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2017年06月20日

【作品紹介】たるご様の「Avelia Liberty」。アルストムなアメリカ形から見えてくる、新世界。


 最初画像見せられたとき、何処の列車なのか正直わかりませんでした。

 低重心故に、スペインのタルゴファミリーの一つかな? と思いましたが大外れ。仏アルストムによる、TGVファミリーの一つ「Avelia Liberty」。導入先はAmtrakの北東回廊であり、現行のアセラ・エクスプレスを置き換える予定のものなのだそうです。伝統の集中動力方式。

 2019年に試運転、2022年から営業開始を狙っているとのこと。現車はまだ完成していない模様。

 さて……。この路線は「どの車両もトラブル続き」という因縁もった区間。
 すんなり成功するかどうか、気になるところです。
(まぁ1960年代以降のアメリカ、電気鉄道が苦手ジャンルに凋落しちゃいましたが……。大昔は世界の最先端でありましたのに)

 また、2009年にこの区間乗った印象からすると、旅客志向的には高額・高速のアセラよりも低廉なリージョナル(普通急行列車)が好まれてるような? 新幹線と在来線の急行が併存してるようなサービス体制は望ましいものではありますが……。


 製作中の模様。ブルーの丸屋根のインパクトが実に鮮烈ですね。
 

 完成。屋内試運転。
 
 難度の高そうな流線型、上手くまとめられてます。
 側面も斜め塗り分けを再現。




 JBF2017での「営業運転」
 中間車は2x3パネルの横組窓です。連接構造。将来的に振り子機構も組み込む予定だとか。

 前頭部は顎の部分の位置が高いのを気にされているようで、何らかの手法で下方に「折り曲げ」、整える予定とのこと。大きく、印象化けてきましょう。期待しております。


 神戸の街をバックに。




 新幹線各種と並ぶ。
 こうしてみると、意外と日本形と親和性高いのに気が付かされます。そのもののTGVだとかなり違和感がありますのに(笑)。


 スペースニードル……もといポートタワーの横をゆく。
(いや、スペースニードルも西海岸でしょうが! 西海岸だとガチにタルゴが走ってますね)


 こうしてみると、神戸の町並みも東海岸のどこかに見えなくもありません?

 ボストンからニューヨーク、ワシントンDCまでの北東回廊は電化複々線がずっと続き、高速列車と通勤列車、貨物列車までが同じ線路を共有したり使い分けたり……。

 沿線には街や工業地帯も続くので、或る意味日本的な光景でもあります。並走する通勤列車も物によっては新快速ばりにぶっ飛ばしますし。

 アメリカ形はなおも馴染みにくい印象持たれがちですが、北東回廊の歴代列車群は「ポータル」と考えてもよいのかもしれませんね。
 古いアメリカ製の電機群は(過去の話ではありますが)、日本の旧型電機と同祖ですし、バッドの旅客車も日本への影響は大きかった。
 そして、1970年代以降は欧州製の電機が数世代に渡って多種導入されていたりします。
 無理してアメリカ形を作らなくても、「キーになる列車」があればすれ違うEF58はGG-1にも見えましょうし、225系の新快速だってバッドな通勤列車にも見えてくる。シーメンス辺りの欧州電機が似合うのは言うに及ばず。

 そうしてみると、新しい世界、見えてくるのかも知れません?
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】さにー様の「女子力高い」103系。ピンクの電車なインパクト

 思えば、国電の中の国電たる103系のカラーリングはかなり豊富なバリエーションありました。基本5色は言うに及ばず、灰色に黄帯・灰色に緑帯・灰色に水色帯。瀬戸内色(あれの長距離運用は無くなってよかったものの一つ)、魔改造車ばかりの播但線に加古川線仕様。仲間の105系も含めると更に増えてきます。

 しかし、ピンクはありそうでなかったものです。
 ピンク=女子力高いとか記すとジェンダー的に怒られそうですが(だって、ピンクが似合う男の人だって居るじゃないですか!)、然しJBF会場では「女子力高い!」と好評であったのでした。




 パーツ制約大きい中、よくぞまとめられたものと。
 窓とドア周りを横組にすることでの4ドア表現です。

 大量のライトピンクはレゴストアやレゴランドDCのピックアブリック(pab)インフラあってこそとのこと。pabは日本のレゴビルド、確実に変えてしまいましたね……。




 街の中の環状線を抜けてく。
 103系を名乗ってはいますが、前面の印象は201系を意識されてます?

 ただ、国電らしい記号はきっちり抑えてます。


 この光景だと、嘗て103系や201系が活躍してた京阪神緩行線のイメージでしょうか。いや電車はスカイブルーでありますけども。

 でも、何かの気まぐれでピンクの103系は登場していたかもしれません。また広告ラッピングなども含めれば今後もワンチャンスくらいはありそう?
(御堂筋線の中間車なんか、女性専用車が1両まるごとラッピングされたりしますし。あんな感じで)

 最後に余談。新京成はピンク電車ですね。賛否割れましたけども。
 交直両用電気機関車(ED46・EF80・EF81)の色がピンクと言って良いのかは疑問の余地ありそう。同じ色を電車(401系・421系)に塗ると「小豆色」とか言われてましたから。
 
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2017年06月19日

【作品紹介】あおつき様の225系 100番台(2次車)。「新快速」の最新フェイス/323系とも作り分け

 JR西日本の225系電車は2011年に導入されていますが、2016年製造の2次車から顔が227系に準じたものに変更され、100番台となっています。
 225系の元来の顔つきは……やや好みの分かれるものでしたが、227系や323系と共通する100番台では運転台部の丸みと、全体としてのアーチラインが強調され、整った現代的な顔つきになったんじゃないでしょうか?

 既に広島地区用の227系。また大阪環状線323系を制作されたあおつき様ですが、今回はJBF2017の京阪神テーマに合わせ、「新快速」用225系を制作されてきました。
(最近はペースが早いですね。ちょっと前の阪急1000/1300、またEF66と「あかつき」編成など)


 実物にも存在する4両編成です。
 225系は全車電動車という、近年では珍しいスペック(但しモータ数は半分の2個)。全車電動車にすることでの電気制動の効率アップを狙っているのか? 他社には無い思想ですね(他社では電動車比率下げて経済性追求するのがVVVF化以降のトレンドですから)。
 左からクモハ224 モハ225 モハ224 クモハ225という編成です。
 4両編成にワンアームパンタx3というのも近年にしては賑やか。回生失効対策か、はたまた冗長性の確保か。しかし、模型的には魅力的であるのは言うまでもありません。


 前面は先行作と共通します(実物と同じく)。
 特徴のアーチラインと、ポチスロに依る前照灯・標識灯の合わせが綺麗。
 カーブスロープに依る車体裾絞込も、流動感のあるものです。実物よりもイケメン!というと大袈裟でしょうか。

 高さ3ポッチ分で横組みした貫通扉が精密感あります。0.5プレートの隙間はブラケットで埋めてるようですね。近年のJR西の定番、転落防止柵もデザインとして上手く取り込んだ感。

 スカート部分。左右に大きく絞られた形状が何とも優雅。


 パンタ付きのクモハ225形を先頭に。
 側面は定番表現ではあるのですが、無理なく3色帯をおさめています。
 ドア部分は沓摺のみ表現ですが、黄色が目立ち引き立ちます。

 側窓は無理せずパネル順組。1+3+1の分割の表現は未だレゴでは難しそうですね。横組にすると窓が小さくなってイメージ変わってしまいそうですし。

 全長は中間車基準で26ポッチです。全体に細密なので、ショーティ感は感じさせません。

 レゴとしての動力系はクモハ225に収められていますが、動力台車は後ろ寄りにしたほうが重量配分上で牽引力を確保できます。
(鉄道車両は起動時に後ろに重心が動くため、グリップ良くなる)
 ただ、この4両編成でならその辺はシビアに考えなくても良いでしょうか。
 PFモータ1個で7-8両編成(ぎりぎり!)とか考えると、モータ配置は重要になってきます。


 床下機器も程よい要約感。


 先行作の323系と。東海道線新快速と大阪環状線。
 
 同じ顔に見えて実物も細部が異なります。
 前面窓は323系のほうが大きく、225系100番台のほうが小さいのを再現。
 貫通扉の大きさも作りわけされてる、芸が細かい。


 時代はズレますが、大阪環状線?の101系と。
あおつき様の225系100番台、前後で微妙に顔が違うのに気が付かされます
。此方側は標識灯の赤ポチスロが割愛され、車体の一部という意味で灰色のポチスロで処理されています。どちらが良いか、決め兼ねたのでしょうか?
(こういう迷いと、現物テストは自分にもよくあることです。試行錯誤大事!)
 個人的には、此方側の、標識灯省略で灰色ポチスロの方が好みですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月18日

【国内の作品紹介】エース君のキハ40・キハ48・キハ58。原風景への挑戦。野外撮影あり!

 キハ40系(キハ40・キハ47・キハ48)は減っているとは言え、まだまだ健在な国鉄型気動車。1977年に登場した頃はテイストレス(味気ない……)とか言われてたものですが、いまや完全に日本のローカル線の原風景になったかのよう。

 エース君、色々造ってこられましたけど、気動車はさらっと初めて?
 緒作にして、ミニマムに印象を把握されてます。


 基幹型式。両運転台のキハ40形。
 JR東日本 新潟地区に居る急行形塗装車がモデルですね。

 パーツの制約がある中で、つまりは無理のないコストの中でキハ40らしさを最大限に追求しておりましょう。もっと大人げない表現もできる題材ですが、この密度でもあってもキハ40としてのアイデンティティは必要十分に。

 前面が凝ってます。貫通扉のこだわりは何時ものエース君らしい!
 5プレート分の中に、2プレートで幌枠、1ブロック(=2.5プレート)で貫通扉という手法はこの題材にも似合ってます。微妙な隙間がミソ!

 また、灯火やタイフォンが如何にもキハ40ですね。
 タイルを立てて精密感出してるスカートの処理も巧いのです。

 前面窓、1プレート上げるとキハ40らしくなるかも。
 ただ、他の場所とのバランスが壊れるリスクもあるので、これはこれで有りです。


 こちらキハ48形。片運転台。やはり新潟地区に居る急行形塗装車。
 一般型気動車であるのですが、恰も急行型のような重厚感のある車です。キハ40系が長生きしたのは丁寧な重厚な作りはあったといえます。いやデビウ当時にはパワーが無いとか無駄に頑丈とか叩かれてたんですよ(笑)。


 キハ58形。キハ48かと思ったらキハ58で作り分けされていたのでした。

 JR東海所属車。ただ、JR東海のキハ58は「みえ」色のほかは原則国鉄色(急行色)を最後まで保っていた由で、これはフィクションですね。無論、あってもおかしくない配色です。
 一方、キハ48ではJR東海色は数年前まで高山線の主力でありました。猪谷〜岐阜をこの車で何度も乗り通したものです。懐かしや。
 JR東海色の爽やかさもマッチしてたものです。キハ58に塗っても様になったでしょう。
(代替がキハ25のロングシート車なのはなんともやるせないですが)

 閑話休題。残念なのはキハ58としては側窓が二段なのが。
 ブロック1段+クリアプレート1段+窓サッシの灰色のプレート1段にするか、いっそ2x2パネル横組にするか。キハ58らしくみせることは出来ると思うのです。

 クーラーならんだ屋上は、まさしくキハ58ですね。単独では冷房回せないので、キハ28という解釈でも良いでしょうか。


 編成組んで。
 新潟の車と岐阜(名古屋?)の車が手を繋いでますが、国鉄時代は気動車は需給に応じて広範に各鉄道管理局間での貸出が行われてました。
 で、JRになってからも気動車は貸出される機会もそこそこあったようです。不自然に見えないのは気動車ならでは!
 また、見方によってはJR東海の急行色キハ58x2+JR東海色キハ48……にも見立てできますね。

 ともあれ、90年代から00年代前半くらいの、良き地方幹線の旅を想起させる編成でありましょう。いや、過去の話じゃない! キハ40はまだまだ各線で間に合います。
 エース君も乗車機会ぜひ見つけてくださいね。日帰りで行けるところにも未だゴロゴロしてますよ!



 お楽しみ。野外撮影篇です。
 都会と田舎の境目のような情景、今様な姿のキハ40系には実によくマッチングします。
 日中の閑散時の区間列車ならば単車で十分。まったりと。


 これもまた、キハ40らしい原風景。
 昔のまま残っているところよりも、近代が入り込んだ背景が似合う様です。うまいところを見つけられましたね。
 2017年現在でも健在な、40年前からのタイムマシーンかもしれません。


 キハ40が嘗てのキハ17系に代わって入ったころは、まだこの辺もすべて田んぼだった。キハ40の引退が見えてきた40年後、すっかり市街化され景色も変わってゆく……。

 そんな物語が浮かんできそうです。
 無論、市街化は正義。だからこそ、鉄道が生き残ることができるのですから。
 

 最後に。
 この気動車達、全長28ポッチです。つまり、嵯峨様のキハ52やその亜流のアレンジモデル(薬師山氏作キハ52、関山作キハ55)などと混結できるのですね。
 その日も楽しみにしております。
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2017年06月17日

【作品紹介】8幅は別世界……! k.matsubara様の叡電デオ900形「きらら」が突きつけるもの。

 8幅作品自体は増えています。
 また、そのラージスケールを活かした造形や質感、ディテールを見せてくれる高度な作品が。

 その流れをさらにブーストするであろう? 8幅ならではの魅力・威力を更に示してくれる作品の登場。


 k,mastubara様としては昨年の札幌市電に次ぐ日本形作品。
 もちろん8幅、そして言うまでもなくフルスケールモデル。

 先の作品でも共通する作風なのですが「一見、レゴに見えない」
 1番ゲージの鉄道模型か、はたまた博物館の展示用ディスプレイモデルが走行してるかの如く。

 しかし、それを可能にしているのは「無理のないパーツ解釈と、見立て」なのですね。細密なモデルの中、よーく見ると、見慣れた部品が使われているのがわかります。そして纏め上げるは見慣れた、手練れの技法

 異世界、遠い世界のモデルに見えるこの作品。
 意外と、近くに居るのかもしれません。

 車体の大部分は無理せずに順組。
 床下機器の精密さは新灰表現だと際立ちます。小型郊外電車然とした台車枠。そして8幅ゆえのナロー感(ただ、この電車は標準軌の電車ですが)。

 おおっと思わされたのは車体裾。前面の逆テーパに合わせるため、全体の車体裾が1ポッチ分のタイルの横組になっています。これが通常あり得ない表現であるがため、良い意味で「レゴらしからぬ」雰囲気に繋げておりましょう。


 前面はL形のパネルと2x2のパネルを巧く組みあせててピラー表現・折妻表現を行っています。
 控えめのライトケースが上品ですね。

 天窓部分はカーキャノピー部品使うことで透過度を確保しています。また連続窓部分では細ピラーの表現にも。


 こちらの側面は窓部分横組ですね。4幅分の横組で側窓構成はラージスケールならでは! 適度なバランス(製品でありそうな程度?)の自作ステッカーも見逃せません。

 なお、ご意見付けるの抵抗ある作品ですが、個人的には床下機器のボリュームはもう少し控えめにしたほうが、足回り重苦しく見えなくてよいかな? と思ったり。


 それでも、小さめの台車と、車体のバランスは、小型郊外電車としてベストなものだと思います。
 全体のフォルム・バランスがきっちり1/1であり、なおかつレゴらしいアレンジも両立しているこの作品は偉大なものでありましょう。

 さて。
 このスケールのリアルティと質感を目指すか? つまりは「仲間になる」か?

