何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
教材用等の大量調達もお任せください

◆◇◆◇◆◇◆
レゴの「全て」を世界から。日本語日本円・品切れなしのパーツ調達!
絶版パーツ、絶版セットもOK。廉価な中古も扱。


絶版になった特殊部品が欲しい、基本ブロックや特定色の大量の調達がしたい、
とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


◆◇◆◇◆◇◆
カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2016年02月04日

【レゴ以外のブロック玩具】「つなぐ! まげる! わける!」円筒とエルボ。tublockの世界。

 そういえば。
 子供の頃ホームセンターで好きだったのは、エレクターパイプのコーナー。
 規格化された各種のエルボや各種の継ぎ手。パイプなど。
 これはブロック玩具に通じるものもあり、見ていて飽きなかったのです。

 また、グリーンマックスのストラクチャーキットの「プラント工場」も憧れ。やはりエルボなどが沢山入っていて、パイプはランナー棒で自由に作ってくださいというキット。

 そんな憧れを満たすかもしれないのが、新たな日本産ブロック玩具規格の「tublock」。

https://twitter.com/benkan_Tublock
 公式情報サイトはないので、Twitterでの情報提供がメインのようです。
 また市販には至っておらず、その準備段階の模様。
(下記画像は公式ツイートより)


 「Tublockはプラントモデルも楽しむことができます。」
 この画像にびびっと来たのは言うまでもありません。

 パーツ構成は
「エルボ」「T形継ぎ手」「円筒」「ドーム型コーン」「ジョイント」
 それぞれの直径にバリエーション。

 これだけ。
 しかし、何れも他のブロック玩具では不足しがち、大量確保は難しい部品ばかり。
 上の写真のモデルをレゴで作ろうとしたら、我々のやってる「大人げないパーツ買い」でも正直、苦しい。あとパイプがこんな綺麗にはなりませんし、エルボはクロームシルバーの恐ろしく高価な部品しか無く、こんな美しいパイプングはあり得ない……。

 でも、Tublockなら……!?


 別のプラントモデル。白と黒基調だと凄くリアルですね。
 Nゲージのストラクチャーとして使いたくなる雰囲気でも有り。化成品タンク車が似合う光景。

 しかし、こんな「工場萌え」のような狭い範囲を意識した商品ではありません!


 夢のお城(聖堂?) 楽しげな雰囲気、そして美しい造形。
 色合いも上品です。正教寺院の雰囲気があり、色合いもあってロシアっぽい。
 
 手前にいるフィギュアも見逃せません。或る程度人間型のものも作れるのですね。


 マスコットというとこんなものも。文字を描けるのは強い。そしてこちらも可愛いフィギュアが。将来的にプリントパーツもリリースすれば、キャラクターモデルも可能になるかも……レゴのミニフィグ同様の、ディフォルメの様式美を狙える?


 ロボットモデルも。やっぱりマスコット的で可愛い。
 プラントモデルとの世界観的落差が、また魅力でもあります。


 大きめのロボも。この色合だと、どこか懐かしいタツノコ系ロボのようですね。
 エッヂのある「格好良い」系は苦手かもしれませんが、どう作っても丸みを帯びて可愛く見えるのはこの規格の特徴にして身上かもしれません。

 でも、リアルなプラントモデルも作れちゃう。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 つなぐ! まげる! わける! 
 キャッチコピーもまた秀逸。

 さて。
 驚くべきはこれを開発してる企業が「本物の」配管を製造している、「ライフラインを支える」ベンカンというメーカーであること。本家本元に寄るリアルさはかつてない世界を生みだす?

 また、ブロック玩具としての斬新さ、ユニークさ、そして製作物の幅の広さは市販されたら注目されるのではないでしょうか?

 ダイヤの伝統を引き継ぐナノやナノプラス。
 面構成の独自性で、今はある程度の地位を得たLaQ。
 ここにTublockが続くことができること、願っています。

 なにせ、レゴでは出来ないことができちゃうんですから!

2015年07月12日

【レゴ以外のブロック玩具】ナノプラスキティ、ダイヤ「みんなのまち」を継ぐもの?



 ナノブロックの対象年齢を下げた、ダイヤブロックとナノブロックの中間的存在。ナノブロックプラス。存在は知ってていましたがこんな展開をしていたとは。

 第一印象はまさに「みんなのまち」が還ってきた!
 正しくダイヤブロックの伝統というか遺伝子を引き継いでおりましょう。そしてレゴのエピゴーネンに堕ちないカワダのプライド!

 「マクドナルド」でこそありませんが、お店のエクステリアやドライブスルーな雰囲気は、懐かしの「みんなのまち マクドナルドシリーズ」。楽しんで懐かしんでデザインされたのが伝わってきます。

 カワダの商品ページ「ハローキティシリーズ」
http://www.diablock.co.jp/nanoblockplus/catalog/hello_kitty/

 配色・雰囲気・世界観。頑張っています。
 ただ、詳細に商品を見ると全盛期ダイヤブロックほどの頑張りはないか……?
 全盛期ダイヤ(1990年ころ)がフィグ規格でレゴ同様のこだわりを持っていたことを思うと、そこはやや残念(車のモデルがあっても、車にフィグが乗れなかったり)。
 フィグ規格にすると特殊パーツ多用しなければならず、その意味で未だ出始めのナノプラスには辛いのかも知れませんが……。


 もう少しのがんばり、という感じがします。
 カワダさんはセンスとフットワーク、そして「伝統とプライド」。他のブロック玩具のメーカーにはあり得ない良いもの沢山持っているので本気出すのが楽しみではあるんですよね。
 

2015年05月21日

【レゴ以外のブロック玩具】越前建設様のナノゲージ福井鉄道880形

 以前記した記事「ナノゲージのポテンシャル! 越前建設様の福井鉄道デキ11と、モハ201」の方の新作です。やはり、ナノブロック・ナノゲージのポテンシャルに挑戦される作品!
 
 先方「越前建設ナノブロック課」の記事:「福井鉄道 880形」
 ジオラマ動画などもあります。


 第一印象として、やはりナノゲージの雰囲気と日本のローカル私鉄系小型車両は相性抜群ということ。前にも記しましたが、本線系より小型車両系のほうが見栄えしますね。
(本家……カワダさんも江ノ電とか箱根登山とか叡電とか手がけてみては如何でしょう? 「鉄コレ」「Bトレ」などに続くご当地グッズたりえるのも魅力? こういう小回り、ビルンの連中どもには逆立ちしたってできないでしょうから)

 何より可愛らしさが伝わってきます。カラフルな配色と絶妙なディフォルメ。
 制約の中で組まれてるが故のプリミティブな美しさ。その中に組み込まれた技の数々。

 ドア部分に円筒使ってるのは印象的です。先の200形につぐ、前面5幅表現もナノゲージの可能性を大いに高めたものでしょう。


 足回りは自由度の低いナノゲージですが、縛りの一つである「モーターユニットカバー」を避けた組み方をされてるとのこと。自由度上げるための戦いは既に始まっているようです。


 最後に余談。
 ナノゲージの魅力って「小さいけどブロックで出来てて、走る!」ことに思えてきました。「大きなレゴトレイン」とはその意味対照的と。
  
 ナノゲージの純正カーブはそれほど急カーブではありませんけども、ナノの車輌をNゲージ[Bトレ]用の急曲線走らせるような遊びは可能でしょう。そうなると実現可能なのは極小レイアウト。鉄道模型の文化としては「Zゲージ的」な雰囲気か? 規格こそNゲージではありますけども。
(その意味ではレゴトレインはOゲージ的?)

 自分は流石に手を広げる余力はありませんが(これは他の鉄道模型や鉄道玩具も同様。興味はあっても自制せざるを得ない)、相互刺激になるような作品如いては世界観が生まれることは期待したいのです。
 

 

2015年04月23日

【レゴ以外のブロック玩具】ナノゲージのポテンシャル! 越前建設様の福井鉄道デキ11と、モハ201。

 ナノゲージ、品種豊富とはいえ新幹線と現代通勤型に偏ったラインナップに渋さが足りないなぁ……と思っていたのは事実です。
 いや、それ言うならレゴトレインはもっと悲しいほどに種類少ないですが(苦笑)。ただ、レゴトレインは国内でのホビーユーザ黎明期にやたら渋い国鉄型ばかり作られてた流れがあったりしました。
EJLTCギャラリー参照。もう15年近く前の話なのですね)

 しかし、こんな作品を拝見してしまうとナノゲージへのマイナスイメージ?も吹き飛びます。
(以下、ツイート引用させていただきます)



 福井鉄道の電動貨車形の電気機関車。デキ10形11号。
 木造車体に鋼製の切妻前面という不思議な車輌。除雪用に残されていますが車齢的に現役なのが不思議な車。1960年代のローカル私鉄訪問記に出てきそうな、渋いというより寧ろマニアックにすぎる題材でしょう。

 これがナノブロック、ナノゲージで再現されている。
 車体側面は木造を感じさせる処理。前面はレゴトレイン同様の6幅ですが、前面3枚窓の真ん中窓をセンターポッチ接続して左右に隙間開けることで窓柱表現に。十分それらしく見えるのです。
 大振りなヘッドライトやパンタグラフは良きディフォルメ表現。イラスト的な可愛さを醸し出していましょう。
 大きなスノウプラウも魅力的。

