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2018年11月30日

【レゴ社への意見】mieshin様の「トレイン小箱」提案。発展性の担保。

 もう自分の伝えたいことが殆どツイートされてしまっておりますね。
 取りあえず、まとめで失礼します。




















 再度、画像見てみましょう。
 路面電車と直線レール、停留所という提案が好ましいですね。

 路面電車は純粋な路面電車ではなく、郊外線への直通前提の形状で、連結器が入る。これはとても大事です。

 さて、ここで個人的な好みで造形に口出しをば……(笑)。

 この種の電車は中央ドアよりは両端ベスビチュールでありましょう。要は明治村のN電とか函館のハイカラ號のような、はたまたリスボントラムのような両端デッキ形状ですね。あの形の電車はほぼ世界共通(要は電車の黎明期の形状)なので国際性もあります。

 まぁ、連結器との共存がやや難しいですが。然し、静岡鉄道デワ1等みれば分かりますが、あの種の電車でバッファ連結器っていうのも珍しくはなかったです。


 発展図。もう素晴らしすぎます。
 絵柄も可愛い。こうして「絵」が使えるのってプレゼンでは超絶有利なのですよ……。

 発展させるテーマがcityに限らず、Friendsまで含んでるのがすごく好ましい。こんなのリアルな鉄道車両にないぞ? いやあったんですよ、昔の(1970年代までの)花電車がこんな感じでありましたものね。というか、遊び方は子供が自由に考えるのが一番望ましいのは言うまでもないでしょう。


 おまけ。このCityトレインセット、「現行品」よりずっと望ましいですよね。

 3両編成の電車が、組み換えで「電気機関車」になるって構成なのか。あぁこういうセットがあるべきなのですよ。名作#7938(2004-2008)を思いこさせるじゃありませんか!
 現行cityの組み換えを前提にしてないセットデザインって、やはり、レゴの「自死」のような気がしてならないのです。組み換え前提ならクリエイターがあるだろって話になるのですが、そのクリエイターで頑なに鉄道車両を出さない出そうともしないビルンのお偉方は何を考えているのやら。ミニキットでお茶濁すなよな。
(これ以上は荒れるので控えさせていただきますね)
 

【余談】
レゴ社は「ファンは商品企画はcuusooで提案してね」とか言ってきます。
然し、トレインとcuusooは致命的に相性が良くないのです。

鉄道車両は欧州と米国で受けるものが全く異なります。地域の差異がすごく大きくて票が伸びにくい。版権系のような爆発的な支持も得られにくいです。

でも、鉄道好きの子供や大人はサイレントマジョリティーとして地味に世界各国に居ます。その声がすごく届きにくい状態になっては居ないでしょうか。

なお、最近のレゴジャパンさんは努力されています。
鉄道絡めた催しを2012年の京都であったり、2018年の両国で行って積極的に販促してくださりました。あとCityのトレインの実売価格を比較的抑えてくれてるのも大感謝です(世界水準で実売安い方のようです)。
でも、何故か本社レベルで認識されてない。

1箱の単品車両があるだけで、世界は変わってくる。
その僅かな思いきりが出来ないのが、数十年来のファンとしてもどかしいのですね。
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月12日

【レゴ社への意見】2017年上半期の売上低下に思う。

 もう1週間くらい前のニュースですが。


https://mainichi.jp/articles/20170906/k00/00m/020/078000c

 この12年ほど毎年「大躍進」続けてたレゴ社の売上が、2017年上半期は遂に4.8%減に。営業利益も6.2%減。
 個人事業主やってるとわかりますけど、この程度の減少ってガチにキツいです。

 って話はともかく。
 個人的には、レゴ社はそろそろこんな状態に陥るんじゃないかと思ってました。

 最近のレゴ社、集中と選択を明らかに間違ってましたもん。
 ラインナップというか経営資源を男児向けアクションテーマと版権系、それもアメリカ版権ものに偏らせすぎてました。無論、反論はあるでしょうよ。女児向けやcityにCreatorだって商品出してるでしょ、って。

 でも、あるところは古いファンでも理解できないレベルでの新製品大量投下を行ってるのに、別の箇所では旧来通りのラインナップの繰り返し。相対的に「見放されてるなぁ」って思ってしまいますよ。

 で、まだラインナップ続いてるカテゴリは良いです。
 問題は、それ以外。ラインナップが維持できないカテゴリの悲劇。いつもいつも記してますけど、トレイン最悪です。いつもあるのはCITYの全部入りセット3種類のみ。拡張用にも初期導入用にもなる単品車両は出る気配もありゃしません。10000代の精細な製品2013年のホライゾンを最後に音沙汰なし。50年来のトレインファン、馬鹿してんの?
(他にもJuniorカテゴリにも鉄道ものはあって然りと思いますが、全く出てないですねぇ。手押しの列車とかあれば将来のCityやCreatorのトレインファンに育てられるのに。デュプロとCityの間の4-6歳という大事なセクタでの製品が欠けてるのは危機ですよ!)

 でも、オリンピックの頻度でしか製品は出ないものの、その4年間の製品供給を継続してはくれてるトレインはまだマシです。

 3年前に派手派手しく復活したバイオニクル。ニクル苦手の自分にとってさえ魅力的に思える製品デザインとクオリティ。しかし、わずか1年半で終了。もっと長く製品とファンを育てるべきなのに、焼畑農業モデルに陥ってどうするよと!

 「お城」や「南海(海賊)」の不遇さに関しては言うまでもなく。
 
 レゴ社全体が大きな市場を狙いすぎてて、小さな市場(されど、これまでのレゴ社を支えてくれてた市場)へのレスペクトを忘れてるんですよね。
 それじゃ、これまでの顧客が離れていくのも無理はない気がします。それが5%って考えると辻褄は合うんじゃ?

 で。
 同じこと、あの会社は20年前にやらかしてるのを忘れてはなりません。
 新規事業的な部分にやたら注視し、伝統的分野は縮小や質の低下を行いまくった1997-2002年頃の悪夢です。その結果大赤字ぶっこいた。
 歴史、繰り返すんじゃねぇぞ!


 あと。これは日本国内ローカルの問題ですが。
 希望小売価格出さなくなって、amazonなどでの値引率が判りにくくなったのは確実に「買い控え」誘発してると思いますよ。
 あと、初期設定では値引率渋くして、そのくせ半端に売れ残ると投げ売り状態になる。これも消費者を引かせてる気がします。買い時がわからなくなったら「(意図的に)買い逃す。無論後悔はしない」「買わない」「そもそも新製品の情報を追いかけなくなる」って方向にシフトしちゃいますもん。特にライトユーザは。

 さらに、闇へ。
 流通限定商品止めれ。5年ほど前は10000代のモジュールビルなどもamazon.co.jpで値引き価格で買えたのです。それがドアホウな政策変更(ブランディングですかね?)で流通限定に。レゴストアやクリックブリックでの入荷を待たねばならず、当然に強気な値上げ(円安分を加味しても)。巫山戯るな。
 これまで2-3セットを買ってたマニアも、そんな状況じゃ1セットを買うかどうかってところに後退しちゃったんじゃないでしょうか。無論レゴ社全体から見たら10000代大箱の売上は微々たるもんでしょうけど、濃いマニアに反感持たれるようなことしちゃ駄目でしょ……。
(legoidea あれってファンの声を聞いてる「フリ」してるだけですよね。スターリン時代のソヴィエトにだって「目安箱」あったことお忘れなく!)


 敢えて的外れも含む、末端の素朴で粗暴な意見を並べてみました。
 企業が「世界一」、を維持する大変さとかはよくわかりませんよ。雀には鴻がその躰を維持する大変さなんかわかりゃしません。

 ただ、マクロってミクロの積み重ねですからね。
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月27日

【レゴ社への意見】年齢別カタログ。「悪い大人向け」も欲しい!