 はたまた、6幅や7幅など、ショートスケールのモデルにもこの雰囲気を取り入れ、どこまで迫れるか挑戦してみるか。つまりは「抗う」か?

 なまじ身近な日本形であるか故に、この究極的作品が突きつけるものは大きいと言えそうです。無論、自分のスタイルを貫く選択肢だって!
 
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2017年06月16日

【作品紹介】あおつき様「あかつき」編成とEF66。嗚呼、散る間際の華やかさよ!


 以前「あかつき」レガートシートを作られていたあおつき(蒼月)様ですが、今度は牽引機もセットの4両編成化をされてきました。
 
 前からEF66、スハネフ15、オハネ14 300台、オハ14 300台。
 小気味の良い、巧く要約したミニマムな4両編成です。

 「あかつき」は2008年の廃止直前は、6両中個室寝台が3両、B寝台2両、座席車1両という密度の濃い編成になっておりました。
 他の廃止直前のブルートレインたちもそんな状況になっていたのは記憶に新しいところ。系統の整理で個室寝台車が集約されまくったが故ですけども、それでも最後に華を咲かせた! と言えなくもありません。オハネ14 300台はB寝台と言えど、その車内レイアウトは往年の1等寝台マイネ40に共通するものでありましたし、レガートシートが1-1-1配置のフルリクライニングでやはり嘗ての特ロ以上のものでした。

 末期「あかつき」の併結相手「なは」も、B寝台x2、B個室x2という極論的編成。
 惜しみらくはこうした美しき黄昏、ずっとは続かなかったことでしょう。


 既存作のオハネ14 300と、今回の新作オハネ14 300台。
 

 オハネ14 300台は出雲2/3号用に改造された個室寝台車で、車内設備はトワイライトエクスプレスのB個室に共通するものでした。出雲2/3の廃止であかつきにコンバートされたものです。左手の天窓部分が二人用個室。右手が1人用個室。

 全長28ポッチの中に特異な窓配置を巧く要約しています。
 如何にも、旅をしてみたくなる車両!なのですね。


 反対サイド。通路側の形状が全く異なるのはこの種の車両の常ですね。

 このサイドも、古典的寝台車らしい品格は感じられるのです。
 グレードアップ車で多用された金帯も、ダークタン表現でしっくり来ています。


 こちらはスハネフ15形。
 一般的なB寝台車(二段ハネ)で1978年ころ製造されたもの。14系15形は最後のブルートレイン新製でしたが(除く夢空間・カシオペア)、その凋落が製造時に予見されていたかどうか?

 余談ですが、中国やロシアでは高速鉄道の導入も進む一方、大量の寝台車の新造を今も続けているのは忘れてはなりますまい。

 あおつき様の作品、やはり28ポッチへの要約が巧いのですね。
 窓のサイズと車体サイズがベストマッチとしか言えません。

 車端部、あの愛想なかった切妻(微妙な後退角あり)も、今見ると懐かしい。丸ブロックに依る丸みと車体断面表現が綺麗。そして適度に目立つ貫通幌も。



 牽引機 EF66形。
 レゴでのEF66(基本番台)は何作があります。前頭部も側面も難易度の高い機関車ではありますが……。しかし。

 この的確なイメージ把握!
 客車に揃えた、コンパクトな要約感。それから来る可愛しさと密度。

 前頭部は4段分の横組で成立しています。よく見ると、無理な組み方はせず、堅実感があります。その御蔭で隙間だってありません。任意のヘッドマークだって付けられるのです。側面にかかる部分、斜めの切り上げも綺麗。

 前面窓はピラーは割愛した、1x3x6キャノピに依る仕上げ。スマートかつ強度面での有利さもあります。これも一つの見識でしょう。

 側面は窓数を2個省略してショート化。先にも触れましたよう客車が28ポッチですから徒に機関車長くなっちゃいけません。
 側面上部を平面出し組みすることで、ルーバーをグリルタイル表現にしているのですね。やはり、グリルブロックにはない立体感が魅力。その上は車体の絞込も表現されており、凝った車体なのでした。

 ナンバープレートや区名札を強調しているのも「楽しい」表現です。

 細密な交差式パンタも見逃せません。

 足回りは動力化を考慮せずに、BBBの車軸配置表現を優先。動力台車があるとどうしても台車の大きさが不揃いになり、かといって動力台車にホイルベース合わせると全長が伸びまくってしまう……という、国鉄F級電機の問題に対する一つの回答です。
(動力は、スハネフ15に組込)


 EF66と、EF65(taizoon氏作)の重連。
 実際にはなかったはずですが、1970年代の花形電機同士の華麗な組み合わせ。

 個人的にはEF65・EF66よりも、EF58やそれ以前の方が好きと公言しておりますけど、この組み合わせの魅力の前には信念だって揺れますよ? 国鉄新性能電機、ヤバい。



 前半はtaizoon様の24系25形ですから、恰も「なは」+「あかつき」の如く趣に。


 デビウ当時は派手に思えたレガートシート車も、こうしてみるとエキゾチズム誘う存在なのですよねぇ。
(毛色違うのが1両最後尾に、なんて情景は国際列車的魅力なのです)

 末期の華を咲かせていたブルートレイン。模型としての魅力の再評価は「これから」ですね。国鉄型全盛期……とはまた違う魅力、過去になったからこそ感じられるものなのかも知れません。
 

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【作品紹介】ryokushakuma様の700系「ひかりレールスター」異色の新幹線?


 700系「ひかりレールスター」は、2000年に投入された山陽新幹線区間のみの「ひかり」号専用編成。グリーン車なしモノクラス8両。但し指定席は2+2シートで、4人用コンパートメントも持つユニークな新幹線でした。
 全盛期は毎時2本程度の設定がなされていたものの、九州新幹線の開業により「さくら」が設定されたことで置き換えがすすみ、現在「ひかりレールスター」は僅かな本数のみの設定となってしまいました。

 車両、700系7000番台車の多くは「こだま」に運用されています。700系自体が現在東海道区間からは消滅しかかっている現状ではありますが、山陽区間では未だ500系も「こだま」用に健在ですので、レールスターは未だ暫くは活躍が拝めそうです。とはいえ車齢17年は新幹線としては長い方なのですが(こだま運用は負荷小さいので長生き出来るみたいですけども)。

 カラーリングはグレー地に、黄色帯という独特のものです。
 前頭部形状は700系と同じなのですが、塗り分けの違いで随分印象が異なって見えたものです。


 メーカー公式写真? ryokuchakuma様の撮影です。
 思えば、ryokuchakuma様の西方面の新幹線作品というのも初めてですね。

 何時もの7幅ですね。それゆえに幅広感……重心の低さを感じさせるのは300系以降の新幹線では嬉しい配慮。側窓は(写真では分かりにくいですが)横組です。

 新幹線なのに新灰色、というインパクトはレゴですとなお強烈です。
 思えば白ベース以外の新幹線って少数派ですものね(山形新幹線400にE4、九州新幹線用N700系程度?)。



 前頭部。
 700系の前頭部はかなり癖の強いものであり、賛否も割れるものでしたね。
 
 上手く適度な美化アレンジを含めた表現ができていましょう。美化とは申しましたがリアルは損ねていない。実車を一番かっこよく見えるアングル(700系にはあります!)を切り取ったアレンジと申せましょう。

 7幅ならではの、運転台周りの肉増しも良い効果です。平面から立体を作り出す、レゴならではの造形でもあります。

 先頭台車のスカートが嬉しい。また先頭台車のみ新灰色の車輪使っているのも注目です。



 JBFでの活躍の様子から。
 先ずは側線待機中。


 中間車。


 真正面という厳しいアングルからにも耐える「顔」ですよね。
 

 サイドビュウは美しい。
 神戸の街を見上げて疾走です。

 実物は、神戸の山の中をトンネルで突っ切っていくのですけども。


 シックというか。渋い配色なのですね。
 
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2017年06月15日

【作品紹介】kai103様の「JR九州 BEC819系DENCHA」。シンプルに精密に、そして可愛く!

 前回記事(CAD)
http://legotrain.seesaa.net/article/449938040.html

 実車のシンプルな魅力、そして蓄電池電車というユニークさを表現したkai103様のLDD作が、先日のJBFで早くも実制作お披露目になりました。


 817系譲りの、シンプルな車体のインパクト。ドアは別塗装で目立つものですが、敢えて0.25ポッチ?分の凹み処理を行い、精細感を上げています。全体がシンプルだからこそ効果大きいのです。

 車体強度に影響与えてしまってる? 車体裾の塗り分けも頑張った甲斐のある場所でしょう。そして床下の蓄電池箱。この電車が只者ではない!オーラを感じさせてるのです。
 全長は33ポッチ。3ドア車が無理なく再現できる寸法ですね。


 前面。丸目がかわいい。
 額縁部分は車体幅より張り出しているのですが、コレが全く気になりません。一方で前面窓は4プレート分として、1プレート黒い窓柱を出しているのは良い効果ですね。白と黒のバランスが取れ、精密に見えますから。DENCHAもとい電車も顔が命です?
 
 
 仲間? に囲まれて。
 関係ない車両が周りにランダムにいると、恰も車両メーカー内での片隅に見えてきます(20系も0系もEF58も、何れも同じ日立の生まれですよね)


 「パンタ降ろして」都市を快走。シティ・ショート・コミューターとしての威力発揮。
 ただまぁ、ロングシートの通勤形故中距離の運用はご遠慮願いたいものですけども。


 シンプルな屋根上がわかります。
 シンプルだからこそ、ディテールが大事。


 可愛い顔で神戸を往く。


 今となってはまったり優しい、筑豊の風情……?

 この2枚はkai103様の撮影です。JBFの翌日の野外撮影だとか。


 光がしっかりと当たると、前面の「にっこり感」がより伝わってきます。
 
 kai103様はこれが事実上の初作品?ですけども、緒作からこの水準を実現されてきて驚きです。今後共、期待しております!
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月14日

【作品紹介】エース君のC56形蒸気機関車。ハイクオリティモデル!

 エース君は時折蒸機作品作られておりますが、その都度経験値を蓄積されているのは言うまでもありません。そして、先日JBF会場にてbikkubo氏のD51ならびに隼氏のC57を見て感化され……。早速形にされてきました。まだ(人によっては)燃え尽きというか体力回復さえ終わっていない中でこの勢い、見習いたいものです。
 そして、もう既に通り越している大人の作品のクオリティ!

C56形は国鉄の支線用の小型テンダ機。テンダ機でありながら、タンク機のC11よりも動輪径も出力も小さいという、実は小さな機関車なのです(然し、動態保存機の160号機は東海道本線を爆走する運用にも入っておりますが)。他に大井川鉄道の44号機も動態保存機。第二次大戦中に渡ったタイ国にも動くのが未だ居るはず……。
 現役時代の末期は小海線での活躍が知られていました。


 基本的には7幅車体。これは倣った先であるbikkubo氏D51・隼氏C57に共通します。機関車は大きめに作っても違和感は少なく、7幅でルックスとディテールを優先する流れも必然でありましょうか……?

 7幅車体に対して缶胴は3幅+アルファ。線の細さというか、程よい華奢さが顕れておりましょう。

 動輪は純正の大動輪です。最近は入手が難しいのが辛いところですが……。
 車体の大きさと上手く調和しています。D51に合わせるなら適切なサイズでもありますね。

 惜しいのはメインロッドの先につながるスライド部分。この作りだとすぐに動作不良を起こしてしまうのです(パーツの精度が許容しなくなり、引っかかる)。bikkubo氏流儀の簡易表現か、或いはスライド部の大幅改良をお願いしたいものです。とはいえシリンダ周りは綺麗に処理されててルックス良し。

 二重貼り合わせのランボードは強度もあり、また「白線入り」も再現できます。
 フロントエプロン周りも丁寧な仕事です。
 日本形を意識したダミーカプラー仕様。ただ、C56に関しては逆行も通常使用ですから、バッファ付の標準連結器でもありかな……とは思うのですが。


 こちらを前に走っても絵になる。バックビュウ。

 C56の特徴たる凸型切り欠きテンダ。此処にも白線入りで華やか。ヒンジに依る処理でシンプルに成功しています。

 石炭の山も細密感あります。

 動力系は炭水車にトレインモータと電池box(テンダも5幅故、上手く隠せます!)。エンジン部に受光ユニットという手堅い構成。

 全体の造形でやや惜しいのは、キャブの背が高すぎること(そのためにキャブ窓が小さく見えてしまってること)。1プレートでも下げると印象はまた変わってくるんじゃないでしょうか。


 サイドビュウ。良い雰囲気です。機炭間隔も詰まってていい感じ。

 やはり惜しいのは、缶胴が長すぎてC56らしいタイニーさをスポイルしてしまっていることでしょうか。缶胴を3ポッチか4ポッチ短くして、キャブの下に第三動輪来るようにしたら、可愛らしさと、締まった密度感も生まれてくることでしょう。

 でも、十分に元は良い作品です。改良で変わっていくことでしょうし、また今後も楽しみでなりません。


 真正面より。国鉄蒸機に於ける7幅の強みを痛感させられますね。
 フロントエプロン、ステップ表現! 細身の煙突もC56らしいのです。
 
 
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2017年06月06日

【作品紹介】クロック様のEF66 100番台。スマートさと力強さの、二重奏♪♪

 EF66形の100番台は1989-91年に、14年ぶりの増備機として33両が製造されたもの
 EF200形以前の時代ですので、無論当時の最高出力機。

 前面は角ばってた基本番台とは違い、大きな丸みを帯びたスマートなものに。力と速さに新たな魅力を追加したのです。

 ところで、基本番台の造形は1966年のEF90形に始まるもの。
 そして1990年の100番台。自動車で言うなら
「同じ車種の1966年モデルと、1990年モデルの差異」
 を思わせるデザインの変遷ではありますね。自動車と違って鉄道車両はライフサイクル長いので、この両モデルが第一線でも併存しちゃったりするのは違いですが。



 以前、前頭部のみを軽く紹介しましたが、その地点で期待を膨らませてくれたモデルでした。遂に、1両まるごとが完成です。

 1幅広がることの表現力を使い切ってる、素晴らしい造形!

 上に窄まった車体断面形状。6幅のキャノピーも程よくオフセット。
 横に組んだライトケース周り。

 十分な腰の高さを持ち、それが力強さに直結する足回り。

 その上に、魅力的なディテール部品。センターピラーは外付け表現。窓下の手すりも兼ねるもので、最密度を上げています。
(この表現、他題材にも応用できるものでしょう。平凡なキャノピー部品が化けてます)
 変形フィグアーム使った解放テコ周りも堪りません。

 EF66 100もそうですし後世のJR電機群。はたまた昨今の欧州系電機もそうですが、スマートな車体と、「機関車」であるが故のゴツさに繋がる要素の共存って魅力ですし、モデル化にあたっては意識したい部分でしょう。


 側面。全長38ポッチ。
 フルスケールの6-7幅くらいの客貨車がとても似合いそうです。

 窓数も省略なし。ただ、ルーバー部分は省略です。この題材においては省略も一つの手段に思えてきますね。下手な表現だと、全体の魅力をスポイルしてしまいますから。
(1x2のグリルブロックだと、側面がせせこましく見えるリスクがあるように思えます)

 乗務員ドアも上半分が斜めに(!)。その横にはステップも。

 足回りは中間台車を、片方の台車に連結しての表現です。
 連結していない側は、視覚的に隙間埋めしてるのが嬉しい配慮。

 やや惜しまれるのは、台車枠の表現が無いこと。7幅なら車体からのはみ出しなしに台車枠を盛ることもできましょう。
 また、高い床面で電気機関車らしさのアピールが出来ておりますが、台車と車体の間隙がやや気になります。台車枠作る際に、何らかのパーツ埋めること出来たら鬼に金棒でしょうね。

 なお、スカート前後の隙間は致し方ないと思います(台車マウントのスカートはカーブで大きく振れるため)。
 このスカート形状が好ましいので、下手に弄るのは作品の魅力を殺いでしまいましょう。


 その、カーブ通過の様子。
 台車マウントのスカートが左右に振れるのはやむを得ないのですね。でも、形状優先です。斜めの美形は譲れません。
 そして、性能優先でも。連結器は車体マウントよりも台車マウントの方が安定・安全なのです。
 
 それにしても、カーブに佇むその姿も美しく、力強い。


 キャブ周り。
 7幅に対する、各部オフセットの加減がよく分かりましょう。
 「斜め」とオフセットの使いわけも巧いと思うのです。

 力強さとスマートさの二重奏。
 電気機関車のモデリングの可能性を広める1作でありましょう。




 魅力もより伝わる、走行動画です。「大先輩」ED11を従えているのも感慨深いのですね。
 
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2017年06月05日

【作品紹介】ルビー様の北越急行 HK100形電車。小さいけど、濃い!

 ルビー様は、スケールは固定されていないようで題材によって柔軟に使い分けされているようですね。今度のHK100形は6幅のレゴトレインスケール、全長も26ポッチですから小柄な部類でしょうか。

 でも、小さい中にぎっちり魅力を詰め込む。
 大きなモデルとも違った良さがあります。


 北越急行HK100形電車は1997年のほくほく線開業に合わせて用意された一般型電車。2ドアの両運転台という、なかなか魅力的なスタイルの地方向け車両。

 地味に見えて、特急街道だったほくほく線で高速列車から逃げ切れる「脚」を持つ俊足な白ウサギであったのでした。
 そして、特急群の去ったほくほく線では却って俊足を活かす機会も。超快速はその最たるもの。

 ルビー様のモデルは、リニューアル工事(2010年頃)を受けた後の今の姿、実は帯が簡略化され若干レゴ向けの姿に?
 青帯はグラデを、ミディアムブルーで再現しています。これがまた効果的!
 複雑な乗務員ドアの表現も見逃せません。ただ客用ドアに沓摺の表現はほしいところですが……。

 前面はヘッドライトを、4070ヘッドライトブロックの底面使用で再現。角ライトの表現としてベターなものの一つでしょう。良い表情になっています。
 6幅ゆえサイドに見えてしまうのですが、その違和感はありません。

 それよりは、すっきり無理なく仕上がってることが、この題材にはふさわしく思えます。
 スカートも小柄な感じが出てる。キュッと締まって小粋にさえ見えてきましょう。

 単行でも成立する題材ですし、それこそ嘗ての特急街道の名脇役としての活躍もできましょう。でも、もう1両あると楽しいかな……とも思ったり。またイベント車という別バージョンの楽しみもある題材ですよね。


 芝桜と。なかなか素敵なジオラマ写真。
 
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2017年06月03日

【作品紹介】端正! アイン様の185系 4両編成完成。並びのバリエーションも。


 
先方の記事です(完成篇)
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40361418.html
 (並び撮影篇)
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40361410.html

 前回記事「アイン様の185系製作中 最後の国鉄特急形の「最新スタイル」?」


 2週間ほど前に制作中とお伝えしたばかりの、アイン様の185系が完成しています。

 2017年のクオリティであり、そして185系(117系)の顔が嘗ての157系の系譜であること物語る、あの立体的になった前面造形は前回記事で記した通り。ガラスの稜線に、下半部の絶妙な後退角。そして横組の側面。


 極めて、端正な印象。
 185系の魅力に再度気が付かせてくれるモデルです。

 ほんと、デビウ当時は画期的で、かっこよい最新型だったのですよ。
 今は……特急料金払うのは勿体なく、MLながらの通し乗車はキツい車ですが(苦笑)。ライナーなら適切な感じがしますけども。

 閑話休題。
 前回記事では、未だツメの甘い印象のあった側面の「斜めライン」は幅を広げ、かつ角度の調整することで「決定稿」になっていますね。

 屋根は屋根肩部をタイル、真ん中をポッチ出することで緩やかな傾斜の疑似表現です。この表現は広範に使えそうです。


 前面の、後退角の付け方。ヒンジではなかったのですね。
 ブロックのずらしというか、半バメで成立しています。この角度が、この作品のキモでありましょう。
 賑やかなシャンパ線も印象的。


 サロ185。帯の処理、純粋に1段ずつのずらしではなく、真ん中の窓にかかる部分で微修正が入っているのが分かりましょう。サロの側窓は1個づつ独立したもの。車掌室窓の仕様を変えているのも効果的。


 モハ184。窓のピラーに入る斜め帯が精細感を盛り上げています。
 やはり、戸袋窓は仕様違いです。

 窓柱の幅を変えることで、開閉可能な連窓の表現にしています。
 

 ライトは、社外品ライトブロックでの点灯です。コンパクトな独立電源は一番使いやすいのですね。

 手間のかかる作品ゆえ、4両編成に留めるとのことですが、実物もまた伊豆箱根鉄道駿豆線では5両編成で走っていますし、嘗ては沼津〜小田原間の5連普通なんていうのもあったのです(うろおぼえ)。短編成でも様になる電車でしょう。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 あとはお楽しみ、並び写真です。

 E231系との並び。これは今の東海道線東京口の「日常」となりました。
 しかし、やっと185系も置き換え話が出てきていますから、それほど長くは続かないのかもしれません。


 113系と。この時代が凄く長かった印象なのです。185系と湘南色は似合うのですね。
(185系自体も湘南色まとったことがありましたが)

 余談ですが、185系はデビウ当時は153系との並びはおろか、混結運用さえ<<続きを読む>>
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【作品紹介】うしがえる(R)様のED11形電気機関車。8幅。基本造形の良さ。

 ED11形は1923年に2両が輸入された電気機関車。米ゼネラルエレクトリック/アメリカン・ロコモティブ製造。スタイルは完全なる古典的アメリカン。あちらの電化区間やインタアーバンで見られるものの縮小・狭軌版ですね。
 車体は同型のED14形も4両輸入されていますが、足回りは完全に別物です。

 1960年に1両が西武鉄道に譲渡、E61に。
 残る1両は1976年まで浜松工場入換機として残存。
 両者とも静態保存されています。今も動態保存されるED14共々、極めて幸運な機関車と言えましょう。


 うしがえる(R)様の作品は「リニア・鉄道館」に保存されている2号機モデル。

 8幅の大型モデル。ざっくりとですが、雰囲気は掴まれておりますね。
 前面の手すりがデッキ側・車体側とも効果的で、また密度を高めています。

 電気機関車らしく、床面が高いのも良い感じ。
 パンタのスリ板の幅の広さも、輸入電機らしいのです。


 フロントアップ。
 この機関車はこうして見上げる感じが特にしっくり来ます。保存機(博物館や機関区内)だと見上げることが多いからかもしれません。

 台車は軽快な、ED11らしさを感じさせるものです。もう少しパーツ追加できたら更に化けてきましょう。
 床下、茶色のエアタンクがいい味ですね。

 ここで惜しいのは、ED11はデッキが車体側であるということ。
 幾らかのパーツ追加でデッキを車体側にするとED11らしさが増しそうですね。
(余談ですが、ED14はデッキは台車側です。このモデルも台車枠を板台枠の重そうなのにしたらED14へのリバーシブル?になれそう)


 サイドビュウ。良いバランス、基本造形です。
 

 屋根上。PF機器を集中させているのでch切り替えも容易。単3x6は重量もありますから、保重効果も期待できそうです。






 こちらは仮完成版。渋い題材にしてよく雰囲気は掴んで居られましたが、床面の低さと、台車枠の欠如が惜しかったのです。今回はそこを改善されてきた由ですね。

 輸入電機は幸いにも実物が多々残されておりますし、資料写真も豊富。
 8幅で造っても肩のこらない?サイズも魅力です。楽しいジャンルでありましょう。
 
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2017年06月02日

【作品紹介】しゅん様の北海道新幹線 H5系(CAD)独自のディフォルメ哲学?

 すでに秋田新幹線E6系を作られ、各地で(2016JAM 横浜磯子 栃木 立川)運転展示して大好評を得ているしゅん様ですが、今度は「お約束どおり」H5系(E5系)を予定されているようです。


 先頭車アップ。E6系にも共通する、強烈なロングノーズ。
 登場時にこそ、賛否は割れた形状ではありますが、今の印象としては究極の機能美!
 何よりこの形状は、これまでの新幹線をすべて古く見せてしまうものでした。

 レゴ的には無論、高難易度。
 しかし、しゅん様が解釈されると違和感皆無に纏めて来られます。
 45度スロープという古典的要素と、1x2系のカーブスロープという最新要素が巧く融合。意図的な?ポッチ出しも好ましい効果を上げています。

 スカートの丁寧さも印象的です。8幅メリット活かしてますし、実際、台車スカートは必須の題材だと思いますので。


 先に実現されたE6系との比較。そして連結想像図。
 実物も微妙なラインの違いがありますが、上手く差別化されているのがわかります。
 
 秋田行と函館行、赤と緑の混結。この姿が実現したら感慨深いことでしょう。

 余談です。
 その昔、上野発の急行列車は多層建ての混成列車が当たり前でした。東北新幹線の開業までは。
 然し、今の東北新幹線を往きかうのも多層建て列車たち。その伝統は、継承されているのでしょう。
(しかし、東北筋の「1等座席車」が定着するとは誰が予想したでありましょうか)


 2号車まで。重心の低さという印象が実物と共通するのは、8幅のメリットですね。

 レゴの標準緑は凄くラチチュードの広い緑色ですから、メタリックの入ったE5/H5の表現にもしっくりくることでありましょう。


 4号車まで。
 8幅の精細なモデルでありつつ、安心感・安定感。更には優しさ、可愛らしさもあるのがしゅん様のモデルの特徴です。(言葉にはしにくいですが)独自のディフォルメ哲学があるといえば大げさか?

 最高速のフラッグシップ、実現を期待しております。
 
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【作品紹介】うしがえる(R)様のCADより。キハ85と「瑞風」。西武2000系電車。

 LDDは優先順位は低めですが、アイディアとして見逃せないものはあります。
 まとめての記事化で恐縮では有りますが。


 JR東海のキハ85系気動車。
 すでにdyson氏作品、ryokuchakuma氏作品があります。また、taizooon氏がかなり前にcad上げて居られましたね。

 前面表現は過去のどれとも違います。解釈の差異が出てくる題材でしょうか。
 うしがえる様のは、非貫通タイプに関してシンプルながら特徴を抑えてると。ヘッドライトは二種類ありますが、どちらが良いのでしょうかね?真ん中のが実物に近いはずですが、左のも印象としては正解に思えます。

 なお、スカート周りの精細さが素晴らしい。スマートな姿ではありますけども、気動車としての「機動性」を確保しているシャンパ栓周りは大事なディテール。
 おでこはカーブスロープで丸みたっぷり。これは今の設計の良いとこですね。

 右端の貫通型、かなり個性的な意匠です。
 キハ85系の貫通型という印象よりは寧ろ、同じくJR東海の373系電車の印象に近いかも知れません。
(個人的には、キハ85系の貫通顔は「非貫通型の前面に、幌枠を増築」がベターな表現だと思っています)


 側面より。グレーとオレンジ、黒のバランスがよく、シックに見えます。ただ、側窓は横組のほうが良いかと思うのですが。車体断面はかなり丸みが強いので(なで肩なので)、45度スロープの屋根肩はベターなものでしょうね。他の方法(丸ブロックやポチスロなど)だといかり肩になって実物の印象とは離れてきそうです。

 話の中で、373系が出てきましたけど、383系やキハ75などJR東海の在来線も魅力的な題材はそこそこ揃ってると思うのです。
 レゴトレイン界隈的には未開拓ジャンルではありますが(313系・キハ25はありますね)、これからかしら?



 すでに試運転がJR西日本各線で行われている「トワイライトエクスプレス 瑞風」。
 レゴトレインでもクロック氏が現物テスト中、また、気分屋氏もテスト中。
 エース君の作品もあります。

 うしがえる様の作品も、一つの究極を目指すものになるか?
 極めて特徴的な前面意匠は、腕が問われる部分ですよね。

 カーブスロープ駆使で、自由に造形しているのが注目されましょう。
 4灯のライト、双眼鏡部品の色違いで前と後ろを示しているのが印象的です。

 余談ですが、今はダークグリーンもかなり供給が良くなりました(カンブリご利用、よろしくお願いします。読者諸兄の皆様!)。先代のトワイラもそうですけど、この種の題材作るチャンスかもしれません。


 実は未開拓ジャンル。西武鉄道の通勤型。
(いや特急車も先代5000系が、地鉄仕様で作られてるくらいですが)

 4ドアの基本形。2000系電車。側面は戸袋窓に飛行機窓使うアイディアです。
 前面は銀色の飾り帯入るのでやや難しい意匠ですが、ポチスロ組わせで上手く処理していますね。ここ実制作されたらかなり見栄えがすると思うのです。

 3幅横組の窓まわりはベストなものですね。美しい。
 ヘッドライト部分も横組? これなら4幅分横組になって側面との整合性も取れそうですが。

 屋根は通常タイルを斜めに使う。このデザインは初めて見るものですが、通勤車だと目立つ?雨樋の表現にもなります。(斜めの固定が意外と難しそうではありますが)試してみる価値はありそうに思えます。

 西武2000系はもうちょっとゴツい初期車もありますし、各世代組み合わせの編成美?となります。実制作を期待しちゃいたくなる題材です。
 
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2017年06月01日

【作品紹介】なし様の大阪市交通局 20系製作中

 最近、地下鉄が「熱い」のでしょうか?
 趣味的に注目されにくいからこそ、意外な題材としての面白みがあります。
(あ、今日二回目w)

 大阪市交通局20系は1984年に登場した、日本初の通常鉄道向けVVVFインバータ制御・交流電動機の電車。路面電車やAGTでは先行例ありましたが、通常鉄道では初の採用です。

 車体では10系(大胆な未来派!)の流れをくみつつ、すっきりした前面・側面に。
 無論アルミ車体で冷房付。今でも通用する性能・デザインの電車となりました。

 試作的要素のあった第一編成のみは廃車されたものの、他の全車が健在であり、主に中央線で使われています。
 なお、同じ20系を名乗るステンレス車もあります。大きくスタイルは変わっていますが同一形式です。


 なし様が製作中なのは、アルミ車体の中央線用。
 
 前面形状は、シンプルだからこそ、難しい!
 7幅を活かして、額縁状の顔でありながらはみ出しなく、上手く6幅分の顔を収めています。
 前面窓は思い切って3x4の枠付窓部品に。パネル系の平滑感とは違った立体感を活かしているように思えます。題材による使い分けが大事なのですね。

 全長は46ポッチです(中間車基準)。勿論ドア配置の省略なきフルスケールモデル。
 4ドア車でも大阪市交は20m無いので、ドア幅と窓幅のバランスが独特になるのですが、そんなところも再現されているのが伺えます。

 屋根の平滑さも見逃せないポイントで、あの時代のアルミ車体の「如何にも金属箱」なソリッドな雰囲気が伝わってきます。
 冷房装置のインパクトも見逃せません。帯色も、綺麗。


 製作中画像。構造、わかります。


 ドア周りや車端部のユニット構造。
 通勤形はドア周りの制作が……単純作業地獄になります。頑張ってくださいませ!


 さてさて。
 大阪の地下鉄。個人的には創業時の100形(保存車あり)が気になるのは言うまでもありません。あの色は無理かとおもってたら、腰回りは伊豆急と同じくダークアズールで行けそうですね。また、戦後のオレンジ+クリームにも惹かれます。シルヘッダ巻いたエレガントな電車たちの競演は大阪万博前までのこと。

 で、その後の近代化された電車に興味ないかというとそんなことはなく。
 10系試作車は未来の電車として惚れ込んだ造形。無彩色の試作車時代も、御堂筋線で営業についてた時代も素敵でした。60系は何時か阪急京都線の相棒にと思われますし。そして量産形式30系。実用本位ならではの良さを否定出来ないのですねぇ。
 歴史があり、深い。

 先ずは、大阪の地下鉄という可能性開くこのモデルに期待したいと思うのです。
 
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【作品紹介】キベルネ様の、名古屋市交通局名城線2000系電車製作中

 最近、地下鉄が「熱い」のでしょうか?
 趣味的に注目されにくいからこそ、意外な題材としての面白みがあります。
 
 名古屋市交通局 名城線用2000系電車は1989-2004年に導入された名城線・名港線用の電車で、これまでの1000/1100/1200形を置き換えたもの。
 初のVVVF車であり、スタイルの方でも今に通じるものになりました。実際、89年から04年までの15年の長期製造にもかかわらず、陳腐化はなかった……。

 前面は曲面ガラスだったりして、良い意味でバブルの名残がする電車です。
 今は初期車導入から28年も経過し、何れは置き換えを迎えるのでしょうか。


 先ずは「完成予想図」から。

 7幅フルスケール。
 前面は微妙な半流線型。比較的直線的な形状と言えど、微妙な丸みもある形です。全体に、上手く印象は把握されておりますでしょう。

 ただ、いくつか申し上げたいことが。

 実物は東山線同様、かなり小柄な電車なので6幅のほうがしっくり来そうな気がします。JRや名鉄(=地下鉄でも名鉄と直通する線区)を7幅なら、東山線・名城線は6幅で、顔も「ウマヅラ感」ある方がらしい様に思えますが、如何でしょうか。

 横組とポチスロ組み合わせの前面造形はベストと言えるものなので(ポチスロでカーブガラス感が出てる!)、このデザインのまま幅を詰めたら?
 燈火類も実物は小さめの印象なので、プレートの側面の方がそれらしいかも?

 側面は窓位置を1プレート下げると、窓が大きく見えるような気がします(窓位置が高いと電車は窓が小さく、重苦しい印象に見えますので、逆も然り)。
 窓間ピラーは車体と別色(新濃灰か黒など)にすると、実物の連続窓らしく。

 ただ、車体幅は根源やスケールに関わる問題なので、修正され難いかもしれません。
 7幅のままで、車体高さを上げて造形を変える方向性もありえます。


 連結面の印象。とても精細です。
 赤い集電シューが印象的ですね。


 先頭車アップ。小柄で窓の大きな印象の名城線ではなく、他の標準的車体サイズの通勤型ならとても良いバランスなのですけども(最近の名鉄など)。
 なお、帯色は紫の下に白を追加しても良いかもしれません。


 現物試作中。
 ガラスはクリアにされる予定とか。貫通扉の枠やブラック処理している部分とのコントラストが鮮明になり、より、化けて良い感じになってきそうです。


 横組の窓は、LDDで見る以上に精細な印象を与えています。
 前面から側面に続く斜めのラインが綺麗です。

 帯位置・窓位置は構造的にかなり自由に調整できそうですね。現物でベストなバランスを詰めること、出来るのではないでしょうか。


 妻面。転落防止柵が細かい!
 妻面窓って省略しちゃいけないんですよね。見えないところですけども。

 広幅貫通路の微妙なバランスは7幅ならではです。

 やはり、7幅のまま、車体高を上げる可能性も模索されましょうか。

 
 さて。
 個人的には名古屋の地下鉄というと、東山線開業時の100形が妙に気にかかってます(丸っこいの。ボディマウント。真っ黄色!)。あれをいつか作ってみたいと思うのでした。名古屋の地下鉄にも、すでに深い歴史あり!なのですね。
 
posted by 関山 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月31日

【作品紹介】てりやき様の自由形装甲機関車。引き締まった間接式(メイヤー式)

 てりやき様の軍用装甲機関車が大幅アップデートです。

 かつては通常の?蒸機でした。↓記事。
http://legotrain.seesaa.net/article/447271984.html


 如何にもな造形が素晴らしい。そして、10幅で装甲と走行を両立させてた由。装甲板の中をロッドが動くメカは大型化のデメリットを補って余りあるものです。まぁ、走行環境は選んでしまいますけども。

、今回はなんと間接蒸機です。


 厳密にメイヤー式と言って良いのかどうかわかりません。
 ガラットとメイヤーの中間的形態ということになるのでしょうか。しかし、植民地向け機関車として十分に理にかなった形状です。

 前部の足回りは可動式で煙室の下に。
 後部の足回りは固定である代わりに、炭水車側に固定されているので、炭水車の動きに合わせて首をふることが出来ます。
(前半分がメイヤー式、後ろ半分がガラット式)

 実物が存在したとして、重量配分や走行性能には大きな問題は無さそう? ですね。秀逸な自由形です。

 各足回りは3軸づつ。軸配置は日本式にはC+C。ホワイト式なら0-6+6-0か。
 一見ジャック軸?かと思いましたけども、現在入手が困難なフランジレス大型車輪の代わりにプーリーで代用されているのですね。
 動輪の一番上が微妙に隠れるバランスが美しいのです。

 上回り、例によって10幅に及びます。
 しかし、それゆえに足回りと上回りのバランスは秀逸。狭軌感が感じられますし、やはり大振りになりがちな兵器や軍用車両の世界観に溶け込むには相応しいバランスでもありましょう。


 サイドビュウ。
 装甲板の平面構成が美しい。
 足回り、きちんとメインロッドとサイドロッドが省略なしに再現されているのも分かりましょう。
 10幅ではありますが、全長は38ポッチ。
 蒸機としては実は手頃で?扱いやすい寸法なのですね。また、そのバランスが力強さと、合わせてずんぐりした可愛らしさに繋がっています。


 砲車を押しての運用。
 動力系はPF-Mモータx2ですので、相当な力はあるはず。最近は大きめの催事ではミリタリ界隈での軍用列車祭り!になることも多いので、この動力車はきっと歓迎されることでありましょう。