 足回りはナノゲージ標準のホイルベースの短かい台車ですが、これがまたデキ11のイメージに相応しいのです。
 詳細は先方のブログ記事を参照ください。より魅力が伝わってきます。
 越前建設ナノブロック課「福井鉄道 デキ10形11」

 実物についてはこちら(WIKIPEDIA。画像も)

 なんと1923年製だそうです。レゴでも造ってみたくなってきました。こんな素敵な現役電車(自分の価値観的には電機じゃなくて電車)をなんで見逃してきてたんでしょ(笑)。




 そして、モハ200形の201号。既に廃車されてしまいましたが202号と203号は現役の筈。これまた車齢50年の古い電車。

 こちらもブログ記事があります。
「福井鉄道 200形201編成」

 ナノブロックは造形的にレゴに比べてはるかに制約がシビアなのにあの微妙な湘南顔が再現されているのに驚かされます。秘密は前面を5幅に絞っていること。おでこも丸みを持たせて。カラーも旧標準色をまとっていた201編成そのものです。

 また、屋根部分もセンターポッチプレート(レゴ的な表現で恐縮)で5幅に絞ることで丸みを表現されるとは。乗務員扉を円筒で表現してドアらしく見せる手法も納得なのです。

 足回りは流石に制約のあるナノゲージゆえ連接ではありませんが、それが気にならないような造形です。一つだけ生意気申させていただけば、前面下部が空いてる惜しいです……ここに実物の排障器表現があると更に締まったのではないでしょうか。


 今はなき201編成。2013年10月では既に引退状態でした。管理人撮影。

◆◇◆◇◆◇◆


 ナノゲージ発売から1年ほどですが、実は全国各所ですごい作品が作られている……?

 色彩面では(レゴのカラーパレットよりも)日本の車輌の雰囲気に近く、また動力部品の入手性ではレゴトレインの不遇さ(レゴジャパン及びレゴ社へ。巫山戯るな♪)とは対照的に恵まれてもいる由。

 ポテンシャルを発揮するのはこれからなのかも知れません?
 
 最後になりましたが、ツイッター上でのご教示くださったTOMY様にも感謝いたします。
 

2014年11月30日

【レゴ以外のブロック玩具】La-Qのデンライナー。La-Qの可能性……?

 Twitterのこちらより。公式に製品などの造形されてる方ですね


『U-LaQ仮面ライダー電王』は電王をデンライナーに組換え可能です。商品で作れるのは先頭車両だけですが、後続車両を作るのは、そんなに難しくないので、ぜひ挑戦してみてください。4両編成の写真は車輪(別売り)も仕込んでいます。


 とのことです。
 日本産のブロック玩具としてLa-Qは定着しつつありますが(TV-CMでの露出。また人気版権を抑えていること。独自の造形性!)、鉄道車両のようなものには向かない印象が否めませんでした。

 それだけに組換応用作例とはいえデンライナーの4両編成というのは驚きました。

 La-Qは小さなセットで体験したことありますが、パチパチパネル組んでく感覚が独特で凄く楽しい。鉄道車両や建築には向かない……のは変わりませんが、このデンライナーにはちょっとした可能性を感じた次第。新幹線的な造形は可能……? かもなの知れません。

 また、メーカーのヨシリツさんにはカワダ同様、国内小規模メーカーゆえの驚くべきスピード感(※)があります。
 案外公式で「La-Q新幹線」シリーズなんか出ちゃうかもしれません。
 
※:ソレに比べりゃ、レゴ社は悪い意味で「鈍重な巨人」ですよねぇ。

2014年11月23日

【レゴ以外のブロック玩具】「nosho-AN blocks」と「プラモブロック」への興味

 すいません。購入してないので当該サイトへのリンクのみです。
 ただ、「日本製ブロック玩具の新顔」は興味深いので。

◆◇◆◇◆◇◆



 てつじん様のブログ「レゴ箱」より:「nosho-AN blocks 5カラーセット01 レビュー」
「全方向に軸があるブロックを核にする、という今までありそうでなかった発想が素敵なブロック玩具。」
 とのことですが、パッケージの作例写真で「どういう仕組」なのか全く理解ができませんでした(笑)。

「コネクタ、タイル、コアと呼ばれる3種類のパーツ」の組み合わせ……と言われてもさっぱり。

 上の写真ですが、レゴ以上の綺麗な平面と、妙にゴツゴツした部分が両方存在してますよね?
 どんな仕掛けやねん? と。

 てつじん様のレビュウではそのへんが凄くわかりやすく紹介されております。
 
 なるほど。と思わされました。とにかく斬新。この組み合わせの発想って常人では思いつきませんよ。
 ただ、鉄道車両や建築を作るには「全く向かない素材」かなぁと思いました。この辺の印象はLa-qに近いかしら。あと、レゴやダイヤ(ナノ)よりも柔軟で自由な発想とか見立ては要求しそうな気はします(そこもLa-q的)。

 販売サイトこちら。現在メーカー直売のみの模様。

 nosho-ANと記してもノウショウアンと記しても、納所庵と記しても……何処か「任天堂ブロック」のような不思議な響きですよね?

 ちなみに対象年齢は15歳以上。「大人のホビー」としてのブロック玩具を狙ってる模様です。可愛いけど、大人仕様?

◆◇◆◇◆◇◆


 プラモブロックも偶然存在を知りました。
 「世界最小クラス」を名乗り、「ナノ」よりも小さなサイズ。完全に大人向け(12歳以上)。
 ※2010年から製品始まってるようでしたが、今まで気が付かず。

  

 2.5mm立方体というサイズ。「通常のブロック玩具」ではありますが、立方体というのは意外と斬新? 立方体じゃないとできない表現もありますから。
 初期のナノのように特殊パーツなし。基本ブロックでの造形を趣旨としています。

 公式サイト:パーツ製造「プラモブロック」
 http://plamoblock.com/
 セット販売「kit box」(製品情報こちら) 
 http://kitbox.web.fc2.com/

 パーツはランナーについたままで供給され、ユーザがニッパーで切り離しという思い切り。
 それは良いとして、2.5mm角という寸法ゆえ、組立はラジオペンチ推奨なのだとか。

 正直なところ、レゴの1x1のプレートもいい加減小さいなぁ……と思ったりしてます。ナノで既に限界的サイズ。ですので、悪くはないんですけど……ちょっと手を出す気になれません。自分は不器用なのでストレス溜まりそう。「立方体」という造形は「あり」なのですが。

 供給は「セット」と「パーツ単独」あり。小ささとランナーについたままという供給のため、どちらも比較的価格は低廉……でしょうか。

 ラインナップより。キットのデザインは魅力的です。動物小物や萌え系もあり。

 この他全種全色のパーツがバラ販売されてます(無論、ランナーに付いた状態で)。ここはビルンの巨人には出来っこない小技でしょうか(笑)。

◆◇◆◇◆◇◆


 日本製(日本発)のブロック玩具は「ナノブロック」の登場以来、意外な展開を見せてるように思えます。la-qも定着してますし。
 思えば長いことブロック玩具の新種が無かった時代を経て(1980-90年代)、今や複数規格が個性を競い合う。面白い時代だと思いますし、こうした競合こそ全体を活性化するのでしょう。 
 

2014年05月16日

【レゴ以外のブロック玩具】テンテ発掘!(モボ様)シェルスタンド篇

 少し前の話ですが、当方が1977年?のダイヤカタログをスキャンしてアップしてたころ、モボ様はあの幻のブロック玩具「テンテ」(日本では野村トーイ発売)の或るセットを入手されていたのでした。
(偶然ってわけではなく、テンテの話を聞き、こちらの古いダイヤカタログを思い出したって流れですが)

 先方の記事はこちら:「ガソリンスタンドセット テンテ ブロック玩具」
(引用してない画像も多いので、先方も見てください!)


 商品名称は「TC-210 ガソリンスタンドセット」。テンテのラインナップでは数少ないはずの「建物」。
 おそらく1979年ころの品でしょう。レゴでは「街シリーズ」が一世を風靡してたころ。

 レゴの方のマニアならこの造形を見て、1960-70年代半ばくらいのレゴっぽさを感じられことでしょう。とはいえ、幾つもあったシェルスタンドで合致する品はなく(参考リンク)、ここはテンテのオリジナルティ。

 レゴっぽさを感じさせる要因は窓やドアのデザイン?
      