 レゴのカタログ、2016年版から対象年齢別になっているのはご存知でしょう。5歳以下のお子さん向け、5歳以上のお子さん向け、と。

 ラインナップが相当に膨らんでしまっており、分冊化ももはや必然です。

 2017年版はそれに加え、「5歳以下版」「5歳以上男児向」「5歳以上女児向」に更に分化しています。以前から日本版のみはダブルフェイスであり、裏面から女児向けカタログスタートする構成でしたが、それが分離した感じ。
 

 さて。ここまで分けたからには欲しいのは「悪い大人向け」……もとい、ティーンエージャー以上を対象にしたホビーユーザ向けカタログでしょう。

 玩具感のない、ホビーとしてのカタログは必然性が高いような気がします。大人っぽい雰囲気で中二心を刺激しそうな感じで。現行のラインナップは「通常品」だけでも、かなり対象年齢高いセットも多いですよね? これがナントカ限定(……宜しくない傾向ですが)も含めると、結構なボリュームになりうる。

 思えば、鉄道模型やプラモデル(特にタミヤ)のカタログは当時の小学生に、「大人のホビーへのあこがれ」を抱かせてくれたものでした。短期的なものではなくて、一生付き合っていける趣味としての色を魅せてくれてた。子供って大人な趣味へのあこがれ、ありますよね?

 そういうカタログはレゴにも欲しいと。

 無論、「既に枯れた大人」なら子供むけでも抵抗感はないですよ。時折「FriendsやElves買うの恥ずかしい」なんて若者の声を聞きますが(苦笑)、枯れた大人にはそんなの無問題! 
 でも、10代のメンタルってその辺は意外とデリケートな気がします。自分だって10代末の頃はアニソン聴くの恥ずかしかったんだよ……! その意味で「飽くまで子供を対象とした」雰囲気の印刷物しか無いレゴ社の方針は惜しいような。

 また、今は減ってると思いますけど、親が「レゴは小学生まで!」と強制的に「卒業」させちゃうケースだってあるでしょうに。
 ホビーカタログはその辺の問題を是正する力もってそうな気がするのですが。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(4) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月31日

【レゴ社への意見】LEGO IDEAの「全落ち」に思う(正直、「どうでもいい」)。

 情報源。公式。
https://ideas.lego.com/blogs/1-blog/post/46

 10000票投票したファンの気持ち、どう考えてるんですかね。あの大企業様は……。
 まぁ、ひだか様のピアノ落とした地点で、個人的に期待は全然なくなりましたが。正直「どうでもいいや」
 あとファンからアイディアの剽窃してるイメージも拭えません。ちゃんと見返り出してるの、と。


 今回は商品化出来そうなもの、商品化に問題のなさそうなものが多かったのです。まぁアナ雪関係は公式製品が展開してるので無理としても。
Science Adventures
The Discworld
Medieval Market Street
Disney Princess Frozen Elsa’s Ice Castle
Douglas DC-3
Bricksauria/Tyrannosaurus Rex
International Space Station
The Golden Girls Living Room and Kitchen Modular Set
Legend of Zelda: King of Red Lions Play Set
RMS Titanic
1969 Corvette
Small Yellow
Daft Punk

 DC-3、C3コルベット、タイタニックは通って欲しかった。この辺は製品化されたマイナーな版権製品よりは「売れる」可能性ある筈。
 「Small Yellow」もレゴのアート作品としては一番有名なもので、新たな市場を開く力持っていたことでしょう。可能性にチャレンジして欲しかった。


 動画。まぁ大した内容じゃないです。

 そういえば「ゼルダ」はことごとく却下されてますが、レゴディメンジョンズというプチテーマをやりやすい環境はある筈です。なんでそういう場所を活かそうともしないんでしょう。
 まさか、N&Bブロック(任天堂ブロック)の件で未だに任天堂とはライセンス契約したくなってわけじゃないですよね(あ、レゴでDSとかにゲームソフト出してますけど)。

 とにかく、CuusooというかLEGO IDEAは一度役割を終え、看板を下ろしたほうが良いんじゃないでしょうか。
 「ファンの期待を裏切るばかり」「所詮エリート大企業様……」と思われるだけでしょうから。
 
 そうでなければ、小ロットの製品をローコスト(10000代限定品程度の価格帯で)で供給できる体制を努力して下さい、と。
 思えば「しんかい」「はやぶさ」で始まった頃は、小ロットへの対応を誠実にやるイメージがあったんですが……今は大企業病というか官僚病に侵されつつある感じですねぇ。

その辺に「鈍感」になってほしくはありません。



posted by 関山 at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月28日

【レゴ社への意見】レゴアイディア、迷路は面白い……けど。でも。

 ……そのためにひだか様の「ピアノ」をわざわざ落とすか……と。権利上とか製品構成、市場性の問題も無いのに。というか中国のパチモノメーカーが既にあのピアノ製品化してるくらい(笑)、商品価値は認められてるのに。

 あえて過激に記しますが、「レゴアイディア」、ファンからアイディアと希望を剽窃・搾取するためのシステムに思えてきてます。全然、希望が持てない。少なくともcuusooが始まった頃。「しんかい」「はやぶさ」が製品化された頃はあんな空気じゃなかったと思うのです。希望がありました。

 今は、「ファンに絶望を与えるシステム」に堕ちてる気がします。

 公式動画も見ましたけど、「企画を落とす」ってことは、支持した10000人のフォロワーの気持ち裏切るって自覚あるんでしょうか? 妙にうれしそうな動画の解説者見て「複雑な感情」持たざるをえないのです。落とした企画には「sorry」の一言でも云えよ! と。

 それからヘリキャリアみたいに公式で製品出した場合。提案者には製品を1箱送るくらいの礼節は欲しいもの。そうした場合にはロイヤルティは支払われない契約なのは承知してますが、これは契約以前の「礼節」じゃないでしょうかね?

 遅れましたが情報はbricksetなど。
 brickset
 TheBrickFan
 公式動画(あえて埋め込みしません)
 https://youtu.be/EUxOsMIyVJI

◆◇◆◇◆◇◆


 愚痴話はともかく。


 採用されたアイディアの「迷路」
 これは素直に良い製品! と。投票しなかったことが悔やまれますが、発売されたら「欲しい」の一言。一時期のボードゲーム以上に、レゴとゲーム性を融合させた名企画でもありましょう。ゲームとしてはプリミティブではありますが、案外こういうのって飽きないんですよね(笑)。大人なリビングにおける上質感も惹かれるところです。
 更に申せばこの種のアイディアは公式でもシリーズ化されて良いような? レゴ作品のスマートボールやフリッパーピンボールは遊んだこと有りますが楽しかったですもん。
 ですので、この企画が通ったことは喜びたいのです。

 でも、ひだか様のピアノも同時採用されて欲しかったと。
(無論、ピアノが通ってこの迷路が落ちてたら文句言ったと思いますよ!)
 なんでlegoidea/cuusoo枠ってこんなに狭いままなんでしょう。

 落とすための企画ではなく、ファンの夢を叶えるための企画に戻って欲しいと切に願う次第。
 勿論、極度に市場が絞られるものやら時流から外れた版権系企画、版権上の問題のあるものは仕方ないでしょう。
 でも、それ以外は極力拾って欲しいと。そうじゃないとファンの熱意も醒めちゃうと思うのです。
 
 ファンが3人集まればレゴ社の悪口で盛り上がる……なんて暗黒時代には戻ってほしくないのですよ。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月30日