 動力。及び内部です。
 前後にPF-Mモータを1個づつ搭載。

 足回りはロッドで結びつつ、内部のギア連動もあり。
 鉄道模型の製品でも、ここはメーカや時期により考えの変わるところなのですが、ロッドで結ばれているから内部ギアは不要、という方法と、ロッドへの負担や不可を軽減のため、模型では敢えて内部ギア連動ありに……。
 調整の手間はあるものの、ギア連動とロッドの併用は動力効率面と、ロッド負荷を軽減出来るメリットはあります。


 前部台車のアップ。ボギーの回転軸と推進軸を兼用しています。
 スライドバーの位置が実に良い感じです。


 最後に、幻のガラット式案。
 第一印象が蒸気機関車らしくない(煙室扉が見えない)ので制式化は見送られたとのこと。これもこれはで良い雰囲気ではありましたが、やはり決定稿のほうが完成度は上ですね。決定稿のほうが機械の密度感が濃く、それが魅力になっておりますから。



 あとは動画です。間接機関車と動画の相性は良いですね。



 カーブもバッチリ。




 JBF(6月10-11)のミリタリテーブルに登場予定。
 ミリタリ方面もいろいろ熱く、厚いJBFになりそうです。
 
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2017年05月29日

【作品紹介】三木勘吉様の、新京阪鉄道フキ500形 貴賓車。別格の美しさの「スペシャルレア」。



 お召し列車や、貴賓車は意外と作られない題材です(除くクロ157-1)。
 使いにくい、潰し効かない。でも、華やかさでは随一の存在。

 新京阪鉄道500号(フキ500)は1930年に、100形(P-6)の1両として用意されたもの。戦前戦後通して20回ほどの使用をされました。1950年に一般車転用改造され1500に。但し特急用のクロスシート車です。その後更にロングシート化など転用が進みますが、最後まで窓配置には貴賓車時代の面影を残していました。

 同種の車両には参宮急行(近鉄)の2600号。京阪の16号がおり、何れも後に特急用車両→一般車化されています。(そういえば国鉄のクロハ49も、そのままの姿で伊東線の2/3等合造車になってました)

 閑話休題。
 格下げ1500号の方は拙作がありますが、三木様の作品は原形の貴賓車時代です。


 ありがたくも、拙作のP-6に仕様を合わせてくださりました。
 高さ方向のパーツ割、また全長に整合性があります。
(窓構造は違いますけども)
 拙作では割愛した、屋上の高圧引き通しも再現されています。

 カラーリングは明るいクリーム色。その昔宝塚の「電車館」に大型模型がありましたが、こんな色だった気がします。

 明るい色の旧型電車というのはインパクトあるものですね。光明丹な屋根との組み合わせもまた美しい。
 床下機器の灰色も良いアクセント


 反対サイド。
 シルヘッダーの色差表現や雨樋は割愛されていますが、それでも「昭和初期の電車」らしい重厚感を感じさせます。
 
 ここからは飽く迄自分が作るんだったらという「雑記」。
 シルヘッダ・ウインドヘッダ、また車体裾は色差でダークタン。
 雨樋はレール付きプレート。二段窓表現は他のP-6に揃える……。
 いや、当面造る気はありませんのでご安心を?(既に改造後の1500を造っていますし)

 
 拙作のP-6編成に組み込まれて。
 茶色の電車の中だからこそ、この姿がより映えるというもの。

 この種の特別車。使いにくい車ではありましょうが、それが故に「特別感」もあるのかも? 要点絞って、上手くレア感煽って? 運用したいものです。
 
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【作品紹介】エース君の新作 683系/ゆりかもめ7300系/5幅シリーズ第二弾は「京阪バス」

 情報続くのでまとめての紹介で失礼します。


 エース君の683系の更新車は、先日の茨木でお披露目になったもの。


 前頭部造形はryokuchakuma氏の流儀ですが、若干のアレンジが入っていますね。681系・683系の流線型も以前は至難とか言われていたものですが(以前って、ほんの3年前ですよ?)、今は「シンプルで・無理なく・かっこいい」表現が定着した感があります。

 681/683系は更新後、メリハリの有るカラーリングになり男前?になった感があります。個人的には更新前の淡い色よりも好みですね。あ、一番好きなのは今はなき北越急行カラーなのですけども。

 屋根カーブは45度スロープ。60051を買うとどうしても溜まってしまう部品なのですが、この車両には似合ってるように思います。
(丸ブロックは美しく見えて、実は「いかり肩」になってしまうので、使い所は選ぶかと) ポチスロと丸ブロックとカーブスロープと45度スロープ、上手く使い分けしたいものですね(無論「安いもの」「手に入りやすいもの」「手許にあるもの」がベターです)


 貫通側。
 こちらの顔はmazta-k氏の流儀です。
 ライト周りを凹ませたこの表現もベターなものの一つでしょうか。意外と他の表現が思いつかない、難しい顔です。
 
 なお、更新後の特徴である、中間車のエンブレム的な塗り分け……は再現できないかしら。あれが凄く格好良いんですよね。


 今回は付属編成も制作。こちらは更新前旧塗装。これも長く親しまれてきた姿です。
 3両だけだと、地鉄の乗り入れ時代を想起させたり。681/683系の全盛期が既に遠い昔であるのが、切ない。


 新塗装+旧塗装の混結9連。過渡期ならではの姿ですね。
 特急型の長大編成、確かに華やかなのです。


 吹田での活躍。この真正面アングルも様になります。


 貫通型を先頭に。すっきり、シンプルに。


 トワイラとのすれ違いも嘗ての「日常」でした。同じ北陸特急同士。

 阪急電車との大山崎決戦はいまもなお続く名勝負。
 P-6と「燕」の古戦場。今なお9300系と北陸特急のライバル勝負は続いています。


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 先日LDDを紹介した「ゆりかもめ」新型7300系。早くも完成しています。




 近年の三菱重工製AGT車両にみられる、大胆な前面デザイン。
 7000系を一気に「古臭く」見せてしまうインパクト。レゴとの相性もまた良いのです。
 外吊り扉は何処と無くヨーロピアンなエキゾチック(キハ35云うな)。


 側面。前後の窓が大きくなっている部分がユニークですね。
 ただ、もう少しスマートは欲しい印象はあります。屋根の白い部分の上に更に新灰色のタイルで仕上げるだけでかなり印象は変わってくるかもしれません。
(最近の国内pabで、新灰2x2タイルがどれほど出回っているかちょっとわかりませんけども)


 動力系。六甲ライナーと違い、1両には収まりきらなかった模様です。


 こちらは次回作予定? 大阪市ニュートラムの200系。あの路線も第三世代の車両へ。エース君作品もスマートさ重視の美しく、可愛らしいものになるか? 「遊びまわる子供」をコンセプトにしたという、実物の雰囲気を把握しておりますよね。

 余談ですがAGT車両も三菱重工(ゆるかもめ等)・川崎重工(六甲ライナー等)・新潟トランシス(大阪ニュートラム等)と3社体制なわけで、個性が出ているのもまた興味深いのです。

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 5幅バス(いすゞエルガ)シリーズ、早くも関西展開第二弾。近鉄に次ぐのは京阪バス。紅白のバスですが、意外と赤と白の比率が難しい題材です。車種とか、或いは角度によってバランスが変わって見えたりします。この決定稿?が良い塩梅でしょうか。

 京阪バスは丸いパターンも入っているので、それを側面丸タイルで表現しているのは巧いです。これのお陰で、なお京阪らしく見える。




 第一校。これはちょっと白い部分が多すぎた感。窓下の赤帯追加で大きく化けたのですね。
 最初、窓上にも赤ラインを入れたらどうかとも思ったのですが流石にクドいかも。難しくも楽しい題材です。

 それから、屋上機器の形状はこれがベストかもしれません(実物では事業者ごとの差異も際立つ部分ですが)。
 
 バスシリーズもまた、今後も展開が楽しみです。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする