思っている以上に注目されているのでしょう。
なおこれらとは別に、先日のミリオフ2010にても、E231系の作品を拝見しています。
このすべてが8幅モデルであるのも印象的。今の幅広電車の表現としては8幅という帰結になるのででしょうか? おかげで車体裾の絞りや、実物のボリューム感の表現に放っている由ですが。表現そのものはどれも良い意味で個性的であり、レゴトレイン多様性の面白さを感じます。
●mhou0722様の、JR東日本E233系電車(京浜東北線)
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=444919

mhou0722様はこの作品が初公開のようです。ですが、いきなりハイレベルです。
前面の傾斜や側面の絞り込みが強調されてるのが、実物が案外スマートであること再認させられます。いや、実物よりカッコいい! といえばよいのか。
ステンレス車体を「濃灰」と見立てたのも新鮮です。今様のステンレス車体の表現として寧ろ違和感がありません。
注目すべきは先頭スカートや台車、密連、クーラーといった細部の仕上げですね。とても精細かつリアル。とくに台車の軸梁やゴムベローズの表現はちょっと嬉しくなります。
今のところ両運転台車1両だけのようですが、編成化にも期待したくなります。
●andybear様の、JR東日本E231系電車(山手線) 3輌編成
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=445085

andybear様は香港在住のビルダーのようです。以下参照。
http://brickand.me/CommentView,guid,9488fe15-6347-41a2-b92d-8330c459018f.aspx
これまでも日本を題材とした作品を多々造られてきましたが、日本の電車は初めて。
8幅、全長はショートスケール。3輌編成。動力はPowerFunction仕様です。2ドアへのアレンジですが雰囲気はよく出ています。
また、ドア開閉やインテリアの再現などなかなかハイレベルな作品です。ただ、ドアの造りがちょっとよく分かりません……ひょっとしてシールか接着なのでしょうか? ガチで組んでるなら凄い技法なのですけど。
前面は8幅の強みで、白い枠線を無理なく再現しています。
ちょっと残念なのは屋根上パンタグラフの位置ですね。先頭車の真ん中ではなく、中間車の方端か両端ならどれほどリアルになることか。