りは大荷物ご覚悟を(笑)。
 
 
posted by 関山 at 15:23| Comment(17) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月13日

【レゴ製品:トレイン】2013年後半製品の気になるところ「ローン・レンジャー」篇

 すべてのカテゴリをコメント付けて記事にするわけにはいきませんので、新情報の中でも個人的に気になるところから。
 まぁ今回の発表の中では一番トレインジャンルと被る「ローン・レンジャー」から見てまいりましょう。

 画像はfbtbより。画像フォルダの一覧こちら。


◆#79111 Constitution Train Chase

 今まで特に気にしてなかったのですが、日本での商品名どうなるんでしょう。「コンスティテューショントレインチェイス」ではちょっと長すぎですし。
 ドイツ版カタログだと単に「ウェスタントレイン」の様ですが。個人的には「西部の列車大追跡」あたりにハッタリ効かせた日本語だといいなぁと思ってます(笑)。でも「トレインチェイス」辺りが無難かしら?

 機関車のアップ。この画像からは動力化の可否が伺えません。
 ただ、気になるのは車軸がシャフトペグで留められていることと、ギア収容の余裕が見えないこと。シャフトペグだとモーター入れようとすると長6のシャフトに交換しなければなりません。
 炭水車も開閉ギミックがあって、電池BOX積載はあんまりガチでは無さそうです。
 動力化モードでは大きくパーツを変更し、そのパーツもセットに含まれる……のなら、問題はないのですが。
 ディテール面では、サイドがクリアなヘッドライトが目を惹きます。アメリカの機関車では側面にも光を漏らすタイプがありました。

 こちらの写真を見る限りでは、機関車の動輪台枠は車体側に固定のようです。これが先の「#7597ウエスタントレインの追跡」のようなボギー式首振りだと動力化は絶望なのですが。かすかな希望?
 先輪の支持はどうなってるのでしょう? 動輪台枠が車体に固定されている以上、先輪ボギーは2自由度になっていないと手押しでも曲線に追随出来ないはず。ここはちょっと情報が足りません。

 そんなわけで、動力化に関しては未だ確定とは云えません。まさか本社のデザインチームも悩んでて、悩みまくった挙句に断念、ってエーダイのDD54タイプみたいなオチは考えたくも無いですが。

 で、ここで動力化に関する大胆な仮説をば。
 機関車での動力化は難易度上がるので(またPF機器の供給の問題もありそうなので)諦め、冬商戦辺りに「動力化用のボギー客車」を別途リリース。無論、動力台車と受光ユニット、電池BOXも同梱(リモコンは要らないなぁ)。まぁ希望的憶測というか妄想ですよ。
 というより、ローン・レンジャーそのものが1シーズンのみの「一発屋」にならないこと願いたいです。


◆#79110 Silver Mine Shootout
 裏面の画像など出てきました。

 意外と奥行きがあり、また作りこまれてます。看板だけファザードだけな造りではないのです!
 Friends譲りの滑り台が面白いですね。小部屋も幾つか。組みがい、遊びがいがありそう。単独でも、また#79111のレイアウトに組み込んでも楽しめそうです。
 
 同じく、表面。
 岩盤の組み方が分かります。数カ所大型パーツでズルしていますが、あまり気になりません。それ以上に細かいスロープ群の大量使用の方が目に入ってきます。
 何より、この角度からでも「奥行」があるのが分かります。件の滑り台が表から見えないのも優れたデザインでしょう。
 644ピース。価格80ドル。価格に対してボリューム感があります。

 ちょっとだけ気になるのは、このトンネルを#79111の汽車が通れるかどうか……? わざわざデュアルゲージにしている以上、大丈夫じゃないわけはないと思うのですが……。その可否って製品コンセプトにも関わってきますからね。しかしトンネルというより坑道上部が激しく不安です。
 蛇足。左のクリアタイル1×4か1×6がパーツ的には美味しそう(笑)。


◆#79109 Colby City Showdown

 銀行と保安官詰所からなる街セット。
 50ドルという価格と、587ピースの割にボリューム感が感じにくいのが気がかり……と思ってましたが、建物1つあたりが2500円相当ですから無理言ってはいけないのかもしれません。それに加えて版権ミニフィグ5体です。建物1つあたり2000円位。そう考えると適切なボリューム?

 銀行の内部。金庫が大変に目立ちます。左手にカウンター。
 どうでもいいことなのですが、西部開拓時代の銀行業務ってどんなものだったのかしら? あと、その時代の銀行で今も業務続けてる事業者ってあるんでしょうかね。

 保安官詰所の内部。左手がお約束の拘置所(そしてCityでもお約束の脱獄ギミック)。

 やっぱり2000円相当でも、ややボリューム不足? 「映画のセット」感が否めません。
 10000代でダイアゴン横丁的な街セット出してほしいなぁと思ったりします。まぁCUUSOOで棄却されちゃったあの案を思い出したりもして出たら出たらで複雑な気分ですが(cuusooの提案者に製品差し上げるくらいのレスペクトはしてほしいものです)。


◆その他
 「79108 Stagecoach Escape」ですが、女性の帽子は何と脱着式。Friendsのヘアアクセサリなんかと同じで外しても違和感ありません。これは新しいですね。
 
 「79106 Cavalry Builder Set 」は兵士3人に大砲まで入って13ドルとか。コストパフォーマンスは良い。兵士+大砲は数がほしい・数があっても困らないものの代表です。
 しかし、主人公と白馬はダブると持て余しそうです……。まぁ入れないと売れないのでしょうが。

 そういえば、全体に銃器がリアルです。昔ながらの拳銃部品は大らかな形状ゆえ電車のジャンパ線とか車のエキゾーストパイプとかに流用効きましたが、今度のは難しいかも(苦笑)。

 
 そんなわけで。
 やや微妙な要素もありますが、やっぱり楽しみなシリーズ。トレインの入門セットという意味でも、久々のウエスタンという意味でも。
 アメリカでは4月リリースと云われていますから、その地点で動力化云々も判明しそうです。
 
posted by 関山 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月09日

【レゴ製品:トレイン】#79111 Constitution Train Chaseの新画像


 画像クリックでフルサイズ版へリンク

 情報源Eurobricks
 更に元はYahoo!Movieへの投稿のようです(意外な出処)。

 2013年の新トレインセットとして期待が寄せられている#79111ですが、ドイツ版カタログからの写真以外の画像がついに出てきました。而もセット全景で、列車がサイドビュウ見せている好条件の画像です。

 構成面では、既に報じられていたよう、レール入(何と直線レールまで)の手押し汽車セット、というのが興味深い。トレインシステムへの敷居下げ効果はありましょう。

 機関車の造形は「思ってたものより、ずっと良い!」に尽きます。
 引き締まった造形・渋目の配色のテンホイラー(日本流には「2C」の車軸配置)。ロッドこそ省略ですが、先輪と動輪の位置関係、適度に縮められた全長、スケールオーバーではない全高。鉄道模型の入門セット的魅力さえ感じられる……というと些か大げさ?
 茶色の窓枠やら、缶胴上の鐘も細密感盛り上げる。

 エメラルドナイトの精密さはさすがに望めないにしても(対象が違う!)、近作の版権物機関車より数段垢抜けた出来といえましょう。


 機関車のアップ。アメリカンスタイルですが、良い意味でアク抜きされており、世界中で親しまれそうな雰囲気。むしろ蒸気機関車の最大公約数的スタイル? 
 引き締まった、とは称しましたが、機関車単独で24ポッチあります。炭水車合わせれば36ポッチ位? #10219マースクトレインのSD45くらいの長さですから、堂々とした感じもあります。
(動態保存機と考えれば、SD45と同じ世界観に居ても可笑しくないのですね)

 問題は動力化の可否でしょう。
 炭水車に電池BOXは全長面では収まります。但し、上部は少しハミ出ますが。
 機関車の缶胴と足回りの間に微妙な隙間があるのですが(実物でもアメリカ機はこんな感じ)、ここにPF-Mモーター若しくはPF-Lモーターを収めることは出来そうです。受光ユニットは言うまでもなくキャブ(運転台)内に。
 モーターの収納ですが、缶胴の作り……下半分が内部空間を考慮しているように見えます。

 問題は、レゴ社がどこまで本気かってこと。上記がインストで明示されていなければ意味はありません。
 但し、わざわざレールまで入っているセットです。動力化配慮がないほうが不自然ですよね?


 貨車。無蓋車のガトリングの造形がマニアのMOCっぽいですね。公式になりますとは。ハンドルで回転するギミックは如何にも公式って感じですが。でも楽しそう。
 有蓋車というか荷物車はボギー車でないところがアメリカンでは無いのですが(アメリカでは2軸車は極めて稀。軽便鉄道でさえボギー車が普通)、造形は細かく雰囲気は悪くありません。屋根にはなにかギミックも見えます。正体不明。

 発売は5月と言われています。
 映画版権物は内外価格差はともかく、内外時差は少ない傾向ですから同じ頃に日本でも発売されるのではないでしょうか? 希望的観測ですが。
(ローンレンジャーのシリーズ展開自体は決定済です)

 最後に余談。
 鉄道模型(HO)の世界では、アメリカ形蒸機を改造して日本形……明治期に輸入されたアメリカ製機関車にするという手法があるのですが、この機関車も灰色の部分を黒に、カウキャッチャをバッファ付き連結器に置き換えれば明治時代の日本形っぽく見える?
 更に手間かけて全身真っ黒なら昭和中期の設定でも行けそうです。昭和40年頃までは「如何にも」なアメリカ製蒸機は北海道の炭鉱私鉄・専用線には生き残ってましたから。

 無論、灰色の部分を黒、カウキャッチャをバッファににという差し替えならぎりぎり欧州形にも見立てができるかも? そうした面でも遊べそうな製品です。
 
posted by 関山 at 09:33| Comment(5) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月30日

【レゴ製品:トレイン】「#79111 Train Chase」はレール付きで確定。トレインファンの獲得戦略?



 期待される新製品でありつつ、特に新情報の出てこない「#79111 Train Chase」ですが、FBTBの英国ToyFairのレポートによれば
「a great looking train, including a complete circle of track」
 とのこと。カタログ写真に写っているレール(曲線16本)入りで確定の模様です。

 思えば、レール付きでの「手押し汽車セット」は1985年(灰色レール4.5V時代末期)以来、28年ぶりのリリースになります。その後も動力なしの列車セットは近年のハリポタやトイ・ストーリーでもありましたが、そこからレールの上に載せさせるまでの距離感は既存のトレインファンが思うほどは短くはなく。
 それゆえの、「レール入」になったのでしょう。
(まぁ、現状で市場に曲線レールの単品販売がないがゆえに、こういう仕様にせざるを得ない事情もあるわけですが)

 また、既報の通りローン・レンジャーのシリーズで「トンネルとしても使える鉱山」「街」「先住民の邑」がリリースされ、製品を並べ繋げることで、手軽に西部の世界観を作ることもできます。これまでの版権物にはあり得ないほどシステマティックな展開でもあるのですね(プラレールやBRIO、或いは鉄道模型的とも)。

 あとはモーターの後付にどこまで対応しているか、が重要な問題になってきましょうか。
 無論、既にPFシステムを使いこなしてるヘビーユーザーが独自に、ではなく「公式対応」という意味でです。
(ここがダメだと、なんのためのレール入って話になってきます)

 理想は機関車にPF-Mサイズモーター(或いはLサイズモーター?)と受光ユニット、炭水車に単四電池BOXという構成。製品画像見る限り不可能には見えないのですが……。機関車にロッドなどつけていないのも、初心者のトラブル避けるためなのかなと好意的に考えたくもなります。

 ともあれ。
 28年ぶりの「レール入の手押し汽車セット」が拓く、新たなトレインファンの獲得戦略は興味深い。そして、成功を切望するものです。
 
 
posted by 関山 at 22:14| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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