【レゴ社への意見】レゴランドDCの大人のみでの入場禁止に対する、冷静な対応

 当方としては「明確な差別行為」であり、
 恰も、大人のレゴファンすべてが「犯罪者扱い」されること。

 こんな不快感より、先のエントリを撤回する気はありません。

 但し、いや……それゆえに冷静な対応をされている方には敬意を示します。

 エッジ氏のブログ「レゴ系」での以下記事はご覧になることお薦めします。
 先方の記事読んでのご判断をお願いしたいので、敢えて内容の引用控えること御許しください。

 レゴランドDC 大人のみ入場禁止の海外事例(カナダ)

 【アンケート】大人のみでの入場禁止:レゴランド・ディスカバリー・センター東京
 また、上記記事から入れるアンケートへの解答も出来ればお願いいたします。

 
 また、上記記事よりのリンク「地球はとっても丸い」『第4回 大人とレゴランド– 2013年8月22日』はカナダでの事例を明らかにしています。

(以下私感:カナダでは文言上ではなくかなり厳密な規定です。既に善良な大人の入場者との問題が起こっているのに、それなのに規制を拡大しようとする姿勢は疑問を持たずにいられません……)
 
-----------------------------------------------

 追記:mazta-k氏による情報(エッジ氏のところからもリンクあります)

 上記のカナダの件に関するテレビ報道(英語)及び、それに対するユーザコメント。

 テレビ報道は飽くまでレゴランド側ではなく、ユーザ側に立ったものです。
 また、ユーザコメントはいくつか読んでみましたが、なかなか的確かつ辛辣です(レゴランド側にとって)。お時間あればお薦めします。
 

posted by 関山 at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月28日

【レゴ社への意見】レゴランドDCでの大人のみでの入場不可に。これって【差別行為】では?

 レゴランドDC 入場規則改定のお知らせ
20th 12月, 2013

全世界のレゴランド・ディスカバリー・センターの規則に合わせ、2014年1月6日より大人の方のみのご入場をご遠慮いただきます。

定期的に「大人のレゴ教室」を開催しますので、そちらのイベントには大人の方のみでご入場いただけますので、ぜひそちらの機会をご利用ください。

何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。


 敢えて、こう記します「巫山戯るな」
 世界基準がそうなってる? いや世界基準がこそ間違ってるんでしょ!

 アトラクションの利用不可とかならわからなくも無いです(実際、お試し使用は若干の勇気が要りましたからね)。でも、ミニランド展示などは大人でも楽しめるものでしょうに。

 幸いにも好調らしく、混雑などもあるので元来の対象を優先したいのもあるでしょう。
 でも、夜間などは寧ろ大人客の入れこみ狙うべきなのでは? まぁ間違ってもカップルデートで使うような場所ではないのも事実ではありますけど。

 それでも、元来の対象以外の「少数者」を排除するという姿勢が気に入りません。

 また、これって独身者や子無し者への明確な「差別行為」でもあります。
(料金や利用時間に制限をつけるというのはギリギリ「区別」として理解の範疇内ですが)

 独身者って(アパルトヘイト時代の)南アフリカ共和国の有色人種並みの存在なんですかね?

 取り敢えず抗議メールは送っておきました。
 言うことは云っておかないと。管理人同様、疑問に持たれた方は以下へのメール推奨致します。

http://www.legolanddiscoverycenter.jp/tokyo/about-us/contact-us.aspx
 
 で、こんなコトしてると、大人のファンって「理解者を敵に回す」って自覚あるんですかね。
 「大人のレゴ教室」がある? こんなことじゃ絶対に参加する気にはなれませんよ。
 それこそ、白人用の施設に特例で入れてもらえる有色人種の気分です。

 自分が子連れになったとしても、こんな差別待遇された施設には行きたくないですし、お子さん連れの方にも素直にすすめる気になれません。


 最後に。
 個々の従業員の方は悪くないです。
 あと、記事カテゴリは【レゴ社への意見】ですが、多分レゴジャパンも無関係です(レゴランド及びレゴランドDCはレゴ社・レゴジャパンとは別会社です)。
 そこで間違えた攻撃はされないよう、念を押しておきます。
 
posted by 関山 at 18:08| Comment(8) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月16日

【レゴ社への意見】もうこんな商売やめて欲しい。#10224「TawnHall」のトイザらス独占


http://www.toysrus.co.jp/product/product_detail.aspx?skn=403596&pin=800&top_id=001

 まず、日本以外では各種ルートで購入できるものが、日本だけ特定ルートに限定される理不尽。
 そしてそれゆえの高価格。もう勘弁してくれって感じ。

 ワーゲンバス#10220が長期品薄続くほどバカ売れしたのは内外価格差の少ない低価格に、量販店他の広い販売ルートがあったからでしょう。適切な価格であったがゆえの好循環だったわけです。
 しかし、そんな流れを立ちきって、売れるはずのものをわざわざ売れなくしてどうするんでしょうか?

 問題の価格設定は呆れ返る29,999円。いくら最近円安基調だからって、1ドル150円なんて一体何十年前のレートなんでしょう? 大橋巨泉が世界まるごとハウマッチとかやってたころですか?

 で、既にamazonのマケプレでは26600円+関東送料340円とかで並行輸入品が出回っているわけです。ヤフオクの相場も25500円〜28000円程度。

 トイザらスとしては、マニアからぼったくりたいのかもしれませんが、この種の製品を欲しがる消費者は「アメリカじゃ199.99ドルで売られてる」ことは承知でしょう。アメリカが安すぎる? ドイツじゃ179.99ユーロ、イギリスは149.99ポンドですよ? まぁあの辺は税別価格であるのはちょっと考慮しなければなりませんが。それでも20000〜23000円程度で収まってるはずです。
 
 ほんとに不思議です。誰も得しませんよね……。
 ザらスの店舗(現場)だって、こんな理不尽に高価なもの押し付けられて困るんじゃないかしら。

 最後にフォローがひとつ。
 本件に関してはレゴジャパンは悪くありません(少なくとも主犯じゃない)。
 トイザらスのページにもありますが、メーカー希望小売価格は31500円。
 一見「高!」と思いますが、これにamazon.co.jpとか量販店相場の6割7分掛け(33%off)しますと21105円。つまり流通限定されずに通常流通していれば、内外価格差ほぼ無しの優秀価格良心価格! アメリカ実売価格は無理ですけど、消費税19%(!)のEU圏くらいの価格には収まるのです。
 折角良心的な価格設定(※)してくれているレゴジャパンなのに、アホなことしたおかげで並行輸入に流れて機会損失、やはり誰も得をしていません……。

※:玩具業界全般の「希望小売価格」という習慣は一メーカー一商社じゃどうにもならない問題なので、実売を意識して高めにつけるのは仕方の無いことでしょうね。



 この製品に関しては取り敢えず、並行輸入品を推しておきます。
 「カンザンブリック」での扱いも考えましたが、複数ルートで見積もったところ、5箱程度の纏め輸入でもamazonマケプレ程度の価格になってしまうことが判明(送料がかなり厳しい)。上記からの購入を今のところは推奨します。
 まぁ理想は、9ヶ月後くらいの「一般扱い解禁」待ちでしょうが。レゴジャパン価格が控えめなのは事実ですから。
 
posted by 関山 at 21:31| Comment(5) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月01日

【レゴ社への意見】2012年のクリエイター「6913: Blue Roadster」と「7292: Propeller Adventures」に思う


6913: Blue Roadster

http://www.brickset.com/detail/?set=6913-1

7292: Propeller Adventures

http://www.brickset.com/detail/?set=7292-1

 毎度おなじみ?の感のある、自動車と飛行機のクリエイターです。それぞれについてもう何代目なのかしら?
 自動車の方はメインのロードスターがあんまりだと思うのですが(苦笑)、ジープとホット・ロッドの方はそこそこ格好いいですね。精細感ありますし。
 飛行機の方も、限られたパーツの中で双発レシプロ機とジェット機の組み換えは頑張ってると思います。どっちも航空機として整った造形で、やっぱり精細感がある。

 ……。

 が、正直なところぶちまければ「ミニフィグスケールに近いのに、フィグ乗りできない乗り物モデル」にはもうウンザリです。
 この両製品の部品「だけ」からフィグの乗れる自動車/飛行機作るなんて、ほぼ不可能。
 フィグ乗りのためには1980-90年代街シリーズよき時代に開発された多々の特殊な、而して大味ではない部品も必要なのですね(代表例が「車ドア」でしょう)。
 しかし、クリエイターは意図的にそうした部品を避けている。基礎に忠実!と言いたいのかもしれません。
 が、1970-90年代の基礎ってミニフィグだったりしますから、これじゃ悪い意味での保守反動です。

 レゴ社的には、フィグスケールの乗り物が欲しいならCityがあるでしょ……と云いたいのかもしれませんが、Cityは対象年齢下げるために、またコンセプト的にも大味でかつ組み換えは考慮されていない製品群です。ちょっと代用にはなりません。
 同時に、クリエイターをCityの発展用・拡張・成長用に使う道も閉ざされちゃってるわけです。Cityや、或いは他のフィグ使うテーマから入ったユーザーなら、ミニフィグに合わせることは「必然」。クリエイターはシームレス性に欠け「使えない」のです。

 そんな、孤立しちゃってるクリエイターに可能性、そして需要はあるんでしょうか?
 フィグとは合わさない少数派のユーザーはさほど多くはないでしょう。またそうしたユーザーの関心はクリエイターでもよりプリミティブなミニモデル、逆に大型モデルの方へ向かうのでは?
 あとは部品取りに買う大人ユーザーか(苦笑)。
 その程度では「ミニフィグスケールに近いのに、フィグ乗りできない乗り物モデル」の需要は限られそうな気がするのですが……※。

 でもまぁ、こんな製品の流れが続いているというのは需要あってのことなんでしょう。想像できませんけれども。
 それでも、一度くらいは「ミニフィグの乗れる、Cityなどとシームレスな自動車や飛行機」のクリエイターもリリースして、せめて市場で闘う機会……ユーザーに判断させる機会は与えて欲しいのです。


※:クリエイターでも建物系は最初から既にミニフィグスケールで、またそれ故に成功してきたんだと思います。ミニフィグ、フィグ小物が入るようになったのはちょっと時間がかかりましたが……。
 
 

posted by 関山 at 22:48| Comment(8) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月22日

【レゴ社への意見】灰色車輪パーツの憂鬱

 【レゴ社への意見】……というよりはちょっとした愚痴話のレベルですが。


 お馴染みトレイン車輪(1991〜の2878c01/2006〜の2878c02)ですが、「灰色(新・旧)」の供給がストップして久しいです。
 旧灰色はサンタフェこと#10020/#10022/#10025(2002年)と、#4511トレインセット(2003年)に入ったきり。前者はプレミア級セット群で、後者も8年も前のこと。

 一方、新灰色は#4511のばら売りバージョンの#10157(先頭車)と#10158(中間車)。この二種はあんまり数が出てないはず。
 そしてこれまたプレミア物の#10133 BNSFディーゼル機関車。

 あとは2006年のRCトレインセット#7897(これのみ、新型の2878c02)……これも既に5年前なんですよね。



 以後の供給は9V・RC・PF・版権系含めてぜーーーんぶ黒のみ。

 お陰で、新旧とも灰色の車輪(枠)が手に入りにくくなってしまいました。bricklink探しても微妙に高くて気軽に買えやしません(まぁ買えない値段ではありませんけど……でも黒よりは高い)。

 で、灰色の車輪枠がないとできない題材、意外と多いんですよね。

・1960年代以降〜現在にいたる、日本の大手私鉄の電車の殆ど
・1990年代以降のJRの電車。JR貨物の電機に貨車(!)


 要は「今様の、日本型」をやろうとすると詰まりやすい、と。
(欧州型、アメリカ型についても該当しそうなの数多ですが触れてるとキリ無いので割愛)

 まぁ、普段旧型客車や蒸機、国鉄型電車に私鉄のツリカケ電車とか、古め・渋めの題材ばかりやってると気が付かなかったりもしますが(笑)。自分も私鉄電車の新しめのつくろう!と考えたときに、手持ちの灰色車輪の数を数えて気分が凹んでしまいました。

 無論、「汚れた」という設定で黒で作ってしまう手もありでしょうが。

 それでも、そろそろ灰色車輪(と灰色連結器)の製品何とかしてくれ!……と思うのは私だけじゃありますまい(笑)。
 まぁ、#7938「超特急列車」の後継が灰色車輪でだとマルチトレインクリエータとしての威力も少々失せてきそうなのでそこは難しい問題ですね。というか灰色ばかりで黒が供給されない方が困る問題も多そう(苦笑)
 理想的なのはやっぱり単品車両です(あぁ、毎度おなじみの結論)。

 あと。
 更に無茶言えば「新濃灰」。そして「赤」のトレイン車輪枠(と連結器部品)も欲しいですけどね。まぁ後者は用途限られますが(ドイツ型と共産圏の蒸機の炭水車くらいか)。でも、欲しい。
 
posted by 関山 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月21日

【amazon.co.jpへの意見】根性のない安売りはやめて欲しい

 10月21日夕方からの「怒涛の安売り」でしたが、殆どが瞬殺。「瞬間最大風速」的なものであり、最安値として記憶しておく気にもなれません。
 こちらの読者の方で、どれほどの方が特価で購入できたのでしょう?
(正直、ご迷惑おかけして申し訳ない気持ちです)

 はっきりいってこの種の安売りって「欲しい人が買えない」のと、通常価格時(決して高くはない)の買い控えに繋がっちゃうだけなんで、メリットを感じないのです。
(これはアソシエイトで利潤を得ている立場としての意見も込みです)

 安売りするなら、きちんと覚悟決めて「30分で撤回」はやめて欲しい。情報が行き渡る1日は安売り価格で頑張るか、在庫がなくなるまでは頑張って欲しいのです。今回はamazon.co.jpに在庫あるのに値段を通常に戻しちゃってましたからねぇ。

 
 で、今回こんな為替か株の如き乱高下が発生した理由は想像ついてます。
(まぁロスカットもないからマシか)
 マケプレで、amazon.co.jp扱いよりも大幅な安値をつけた販売者さんがいたんです。それ自体は何ら構いません。マケプレは自由価格ですし、販売者さんは在庫を損切りしたいことだってあるでしょうから。
 で、買う側、紹介する側もマケプレ商品は「一品モノ」と認識してますので、買えなくても諦めつきますし、紹介だって積極的にはしませんから。

 でも、amazon.co.jpの価格がマケプレの最安値に瞬間的に引っ張られてしまった。
(機械的に操作してるんでしょうか?)
 amazon.co.jpの価格だと買えないと悔しい思いされる方も多いでしょうし、紹介する側も「在庫なくなるまでは続くかな?」と思って気合を入れてしまう。で、空振りされるとなんだかなぁ……という気持ちになるのです。

 で、こんなこと続けられると通常価格※の際に「買い控え」されるだけじゃない。
 次に「特価」を仕掛けても、「どうせ瞬殺だろ、空振りだろ」ってことでクリックにもいたってくれない可能性もあります。

 安売りは凄く嬉しい。物凄く嬉しい。
 でも、やるなら責任をもってお願いしたいものです。

※)しつこく書きますけど、最近の通常価格は十分に「安い」のです。クリエイターの「ログハウス」「灯台」は例外的にボッタですし、円安時代の価格設定したものもなんか間違ってるの少なくないですが。まぁ此処から先はレゴジャの問題ですので割愛。

◆◇◆◇◆◇◆ ◆◇◆◇◆◇◆


 「自粛」の意味でテキストだけに留めますが。以下は空振りじゃないアイテム群です。
#10217 ダイアゴン横丁 16800円
#8548 ウェスタン・トレインの追跡 8548円
#10199 クリスマスセット 7548円

 この辺は33%offの「通常価格」。でも十分に安いのです。
#10220 フォルクスワーゲンT1キャンパーヴァン 9822円
#7499 フレキシブルレール 1747円
posted by 関山 at 23:59| Comment(7) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月02日

【レゴ社への意見】Shop@homeにトレインカテゴリ復活!

 先日の「【レゴ社への意見】トレイン見捨てる気か? Shop@homeのカテゴリ整理に思う」への返答をいただきました。


 もっと丁寧な文章でメールいただいたのですが、結果と原因を要約いたします。

・トレインは「テーマ」から「カテゴリ」に移動しました。
・カテゴリに「トレイン」を新設しました。
http://shop.lego.com/en-US/ByCategory
・上記の理由は、「テーマ」とするのは、トレインは複数のテーマを含んでいるからです。
 例えば、ハリー・ポッターやトイ・ストーリーにもトレインの製品は存在します。そのため、「テーマ」は削除し「カテゴリ」を新設しました。

 実際の結果は、
http://shop.lego.com/en-US/ByCategory
 を見てください。この対応は素晴らしいです。
(PowerFunctionユニット、モーターなどの関連品も一括表示!)

 私が意見したからと云うより、最初からそうするつもりでタイミングの問題であったのだと思いますけれど。
 なにはともあれ、やっぱりあの会社は見捨てる気じゃないということがわかり? 一安心出来た次第。
「今後も贔屓にしてまいります」と。

 ただ。日本の消費者にとってS@Hは「非常手段」なんですよね。どーしても国内で手に入らない、或いは酷く割高である場合の……。
 S@Hを使いまくって感謝を示す……のが簡単じゃないのがなんともかんとも。
(レゴジャパンが本気出して欲しい、というのはまた別の問題です。あぁこっちは言いたい事だらけ)
posted by 関山 at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月28日

【レゴ社への意見】トレイン見捨てる気か? Shop@homeのカテゴリ整理に思う

 #10193中世城下町#10194エメラルドナイトがまだ安定供給されているかどうか確認するため、公式通販「Shop@home(USA)」を覗いてみました。

 さて、トレイン、トレインはと「By THEME」を開いてみると、

トレインのカテゴリが消滅してるじゃないですか!

 「City」と「Hard to Find」或いは「Exclusives」辺りで代用できるとでも思ってるんでしょうか?
 或いは検索ウインドウから「Train」と入力すれば済むかと?
(実際、それで代用にはなります。ちなみに#10193も#19194も未だまだ「現行」であることが判明したのでした……)

 でも。
 トレインへのダイレクトリンクの消滅、トレインというテーマへの軽視はとてつもないショックです。検索ウインドウの利用だって、英語圏のユーザーだって思いつかないかもしれません。

 こればかりは、空かさず抗議メール(勿論、英語)叩き込みました。
「なぜトレインのカテゴリ無くしたのですか。通販の利用に不便です。また、レゴ社がトレインを見捨てるように思われて大変に不安です。トレインカテゴリを元通りにしてください」と。

 前にレゴジャに抗議した、レゴジャパンの価格がどうこうとかと違って……USというか本社レベルのこうした行為はこの趣味の死活問題に関わることですから、本気で敏感にならざるを得ません。

 抗議に関して、なにか返事が得られたなら報告します。
「サイト整理上でのうっかりミスでした」
 みたいな返事が得られれば、まぁベストなのですけれど。



posted by 関山 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月14日

【レゴ製品】もとい【レゴ社への意見】2012年新製品の画像リーク 新女児向「Friends」に思う

 Shipwreck様、情報提供ありがとうございます。
http://www.bricktuts.com/2011/09/lego-2012-pictures/
 リンク先、消されてたらご容赦をば。
(さっさと速報書きたかったのですが、思うこと多過ぎで記事にまとめるの時間掛かりました)

===============================


 2012年の新製品画像リーク群。
 ついに「噂の」Friendsフィグの画像もお見えです。

 上記第一報の地点で、ミニフィグじゃないことは分かりきってはいましたが……。
 やっぱり、正直なところ「何でミニフィグじゃだめなの?」の一言。
 いや、デザインは致命的には悪く無いと思うんですよ。顔はベルビルほどは濃ゆすぎじゃないですし。

 でも、やっぱり「コレジャナイ」感は否めません。
 ベルビルみたいにキモイ、ではないですが、日本での一般発売が危ぶまれるレベルには、顔が濃ゆい(笑)。
 無論、大友が萌えるのは無理があります(苦笑)。
(こいつらが桐乃や黒猫、或いはまどかやほむら、いやもっと女児向けにキュアマリンのコスプレしてると脳内変換しても、無理があります(爆))

 早い話が、体型も顔もリアル系なんですよね。ミニフィグ或いはプレイモービルの(はたまた、日本のアニメフィギィア。或いは女児向けドールの)ディフォルメ系に慣れ親しんでいると果てしなく感じる、違和感。
 勿論、版権系含むミニフィグと同じ世界への共存は不可能でしょう。シームレスじゃないのはとてつもなく、痛く、残念。
 
 勿論、建物とか小物のデザインは素晴らしい。
 商品展開の本気っぷりも褒めてもいい。Cityとかに欠けてたものの殆ど全てが備わってますから。パーツ細かめですし、お店とかきっちりブロック組ませる製品になっています。間違っても「大味」ではありません。
 そして、言うまでもなくミニフィグスケール。フィグの関係で写真見ると一瞬ベルビルスケールか? と思いそうですが、よくみるとミニフィグスケールですよ(笑)。


 で。
 ここまでの好企画なのに、なんでフィグがミニフィグじゃないんでしょう?
 好き嫌い以前に商売としてもメリットが思いつかないんですよね。如いて言えばスマートな体型への憧れとか、女の子が持ちがちなリアル指向への対応……いうのは思いつかなくもないですが……。でもそれは投入する市場によってはデメリットにしかならないですよね?
(かつてのバービーとか、日米でデザインが全く違うのは言うまでもない話で)
 でも、スマートやリアル指向が「他テーマとの共存・シームレス性」「欧州伝統玩具的な可愛らしさ(初期ミニフィグやプレモの如き)」というメリットのかわりになってるとは思いにくいんですよねぇ。Friendsを買ってもらった女の子が、City辺りはともかくハリポタなどの(対象に性差のない)版権系などに手を出しにくくしてどうするんでしょ、と。

 まぁ、大企業の大プロジェクトですから「マーケット調査」はやって、その上の結果なんでしょう……。
 でも、どうせなら同じ製品に「Friendsフィグ版」「ミニフィグ版」の両方をリリースして消費者(或いは市場。投入地域)に選ばせるくらいのことはやってもバチは当たらないと思うのですが。
 その結果がFriendsフィグなら、AFOLというか大友として文句はありませんよ?
(黙って、ユーザレベルで手持ちのミニフィグに差し替えりゃいい話ですから)

 でも、現状、あの会社に妙にしぶとく残ってる「ダメ因子」に振り回されてるような気がします。


posted by 関山 at 23:36| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月15日

【レゴ社への意見】テクニック「スーパートレイン」の提案

 これまで、テクニックは陸空宙の多くの乗り物を製品化してきました(あ、でも「海」はないなぁ)。
 それとは別に、或る時期からテクニック・マインドストーム関連でトレインへの関心が深まっているのも事実です。やはり#10194で供給された大動輪、またPowerFunctionシステムが溝を埋めたのは大きかったと。

 そうなると欲しいのはテクニックスーパーカー(ここで京阪2000/2600思い出すの不許可)ならぬ、テクニックスーパートレイン。テクニック的ギミック満載の機関車のセット。


・機関車は流線型の蒸気機関車あたりをお題にお願いしたい。足回り覆うタイプは向かないので、NYC辺りの半流線型タイプがいいでしょうか。
 で、#10194エメラルドナイトの「メインロッド+サイドロッド」以上のロッド系をきっちり動かすと。
 あとDRGの19.10のようなV8蒸機エンジン機も凄くテクニック向けなんですが、お題がナチドイツなんでレゴじゃ無理か(戦後もDB/DRで使われてれば問題ないんですけどねぇ)。

 で、更に欲望を申せば蒸気機関車の仕組みをエアシリンダで再現が一番の理想!
 例えば、PowerFunctionで電動ポンプで空気圧縮。圧縮空気でシリンダ動かして稼動。空気の調整をリモコンで行いコントロール。レゴ版のライブスチーム! エアタンクは炭水車に置けばOKと。


・ディーゼル機関車でもいいですが、これならエンジンシリンダー+推進軸+車輪のメカを再現して欲しいところ。だから電気式ディーゼル機関車じゃなくて液体式をモデルにしないとダメ? ギアチェンジの機械式でもいいですが、プロトタイプが「スーパー」じゃなくちゃいますよね(笑)。トルクコンバータをレゴで部品起こしたら神といえば神(油漏れどうするの?)
 ただ、何れにしても外からメカが見えにくく面白くない問題あります。やはり蒸機がいいような。


・電車もあり? ドア開閉とかパンタ上下のリモコンギミックとか、座席の転換とか。PowerFunctionは1ch走行、2chは客車のドア開閉辺りが無難かしらん? ドア開閉は走行とのリンクで走行すると自動で閉じ、停車すると自動で開く……を機械的に行う手法も考えられます。そうなるとリモコンが1ch開くので、更にギミック仕込めそう。


・何れにせよ6幅は無理でしょうから、8幅でいいです。理想は7幅、テクニックなら奇数幅もやりやすい?


 実現したらテクニックのファンにもトレインレールが売れるようになります(笑)。商売としちゃ美味しいはず……。


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 えーと。一年くらい前に書き溜め記事として記した妄想です。
 PowerFunctionの普及によって元来は近かった「トレイン」と「テクニック」の距離が過去にないほど縮まってくなかで、新展開はないものかしらと記した由。

 今の気分としては、ディーゼル機関車や電車だと意味が無いかなぁという感じ。商品力という点から考えてもやっぱり蒸気機関車! レゴ版エアライブが実現したら楽しそうです。ここまで技術的に思い切っていれば、懸念される「トレインのファンがテクニック的な無骨?でメカメカしい外見をどう評するか」という問題も乗り越えられそうな気がします。
 あと「テクニック」な部分は飽くまで素材というか素体として、そこに「システム」で肉付けして、他の車両と同じ世界観に共存できる方向性もありかなぁと。

 ただ、どれ位レゴ版の(エア)ライブスチームに需要があるかどうかは微妙ですが。HOゲージ(OOゲージ)でのライブスチーム(エアじゃなくて本当に蒸気)という製品は実在しますが、価格以外の問題で一般的なものではありませんし。
(鉄道模型というのは多少というか凄く高価でも売れるものは売れる世界ですから。要は電動の普通の模型より扱いが難しいこと、そしてディテールなどが犠牲になることが理由でしょう)
 まぁ、レゴだとエアしか使えませんので(材質的に高温厳禁!)、取り扱いや価格の問題は多少クリアされましょうが。
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月02日

【レゴ社への意見】巫山戯るなトイザらス!

 レゴ社とかレゴジャパンというより、トイザらスへの「意見」
 まぁ呆れてモノも言えないという感じですが。
http://www.toysrus.co.jp/product/product_detail.aspx?tab_id=c04&category_tree=5&category_id=8FFB5A6F-A6C7-4703-9087-D74842A36720&skn=381475&pin=000&top_id=001&screen_id=1&mail_id=toy4m


 #10218ペットショップの国内発売開始(7月21日)はよいのですが、価格が24999円って?
 なんで大企業が大量に買い付けてコンテナで輸入するモノの方が、個人が小売価格で購入して糞高い小口航空便で運んだものよりも高値がつくのか、納得のいく説明が欲しいところです。
 ちなみにレゴジャの希望小売価格は26250円。これもこれでひどい数字だと思いますが(註:#10211とかと同じ)、「将来、もし」クリブリに入れば25%offで19687円。またamazon.co.jpでも扱い始まってくれたら33%offと仮定して17587円ですから、まぁ……ギリギリよしとしましょうか。
 でも、今のところ「トイザらス限定」扱いです。日本の消費者の敵でしか無いですね、もはやあのキリンは。

 というわけで、「独占」と「ボッタ価格」への抗議の意味で、ザらスでの購入は推奨しません。

 手に入れる手段はいくらでもあります。
 既にヤフオクでも20000〜22000円程度の即決が多々でていますし、自力で個人輸入できる人はそれがベストでしょう。
 もちろん、カンブリでも調達できます(¥21000。これでも「高くてごめんなさい」ものですが)。取り敢えず一箱は予約余りあり(7月下旬納品可)。それ捌けても調達ルートは複数ありますのでなんとでもなります。お問い合わせこちらと。
https://kanbri.ocnk.net/contact

 それにしても、ザラスの価格決めた人はヤフオク相場くらいチェックしてるんでしょうか?
 こういうモノ買う人は微妙な価格差には凄く敏感だと思うんですけどねぇ。
(そういえば去年の#8404輸送ステーションも酷いボッタ値でした。あぁ、恨み忘れまじ!)
posted by 関山 at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月27日

【レゴ社への意見】「東京レゴランドディスカバリーセンター」に期待すること、求めるもの

 先日6月24日のエントリ
『【ニュース】「東京レゴランドディスカバリーセンター」お台場に!』
 に関連して、一トレイン系AFOL=レゴファンとして「言いたいこと、言いたい放題」を並べてみました(笑)
 些か気が早いかもしれません。でも、オープン時期は「たった」1年後の2012年6月ですよ!
(まぁこのエントリが関係者の眼に触れている可能性は低いのでしょうが。あくまで意思の表示・表明程度の意味しかないと思ってください>読者諸兄)

 
1:日本的テーマとして「トレイン」を本格的に!

 日本初、ということで日本的なテーマはおそらく企画に入っているでしょう。伝統的な日本文化はもちろん、アニメロボ的なテーマも検討されているかもしれません。
 
 それに加えて。
 日本は世界随一の「鉄道大国」。そして「鉄道玩具大国」でもあります。レゴトレインに注視・傾斜してコーナーがあってもいいのではないでしょうか?
 レゴトレイン、もちろん日本型車両による模型パノラマ(鉄道博物館のような)があればベストでしょう。新幹線各種に特急電車に通勤電車。そして貨物列車や蒸気機関車も。
 鉄道模型パノラマは鉄道系の博物館では最も人気のある展示であり、集客効果は見込めます。

 大模型パノラマの他に、来場者が自由にPowerFunctionトレインの運転体験するコーナー。また持込の自作車両を走らせられる場所(貸しレイアウトのような)も欲しいですね。これらはレゴのトレインシステムの販促に直結しましょう。また、この辺はレゴ教室のような、体験性の高い施設というコンセプトとも合致するはずです(レゴ・トレイン教室なんて素晴らしすぎます)。



2:AFOLの参加性

 AFOL(大人のレゴファン)が大規模な催しを行う際、常に問題になるのは「場所」。
 ミリオフのような1日イベントでさえ会場確保は難しい。公共施設は借りられても「複数日にまたがって展示しっぱなし」という借り方は大変に難しいのです(一日で設営・撤収を完了させねばならない)
 ましてやBFTやBFC的な長期的な催しは何らかの「協力・支援」がないと不可能。那須ハイランドパーク殿は場所と機会を支援して下さりましたが、正直、那須はあまりに遠すぎました。設営する方も観に行く方もそれなりの気合が必要で、BFTの初期構想にはあった「随時のアップグレードやメンテナンス」も夢に終わってしまいました。
 その意味で、お台場という場所は設営も観覧も大変に有利です。
 常設が無理でも、せめて期間限定イベントとしてでもAFOLのコーナーは欲しいですね。

 例え施設がお子さんが対象とはいえ、お子さんの「目指す目標」があるのは望ましいことでしょう。
 また、レゴ社のオフィシャルビルダー陣だけで顧客(=対象年齢のお子さん方)の需要を満たすのは、やはり難しいのではないでしょうか。
 展示の幅を広げる意味でもAFOLの参加性は必要だと思うのです。



3:物販について。やっぱり欲しいパーツ詰め!

 レゴランド内ショップの他、欧米のレゴストアでは当たり前の「パーツ詰め」(12ドルくらいのカップを買って、そこに好きなパーツ……無論、店の在庫に制限ありますが……を詰め放題出来るシステム)。残念ながら日本で行っているところは皆無です。
 もっと不自由な「ブロックすくい」でさえ、今は那須でしか行っていません。

 これは、「レゴランド」の日本オープンを記念して是非とも行って欲しいです。
 アレがないことによる日本のユーザーの不便は、「内外価格差」同等のものがあると思いますから。

 あと、理想を云えばショップは入場料のかからない場所に設置してほしいですね。海外の博物館・美術館などではミュージアムショップを入場料のかからない場所においてるケースは少なくないですから、さほど非常識な要求でもないと思うのですが。



 というわけで、取り敢えず叶えばいいなぁという程度に、好き放題記してみた次第。
 期待するだけならタダですから。
 でもまぁ叶ったらお金はドボドボ出ていきそうですね(笑)。


posted by 関山 at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月15日

【レゴ社への意見】トレインな版権モノが欲しい?

 先日発売のパイレーツ・オブ・カリビアンのレゴ界隈を見てると思うのですが、版権系は「製品のできが良くて、かつ(レゴジャパンの)価格が適切なら」関連ジャンルも含めて、凄〜く盛り上がるんですよね。

 amazon.co.jpには5月21日再入荷予定だそうです。割引率下がってるのアイテムあるのは気になりますが……

 とりあえず、この4点は33%offを維持しています。


 だから正直、今は南海ファン(ホークスファンという意味に非ず)が凄く、羨ましい。

 まぁ、それは我々も去年、トイ・ストーリーの「ウエスタントレインの追跡」で味合わせていただいた感激でもありますが。あの製品は本当に楽しませていただきましたよ! なによりトレイン界隈が盛り上がりましたし。


 今年に話戻して、この先「Cars」も控えてますね。パーツ構成的には賛否が分かれそうですが、今のところ映画のほうのファンには好評のようです。個人的な見解ですが、思ったほど大味ではなく、今後のRacersやCityなどに好影響を与えるんじゃないかなぁと。いくつか自分の4幅車ビルドに使いたい部品も登場していますし(笑)。製品レビュウはこちら(Eurobricks)。
http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=55291

 そんなわけで、映画の入次第もありますけど、車ビルドも盛り上がるのかも。

(完全に余談ですが、「CBB2011」によると残る8アイテムも今後投入予定だそうです)


 さて。
 ここまで来ると、鉄道関係でなんか版権モノ仕掛けてくれないかなぁ……と妄想したくもなります(笑)。
 といっても国際性があって(レゴでは大事)、誰もが知ってそうな鉄道系作品というのは意外と少ないんですよね。如いて云えばお馴染みの「汽車のえほん(機関車トーマス)」シリーズか?


 あのシリーズも2005−2009年とデュプロではレゴ化されているんですよ(だから版権契約の障害は少ないはず)。

 でも、あの原作絵本の対象年齢的(意外と高い年齢向けの記述も多い)にデュプロはちょっと違うような気がすると。だからいまいち盛り上がらず、あとが続きませんでした。どうせやるならシステムの方のトレインで仕掛けて欲しかったです。まぁ時期的に9VとかRCとか混乱してた頃でしたから無理な話ですが。

 で、今ならPowerFunctionで規格も安定していますから、或る程度リアルな「トーマス」も出来るとおもうんです。基本的なセットは機関車単品などで動力なし。これなら対象年齢も5+とかに出来るでしょう。今のレゴトレインの対象年齢の隙間を埋めることにもつながります。
 大きなセットは勿論PowerFunctionで電動! 1950年代の英国調のストラクチャー各種とかも。
 なにより機関車も客車も「名前のついたキャラクター」ですから(註:イギリスでは機関車も客車も固有名詞付きの車は少なくない)、トレインファン念願の単品車両だって出しやすい・売りやすい!!
 「顔のついた機関車欲しくない」という大人志向なファン(≠AFOL)の為には、煙室扉などに顔プリントなしも同梱すれば宜しいでしょう。

 問題は……この企画だと今以上にレゴトレインが英国形中心に偏ってしまうことでしょうか(笑)。いや現行製品に英国型のテンホイラー(ホール級)とパシフィック(A3/フライングスコッツマン)と2機種もリリースされちゃってますからねぇ(笑)。うーむ。
 
     


 さてさて……。
 こうなりゃディズニー(ピクサー)でもどこでもいいので、鉄道車両が主役の楽しい映画(間違ってもパニックものとかじゃなくて! 「Cars」や「汽車のえほん」の流れですよ!)作ってくれませんかねぇ(笑)。勿論、おもちゃはレゴ社独占供給で♪

 個人的には1950〜60年代のTEE全盛期の欧州大陸希望(笑)。蒸機もディーゼルも電機も市電も、あと高速鉄道のプロトタイプもギリギリ出せる(TGV001とか)。おまけに欧州大陸なら線路は国境に海を跨いで、体制さえも超えて繋がってて国際性だって豊か! (どうでもいい話ですが、冷戦下にだってソ連の寝台車はパリ・ローマ・ロンドンに直通してたりしたんですよね。ああドラマティック)


 古い(でも未だにお気に入りの)拙作で失敬をば。


 個人的趣味に走ってるようですが(苦笑)、この時代この世界は物語の舞台としても、版権商品の素材としても魅力的なはず……。これが定番になりゃレゴトレインは天下取れますのに(笑)。
 どんなもんでしょ?


 あ、でもアメリカ形中心でも文句は言いませんよ(笑)。
 1950-60年代のドームカー連ねた大陸横断列車が未だ多数運転されてた頃のアメリカなら、大型蒸機(チャレンジャー、ビックボーイ!)も、古典電機(GG1♪)も、インタアーバン(電車)も市電も出せましょうから(笑)。こっちはこっちでいいかも。
posted by 関山 at 14:08| Comment(6) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月09日

【レゴ社への意見】「レゴは高い」という消費者イメージ

 数カ月前に書いておいて(確か2月中旬くらい)、なんとなくアップを見送ってました。まぁいささか書き過ぎだし、製品によっては内外価格差が許容範囲の素晴らしい価格設定もありましたから、と。まぁボツに出来るならそれに越したこともなかろう……。

 でも、つい最近出てきた、2011年のクリエイター系の内外価格差があまりに酷い……たとえば、日本でamazon28%offでやっと6010円の#5770灯台の島が、USではたった39.99ドル(実売・税別。当然ですが出たばかりの新製品ですからバーゲンでもなんでもない)という話聞いたときは、なんか脳内でブチブチ切れる感触があったんですよ。希望小売価格は恐るべし8400円。余裕で1ドル200円超えてるんですが。
 そんなわけで、自分にとってのレゴジャパンはもはや東京電力並の企業(いや、東京電力の電気ないと生活できませんものねぇ……)。
 思い切ってぶちまけることにします。



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 表題は、正確にはレゴジャパンへの意見、です。

 表題のイメージはレゴジャパンで価格設定行ってる人たちには
「ブランドイメージがあるから」
 とかで肯定的に捉えられているのでしょうか? ひょっとしたら……。

 でも、このデフレ時代かつ円高時代にそんなのはマイナスイメージでしかありません!
 たとえ突発的な安売りが行われたりしても、多くの消費者に「高い」というイメージもたれてしまったら、興味を持ってもらえない、下手すれば売り場にも近づいてくれないかもしれません。
 なにせシステム玩具としては、システムの最初の導入が行われないのは余りに致命的。レゴは高い、で買ってくれないお客様は下手すれば世代にまたがるアンチレゴになる可能性だってあるんですよ。

 で、日本における「レゴは高い」というイメージは数十年焼き付いてしまっています。今より円がずっと弱くて舶来品=高級品だった時代から、日本経済を脅かすような円高が続いてしまっている今日まで。
 いつまでこの間違ったブランドイメージが続いてしまっているんでしょう。
 今や舶来品=高級品なんて思ってる人、殆どいないでしょうに。
(欧米製品であっても、舶来品=コストパフォーマンスが高い というイメージでしょうね。IKEAやコスコトみたいに

 無論、血を吐くような安売りで自滅しろと云ってるわけではありませんよ!
 「希望小売価格」で、下手すりゃアメリカの2倍近い価格が付いてしまうことを嘆いているのです。
 為替レートまんま(1ドル84円・1ユーロ119円位でしょうかね)で商売しろとも云ってません!
 でも、1ドル100円くらいで「実売」価格を設定して欲しいものです。


 最後に、前も書いた気がしますが。
 レゴジャパン価格が高いなら、「並行輸入」やってる業者や個人は有利じゃないのと思われそうです。
 でも、ニッチを扱う側としてはそんなの全然嬉しくない! 正規品の価格が下がって市場が広がってもらわないと「門前業者」は干上がってしまいます。
 大きな市場があってこそ、ビルドやコレクターが趣味として成立し、そこからパーツや絶版品に対する需要が盛り上がるんですよ。

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 以下、追記。

 書いてからその後、アフィリエイトを数ヶ月やって実感したのですが、
「価格設定が適切なもの(内外価格差が少ないもの)」は、がんがん売れます。
 でも、
「価格設定が不適切なもの(内外価格差が酷いもの)」は、全く売れません。分り易いほど。

 だからパイレーツ・オブ・カリビアンの海賊船は飛ぶようにクリックがあり、また購買につながっていました。最近やっと在庫安定してきたトレイン系も同様。頑張った価格の風車村も売れています。
 でも、内外価格差の大きなクリエイター建物系はほとんど売れていません。

  
 一番左#4195は今や売れすぎて?注文不可になってますが、12000円切ってました。USでは119.99ドル。真ん中#7189はUSでは69.99ドルとか。この二つは理想的な実売価格だと思います。
 で、一番右#5766はあっちでは29.99ドルです……。それ知ってると買う気なくしますよねぇ。おかげでせっかくの好製品なのに、「全然」盛り上げっていませんよね?



 一レゴファン(兼、えらくニッチな並行輸入者)の個人ブログ程度で全体を見渡すことは不適切ですが、同じことって小売の現場でも起きてるんじゃないでしょうか?
 やはり、価格設定で努力して欲しいですよ。


 そういえばEngadgetで「ふだん円高を寄せつけないレゴ製品」 と皮肉られてしまってるのは吹き出しました……(註:記事の「しんかい6500」は価格設定で褒められてるケースです。念のため)。
 こういう声がもっと広がってくれりゃいいのですが。

posted by 関山 at 21:38| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月07日

【レゴ社への意見】BtoCより、BtoBを!

 2010年春ころに記した書き溜め記事で、アップする機会を逸していたものです。
 いまさらながら。

 でも、Me-modelsが注目されている中でタイミングは間違ってはいないかと。


=============================================
 ビジネスtoコンシューマ(BtoC)は一見理想的です。生産者が直接消費者と繋がれば無駄もなくなると。
 しかし。

 レゴのパーツを1個1個消費者に向けて売るということは、多分レゴ社の仕事ではありません。直営子会社作っても同様です。その種の細かい仕事は外部のパーツ屋さん(日本でも数件、世界に数百件!)の方が絶対に適任でしょう。幸いにもパーツ屋さんのネットワーク(peeronにbricklink)は存在し、十分に機能しています。

 だから。
 レゴ社に力を入れていただきたいのは、レゴを使ってなにかビジネスを起こす人・組織と取引してくれることじゃないかと思います。ビジネスtoビジネス。

 パーツを消費者に直接売る必要はぜんぜんない。でも、パーツ屋さんに数千単位で卸す仕事はあってもいい。消費者一人ひとりにBTO的オリジナルセットを供給する必要はない(現状そうしたサービスは存在しますが、予想されたとおり割高。またビジネスにならず個人の趣味レベルに留まる)。でも、カスタムセット業者に数千単位でセットを供給してくれてもいい。
 前者が叶うなら、新規に金型起こすのは無理でも、既存金型で特注部品を造ることも夢じゃなくなります。また供給の良くない部品や色を安定して流通させることだってできるでしょう。
 後者が叶うなら、「こんなセットやシリーズが欲しい」という夢を、或る程度の出資と責任において個人起業家レベルで実現することができます。もちろん、起業家はデザイナーである必要はない! デザイナーが出資を募ってもいいし、出資者がデザイナー雇っても良いわけです。

 レゴ社は世界企業でとても大きい。働いている人もエリート(揶揄するわけじゃなくて)。
 その種の大組織に小回りを期待するのは間違っていましょう。また、そこで働く人は相応の人材であるべきです。でも、外部業者なら己のリスクで様々なスケールで事業の展開ができます。それから、レゴで何か仕事をしたいという人にチャンスを与えることも。
(フリーランスのプロダクツデザイナーなんて素敵な仕事じゃありませんか!)

 レゴ社は総合的に販売の機会が増える。消費者の潜在的不満も或る程度解消できる。
 消費者は小回りの効く外部業者の製品で、選択の幅が広がる。
 間の者は、ビジネスチャンス。或いは好きを仕事にする機会が生まれる。
 全てに利があると思うのです。


 ところで。
 レゴ社でもレゴジャパンでも消費者部門ではなくて営業部門に
「オリジナルのセットを数千単位で作って欲しい……数万でも構わない。もちろん、全量買取の契約で構わない」
 という相談をしたらどんな返事が来るんでしょうか? 軽い気持ちでできる質問じゃないので考えあぐねているのですが。

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 2011年4月地点での付記。
 bricklinkの大手セラーさんの中には「これ、明らかにレゴ社から直接仕入れできているんじゃないのかな?」と思わせるところがあります。また、引き合いにだすMe-modelsさんですが、ここもパーツの仕入れはどうしているのでしょうか? 低価格はbricklinkなどからの仕入れで可能には見えないのです。
(ここらは飽くまで憶測のレベルです)

 なお。
 ここに記した話は運転会とか飲み会とか長電話でさんざ仲間内にも話したのですが、そこで上がる懸念が
「レゴ社はともかく、消費者(AFOL)がそうした外部メーカー製品を受け入れるのか?」
 という問題でした。

 ひょっとすると、こちらの方がずっと難しい問題なのかもしれません。
 不満抱えて純正品を愛用するか、はたまた純正品以外の世界に手を出すか。

 ここの選択に、ホビーとしてのレゴの可能性がかかっているのでは? というのは先日のエントリ
【考察】Me-modelsの「革命」。レゴトレインは「鉄道模型」になれるのか?
 に記したとおりです。

posted by 関山 at 20:13| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ社への意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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