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2017年05月15日

【作品紹介】kai103様の「JR九州 BEC819系DENCHA」(CAD)機能も外見も鮮やか!

 BEC819系電車は、JR九州が実用化した交流蓄電地式電車。
 2016年より筑豊本線若松〜直方の10kmに投入され、今年3月からはこの区間の全列車の運用に入っています。

 蓄電池電車は大昔、同じく九州の宮崎交通線で実用化されていたことがありました(運用距離は約12km)。1950年から1962年までのことです。あまりに不便で効率はよくないので、単発的な採用に終わってしまいましたが(鉛蓄電池をいちいち充電してたそうです)。
 なお、車体は気動車(キハ40000)を改造したものでした。

 然し、電気系の発展はめざましく。過去の技術がハイテクで蘇る。
 BEC819系は交流電化区間を運用中(減速時や停車時)にリチウムイオン電池に自動で充電してしまいます。
 車体も817系電車ベースで、817系電車との混結も可能。
 現状では10kmの区間を往復する運用ですが、スペックとしては「10分の充電で90kmの走行が可能」とのこと、今後の発展が予想されるところです。
(懸念されるのはオールロングシートの車内設備であること。短距離用なら良いのですが……。最近JR九州は普通列車のロングシート化進めてる感で、これは公共交通の魅力の自損行為だと思うのですが。これでセミクロスなら言うこと無いんですが)

 ともあれ近年の電気式気動車や蓄電池電車の復権は興味深い事象。
 長く天下をとっていた液体式気動車も、何時は過去のものになるのかも知れません。


 kai103様の作品です。

 蓄電池を搭載したクハBEC818形。
 床下の青い電池箱が鮮烈ですね。この車両のアイデンティティでもありますから良いとこを抑えております。
 設計で苦心されたのは、車体裾のカラーリングだとか。台枠部分という強度必要な部分故、こういう塗り分けは難度を上げてしまいそうです。
 でも、実現したら鮮やかさで、相当なインパクトあることでしょう。

 817系電車としても良い造形ですね。
 アルミブロック感のある全体の雰囲気も伝わってくる。シンプルな造形は却って難しいのに。


 そして、丸目の前面は可愛らしく。幌も良い自己主張。前面は縦横上手く組み合わせています。スカートの形状も良い感じ。
 この流れで817系電車も併結用に造ってしまうのも面白いかも知れません。




 クモハBEC819形との2両編成で。こちらの床下機器は普通の電車。
 差別化が面白いのです。

 全長は各32ポッチ。3ドア近郊型電車としてもバランスの良い割付でありましょう。

 実制作、期待しております♪
 sauseiji氏のJR九州特急型との組み合わせとか、楽しみなのですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】yamatai様のE231系電車(CAD) 前面のみの絞りこみ

 JRの近郊型などの電車をある程度リアルに作ろうとすると、車体裾の絞込という問題が起こります。7幅以上では無理なく再現できるものの、6幅では「割愛する」のが一つの正解では有り続けました。実際、半流線型の国鉄型(113系など)では違和感もありませんでしたし。

 ただ、JR形で結構な数的ボリュームのある形式。E231系電車の平面前面では?
 あの電車、まっ平らであるがゆえに、車体裾絞りは結構目立つのですよね。

 かと言って、6幅車体での1プレートの絞込はややオーバーな表現になってしまう懸念もあります。コストや工数の問題をさておいても。


 yamatai様のこの処理は、一つの回答かもしれません。
 目立つ最前部の1ブロック分のみを、絞込形状にする。これでE231系らしい顔と、違和感のない側面が両立していましょうか。無論、コストや工数のメリットも!

 前面の取ってつけた感は、近年のステンレス車の場合は「却ってリアル!」なのも大きいですね(実物もお面を貼り付けてるのですから)。額縁顔の1プレート分の張り出しも車体幅の表現として寧ろ自然では有ります。

 全長は32ポッチに、上手く4ドアを割り付けています。ただ、側窓はもう1プレート上下方向に大きい方が良いかもしれません。横組の上か下に、トランスブラックのプレートかタイルで継ぎ足ししてあげると、実物の窓枠感も付与できるかも?

 また、今回は近郊タイプですが、通勤タイプへの応用も出来そうです。
 今の首都圏を語る上で無視できないE231系。完成度の高いモデルの登場が待たれるところですが、この提案、役立ちそうですね。
 
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2017年05月03日

【作品紹介】アイン様の新幹線925形。緑の「ドクターイエロー」

 先方の記事:
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40330294.html
 アイン様、ペース早いですね(嬉!)。

 925形は東北・上越新幹線用の総合試験車編成。
 1979年、東北新幹線開業以前に登場。その当時は200系と同じカラーリング。
 然し、後年に922形に合わせた黄色に。違いは、青ではなく緑のライン。

 北のドクターイエロー。黄色い車体に緑のラインもまた似合うものでした。
 2001年に引退しています。

 なお、962形試作車を改造したS2編成もあり、窓割りなどの仕様が異なってたようです。こちらは2002年引退。


 実物の7両編成を5両に縮小していますが違和感ありません。
 ただ、3台車の軌道試験車921形が無いのは惜しいですが。

 やはり、カラーリングが鮮烈です。
 

 ロングノーズは先の200系(H編成で100系顔)と同じ手法での表現ですが、これはこれで一貫性があります。
 この角度だと、なかなかいい顔に見えますね。

 側スカート(台車部)は先の200系よりも改良され、丸みによる一体感をもたせたものとなりました。200系も改良されているのかしら?


 架線・電気系の検測設備をもつ車両。交差式パンタはスッキリ美しい。
 近年のネックスナイツ由来の、鋭角的なスロープが観測ドームの形状によくマッチしています。

 側面、窓無し部分があたかも「整備用の開口部」みたいですね。
 922や921、925は勿論、食堂車36形にもあり目立っていたものです。

 


 こちらの中間車は大きな開口部あり。
 実物の何かを再現したものではなく、将来的にカメラカーにすることを意識した準備工事とのこと。リアルな検測車・実験車になるわけですね。
 この辺は、コンセプト的に正しいですよ。


 反対側の先頭車。窓が多くちょっと旅客用電車らしい姿。


 新幹線作品のニューフェイス。今後の活躍が楽しみです。
 勿論、拙作の922初代との並びとかも行ってみたいところ。

 また、同じくアイン様の200系ほか、北の新幹線群との組み合わせも楽しみなのです。
 
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2017年05月02日

【作品紹介】レゴ5udon様の箱根登山鉄道3100形 アレグラ号2両編成

 デビウしたばかりのアレグラ号の2連バージョン 3100形を早くもレゴ5udon様が造ってこられました。

 2015年に登場したのは3000形の単車x2で、アレグラ号のみでの3両編成は有りえませんでしたが、これで3両編成も可能になった?
 どういう運行形態取るか分かりませんが……。

 3000形は2015年に乗車しておりますが、座ってよし、座れなくても大きな窓からの展望が楽しめる(箱根だとこれは大事)素晴らしい電車でした。

 その辺の印象と、その時造った作品は以下参照。
「箱根登山3000形アレグラ。完成。現地デビュウ! 」
http://legotrain.seesaa.net/article/414833757.html


 まだこの1両のみで動力も入ってない。
 

 さて、レゴ5udon様の作品です。


 先ず動力車から。
 前面は拙作とは別解釈です。実物の鋭角感が伝わってきます。おでこ部分のボリューム感も十分に。
 側窓サイズは控えめですが、その分省略も抑えられています。乗務員ドアの省略もなし。
 カラーリングは完璧ですね。


 ライト! 光ファイバー?使ったライトのお陰で、実物の妙に外寄り前照灯の印象が再現できておりましょう。


 3000形と3100形の相違点、スカート部に増設されたライトも。この点灯はインパクトがあります。


 そして2両編成に。
 

 全長は28ポッチ。箱根登山の小型電車としてはやや長い? やや痩せて見えるのは残念。
 全長を1-2ポッチ詰めるか、或いは全高を1-2プレート上げてあげるとバランスが取れそうな気がしますが如何でしょうか。


 肝心の連結面。連結部の3つ並んだ縦長窓も、3100形ならでは。
 連結の妻面にも大きな窓が3100形の特徴ですね。ここにも妻面向け座席があるとかで、前展望とは違った魅力があることでしょう。

 自分も2年前に2両造った(モハ2形と3000形)だけでそれきりになってる箱根登山シリーズ再開したい……と思わされるのでした。登山形レイアウトはレゴという性格上(電気的・登坂能力的・立体制作的に)、困難・至難という問題はありますが……。
 しかし、何時かは?
 
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【作品紹介】大阪大学いちょう祭より。阪大レゴ部のシーナリー付きレイアウト レゴアイランド

 以前も日立系企業の依頼制作でシーナリー付きレイアウトを実現されていた、大阪大学レゴ部の新作は、南欧系の本格作品。

 4月30日のいちょう祭でお披露目となりました。


 こちら、LEGO_genic(の母)様(@0505genic)の撮影。

 標準オーバル+αの線路配置ですが、全体を持ち上げていることによる立体感。
 そして、ブロックで作られた地形の迫力!

 岩山の丘の上には大きな教会。これが南欧的な雰囲気を盛り立てます。また、山の高さを更に際立たせる効果が絶大です。

 尖塔を持つ駅は高架駅。
 民家も、実物なら未計画的に、しかしレゴだと極めて高度に計画されて並べられています。この密度感がリアル。

 そして、大きく展開したビーチ。


 こちらはサコサコ様(@sakoamagami)の撮影。ありがたくも反対側から。

 風車小屋のインパクト。こちら側にも小さなビーチが。
 そして入江を渡り、岩山くぐるトンネルへ。

 建物や地形で、シンプルなプランながら反対側の線路が巧みに隠されているのが分かります。

 線路配置はシンプルなものですが、これは鉄道屋ではできないですね。
(どうしてもポイントや側線を入れたくなってしまいますからねぇ)
 線路よりも、飽く迄建物や地形が主役の、誠もって余裕ある、羨ましいレイアウトなのです。


 こちらからはまちゃ様(@ace_train_love)の撮影です。

 風車小屋と中央広場。
 入江を渡る橋は石造アーチ。


 街の様子。線路部分を持ちあげた地形もわかります。

 線路配置、カーブ途中に直線入れて変化を持たせてもいます。


 小さい方のビーチ。
 左手に大広場があり、街並みが1段低くなっているのも分かりましょう。


 圧巻。丘の教会を見上げる。
 このアングルは誠もって感動的なものです!

 車両は……やはりイタリアやフランス辺りの(或いはその2国からスペインやポルトガルあたりに輸出されたであろう)、ちょっとゲテモノめいた気動車という感じでしょうか。あのへんの国の二昔前の気動車って、「まともなのがまともじゃない」世界ですから、こんな顔の車両が居てもおかしくはないでしょう。
 少なくとも、日本形は似合いませんよ(笑)。たぶん。

 欧州系でも雰囲気選びそうですね。世界観が南欧なので、やはりラテンな国の、それも支線や私鉄に走ってそうな車両がマストな気がします。薬師山氏のオートライユなんか最高に似合いそうです。

 さて。
 これまでの国内のシーナリー付きレイアウトは、先の阪大レゴ部作品。また、awazo島[2013年-現存]や、またpgy様の山岳レイアウト[2017年 現存せず]というのもありますが、歴史に新たな1ページが加わったと。

 ただ、流石にこの大きさのものを維持するのは困難でしょうから、この展示限りなのかな? とは思いますが、あぁ、拝見したかったです。
(……いや、今後も新たな可能性を楽しみにしたいです。歴史は作られてくんですから!)
 
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2017年04月30日

【作品紹介】うしがえる(R)様の近鉄50000系「しまかぜ」。新たなる解釈。

 近鉄50000系しまかぜはいくつかの作品がすでに作られています。
 最初に作られたのがmazta-k様で、そのアレンジと言うか改良版がエース君パパ様作品。

「しまかぜ」X「しまかぜ」の誘惑! エース君パパ様の近鉄50000系

 奥がmazta-k様作品。
 手前がエース君パパ様作品です。

 また、別文脈でエース君作品もあります。
http://legotrain.seesaa.net/article/436756656.html
 荒削りでありながらも、定番表現を避けた意欲作です。

 さて。人気題材に更に参入が。
 近年活動開始された、中京地区の うしがえる(R)様の作品(試作品)、なかなか意欲的なのですよ!


 前面はお馴染みの変形キャノピーです(しまかぜ専用部品ですね?)。
 然し、意図してか否か? プリント入りを使用。これはこれで電車としての強度を確保してるのピラーの表現にも見えますし(実物でも案外目立ってます)、生物的な目の鋭さの表現にもなっているように見えます。

 勿論、後発ならではの差別化はそれだけではありません。

 これまで良い答えの見つかりにくかったと言える、キャノピーと前面下半部のつなぎが新しい感じ。1x2ブロックの効果は偉大ですね。更に隙間はポチスロで埋める。
 やや傾斜角の付いた鼻先というか、嘴状の部分も見逃せません。50000系ではエッジが立っている箇所ですから。

 そして、白い部分。
 矛盾なく、顔で言えば「顎のエラ」の部分を綺麗に、素直に繋いでいるじゃありませんか!

 スカートもこれまでの作品にはなく、鋭角的。そして円やかに。


 側面。
 左から見ましょう。前頭部の三角形の部分に窓が入っていないのは惜しまれますが、ここは最悪ブラックアウト処理でも良さそうです。スロープやカーブスロープにクリアがあまりリリースされないのはイライラさせられますよねぇ。でもそこを工夫で埋める。

 側窓は縦方向に大きく。思い切っての2x3パネル。
 2x2パネル+天窓表現とは違う、大型パネル故の開放感!
 実物の印象は天窓……ですが、この解釈もありでしょう。レゴでの天窓表現は透明度下がってどうしても開放感がスポイルされてしまいますので。

 窓の大きなハイデッカー。そんな印象が明瞭に伝わってきます。

 全長は34ポッチ。先頭車の前頭部を考慮すると32ポッチスケール?
 これもしまかぜ作品では初めてかもしれませんね。既存作は何れも24-28ポッチスケールでしたので。


 現状。先頭車1両のみ。而して、この存在感!
 編成化の予定は未定のようですが、新解釈による「しまかぜ」もまた魅力です。
 既に多くの車種が制作されている近鉄特急に新たな華、咲いてほしいものですね。
 
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【作品紹介】スーパーマメキノコ(超豆茸)様の223系。いきなりの10両編成

 長大編成、インパクトあるものです。特に大都市圏の通勤形や近郊形は。

 223系電車は言うまでもなく京阪神新快速の主力。敦賀・米原から姫路までの広大な距離を15分ヘッドで駆け回る。今はほとんどが12連運行。関西の底力。

 近年、225系も増えては来ましたが、223系の天下は未だ続きそうです。


 先ずは長大編成のボリュームを!
 12連ではなく、流石に10連とのことですが、これでも長い!凄い!のです。

 また、ライト点灯も。


 俯瞰する。


 見ての通り、ディテールは抑え気味です(ドア周りや床下機器など)
 全体には量産性への配慮が見受けられます。
 質より量……? しかし、この方向性も有りと思うのです。ある程度のクオリティを満たされていれば、質より量は正義ですし、この作品はその一線は越えておられますから。


 10両編成は6+4。其々での運行も可能な模様。同形式が並んでる姿って良いものですよね。


 前頭部。
 左右で仕様違い。左は貫通扉(非常口)を意識した分割窓。
 右は3x6平面キャノピによる、丸みを意識した仕上げ。

 ここは迷いどころですね。甲乙つけがたい。前面傾斜はどちらも良い感じです。
 また、前頭部下半部の逆テーパもメリハリ効いてます。アンチクライマ状の張り出しもスタイルを整えていましょう。
 スカートはなかなか精細です。良い角度付けですね。

 さて。前面窓、もう1プレート下げると印象が大きく変わってきそうです。窓下の灰色か、或いは白い帯をなくしてみたら如何でしょうか。車体高より1プレート飛び出ているのが全体の印象で凄く損しているように見えるのです。


 先頭車同士の連結。萌えるシーンです。この構造の連結器で走行大丈夫か気になりますが、ボールジョイントプレートの上がターンテーブルなら大丈夫そうですね。

 前頭部のみ質感変える色処理も成功しています。


 一安心。やはりターンテーブル入ってます。外見と機能を両立させてかつローコストな連結器です。


 中間車同士の連結。
 外幌の表現が印象的。今時の電車には必要な装備ですね。ここが精密に見えることで全体の印象を引き上げていましょうか。


 先に指摘させていただいた前面フェイスダウン。
 また、床下機器の装備(簡単なもので良いので)行うと、印象もまた変わってくることでしょう。でも、先ずは10両分の作業お疲れ様でした……!
 
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2017年04月29日

【作品紹介】ruby様のE3系 秋田新幹線の「化け方」(2014→2017)

 最初の印象はこんな感じでした。2014年のことです
http://legotrain.seesaa.net/article/408275612.html


 屋根の丸みが当時から印象的でした。前頭部処理は良い方向性でしたが、ノーズの高さが実物の印象と違うのがやや残念な。組み方もやや平板な印象が否めず……。
 でも、この題材に挑まれたのは凄いことだと思います。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 大きく改良されてきたのが2015-2016年。また3両編成に。
http://legotrain.seesaa.net/article/445628140.html


 今年1月。福井でのお披露目。ノーズが下がり、実物の印象に限りなく近づく。そして、貼付け形の前面に立体感も加わりました。大きく、化けた!
 ただ、このときは9V環境がなく、走行出来なかったのが残念でしたが。

 また、この地点で先頭車(グリーン車)39ポッチ、中間車44ポッチ、先頭車(普通車)46ポッチと全長が揃っていない問題も有りました。

 そのruby様のE3系。最新バージョンです。


 まず、編成で各車の全長が揃う。先頭車は約39ポッチ。中間車が36ポッチ。
 十分に「長さ」を感じられ、かつ6幅に対してのバランスが優れた寸法になっています。実は6幅であんまり長くしすぎると、車両が「痩せて」見える問題があるのですが、それから逃れてます(以前の中間車44ポッチはその意味で長すぎな印象でした)。


 3両編成で。実物は5または6両という新幹線らしからぬ短編成でしたので違和感なし。


 前頭部も少修正入っています。右が改良前。左が改良後。
 ノーズから運転台下の部分の繋がりがきれいになっています。


 そして、1両増結(!)

 実物はデビウ当時は5両編成。もうちょっとでフル編成?




 「行くぜ 東北。」
 桜の下での野外撮影です。
 実物はR21編成が、開業20周年記念で久々に秋田新幹線乗り入れを行いましたね。
 残存車は未だ東北新幹線内での運用からは離れていないようですが、引退も時間の問題かもしれません。

 さて、これで「完成」かとおもいきや。さらなる改良が加わっていたのでした。


 最新バージョン。前頭部黒色部分は既に半ポッチずらし?による立体処理が行われてはおりました。立体的と云っても、まだ平面による処理でしたが。

 ここが、曲面処理に。素晴らしい変化です。
 可能にしたのは最下部に使われている、45度の面取りしたカーブスロープ1x2という部品の存在。大きな変化に見えないようで、新幹線(というか高速列車全般の)のビルドを変える第一歩かもしれません。
 
 そのうえさらに。


 何故か、Friendsの口紅。


 口紅をピンクラインの隙間埋めに使っているのでした。この大胆さ。

 大きく変わり続け、しかし根底のところはブレていないこの作品。
 今度5月5-6日のららぽーと立川立飛でのレゴトレイン展示運転にてお披露となります。また、スケール違いながらE6(しゅん氏)。大先輩200系H編成(アイン氏)、E3系(緑茶氏)、E7系(Mugen氏)との東の新幹線、揃い踏み。
 
 春の楽しみ、やってきます。
 
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2017年04月28日

【作品紹介】隼様のC57 180 /2017年スタイルの国鉄制式蒸機モデル「新しき、指標」

 PFによるエンジンドライブは勿論。動輪はBBB-XL。
 バランス良い7幅。
 そして、缶胴の丸み表現。適度なディテール。

 国鉄制式蒸機モデルの2017年のモデル的スタイル! と言える作品でしょう。
(これは恰も2006年頃にコアレスモーターの量産・採用でNゲージ鉄道模型の日本形蒸気機関車のマスプロダクツモデルが大変化したことを思い出さえます)

 過度なディテールやフルアクションのような無理もありません。
 バランスの良い、必要にして十分。そして指標になるべき作品と。




 C57 180号機。
 JR東日本所属の動態保存機です。磐越西線での運行は長期継続、そして日常的に行われています。最も元気な動態保存機の一つ。

 C57は、もっともスタンダードな中型の旅客列車用機関車。
 1937年の製造開始以来、1975年の国鉄動力近代化達成までを働きぬきました。

 特記としては、最後の蒸機牽引の急行列車「日南3号」を1974年まで牽引したこと。1975年、最後の蒸機旅客列車の牽引もC57でした。
 また、貨物用として使われる事例も多かった。使いやすい機関車であったのです。
 
 形状としては、ボックス動輪による近代化。そして、用途に合わせた線の細さ。缶胴の細さ。それゆえ、力強さとかマッチョ感とは無縁です。その意味でも国鉄制式蒸機を象徴していた形式でもあるのでしょう。技術的な冒険も無縁ですし。

 なお。C57の前に作られたC55はほぼ同形です。大きな違いはスポーク動輪であることでした。



 いきなりツッコミですが、動輪は「今も手に入れやすい」BBB-XLゆえにスポーク動輪です。国鉄制式蒸機で多く見られたボックス動輪はレゴでは再現しにくい。しかし、大勢には影響ないことでしょう。

 缶胴は下半分がカーブスロープで構成。上半分がポチスロ構成です。
 このままだとC57には太すぎ?なのですが、車体幅が7幅故にバランスが取れ、先の細さが顕れております。

 ランボードは白線表現のため、二重仕上げ。1枚だと薄いんですよね。実物は意外と分厚いですから。
 フロントエプロンは旧型ヒンジで綺麗に曲げています。

 足回りは普通にフランジ−フランジレス−フランジという構成。

 メインロッドはbikkubo氏のD51と同じ手法で表現し、ロッド周りの薄型化に寄与しています。

 各部の装飾……というか鮮やかさは、現在の動態保存機らしい仕様。
 特定番号モデルと云って通じるものでしょう。


 この角度は特に鮮やかに見えます。


 7幅のバランスの良さ、分かります。
 缶胴の作りもわかりますね。
 空気作用管は近年は銅色に磨くのが動態保存機や鉄道模型でのはやり?ですが、茶色で造るとそれらしいです。


 テンダ側より。
 炭水車も7幅です。客車との合わせを考えて6幅にする文脈もありますが、ここはどちらが良いのでしょうね。端面のハシゴや解放テコもあるので、逆行機も様になるかも?

 エンジンドライブゆえに、炭水車の台車に何らかの妥協が強いられないのもメリットです。
 ここから観るとキャブ下配管も分かります。機炭距離も詰まってて嬉しい。
 ただ惜しいのは、従輪の台車枠が省略されていることでしょうか。

 動力系はPF-Mモータx1です。
 自走は問題なく。客車3-4両は牽引できるようです。初期計画ではLモータ予定であったそうですが、機関車のスタイル優先するためにMモータにしたとか。


 カーブ通過の状況。勿論、標準カーブもポイントも通過可能です。

 シリンダは上下分割する割り切りで、2-C-1のパシフィックでのカーブ通過を可能にしています。
 ただし、初期構想では2-C-1を1+1-C-1として(拙作のC55のように)、シリンダの分割を避けることも考えていたとか。




 その時代のLDD。動輪は他部品で代用されていますが、フランジレス−フランジ−フランジレスと言う配置を予定されてたとか。
 ただ、実際に制作してみるとカーブ通過ができず、よりスタンダードな構造に改めたようです。

 モーターは増速しているので、PFモータによる自作動力機にしては高速よりセッティングになっていると思われます。長編成時には客車にもモーター入れる方針を想定されているようです。


 最後に、その製作期間の短さも特記しておきたいです。
 最初にLDD上がってきたのは2週間前。みるみるうちにリアルモデルが形になっていく。黒パーツのストックあってのことだそうですし、ビルドは速ければ良いってものでもありません。しかし、魅力と指標の一つであるのは事実でしょう。
 
 見事な、2017年現在のベストを尽くした作品でです。
 そしてなおかつ、蒸機は決して難しくない、縁遠いものではないということを示してくれる。新指標ともなるべき作品と思うのでした。
 
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2017年04月27日

【作品紹介】dyson様のゲルバートラス。迫力ある「大鉄橋」は海をも超える?

 dyson様の昨年の作品。大斜張橋は関西の幾つかの催し。そしてJAMに立命館大学 学祭レイアウトでの「華」となったものでした。

 本年も橋作品。然し、大きく趣を変えて。


 立命館大学鉄道研究会の勧誘イベントで披露されたものです。

 古典的形状のゲルバートラス橋
 海や湾口を跨ぐ、大規模橋梁で取られる形状です。その力学的形状はどこか吊り橋にも似通っていましょう。

 斜張橋の線の細さとは対照的な、マッチョイズム。それが美しい。力強い。


 列車を通すと、規模の大きさに気が付かされます。
 主塔は高く。
 全長も24ポッチクラスの車両なら11-12両相当。中央の径間も5-6両相当か?

 良い意味での、非常識な規模なのです。

 そして、大量のテクニックアームで組まれているということ。
 力学的に正しく、そしてリベットのように見えるポッチがまたレゴとしてのアイデンティティを主張しています。

 さて。
 海をわたるようなゲルバートラスは日本では鉄道橋ではあまり例がありません。しかし。


 1920年代の関門橋の案。wikipedia「関門トンネル(山陽本線)」より。

 海底トンネル案に対するあてつけ的な、非現実的な案か?
 しかし、こんな架橋が海を渡っていたら……と夢と想像を掻き立てられます。

 dyson様の作品、それをレゴで叶えてくれているのかもしれません。
 今年も各種イベントでの活躍が楽しみです。
 
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【作品紹介】駅は限りなく、重く。どんな列車が似合うのか?(もりりん書房様)


 鉄道系が羨望禁じ得ない、スターリンゴチックな駅舎。

 良い意味で権威主義……というのも妙な言い方ですが、権威的・威圧的なルックスは雰囲気を盛り立てます。形状というより、色彩バランスが「重い」のでしょうか。

 抑圧的体制下でその上戦時体制。重くるしい時代を感じさせるではないですか。
 而して、治安は未だ良好に保たれている。混乱は未だ、迎えていない。

 それでも、春はきます。花壇の鮮やかさが目の救いとなっています。


 ホーム側より。
 
 この駅にはどんな列車が似合うのでしょうか。
 駅の作品は多々見てきていますが、ここまで列車を選ぶ駅は初めてです。

 コミュニストグリーンの共産圏客車。引っ張る機関車も無論東側機。
 或いは、DRG時代の独逸の列車か。華やかな流線型機関車。而してその炭水車には鉤十字が誇らしげに。
 はたまた、戦時下・空襲下でも定時発車を守り抜いたフライング・スコッツマン。
 豊かさの象徴たる鮮やかなストリームライナーであってさえも、ここに横付けされると戦争の影を隠し得はしない。華麗な列車であっても、どこか感じる重い世相。


 駅前。「この世界の片隅に」。自動車は軍用車か。
 出入りするのも兵士や軍人たち……。

 あぁ、この世界にも、本当の春が訪れますように。願ってやみません。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 この作品は6月に迫るジャパンブリックフェスト(6月9-10日)合わせですが、鉄道卓ではなく(残念?)、ミリタリー合同卓用の制作だそうです。

 窓の小ささと開口部の少なさが重さのポイントでしょうか。
 この種のデザインでも、窓が大きければ明るく開放的になるはずですから。その意味でテーマに沿ったビルドに成功されていましょう。

 センターのアーチの使い方が巧いです。灰色→茶色→タン色の三重になっている部分が綺麗。アーチに沿った丸タイル「○○○○」は、何か略号とか年号とかが刻まれているのか、象徴的な装飾か……?

 サイズは32x64程度か? 輸送の便は考えられているようですね。
 ホームは2両分ですが、寧ろ頭端式においても様になるかもしれません。ガラス屋根とアングル柱が印象的です。
 
 JBFでのジオラマ展示、楽しみです。
 文字通りに鉄道卓とは違う色、見せてくれるわけですから。
 
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2017年04月25日

【作品紹介】正解は一つじゃない。アイン様の貴賓電車クロ157形

 先方の記事:「LEGO 貴賓車クロ157形」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40320484.html
 「LEGO お召し列車?」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40320484.html

 クロ157形は157系に属する、貴賓用車両。

 1959年に製造されて以来、157系・183系・185系と連結相手を変えて今に生き残ってきました。ただし、20年ほど前から稼働はないようです。
 2007年には直接の後継車となる655系が動き出し、既に「歴史的存在」といえるでしょう。157系の唯一の生き残りでもあり、153系初期に代表される低運転台貫通型車両のただひとつの現存車でもあります。


 さて。先に申しておけば、この題材は、かなり前にBUCHI氏が手がけておりますね。

 185系組込を前提にされておりましたが、157系/183系仕様もあります。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=124438
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=402647

 10年以上も前の作品であり、また作風の差異もありますので安直な比較こそ避けるべきです。しかし、それでも「違うが故の、良さ」を各々に感じざるを得ません。


 今や現存例はこの車のみとなった、低運転台パノラミックウインドウの顔。
 半ポッチずらしのような古い約束事から離れ、横組み表現です。前面の後退角こそ割愛されていますが、窓の角が斜めに落とされていることも有り、平板な印象は皆無です。
 寧ろ、すっきりとした美しさを湛えておりましょうか。

 この貫通国電顔では重要な「おでこ」部分は6x4の車屋根処理。スッキリと丸み。


 側面は特徴的な四枚折戸再現。2幅分を横組。
 御座所の窓は、いまや貴重品(!)の3x4トレイン窓仕様。注目したいのは御座所以外の窓の上下の塗り分けラインの高さを、トレイン窓の透明部の高さと合わせていること。これゆえ、全体の赤とクリーム色の部分の比率が実物に近いのですね。

 惜しいのは御紋章の位置。
 低すぎるのが残念。


 編成例。
 この国鉄特急色での特別な電車、この3両編成で引き立ちます。

 それにしても、157系も作られたのか?


 とおもいきや、781系電車での代用とのことです。

 システム上は有りえませんけども、北海道での「お召」が実現していたらと妄想してしまいますね。そして、妙に似合っているのは言うまでもありません。

 しかし、157系も何れは……?




 変則編成例。EF60牽引の、サロンエクスプレス東京併結のお召し列車。
 「サロンカーなにわ」はお召し列車の代役も今は務めていますから、それほど違和感はありません。客車としての引き通し改造は必要でしょうが……。
(ただ、こうした運用・編成では貴賓車を編成真ん中に入れるのがセオリーのようです。)

 現状で単独のため、未だ使いにくい車両かもしれませんが、157系や183系を造ると活躍の幅は一気に広がってきそうです。勿論、2両目を185系塗装でというのも。
 また、低運転台パノラミックウインドウの顔は401系などへの応用も考えられるでしょう。
 定番表現から放たれたこの自由さ。可能性を秘めておりますね。
 
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【作品紹介】HANKYU BRICK MUSEUM用の展示品。三井さんが阪急電車を造ると……?

 いよいよ4月27日(12時)にオープンする、梅田三番街の「HANKYU BRICK MUSEUM」。


https://www.fashion-press.net/news/27676
 阪急三番街は、 阪急梅田駅に併設した商業施設。(中略)迫力あるレゴブロック作品を展示する「HANKYU BRICK MUSEUM」が新たなスポットとして誕生する。日本で唯一のレゴ認定のプロビルダーである三井淳平に制作を依頼し、 レゴブロックで「水族館」を再現。さらに「阪急・阪神沿線の街並み」や「阪急梅田駅」などの全5作品の展示を予定している。

(注記:同日にレゴストアも開業です。大阪一気に便利になるなぁ)

 その仕事を請けられたことに羨望を禁じ得ない、認定ビルダー三井さんの作品が並びます。


 梅田駅は既に覗き見(公式の)できるとのこと。

 そして、そこに並ぶ電車の一部がご本人よりツイートされておりました。




 嬉しいし、悔しい、複雑な気分です。
 でも一周りして、素直に嬉しくなってきました。
 先に断っておけば、完コピはしません(笑)。でも、表現の良いところは素直に真似したいと思わされます。良い刺激になっていると申しますか。

 でも、一番嬉しいのは「阪急電車をレゴで作るなら、濃赤ではなくて新茶(レデッシュブラウン)だ!」ってことでしょうか。これが共感できているのにほっとした感じです。かつてはご地元だったので、そのイメージと把握は間違ってはないはず!です。
(また、関山も嘗ては阪急沿線に住んで居たのです。2800系の3ドア格下げが京都線急行の主力だった頃に)


 細かく見てまいりましょう。

 9000系の丸みを三面折妻で表現しています。
 幌枠と窓枠の銀表現へのこだわりが印象的。標識灯はクリアではなく、枠に注目した銀表現。

 側面は窓枠表現を全周に行っています。
 拙作(2800系)では、全周ではクドくなると上辺のみの表現に割り切ったところですが。
http://legotrain.seesaa.net/article/394337122.html
 無論、連窓の9000や1000(II)なら、窓枠表現もクドくならないので、プロトタイプ次第なのでしょう。

 また、側面の車番などの表記類も阪急電車は重要ですよね。
 茶色一色の電車なので、凄く映えるのです。


 9000系で重要なのは、飾り屋根のついた複雑な屋根形状。
 yamatai氏もタイル横立の表現を行っておりましたが(CAD)、
http://legotrain.seesaa.net/article/447893506.html
 この作品では半ポッチ分の張り出しを横組みにしています。

 この半ポッチ分のはみ出しが実物のイメージに一番近いのかもしれません。
 近いアプローチは(違う目的とは言え)西鉄1300系電車で行ったところだったので、やはり嬉しいやら悔しいやら?
http://legotrain.seesaa.net/article/448529647.html


 ドアは0.25ポッチ分の凹み。
 両開きドアの合せ目も銀を入れています。これも案外目立つポイント。ただ、その表現のためか?ドアの高さが制約を受けておりますが。
 ここはどこを優先するかのアンビバレンツなのでありましょう。


 何両分の長さがあるのか、車両はこの9000系だけかどうか?
 また可動を前提にされているのかどうかは不明です(流石に動的展示は不可能な会場ですが)。

 それゆえに、明日のオープンが楽しみです。
 直ぐに駆けつけることは流石に叶いませんが、幸いにも5月21日に関西行がありますので、
http://legotrain.seesaa.net/article/449147699.html
 是非とも観に行きたいと思うのでした。
 
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2017年04月21日

【作品紹介】igu様の「桃鉄」機関車は真面目な近代形4-4-0?

 4-4-0。線輪2軸。動輪2軸。2B車軸配置の蒸気機関車。別名「アメリカン」「エイトホイーラー」。
 明治期にイギリスやアメリカから大量に輸入され、東海道線ほか全国各地で旅客列車牽引用に活躍したものです。代表がイギリス製なら5500や6200。アメリカ製は6400辺りか。
 スタイルは英国製なら、きかんしゃトーマス(汽車のえほん)の世界。顔なし。
 アメリカ製なら西部劇な汽車。ただしカウキャッチャーの代わりに欧州流儀のバッファと真空ブレーキ管、って姿でした。
 
 この種の機関車は案外しぶとく1966年ころまで生き残る。大きめの動輪による足の速さは電車に負けないので「電気鉄道の貨物用」という用途があったのでした。


<参考画像。拙作の6200形 英国製です>

 ただ、足は早いものの力は弱いのでこの種の機関車の輸入は大正期にはなくなり、また国産化も少数に終わります。時代は既に1Cのモーガル(8620形等)、1Dのコンソリ(9600形等)を求めていたのでした。

 ってうんちく話はともかく。


 igu(イグ)様の「桃鉄」機関車。ネタ枠……と言いたくないほどに、真面目な日本形。そして近代形の4-4-0です。
 1930-40年代、C57やD51の時代にもなお4-4-0の需要があり(牽引力より速度求められる都市近郊の快速列車など。この種の需要はC11が現実には賄ってましたが)、B51として新製された……なんてストーリィ考えたくなっちゃうじゃないですか。

 スケールは8幅です。狭軌感が憎い。ニクいというより、憎い(笑)。

 狭軌感のおかげで際立つ、メインロッドとサイドロッド、ランボードにスプラッシャの位置関係は英国系4-4-0の流れを汲んでおりましょうか。
 可愛く、ユーモラスな姿でありつつ、どこかエレガントな印象さえも?

 蒸機らしい道具立て、ディテールも納得できるんですよね。
 ドームとか汽笛とかパイピングとか。フロントエプロンの縁取り処理が綺麗。お召機とかに応用できそう?

 装飾性が適度にあり、その丁寧さがigu様らしいというか、トレインビルダーというよりは異業種参入?な良さに繋がってます。


 動力系。自作動力によるエンジンドライブ実現。

 ホイルベースの短さが、可愛らしさに寄与してます。
 ここは譲れないポイントであったことが伺えるかのよう。

 ただ、実質1軸駆動ですのでパワーはやや苦しかったようです。そこが何とも惜しい。


 作中では青い客車牽いてたらしいですが、6幅だとスケール合わないですね。
 専用客車の登場に期待いたしましょう。


 最後にすいません。桃鉄世代じゃないのでプレイしてないです(苦笑。
 レトロゲー集めてた頃でも、何故か桃伝桃鉄ボンバーマンは避けてたなぁ。マリオやソニックも避けてたので、単にメジャー嫌いって落ちですが。
 
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2017年04月20日

【作品紹介】ターニャ様の自由形電車

 小学1年生(2年生?)の作品です。
 先日の池袋、鉄道模型芸術祭に持ち込んでくださいました。


 自由形のジョイフルトレイン……というか、今風にいうと観光列車でしょうか。大胆な窓配置など、どこか「四季島」を思わせる部分もありますね。

 逆テーパなフロント処理がシンプルながら秀逸です。
 赤白のチェック模様もカラースキームとして、派手?ながらも整った感じはあります。台枠部分の青が全体を締めているからでしょうか。このまま、改良次第で化けていきそうな作品です。

 今後も、楽しみにしております。
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2017年04月19日

【作品紹介】もりりん書房様のロコモティブクレーン。可愛い逸品!

 先ず。ロコモティブクレーンと操重車の区別って曖昧です。
 操重車:国鉄の車籍がある(貨車の扱い)。用途は事故復旧用若しくは架橋用。使用頻度はその性格上低い。存在は1900年ころから1987年まで(静態保存も多い)。扱い荷重は比較的大きい。
 動力有さないもの・自走できないものもある(ソ1形等)。

 ロコモティブクレーン:車籍はなく機械扱い。用途は主に荷役や各種作業用。使用頻度は高い。存在は概ね1960年ころまで? 扱い荷重は比較的小さい。
 動力は必須(多くは蒸気)。

 鉄道趣味的観点で、日本国内を前提に分類するとこういう感じでしょうか。

 ロコモティブクレーンは多くが構内や工場内など撮影の難しいところで使われてきたこと、それ以前に鉄道車両ではなくて機械扱いだったこと(で趣味や研究の対象から漏れてること)で、実物の記録や画像が出てきにくいです。
 それなりの数が日本国内でも使われてたはずなのですが。

 なお、動力が内燃化されずに蒸気時代1960年ころまでで消尽しているのは、その用途がそのままクレーン車(トラッククレーン)で代用できてしまうからでしょう。
(代用できない鉄道工事用としては、現役のものもあります)


 ともあれ。蒸気動力のロコモティブクレーンは国鉄操重車とは違ったユーモラスな魅力を放っていること言うまでもありません。

 画像検索「locomotive crane Steam」
 この種の車両は洋の東西を問わず、類似形状になります。
(操重車ソ20形も輸入車でしたし、ソ30形はその国産化でしたので)


 さて、もりりん書房様の作品です。


 可愛く。ユーモラス。典型的なスチーム・ロコモティブクレーンの形状です。アメリカ型?という雰囲気ですが、先に触れたとおりこの種の車両に洋の東西差は微小です。
(とはいえ、既に作られているシェイギアードに似合いそうなのは言うまでもありません)

 もちろん電動ではなく、ウインチ手巻きです。PFで電動化するとコストもサイズもえげつないことになってしまいますから(苦笑 というか黒歴史)
http://legotrain.seesaa.net/article/211703992.html

 でも、その割り切り合ってこそのこの雰囲気・スタイルです。


 クレーンはブーム部分のテクニックアームの使い方が美しい。
 ミニマムなサイズが快い。
 


 動作動画です。


 内部。簡単なものながら(いや、その簡単さでの機能が凄い)ロック機構があります。留め付シャフトの「留め」の部分をギアに引っ掛け、ロック機構としているのですね。

 兎も角、クラシックな貨物扱い所の雰囲気を出すのに有益な一品でしょう。
 電動ではないぶん、コストや運用も「肩のこらない」ものですし、遊んで情景つくって楽しいのは言うまでもありません。真似して一つ作ってみたいと思わせる逸品です。
(フラットカーをセットにして、回送してる姿も絵になりますし!)
 
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2017年04月18日

【作品紹介】エース君のEF510形電気機関車 500番代。クオリティアップ!

 EF510 500番代は2009年に突如登場したJR東日本のブルートレイン牽引用機関車で、ブルートレイン廃止が進む中での新製に皆が驚かされたものです。
 勿論JR貨物譲渡は計画のうちだったと思われ、「北斗星」「カシオペア」廃止後は予定通り?貨物用に転用されていますが。しかし、星マークが消去された以外はJRE時代の塗色が維持されてる由。

 このエース君作品、完全オリジナルではなく、以前のT.N.FACTORY氏作品の模倣……とのことですが、クオリティアップに驚かされます。レゴにおける模倣……簡単じゃありませんからね。


 フォルムの正確さ。
 そして、シンプルなようで恐ろしく複雑な組み方の前頭部に驚かされます。

 前頭部、金色帯2本の間が、半プレート厚の青ラインが!
 ブラケット(1x2-2x2)の薄い部分を利用しているのですが、一見でタネが分かりません。前面の逆テーパと、前面窓のつながりも細かく、高度な組み方です。


 真正面より。半プレート厚の効果は絶大ですね。シンプルに見えて、その実は細かい作品です。スカートの絞込も良い感じ。


 サイドビュウ。全長36ポッチ。
 機関車は客貨車より大きめでもバランスが破綻しません。全長24-32ポッチ程度のレゴスケールの客車やコンテナ車を牽いても違和感無さそうです。

 この全長故に、EF510らしいほっそり感が伝わってきます。
 また、2モーターですからパワーも期待できそうです。電気機関車らしく1プレートの床面揚げがありますが(これは重要です!)、その副次効果で配線の余裕ができ、2個のモータとも同じ向きに使えており、PFで2モータ機作る折の泣き所、逆転スイッチを省略出来ています。


 屋上機器。交直両用電機ですので、やはり見せ所!
 配線留めのクリップタイル新型、灰緑色なのが良い感じです。碍子のΦ1プレートの灰緑はコスト面で断念せざるを得ないレアパーツですが、クリップタイル新型なら灰緑も供給はよく、交流電気車の屋上機器にがしがし使える雰囲気になってきました。

 JRアンテナや避雷器。

 そしてワンアームパンタは近年のパーツを使うことでスッキリと機能的に。真似してみたくなる表現です。


 コンテナ列車牽いて。
 2Mのパワーで、ありったけの貨車を全て牽いてパワーテスト、のような使い方もできそうです。


 パワーの無駄使い? いやいや工臨の雰囲気でしょうか。チキとヨを従えて。


 大物車。テクニックパーツでモダンな雰囲気に仕上がるものです。

 長編成の貨物列車は意外や「イベントの華」になるものです。
 エース君のクオリティを1段跳ね上げた精細な機関車、今後の花形になるのが楽しみですね。
 
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2017年04月16日

【作品紹介】アイン様の583系 「きたぐに」仕様も。爽やかでシックな趣

 先方の記事:レゴ 583系きたぐに
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40313288.html

 レゴトレイン界隈、583系ブームの余波は未だ続きます?
 原形色を揃えたら、やはり気になるのは「きたぐに」色でしょうか。

 二代目きたぐに色はJR西の特急車としてスキームも揃っており、また583系にも意外と似合っていたものです。既にサニー様の作品もあります。


 爽やかさとシックな感じが両立していた塗り分けでした。どこか欧州的な品の良さといいますか。

 なお、先の国鉄色仕様よりも車体高を1プレート上げ。
 この改良で、寝台小窓が2段にでき、寝台電車らしい重厚さも増しています。
(国鉄色の方の改修も待たれますね)

 国鉄色と「きたぐに」この並び、見られたのかどうか定かではないです。
 きたぐにが初代専用色だった時代は、並ぶどころか国鉄色の中間車(東からの借り入れ)を増結するような編成まであったのですが。20年前、波動輸送はもっともっとアグレッシヴだったのです。


 編成で、M'Mユニットの再現より、編成でインパクトになっていたサロ581形を優先です。これはあり。


 クハネ581形。運転台直後の機器室(電動発電機室)が特徴。「きたぐに」にも90年代まではクハネ583も含まれていたようですが先に引退してしまいました。この塗装はクハネ581形のみです。

 方向幕を黒にしてるのも良いアクセントに。


 モハネ582形。部分低屋根と2基のパンタ。
 そして空調機器の機器室が特徴でした。寝台小窓、車端部分は数が減っているのが芸が細かいです。黒かクリアで迷われたとのことですが、やはりクリアのほうが(私は)好みです。


 サロ581形。「きたぐに」では最後までサロ・サロネが維持されていました。
 窓配置の雰囲気など、寝台車とは大きく異なります。

 サロネ581形も製作予定ありとのこと。寝台小窓が1列少ないので、サハネやモハネと区別化出来ますね。見栄えしそうです。


 改めて、編成で。
 「きたぐに」は長距離列車であり、新潟ではJR東の電車たちと。
 北陸線では運命を分けた419系とともに。
 そして京阪神。新快速の合間を大阪にやって来る。夜は新快速の終わったあとを下っていく。
 東と西を結んだ電車。いろいろな並びができそうです。

 また、史実にはなかった(らしい)国鉄色との混結とかも楽しいかもしれません。繰り返しますが先代きたぐに塗色時代には行われていたんですから。
 
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2017年04月13日

【作品紹介】エース君の「きかんしゃジェームス」。英国流儀の小型モーガル。好ディフォルメ

 これも意外なところから出てきた作品……という感じがします。
 世界で一番有名な「モーガル」でありましょう。

 モーガルは車軸配置が1Cの機関車。2-6-0とも。C56や8620などが該当しますが、明治期にはそれこそイギリス製のジェームスの兄弟たちが沢山日本にもやってきて、主に貨物用・勾配線用で活躍した由です。日本人にも馴染みやすいスタイルの機関車です。



 ボイラ中心高がそこそこ高めなのは、ジェームスの特徴を抑えてますね。
 また、その御蔭でスプラッシャーの表現が奥行き深く立体的なものに出来ています。スプラッシャーは古典英国機では見逃せないポイントですから。

 背の低い、小さめのキャブも正統英国流儀。

 蒸機では難しい足回り。動力をトレインモーターそのまま。第二動輪はダミー。これも一つの見識でしょう。通常径の動輪も、ロッドが掛かると動輪らしく見えます。


 顔の表現は、かう゛ぇ氏の流儀を上手く引き継いでます。現状でベストな表現といえるでしょう。鼻にブッシュ使ってるのもメリハリあって良い感じ。


 サイドビュウ。
 えてして大きくなりがちなレゴトレイン作品ですけども、ミニマムなサイズに収めようとしているのが好感持てるところです。無論、実物イメージですともう少し大きな機関車ですけども、動輪に通常車輪を使うと、この雰囲気にディフォルメしたのは好バランスです。

 ご意見あるとしたら、キャブはもう2プレートくらい嵩上げ。そうすればキャブ前端窓も表現できるかもしれません。
 また、機関車全体として炭水車が長いので、思い切って2軸アレンジ。電池boxの収まる最小寸法(8ポッチか9ポッチ)に縮めたらバランス良いかも?

 ともあれ、好ましいディフォルメのされた蒸機作品です。
(色を黒くして、灯火を備え、そして空気制動絡みのタンクやパイピングも追加すると良い感じの日本形にも化けますかも……?)
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】スーパーマメキノコ(超豆茸)様の、南海2230系電車 意外なところから?

 関西私鉄題材を関東の方が手がける、というのも割とまれです。
(いや、自分は関西私鉄好きなんであれこれ作ってますけど)

 意外なところから、高精度な、それも良い意味で地味な題材が出てきたところで驚いております。南海でもド派手な「ラピート」は既にsauseiji氏が手がけておりますしね。

 さて、2230系電車。
 もともとは高野線用の22000系電車です。1969-1972年に導入されたもの。高野線の山岳部規格に合わせた性能と車体寸法。小柄で可愛らしく、然してハイパワーな電車でした(急勾配区間での連続登坂と、都市部での高速運転の両立)。

 後継の2000系の投入や高野線急行大運転(難波〜極楽橋)の縮小で1990年代に支線転用。2200系・2230系に改造され、今に至っています。


 超豆茸様の作品。6幅フルスケールというべき寸法です。
 窓数の省略なく。横組の側窓まわりは実物の下降窓の雰囲気をよく伝えています。

 現行の南海電車の、やや複雑な塗り分けの再現が凄い。
 よく見ると、それほど無理されていないのも分かるのですが、斜めラインの表現がインパクト十分。南海のこの色も、長く違和感はありましたが定着しちゃいましたね……。
 なお、ベースカラーは非常に薄い灰色ですが、これは白に割り切っています。
 灰色だと、ステンレス車に見えてしまいますのでこの見立ては大正解。

 屋根上。22000系の特徴であったずらっと詰まった冷房装置が細かい。1個1個手抜きなし。
 交差式パンタは常時使用の前よりのみ再現。後ろはたたんだ状態での省略です。この割切もありなのかもしれません。2230系では後ろよりパンタは通常使ってないそうですから。


 サイドビュウ。
 2ドアで17mという電車も、今の基準的には不思議な感じがあります。
 高野線山岳部は今もこの寸法しか入れないので、2000系の活躍が続いているわけですが。


 前面。ツルンとした実物の雰囲気をよく抑えておりましょう。
 前面と側面で窓位置が揃っているのも、この種の私鉄電車では重要なポイントです。

 面白いのは標識灯の表現で、クリッププレートでの「見立て」
 しかし、この種の電車の角型標識灯は意外と違和感のない再現が難しいのです(1x1プレートのクリアを挟んでどうにかなる問題じゃない!)。これも新たなアイディアとして「使える」ものでしょう。なお、前サボ受けも捨てがたいディテールです。

 意外なところからの関西私鉄デビウ。今後の展開も含め楽しみなのでした。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする