何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
教材用等の大量調達もお任せください

◆◇◆◇◆◇◆
レゴの「全て」を世界から。日本語日本円・品切れなしのパーツ調達!
絶版パーツ、絶版セットもOK。廉価な中古も扱。


絶版になった特殊部品が欲しい、基本ブロックや特定色の大量の調達がしたい、
とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


◆◇◆◇◆◇◆
カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2008年06月03日

【鉄道作品】欧州鉄道の「桃源郷」! 瑞西国鉄のパノラマ客車

[制作 2008年5月半ば]

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/SBB-CFF-FFS/SBB-panoramawagen/z4_apm_16.jpg

 他の写真はこちら。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=322184
 実物写真はこちらにあります。

 なお、レゴではmathis氏設計manchetas氏制作の作品があります。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=171943

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 拙作は内外とも、「過去のもの」に偏りがちなんですが(苦笑)、これは珍しくも(笑)一応は現役の車。1991年に12両が製造されたそうで、主に風光明媚な線区のEC(ユーロシティ)の1等車として運用されていたようです。

 で、ここで過去形に近いいい方せざるを得ないのは、2005年ごろから編成から外されだしているという嫌な知らせを知ってしまったから……。

 詳細はこちら、Akira様のブログ「Spielkiste」のApm Panoramawagen / SBB Typ EC の今を参照願います。
 ショックでした。CIWLもTEEもない今のビジネスライクな欧州鉄道の、数少ない「桃源郷」でありましたのに……。何時までも、少なくとも車両としての寿命がくるまでは元気だと思ってましたのに! 現役のものを追いかける鉄道趣味の辛さを久々に痛感しました……。
(考えてみりゃワゴンリやTEE、或いは旧型国電旧型客車みたいに完全に過去のものになっていれば精神的に諦めもつき、辛い思いもせずに済むってことです。やはり今後も「過去のもの」への偏りは続いてしまいそうです……)

 それにしても。
 1998年の欧州旅行時、ミラノからバーゼルへの移動(瑞西縦貫!)の際に偶々乗ったEC(ユーロシティ)に付いており、偶然であった嬉しさに、その姿とインテリア、そしてゴッタルド越えの景色に感涙したことを至近のことのように思い出すのです(ついでに云えば、この車にユーレイルパスor1等運賃料金だけで乗せてくれた瑞西国鉄の太っ腹さにも!)。
 ああ、現役の間に再会の機会あらんことを……。そして、永く現役でありつづけますように!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 気を取り直して、制作話です。
 制作そのものはbricklinkで%2571「Panel 3 x 4 x 6 Curved Top」が入手可能であると分かり、必要枚数は調達した2年前から固めてはいました。ですが、例によってつい先延ばし先延ばしに。
 制作を思い切ったのは、ラインゴルトのドームカーを造って「現行の車両でこれに敵うような車はあるのかなぁ……。あ、瑞西国鉄の展望車!」と自問自答(笑)したことから。

 縦方向に大きすぎる窓はタイルを側板に貼って塞ぐことは既定事項でしたが、プレートで裏打ちすることで強度確保が出来ることに気がついたのは現物合わせで。おかげで、片方の側面をすっかり丸ごと外すことも出来る由。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/SBB-CFF-FFS/SBB-panoramawagen/z4_apm_22.jpg

 側面が丸ごと外れるので、台枠はテクニックビーム2本を通しただけです。全体にかなり大胆な造りと相成りました。側面のはタイル張りなので少し他の車より「膨れ」ますが、幸いにも編成時に違和感は感じられません。

 車内は2人席と1人席を組み合わせて、窓割と合わせた上で6人分定員を確保。インテリアは乗車時の記憶を頼りにそれらしく……。客席前後の緩いステップも記憶に残る部分でし。
 側ドアはもちろん開閉です。但し、台車と床下機器はシンプルに纏めてしまいましたが(≒手抜き)。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 
 見栄えも構造も大胆なものとでき、満足度は結構高いです。
 残る問題は似合う牽引機に似合う客車編成ですかねぇ。やはり今様の機関車に(一般の)客車も拵えてあげなきゃいけないんでしょうか……(苦笑)。今の欧州型の機関車や客車が好きな方には申し訳ないんですが、ちょっと気乗りがしません。
 取り合えず、当面はBe4/6に牽かせたり(そりゃ瑞西の電機ですが時代違いすぎ……)、新旧ラインゴルド編成への増結(今の動態保存車だと現実になったりして……)で遊ぶ感じでしょうか。
posted by 関山 at 23:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月01日

【鉄道作品】ラインゴルト1962 その4 ドームカー

[制作 2008年4月末]

 異論はあるかもしれませんが、世界に数ある二階建て車両やドームカーの中で最も美しいもの……といえばやはりこの車だと思うんですよ。平面ガラスのみによる立体的構成はまこと以って美しく、合理性が美しさに繋がるような……。このデザインの後継者・模倣者が内外ともにも現れないことは残念。

 そして、「ラインゴルト」からは早々と1976年頃に外されてしまったことも残念なことでした。もちろん、この車自体はその後も観光用・団体用として各社渡り歩いて長生きし、今も動態保存状態にあるのは喜ばしいことですが……いつか乗りたい・撮りたいと思うも、定期運用に入っていない車は敷居が高いですよね。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/DRG-DB-DR-DBAG/Rheingold1962/DomeCar/z2_adm101_14.jpg

 他の写真はこちら。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=321735

・ドーム部の桟の多い1962年型と、桟の少ない1963年型がありますが、モチーフに選んだのは後者です。ドーム部分は#10002ClubCarの窓を斜めにして利用(この手法、ずっと前から発表してます)。ドーム前端後端はポチスロで処理しました。
・前後の屋根部分は実車同様、他の車より少し(1プレート)低めにしています。
・二階建て車は床下部分が鈍重になるきらいがありますが、階下部分を極力浅め・短めにすることで軽快なイメージを維持してみました。台車もホイルベース詰めたりせず、他の車同様です。
・レゴでの2階建て車は鈍重なイメージを減らすためか、全長34ポッチが標準?ですが、先の配慮をしたことで他の車同様に全長32に収めています。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/DRG-DB-DR-DBAG/Rheingold1962/DomeCar/z2_adm101_33.jpg

・車内はデッキ側から秘書室(タイプ室)・ドーム客席・バー、という構成。階下部は荷物・車掌室。1等コンパートメントがないこと以外、実物準拠です。
・秘書室にはタイプライターを設置。1950〜70年代の西ドイツの特急列車ではタイピストが乗務し、文書タイプのサービスがあったんです。
・サイドの表記・装飾は悩みました。「RHINE GOLD」を文字タイルか文字ブロックで表現することも考えましたが、止めといて吉? しかし、「DB」だけだとちょっと寂しい。お馴染みの「楯」はちょっと派手すぎ。結局金色タイルの側面を使って金帯を入れてみました。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/DRG-DB-DR-DBAG/Rheingold1962/z4_rg1962_12.jpg

 あと、編成写真を何枚か置いておきます。
 「まだ、あの車があるでしょ?」と突っ込まれると困るのですが(笑)、二階建ての厨房なんて再現できませんって幾らなんでも(笑)。これで取り合えずおしまい。

 編成としては新旧ラインゴルト客車混結(ありそうだけど無かった筈。今後ファンサービスでなら有りうる?)とか、蒸機牽引(非電化区間でV200故障という想定)とか遊んでみたいところではあります。あと、1965年の塗装変えの過渡期に赤青混成はあったのか……というのも気になるところですね。
posted by 関山 at 20:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月31日

【鉄道作品】ラインゴルト1962 その3 開放室客車

[制作 2008年4月末]

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/DRG-DB-DR-DBAG/Rheingold1962/Apmh121/z2_apmh_11.jpg

 その他の写真はこちら。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=321446

 オープンサロンとも云われる、リクライニングシート装備の座席車。コンパートメント車の大窓とは対比的な、小窓が並ぶ側面が印象的。
 この側面がコンパートメント車と編成を組んだときに、得も知れぬリズム感を与えているというと誉めすぎでしょうか(まぁ狭窓広窓混じった飯田線辺りの旧国編成見ても、同じ感想が云えるわけですが……(笑))。

 構造面では先のコンパートメントの客車と大差ありません。

 一方で、リクライニングシートは台湾の客車スロフ62の造りだとフィグ腕が納まらないため、新考案のものとしました。造りは良くも悪くもシンプルになってしまいますが、窓ピッチや車体構造に左右されず設置できるメリットがあります。また、簡単な差し替えで前後逆にすることもできます。
 カラースキームは床ダークタン、座席モケットダークオレンジとコンパートメント車とそろえています(実物はこちらも寒色系らしいですが)。黄色いシートカバーは些か今風に過ぎるかも……(苦笑)。
 壁は茶色で、一端には飾り?をつけてみました。ここもお遊び。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/DRG-DB-DR-DBAG/Rheingold1962/Apmh121/z2_apmh_18.jpg

 さて、次回はいよいよ「あの車」です。お楽しみに。
posted by 関山 at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月29日

【鉄道作品】ラインゴルト1962 その2 コンパートメント客車

[制作 2008年4月半ば]

 写真アップから解説まで1日開いてしまいました。で、一日分のbrickshelfカウントを見て思うのは、やはり手間かけて(一部分解して)内装見せた写真はカウント稼げるなぁ……ってこと(笑)。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/DRG-DB-DR-DBAG/Rheingold1962/Avmh111/z2_avmh_10.jpg

 他の写真はこちら。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=320944

 基本的な寸法取りは以前に制作したVT11.5TEEと同じです。実物より窓の位置を下げ幕板を広げたアレンジも同様。

 そんなことよりも、拘ったのは車端部の「丸み」。コストと手間の少々かかる表現ではありましたが、誇張表現のおかげでこの客車の魅力を引き出すことは出来たかと。
 どうしても隠せなかった車端部と側面の段差は、白い手すりを配置して目立たないようにしています。その前後のドアはもちろん開閉。

 車内はコンパートメントのガラス製仕切りを再現しています。フィグは構造上4人までしか乗せられませんが、実物も満席で走ることは少なかったでしょうから……。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/DRG-DB-DR-DBAG/Rheingold1962/Avmh111/z2_avmh_36.jpg

 インテリアのカラースキームは黒とダークオレンジ。実物は寒色系だったようですが、ここは車体色との対比でアレンジしたところです。
 車端部には分かりにくいですがトイレも再現。カーテンで仕切っています。

 台車は板ばね支持のミンデンドイッツ式を巧く再現できました。構造上軸距も長く大柄で堂々とした台車もこの時代のドイツ客車の魅力!

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/DRG-DB-DR-DBAG/Rheingold1962/Avmh111/z2_avmh_35.jpg

 一方で、他の足回りはスカートで隠れるのでちょっと楽できました(笑)。但し、給水用?バルブは赤白で目立つようにしてあります。スカート全体は短めにして軽快感を狙っています。

 最後に自慢話?で恐縮ですが、このタイプの客車になら乗車経験あります。1998年の訪欧時でたまたま乗った夜行急行(バーゼル→ケルン)の1等座席がこんな車だったんです。
 もちろん、当時運用に入ってた車はIC用とかで増備されたもっと年代の下る車なのでしょうが、それでもTEEやら「ラインゴルト」の面影を一夜たっぷり堪能できたのは有難いことでした。
(但し、夜行。かなりお行儀の悪い使い方で横になりました(笑)。元来の花形運用時には出来ない使い方でしょう……)

 で、今もこの手の1等車はしぶとく健在なようですね(笑)。まぁ日本で485系が今もしぶとく健在なのを鑑みればおかしくないのかもしれませんが……。残っているうちに再訪したいものです。
posted by 関山 at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月28日

【鉄道作品】ラインゴルト1962 その1 E10.1型電機

 初夏のDB祭り、第二弾は王道直球勝負。

 「ラインゴルト」は1920年代の豪華列車から、1960〜80年代のTEEに至るまで、長くドイツの鉄道を代表する列車でした。
(思えば「西ドイツ」とか云ってた昔、「世界の鉄道」みたいな図鑑とかの西ドイツのページには必ずといっていいほど103電機の牽く赤/クリームのTEEツートンカラーの列車が載っていたものでした。往年の12Vの傑作#7740もこの姿をモチーフにしてるんでしょうね)

 今回は1962年、新型の客車で揃えられた編成を制作してみました。
 お馴染み?の赤/クリームツートンではなく、青/クリームのツートンカラーだった時代です。
 実物に関しては私が下手に薀蓄語るよりは、名サイト「ドイツの鉄道」「Rheingold(1962-1965)」を参照願います(情報量豊富・劇濃!)。
 以前「18.4+戦前形ラインゴルト」制作したときやVT11.5のTEE造ったときも大いに助けられたサイトで、必見です。

 さて、敢えてこの時代を選んだのは以下の理由から。

・赤/クリームのTEE色は既に何人か造ってる方がいる(#7740の関連で)。
・赤/クリームのTEE色時代の牽引機は103(E03)。しかし103も多数作品のある激戦区?なのでちょっと避けたい(どう考えてもmathis氏の神作品には勝てる自信がない)。
 逆にE10ならあんまり制作例もなく、競合が避けられる。
・青/クリーム時代は一部区間でDL(V200)牽引があった。V200はタコ八郎みたいで嫌いなので(笑)作る気は無いものの、DL牽引があるなら蒸機牽引があってもおかしくはない……かもと。
・赤/クリームの列車は既にVT11.5のTEE造ってるので、対比としては違う色にしたい。

 まぁ定番・王道やるならちょっと捻ってみたいという感じで。
 でも、赤/クリームでE03(特に試作機)牽引もかなり未練はありました。いつか気が向いたら……?

■E10.1電気機関車
[制作 2008年4月末]

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/DRG-DB-DR-DBAG/E10/z5_e10_08.jpg
<VT11.5との顔合わせ。広報写真風に>

 他の写真は以下から。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=320941

 E10は造りやすさと造形の好みから、敢えて本命のE10.12(後の112)ではなく仮のE10.1(後の110)の方を選んでいます。飽くまで「ラインゴルト」では仮の牽引機であり、日の当たる存在ではなかった……のもマニア心を刺激したり。
(同じ時代の日本でいうなら、EF61牽引の九州ブルトレみたいな感じでしょうか。或いはEF65Fの高速貨物か……どちらも本命までの「繋ぎ」)

 で、実はこの辺の微妙に丸みのあるつるんとした機関車というのは、初めは制作意欲がなかなか湧かなかったんです。どちらかというと個人的な好みは下回りも含めて作り甲斐のありそうな戦前形流線形のE18辺りであり、ラインゴルトもE18が牽いてりゃいいのに……とか阿呆なこと考えてました(笑)。

 ……ですが、ひとまず造って思ったのはこの時代のつるんとした機関車も、実は結構作り甲斐のある題材だな、と。微妙な丸みは決して難易度低くないですし、つるつるに見える外装も所々にリブや張り出しがあったりと表現の面白さはあるんですね。

 前面はこの種の題材ではお約束?の横組み。いい感じに例のmathis氏の神作品103電機をアレンジできたと自負(やはり思い入れはある作品なんですよ)。
 オリジナルな要素として、前面窓の微妙な角度とか窓間隔は似ているでしょうか? あと、手すりや足掛けのようなディテールは粗隠しに有効ですね(笑)。

