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2013年01月12日

【レゴ以外のブロック玩具】Freemode、復活!

 昨年12月25日からですが、モボさまのブログ「Freemode」が復活しています。
http://mobomode.blog135.fc2.com/
 1970年代〜1990年代のダイヤブロック全盛期に光を当て、闇の中にあったダイヤブロック史を明らかにしてきた、また女玩やらHOスロットなど、多くの玩具系サイトでは扱われない題材も愛情持ってレビュウされてきた、貴重なコンテンツも多くが再掲。過去記事に一覧ができて読みやすくなったのも嬉しい(連休の時間浪費に注意です!)。

 また、新規の記事も追加されています。


 昭和から平成になったころのバーコードバトラー系は、既に「懐かし玩具」ですよね。あとガチな懐かし玩具「ドライビングターボ」という名作も! いきなり濃い。
 一方で、2012年のアミューズメント景品という今のネタも。所謂「萌え系」以外は話題になりにくいので、面白いチョイスです。
 
 こちらも古いダイヤの記事、そろそろ書きませんと。
 いろいろネタはあるのですが。
 

2012年11月26日

【レゴ以外のブロック玩具】ちょっと欲しい? エヴァキャラのディフォルメ立像

 河田版「10000/21000番代」※ とも言えそうなナノブロックですが、こんな路線もあるんですね。

 ※:10000代はレゴの大人対象マニアック製品。#20000代はArchitecture。



 ちょっと、欲しい。
 8bit的な解釈によるリデザインというところも、ブロック玩具ファンのみならずファミコン世代の消費者を刺激しましょう。

 また、ナノの強いところは低価格ということ。ねんどろサイズでありつつ、ねんどろよりも低価格。手軽な組立要素のあるディフォルメフィギィアという市場をつくれるのでしょうか?

 ちなみに レゴで1×1プレート中心でこの構成するとえらく高く付きそうなんですよねぇ。また「コレジャナイ感」も顕著になりそう。レゴでこの手をやるとしたら素直に特殊パーツ頼った方がよいのかも。
(版権物の流れ的には、キャラクターのミニフィグ化の方が優先されそうですけど)
 

 現状ラインナップ。
 上に上げたプラグスーツアスカはプレミア価格になってしまいました……他は概ね定価の模様。でもまぁプレミア価格もあるくらいに「売れた・出た」というのは一定の評価の証なのでしょう。この流れの製品が出続けるかも? しれません。
(取り敢えず他のテーマにも広がって欲しいような。それこそ「まどマギ」とか)
 

2012年11月06日

【レゴ以外のブロック玩具】ナノブロックの今

 このカテゴリは記事が止まりがちで恐縮です。
 ですが、最近のナノブロックの流れはちょっと無視できません。



 「まどか☆マギカ」コラボ。企画に柔軟性ありすぎです(笑)。
 で、敢えてナノの造形から「魔女」「キュウべぇ」に絞っているのは面白いですね。レゴだったら「ミニフィグ+α」という路線に走りそうなものですけど。
 それにしてもキュウべぇ禍々しい(笑)。
 ところで、「魔法少女」の立像はやはり難しいのでしょうか?


 「蒸気機関車」
 C11のディスプレイモデル。流石にナノブロックでも高額セットに入りましょうか。
 一切のギミックを排除した純粋なブロック積分モデル。動力系にこだわる向きとして※ 魅力を感じるかというと難しいのですが。それでも純粋さ・真面目さには感じさせられるものがあります。
 丸い部品もないのに、動輪やロッドを表現しているのは凄いとしか。

※:「鉄道模型」は走行ギミックあってなんぼですから。どんなに精細でもディスプレイモデルは「鉄道模型」のカテゴリに含めないのが通例ですし。


 2008年の登場から4年のナノブロックは「基本ブロックによる造形」から一切ブレないのが凄いですね。
 ナノフィグこそ存在するようですが、飽く迄例外的な扱いのようですし。未だに車輪やスロープパーツさえありません。
 或る意味、レゴが失いつづけてきた、真面目さを維持できている?
 ただ、特殊パーツの開発を避けてコストダウンや開発速度の向上を図っているのかもしれません。それはそれで見るべき戦略かも?

 やはり、ナノブロックからも目が離せません。なにより、製品開発速度の速さ、企画の柔軟性には眼を見張るものがあります。
 その分「ダイヤブロック」が寂しいのは事実ですが……。

---------------------------------------------------- 
 おまけ。以前の限定品(2011年 秋)

 京急百貨店コラボの京急2100形。詳細こちら。限定3000個。価格は2001円だったとか。
 他にもJR東日本コラボが数種あるようです。いつの間に……。
 

2012年06月03日

【レゴ以外のブロック玩具】ダイヤの電動トレイン(1970年代後半?)。繋がれるミッシングリンク

 ダイヤブロックの電動トレインシステムは、今まで以下の二種が知られていました。

 一つ目が、1970年代の初代「走れ 機関車」セット。

ダイヤブロック初のレール物が「走れ機関車」です、レールは今見ても画期的なブロックそのものの上を走るというものでした
 以上の写真・解説は「Diablock History 70年代-Part1-」より

 このタイプは管理人の記憶には全くありません(つまり1970年代でも前半です)。
 写真を見る限り、機関車と客車の裏に張り出しがあって、レール(ブロック)間の太い溝を誘導されるようです。ポッチのついたブロックをレールに見立てるのは面白いアイディアですし、直線レールはまさにブロックそのもので代用できるので合理的でもあります。但し外見は鉄道と言うよりは新交通システム(所謂AGT)的で、これが欠点といえば欠点なのでしょうが。
 「走れ 機関車」の名称が、その後2000年代になっても「走れ! トーマス」としてダイヤブロックの電動汽車セットに使われ続けたのは興味深いことです。



 2つ目が、1987年頃の「リニアカー」以降に使われるレールシステム。色は紺色基調(後に他の色も)。
 レールそのものも「直線」「曲線」「ポイント左右」「90度クロス」「勾配」と豊富にラインナップされています。
 システムとしては「リニアカー」以降、「スーパー新幹線」「走れ! 機関車(1990年代版)」「原人きかんしゃ」「トーマス」と2000年代なかばまで使われる息の長いものとなった由。

 動力車も「手押し」「単三電池走行。前進・ストップのみ」「赤外線リモコン」「バーコード自動制御」と多種多様なのは、モボ様の「Freemode」の各記事やMugen様の上げて下さった1987〜1993/2003年カタログで知られるとおり。まぁバーコードリニアカーを頂点に、以後技術面での後退あったのは残念ですが。
(まぁ、この手はおもちゃに限りません。鉄道模型のデジタル化だって進んでませんよね?)

 さて。この間に「ミッシングリンク」がありました。
 管理人が1977−79年ころデパートの玩具売り場で見ていた、レゴ4.5V的なレールシステムのダイヤブロックの電動汽車セットです。蒸気機関車と青い客車がセットになっており、子供心にはそこそこリアルに?見えていたものでした。
 こちらに関する資料が全く見つからず、困惑していたのですが。

 先日モボ様から教えていただいたのですが、この「ミッシングリンク」がヤフオクに出品されていました。





http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k153755187
 より(過去形ですいません。でも、理由あり)。
 
 これです。これが1977−78年ころに見ていた件の品。
 レール形状は記憶どおり、レゴ4.5V的なもの。客車も記憶どおり青です。ただ、全体のデザインは思っていたよりは玩具的な雰囲気強いのですが。機関車に黄色の成形部があったことや、いかにもなダイヤモンド煙突にカウキャッチャはここまでおもちゃっぽかったかなぁと。
 一方で黒いデフレクタやキャブ。省略されていない炭水車! そして足回りのロッドは記憶にあったものよりもずっと「本物志向」なのでした。

 レールシステムはその前、或いはその後のものとは全く互換性がなさそうです。ダイヤの電動トレインとしては唯一、実物同様に「フランジが車輪側にある」のは印象的。後世の「リニアカー」はフランジなし車輪+レールに縁付きでしたから。

 信号機は割とリアルな形状。レゴ4.5V同様にストップレールの機能をもっていたと思われます。
 フィギィアは当時のドイツ製?組立人形。女の子の変な髪型は記憶にあります。付属品のアコーステックギターは如何にもフォーク全盛な時代!を感じさせてしまうのですが(笑)。

 あと、箱のデザインは上の「走れ 機関車(初代)」よりもずっと洗練されています。箱左上のブロックを組み子供のアップは良い意味でレゴを意識していますね。紺色基調も高級感あり。書体や文字組も全く古さを感じさせないもので、1970年代前半までの垢抜けない感じとは一線を画します。
 それから、インストのデザインは書体やレイアウトも含めて1980年代のものと同じ。この頃に基調ができたいたのでしょう。

 それにしても……。
 このシステムに他に製品はなかったのか? いつ頃まで健在だったのか(自分の記憶だと1980年には見かけませんでしたが)。そして「タウンシリーズ」とはなんぞや?
 ミッシングリンクはつながれど、新たな謎は尽きません。
  
=========================

 無事、管理人が落札しました(笑)。
 近いうちに記事書きます。「日に一度ママとあそびましょう。」の中身も気になります。

2012年05月31日

【レゴ以外のブロック玩具】1970年のダイヤブロック紙系資料

 情報の元は先の「プログラムカー」と同じ、モボ様の記事からです。
http://mobomode.blog135.fc2.com/blog-entry-451.html
 あのデッドストック品にはカタログ系紙系資料が含まれていたのは幸いでした。
 

 表紙。当時の製品と作成例。
 デザインが良くも悪くも垢抜けていないです。実際のプロダクツはもうちょっとクールでしたのに……。
 こちら(河田の過去コンテンツ)にも表紙が掲載されています。掲載内容から1968-69年頃のものでしょう。


 内容。(拡大フルサイズでごらんください!)
 製品ラインナップは、上記過去コンテンツ見る限りでは1968年以降のようです。


 「ノコノコアニマルセット」「走る!戦車セット」「回る風車セット」は電動ギミック入の模様。
 建物系が強いのも印象的ですし、窓部品の数も異様に充実しています。幾つかの規格は1970年代には既に見られませんでした。


 「3LDKセット」は初代ですね。後の製品には見られない、地面の立体処理が印象的です。

http://www.diablock.co.jp/history/history61.html
 より、初代「3LDKセット」のパッケージ。

 この名称で最低一度は代替わりしているはず。自分が1977年か78年に買ってもらったものは赤屋根で地面はピンクの平面でした。
 更にその後継は「マイホーム(1987?)」になるのでしょう。
http://mobomode.blog135.fc2.com/blog-entry-161.html
 そして、このシリーズ?の最終形態は、「ネオシリーズ ハウス1(1992)」ですね。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?i=5072828


 「ロッジ」は大物。これが製品化されていたのは当時なりに驚愕です。相当なボリュームになってた筈。1960年代的なレジャーとかレクリエーションを思わせてしまうデザインで、良い意味で当時の空気感じさせるのです。
 ちなみにダイヤブロックジュニアですが、1992年の「おおきなおうち」がちょっぴり雰囲気近い?
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?i=5072842

 関連して。

http://www.diablock.co.jp/history/history61.html
 より、当時の窓サッシ規格の一覧。
 S-6/S-7/S-8は1970年代には既に見られなかったように記憶します。S-1の大型窓は冊子の赤塗を省略した上で二代目?「3LDK」にも使われていました。S-21やS-11はもっとポピュラーな存在。とはいえ1980年代には消えています。
 この規格の窓、例えばS-21では「窓枠本体・窓枠表面・ガラス2枚」の4部品を組み付けるものですから、製造にはそれなりの手数が掛かっていたはず。消えたのもやむなし?


 「国会議事堂」。2006年の復刻もあったので有名ではありますが、よくよく考えてみると凄い企画です。ただ、知育玩具としては良いテーマだとは思うのです。建築方面、社会科方面への教育効果が大きなテーマでしょうから。大人向けではなく、子供向けにもこの種のテーマは考えられても良いのかもしれません。
 なお、復刻では窓S-11が使われていません。残念。


 画像の下半分は組立作例に充てられています。
 使用部品が「A 13/B 1/……」のように明示されています。Aはブロック2×4、Fが円筒Φ1、S-11が窓2×2、S-21が窓2×4と知れます。スロープはK1が45度、K2が75度。K1はかなり早い時期に姿を消したようで、1970年代には見かけませんでした。K2は1980年代まで使われてますが。
 なお、当時のダイヤブロックには「プレート」(ブロックの1/2厚)が存在しなかったこともわかります。


 当時河田が輸入していたアクセサリーキット「チャーミー」のカタログ。
 ダイヤブロック以外にも色々手がけていたのですね。表紙デザインは先のダイヤブロックよりもずっと垢抜けてます。ただ、「西ドイツの」というのに時代を感じますが。
 
 参考サイト;河田公式
http://www.diablock.co.jp/history/history.html
 ダイヤブロックの歴史(旧サイト)
http://www.diablock.co.jp/about/history/
 ダイヤブロックの歴史(新サイト)

2012年05月29日

【レゴ以外のブロック玩具】1970年のマインドストーム? 「プログラムカー」

 河田の公式コンテンツにかなり前から掲載されているため、割と知られている製品です。
「ブロックで組み立てるのはカタチ」という常識を覆した商品が登場しました。この商品はブロックで車の形も作りますが、その車がどう動くかをブロックでプログラミングする事が出来ました。車体前部のボンネット内部にプログラミング用のドラム型部品があり、そこへ小さなブロックをセットする事で、曲がる位置やライトの点滅、停止等のアクションをプログラムする事ができました。この仕組みはその後も様々な玩具で使われ、プログラミングできるブロック玩具の元祖となった商品です。
 以上、公式ページより引用。
http://www.diablock.co.jp/about/history/1970.html

 先に断っておけば、この種のアイディアは河田が元祖ではありません。
 前進・後進・停止・左折・右折などをパンチカードに記録し、そのパンチカード通りに走る車の玩具というのはバンダイ・ハズブロの「コンピューターカー」(1969年)が知られています。
http://minkara.carview.co.jp/userid/240223/blog/17478565/
http://homepage1.nifty.com/HOBBYLIFE/lib42.html
http://www.hi-ho.ne.jp/mono/compcar/cmpc1.htm
 他にも類似製品はあったようです。

 ダイヤブロック「プログラムカー」は、そのパンチカード部分をドラムに置き換えたものといえます。切ってしまえばおしまいで試行錯誤もできない消耗品の専用パンチカードを、ドラムへのピン差しに置き換えるアイディアは評価されるべきでしょう。
(「コンピュータ」の記録媒体としては一度しか書き込みできないものと、何度でも書き込み消去できるものの差異は大きいですものね)


 「Freemode」のモボ様がこの貴重な品を箱付き・説明書付きでご入手されています。
http://mobomode.blog135.fc2.com/blog-entry-451.html
 先方記事こちら。写真など多数。


 箱写真は初めて見るものです。やはり白基調のパッケージ。
 形状がクラシックカーなのは、当時のブロックの造形として無理がないからだと思うのですが、どんなものでしょうか? バンダイ コンピューターカーのような当時のスポーツカーの造形は、当時のブロック玩具では無理があったのでしょう。

 コンピューター、に対する「プログラム」が妙な対抗意識を感じさせます。
 ちなみに、プログラムという言葉が「コンピュータの」という前置きなしで一般に認知されるようになったのは1980年代に8bit家庭用(MSX等)、或いは16bitのオフィス用(PC9801等)のパソコンが出回りだしてからと記憶しています。ここらは先進性を感じる部分でしょう。


 製品現物。大変に色鮮やかで美しい。フェンダーに付いた黒いレバーが電源スイッチなのだそうです。
 シャーシは言うまでもなく一体成型です。なお、ライトは点灯式だったとか。
 ボンネット内に見えるのがコントロール用ドラム。


 これが「頭脳部」のコントロール・ドラム。
 A.E.C(Automatic Endless Control System)という名前は大仰ですが……。Endlessというのがパンチカード式コンピューターカーとの「差別化」を意識しているのでしょうか。パンチカード式ではカード読み終わるとプログラム走行は終了だからです。

 ドラムの説明・プログラムのしかた

 ドラムには半径3列にピンがさせるようになっています。それが裏表で6機能。
 片面が「後進・停止・前身」。もう片面が「左折・直進・右折」。
 ピンは円周に8本挿せますので、プログラムは8ステップ組めることになります。

 ちょっと理解するのにコツが要ります(笑)。
 コツをつかめば自由にプログラミングでき、凄く面白そうな玩具ですね。
 ただ、対象年齢のお子さんやその親御さんが何処まで理解できたのか……そこが気がかりです。
(コンピューターカーには出来合いのパンチカードがあり、プログラミングなしでもすぐに遊べるというメリットがあったことに注意)


 この先進的な製品はあとが続かなかったようです。
 それなりに高価になってしまったのが原因だったのでしょうか? また、モボ様の入手された個体は「動かない」とのことですが、信頼性もまだ高くなかったのかも知れません。回転ドラムとピンによる自動操作というシステム自体にはまだまだ十分に応用・発展の余地はあったように感じるだけに、惜しい。
 ただし、当時のブロック玩具の対象年齢は今ほどは(いや、1980年代ほどは!)高くなく、今で言うホビー性も皆無の時代でした。「対象年齢に対して高度過ぎる機能」がその辺りの事情のように感じます。

 余談ですが、先の「コンピューターカー」も、自分の世代になると全く記憶にありません。1970年代も後半になると「直進と左折のみ」のような簡易なラジコンカーが普及しだしておりましたので、その流れで消えてしまったのでしょう。


 その河田が再度、「マインドストーム」に近づいたのは17年を経た1987年。かの「リニアカー」……バーコードによる自動運転まで待たねばなりません。
 しかし、この画期的な製品もまた1990年ころまでのカタログ掲載を経て、これも後継を残さず消えて行きました。

 以後、河田においてこの種の試みは行われていない模様です。
 ハイテク、が当たり前になりすぎて、ブロックに取り入れる余地が無くなってしまったのかもしれません。
 

2012年05月27日

【レゴ以外のブロック玩具】1970年代のダイヤブロック! 「ミニビアンチ」

 モボ様のブログ「Freemode」からの情報です。
 あまりに貴重な情報ゆえ(前にも何度か触れましたが、ダイヤブロックの1970年代以前は資料皆無の「闇の世界」!)、写真など転載させて頂きました。
http://mobomode.blog135.fc2.com/blog-entry-450.html
 こちらが元記事です。写真がもう少し多いです。


 パッケージ表面。実物のイラストです。
 「自分で組み立てるミニカーシリーズ」とあります。
 「前・後輪クッション付 椅子付 ナンバープレートシール付 ドアオープン」とも
 それにしても、「ミニビアンチ」のタイプグラフィに1970年代前半のセンスが炸裂しています。


 パッケージ裏面。こちらは商品写真。
 「東京都推薦玩具」が気になりますね。

 当時のブロック玩具。そして箱サイズ的に低価格であったと思われることを考えれば、イラストと商品の差異は十分に許容範囲と思うのです。
 今は変色しておりますけれども、白いパッケージもまた品が良い! 白基調といえど当時のレゴの真似ではないのです。

 さて。ビアンチとは聞きなれませんが、
ビアンチはイタリアの自動車メーカーのビアンキ(Bianchi)と思います。
当時ビアンチと呼んでいたかもしれませんが。
 とのこと。シリーズといいますから、この種のクラシックカーが幾つかラインナップされていたのでしょうか?


 専用シャーシ。1970年代のダイヤブロックではこの種の一体部品が他シリーズでもみられました。


 完成品。モボ様が入手された品はデッドストックだったのでしょうか? 古いものにしてはコンディションが良好な模様です。
 左右にわかれた椅子部品がユニーク。肘掛けで左右別部品なのです。この部品は客室内にも含まれます(こちらは肘掛なしの「中」タイプ)。ドアは上部にガラスが接着されたタイプ。
ブロックの質感は80、90年代や現在の物より格段に良いです。
私が触れてきたブロックの中で一番良いです。
手触りと光沢が綺麗で、素材の良さが分かります。
ですが、技術の方はまだまだのようで、ブロックの接続が悪く、すぐに外れます。
 とのこと。
 自分は1980年代半ば以降のダイヤブロックの経験がないため、質感の良さがいまいち思い出せないのですが、並べて比較する機会ないものかしら。外れやすいという印象は正確ですが。


 付属のフィギィア。
 Mugen氏に見せていただいた資料によりますと、この世代のダイヤブロックのフィギィアはドイツ製だったとか。確かに洋モノ玩具臭が強いデザインです。ただ、賛否と言うよりは、一周しても肯定しにくい雰囲気ですが。

 さて。
 この「ミニビアンチ」かどうか正確な記憶は全くないのですが、幼期(1977〜1984頃処分)に持っていたダイヤブロックのなかにはこのシリーズ?の残骸と思われる部品が幾つもありました。
 椅子部品(右端・中・左端の揃いが何組か)、ガラスが上部についたドア、サスペンション機構の有無は記憶にありませんが(多分オミット済)クラシックカー的なカーシャーシ部品。そしてバラバラになって、もはや復元不能になっていたフィギィア……。
 
 管理人にとっては大変に懐かしいレビュウでした。そして長年の胸のツカえが取れたようなレビュウであるとも! ダイヤで遊んだ記憶さえも蘇って来ました。

 貴重なコレクションの公開、有難うございます。
 

2012年05月04日

【レゴ以外のブロック玩具】ダイヤトレインシステムのミッシングリング?「原人きかんしゃ」

 1980年代末の「リニアカー」「スーパー新幹線」「走れ機関車!」と、21世紀入ってからの「トーマスシリーズ」のミッシングリングとも言える「原人王国」シリーズの「原人きかんしゃ」の情報が遂に入って来ました。



 モボ様のブログ、Freemodeより。
http://mobomode.blog135.fc2.com/?no=433
 原人きかんしゃ ダイヤブロック
(気合の入ったレビュウで写真も多数です。是非こちらも御覧ください!)
 総論としては「思ってたより、まともなデザイン」。もっとゲテモノ・キワモノかと思ってましたので。
 何より、茶色で統一されているのは色彩として凄くまとまりがあります。

 システムは「走れ機関車!」系と同じものなのですが、あちらがパーツを組み上げて作る「機関車+ユーレイ動力車+客車(貨車?)」のデザインが悪い意味で玩具的でした。当時の「みんなのまち」シリーズがリアル路線であったため浮いてる印象もあったんですよ。色彩もカラフル過ぎでしたし。

 でも、こちらは色彩は茶色のみでお巫山戯デザインのくせにやたら渋い。ユーレイ動力車の造形も凝ってて説得力?がある。機関車の造形も整って?います。コンセプトとかまじめに考えちゃダメな製品なのはわかります。そこを踏まえると良質なデザインですし、デザイナーが楽しんで作られたのかなぁという感触が伝わってくるのです。


 アクセサリ。吊り橋。
 新幹線にあったものの転用なのですが、成型色が変わるだけで素朴な木製の吊り橋に見えるところが面白いです。夢想吊橋も瀬戸大橋も吊り橋には変わりないですものね。

 フィグは特殊フィグ。漫画的ディフォルメはあの時代らしいもの。あんまりリアルじゃないほうがこの世界観には似つかわしいのでしょうね。


 世界観もシリーズ全体で整っていると思います。「フリントストーン」なんて寧ろ古典的テーマですし(余談ですが、昔のアニメでは「原始時代回」という冗談ネタがお約束のようにぶち込まれてたような)。
 あと、恐竜がまじめにブロックによる造形なのが、デンマークの某社との違いだと思います(笑)。確かに「骨」とか特殊パーツに頼ってはいますけど、ミニフィグ?周りのアクセサリパーツに限っているので大味さとか手抜きとかには見えないのですね。
 ここは河田さんの妙な真面目さというかバランス感覚の賜物だと思います。
 といっても、当時はみんなのまちシリーズ縮小期ですから、ダイヤ全体のラインナップでは不満感じる向きもあったとは思われますが。

 そんなわけで、当時を知らないと正当な評価は難しいのですが、思っていたよりも良質なシリーズという印象を受けました(モボ様の紹介の仕方が良いせいもありますけれど)。少なくとも恐竜の扱いに関しちゃ造形・ビルド・世界観ともにデンマークの某世界企業よりはずっと好感が持てますよね(苦笑)。「ダイノアタック」「ダイノ」共に、あいつら倒すことして考えてねぇからなぁ(笑)。
 「原人王国」の共生してる世界観を見るとなにかほっとするんですよ。

 最後になりますが、モボ様、面白い商品のレビュウ有難うございました。
 それにしても、モボ様のところに集まる玩具って、とても幸せそうです……。
 

2012年03月22日

【レゴ以外のブロック玩具】1990年頃のダイヤブロックカタログより、その4 きかんしゃトーマスの時代。

 Mugen様提供の往年のダイヤブロックカタログの話も、随分間が開いてしまいました。
 今はレゴの話題が「閑散期」ですので、こうした話もしやすいのですね。

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=476272
 資料は2003−2004年のカタログです。
 この頃のダイヤはレゴ同様に低迷した印象があります。レゴ街シリーズが1990年代後半に自滅的衰退していたように、ダイヤみんなのまちシリーズもこの時代には完全に消滅しています。
(ブロック探検隊シリーズとして、フィグ乗りの車各種はラインナップされていますが)

 その中で、ダイヤのトレインシステム(リニアカー以来のレールシステム)は「きかんしゃトーマス」の版権商品として生き残っていたのでした。

 そういえば、1990年代後半にはレールシステムを使った「原人王国」シリーズの原人列車という製品があったようです(凄いコンセプト……)。どなたか画像・資料をお持ちではないかしら?



 きかんしゃトーマスの製品一覧。見開き1ページ分。
 電動・手押しに単品の汽車、なんとバケツ。アイテム数は豊富です。

 システムに関しては、単三電池1本による単純走行。バーコードや赤外線リモコンというハイテクはおろか、「走れ!機関車」にあったストップレールさえ破棄されてしまいました。価格とかコンセプト考えると致し方ないのでしょうが……。

 
続きを読む

2011年07月11日

【レゴ以外のブロック玩具】さらに絶望、TENTE(野村トーイ)

 ダイヤブロックの話は少し横において。

 先にダイヤの資料の少なさを嘆きました。お陰でお宝物の資料や実物レビュウがどかっと出てきて(Mugen、モボの両氏には感謝しきれません)、少なくとも1980年代末〜1990円代前半の「良き時代」に関して全容が把握できるようになってきました。まぁ1970年代以前は未だまだ闇ですが。

 が、もっと絶望的なものもあります。野村トーイの「TENTE」。
 1979〜81年ころ、雑誌(小学●年生)などによく広告を出しておりました。突如、彗星のように新しいブロック玩具の規格が現れたのに、子供心に大丈夫かな……と思ったものです(既にレゴとダイヤがあるのに!)。

 TENTEは1製品は持っていました。祖母に買ってもらった「SONY」のロゴが入ったトレーラートラックで、デザインは1978年ころのレゴ街シリーズ的でした(或いは1975年ころの「Legoland」的か)。
 まだミニフィグの搭乗を意識していないデザインの車とかです。もちろん4幅。それなりに格好良かったので子供心に満足はしておりました。祖母宅に置きっぱなしにしたので、自宅のレゴとの互換性の無さも機にはなりませんでしたし。
(所有といえば、AP氏が「はとバス」を持っていたと聞きました)

 これらの製品に限らず、プリント部品を使いこなして、企業ロゴなどでリアルティを出す路線だったのでしょう。許諾を得ていたかどうか不明ですが、この方向性はトミカタウンやダイヤブロックみんなのまちに引き継がれているわけですね。

 肝心の製品の質感はレゴ並であったと記憶します。多分、ABS樹脂でしょう。
 なお、パーツ寸法や規格はレゴに非常に近いのですが、ジョイントは全く互換性がありません。
 ちなみに……製造国も今となっては不詳です。野村トーイが自社で製造したものなのか、海外から輸入して自社ブランドをつけたのか? その程度のこともわからないのです。
(但し、SONYや「はとバス」の存在から、日本製の可能性が高いと思われますが)

 セットのラインナップは「船」「車」にやたら寄っていたような記憶があります。覚えている限り「建物」はありませんでした。もちろん鉄道も皆無。
 また、ミニフィグ的なものもありません。それから宇宙シリーズやダイヤコスモのような当時流行りのSF的展開もなし。ここのラインナップから伸び悩んだのかもしれません。
 まぁ、それ以前に「2大ブランド」に勝てない中途半端なポジションが敗因と言いきれそうなのですが。


 で、そんなに古くもないのに資料はやはり絶望的です。
 メーカーはハズブロに吸収後消滅していますし、製品現物もあまり残存していなさそうです(ブロック玩具は散逸しやすいという構造的問題が! でも、レゴは「高い」が故に残存しやすいのでしょうね)。
 資料として使えそうなのは当時の雑誌広告とかでしょうね。といっても「小学○年生」の類って一番古本が探しにくい雑誌だったり(苦笑)。

 やはり、絶望的な世界です。
 国会図書館辺りで玩具業界誌とかアプローチする手しかないんでしょうかね?

2011年07月10日

【レゴ以外のブロック玩具】ダイヤブロックの箱裏モデル/1990年頃のダイヤブロックカタログより、その3

 モボ様、Mugen様にはせっかく素材を出していただいておりますのに、記事にするのが遅れて申し訳ない……。

 まず、モボ様のブログ「Freemode」7月1日の記事より。
http://mobomode.blog135.fc2.com/blog-entry-281.html


 リニアカースタンダートセットの箱裏画像が追加されています(オリジナルサイズこちら)。やっぱり当時のダイヤブロックにも「箱裏組換モデル」があったのですね。今のダイヤブロックの製品にも残っているのかしら?
 それにしても、欠品多いとはいえ、¥1500で入手できたというのはすごい話です。レゴじゃ考えにくい(苦笑)。


 また、リニアカーはバーコードで方向転換ができますから、こうしたポイントtoポイントのレイアウトも可能なんだそうで。これって鉄道玩具で「標準」なのって意外と少ないんですよ(レゴ4.5V以外だと、バンダイのミニミニレール、おうふくプラレール、スーパーレール位しか思いつかず。しかも尽く絶版過去形)。
 で、PFや9Vのようにリモコンや電圧制御だと往復させるのめんどくさいですものね(苦笑)。

 往復運転の楽しさの分かる動画です。


 また、Mugen様には引き続き92年、93年、また多少時代下がって2003-4のカタログも公開していただきました。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=475090

 1992年版
  
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=476270
 ダイヤブロック・ネオがこの年の目玉だったようです。フレーム構造のロボットモデル。

 ロボットモデルに加えて、リアルな家もリリースされるセンスが良い意味で河田さんだなぁと思うのです。レゴはデザイナー・クリエイター系が始まって、なかなか「家」は出ませんでしたからね。
 なお、ネオとは称していますが対象年齢は他のダイヤブロックと変わらない5歳から。
 
 電動列車関係では、リニアカーのスタンドードセット(高架駅のセット)がカタログ落ちしてしまいました。但し、リニア基本セットは継続販売で、ダイヤの電動列車が「バーコードリニア・RC新幹線・走れ!機関車」の3本立て体制なのはかわりません。

 なお、新製品として「橋脚セット」が加わり、高架線が作れるようになりました。逆に云えばそれくらいしか電動列車の新製品がなかった年でもありますが。


 1993年版
  
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=476271
 やはりカタログの目玉はネオシリーズです。クリスタルキャッスルが目を惹きますね。ただ、写真のセンス的に「1970年代の製品か?」と思わせるような微妙な懐かしさもあるのですが。ダイヤのクリア部品はよくも悪くも「レトロ感」があるように感じます。

 電動列車系ではRC新幹線に「デラックススーパー新幹線RC」セットが加わっています(凄い商品名ですね……)。

 ダイヤブロック電動列車のセットとしては最高峰? 駅。トンネル(防音壁?)。橋。ポイント4器にクロスレール。標準レイアウトでは駅部分を「通過」させることも出来るのが面白いです。但し、既存の「スーパー新幹線RC」とは異なり、高架ではない平面レイアウトですが。


 高架線を前提としたセットが1種類になってしましたが、「高架駅」ステーションビルはカタログに健在。


 走れ!機関車セットの大小2種に、リニアカー基本セット、また各種拡張パーツ類も供給されていました。
 リニアカーは1987年からですから、最低でも6年とずいぶん頑張ったのですね。

 さて、気になる?2003-2004年は次回に。
 「リニアカー」以来のインフラを引き継いできた電動のトーマスシリーズが並びます?

2011年06月21日

【レゴ以外のブロック玩具】1990年頃のダイヤブロックカタログより、その2「走れ!機関車」「スーパー新幹線RC」

 先日「走れ!機関車DLX」の記事を記したのと変わらないタイミングで、Mugen様が1991-92年のダイヤブロックカタログを上げて下さりました。

  
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=475655
 またも結構なボリュームです。時間浪費注意!

 さて。
 今から見て驚愕に価するのは、この時期のダイヤブロックトレインに「スーパー新幹線RC」「走れ!機関車」「リニアカーバーコードシステム」の3システムが共存していたこと!
 物凄い気合の入れ方です。単品レールにもポイントが加わっています。

 そして、これらのトレインシステムがカタログ巻頭を飾っていたのも以前のカタログと同じ。電動トレインに対する、河田の気合を感じますね。
 ちなみに1991-92年ころといえば、レゴはやっと9Vシステムが誕生。日本での発売は1992年からの筈と。見方によっては、この時期のダイヤブロックはレゴを凌駕する勢いさえ感じられるのです……。
(勿論、この時代の「レゴ 街シリーズ」が全盛期といえる質を誇っていたのもこのブログ読者にはおなじみでしょう)


 閑話休題。カタログから読み取れる「走れ!機関車」「スーパー新幹線RC」の情報です。


 ポイントが登場したからこその、車両基地風景! ずらりと並んだ「スーパー新幹線」。緑帯の編成に注目! 実は、セットはユーザーがシールを貼る仕様だったそうで(現在見つかるデッドストック品はシールの貼られていない真っ白な状態)、東北上越新幹線風の緑帯にもできたようです。


 赤外線リモコンを「レーザーリモコン」とは大げさな表現だと思うのですが(笑)。1990年、当時の家電では赤外線リモコンは既に普通のものになっていました。
 機能は「走行・停止・後進・警笛・発車ベル・高速」が6つのボタンに振られています。
 ボタン操作なのはコスト優先に依るものなのでしょうか? ちなみに、当時のプラレールの赤外線操作のセットではワンハンドルマスコン模したもっと電車っぽいコントローラーでした。


 どうでもいいのですが「ぼくのリモコン『で』スーパー新幹線が走り出す」ですね。

 新幹線電車はリニアカーについで一体ボディです。格好は良いのですがブロック玩具としては何かを捨ててしまった仕様でもあります。
 300系を模しているのですが、JRの許諾表示はありません(JRマークがありません)。それまでの製品で、企業ロゴを許諾もらって使っていた河田らしくないです。無論、この程度の模倣なら元来許諾など必要ないのですが。その辺の事情で「のぞみ」とか「300系」は名乗っていないのでしょう。
 やや尖った前頭部は本物の300系よりもかっこいい?
 中間車に動力など電気系が集中しています。受光部をあたかも100系のダブルデッカー風に処理しているのが面白いデザインです。


 この右下画像が気になったのですが、製品ではなくてカットモデルによる「イメージ」なのでしょうか。


 「スーパー新幹線 RC」 9800円。
 バーコードリニアカーの基本セット(8800円)より1000円高。ただ、ポイント入って全線高架でボリューム感はこっちの方がありますので、赤外線リモコンとバーコードのコスト差はちょっと測りきれません。(ほぼ同じだと推測しますが、はて?)
 瀬戸大橋風の吊り橋は当時の玩具の流行りで、プラレールにもありました。

 なお、RC新幹線は後にクロスレール入りの「DX」も追加されたようです。


 「スーパー新幹線 BASIC」 6800円。
 「走れ!機関車DLX」と同様の走行・停止のみのタイプ。それにしてもRCに対して見劣りしすぎ。リモコンじゃない、高架じゃない、ポイントもない。……3000円の差は大きすぎですね。
 いや、RCの方こそ出血大サービス価格だったのかもしれませんが……。


 なんと、高架駅! レゴ的観点で見るとあれこれ省略されている部分(屋根とか手すりとか)が気にかかってしまうのですが、この規模で高架駅実現している方が凄いような気がします。価格3800円。
 ビルのおしゃれ感も好感持てるもので、ビルドの参考にもなりますかも。


 「走れ!機関車」と「バーコードシステム リニアカー」のページ。1ページに押し込まれてしまっています。やや気になるのが、前者は先のRC新幹線と共存していたとして、後者はどれくらいの期間、併売が行われていたのかということ……。
 まさか、カタログ掲載のみ流通在庫のみという状態でなかったと思いたいのですが。
 
 レール単品は前回カタログに比べ、ポイントが追加された以外はラインナップが整理されてしまっています。「レールセット1」は直線・曲線・クロスの抱合せというのが残念なのですが、店頭売り考えるとこうしたパッケージにせざるを得ないのでしょうかね?


 「走れ!機関車」のDLXとつかない方のセットです。電動で、かつこの低価格であること考えると、列車の造形にとやかくいうのは確かに無粋なのかもしれません。廉価セットなりに頑張ってるかと。

 「走れ!機関車」はダイヤブロックでの電動トレインセットでは何代もあるようです。
 1970年代の最初の電動トレインセットでも商品名は「走れ!機関車」でしたし、末期のトーマスでも電動のものは「走れ!トーマス」でした。

 参考:河田の旧ページより。初代「走れ 機関車」
http://www.diablock.co.jp/history/history70.html

 余談ですが、1978年ころのダイヤブロックの電動トレインセットはレゴ4.5V風のレールを走る、上の写真とは全く別のシステムになっていました(勿論、リニアカー以降のシステムとも別物)。
 この辺の情報が全くありません。蒸機機関車が青い客車を2両も引く、結構格好いいセットだったと記憶しているのですが……。


 イメージ写真。全て市販品で「現実的な」規模ですね(笑)。今からでも頑張って中古やデッドストック集めれば再現も可能かも?


 最後に、当時の「みんなのまち」シリーズより。バスターミナル。
 色違いのバス2台! バスの造形は今レゴで再現したくなるくらいに魅力的!
 リニアカーでの駅舎(コントロールセンター)の屋根部品が巧く転用されているのもポイント。レトロ調な装飾の入った黒い柱に片持ちアーチの屋根。また、バスロケーションシステムも1990年ころの最新モードでした。

2011年06月16日

【レゴ以外のブロック玩具】モボ様のブログより「走れ!機関車DLX RUN A TRAIN DLX」

 前回紹介のリニアカーと同じレールシステムを利用した、ダイヤブロックの電動トレインセットです。Mugen氏提供の1990年ころのカタログには未掲載ですので、1990年代半ば〜後半の製品なのでしょうか。




http://mobomode.blog135.fc2.com/blog-entry-165.html
 先方の記事はこちら。写真も引用した以外に多々ありますので、こっちも観てくださいね!


 駅舎は橋上駅舎ですね。現実の鉄道だと郊外で多いですし、鉄道模型のストラクチャでも定番です。
 が、玩具系だと極めて少数派です(プラレールにはあったかしら?)。レゴの製品にも存在していません。跨線橋の機能も兼ねますから見場は大変立派なものになりますが、その分パーツ食いなので採用しにくいのでしょうか。まぁそれ以前に、レゴだと「欧米に存在してない(あっても少数派)」というのが大きいのでしょうね。その意味ではダイヤブロックらしい企画と言えましょうか。

 駅舎そのもののデザインは三角屋根でおしゃれ感を狙ったもの(格好良く云えばポストモダン系)。組換モデルとして地上に移築しても様になりそうです。
 また、階段が大量の薄ブロックを組ませる構成なのが印象的です。レゴだったら階段部品で済ませるところですが(笑)。

 
 駅舎内部はちょっぴり物足りない感じです。出札・改札とあるのですが。


 肝心の列車。動力系は2両目の貨車に集約され、機関車はダミー。

 リアルではなく玩具的デザイン。正直申して……いまいちな感じです。
 デザイナーさんがあまり蒸気機関車に思い入れがなかったのでしょうか? 日本型の大型蒸機(C57やD51など)をアレンジしようとして失敗した半端さを感じるのです。
 製品上の制約? でも二軸の小型アレンジでもプラレールではD51は昔から完璧なプロポーションでディフォルメされてきました。そこに習うのもよかったでしょう。
 また、思い切ってクラウスやコッペルの小型蒸機をモチーフにする手もあった筈です。


 動力車は真ん中の貨車。単三2本仕様。前後進の切り替えは可能。
 有蓋車を意識したモールドが見られますが、半端な感じです。
 現実の貨車にはかなりのゲテモノも居たりしますが、正直この貨車に似た造形のものは全く思いつきません。また最後尾の無蓋車も、「よくみたら無蓋車」という感じなのが残念。それ以前に白い無蓋車は違和感ありすぎです。

 他、簡素ながら鉄橋と踏切が入ります。こうした配慮は悪くないのですが。



 左は所謂「ストップレール」。動力車床下のスイッチを押して列車を止めるもの。レゴ4.5Vも含めてほとんどの鉄道玩具には実装されている機能ですね。
 前後進の切り替えが地上からできないのは残念。まぁプラレールでも定着しなかった機能ですが……(おうふくプラレールなんで定着しなかったんでしょ?)。


 さて。
 価格帯や対象年齢の問題もあると思うのですが、残念なところの多々見られるセットです。
 機能は「ただ走るだけ+停止」とシンプルですが、これは300系新幹線の赤外線リモコンや、はたまたバーコードコントロールにステップアップも可能なら悪くはないのですね。ただ、当時のダイヤブロック全体のラインナップが見えないので、ただの「退化」の可能性もありえるのですが。
(さらに云ってしまえば現行では電動そのものから撤退してしまっているようですし)

 また、一番残念なのは列車のデザイン。
 ダイヤブロックみんなのまちは車や建物に関しては、かなりのリアル路線で推移しているだけに、列車だけこんな玩具的デザインなのは世界観的な意味でも齟齬があるんです。モボ様の撮影された動画では背後にみんなのまちの建物群が、前景に自動車や重機が飾ってあるんですが、これがまた違和感を引き起こしてしまう……。
 一方、橋上駅舎はえらく気合が入っています。
 この辺、当時のデザイナー間で食い違いがあったのかと邪推したくなります。

 そんなわけで。
 手持ち部品などで、ユーザーの方で列車を作りこむ。改造することができたら化けるセットかもしれません。それこそレゴの現行トレイン#7938のような、赤い電車の3両編成とかにできたら素敵でしょう。それなりのパーツと努力が必要でしょうが……。


 まぁ、列車を作り込める可能性に関してだけは、「大型一体」のリニアカーより優れている部分だと思うのです。

 ところで、300系新幹線の方は「スーパー新幹線RC」で検索すると画像が出てきました。こちらもリニアカー同様の一体成型ボディだったのですね。残念。


2011年06月12日

【レゴ以外のブロック玩具】1990年頃のダイヤブロックカタログより、その1「リニアカーの再確認」

 既に見つけられた方も多いかもしれませんが、Mugen様が1990年頃のダイヤブロックのカタログをbrickshelfに上げて下さりました。レゴの作品・資料の場所であるbrickshelfですが、昔のダイヤブロックのビルドや造形はきっとレゴのファンにも何か「与える」力があるはずです。
(そのあたり理解されて、「検閲」で通してくださったbrickshelfの管理者にも感謝をば)

 
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=475090

 入り口はこちらから。「87〜89年ころ」と「88〜90年ころ」が上がっています。どちらも製品封入と思しきミニサイズカタログで、どうやら当時のラインナップ全収録の模様。云うまでもなく第一線級の一次資料です。

 まずは最も気になる「バーコードシステムリニアカー」より入りましょう。
 当時の目玉商品であったようで、カタログでも冒頭ページの収録です(余談ですがレゴのカタログで、汽車シリーズ〜トレインが最初のページに載ってるのって、大昔のからみたことありません(笑))。

 「87〜89年ころ」と「88〜90年ころ」では後者のほうが充実していますので、後者基準で解説します。
 セットは既に確認されている「基本セット」「スタンダートセット」の二種。デラックスセットは流石に無かったのですね。まぁ高架駅・高架線のスタンダートセットは今見ると立派にデラックスですが。


 バーコードの機能は8種類が用意されていました。Uターンが2つあれば、エンドレスではなくポイントtoポイントの直線的コースも楽しめるということになります。電源OFFなどはポイントが用意されていて留置線など作れれば機能として有効だったでしょうね……。惜しい。


 こちらは「87〜89年ころ」のカタログより。「3回通過後にUターン」と「10回通過後に電源OFF」は後から追加されたということでしょうか?


 部品セットも市販されていました。本気さが伺えます。
 直線・曲線の他、90度のクロスレールも用意されていました。バーコードは6個で980円とやや高価だったのですね。
 しかし、ポイントと単品車両がないのが今となっては惜しまれることです。リニアカーのせめて色違いがあればとか、理想を云えば形違い(貨物列車セット等)もあれば、とか。


 夢のシステム大拡張! こうした画像は見たいものの一つでした!!
 螺旋状のタワーはプラレールのカタログでおなじみ(笑)。プラレールだと実現されるマニアも多々おりますが、ダイヤリニアカーだと実現された方はいらっしゃるのででしょうか? プラレールやレゴは後世のマニアによって「カタログ写真以上の夢の世界」が個人レベルでも現実になってしまうケースは少なくないのですが……(苦笑)。


 鉄橋はよく見るとブロックを組んで作っているのですね。
 こんな複数列車運転したら絶対に衝突するでしょ! と無粋に突っ込むのはやめておきましょう。いや、バーコードシステムなら複数列車運転システムも構築不可ではありませんが。
(1本の線路を複数のセクションで区切り、セクションごとにUターンさせれば良い。簡単なようでレゴの9VとかPFでは無理。4.5Vならできますけど)


 さて。
 資料として分量が多大であるため、「長期シリーズ」になりますことお赦しください。
 また、併せてmo-bo様のブログからのダイヤブロック史紹介も続けさせていただきます。こっちも書きたいこと多々ですので。
 資料と機会を下さった、mo-bo様、Mugen様の両氏に改めて感謝を申し上げます。

 今後も、引き続きお願い申し上げます。

2011年06月08日

【レゴ以外のブロック玩具】ダイヤブロック史を照らす光「FREE MODE」より。その1「リニアカー」のレビュウについて

 先のエントリ「ダイヤブロック史の絶望」に関連して、ダイヤブロックの過去製品を検索したら「リニアカー」のワードでこちらが見つかりました。レゴを語る上でも外しがたい補助線だと思いますので、紹介させていただく次第です。

http://mobomode.blog135.fc2.com/category13-1.html
 mo-bo様のブログ「FREE MODE」
 少し古目の玩具全般の紹介ブログですが、ダイヤブロックの記事も多々あります。
 1980〜90年代の製品のレビュウの形をとっており、詳細な写真や遊んでみたレポートがとても嬉しい。「リニアカーバーコードシステム」「機関車DLX」といった1980年代末〜1990年代のトレインシステムが初めて理解できました。また、「みんなのまちシリーズ」のクオリティにも驚かされます。
 
 まず、リニアカーバーコードシステムより。

http://mobomode.blog135.fc2.com/blog-entry-166.html



(先方に写真がたくさんあります! 一部を引用させていただきます)

 バーコードシステムは、「地上からのコントロール」ということで、或る意味本物の電車と同じ(ATC・ATO)と同じシステムなのですね。バーコードはATC/ATOにおける「地上子」の機能を持っていたと考えることが出来ましょう。
 ここは鉄道模型的に電圧制御やリモコンで自由に運転できるのとはまた違った魅力を感じます。
(如いて云えば、前者は運行指令、後者は運転士のシミュレーションでしょうか)

 これを1987年に製品化というのは驚かされます。ちなみにレゴは未だ4.5Vを引きずっていた時代(9Vは1992年より)。また、関連性というとレゴモノレールも思い出されますが、こちらは1988年でした(機械的な、地上からの停止と方向転換。まぁ4.5Vと同じです)。
http://www.bricklink.com/catalogList.asp?catType=P&catString=237


 バーコードで可能な制御は以下の6種。
「一時停止、Uターン、2週通過時にUターン、警告音と減速、5週通過後に電源off、一時停止しUターン」
(なお、バーコードは金属製のようにも見えます。光学読取式ではなく、電気接触式?)

 これで複雑なレイアウトを組むことができたら、さぞかし面白かったでしょう。


 駅のデザインも秀逸、正しく未来指向。
 とはいえ1987年という時代、既に建築はポストモダンが定着してましたから、1987年にしては「古い未来」という感じがしなくもありません。まぁ対象年齢考えたらこれで正しかったのでしょう。
 運行司令部もあり、3階建ての立派な高架駅です。
 一体成型部品も少なくないのですが、レゴほどいやらしい感じがしませんね。


 この空間の温かみが素晴らしいです。


 車両は3両編成で中間車に電気系を集中させています。基板を見せるデザインがこの時代っぽいですね。
 残念なのは肝心のリニアカーが一体成型で、ブロック玩具本来の遊びという観点では大きく疑問があることでしょうか……。ダイヤブロックの商品企画のツメの弱さはここじゃないかと思うのです。
 また、システム拡張なども考えられていたのでしょうか? バーコードやレールのバラ売りがあったかどうかも今となっては不明です(註:バーコードセットはあったそうです)。ポイントがあって複数列車の運転が出来ればこのシステムはもっともっと面白くなったでしょうに……。



古い玩具ですが、未来感や当時の最先端の機能が上手く合わさり、現在見ても色褪せないです。
しっかり造形された意欲作だと思います。
 先方より引用。この製品の特徴・魅力が集約されていましょう。


 さて。
 ダイヤブロックは1990年代にはバーコードシステムのリニアカーから、赤外線リモコン制御の300系新幹線にダウングレード?してしまいました。バーコードと赤外線リモコンのコスト差は想定も出来ないのですが(現在は確実に後者のほうが安そうですが)、自在に操作できる方が消費者にはウケやすいという事だったのでしょうか。

(河田のサイトより引用)


 レゴという観点で考えてみると。
 9VとかPowerFunctionとか自在に操作のできる恵まれた?環境で云うのも難ですが、こうした自動運転にも憧れはあります。また、マインドストームRCXによりバーコード制御を実現された作品もあります(ひだか氏)。
http://legotrain.seesaa.net/article/164909054.html
 動くところ見せていただきましたが、大変に楽しい! RCXとう大げさなシステムが必要なのが残念ですが……。

 そんなわけで。
 現PowerFunctionの赤外線リモコンよりコスト高になる可能性はありますが、レゴトレインでもバーコードシステムが欲しいなぁと思ったりします。側線に入って折り返して、駅では自動停止して……そうした当たり前が出来ないのが9VやPFでもありますから。
 実現させるとしたら、PowerFunctionの受光ユニットの代わりに、床下に搭載できるサイズ(若しくは本体とセンサーをセパレートか?)のバーコードリーダーユニットを使用し、電池BOXやモーターはPowerFunctionと共用という方向性でしょうか? これならPFリモコンでの「手動運転」とも共存できましょうし。
 また、現行PFトレインよりも低年齢層向けを意識して、「モーター・電池・制御部」がワンピースタイプのユニット(サイズは昔の4.5Vモーターくらい)があっても悪くないような気がします。


 ダイヤブロック「リニアカーバーコードシステム」はもはや懐かし玩具のカテゴリで語れてしまいそうな製品ですが、システム面での洗練さ、先進性は現代に蘇っても良いのではないでしょうか?
 「自動運転」を実現するための方法としても、鉄道模型のDCCよりは安上がりかつ、玩具として面白い。レゴのPowerFunctionをより魅力的に進めるためのデバイスにもなるのではないかと思うのです。

2011年06月06日

【レゴ以外のブロック玩具】ダイヤブロック史の絶望


 レゴの嬉しいというより、最早末恐ろしいところは1950年代の製品から情報が「ほぼ完璧」に揃っていること。それもlugnet、brickset、bricklink、peeronなどと複数系統で。

 いや。
 別にこれはレゴに限らず、超合金などのキャラクター玩具(昔は「マスコミ玩具」)でも資料は多く出版されていましたし、トミカやプラレールというファンの多い定番玩具も同様なんですよね。ホビー性という意味ではプラモデルや鉄道模型も過去製品の資料や情報は多い。あと、テレビゲームという新顔が一番リスト類が充実しているのは云うまでもありません。

 だから、コレクション始めるとかオークションで落とすこととか考えなくても、昔遊んだ・欲しがった懐かしい玩具を思い出すことが容易だったりします。無論、そこから「現行品」(時には「復刻版」)の購買に繋がってメーカー的にも潤ったりするわけですね。
 過去製品の資料というのは本であれwebであれ、ユーザー・メーカー共に益のあるものでしょう。


 さて。
 そうした製品史・製品リスト的資料はレゴ以外のブロック玩具では絶望的なレベルで存在しません。
 メーカーが消滅(アサヒ玩具・野村トーイ)、撤退して久しい(任天堂)はともかく、今も安定供給されているダイヤブロックでさえ、です。

 一番頼りになるのはメーカーのホームページ。「ダイヤブロックの歴史」があります。
http://www.diablock.co.jp/about/history/
 但し、一般向けの概要のレベルに留まりますが(もちろん、メーカーの提供する情報としてはかなり詳細だと思います。マニア向け書籍とかと同一レベルで見ちゃいけません)。

http://www.diablock.co.jp/history/history81.html
 ちなみに、以前のホームページの「歴史」(一部が残っています)
http://www.diablock.co.jp/fans/fan_otaka.html
 以前のホームページより「お宝画像」。

 メーカーの河田さんはどれ位内部で資料など保存されているのでしょうか?
 製品やインストラクションの現物が保存されていないとしても、せめて毎年のカタログや価格表があれば全容を知ることは不可能ではないと思うのですが……? 少なくとも、上記のページ作れるくらいの資料はあるはず。

 脱線して、ダイヤに関して個人的にさっと。

 1970年代のサッシ窓の家は建築模型レベルのインストが付いていたものもありました(友人宅で一度ちらりと見たのみ)
 同じく1970年代のマスコットシリーズはかなりのバリエーションあったはず(マスコットハウスがお気に入り。今から思えばレゴにはない展開)。
 1970年代にはレール上を走行する電動のトレインセットが存在していました。蒸機+青い客車(当然、買ってもらえず。ちなみに1990年代のダイヤトレインシステムとも別物です)
 1980年代、ダイヤコスモ・ダイヤマリンはマンガ(絵物語?)小冊子も入っていました。(あのシリーズは自分は持っていませんでしたが当時の友人宅で遊び倒しました)

 あぁ、この辺の思い出の整理がつくことはあるのでしょうか?

 そんなわけで。
 どなたか、根性のあるライター(+編集)さんで、河田にアタックして資料を出していただき、「ダイヤブロックの全容」的な出版なさってはみませんか? 商業出版されたら個人的には欲しいし、読みたいです!
(勿論、コレクターにアタックする方向もあるのだと思います。しかしリストというロゼッタ石のない状態でのコレクション活動には頭が下がります……)

2009年12月06日

【任天堂】任天堂ブロック売ってるサイト発見!

 関連の過去エントリはこちら。
http://legotrain.seesaa.net/category/5373696-1.html

 任天堂ブロック(N&Bブロック)は1960代末〜70年代初にあの任天堂が製造・販売していたレゴ互換のブロック玩具。長いこと幻の存在とされてましたが、実は2006〜2007年頃にデッドストックが大量に発掘されたようでしばしばヤフオクに出品されていました。

 かく言う私も人形遊びのできる「ピープルハウス」各種や、電動の「N&Bトレーン」セットなどを落札し、未だ手許に持っています。いや、トレーンの方は入手後いつかレビューを書くぞ書くぞと思いつつもそのままになってしまったという情けない話で……。
(ちなみに40年近く前の動力系は死んでました。接点磨いてもダメ)
 もし、レビュー希望という方いらしたら一言でいいのでコメントとか貰えると前向きに考えます(笑)。
 あと、ピープルハウスも「マリアのかんごふ」以外に「シンデレラ」「赤ずきん」も入手してますので、こちらもレビュー可能ですよ……。

 で、もしそんなの読むよりも現物欲しいという方にチャンスです。
http://torinporan.shop-pro.jp/?pid=3840302
 「トランポリン」殿で通販やってます。しかも肝心の「N&Bトレーン」セットを! 新品未開封ですから、やはり2006〜2007年頃のデッドストック大放出の際に仕入れられたものなのでしょうか?

 ほか
http://torinporan.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=156722&csid=0&sort=n
 「スタンダード55」
 「フラワーセット」
 「くま・つる」
 「電気時計」
 「ミックス55」
 が在庫しています。

 どのセットにもレゴに未だにないような変形丸型パーツいっぱい。ビルドに変化つけるのに使うもよし、純粋にコレクションにするもよし……。

2006年12月17日

アサヒ玩具「ワンダーブロック」

 レゴ互換品の話題続いてすいません。アサヒ玩具のブロック玩具は「アサヒブロック」(以前の記述参照)「ATCブロック」ではなくて「ワンダーブロック」であることが判明しました。

http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r31699057

 流石にコレは状態悪すぎるので、もう少しまとまったブツがあれば入手図りたいところ。

 ことレゴに関してはコレクターであることより「ビルダー」でいようと思っているのですが、この種のレゴ互換品に関しては「コレクター」化しそうで怖い……。絶望的な資料不足も物欲に火をつけているような。

2006年12月16日

今度は「N&Bトレーン」

 任天堂ブロックの話題続いてすいません。でもコレは紹介せずにはいられません……何せ鉄道ものですから!awazo氏から噂を聞いたときも「まさかね」とか「どうせ動力なし、レールシステムなしの玩具的なものだろう」とか思っていたのですが……。

 まさかここまで本格的なものとは思いもしませんでした。
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/95700417

 で、未練がましくヤフオクの頁を貼り付けているのは出品されてるのに気づかず、買いのがしてしまったから。また出品あること願うのみ……。今度こそ落とします!(あと、落とされた方。ここご覧でしたらご一報いただけませんか?)
 なお、ヤフオクの過去の出品追いかけていると、任天堂ブロック自体かなり製品が多種あったことが分かってきました(有名な「クレーター」のほか、電気時計とかフラワーとか)。いまやWiiやDS……というか、ファミコンやゲームウオッチの会社は、あの時代はブロック玩具にそれなりに社運賭けていたことが伺えるのです。

 閑話休題。「トレーン」の詳細。
・ファンタジックで、かつリリカルな箱絵が大変に印象的。任天堂ブロックの箱絵は数パターンあるのですが、同種のデザインは「ゴンドラ」(観覧車)でもみられます。この種の絵柄に弱いんだ私は。
・なんと電動式! えっ!と驚きを禁じ得ませんでしたが、有名な「クレーター」も電動ですから、任天堂ブロックに電気系があること当然ですよね。クレーターは単二2本の3V駆動でしたから、この「トレーン」も3V駆動でしょうか? トレインモーターはレゴ4.5Vと同型に見えるのですが……。
・そしてレールも付属。箱絵を信じるならレール幅はレゴトレインと同じようで、互換性がありそうです。これを9Vレールの上走らせてあげたいものです……。但しレールは曲線のみで直線は無かったようです。瓢箪型のトラックプランが印象的。
・フック式の連結器も、当時のレゴトレインと互換性がありそうななさそうな?
・信号機は列車の停止などができたのでしょうか? 機能がわかりません。
・列車のスタイリングは当時としてはなかなか優れていましょう。円筒を横組みして缶胴にするなんて当時のレゴには出来ない芸当でした。ダイヤモンドスタックの煙突はかなりトイ的ですが、除煙板がいい感じです。
・型番からみて、当時の価格は\1700であったと推測されます。
・ちなみに「トレーン」という表記ですが、当時の鉄道ピクトリアル誌辺りでも「カナダ太平洋鉄道のターボトレーン」のような表記はしていましたので、当時は一般的だった模様。

 惜しむらくは、レールや車輌をバラ売りしたり、システムとして長く継続する意思が欠けていたことでしょうね。折角の電動列車なのだから、牽引する客車や貨車もリリースして欲しかった。あと、国内メーカーの強みでリアルな? 日本の車輌をシリーズ化することもできたでしょう。ここに詰めの甘さを感じました。
(その意味で云うと、レールや車輌をバラ売りが一般的なルートで為されていない現行の某ブロックの列車シリーズも不安なんですよね……。システムアップできることは魅力であるはずなのに)

2006年12月07日

ピープルハウスのリーフレット

 前回エントリにて、現存する個体は少ないのでは? という推測をしましたが現物を見てその思いは強くなりました。全体にチープな感じがあり(それはそれで味なんですけど)、玩具として扱われれば確実に劣化・破損・処分される運命でしょう。この辺は高級品であったレゴ、特に高価なトレインセットの現存率の高さとは対照的…といえましょうか。
 とはいえ、当時の定価は¥800、レゴほどでないにしろちょっと高価だったのかもしれません(今の\3000相当でしょうか?)。

 それはそうと、今回の入手で一番期待していたのは人形やブロックそのものよりシリーズ紹介のパンフレット類でした。ましてや未開封の新品です、必ず何か入ってるはず!

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=219387

 期待通りというか、雰囲気と情報量では期待を上回るものでした。スキャンは全頁分ですのでじっくりご覧あれ! 表紙の外人モデルさんはやはり輸出も考えていたのか? とか、ところどころに見られる如何にも昭和40年代調の意匠、そして遊び方(=コンセプト)の紹介に、他ラインナップ…見所いっぱいです。任天堂ブロックとの連携も紹介されています……あのお城、当時の女の子には垂涎物だったでしょうね。ウチのレゴ使えば造れなくもないなぁと思うのは、とりあえず禁止ということで!

 で、他ラインナップについて。

●「バンビとミリー」
 ミリーが人形で、多分バンビは指人形なんでしょう。ウォルトディズニーの許諾表示がありますので、キャラデザや絵本はディズニー準拠ではないでしょうか? 

●「シンデレラ」
 「うーん派手ですシャンゼリオンさまぁ」(意味不明)。指人形は王子様?
 それにしても、全種に共通の靴パーツ、シンデレラだけでもクリアパーツだったら良かったのに。

●「赤ずきん」
 ピープルハウスの魅力は昭和40年代のモッドイースト的雰囲気にもあるわけですが、それが一番濃厚なのが赤ずきんかも。指人形はおばあさんか、はたまた「俺は犬じゃないオオカミだ」か?

●「ふしぎの国のアリス」
 一番かわいいかな、と思えるのですが、これも現物見たら印象変わるかも? アリスのデザインはルイスキャロル以降変化が無く、その意味でも違和感がないです。指人形はウサギとみましたがさて?

●「ちゃきちゃきのお花屋さん」
 …。商品名も人形のデザインもコメントに窮します。欲しいとしたら怖いものみたさ。

 と、こんなことを書き記しつつも全種コンプは夢だったりします。絵本の内容やブロックのパーツ構成だって気になる要素です(ブロックの構成が全部同じだったら泣きたいところですが)。それにしても、7月頃の未開封新品の大量出品時に購入した方とか、再放流してはくれないものでしょうか? 謹んで落札させていただきますので(直取引も歓迎!)。現物は無理でも、ご感想や情報・画像などの提供でもありがたいです。これまでまとまって紹介される機会なかった製品だけに、よろしくお願いしたいところです。