(画像はbricklinkより)
 大昔のレゴの窓とドア。幾つかのマイナーバージョンはありますが、1950年代にレゴが今のような形になった頃からのデザイン。ドアの方は1972年ころまで。窓の方は21世紀になっても一部で使われていた部品でした。

 というわけで、1970年代の部品を使って、1980年代的な造形を目指してみたという見方もできます。

 しかし、このセットの造形が1970年代のレゴだけでは出来ないのも事実。
 事務所部分の裾を見てください! なんと「グリルブロック」という、本家では1980年代末になって登場した部品がすでに使われています。
 同じく、屋根のタイルも。2x2タイルではあるのですが、リアルなタイル貼り感を出すためのエンボスが印象的。ちなみに手前のローリーのキャブ屋根もタイルですが、車用のタイルと建物用タイルは区別されてるのです(後述)。
 地面は緑色(割と渋目の緑。レゴならノーマル緑と濃緑の中間位の色)で、これも当時のレゴには無かったものでした(基礎板こそ緑でしたが)。
 グリルの入った、黄色のΦ1円筒も気になる部品。

 先方より引用。
ABS樹脂製のプラスチックブロック。
60種もの部品に、あざやか11色。

丸い穴の中に、ブロック裏のピンを挿し込む形で、はめ込みます。
抜き差しはとても良い感じです。
『毎日、最低60年遊んでも色、精度、丈夫さともに、買った時と変りません。』との事。
 スタッドの形状はレゴと全く異なり、互換性は皆無です。

 今と違って未だレゴのポッチに無体財産権が有効だった時代ゆえ、すでに無秩序な互換ブロック(※)が作れない時代ではありました。
 しかし、それがある種の志の高さに繋がったのも事実でしょう。

 ※:ある程度の企業の製品では、「任天堂 N&Bブロック」「アサヒ玩具 ワンダーブロック」。前者はかなり知られていますが、後者は未だ闇の中……。他にも有象無象がいっぱい。
 まぁアジア系無秩序な流れではレゴ互換品の流れって全く止まってないのですが(散発的に輸入されるケースも散見)。


 テンテの質感は自分の記憶では、レゴと変わらなかったと思います。
 欠けたり割れたり、磨り減ったりもありませんでした。
(ダイヤはよく割れた記憶があります。レゴ互換のアサヒ玩具ワンダーブロックはやたら減りや変色が早かった記憶が)


 モボ様の所有される、製品現物。
(先に断っておけば、「仮組」とのことで、ポッチはあえてゆるめに嵌められたとのこと。結合性は正確とのことです)
 色は新品のレゴ同様の鮮やかさです。ただ、シェルのコーポレートカラーの解釈がレゴの同時代の製品(#377他)とはことなるのは興味深いですね。レゴではもっと黄色を押してますから。

 シェルの看板はシールではなく、プリント。
 複数ブロックにまたがる場合でもプリント使うのがテンテの流儀。
 この製品にはないようですが、組み換え作品用の別プリントが裏面にもなされたパーツさえ有りました。

 1970年代的部品を使いつつ、この製品が1980年代的と言えるのはこの修理工場部分のインテリアに尽きましょう。ジョッキ・タイヤ・交換オイル。右の大きなシェルマークもプリント。
 レゴは1978年の「街シリーズ」で、建物がインテリアを得ました。時期的にもその過渡期を感じさせるものです。というか、レゴやダイヤで子供なりに建物内作って遊んでいたんですよ。それとの共通性?

 付属のタンクローリー。これも1970年代のレゴの4幅車(所謂「レゴランド」シリーズ)と類例する造形です。「街シリーズ」から登場したフェンダーパーツは未だ使われていません。

 それでもレゴを凌駕するのはピラーの入ったフロントキャノピー。凄く精密感のある部品です。
 また、キャブ上のタイル仕上げも注目。1970年代(「レゴランド」及び「街シリーズ」初期)、レゴではタイルパーツはほとんど使われていなかったのに、テンテはどかんと大量投下してきたのです。

 で、このタイルパーツ、一端が丸く面取りしてあります。
 これでは建物などに使えない? だからこそ建物用の2x2 エンボス入のタイルがあるのでした。

 但し、当時のレゴでも当然だった45度のスロープパーツが使われていないのは気になります。テンテにはスロープが存在してなかった可能性は有りましょう。

 制限の中で、最大限に好ましい造形はしています。
 1970年代の「レゴランド」に慣れたユーザには、納得もできる構成なのでした。車も、建物も。

<次回お楽しみの紙モノ資料。「機能説明書篇」に続きます>
 

2014年05月08日

【レゴ以外のブロック玩具】ダイヤブロックカタログ 1977?(3:個別/その他)

 引き続き、個別の掲載商品を見ていきます。

 1 ミニ消防車

 5 ミニ救急車

 22 ミニオープンカー

 33 ミニパトカー/34 ミニパネルバン

 この他、「ミニトラック」「ミニクレーン」あり。

 6幅サイズの自動車モデル。シャーシは一体成型で、2軸タイプと3軸タイプがあった模様。
 タイヤはメタルホイール。バンパーは専用部品で精細感有り。ここは当時のレゴに差をつけていた部分です。
 ドアは運転席も荷台も開閉。運転席用のドアはガラス付きとガラス無し両方がありました。
 サイズこそ違いますが、もう少し後のマスコット系の4幅車。また後世の「みんなのまち」に通じる、リアル造形への前哨を感じさせられるシリーズ。
 ただ、1978年頃にはマスコット系と入れ替わる形で市場から姿を消していたと記憶しています。

 18 消防車

 21 パトカー

 「パトカーと消防車」セットであったもの。凄く大味というか前時代的な造形なのですが、開発時期が全くことなる製品がリストに残ってしまっただけか。或いは対象年齢を低めにとった品か。
 流石に、このカタログの中では浮いている存在です。

 どうぶつえんセット、であった動物たち。但し、キリンは製品に含まれてないそうです。
 さるはちょっと無理あり。ぞうの黄色は不思議な感じ(当時のレゴでは「青」でした)ですが、積分造形そのものは秀逸。ライオンも雰囲気良い。でも、パンダの出来が飛びぬけてますね。ポーズが可愛い……今でも通用する造形かもしれません。正しくブロック玩具。

 28 ドーザシャベル/29 ブルドーザ/38 ミニトラック
 
 37 ミニクレーン/38 クレーン
 
 リアル建機シリーズ。特殊パーツ・専用パーツ使いまくりでリアルさを追求する方向でした。
 スケールは微妙ですが、フィギュアとか小物の雰囲気は合っていますね。当時のレゴは「ホームメーカーフィグ」か「手足なしの初期ミニフィグ」の時代ゆえ、こうしてポーズつけてるところは魅力的に思えてきます。実際には品質がイマイチで、すぐばらばらになって復元も困難という困ったものでしたが。
(あと、ネコ車が小物でありますが、これはレゴだと2010年ころのパーツ化ですね(笑))

 個人的には、当時のレゴの手足顔なしの初期ミニフィグが一番お気に入りでした。
 リアルじゃないなら、象徴化されてて使いやすいのが一番と考えてたんでしょう。

 なお、リアル建機は1979年ころまでシリーズ展開され、「フォークリフト」もありました(もってましたが、一体部品だらけで遊びにくかった記憶あり)。

 12 きかんしゃ

 15 走れ 機関車
 ダイヤは同じ時代の自動車に比べ、鉄道車両はやや玩具的造形・配色になる傾向があります。
(例えば1990年代の「みんなのまち」全盛期でも、何代目かの「走れ 機関車」は随分見劣りしたもの)
 無論、リニアカーやスーパー新幹線、トーマスのような一体成型になると話は別でリアルな造形になるのですが、それはそれで「なにか違う」感は否めません。

 さて。
 動力なしの「きかんしゃ」は客車は3両付き。4両連結が楽しい! 客車も自動車モデル同様のドア入。しかし、カラフルすぎる配色で損してる感があります。

 「走れ 機関車」は有名な初代。車輪はポッチの間を走るというもの。動力系は機関車に完全にワンピースで収まってるようです。造形はまだ1/2ブロックが導入される前のもののようで、やはり前時代的な感じが否めません。色も派手め。
 この辺は、当時最新の「タウンシリーズ 機関車」もそれほど改善されていません。
 同時代の建物や自動車モデルなみの精細さがあれば、かなり魅力的であったはずなのですが。

 余談ですが。
 2000年代入ってからのダイヤ・ナノの鉄道系ディスプレイモデルはそれなりにリアルな配色・造形だったのは記憶に新しい。そして、今のナノゲージは通常のナノブロックよりも精細さ(タイルパーツ)を持っています。時代は良い方に変わったのでしょう。
 
◆◇◆◇◆◇◆        ◆◇◆◇◆◇◆


 以上、1977年と思われるカタログを見て参りました。
 資料の少ないダイヤブロック史ですが、1970年代半ばという時代を切り出すことはできたと思います。

 しかし。まだ「暗闇」は残ります。
 1978年からのマスコットシリーズ。4幅のマスコットカーと、小さなマスコットハウスがあったのです。
 前者はシャーシ部品などは「みんなのまち」とも共通しますので、その前史とも言えるもので存在意義は大きい。しかし、情報は極めて乏しく。定番のパトカーや消防車の他、国鉄コンテナ積んだトラック。スケール違いですが貨物船などもありましたが。
 後者も手のひらにの乗るようなミニハウス作るもので意欲的なもの。窓は1x2のクリアブロックに白とクリアのシールを貼るもので、窓枠の表現が意外と精細でした。

 1980年以降の「ダイヤコスモ」「ダイヤマリン」も傑作が多々ありますし、当時相当にヒットした玩具なのですが、これも今のところ全容を捉えた資料が出て来ません。特に後者……。

 また、1970年代前半も未だ完全とは云えません。ヤフオクなどのチェックや、過去の思い出話などをたどるとまだまだ未知のセットは出てきそう。
 逆に云えば、まだまだダイヤブロックには考古学的な楽しみが残されているとも云えます。
 
<完>

2014年05月06日

【レゴ以外のブロック玩具】ダイヤブロックカタログ 1977?(2:個別/建築系)

 掲載されている、個別の掲載商品を見て行きましょう。まずは小さな建物系から。

 2 ミニシャトウ

 3 ミニバルコニー

 6 ミニマンション

 23 ミニマイホーム/25 ミニロッジ

 当時の基礎板10x20の上に収まる、小さな建物セット。
 このスケールで5種類も展開されていたのは驚かされます。レゴで云えば、1972年頃までのドアパーツが3ブロック分だった時代の家セット各種に通じるものはありましょうか。
 ミニシャトウ、今の目で観ると……ラブホテルみたいですよね(笑)。回廊のデザインはよいのですが、これがかえって宿泊施設っぽい感じを強くしてます。
 ミニバルコニー。ごく普通の家という感じ。好ましいデザイン。
 ミニマンション。マンション=豪邸、の意味ですね。まだ集合住宅って意味じゃない(笑)。シンメトリーなデザインと、玄関前のポールがお洒落。アメリカンな雰囲気漂います。
 ミニマイホーム。ちょっとデザイン性の強いモダンハウス。良い意味で70年代的です。
 ミニロッジ。この種のデザインは21世紀に入っても廃れません! サッシ窓x4に、洋手すり二段使いのインパクトもあります。このシリーズでは一押し。

 
 続いて、世界のハウスとでもいいたくなるシリーズを。
 14 アメリカ

 16 カナダ

 20 デンマーク

 ぐっと精細な印象です。各国のイメージの捉え方はまぁ1970年代のものですからとやかくいうのなし。
 「アメリカ」は二階の窓まわりの装飾が印象的。ここをダイヤお得意のサッシ窓にしたら日本の建売住宅になってしまいますから、このデザインは賢明でしょう。
 先の「ミニマンション」の大型バージョンでもあります。

 「カナダ」何処がカナダなのか分かりませんけど、瀟洒なとんがり屋根。このカラーリングがやっぱり綺麗。色違いの一階部分の屋根もおもしろいですし、1ポッチはみ出してて平板になっていないのもポイント高し。
 レゴで再現……と言いたいところですが、ダイヤのブロック積み上げによる屋根の傾斜はレゴだと66度スロープか? ちょっと大変そう。そんなわけで、この処理に依る屋根は独特の味をもちます。ダイヤブロックの象徴と言っていいのかもしれません。

 「デンマーク」。何処がデンマークなのか(略。
 しかし、2014年の今の目で見ても精細な印象! 赤いハーフティンバーと青い窓枠の対比が素晴らしい。壁面をすべてΦ1丸ブロックで積上られているのも驚きに値する表現。当時のレゴにこんな精細な製品あったでしょうか……? レゴでハーフティンバーの表現は2000年頃になってやっと実現したもの。
 なまじデンマークを名乗るがゆえに、河田の本気というかヤル気(殺る気?)を感じさせられます。
 あと、よく見ると屋根は平凡な切妻ではなく、L形になってますよね。この製品を左から観たら、そっちの面にもハーフティンバーと青い窓枠が見えるのかしら? 右には煙突。気合入ったモデルというかブロック玩具史におけるオーパーツ的存在なのかもしれません。


 32 ディズニーガーデン
 当時、唯一の版権物? 大きなポプラの樹が凄く印象的。
 これもセンスの良いとんがり屋根です。
 
 31 3LDK(二代目)
 あまりに有名すぎる製品。今更語ることはすくないですが……。

 36 わたしのおうち
 レゴで云うところのホームメーカー的方向性を目指した、ドールハウス。
 インテリアを重んじたもので、「ドイツ製」フィギュアのスケールで造られています。

 13 タワー
 許諾取れなかったのか「東京タワー」ではありません。でも、どうみてもあのタワー。基部にビルがあるところや、エレベータの配置もリアルではあります。
 造形は当時なりに頑張ったといえるものでしょう。いや、当時の玩具としては寧ろ「模型」的な印象ではなかったでしょうか。
 
 27 五重の塔
 この写真では残念ながら、頂部が切れています。まぁ雰囲気は掴めますが。
 1978年ころ売り場で見た記憶ありますが、子供心に瓦屋根をクリアブルーで表現する大胆さに感心したこと覚えています。賛否は分かれましょうが、軽快でかつ華やかな印象になるのは事実でしょう。黒じゃ重すぎでしょうし。

 それよりも、木造建築ならではの詳細な軒廻りの表現が目を惹きます。
 ここは、2014年の大人の目から見てもリアルと認めざるを得ない。ナノブロックであったり、或いはレゴのArchitectureクラスの表現といっても過言ではないでしょう。

 このカタログでは既に伝説の「国会議事堂」は落ちていますし、また1980−90年代はこの種の建築模型的大型製品は消えてしまいました。
 ですが、ナノブロックにおいて河田はこの路線を取り戻しているのはご承知の通り。


 ダイヤの遺伝子は今も生きているのでしょう。
<続>

2014年05月05日

【レゴ以外のブロック玩具】ダイヤブロックカタログ 1977?(1:概要)

 こどもの日記念?、ということで遂にお蔵出しです。
 別に隠してたわけではなく、この「ロゼッタストーン」は広げた時のサイズが大きすぎて(B3)コンビニのスキャナに載らないので先送りにしてただけですが。

 入手は2012年6月。「タウンシリーズ1 機関車」のデッドストックを入手した時に封入されていたもの。

 ダイヤブロックの過去製品はモボ様とMugen様の情報提供やカタログ類のアップもあり、1970年代前半及び1980年代半ば以降はかなり明らかになってきています。
 このカタログ「日に一度はママと遊びましょう」は、空白の1970年代後半を埋めるもの。

 なお、1977年と推定したのは以下の根拠です。
 ・掲載の3LDKセットが既に2代目(1978-79年ころの品)
 ・封入されていた「タウンシリーズ 機関車」が1978-79年ころ店頭で見た品であったこと
 ・1978年以降展開した、マスコットシリーズ(小さな車や小さな家など)の掲載がない

 1975-77年と幅がある可能性はあります。



 表紙及び裏表紙。「東京都推奨玩具」はいつまで謳われていたのでしょうか?
 昔のカタログ類へのツッコミのお約束ですが、モデルさんのファッションがいい味出していますね。セーターとっくり。

 「評論家 秋山ちえ子」氏の推奨文は1968年の広告でも使われていました。10年使い回し?
 本社は移転していませんが、「長野工場」はその後どうなってしまったのでしょう。
 「ソウル工場」。当時のダイヤにMade in KOREA が存在したのかしら……。


2-3ページ。見開き<クリック拡大>
 なお、このカタログはB3の大きな紙を8つ折りにしたものです。
 
 掲載のものは、当時の「製品」とカタログ用の非売品?が混ざっているので要注意です。
 但し、製品も非売品もすべてパーツリストが掲載されています。

 「販売中の製品」とされているもののリスト上げます。
1 ミニ消防車 /2 ミニシャトウ /3 ミニバルコニー /5 ミニ救急車 /6 ミニマンション /7 パンダ /8 ライオン /10 さる /11 ぞう /12 きかんしゃ /13 タワー /14 アメリカ /15 走れ機関車 /16 カナダ /18 消防車 /20 デンマーク /21 パトカー /22 ミニオープンカー /23 ミニマイホーム /25 ミニロッジ /27 五重の塔 /28 ドーザシャベル /29 ブルドーザ /30 ミニトラック /31 3LDK /32 ディズニーガーデン /33 ミニパトカー /34 ミニパネルバン /36 わたしのおうち /37 ミニクレーン /38 クレーン
(番号は型番ではなく、このカタログ内でのパーツリストのもの)
 他のモデルは非売品と思われます。

 ラインナップは建物系がものすごく充実しているのに驚かされます。
 定番「3LDK」以外にも、世界のハウスシリーズとでも言える「アメリカ」「カナダ」「デンマーク」が存在。併せてミニハウス……小さめの家が5種類も。

 自動車モデルは「ミニ」を名乗っていても6幅です。もう少しあとの時代のマスコット系や、はるか後の「みんなのまち」では4幅になりましたね。この流れはレゴに共通していますが。

 「走れ 機関車」は初代品の掲載ですが、このカタログが封入されていた「タウンシリーズ 機関車」は掲載されていません。商品開発とカタログ編集のタイムラグでしょう。



<クリック拡大>
 「ほほえみと創造のある世界」 B3の1枚紙の裏面をすべて使っています。
 各商品に関しては「個別」編で取り上げます。

 大規模なディスプレイは、当時の子供の憧れであったことでしょう。
 今のブロック玩具ファンの大人にとっては、この程度は「容易いなぁ」と思えてしまうところが時代の流れ……。
 スケールの違う製品・作品を並べていますが、意外と違和感がないのはこの時代の大らかさでしょうか。

 フィグはドイツ製と云われるものに統一されています。

 多々見られるリアルな樹木は「ポプラ」という部品で、このカタログ掲載品では「ディズニーガーデン」に入っていた模様。


<クリック拡大>

 製品及び、パーツリスト<クリック拡大>
 カタログにパーツリスト掲載は今観ると新鮮ですが、今我々がレゴ買う時ってpeeronやbricklink見てからきめること少なくないですよね(苦笑)。

 なお、当時の河田はパーツ単位の販売もしてくれていたようです。
(レゴジャパンも1990年代までは、個別対応してくれたという話もあります。今はパーツ屋さんが内外に多々あるので必然は無いですが)
 
 カラーチャート拡大。
 赤・白・黒・青・緑・黄・橙・桃 の8色基本。
 透明赤・透明黄・透明青・透明。

 灰色系は当時はまだありません。
 オレンジや緑はレゴよりずいぶん早いレギュラー化でした。余談ですが「ベージュ」は1980年には採用されており、レゴのタンよりは凄く早かったのです。
 
 部品の種類 拡大 基本ブロックと丸ブロック。

 丸ブロックと三角及び、スロープブロック。当時既にJ21/J22/K1は絶版になっていた可能性があります。

 1/2ハイトのブロック(プレート)。あと基礎板。70年代前半位は存在しなかった1/2ハイト系ですが、これによってダイヤブロックの造形は大幅にリアル・精細になっていきます。

 特殊パーツ。溝付はタイヤの車軸(金属製)を通すためのもの。S-4のドアはかなり大きく使いにくいパーツであった記憶有り。豊富なファミリーを誇ったサッシのS-7・S-8・S-6は当時既に絶版状態だった模様。S-44のドアは3LDKに使われていました。


 なお、「その他A-2、A-3、A-4、A-5、A-6、車輪、イス、ドアー、バンパー等の部品もございます」とあります。また、セット固有の特殊部品類(カーシャーシ・キャタピラなど)も多々ありました。

<続>

2014年02月05日

【ダイヤ等】ナノゲージ amazon.co.jpにも登場。高いか安いか?

 どうでもいいことなのですが、ナノゲージで検索するとうちのブログがトップに来ます。
(但し、1月4日に記した第一報です)

 嬉しいことではあるんですが、ここでトップに来るべきはカワダさんの公式でしょうに(今のところ製品情報なし)。

 でもまぁ、普及してくると状態も変わってくるのでしょう。
 ……というか、そうであって欲しいです。ライバルが強いという状況はメリットの方が多いものです。

 さて。
 ナノゲージもamazon.co.jpでの扱いが始まっていました。ナノゲージの方でいらした方のご購入及び、「Lゲージ」(レゴトレイン)の方でサンプル用やサブシステム用で購入されたい方は以下からお願いします。

 基本セットと動力系部品などの割引率は現在12%ですが、レゴ同様「予約商品の価格保証」があり、3月21日の発売日までの最低価格が適用されます。

 全部入りのベーシックセットは「高い!」という声が多いですが。あの、レゴトレインPowerFunctionよりも安いですよ?
 ただ、対象年齢が12歳以上と、通常のNゲージ鉄道模型(8歳以上)より高くなってしまったのは鉄道模型の入門用という市場の一部を取りこぼしてしまっているように感じます。
 今後、電池式パワーパックの使用などで対象年齢(と価格を)下げる方向はありかもしれません。
(と、思ってたらナノブロックの対象年齢自体が12歳以上なんですね。どうなることやら)

 あとはモーターユニットと、台車ユニット。
 Bトレ・鉄コレ用の動力ユニットはあんまり供給安定してるイメージ無いのですが(鉄道模型業界の少量限定生産病に侵されてる? 偏見でしたらすいません)、こちらは大丈夫かしら?
 まぁレゴもモーター系は国内では安定供給とは程遠いのが現状ですので笑えませんけども。


 左上から。山手線・蒸気機関車・N700・E6こまち。
 0系・923ドクターイエロー・駅ホーム・レールセット。

 単品車両群。これらは22%off。今のところ2138円づつ。
 車輪パーツは含まれませんが、完成写真みる限りではこれだけでもディスプレイモデルとしては機能するようです。これならこれまでのナノブロックの価格帯を逸してないようにも感じますが……。

 これらは「モーターユニット×1+台車ユニット×2」で走行仕様にアップデート。レールはNゲージ環境持っていればそれが使えるものと思われます。ただ、最小半径などは不明。
 
 レールセットとホームも同時発売です。前者は既にN用パワーパック持ってる方向けかもしれませんね。
 

2014年01月25日

【ダイヤ・ナノ等】ナノゲージ 商品画像精細版。あと価格も。

 画像検索したら、既に予約受け付けてるサイトがいくつか見つかります(楽天系など。amazon.co.jpは未だ)。当然ながら詳細な画像と、価格情報が得られました。
 「ナノゲージ ベーシックフルセット nGS-001」

 価格は定価ベースで13440円(上記リンク先では11088円です)
 この価格は尋常のNゲージの基本セットと同レンジです。

 電車の出来、認めたくないけど一体成型な#60051よりも遥かにICE的!
 
 対象年齢は12歳以上と若干高めです。レール集電という地点で高めと思ってましたが(普通のNゲージ鉄道模型は8歳以上)、想像以上に大人のホビーニーズに特化してきました。
 対象年齢6歳以上のPowerFunctionレゴトレインとは、その意味でも住み分けしてると考えれば良いのでしょうが……。複雑な気分です。
 
 もう一つ全部入りセット。
 「ナノゲージ ベーシックフルセット E5系新幹線 はやぶさ nGS-002 」
 こちらは若干高めで14175円(上記リンク先は11138円)。
 
 あとは単品車両6種(923、N700、0系、E6系、E231山手線、蒸気機関車テンダー式)。情景・駅ホーム。レールセット(オーバルのみ)。モーターユニット。台車ユニット。……という展開です。
(ビルンドなら、男児向けアクションテーマ新規なみの気合の入れ方じゃないでしょうか?)

 単品車両を代表して、「トレインコレクション 0系新幹線 nGT_001」
 2730円(上記リンク先1924円+送料)

 単品車両新幹線0系。安いのは飽くまでディスプレイモデルで動力は勿論、車輪なども含まれていないため。でも、これまでのナノブロック世界観にはこのままで溶け込めそうな雰囲気。走行とか考えていない層も広くターゲットにしているのが窺えましょう。
 なにより、動力なしディスプレイモデルからのアップグレード前提という思想も興味深い(Bトレや鉄コレからのコンセプト移入でもありますけれど)。

 車体形状は……ナノブロックの世界観の中では十二分なもの。
 でも、この表現をレゴトレイン6幅でそのまま行うとちょっと無理があるかもしれません。
 やはり、コンセプト的に「別物」と考えるべきなのでしょうし、そこに我々の生き残りの術があるのかも。

 もう一つ「蒸気機関車 テンダー式 nGT_006」
 2730円(上記リンク先1924円+送料)

 「鉄おも」の記事ではC62を名乗っていた気がするのですが……。蒸機はダミーなのは当然として、どうやって走行台車を組み込むのか興味深いところです。まさか炭水車も一体ってことはないと思いたいのですが。

 そうした懸念を抜きにすれば、納得の出来る形状はあります。


 アップグレードというビルンドが放棄して久しい思想を体現する、「ナノゲージ用 モーターユニット nGEX_002」

 3360円(上記リンク先では2772円)
 なんというか、「動力ユニットの価格」ですね(安!)。まぁNの量産品ベースっていう強みはありそうですけど……。連結器は通常のアーノルドカプラーであることも分かります。

 他の一覧はこちら参照ください(楽天:トイキングダム)。
http://item.rakuten.co.jp/o-kawaya/c/0000001599/
 台車ユニットは1260円(上記リンク先1039円+送料)です。

 1編成の動力化には実売ベースで「2772円+1039円+1039円=4850円」のコストが掛かります。但し使い回しは前提なのでしょう。

 レールセットはオーバルのみで、今のところポイントは考慮されていません。
(ポイント出せなかったことで日本形Zゲージ規格の一つ、Pro-zが大ゴケしたのは記憶にあたらしいのですが、この場合は通常のNゲージ用が使えそうですので致命傷にはなりますまい)

 以上、ナノゲージは想像以上に、「戦略」を感じる展開なのでした。
 どのように展開し、どのように受け入れられていくのか興味は尽きません。
 

2014年01月24日

【ダイヤ・ナノ等】ナノゲージの画像が出ています。

 画像が出ているのはいいのですが、カワダ公式じゃない方のフェイスブックより。
 それに日本語じゃなくて英語圏?のコミュニティ。

 情報の出方が、まるでデンマーク製のブロック玩具のリーク情報のような気がしますが、気のせいですよね……。

 ……って話はともかく。画像の情報量は多いです。
 前回の「鉄おも」誌よりも詳細な位。


 全長はショートスケールですがボギー車。Bトレ用動力ユニットが既存製品では近いものでしょうか。動力車以外はホイールベース調整なども自由なようです。

 車体幅は「6幅」で、24mm。
 これまでのナノにはなかった平面パーツの多用でリアルというか、納得できる形状を実現しています。画像にあるE5系やN700系を見る限り、なかなかのセンス。
 とはいえ、基本は中身まで詰まったソリッドなモデルですので、内部空間とインテリアを造るレゴトレイン……Lゲージとは別の捉え方は要されるでしょう。
 レゴでは常識化しつつある横組・逆組などもナノは苦手でしょうし。当面は自作よりは市販車両のコレクションや小改造で楽しまれる方向かもしれません。

 「ハイクオリティで大人が楽しめる本格的な鉄道模型仕様。」ってキャッチフレーズは心躍る物があります。あぁビルンドの連中に聞かせたい……。まぁ、ライバル?の意向は当然チェックしちゃいると思うのですが。

 N互換のレールは、カワダの鉄道システムとしては4代目?
 1960年代の初代「走れ機関車」用。
 1970年代なかばの「タウンシリーズ・機関車」用。
 1980年代末にバーコードリニアカー用として用意され、2000年代前半のトーマス用として生き延びてきた軌道システム。
 今度の4代目こそは、長期定着するのでしょうか……?
(まぁ、最悪の場合、普及しきったNゲージのレールで良いわけですが)

 「情景シリーズと連携」も、ナノの強みですね。
 まぁランドマーク的特殊な建物より、普通の「住宅(3LDK?)」「団地」「商店」「東横イン」みたいな鉄道模型ストラクチャー的展開は要求されてくるでしょうけれど。
 ただ、カワダさんのフットワークの軽さ的に、このへんは一気に充実させてくる可能性はあります。


 左上から。E231系山手線は、シンプルながら納得できる表現です。積分モデル作りなれてきたカワダのデザイナーさんのセンスが光っていましょう。側面の端折り方も巧いです。

 蒸気機関車は特に名乗っていませんがC62っぽい? 国鉄型蒸機の特徴をきちっと抑えています(2000年くらいのAFOL黎明期のレゴ日本形蒸機作品を思い起こさせます)。ただ、足回りは流石にダミーでしょうね。客車動力と考えたほうがすっきりしそう。
 で、客車はちょっと無理のある雰囲気です。斜め部品の使い方次第で化ける可能性もありましょうが……。

 動力ユニットはBトレ用同様に台車枠取り外し可能。
 
 923系も良い出来ですね。色変えで元来の700系にするのも流行りそう?
 パンタ廻りは積分表現なのに精細な感じが。

 左下は基本セットでICE風の電車。「鉄おも」誌記事では詳細画像ありましたが、前面は勿論一体大型部品ではありません(苦笑)。他の新幹線でもそうなのですが前面はパーツで作りこんでるのは凄い。このへん、ビルンドの悪癖はきちっと分かってる感じ(笑)。
 
 右下。駅とか。鉄道模型的ストラクチャーセットはヤル気ありそうですね。

 というか、車両だけでスタートアップに(最低)5種類ですよ!
 セット2種類しか出さない出せない、ビルンドの世界第二位の玩具大手さんにABSの角削って煎じて以下略。

 何度もしるしてますけど、カワダさんのフットワークの軽さもあります。本気になると怖いですね。プラレールアドバンス辺りの市場も狙っているのかもしれません。


◆◇◆◇◆◇◆      ◆◇◆◇◆◇◆


 さて。
 個人的には手を出すつもりはないのは、前回記事と同じ立場です。サンプル購入はしますけど。
 なにより、これ以上趣味の対象を広げると際限がなく、複数規格を抱え込むのは大変です。
(これまで何度、Nゲージやプラレール購入の誘惑と戦ってきたことか)

 また、インテリアやメカ作りこみ志向がありますし横組逆組上等なので、自分にはナノの素直なというか積分的造形は合わないのわかってますし。

 但し、日本発のレイルブロックに対して、精神的応援はしていきたいです。
 これが売れて売れまくって世界進出も果たして行けば、鉄道モノに冷淡なビルンドのお偉方も少しは考えてくれるかなという希望があるからです。

 というか、国内ローカルでも総合的な意味でファン層の拡大に繋がる可能性は大きいでしょう。
 ライバルの存在って、消費者レベルではメリット多いんですよね。
(ナノの情景シリーズと、レゴのArchitectureを同じコーナーに並べてる実店舗は少なく無いです)
 
 また、市場的意味でいうと、綺麗に住み分けはできそうな気がします。
 LゲージがHOゲージ的存在なら、ナノゲージはNゲージ的存在になるんじゃないでしょうか? 作りこむべき世界観が違う別のものと認識されましょう。
 但し、HOゲージがNゲージによって市場が狭ばってきた歴史が日本にはあります(1970年代、高級志向しかできなくなったHO屋の自滅行為……。1985年以降、N屋さんが積極的に低価格のHO頑張るようになってやっと盛り返して今に至る……)。その意味では油断はできないのですが。
 
 というか、その意味で精細なナノゲージと、大味前頭一体部品(……#60051)のLゲージが衝突する日本市場はちょっと憂鬱ではあるのですけども。

 なんであれ、注目していきたいです。
 
<で、更に続報有り(ナノゲージで画像検索すると)。別記事にします>
 

2014年01月04日

【ダイヤ等】ナノブロックの鉄道シリーズ「ナノゲージ」開始へ

 情報提供 きりんぱぱ様。ありがとうございます。
ナノブロックで鉄道シリーズが出るそうです。
スケールはNゲージ互換で、ちゃんと走る?ようです。

「鉄おも!」の最新号にスクープ記事がありましたので
興味ありましたら本屋でチェックしてみるといいかも。
http://www.tetsuomo.com/

 ほか調べたら、去年10月末に業界向け発表は行ったようで。また業界紙には記事になっているようです。
 2ch おもちゃ板「ダイヤブロック・ナノブロック 15パーツ目」より18コメ(11月23日)
カワダ ブロック新ブランド発表
5歳以上を対象に「ナノブロック+」
Nゲージ対応鉄道シリーズも登場

カワダは10月21日、来年3月に発売するブロックの新ブランド発表会を本社にて開催し、
「nanoblock+(ナノブロックプラス)」と「nanoGauge(ナノゲージ)」を披露した。
http://www.gantsu.com/%E6%9C%80%E6%96%B0%E5%8F%B7%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/
 いや、本当に情報がweb上にないんですよ。
 近所に「鉄おも」誌扱ってる本屋ないですから、「気になる」もやもやはあります。

 愚痴りたくないのですが、河田さん情報の出し方、間違ってませんか?
 10月末に業界紙に出した情報なら、オンラインでもプレスリリースを公開し、web系メディアでも扱ってもらって広報告知してほしいです。

 閑話休題。
 システムとしてはNゲージの互換性が大正解という感じ。レールや動力系に関しては普及率高いですから。Nゲージやってる人なら既に持ってるインフラ使えるのは大きい。下手に独自規格は後で苦労しそうです。
 反面、動力系をブロックで作るなんて事はできません。ナノのジョイント系やら考えるとその辺りは非現実的ですから切り捨て・割り切りも致し方ないでしょう。
(そもそもレゴトレインでもテクニック系で自作動力……はそれなりの上級者仕事です)

 完全に偶然ではありますが、11月25日の弊ブログにこんな記事を書いています。
 りゅうせん氏の持ち込んだナノブロック。小田急50000は限定市販品。手前の255系電車は自作モデルとのこと。
 こうして写真で見るとポッチが目立ち、またインテリア等のないリジットなモデルであることを意識してしまうのですが、現物を見ると印象がガラリと変わります(いや、マジで!)。

 なんというか、とても精細なディスプレイモデル。コレクション欲を掻き立てられます。

 というか、TTゲージ辺り(Nゲージより一回り大きい模型)の線路を使う「ナノブロックトレイン」って規格があっても面白いかなぁと思いました。
 まぁ足回りとか動力とかは一体部品にせざるを得ないでしょうが、車体を自由に作って省スペースで楽しめるメリットは大きいかもしれません。
 なにより河田のフットワークの軽さと各鉄道事業者とのコラボ歴がありますからね。
 こと、鉄道関係に関しては異様に腰が重いビルンドの某企業よりはバリエーション面ですごい展開できますかも……?
 11月16日のレポートで、11月25日の記事ですから、河田さんじゃ同じ事を考え、そして製品化発表してたということになりますね。
 なお、TTゲージと記したのはナノの限定鉄道コラボ物が「TTゲージ相当のサイズ」だったということからです。(世の中にはTT9という、TTゲージの車体をNゲージの線路で走らせる規格もあります)

 最後に。
 「Lゲージ」……レゴトレインに協力なライバル登場ではあります。
 ただ、HOゲージとNゲージ……のように別ジャンルとして共存共栄はできていくんじゃないかと。
 ナノゲージはジオラマ作ったり、フル編成を気軽に楽しめるような方向性。また国内鉄道事業者各社の製品が多々リリースになりましょうからコレクション的な楽しみ。
 対して、Lゲージは、大きな車体ゆえの迫力を楽しむ。車両1両1両を作りこんでいくような楽しみ。製品のリリース数が絶望的に少ないままゆえに自作もまた苦しみと楽しみ、と。

 個人的にはナノゲージはサンプル購入レベルで留めるつもりです。これ以上趣味の幅広げると際限ありませんし。でも、ナノゲージの専門ブログとかできたら応援していきたいです。仲間が増える感じで。

 市場的には……。ナノゲージはやはり国内中心なのでしょうね。
 でも国際展開されると、良い意味でビルンド(レゴ本社)を刺激してくれるんじゃないかって気はします。良きライバルの登場、両手を上げて歓迎したいじゃありませんか。
 

◆◇◆◇◆◇◆      ◆◇◆◇◆◇◆


<追記 2014 1/5>
 掲載誌確認してきました。

・3月発売。レールやコントローラは専用の物を新規導入。
 (但し、N互換。既存の他メーカー製品ではないということです)

・車種はいきなり6?車種。
 新幹線700/新幹線0系/新幹線923(試験車)/E233系山手線/C62+客車1両
 オリジナル車両(ICE風) 各 3両編成

 ホビー的と言うよりは、あくまで玩具的流れであるのは要注意です。対抗はプラレールアドバンス辺りか?
 とはいえ、このバリエーションをいきなり揃えるのは注目されます。c62の動力系は不明不詳……概念的なイラストしかありませんでしたので。恐らく客車に動力か?
 ただ、対象年齢やら価格は見落としました。レール集電ゆえ低くはないはずですが。

 サイズはナノブロックでの「6幅」です。また、専用部品をそれなりに投入してくるのか、積分系モデルではなく、カーブスロープ等多用したレゴトレインの6幅的モデルという印象は受けました。造形的無理は感じられません。
(積分モデルメインであったナノブロックの世界に変節を与える可能性はあります)

 ナノで6幅は24mm幅。1/120で9mmの線路走行ですから、規格的には「TT9」に近いです。とはいえ、TT9は高額な金属製品のみのジャンルゆえ、ナノゲージとは別物でしょうが。

 思っていたより本気。「走れ機関車!」に始まり、「トーマス」迄続いたものの、それ以降レールものから遠下がっていた河田の本気は感じられるのですね。
 

2013年12月18日

【レゴ以外のブロック玩具】「ダイヤ 3LDKセット」のレゴ再現(CAD/G@ひたひた氏)に思う

 あぁ、いつかやりたいと思ってたネタを先にやられてしまいました(笑)。フットワークの軽さには敵いません。

 先方の記事「ダイヤブロックの「3LDK」をレゴで再現してみた…」


 
 この3LDKセットは二代目と思われるもの。簡単に歴史説明すれば、
 初代:1968-1975頃?
 二代目:1976頃?−1979頃
 という感じ。自分も「二代目」を1978年頃買ってもらいました。
(ただ、レゴほど愛着がわかなかったのも事実です。一度組んでばらして、そのままって感じでした。
 同じ頃買ってもらったレゴは何度もばらして組み換えて、元通りに直して……を繰り返してましたのに)

 その二代目3LDKセットはこちらに写真がありましたので引用させて頂きます。
「ダイヤブロック3LDK」
(NECO_no_KoolON◆猫の空論別館より)
 現存個体は極めて貴重なはず……。

 さて、当然ながらダイヤとレゴでは基本パーツの寸法比からして違いますので(ダイヤの方が背が高い)、そこは補正アレンジされているとのこと。

 それでも、違和感皆無です。再現度100%!
 配色とか雰囲気とか、やっぱりダイヤブロックにしか見えません(笑)。

 当時のダイヤを象徴する引き違い窓は、当然代用表現。
 屋根がスロープではなくブロックだから? いやいや、この時代はレゴも基本セットでならブロック屋根はありました。
 配色は地面のピンクと僅かなグリーン以外、当時のレゴにもあった「赤・黄・青・白」
 家そのものもバタ臭いデザインであり、日本風(当時の建売住宅風)というわけではありません。レゴとの相違点はむしろ少ないはずなのに……。

 やっぱり、配色の妙な華やかさというか、派手さがダイヤなセンスだからなのでしょうか?

 なお、窓まわりの白い円筒処理は当時のレゴを超える表現です。陸屋根部分がプレートではなくブロックなのも重厚なコンクリらしさが感じられましょう。壁の白い部分やら、玄関のクリアブロックも今の目で見ると当時なりのゴージャスさがありましょうか。

 陸屋根部分はやっぱり「応接間」なのでしょうか。リビングじゃなくて「応接間」!

 この再現、当時のダイヤとレゴの違いについて、色々考えさせられますね。
 結論としては、河田なりに「オリジナルを追求していた」志が再評価出来る、と。


 最後に蛇足。
 河田vsレゴの勝負は21世紀になっても「ナノ vs Architecture」みたいな感じで継続中。オペラハウスみたいにナノの圧勝!ってケースもありますし、そもそもフットワークで河田は強く、上手く市場でも住み分けてる感があります。
 ともあれ、「国会議事堂」や「3LDK」の遺伝子、健在なのは嬉しい限り。良きライバルにエールを!
 

2013年12月17日

【レゴ以外のブロック玩具】「1960年代のクリスマスプレゼントたち」にみるダイヤブロック

【タイムスリップ】50年前のテレビゲーム以前「1960年代のクリスマスプレゼントたち」はこんな感じ(DDNジャパン)

 たまたま拾った記事ですが、なかなか濃ゆいです。

 人形関係は当時のファッションセンスが忍ばれます。
 エポック社のボードゲームの変わらないさは或る意味感動的か……。
 当時の部屋のインテリアが写ってるのも嬉しい。いや、あの時代の理想の「居間」「応接間」って感じじゃないですか。

 残念ながら朝日通商(不二商)のレゴはないですが。いや、あったとしてもTVゲーム時代でも変わらず大隆盛誇ってる商品ゆえにインパクトは薄いかもしれないですね。


 で、1枚だけ画像を引用しておきます。河田でダイヤブロック。
 ウリは大きなサイズの「ニューダイヤブロック」。レゴでいえばデュプロに相当しますが、いまや途絶えた系統です。で、1968年というのに注目! デュプロが1969年からと云われているので、ニューダイヤブロックの方がコンセプトとして先行していたのでした。ただ、ダイヤの構造上、デュプロのような下位互換は無かったものと思われ、それが続かなかった理由なのかもしれません。

 「走る戦車」と「3LDK」は他でみたものよりも鮮明な画像です。
 後者は初代で、立体的な地盤と生垣、リアルな立ち木が特徴。三角屋根と陸屋根の組み合わせなど、あの時代の理想的戸建住宅のモデリングになっているのが分かります。
 
 秋山ちえ子氏(wikipedia。存命中です)の紹介文は1977年ころのカタログ(何れ記事にします)でも使われていました。

 「デパート・文具店で」。ダイヤブロックのルーツが重ねられるペンキャップであったというのは有名な話ですが、その縁で文具店ルートも持っていたのかもしれません。まぁ管理人が知ってる時代(70年代後半以降)では、文具店でダイヤは全く見ませんでしたけども。

 

2013年12月03日

【レゴ以外のブロック玩具】元祖Architectureダイヤブロック「国会議事堂」現存品(wayne2709氏)

 ダイヤブロックの「国会議事堂」はメーカーホームページのダイヤブロック史上も「異色のラインナップ」「超レアアイテム」扱いされているもの。発売は1968年
 メーカー自体がレアアイテム扱いしているという意味で、あまり数は出ていないのでしょうか? まぁ古いダイヤブロックの現存品自体が稀ですので(同時期のレゴと比べても現存数は少ないはず)、当時のヒット商品としても今残ってりゃ貴重品でしょう。

 メーカーホームページ
(旧コンテンツも消さないのは好感もてます。ただでさえダイヤの過去は資料がないのですから)
http://www.diablock.co.jp/history/history62.html
http://www.diablock.co.jp/diablock/about/history/1960.html
「歴代のシリーズの中でも異色のラインナップがこの国会議事堂。国会議事堂をモチーフにした商品なんて後にも先にもこの商品ぐらいではないでしょうか?」
「大量の白ブロックで構成されたこのセットには国会議事堂の建築的な説明まで記載されており、玩具というより建築模型といった趣がありました。」
(なお、2006年の復刻版はいろいろ仕様が異なるので取り敢えず保留と)

 そんな「国会議事堂」のオリジナル品がbrickshelfに上がっていました。wayne2709様のアップです。



  

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=536949

 デッドストック品ではなく、遊びこまれた?中古品ですが、それで或る程度のコンディションを保っているのはダイヤでは稀なことでしょう。箱はなんとも言えない品格というか、重みのあるものです。メーカーが「建築模型といった趣」と言い切るのも分かる気がします。

 インストは今のナノにも共通する、見下ろし形+正面図。
 ぎっちりと隙間なく詰められたパーツはダイヤのパッケージングの特徴。
 復刻版とは違う、1×2の縦長窓!
 
 形状把握とかに関しては1968年の製品としては「非のつけようがない」です。1×2の縦長窓がこの製品の特徴ではありますが、左右の翼部では窓はクリアブロック処理であり、メリハリが付いてるのが印象的。また、すべての窓は壁面から1ブロック凹んでついており、建物として精細感が感じられますね。中央部の色硝子処理も好ましい玩具的ディフォルメに見えるのです。

 何より、箱下部の説明が泣かせるじゃありませんか! 建築として、また立法府としてのこの建物の意義を要約していましょう。

 この製品が狙った市場は分かる気がします。社会科やら建築が好きなちょっと大人びた小学生ならこのセットを欲しがるはずです(自分が小学生の時にあったら欲しいと思ったでしょう)。また、そうした子供に育てたいと思う大人もまた、我が子に与えるべきセットとして考えられましょうね。
 今の大人市場向けとは違うなかで、この企画・商品化を行った河田の良心に感激したくもなります。

 なお、1970年代のダイヤブロックには「法隆寺五重塔」も存在したことを覚えています。検索するとナノブロックの五重塔ばかりが出てきて困るのですが。

 その後1980-90年代のダイヤにはArchitecture的製品は出てきませんでした。
 しかし、今のナノブロックではこの路線は寧ろ大隆盛を奮っています。「国会議事堂」「法隆寺五重塔」ともに早過ぎる企画だったのかもしれませんが、先駆者としての意義は忘れてはなりますまい!

 最後に余談。
 あれだけ実在建築モデルを出しているナノブロックですが、未だ「国会議事堂」はリリースしていないようです。メーカー的に思い入れのある題材として「ここぞという時」のため、保留しているのかもしれませんね。
 

2013年09月16日

【レゴ以外のブロック玩具】ブロック玩具戦争in 2013?

 レゴ社の売上が年毎に数割増という、非ITの製造業としては異常なペースで伸びているのは既に報じられてる通り。
 そして、レゴのポッチ接合に関する知的所有権は全て切れてるらしい。

 そうなりゃ、ブロック玩具での世界に新規参入する企業あってもおかしくありません。


 プラモデルのAIRFIXが「Quickbuild」シリーズとしてブロック玩具に参入していることは、Eurobricksで話題になっていました。
http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=86647

 AIRFIX社の商品ページはこちら。
「そういう話がある」というレベルではなく、既に10ポンド(1500円)ほどで市販されてるようです。
 ラインナップは今のところ飛行機(軍用機)のみですが、二次大戦機(スピットファイア等)から現行機(F22等)に至るまでの幅広いというか、とりあえず何がウケるか推し量ってるようなラインナップです。

 で……肝心の組立要素については突っ込むのやめときましょう。
 ブロック玩具と言うよりはむしろパズルのような感じです。正直、魅力は皆無。まぁプラモデル組立てできる子供が減ってるがゆえの苦肉の策なのかもしれません。

 あと。
 こっちは既に日本で店頭(トイザらス限定らしい?)に並んでいますね。KREOのトランスフォーマー。
 扱いはなんと天下の「タカラトミー」
 製造元はあの韓国oxford。パチモノブロックのイメージからえらく「出世」したもの?
 あと、タカラトミーアーツがガチャフィグ扱いやめた時期とKREO扱いだした時期が近いのはなにか関係有りや無しや?

 ラインナップ。
 そんなに悪い出来には見えないです。何より、ブロック玩具であることを忘れてないデザインはクリエイターの影響下にあることを感じさせますし。汎用部品と適度な専用部品の組み合わせでビークルもロボも構成されているんですよね。

 変形はせず、組換で以って変形の見立てとする割り切りです。
 下の「ロボットとビークルを同時に作ることはできません。」の注意書きは、限りなく「本家」のクリエイターシリーズを思わせますよね。まぁ本家も2013年に入ってかなりトランスフォーマー意識したクリエイターリリースしちゃってますけれど。
   

 このへんとか。KREOを見た後だと「意識してる……」と思わざるをえないのですね(苦笑)。
 戦争ともなると、なりふり構っちゃ居られないのでしょうか……。

 そういえば。
 この種のブロック玩具で、国内で大手流通に乗ってたのはバンダイ扱いのメガブロック。但し、バンダイは既にメガブロックの扱いやめてる模様。
 ただ、トイザらス独自でのメガブロックの輸入は行ってるようです。

 とはいえ、ザらス専用販促品のジェフリー作らせるくらいにトイザらスとレゴは懇意?でもあります。
 戦争というか外交関係は、外野が思うよりは複雑なのかも知れません。
 

2013年06月28日

【レゴ以外のブロック玩具】オペラハウス一本勝負 レゴ VS ナノ

 弊ブログの本文エリアの一番下にはamazon.co.jpの「ブロック玩具部門」のベストセラー商品が表示されています。そこにはレゴの定番(青バケツ、デュプロたのしい動物園……)が常時居座ると同時に、時折ナノブロックの新製品が割り込んでおり、ナノが意外と浸透していることを感じさせられたり。

 さて。そこから拾ってきた新製品情報二題。
 NBH-052 シドニー・オペラハウス 1273円(amazon.co.jp) 
 あの難度弩S級の建物をあっさり製品化してきました。而も、1273円で!
 カワダさんの公式画像がイマイチ(白い建物で白バックはないでしょ……)なので輪郭がわかりにくいのですが拡大してみるとこんな感じ。


 シェル部分は大きめのスロープ部品を横組で表現しているのが分かります。頂点部分はL字パーツで90度になっていると思われます。
 実物のシェル側面の「丸み」は完全に諦めた表現。しかし、シェルとしての重なりや奥行きは寧ろ強調されており、小さな模型としては十分な表現でしょう。シェルの隙間のクリアパーツが泣かせます。これが建築としての説得力をどれほど増していることか。

 思い切って輪郭補正しまくってみました。
 やはり頂点部分は90度です。丸みがない分、痩せてる感じはあります。でも、角が目立つデザインは実物のイメージとも合致しましょう。

 ……。

 こっちが先であったことは事実です。あとから出てきたものの方が良いのは当然でしょう。
 それでも、カワダのデザイナーのセンスには感服させられるのです。よく、あの造形が、それもパーツ種類少ないナノブロックで出てきたものだと!


 こちらはレゴのDX版な#10234。これはスケール違い過ぎで比較対象としては不適切でしょうね。


 気になる実物(wikipediaより)


 さて、もう一つ気になる世界遺産シリーズ?はこちら。
 
 NBH-051 聖ワシリー大聖堂

 「軍事」と並ぶレゴのタブーは「宗教」。お陰でこの種の題材はArchitectureでも扱えません。一時期サグラダファミリア教会製品化の噂がありましたけど、どうなってしまったんでしょう?

 ……って話はともかく、カラフルなカラーリングは素晴らしくブロック玩具向け。ナノはレゴ、或いは往年のダイヤブロックとも違って特殊部品を作らず真四角なブロックのみで勝負するというコンセプト貫いていますが、それがここまでプラスになる題材ってあるのですね。
 

2013年03月09日

【レゴ以外のブロック玩具】1980年代の記憶。ダイヤの旧フィグと「こうばん」(モボ様所有)

  

 レゴの旧ミニフィグと言われる、手足なし・顔なしのミニフィグは1975〜1977年製品までに使われていたもの。以後、現ミニフィグに移行しています。

 ダイヤブロックにも、同様の旧ミニフィグが存在していました。
 1980年ころの「ダイヤコスモ」からのようで、現行ミニフィグがリリースされる1984年?までの採用でした。

 ちなみに1978年ころまでは、未だ初代のドイツ製と言われるフィギィアが使われていたと思います。1978年に買ってもらったセットにも初代フィグが入っていた記憶ありますので。

 <参考> 1970年代の初代ダイヤブロックフィグ(freemodeより)。

 さて。
 例によって1970年代半ば〜1980年代前半のダイヤブロック史は未だ闇の中なのですが、またもやモボ様によって一つの光明が燈されました。


 貴重な発掘品「こうばん」

 先方の記事(画像多数)
http://mobomode.blog135.fc2.com/?no=536

 1980-1983年頃の製品と推測されましょう。かの「みんなのまち」シリーズの前に、レゴの街シリーズを意識してリリースされたのでしょうか。
 ただ、個人的には記憶に全くありません。
 当時のダイヤブロックというと友人宅で遊びまくった「ダイヤコスモ」「ダイヤマリン」の印象はあるのですが、レゴで云うところの街シリーズ的な印象は全くないのです。

 テーマは定番の「警察」ですね(レゴに限らず、車のおもちゃではパトカーは常に人気者)。
 ただ、「交番」というのは日本らしいです。警察の派出所・駐在所って制度は日本独自とか言われていますので。小規模セットでも建物成立しますので実はブロック玩具向け題材ではあるのですが。

 なお、箱にはシリーズ名なども記載されておりません。街シリーズとして展開されたわけではなく、単発的な企画であったのでしょうか?
 或いは「みんなのまち」の試行だったのか……?

 セットの全容。
 パーツはクラシックなスタッドの深いタイプ。但し、花とか樹木の部品は後の「みんなのまち」でも使われたタイプと思われ、ミッシングリング感を強くします。
 建物は小さいながらに椅子や電話が表現されています。掲示板も面白いですね。貼るシールには「くるまにちゅういしましょう」だけで、平和な空気を感じます(笑)。いや、リアルに「交通事故:負傷○人死亡○人」とか、ましてや「指名手配:爆弾を爆破させた犯人/暴力団組長を射殺した犯人」とかっていうのは嫌ですものね! 
 白バイの組み方が、当時の部品で最大限に工夫されていて興味深い。小径タイヤがブロックの二重バネに挟み込める作りなのはダイヤの特徴でした(1970年代後半のマスコットシリーズ辺りが元祖か?)。
 ちなみにこの頃はまだレゴのバイクも汎用パーツ組み立てでした。無論、なんの違和感もなくかっこ良いと遊んでたんですよ。

 ベースはベージュの斜めプレート使ってるのが印象的。「ダイヤコスモ」で多用されてた部品です。
 なんだかんだで「みんなのまち」的な雰囲気が強いですね。好ましいデザインです。

 肝心の旧ミニフィグ。
 コンセプトがレゴの旧ミニフィグと共通しています。下半身が汎用のハーフハイトブロックと円筒部品という割り切りは潔いです。一方で、トルソに腕モールドがないのはちょっと気になるところ。
 顔は後のダイヤミニフィグより随分子供っぽいです。この辺は初代ダイヤフィグのイメージが残る?
 白バイのヘルメットはダイヤコスモの兼用でSFっぽい造形。

 今見るとややシンプルな印象。また、象徴化されたボディに「顔つき」はミスマッチ感が否めません。
 レゴの旧ミニフィグ同様、長く続かずまた多くの人の記憶に残らなかった規格です。しかし、この礎あってこそ、レゴもダイヤも「現行」ミニフィグは30年かそれ以上続く規格になっている由。

 「みんなのまち」の前史としても、貴重なものといえましょう。

 箱裏組換例。当時のレゴよりも頑張ってる? 柔軟性は「基本セット」的でさえあります。
 1セットから広がる遊びの幅は大きかったことでしょう。