 側面は7つ窓を5つ窓に減らすアレンジを。ドアは何時どおりプラグドア式に開閉。
 あと少し迷った末、クレストを付けました。まぁまぁ似合ってるような気はします。でも瑞西やフランスには多いワッペンロコもドイツだと皆無なんですよね……。

 車体全体は大胆に上半分が外れる仕様ですが、内装は資料がないのと普段は見えないところなので思いっきり手を抜いてます。側面に大きな窓とか点検扉でもありゃモチベーションも維持できるんですが(笑)。
 手抜きといえば足回りも手抜き。ここも違和感はないんですが……。
 一方、屋上機器を赤にしたのは大正解で、青い車体との対比も含めて、いい意味に玩具的に目立って効果的に。
 やはり青で造って正解でした。
posted by 関山 at 23:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月20日

【鉄道作品】独逸のロッド駆動の電車 ET87

[制作:2008年5月初頭]
 一月ほど前のエントリ「昔の独逸の電車は面白い」でも記してますし、どこかで「電車3両固定編成!」とか記してますので、まぁ次か次の次辺りにコレが来るんじゃないか……と予想された方とかいらしたらちょっと嬉しいです(笑)。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/DRG-DB-DR-DBAG/ET87/z4_et87_26.jpg

 その他の写真はこちら。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=319703

 で、実物についておさらいをば。

http://www.zackenbahn.de/et_87.htm
ET87.1914年製の片ボギー車の3両固定編成。中間車が動力車で、なんとロッドドライブ。
2等3等合造 − 機器室+4等 − 4等3等合造 という編成も珍奇。3等車の下の4等車って……。



 もう少しフォローすると、二次大戦後も……即ちDBになってからも1950年代までは生き延びた模様。さすがこの時期には4等車なぞはなく、普通に3等だけの編成になっています。
 ちなみにpuntcom様の作品はDB時代モデルにされている模様。

 拙作は二次大戦前のDRG時代をモチーフに……濃赤+クリームのツートンカラーが好みですから。この時代の編成は、4等の一部を郵便室に改め、残りを3等にした
「2等3等合造 − 機器室+郵便 − 3等」
 という感じ。日本流に訳せば「クロハ−モユ−クハ」ですが、これでも十分珍妙です。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/DRG-DB-DR-DBAG/ET87/z3_et87_12.jpg

■全体の構成
 全長がイレギュラーな車なので、その辺の設定は結構迷いました。他の23m級や26m級の車との共存も考えないとなりませんし。
 先頭車(クロハ・クハ)はあっさり25ポッチと決まりましたが、中間車(モユ)は最初23ポッチで作ったものの、長すぎで印象が全然違ったので、全長19ポッチにまで詰めました。
 出来上がってみると、全体で長すぎず短すぎず、適度に収まったと自負。

■下回り
 中間車のロッドドライブはBBBミニにロッド挿し、魔改造ピン使用の「何時もの手」で再現。やはり走らせるとこの種の仕掛けは楽しいです。一方、リアルな動力のトレインモーターはクハ側に装着。
 片ボギー車の3連ですが、モユとクハの間は片ボギー1軸部分を結びつけてしまいの事実上連接車として処理。固定編成の強み。対して、クロハは片ボギー車として独立。連結器節約もかね、連結はフックのみ。これも固定編成ゆえの強みというより手抜き。
 あと、今回はドアステップ周りにちょっと凝ってみた由。欧州の古典電車に2段ステップは似あうもの……。また、クロハとクハは床下機器の代わりに簡易ながらもトラス棒の再現を行ってみました。

■車体
 窓枠は赤とし、ちょっとメルヘンな雰囲気を加味……。この辺のお遊びも久々です。
 ドアは例によって全部開閉。全体で16箇所もあるので気が遠くなりそうでした……。モユのドアは郵便・機械室側とも両開きという厄介な仕様ですが、ここは片開き戸に割り切ってます。
 前面は5幅。1幅窓と爪つきプレートという、1970年代部品と2000年代の部品の融合で処理。まぁこれも何時ものこと……。ディテールはヘッドライトとおでこの「鐘」以外はあっさり目に。

■内装
 外見はDRG時代……としてますが、流石にあの時代の三等の板張りシートは貧乏臭すぎて再現はイヤなので、三等区画もビニールレザー張りのシートにでも改装された……という設定で纏めています。二等区画は豪華というより普通な感じ。もうちょっと作りこんでもよかったかも。
 モユの郵便室には区分棚を。機械室側は電気系の機器で纏めてみました。

■屋根とか屋根上
 いかにも昔の欧州の客電車らしい深めのダブルルーフ。前後のスマートな形状はお気に入りの表現。写真では分かりにくいのですが、ダブルルーフは「何時もどおり」窓が抜けたつくりでダミーではないです。
 モユのパンタはこれまた何時もどおり。赤いパンタが似合うそうな雰囲気ではあるのですが、残念! DRG時代はパンタは黒でした。一応は交流電車ですから、パンタ周りはやや賑やかですね。

■まとめ
 連休中に、延べ18時間の粘りで完成。まぁ3両固定編成なので所要時間は妥当でしょうか? 萱葺きの民家を田舎の駅舎に見立てて写真撮ってみると、案外似あうもの。
 それにしても、解釈の差異と言うのは自分で言うのもなんですが、凄いものです(苦笑)。面白いネタではあると思うので、他の方の挑戦も待った見たい気分ではありますけれど(笑)。

 さて。
 独逸ネタはあと2題。一つはこれまた電車で(ちょっとマイナー)、あと一つは客車列車(これは有名題材)。出し惜しみする気はありませんが写真撮って加工して文章書くのはなかなか面倒なので、もう暫くお待ちを……。
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月25日

【鉄道作品】独逸の小型ディーゼル機関車、koefIIの改装

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/KoefII/z2koefiiver2_03.jpg
<背の低さを強調したアングルから……>

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=207415

 最初の制作は2006年5月ですから、もう2年近くが経ち、今になってはあれこれ不満な点も出てきましたので思い切って大改修を行ってみました。
 ※最初の制作記事はこちら

 実物に関しては此方を。独文読めない? 私も読めませんので安心を(笑)。
 独文ですが、ここも濃いです。写真豊富。所有者によるカラーバリエーションは豊富なようで、模型の世界では限定品の良いネタになってるみたいですね。

 で、改修のポイントは以下。
・ボンネットの幅を狭めました。特に前端部はスロープ縦使いで絞込み、線の細い感じを強調。
・足回りを前半黒、後半赤と色分けし、後半部分は如何にもキャブが垂れ下がってるぞ、という感じを強調。
・ボンネット・キャブ内部も実物写真もとに、それらしく改修。
・キャブの屋根は雨樋をつけ、窓を1プレート分下げて、屋根の低さを強調。1プレートの印象差は大きい……と思います。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/KoefII/z2koefiiver2_15.jpg

 というわけで、強調ばかりしてますが(苦笑)、スケール的に少々無理のある機関車なので強調しないと小さく見えてくれないのです。屋根の一部は取り外し式のままで、フィグの乗車に備えるのは以前のまま。
 あと、ジャンクに近いモーター使ってるはそのままなので走行性能最悪なのも以前のまま……(苦笑) 。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/KoefII/zkoef204.jpg
<以前の姿。今から見ると恥ずかしい限り……>
posted by 関山 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月12日

【鉄道作品】欧州系2軸タンク車(やや近代型)

 棚に写真はもう1週間も前に上げたんですが、解説が遅れてしまいました……。

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=305663

 レゴでは直径5・6・7ポッチのタンク車に一番使いやすいサイズの円筒部品が未だに存在しないというトレインビルダーにとっては実に困った問題があります。
 直径4ポッチだとちょっと頼りなさげ(ただ、この寸法比のタンク体のタンク車は実車では珍しくは無いのですが)。で、直径8ポッチだと明らかに車輛限界オーバーしちゃっています(そーいう製品もありましたけど)。

 そんな状況下、先日%55817 Wheel Wagon Viking with 12 holesという部品をBUCHI氏より頂いてしまったときに真っ先に思ったのは
「これ、タンク体に使える!」でした。丁度直径7ポッチ分!

 で、思った通りに4個をタンデムに並べてみると、こんな感じ。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/two-or-three-Axles/2axlesTankcar/z2tank20.jpg
 
 保温用のキセ付きの化製品用タンク車という風情で、勿論私有貨車という想定(黄潜運送株式会社私有?)。色とかは流石に日本型という見立ては無理で、欧州型という設定です。それでも真っ赤なタンク体で何を運んでいるのか? というところまで深くは考えていませんが……(欧州でも、日本のようにタンク体の色に関する規制とかあるんでしょうか)。
posted by 関山 at 23:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月10日

【鉄道作品】お台場クリブリコンテスト出展作「あめのひ」(リスボン市電の単車)

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/Trams/Lisboa-Portuguese/zlisboa008.jpg

☆他の写真は、以下へ。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=300358

 お台場での公開開始にあわせての、アップとなります。
 それにしても今回のお台場コンテストは凄い。1年以上ブランクありましたが、参加の皆様のレベルの底上げ感が凄まじい感が……。拙作の手抜きが申し訳ないような。正直、今回は勝てません!
(自作に1票を投じる気分に、とてもなれませんでした)
 
 あと、トレイン系での出品でTN-factory様の作品が凄いレベルのものになっています。見せ方も実に巧い。
(あといろいろお話でき、楽しかったです)

 他力本願寺にて、入賞をお祈りしております。

 という状況なんですが、拙作の解説をば。

●電車
 誰がなんと云おうと、今回はこれが主役です(笑)。何せ一番時間と手間を掛けてますので。
 モデルはリスボン市電。今なお使われている古風な単車の1970年代の姿をプロトタイプに設定。ドアが無くて垣根?しかなかった時代ですね。
 全長は16ポッチに納めてますので、コンテストのレギュレーションでも「切らずに」出すことが出来ます。

 この題材自体は以前からレゴ化は考えており窓や垣根などの部品も既に調達してあったのですが、着手できなかった理由は、「9Vのトレインモーターの上に真っ当に車体を載せると、車高が高くなって路面電車特有の低床感が出せない」ことに仮組みの段階で気がついたから。
 実は路面電車って、今時の低床電車(LRT)じゃなくても結構車輪径が小さく、床が低めなんですよ。普通の電車だと900mm近くある車輪径が、600mm程度しかなかったりします。
 普通の電車の車輪であるトレインモーターを路面電車にそのまま使うとバランスが破綻するのは当然なんですね。
 
 この手の対策というのは余裕ぶっこいているときには思いつかないもので、今回は締め切り前日に適当にパーツ弄くってるうちに思いつきました。
 要は低床LRTのモデリングのように、車体部分にモーターがめり込んでいるような造りにしてしまえばいいわけで。側面をタイルで造り、その内側で車輪を避けている由です。
(展示から戻ってきたら、この辺の構造写真も上げることにします)
 
 足回りの問題の次は前面。絞った3枚窓というのは厄介な題材ですが、ここは大昔の窓1×1×2をケチらず使うことで解決。
 前面中央の窓と、側面窓はこれまた大昔のドア1×2×3を上下逆転で使用。強度確保の観点で屋根の一部も上下逆にしているので、この電車の上半分はほぼ上下逆ということになります。

 車内は、トレインモーターのセンターピンが邪魔になってクロスシートの設置が困難で、やむなくロングシート仕様に。実物は小さい車体に似合わず座り心地の良い転換クロシシートなんですが(苦笑)。

●地面
 今回の副主人公のつもり。
「9Vの曲線レールを路面に埋め込む」
 という、多分世界初? の試みを行い、取りあえず見せられる形にはなったかと。

 今回は電車が大半を覆い隠してしまうレール間は省略してしまいましたが、ここも1×2タイルと1×4タイルで埋め尽くせるという目処は立っています。
 
 思ったよりも簡単であったので、「曲線路面モジュール」展開への道が開けた……のかもしれません。

●建物
 正直申せば、適当。白い壁とアーチと赤い屋根で南欧っぽくなるだろ、位の代物です。階段状の構造とかは特に設計とかせず、いきなりブロックを組みだすという荒っぽいやり方で構築。
 色は白一色に揃えたので、楽といえば楽でした。

 はじめは内装は考えなかったのですが、流石にそこまで手抜きするのも……ということで、適当に個人の邸宅という設定で作ってあります。

●演出
 あめのひ。ということで。
 透過効果にこだわったため石畳に水がたまった表現を行っています。

●まとめ
 製作時間休憩込み16時間(実質12時間程度)。過去二回のネオベネツィアシリーズ(「水の都へ」「水の都から」)に比べると、手抜きもいいところ(苦笑)。ネオベネツィアシリーズは「勝つこと」を考えて造りましたが、今回は「参加できること」を目標ラインにおいてしまってもいますし……。

 ただ、少し前に棚上げした「古風な電車+石畳+古風な建物」の写真……IVB(インスブルックの近郊電車)の写真が地味にカウントは稼いでいることも認識してますので、古風な街並みを行くトラムという題材は健闘出来るかな? という期待も無きにしも非ず。

 ……とか思ってたら、皆様の凄い作品群にやられてしまった感じです。

 まぁ、電車の低床化と曲線路面モジュールの可能性が開けたという満足で良しとしときましょう。
posted by 関山 at 08:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月02日

【鉄道作品】#10183の余剰部品から

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=298868

 有蓋貨車と車掌車作ってみました。箱内のありあわせ部品で何か作る、という遊びも随分久しぶりですが、意外と楽しめるものです。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/others/10183/z10183_002.jpg

 こんなのが、#10183一箱+トレインモーター一組で出来ます。

 有蓋貨車は、欧州系といってもアメリカ系といっても、或いは私鉄貨車や私有貨車のテキ辺り?といっても誤魔化せる?適当な造形。
 車掌車はアメリカ系。キューポラはなんとなく近代的形状に。ドアが不足するのがこのセットの難点かもしれないですね。
posted by 関山 at 02:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月13日

▼インスブルックの路面電車

[製作:2006年10月]

「小型のボギー電動車が、更に小さなトレーラ(客車)を2両従えて道路上を行く姿」
 これに近い写真を、昔の鉄道ジャーナルで見たことがありました。確か1975年ごろの号で、国鉄の山之内氏(後にJR東日本の会長)が欧州各国の鉄道事情に関して触れた連載の中でした。電動車は古いものの窓が大きく実に明快な姿、そして従えるトレーラはひょっとして鉄道馬車からの転用?と思える更にクラシックなもの。そして赤と白の綺麗なツートン。不思議な編成には当時なりに「萌えた」物でした。

 長いこと忘れていたんですが、なんとなく同じオーストリアでもウィーンの市電が気になり、資料あさっているとあの路面電車というか、路面列車が急に思い出されるではありませんか。何処の街だったか…ウィーンの郊外でもないし…おなじみのEuroTrainsをあさってると、インスブルックの私鉄IVBの電車がまさにあの写真そのもの! 1975年地点では現役であったろうその車も、今はイベント用の保存車になってしまっている模様。されど名物として何両も動態保存されているのは欧州の懐の深さ。
 実物はこちら。保存団体のページです。あのタイプの電動車は人気が有るのか? 保存団体もIVBも保有しているみたいです。電車も美人は得なようで。ああいつか乗りに行きたい撮りにいきたいもの…。

 閑話休題。そんなわけで衝動的に製作を決めたのは2006年の10月の頭のこと。部品を確保し、実製作はお台場コンテスト応募作と平行しながらです。というよりコンテストよりこっち優先でした(苦笑)。おかげでコンテスト応募作は17時間徹夜勝負に相成ったわけですが。
(で、その反動でその後の4ヶ月ほど制作数がガタっと落ちてしまいました……)

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/OeBBandAustria/InnsbruckTrams/zivb011.jpg

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=285034

●電動車
 全長は約22ポッチ、ボギー車としてはほぼ最短でちんまり感を表現できたかと。当然窓の数は削減しています。この全長ですから足回りは普通の2-Bではなく、1-B-1として前後対象になるようにしています。
 前面は……どう考えてもあの微妙な折妻を表現できる自身が無いので、思い切ってウィーン市電辺りの印象も混ぜてアレンジしてしまいました。実物よりも絞込みが強調され、ずっとほっそりした印象でしょうか。ハンドル付タイル1×2を立てて使う手法は多分他例がないはず。

 前面以上に迷い困ったのは側面窓。当初は2×4家窓の白が確保できれば簡単……と思ってました。窓の上にはヒンジタイル1×4を載せ、明かり窓の表現に出来ればいいかなと。
 しかし部品とどいて試してみると、どうもしっくりこない。明かり窓の部分が幾分小さすぎてバランスがよくない! そのせいで製作の断念も考えたんですが……。物は試しと、ここもハンドル付タイル1×2を載せ、クリアのプレートをはめ込んでみると結構いい感じではありませんか。
 それにしてもハンドル付タイル1×2って結構窓作るのに使えるんですね! 何処にでも転がってる部品なのに、奥が深い部品ですよ。
(理想を言えば古いタイプの家窓1×2なんですけど、さすがにアレを12個もそろえるのはちと面倒です)

 あと、側面で困ったのは側面の鋼板を留めている縦方向の帯の表現。省略するとどうも様にならない。ここも迷った末にタイル貼って表現。4-4-4で分割されてるように見えればいいのですが。
 ドアは平凡にいつもの手法で開閉。屋根上ではパンタの無い側に乗ってる抵抗器?の表現に少し悩みましたが、ここもハンドル付タイル1×2で解決♪ 何処にでも転がっ(以下略)。

 連結器は実物ではバッファなしで特殊なものがついているんですが、ここは汎用性を考えて普通のバッファと磁石連結器にしています。同じIVBのトレーラだけではなく、他の客車貨車も牽かせたいですし。

 内装は実物はニス塗りの狭そうな?木製クロスシートですが(欧州の市内電車はみんなこんなもんですが)、ここは入線先の事情(笑)で少しデラックスにアレンジしています。運転台の腰掛は折りたたみ式。
 製作は試作があれこれ8時間ほどで、実製作はトレーラーも含めてほぼ一晩8時間ほど。

●トレーラー
 元は鉄道馬車だったのでしょうか? 異様に小さい車輌です。足回りは小径車輪も考えましたが、なんとか通常の車輪で床を最大に下げてみました。プロトタイプには何種類かあるのですが、当然!アーチ窓が優雅なタイプを選択。とはいえ結構アレンジ入れています。

 裾は丸みが大きいので、丸ブロックを逆組みで表現。ここの下を向いているポッチにハーフハイトのテクニックアームをはめ込み、反対側にトレイン車輪をつけました。逆組みは窓部分までです。窓はやはり古い家窓部品を使用(黄ばみは気にしないお約束)。
 オープンデッキは最小の短さに抑えつつ、フィグが立つスペースは確保しています。車内はクロスシートに2名、反対がわのロングシートに1名の定員3名。ちなみに郵便物の箱は飾りではなく、ロングシートの座面を支持するための必然、故に常時つみっぱなし。
 屋根は浅いダブルルーフ。勿論、明かり窓は透かせてあります。

 とりあえずちっこさ・ちんまり感は出せたかと。全長はもう2ポッチ詰めても良かったかもしれませんが。
そして、次の課題はこれをもう一両は作りたいってこと。小さい割りに部品喰いなので直ぐには無理ですけど。
(で、1年経っていまだに実現しないのはおやくそくということで)
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月19日

▼IR大作戦 瑞西国鉄の電機Be4/6 その4(完結篇)

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=280660

 見た目とか、テクニック的な楽しさと言う意味では悪くもなかったB案「テクニック高速モータの使用」ですが、走行性能面では満足に程遠い。

 そんなわけで、C案の「Systemモータ(bb129」のお取り寄せ。
 ちなみにこのモーターは大味な外見からやはり人気はないようで、今回入手したものはたったの4ドル! 昔の4.5Vモーター風の外見からダイキャストの入った重いモノを勝手に想像してましたが(航空送料高そう……)実際は今のIRトレインモーターと変わらない、軽いものでした(おかげで送料も非常識な金額にはならず)。
 ちょっとチープな雰囲気と、想定している対象年齢が低そうなことから「キッズモーター」と勝手に命名……。空回しさせてみると、かなりゆっくりと、しかして力強く回転します。ちょっと期待が持てそうです。

 但し、組み込み作業は、お世辞にも楽しくはないです。先に試したテクニック系の柔軟性と如何にも機械を組んでるんだぞという楽しさに比べると、悪い意味でお手軽ですから。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/SBB-CFF-FFS/Be4-6/Be4-6ver3/_ver3_be46_094.jpg

 また、このモーターはやや背が高めなので機関車の形状に影響が出る懸念がありました。が、電気接点廻りを2×4通電プレート(昔のLights&Soundsの代物)を用いてトリッキーに廻し、幸いにも先のテクニック高速モーター2基使用時と同じ車高に収めることができました。モーターとIRトレインプレートの凸ポッチ同士の接続には高さ1/2のテクニックアームを用いたのも同様です。

 早速、起動。3度目のなんとやらは、2ノッチでもゆっくりと起動! さすがトルク形のモーターは違います! 牽引力も十分。客車5両程度は問題なし。7ノッチでもスピードは出ませんが……こればかりは牽引力とのトレードオフですね。スケールスピードでまったり楽しむと。

 それから、外形も少し弄りました。雨どいを側面に廻して、裏返しIRプレートの印象を抑えてみた由ですが、これは結構効果的でした。運転台も簡単に作り、屋上機器も追加。これで一応完成……。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/SBB-CFF-FFS/Be4-6/Be4-6ver3/_ver3_be46_095.jpg

●まとめ?
 なんかIRの限界に挑戦したようなネタではありましたし、実際に限界も見えてしまいました。同種の作例が思ったほど出てこないのも宜なるかな。

 牽引力と速度の両立を図るのが本当に難しいです、この手のお題は。

 なお、誤解されがちなのですが、
「BBBホイールに滑り止めがないから空転する」とか、
「電池6本の重量があるから走らない」ということはない(はず)です。9V動力車に電池6本の錘り載せて走行させた場合、牽引力では寧ろプラスの効果でしたし(テンダドライブの蒸機のテンダーで実証済)、現状のBe4/6[ver3]も滑り止め無しのBBBホイールで空転せずに客車何両も牽いていますからね。

 それにしても気になるのはゴジラとかテクニックブルドーザーに含まれる新型のモーターとリモコンシステム。試してみたいのでパーツとしてさっさとバラ売りして欲しいですよ。
posted by 関山 at 02:13| Comment(4) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月16日

▼ IR大作戦 瑞西国鉄の電機Be4/6 その3

 また、随分間があいてしまいました。その1はこちら
http://legotrain.bblog.jp/entry/389815/
 その2はこちらです。
http://legotrain.bblog.jp/entry/391613/

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/SBB-CFF-FFS/Be4-6/Be4-6ver2/_zver2_be46_007.jpg<前回発表するといった足回りの写真。テクニック高速モーター2838c01二台使用の豪華版。見た目はいいのですが……>

 関連して車体も一部手直し。台枠部分は車体側に持たせて全体に強度を上げています。上下逆向けのIRトレインプレートと順向けのテクニックモーター×2の間は凸ポッチ同士がぶつかりますが、ここは高さ1/2のテクニックアームで強固に固定しました。
 このおかげで、車高は0.5プレート分下げることができました。微妙な寸法差ですが、結構印象が変わるものです。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/SBB-CFF-FFS/Be4-6/Be4-6ver2/_zver2_be46_010.jpg

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=280416

 空回しで調子を整えた後、いよいよ、レールにおいての走行試験。
 今度は3ノッチでの起動に成功……そしてゆるりと走り出します。4〜5ノッチで安定走行し、最高速の7ノッチでの速度は速すぎず、遅すぎずの適度な速度。これは通常のIR動力車の3〜4ノッチ程度の速度なんですが、この種の機関車に求められる体感速度というか、スケールスピードとしては割と適切でしょうか。

 しかし、肝心の牽引力だけはまだ物足りない感じで、平坦地なら客車2両が安定して牽引できる範囲。
 この平坦と言うのは勾配が云々と言う意味ではなく、文字通り板の間のような平らなところにレールを敷いた場合の話なのがまたシビア。たとえば畳の上ではその微妙な凹凸によって空転しまくるんですよ。あと、S字カーブなどで走行抵抗が大きくなってもお手上げです。
 結局ギアで減速してもモーター自体のトルクが足りないとダメなんでしょうか……。
 
 走行することはなんとかなっているのですが、まだまだ実用面では満足できません。
 やはり、本命のC案の「Systemモータ(bb129)の使用」に掛けるしかないようです。
(続く)
posted by 関山 at 23:57| Comment(12) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月17日

IR大作戦 瑞西国鉄の電機Be4/6 その2

 少し間が空いてしまいました。

 この機関車が性能的に目指すところは、スローが利き、或る程度の牽引力をもち、そして或る程度の速度も出せることでした。IRトレインモーターの特性考えるとちょっと難しいかなと思っていたのですが。

 ……。

 案の定、まともに走りません。スローがまったく利かない!
 リモコンで5ノッチでやっと起動しすぐ加速。しかしカーブやポイントでは走行抵抗が大きくなるため止まってしまうため、そこを乗り越えるには7ノッチが必要。
 しかし、7ノッチで走ると速度が出すぎるため、カーブやポイントでは油断するとすぐに転覆(IRトレインプレート裏返しによる、重心の高さも仇に!)。走りはするけれども、まともに運転もできない。
(ちなみに牽引力はお話にもなりませんでした。客車1両も牽けないレベル)

 IRトレインモーターはスピード優先の設計?であるため低電圧時(リモコンでノッチ数の少ないとき)はトルクが不足します。トルク不足だとロッド機構の機械抵抗や機関車自体の重量を克服できず、起動できない。で、電圧上げるとトルクも上がるが、速度も不必要に出てしまうんですね。

 
 で、うだ様の各種9Vモーターに関するコンテンツ参考にしつつ、以下の対策を考えてみました。

A:テクニック低速モーターの使用(%71427c01)。
 ⇒過去の使用例から、トルクはある分低速すぎるのが判っていました。或る程度の速度は欲しい本線走行用の機関車にはちょっと使えません。

B:テクニック高速モータの使用(%2838c01)。ウォームで減速。
 ⇒トルク不足が問題なのに、この選択はないんじゃないかと。但し、ウォームギアで大幅な減速を行えば理屈のうえでは低速大トルクに出来るはず?

C:Systemモータ(%5011)の使用。
 ⇒昔の4.5Vモーターのような形状をした、どちらかというと低年齢層向けの大味モーター。いままで眼中になかった部品なんですが、よく見るとIRトレインモーターとホイールベースが同じです。つまり、Be4/6にそのまま組み込めると!
 性能面では狙い通りの低速大トルク形のよう。見かけによらず、使えそうです。

D:モーターはそのまま。機関車重量が問題として、電池搭載せず2D2-9100同様の外部電源機にする。
 ⇒形状面では裏返しトレインプレートに縛られないメリットがあります。但し、ロッドの走行抵抗は問題になり、2D2-9100同様ほどの性能は期待出来ません。何より、IR大作戦にとっては「敗北」です。

E:最悪の場合、ダミー機関車?
 ⇒……。本当にどうしようもない場合。

 本命はCの「Systemモータ(%5011)の使用」。IRトレインモータにあわせた足回りがほぼそのまま使えること、低速大トルクのパッケージモーターには心が動く。但し、このモーターは手持ちがありません。2004年の本社バーゲンで投売りされてるの見たときには、その大味さに全然興味がわかずスルーしたことを思い出したりもするのですが……。
 で、Bの「テクニック高速モータの使用(%2838c01)。ウォームで減速」に関しては、手許に2個が「何かに使えるだろう」とキープしてありました。これはこれで調達時に「なんてトルク不足で使えねぇモーターなんだ」とがっかりした代物だったりもするのですが。
 あくまで本命はC案ということで、ダメもとのB案での改造を行ってみました。改造と言っても下回りは完全にバラしですが……。

 で、やるなら思い切って2モーター仕様。空間設計的に2Mにするのが一番楽なのと、やはり起動力の不足は懸念ですから。モーター間は通電プレート(昔のLight&Soundシリーズの部品)で結びましたが、背中合わせにしたモーターの底同士を結んだだけなのに極性があってしまう(回転方向が揃ってしまう)のが不思議?
 スペースの関係でウォームからは8歯のピニオンギアへ伝動。もう1枚の8歯ピニオンでジャック軸(プーリーの軸)を駆動。ジャック軸から動輪をロッドで駆動します。これを前後で二組配置します。

 さて、これでまともに走るでしょうか?
(写真は次回)
posted by 関山 at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月10日

IR大作戦 瑞西国鉄のロッド電機Be4/6

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/SBB-CFF-FFS/Be4-6/Be4-6ver1/zbe46_650.jpg

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=270476
 一応、IRトレインの規格・仕様があれこれ伝えられだした去年(2006年)の5月位に思いついたネタです。

 ……IRモーターはテクニックシャフトが挿せるから、BBBホイールも使用出来る!
 ……IRトレインプレートは一見潰しが利かない「大味な」形状だけど、裏返してみたら……?
 ……これなら、ロッドドライブの箱型電機を自走させられる!!

 で、ロッドドライブの箱型電機と言う題材は、別に自由形でも良かったんですが、プロトタイプがあるほうがやっぱりウケは良い(苦笑)。該当するプロトタイプは瑞西や独逸にはいくつかあるんですが、「なんとなく」瑞西国鉄のBe4/6に落ち着きました。資料も多いですし。たとえば何時ものrailfaneuropeさんとか。
http://www.railfaneurope.net/pix/ch/SBB_CFF_FFS/electric/historic/Be4_6/pix.html

 で、製作予定に落ち着いたのはいいんですが、例によって腰は限りなく重く、IRトレインプレートの裏返しはG@ひたひた氏の作品に先を越される始末。自分の考えていたものとベクトルは全然違うんですが、アイディアと言う意味では早い者勝ちですからね(苦笑)。

 で、腰が重かったのには一応理由がありまして、Be4/6の側面の特徴である冷却装置の表現にグリルタイルを使おうとしていたのに、濃緑のグリルタイルが今なお存在しないから! ここで「茶色で作ればいいじゃん?」と言われると反論のしようがないんですが、個人的趣味で濃緑で作りたいと!
(ちなみに私は日本の昔の電車でも、茶色より濃緑のが好きだったり♪ 例外は阪急)
 
 と、着手できない良い訳抱えて1年余、ふと「プレートの裏面でいいじゃん?」って事に気づきます。これなら何某ディーゼル機関車バラして確保した手許の濃緑部品からでもなんとかなる! プレートの裏面と言うのは結構雄弁ですね。使いこなしは相変わらず難しいですけど……。

●足回り
 1B+B1だと思うのですが、1D1にアレンジしています。センターにIRトレインモーターを置き、ロッドで全動輪を駆動と。レゴトレイン作品では数少ないはずの4軸駆動機なんですが、フランジレスの動輪がどこまで牽引力に貢献しうるのやら? プロトタイプは比較的低速の山越え補機用であるはずなんですが、使用したIRトレインモーターの特性上、高速機になってしまうのはやむなしと考えました。
 先従輪はターンテーブルによる支持。全体にこの種の機関車の足回りにしてはTechnicではなく、Systemよりの作り。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/SBB-CFF-FFS/Be4-6/Be4-6ver1/zbe46_653.jpg
 
 全長30ポッチの車体で固定軸ですからカーブでの車体はみ出しが気がかりでしたが、前後の絞込みのおかげで意外と気になりませんでした。
 やや難儀したのは台枠部分の、車輪を微妙に覆っている部分。接触があるとパワーロスがあるので僅かながら余裕を持たせました。

●上廻り
 前部は見ての通りの横組み……使えるパーツの種類も限られる中で瑞西電機らしい絞込みを如何に……? と考えた末の表現。個人的には気に入っており、他の瑞西系の機関車にも応用を考えたいところ(西武のE52とか)。3枚窓を2枚窓にアレンジしています。

 車体の大部分は「裏返しのIRトレインプレート」に合わせて、上下を逆に組んでいます。上下の分割線は台枠の真上としました。
 側窓は黒のハンドル付タイル……各色揃って入手容易な、小窓の表現に便利な部品。車体中央には御馴染みのクレストをつけています(Be4/6にはそんなのついてないという意見なら却下)。
 
 肝心の側面の下半分は先述の通り、プレート裏面で表現。

 屋根上はディテールごちゃごちゃつけて、なんとかIRトレインプレートの印象を和らげてみましたが、巧くいってるでしょうか? 自分では何とかできたと思っているのですが。

 と、いうわけで意外とあっさり完成しました。それにしても濃緑はやっぱり、いい!!

 早速試運転となります……しかし(以下次回)。
posted by 関山 at 02:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月06日

■試作品!

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/JNR/EF58/ztest58001.jpg

 試作品と言うか仕掛品の途中公開は苦手です。別に見せるのがイヤなんじゃなくて、完成品さえ公開が慢性的に遅れてるのに(未発表の小ネタは数多)、試作品晒す余裕なんてない……という感じ。

 でもまぁ、これは自己満足度もそこそこ高く、「先に抑えて」起きたい気分でもありますので敢えて「見せびらかす」次第でして。

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=269858

 鉄道模型の世界では定番。誰もがどこかで見たことあるんじゃないか? と思う、お馴染みの機関車です(原型大窓で宮原区所属……という設定。62号機あたりがプロトタイプですが特定番号機ではないです)。
 上周りはパーツの関係で前頭部片方だけ、側面片方だけの状態で止まっています。これ以上はパーツ買いを掛けないとどうにもこうにも……。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/JNR/EF58/ztest58010.jpg

 但し、足回りは完成です。
 ロッドもギアもない(笑)、ウチにしてはヌルい方の足回りだなと油断はしていましたが、設計段階ですでに問題はありまして……2C+C2という車軸配置で如何に全長を詰めるか? まっとうに寸法取りすると40ポッチ近い全長に膨れ上がってしまうんですね。
 こうなると2B+B2とか2A+B+A2のように省略することも考えましたが(ED58?)、センターにトレインモーターを配置し、2B+B+B2と割り切り、可動部は半ポッチの隙間のみとすると全長36ポッチに収まることは判りました。これなら車体は32ポッチとし、ギリギリ全長32ポッチの客車とバランスが取れる……はず。

 が、それでも問題は残ってました。
・可動部が半ポッチの隙間だけだと、兎に角余裕がない。カーブを曲がれるかポイント分岐側行けるか?
・センターのトレインモーターは左右横動のみだが、巧く案内できるか?
 ここらも試行錯誤の末、奇跡にも近いバランスでの安定走行を実現。カーブ直後のポイントと言う鬼門もなんとかクリア。半ポッチの隙間だと強度面も問題ですが、テクニックアームやペグを使うことでなんとかしています。

 あとはトレイン車輪側面への装飾。幸いにも旧型電機だと腰高になりますから、トレイン車輪と車体の間に3プレート分ほどの隙間ができる。ここを利用して台車枠側面にタイルを裏返しに釣り下げます。釣下げ用のバーに横つかみプレートはディテールとしてもなかなか有効。
 先従輪部分はトレイン車輪のままですから、これで先従輪と動輪の差別化も出来る由です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 さて、問題は上回りの残り半分に、「似合う客車」ですね(プロトタイプは数多あるわけですが)。意外と青のブロックにプレートは手許にないので(濃青なら買いだめがあるのに……苦笑)、かなりの量を今から部品買いしませんと……。
posted by 関山 at 23:42| Comment(4) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月18日

ワゴンリのコンテナ積 荷物車

 断じてフリーランスではありません。プロトタイプがあります、しかも天下のCIWL(ワゴンリ)の車。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/DUPLEX-SLEEPER/LuggageContainer/forbciwl1260_03.jpg

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=248344

 実物に関してはこちら(欧州型鉄道模型のサイト「EURO EXPRESS」)より。模型の写真と解説があります。また、海外のサイトでここにも。ただし実物写真はまだ見つけていません。

 パリ〜ロンドン間の「金の矢」号用に用意された荷物車であり、間のドーバー海峡では荷物を船積みしやすいよう一部をコンテナ積みとした……ということでしょうか。3両のみの製造でしたが、どれくらい有効に活用されたのでしょう? 無論、世界に類例する車輌はきいたこともありません(しいて言うならレゴ社の#4511?)。ゲテモノであり(断言!)、見方によっては貨車のような車ですが、こんな車でも一人前?にワゴンリの紋章をつけていたのが実に印象的ではあります。

◆製作にあたって
 ワゴンリの荷物車は何時か作りたいと思ってたネタであり、今回は2D2_9100に給電できる車も必要、ということから2D2の落成後に急遽製作したものです。
 で、真っ当な荷物車とどっちがいいか「少しは」悩んだ上での選択でした。車体が中央しかない分楽だろう、ダークブルーが節約できるだろう……という消極的な理由もありですけど(笑)、一応はコンテナの積み下ろしという遊びとしての面白さがあるんじゃないか、ということにしておいてくださいな。

 なお、2D2への給電だけなら足回りは普通に9Vモーターが付けばいいのですが、赤外線リモコンでIRトレインレール区間や、4.5V区間も走れたら面白いだろうなということで「IRトレインプレート+9Vトレインモーター」というやや変則的な電気系としています。そもそも、この車の形状自体がIRトレインプレート向けですし。
 9V走行時は電池は死重となってしまいますが、この車も動力車ではあるためなんら問題はありません。
 9V⇔IRの切替はIR台枠の側面スイッチで行います。

 車体は本当に適当に。センターのドアは当然ダミー。但しキューポラ部分は車掌が乗れます。側窓はちょっと「色気」を出して手紙とか花とか入れています。
 コンテナは「一応」全部形状を揃えたかったのですが、手持ち部品に灰の窓シャッターが6窓分しかなく、「やむなく」一つはタンクコンテナに、多分専用区分は「酒類」。
 コンテナの脚には、不人気部品?カチカチヒンジを利用してみましたがこれはいい感じ。

 あと、この車は全長に渡ってサイドステップがついているので、IRトレインプレート側面に長いバーパーツや槍の部品を使って再現してみました。台枠周りが単調にならずに済んだと。

◆運転
 9Vモード時はこの車の9V車輪より集電し、IRユニットはスルーして隣の機関車(2D2)に給電します。
 IRモード時は、IRユニットからの電気でこの車の9Vモーターと、隣の機関車のIRモーターを駆動します。

 どちらも問題なく動作しますが、何故か勾配区間にはIRモードの方が強かったです。アンペアの関係でしょうか? また、列車の重量があると電圧が7〜8ボルトに上がるまで発進せず(IRだったら5ノッチ位)、加速もややまったりしたものになるのが実にこの種の機関車らしく、ちょっと面白いです。

◆問題?
 一般的な車ではなく、どの機関車や客車との組み合わせもOKというわけではないことでしょうね。ウチのワゴンリ・プルマンは一応1960年代の「トラン・ブルー」(ワゴンリ寝台車にユーレイルパス+寝台料金だけで乗れた佳き時代!)のイメージですけど、こんなゲテモノ荷物車までは付いてないわけで(笑)。
 そもそもワゴンリ・プルマン系のメリットは欧州型/日本型(笑)ならどんな機関車に引かせてもそこそこ様になるってことなんですが、そのメリットもスポイルしてしまってる。
 うーん。いつか普通の荷物車に作り直すかもしれません。
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月06日

明日は運転会/SNCFの2D2に華が無かった理由

 参加予定者には集合場所と連絡先の通知を行いました。
 恐らく会場キャパ的に限界なのと、流石に「前日」ですので参加申し込みは締め切らせていただきます(どうしても、という場合は考慮しますが。本日中に連絡願います!)。

 明日、楽しみですね。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 さて。
 先日の2D2_9100へのレスポンスが長くなりそうでしたので、別エントリにしました。ただ、専門文献読んだりしたわけではありませんので、全て状況からの推測・憶測だったり。真に受けないようお願いします。
(しかしフランスの鉄道に関する資料ってほんと日本語や英語だとないですよねぇ)

●走行性能に難があったから?
 その可能性は低いと思います。ブフリ駆動は重そうな見かけに反して、バネ下重量が「動輪と車軸」のみという線路にも機関車そのものにも負荷の少ない機構ですから。G@ひたひた様の指摘にありました機関車次位の客車の乗り心地の比較(EF58とEF60)ですが、困ったことに2D2の後継機種はBB9200のような、日本で言うところのEF60みたいな機関車なんです。

●直流専用機だったから?
 その可能性も低いかと。フランスは国内に長大な直流電化区間を持っており、2D2の後継機種のBB9200やCC6500など直流機ですが、特急仕業の多い、それはそれは華やかな機関車でした。

●後継機種が余りに優秀だった
 私はこの線じゃないかと思ってます。
 戦前から続いた2D2シリーズが9100で打ち止めになったあと、後継機種は

 CC7100
 BB9200
 CC6500
 ……

 と続いています。これらは各々当時の最新技術を惜しげもなく投入した本気の機関車だったはずで(CC7100はあの331km/hを出した機関車ですし)、2D2系列を一気に旧式にしてしまったのではないでしょうか? いや、実際に2D2は旧式でしたが、CC6500辺りを目の当たりにすると性能的にもはや追いつけるレベルではないと。
 そして、電車特急がTGVまで皆無だったフランスでは、直流電化区間での特急運用に求められる性能水準は高く、旧式な2D2系列ではどうにもならなかったのでしょう。

 思えば、日本のEF58のほうこそ後継機種に恵まず、それゆえ第一線に長く留まらざるを得なかったのかもしれません。EF61はあっという間に打ち止めの少数派。EF60やEF65、EF66は飽くまで「貨物用」(客貨両用というより、貨物用が旅客列車も担当できる機関車という感じ)。
 それから、EF58の性能でもなんとかなるほど本線筋での特急仕業も「ヌルい」ものであった……と。

●でも、何故趣味的には人気が無いのか?
 これは文字通り趣味というか志向の差、としか云い様がないんでしょうね。
 模型という観点では、BB9200やCC6500なんかかなりマイナーなバージョンまでモデル化されているのに、2D2に関しては決定版が未だに出てこない。で、模型が出ないので知名度が上がらず人気も出ない……とか。
(ただ、ブフリ駆動機そのものが模型メーカー避けてる傾向はありますね。あれだけメジャーな瑞西国鉄のAe4/7だってプラのマスプロダクツ製品出たのは1990年代入ってからだったようですから……)

 あと、そもそもフランスが日本や独逸ほどの鉄道「趣味」大国でないのも大きいかもしれません。ちょっとこれ以上はフランスの鉄道ファンに友人でもいない限り分からないような……。
posted by 関山 at 19:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月03日

フランス国鉄 2D2 9100型電気機関車

 製作はついこの間。2007年3月。勿論、4/7の運転会合わせのお題の「ひとつ」(大きな電機)です。あとの3つ(小さな電機。蒸機。電車)は当日の隠したまということで……。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=244340

実物写真はこちら

 さて。
 1950年代の旅客用電気機関車、というのは趣味的には目立たない存在のようで情報が多くはありません。
 電気鉄道黎明期で画期的な技術[……ロッドドライブが釣り掛けになり、さらにブフリ駆動やクイル駆動へ……]がつぎつぎ生み出された1930年代までの楽しさはなく、1960年代以降の新型機ラッシュの華やかさもない。多くは二次大戦前の技術を引継ぎ、小改良や車体デザインで凌いできた「中継ぎ」的存在。
 運用面でも、彼女らの多くはかなり早い時期に1960年代以降の新型・高速機に花形運用(その国鉄の看板になるような特急列車)を追われ、地味な運用に長く就かされることになったのでした。

 無論、例外はあります。
 お馴染みJNRのEF58は戦前のままの足回りに車体デザインの小改良で凌いだと思しき、典型的な1950年代の電機ですが、特急機としての活躍はブランクを挟みつつも1980年までと長く続きました。さらに「お召し」という特別な運用は更に後世まで継続。無論、趣味的な人気を疑う余地はありません。

 その意味で言うと、フランス国鉄の2D2_9100はどんな機関車なのでしょうか? 戦前の設計を引き継ぎ、デザインで新味を見せようとした姿。性能面では安定していたはずで、恐らく使いやすい機関車であったのでしょう(1980年代までまとまった数が残っていたみたいです)。そのうえで、大動輪で足も速そう。我がEF58ばりに花形であってもよかったはず……。
 しかし、今残っている写真では名高い特急列車の先頭に立っているものはありません。終始地味な存在だったのでしょうか? それゆえか趣味的にも人気は伸び悩んだのでしょう、模型化例も少なかったようです。

 この機をフランス版のEF58、と称していいものかどうか分かりません。されど、EF58のように華やかな存在としてみたい……そんな思いで製作してみました。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/SNCF/2D29100/b2d2_9100_11.jpg続きを読む
posted by 関山 at 21:08| Comment(6) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

高圧ガス用タンク車(欧州系自由形)

 この二ヶ月ほど製作ペースが落ちておりましたが、それでも「未発表」のストックはあるものでして。今回は地味に貨車をば……もう少しネタは続くと思います。

◆◇◆◇◆◇
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=233781

 製作:2006年5月

 欧州系の近代的な高圧ガス用タンク車。昔見た、どこかの模型の写真を思い出しつつ、アレンジ加えてデザインしたもの。欧州のこの種のタンク車というイメージで思いつくところはとりあえず盛り込んでみた…って感じです。梯子や手すりのつき方であったり、タンク体の支持方法であったり、赤帯であったり、表記類であったり。無論、タンク車の例に漏れず私有貨車という設定です。
 
 なお、台枠の表現のため、車体構造は大物車の如き台車間に車体を渡したものとしています。赤いタイルの部分までが台車で、その上にタンク体が載っている構造です。が、設定上はノーマルなボギー車です……一応は。
 あと、タンク体に張り付いてる帯や踏み板などは穴にハーフペグ差し込み、そこに固定しています。続きを読む
posted by 関山 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする