何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
教材用等の大量調達もお任せください

◆◇◆◇◆◇◆
レゴの「全て」を世界から。日本語日本円・品切れなしのパーツ調達!
絶版パーツ、絶版セットもOK。廉価な中古も扱。


絶版になった特殊部品が欲しい、基本ブロックや特定色の大量の調達がしたい、
とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


◆◇◆◇◆◇◆
カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2017年12月22日

【作品紹介】buchi様のキハ40。リアルなサウンド♪

 過去にも電気車(ICE)ブロワー音の再現を行った作品がありましたが(mazta-k様)、ディーゼルカーのエンジン音はより効果が大きいでしょう。

 やや強引?ですが、buchi様の新作がサウンド機能組み込みです。


 まずは外見から。
 所謂「首都圏色」の解釈はオレンジ派と赤派に別れるようですが……。オレンジも違和感は無いのですね。側窓はトレイン窓に合わせた高さ7プレート、幅3ポッチ分。アイディアとしては以前から提唱されておりましたが、完成作品では実は初めての実装でしょうか。車内は動力系で埋まりますので、窓のブラックアウトは正解でありましょう。

 前面はややあっさりですが、而して貫通扉の張り出し表現が堪りません。
 窓の位置などは実物より心持ち低く、どことなくキハ23的な雰囲気もあり、これはこれでありと思います。

 何より全体での形状の良さ、雰囲気は素晴らしいですね。
 架線下をゆく姿も似合うってもんです。電化前の福知山線やら山陰本線京都口、はたまた奈良線。いろんな情景が浮かんできましょう。


 編成にて。キハ40+キハ55+キハ25+キハユニ26。
 このごちゃ混ぜ感がリアルなのでした。1970年代末の普通列車として割と上等な部類の編成でしょうか。キハ17やキハ35が混じってない分(笑)。

 キハ40は今でこそ老朽車ですけども、デビウ当時はローカル線用・普通列車用には勿体無い!とか言われてたものです。立派な車だったのでした(だからこそ、今も「保っている」といえましょう。駄目なのは機関でしたが、それも多くは後年に換装されてますし)。


 肝心の中身に参りましょう。
 
 サウンドは専用のモーター搭載。PFで動力系と別チャンネルに振られておりますので、アイドリングも惰行も出来る由です。エンジン音をフルにして、少しづつ加速させてあげるとリアルでしょうね。

 サウンドは「ブロックの2-3個入った」樽を回転させることで得ています。


 肝心の、樽の中身(笑)。
 2x2のブロックが3個。これが一番「らしい」とのこと。

 カラカラカラという軽い感じの音がします。ディーゼルの音は重く感じられることも軽く感じられることもありますが、十分に後者の音なのです。


 内部構造。動力系・電池・サウンド、巧く収まってます。
 当然ですが、編成中1両にこのシステム入れるだけでサウンドは十分。PF動力車のアドオンに割り切ればコストもそれほど掛かりません(9Vだとアイドリングが出来ないですね)。
 ディーゼルカーを楽しんでみては如何でしょうか?


 回転中……運転中……。カラカラカラカラ♪




 動画。PFの変調音はリアルにはそれほど気になりませんでしたのでご安心を。
 まぁ聞こえたところでVVVF+ディーゼルな近年の電気式気動車・電気式ディーゼル機関車なら「より、リアル」と考えることもできましょう。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月21日

【作品紹介】igu様の(ブラセボ理論に基づく)レールクリーニングカー。効果は信じ方次第!?

 お題はトミックスの定番「レールクリーニングカー」。一家に一両のアレです。何故かネタアイテムのだったはずの国鉄事業用車タイプが定番化したのも面白い。
http://amzn.to/2BjX7Bs

 なお、初代製品(1979年ころだったかな?)のクモヤ193形形状のも覚えてらっしゃる方も多いでしょう。あちらは1両がヤスリ車輪でレールを削るという、今思えば物凄く強引な車両でした。多くの貸しレでは入線不可らしいですよ?

 閑話休題。

 製作者いわく、「レールを綺麗にして通電性能を上げます。効果には個人差があります……」とのこと。いや、無論ブラセボ理論ですが。

 全く。この胡散臭さが良い意味でigu様ですよ(笑)。




 造形はムカつくほどに秀逸です。独特の上すぼまりの車体が再現されてる。妻面の大型フラッグ使った処理がムカつくほど綺麗ですし。表記類もムカつくほどリアルティを醸し出しているでしょう。
 上面のクリーニング液注入用ホールなどもムカつくほどに再現ですよ。




 当然ながら、JR貨物の新型機関車が似合うのです。ここは「本物」通りですねぇ。ムカつくほどに(笑)。
(機関車はsuu様のHD300です)

 それにしても。ガチなレゴトレインのクリーニングカーはそろそろ考えられても良いのかもしれません。レール磨きは結構手間なのは事実ですし。無論拭くパッド部分は純正品では無理がありますから(ベーダー卿のマントでも取り上げるには、ちょっとコストが高いでしょう)、そこは汎用品已む無しで。あとは密着させる機構とかですね。

 え、9V環境が今時レアでしょ? うーん。言われて見れば(苦笑)。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月20日

【作品紹介】超豆茸様の、京王電鉄7000系電車。ベスト・パフォーマンス!

 京王電鉄7000系電車は1984年から1996年までに製造されたもの。
 20m4ドアの6000系の流れを汲むもの。ステンレス車体は京王初のものでしたが以後8000系以降にも引き継がれています。


(wikipediaより)

 6000系が引退した今としては、京王での最古参。真四角な顔はちょっと昭和レトロ?
 ただ、機器は更新されているので引退話は未だない模様……?

 編成両数は2,4,6、8、10とバラエティに富むもの。2両単位の造結が残っているのが京王の面白いところですね(尤も、西武や東武にも2両口はありますけども)。

 ところで、レゴの京王線の電車作品はルビー様の事業用車があるくらいで、旅客車はこれが初めて?かもしれません。
 いろいろ造られるようになってきたレゴトレインも意外な盲点があるってものです。


 長津田のトレインオフでのお披露目。先ずは2両口で。

 前面の印象が実に正確的確! 前面窓上の表示器周りが1幅横組であり、前面窓とはタイルで仕切られています。これで7000系らしい顔を造る。いきなり余談ですが6000系にも応用できるかも?
 もう一つ印象的なのは四角のライトケース。これはよくある標識灯ではなくて「前照灯」ですからそれなりの大仰さは必要なのですが、4070のヘッドライト部品の「底面」が良い表情を造っておりましょう。
 白と灰色(銀色)の配分も良い塩梅です。
 帯色は2003年以降の姿だとピンクと青になるのですが、前者は赤に割り切り。他の鉄道事業者にもありそうな?色ではあるのですが、前面の完成度の高さ故に違和感皆無なのです。
(というか京王のピンク、入手が容易な中で使える色がぱっと思いつきません。Friendsピンクだと薄すぎですし。マゼンタがギリギリありかもと思うのですが、如何なものか?)

 将来の解結編成に備えた連結器も良いルックスです。
 旧型磁石連結器の払底に対するユーザーの対抗としてのボールジョイントではありましょうが、ボールジョイントの受け側はルックス的にもメリットが有るように感じられます。なお、ターンテーブルによる回転は必須なので模倣される方は注意ですね。この作品では黒いプレートが挟まってる部分がターンテーブル2x2です。


 2両編成仕様ではワンアーム前パンの姿になります。ワンアームパンタの出来が秀逸ですね。コストも低そうで、腕の太さも適切な気がします(意外とゴツいですよね本物)。
 クーラーはもう1プレート厚いほうがこの時代の電車らしいかもしれません。

 側面はコルゲート省略は已む無しでしょう。実物も増備の途中でコルゲートからリブに変わっていますから、後期車と見れば違和感ありません。それよりも、この全長に4ドアで戸袋窓付きを割り付けた窓配置が秀逸でありましょう!

 一時期の京王・小田急・西武あたりの20m級4ドア車には戸袋窓必須な気がします。煩雑な感じが却って持ち味です。
 ただ、沓摺は欲しいですかも。現状に追加するとパーツ割りが変わりますからコスト的に困難でしょうけども。ドアだけ腰板部のブロックの色替え(新濃灰など)のような手法も考えられるかもしれません。

 超豆茸様の作品は、良い意味でのコストダウン・コストパフォーマンスが持ち味なので、その中でベストが見いだせるといいですね。


 中間車が、その後で建造されております。側窓周りと転落防止幌を一体化した組み方は巧いのですね。転落防止幌は今の電車には必須でありましょう。


 ヘッドライトも点灯化。関連でライトケースがクリアになっていますが、これは却って良い雰囲気になったような。


 パンタグラフのアップ。


 前面側面。


 4両編成に。


 そして気がついたら(笑)6連に。4/6連だと前パンタがないのはちょっと残念です。

 7000系は地味な印象がデビウ当時からつきまとい、その上派手な特急専用車だった8000系や、圧倒的大多数の9000系(嘗ての6000系)に比べて目立たない存在? 而して意外な魅力があることをこの作品が再評価してくれた……というとオーバーかしら?


 ライト点灯状態。10両フルを目指されていると伺っておりますが、その際には4+6か8+2の解結編成になるといいなと思うのでした。

 あと、7000系は6000系や9000系と混結できますから、相方を異形式にするのも楽しいかも知れませんね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】FBI様の片上鉄道キハ702。キハ07の2両目。スマートな2つ目玉。

 FBI様は今年9月にキハ07形気動車を1両制作されていますが、早くも増備です。

 キハ07形は1935年から戦後初期まで製造された元はガソリン動車。戦後はディーゼル化され、国鉄では1970年まで。しかし、払下げの私鉄では2007年まで使われた車もあります。

 同和鉱業片上鉄道のキハ702はもとキハ07 05で初期の車。1991年の廃止まで使用され、今なお動態保存中です。1968年にシールドビーム2灯化されて原型を損なっている……というよりは、片上の車として特徴を得たという感じでしょう。
(原型復元したら、「これは違う!」とか言われそうですね)




 作りは先の国鉄版に準じております。整合性という意味でこれは必然でしょう。全体にスマートな流線型フォルムが再現できていますし、旧型気動車らしい雰囲気に満ちているのです。

 カラーリングは濃赤という解釈ですが、これは納得です(今の動態保存車の印象かしらん)。
 先の国鉄版とは違う印象を強調できておりますから。

 あと、大きく違うのは前照灯周り。


 飛び出た形状のシールドビームをパトランプ(或いはニクル目?)部品で表現。これがとても自然な印象です。サイズ感が適切ですし、その上形状や取り付け位置も適切でしょう。

 一方で、ジャンパ栓などはやや大仰かもしれません。
 全体のディテールと合わせて、適度に引き算するのも大事です。

 また、やや惜しいのは前端部台枠の処理。ややゴツい印象がありますので、ここは思い切って3段分の横組にしては如何でしょうか? 或いは「3x3 片隅に丸み」のプレートを上下逆に使って、2段分の横組み部分との差を小さくするか。

 側面はよく見ると、プレスドアの表現があります。それに加えて沓摺りもあれば更に良い感じに?

 床下はエンジンが精密な感じで、ここは流石ミリタリ系の方と唸らされます。




 国鉄車との重連で高架線を走ってく。
 ローカル線用でもあり、都市近郊の非電化線用でもありました。この姿も絵になるものですね。


 なにより、流線型同士の重連っていいものじゃありませんか!

 余談ですが、現状は両方にモーターとPF機器1式が入っているというちょっと贅沢な仕様です。この辺を巧く抜き取ればコストダウンでの増備も叶うことでありましょう。PF動力車は3-4両は牽けますから。

 また、この種の気動車はキハ04系統も欲しくなるところですし、また江若スタイルな流線型(キハ07とは別文脈の)も考えられるところ。江若あたりの4重連+客車なんて編成がいつか叶うこと楽しみにしております。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月19日

【作品紹介】enquete-art様の横浜市交通局1000形電車。細かく美しく大胆に!

 すぐ出てこないので探せないのが申し訳ないのですが、横浜市営地下鉄の想像パースで描かれた電車は「丸みのあるスラント」「とても大きな窓」の大胆な、でも、これはちょっと無理じゃないのかな? というデザインだったのでした。
(サンフランシスコのBARTのA形を更に窓を大きくした感じ)


 1972年、現実に顕れたのは1000形電車でした。角ばった現実的なスタイル?

 而して、助士席側の天地寸法の大きな窓!に初期パースの面影を残します。そしてステンレスボディの下降窓。当時の根岸線にはモハ72がごろごろ。東横線にも3000系が残り京急も吊掛車が珍しくなかったこの時代。
 1000形は十分に「未来的で大胆な電車」であったのでした。

 1435mm軌間で18m級のボディは、初期構想にあったと言われる京急との直通を意識したものか? ただ、残念ながらも第三軌条方式です。あぁ、架空線なら違った未来もあったことでしょう……。
(横浜市内の京急と地下鉄両方使える場所に住んだ印象としては、都心に繋がる京急と、横浜市内ローカルの地下鉄は「有難味が違う」乗り物でした)

 妄想はともかく。1000形は1985年までに6連14本が製造され、2004-2006年まで活躍を続けました。
 3連1本と、先頭車1両が横浜市で保存されています。

 enquete-art様の作品は、意外なところから出てきた!感じですね。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=572741

 先ず、enquete-art様はアメリカンストリームライナーのイメージが強いので、横浜題材が意外でした。
 というより、地方都市の地下鉄というのが未だマイナーな題材でもありましょう。1103spa様の札幌市南北線ディスプレイモデルや、あおつき様・エース君の京都市営東西線に南北線。ルビー様の仙台東西線が造られてはおりますが。
 それだけに驚かされますし、題材の魅力の再評価にもなっていると思うのです。
 1972年の電車といえば、もしも現役なら立派なヘリテージなのですから。


 前頭部。額縁顔ともちょっと違います。今風に言えば「ベゼルの細い顔」ってことになるのでしょうか。ベゼル……というかピラー部分が細い・薄いのですね。
 此処はプレート1枚分で。そして車幅方向には6幅ジャストに収めています。実物も縦長感があるので、これは大事。

 大きなガラスは2x3パネル。助士席側がヘッドライトギリギリに迫っているのが分かりましょう。左右が段違いに見えるのも、好ましいデザインです。
 非常口はプレート3枚分。その真中には交通局マークも。

 ヘッドライトは取り付けとケース表現をブラケットで行っています。逆テーパ部分は非常口部のみなのですが、これだけで全幅分逆テーパに見えるんですね。

 スカートはないので、胴受けの表現が拘りです。ダミーカプラも欲しくなりますね。


 側面。中間車基準で全長は33ポッチです。3ドアの割付に無理がありません。

 さて。この題材がさり気なく難しいのはドア部分の縦塗りです。実物では塗りかシール貼るだけですが、レゴだと難度跳ね上げます。そつなく処理されているようです。

 屋根肩は近年流行りのポチスロでもカブスロでもなく平面タイルですが、これがこのお題の断面再現になってる感。角ばり感があるのですね。

 屋根上は何も乗ってない状態。冷房化される前の姿ですね。

 そして忘れてはならないのが台車。第三軌条方式の必須品。コレクターシュウが色も形も実にそれっぽいのです。

 実物はデビウ当時は3連だったそうですから、あと2両作れば編成にもなりますね。
 編成の完成が楽しみです。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月14日

【作品紹介】キベルネ様の有蓋貨車はワム80000風。この発想はなかった!?

 2016年に登場した部品で23405というパネル部品があります。
 

 如何にもコンテナを造ってくれ! と言わんばかりの部品。
 Cityの、毎度おなじみの治安のよろしくない街の中で犯罪者のコンテナ住居的な使われ方で登場しています。

 で、色は最初オリーブグリーン。
 海コンならともかく……と思っていたのですが、いつの間にか黒や青がリリースされていたのでした。キベルネ様、目のつけどころがシャープです(死語)。


 言うまでもなく、ワム80000風の貨車。1960年代以降の国鉄有蓋車の厄介なところはプレスによる側扉なのですが、そこにこの部品を使ってきますとは。

 6x3で全長は18ポッチです。二軸車にしては大柄ですが、ワム80000の「ちょっと長い感じ」とマッチングしておりましょうね。
 
 面白いのは、裏面使うことで扉が互い違いになってる表情を出していることです。
 件の部品、プラ整形品なら当然裏面も同じエンボス入ってるはずですものね。

 扉開閉のギミックは無理ですけども、でも軽くてパーツ数少なめなのは貨車としては有利でありましょう。

 幅は7幅です。6幅だと些か扉が引き込み過ぎになってしまうのかもしれません。


 足回り。簡単に脱着出来るとのこと。


 使わないときは「倉庫」に代用できてしまいます(笑)。
 妻面は流石にパネルは使えず、タイル貼った作りですね。

 さて。
 ワム80000は普通茶色(とび色)です。
 末期は軸受改良した車が青になり、殆ど青で揃ってたりしましたが。配給車代用で緑になった車も居ました。

 黒のワム80000は居たのか?
 三岐鉄道に払い下げられた10両は黒塗装だったのです。1990年代の話で、今は当然引退していますが。残念ながら社線内専用で直通貨車ではありませんでしたが。
(他にも私鉄車籍のワム80000は何例かありますが、茶色です)

 マイナーな存在では有りますが、でもまぁ、このパネル使った合理性と見栄えの前にはどうでもよくなりますね(笑)。

 なお、中央部のみパネルにして、ワム60000/ワム70000/ワラ1辺りを狙うのも有りかもしれません。これなら6幅派でも違和感なく採用できそうです。


 バリエーション展開?
 青とか、ボギー車とか。

 黒のワキは、西武鉄道のテキ400形みたいな雰囲気ですね。ワキ5000の縮小形という姿で社線内運用されていたそうです。

 でも、やっぱりこの部品の茶色も欲しくなりますよね?
 或いは灰色も(笑)。こうなると国鉄貨車の可能性広まりそうです。

 あと余談ですが。2018年はトレイン製品のラインナップ刷新の年ではあります。
 このパネル部品使ったコンテナ車を含む貨物列車セットとか出てきそうな気がするんですがどんなものででしょうか。レゴ社のことだから茶色じゃなくて、微妙に使え無さそうな色で出してくるのでしょうけども(苦笑)。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

【作品紹介】アイン様の189系。最後の「国鉄らしい特急電車」。国鉄仕様と、現存車仕様(M51編成)

 先方の記事
レゴ189系 完成!
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40534989.html
レゴ189系を改良してみました
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40540126.html
 国鉄189系電車は1975年に製造された信越本線は碓氷峠越え用の特急電車。
 489系などで先に実現していたEF63との協調制御を行えるもので、ベースは1973年から運用に入っていた183系電車になります。

 全盛期は「あさま」に多数充当されておりましたが、1997年の長野新幹線開業・碓氷峠廃止で他線区に転じてゆきました。
 紆余曲折の末、現在6両編成x4が残存。長野では1編成が辛うじて通勤ライナーに使われているほか、残3編成は豊田にあって、中央西線関連の臨時列車用になっています。

 この4編成、485系や183系も全て退役してしまった今、JRに残る最後の国鉄型特急電車になっています。
(185系を含めてよいのかどうか微妙ですが。ただ185系も風前の灯ですが)

 長野のN102はかつての「あさま」色。豊田車は3編成色違いで、M50は「あずさ」色、M51は国鉄色、M52は旧グレードアップ「あずさ」色と個性も豊か。
 また、各編成にはJR化後にグレードアップとして「弄られた」車が混ざっており、その意味でも個性があります。


 4両編成での再現ですが、実物も6連ゆえに違和感がありません。

 この仕様・この姿だと、巧く「国鉄特急の一般的姿」に見えてきますね。

 信越本線での全盛期という雰囲気。
 EF63付けてあげたら実に似合いそうじゃありませんか!(但しグリーン車は軽井沢方面なら欲しいところですが)

 またほぼ車体が同型だった183系1000番代に見立てれば上越線や房総、勿論中央東線な雰囲気でも通じるってものです。「あまぎ」「踊り子」で東海道線だって。L特急って言葉が流行った頃でした。


 クハ189形を先頭に。
 前頭部は先の583系に準じる仕様です。5幅分の横組で前頭を構成してますね。整合性が乱れますが前頭部だと問題もないのです。

 車体裾は丸みプレートで流動感を出す。
 スカートがカーブスロープでスムーズに構成され、全体を丸やかに見せています。

 運転台周りは平面的な処理ですが、案外これも正解でありましょう。隙間ができないのはメリットですし。
 全体に、シンプルな美しさを感じさせられます。


 クハ189形側面。2ドアの特急型というのが特徴でもありましたから省略せず。
 全長はショートの26ポッチ。巧く割り付けておりましょう。

 屋根も低めに。スマートな感じがします。
 床下機器にボリューム感あり、これは短めのモデルではほど良い重量感を醸します。


 反対側のクハ189形。幕が白いのは、恰もデビウ当時から1978年までの「文字幕」みたいですね。1978年に絵入りのヘッドマークになりましたので、このイメージだと程よい新車的フレッシュ感があります。


 モハ183形。レゴ的にはこの車が動力車です。
 部品不足でドア窓を横組みにしたと先方の記事にありましたが、こっちのほうが断然良いので、クハ189形も揃えてはいかがでしょうか?


 こちらはモハ182形。パンタグラフあり。集中式のクーラーが印象的です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆




 さて。
 こちらは小改良版。2017年現在のM51編成を意識された特定番号車とのこと。でもその前に先頭側面塗り分けが改良されています。ライトからの赤帯が2ブロック分延長しているのですね。これでより189系らしく。


 奇異な?感じがするのは側面です。
 窓の拡大(グレードアップ車)ではないのですが、塗り分けをグレードアップ車に揃えるために赤部分が上方に拡大しています。
 
 JR初期のグレードアップ車が、元来の運用を離れて国鉄色に戻ったりするとこういう不思議な姿になったものです。でも、何故か似合ってもいたんですよね。アイン様の作品もその雰囲気が伝わってきましょう。

 前面表示器は「ホリデー快速 富士山」号。
 189系は引退でしょうが、この種の特急型車両用いた観光快速は今後も生き延びてほしいものです。


 反対側のクハ189形は、本当の元グレードアップ車(指定席車)で窓が上方拡大されてた由。
 その再現のため、少々大胆ですが窓を順組にされています。

 横組のままだと、グレードアップ車の大窓の解答はどうやっても出てきません。順組はベストではないでしょうけど、十分にベストな答ですね。


 編成で見る。
 元グレードアップ車による個性は、今のJRらしさを感じさせられるもの。この編成になると21世紀に入ってからのシーンが似合いそうですね。
 
 何しろ、現役車両なのですから。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月11日

【作品紹介】レゴ5udon様の横浜高速鉄道Y000形 完成。特異な雰囲気保つ3ドア車。

 前回記事
http://legotrain.seesaa.net/article/455441745.html

 レゴ5udon様の横浜高速鉄道Y000形(こどもの国線)が完成しています。

 Y000形は2000年に2両編成x3が導入された3ドア18m級の車両で、製造は勿論「東急車輛製造」。東急車輛らしいレディメイドの標準車のはずなのですが、登場からしばらくは類型車が現れないままでした。18m級の「新車」の需要がほぼ無かったのです。
(よく考えたら京急や京成などがその規格に近く、且つ東急車輛に依頼してますけど、フォーマットが全く違うのですよね)

 その後、東急池上線用の7000系電車(二代目)や、静岡鉄道A3000形が妹分?として現れていますが、やはり少数派ゆえの希少感はあります。


 さて。作品の方ですが、特異な側面の雰囲気が顕れておりましょう。
 ドア間に大きめの窓が2つ並んだ、ちょっとゆとりある風情なのです。全長は実際よりも長く見えるのは実物通り?

 モデルは全長39ポッチなので、5udon様の他の20m車との整合性はやや気がかりですが。ただ、JR横浜線をほぼ同じ長さの約7幅ですから、車体幅の方で車体規格の差異を感じさせることは出来ましょう。並べると、小さく見えることでしょうね。

 シングルアームパンタは近年の部品使い、シンプルにすっきりと。リアルティがあります。


 反対側より。
 前面は平面に割り切っているのに違和感が皆無というのは、前回記事にしたとおりです。無理して傾斜や後退角を表現することとの見極めは大事かも知れませんね。すっきり感が美しいのです。

 側面はシンプルな分、ドアの凹み処理が引き立ちます。

 それから試作時との大きな違いは塗色。青帯部分は通常青からダークアズールに変更されたのとこと。鮮やかで近代的な印象となり、この題材にはふさわしいのではないでしょうか。


 編成にて。こんな2両編成が横浜の外れを行ったり来たり。
 こどもの国線は相変わらず、まったり走ってる感です。

 途中では東急の長津田工場の脇を抜けていったりして、楽しい路線です。ゆえに東急の意外な車両と顔合わせたりしてるんですよね。無論、妹分の7000系(II)とも。
 
 また、通勤線化から17年経ちますけども大きく変化はないまま(沿線人口もそれほどは増えず?)。こんな路線も今時貴重なのかも知れません。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】ユウユウ様の札幌市電散水車。爽やかな姿の精密模型?

 昔の路面電車事業者には「散水車」というのがありました。大阪・京都・札幌など。

 道路が未舗装であると(1960年代まで、日本の道路の舗装率はとても低かったのです!)、どうしても砂埃が立つため、それを散水で抑えるための車両です。その多くは戦前のものか、戦後に残っていても1950年代には引退しているためあまり全容は知られておりません。路面電車そのものの衰退もありましたし、それ以前に道路の舗装も進んだことや散水自動車の普及もあります。

 但し札幌市電では1966年までと、この種の車両としては比較的遅くまで使われていた由。1966年地点なら近代的な連接車も揃っていた頃で、共存してたとしたら愉快ですよね。


 交通資料館の模型です


 同じく、解説。

 札幌市の水1-4号は分かりやすい丸タンク。青と白の爽やかな塗装。そして申し分程度の屋根と運転台。なかなか爽やかな、素敵な車両だったのでした。

 札幌市電の各種事業用車(交通資料館の模型)についてはこちらへ
http://legotrain.seesaa.net/article/454328517.html

 さて。この題材に目をつけられたのがユウユウ様です。


(撮影せたか様)
 正直。「やられた!」と思いました(笑)。
 プロトタイプがこの上なく魅力的ですからね。

 でも、8幅のラージスケールゆえの作り込みが見事です。合わせてバランスも秀逸です。
 タンクは丸く。その上のビューゲル支えるステーの精細さ! 何とも究極的な作品じゃありませんか。半オープンな運転台も作り込まれています。微妙な丸みもカーブスロープで表現されてる。ハシゴも精細感を上げていますね。

 動力系は流石に9Vです。最初はPFも考えられてたとか(笑)。
 足回り、台車枠の表現が嬉しい。此処への配慮がないと台無しですから。


(撮影1103spa様)
 時計台前をゆく。鉄道馬車とすれ違い。
 このタイプの散水車は戦後の製造なのでありえないシーンでは有りますが。しかし違和感がないのですね。
 開放的な運転台がインパクトありますし、処理が美しいです。
 なお、救助網が取れてしまったとのこと、そこだけが惜しまれます。


(撮影1103spa様)
 街を流してく。タンク周りのボリューム感と、向こうが透けて見えるビューゲル台周りのバランスが堪りません。精密模型でありましょう。


(撮影ユウユウ様の奥様)
 前面より。タンクの円筒っぷりと、タンク台の台形っぷりがわかりますね。
 運転台屋根は7幅。運転台下半部は6幅です。

 思わず、自分がこの題材を料理することも考えてしまいました。
 車体は純粋6幅スケールに合わせるとして、タンクはΦ4。運転台屋根は5幅。運転台下半部は4幅……みたいな。秀逸な作品でもありますし、また挑戦意欲をも刺激します。
(ただ、優先度は低いです。札幌市電だと他に手がけるべき題材も多いと思いますので)

 最後に余談。
 北海道では別目的のための散水車がずっと後の時代、JR北海道で使用されていたことがあります。
https://trafficnews.jp/post/35608/
 レールの熱による変形防止のための散水車で2000年頃導入、2014年まで運用されていたようです。タキ9900形を改造したもので、私有貨車であるべき同車では極めて特異なJR所有車だった由。

 対照的なのは東海道新幹線の936形貨車。こちらは雪対策の散水車であり、これが関が原のスプリンクラー常設の元になってる由。1960年代の話です。

 忘れてはならないのが鹿児島市電。緑化軌道散水と桜島降灰対策のための散水車が居るようです。ただ、現在使われているのは古い旅客車内部にタンクを仮設したものみたいですね。昔はもっと本格的な散水車が居た可能性ありますが、記述・画像が見つからないのでした。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(1) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月10日

【作品紹介】三木様の進駐軍専用列車「オクタゴニアン」(2)。鋼製優等車篇から広がる未来と、2つの可能性

 前回記事(概要・10号御料車と11号御料車)
http://legotrain.seesaa.net/article/455463105.html


 マイネ38-4(1202-MIAMI)。
 マイネ38形は1930年製造の1等寝台車で5両製造。特別室付き。
 特急「富士」の専用車で、一般営業用の最高級車でありました。

 鋼製ダブルルーフの客車の後半の頃で(所謂スハ32系)、窓も大きめになった明るい姿でした。
 進駐軍専用車としてのマイネ38ですが、白帯を巻いた姿は戦前の姿同様。車内も大きくは弄られなかったようです。もとからデラックスでありましたから!
 1947年に冷房取り付け。ダブルルーフへの冷房改造は難しかったはずですが大きく姿は変わってはいないようです。1951年の接収解除後は予備車的に扱われ(おそらく一般営業には使われず?)、1950年代に台枠再生(オシ17等)で姿を消してしまいました。
 寝台車の特別室は、ずっと後の「北斗星」「トワイライトエクスプレス」の時代まで待たねばなりません。

 三木様の作品ですが、鋼製車になると組み方が自然にみえてきますね。現状でのベスト! としか申しようがありません。
 腰板と幕板の配分は拙作旧型客車(青大将など)や、yamatai氏作品群(スハ43等)とは違います。腰板厚めで幕板薄め。すなわち1プレート分だけ窓の位置が高い。なお、白帯が入ると腰高に見えないのも注目されましょう。

 ここは好みが分かれるところでありましょう。拙作やyamatai氏の寸法の方がプレート減らせてブロック組出来るのでパーツ数的にローコスト且つ軽量化は出来るのですが。

 それはともかくとして。
 ダブルルーフに狭窓の重厚感は堪りません。写真で左手に特別室で、他は個室寝台ですね。窓上のサボ表示も良いアクセント。


 反対サイドより。窓配置の解釈は苦心されたようです。でも、十分に形式特定できる配置になっておりましょう。

 鋼製三軸ボギー優等車の極み、ここにあります
 なお、このまま戦前の「富士」を作られても良いかもしれませんね。スイテにマロネ、マシ。そしてカニ。白帯と青帯の1・2等専用列車。3等車は後日繋いだものの、それも専用のオハ34。如何でしょうか?

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 スイロネフ38-1(1309-HARTFORD)。
 スイロネフ38形は1938年製。皇族用の特別車として3両が製造されたもの。特別個室とプルマン式二等寝台の合造車でした。
 オハ35系と称してよいのか。丸屋根・広窓の近代的になった客車です。

 3両中2両が現存し、オクタゴニアンに組み込まれていた車は14号御料車(皇太子殿下用から外国貴賓用に)として車籍有し、別の経緯辿ったもう1両がマイロネフ38 1となり京都鉄道博物館で保存・展示されている由です。


 三木様の作品だと、広窓部と狭窓部の配置のリズミカルさが印象的ですね。
 重厚なのに、どことなくモダンな雰囲気が感じられます。

 印象的なのはシングルルーフ・丸屋根の処理でしょう。これまでの旧型客車の定番であった45度スロープ用いた処理と違い、近年潤沢に供給されるようになってきた2x2のカーブスロープによる表現。
 好みは別れるところだと思いますが、しかし、この表現は憧れです。
 
 また、1端のデッキが埋められていますが、そこもカーブスロープによる処理なのが綺麗ですね。
 オハ35系を考える意味で、原基になりうる作品かもしれません。
 同じく広窓の食堂車や、超広窓の二等車なども応用したくなるというものです。


 保存されている現車。交通科学館時代から、マイテ49と並ぶシンボル的車両でありました。幼時に車内も見学したのが記憶に残っています。

 戦後の外国貴賓などの特別列車の編成もまた、興味深いもので再現したら楽しいものでしょうね。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 マイロネ38-1(1303-MINNEAPOLIS)。
 元はマロネ38形2等寝台車。1935-36年に7両が製造されたもの。
 2等寝台車としては異例の個室(4人用)付き。上野から青森方面。また函館から道内方面の列車に使われたようで、「北斗星」のルーツであったのかも?
 接収解除後も個室を活かした2等寝台車として(冷房無いので2等寝台C)、1964年まで活躍したのは記憶されて良いでしょう。2等寝台の4人個室も長く絶えたサービスの一つでしたね。
(尤も、相部屋承知でもないと営業はしにくいようです)

 鋼製シングルルーフの三軸ボギー。
 重厚さが魅力なのは他の仲間と同じく。ただ、この客車に元来似合うのは二等車の青帯でありましょうが。無論レゴ的には差し替えで遊べそうですね。
 なお、この写真は寝台通路側です。


 こちらは寝台側です。
 二個づつ並んだ窓が、如何にも二等寝台車らしい。ただ当時の二等寝台の設備はロングシート式でした。ロングシートと言ってもソファのような奥行のあるもので、仕切壁もあるので居住性は良かったはずですが。靴脱いで座って座敷的に使うお客さんも少なくなかったと(笑)。


 魅力的な車端部分。
 丸屋根表現の今様として、ベストな解釈かもしれません。
 カーブスロープの供給が、モデル表現を変えていく進行中に居ますからね。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 スハニ33-13(2515-WILMINGTON) 。
 元は32系のスハニ31形。3等荷物合造客車。

 進駐軍専用列車用としては冷凍機などの設備を有していたようで、後に座席を二等車用のものに改造してスロニ31となりました。二等荷物合造車は戦後のこの時期、進駐軍専用列車用にだけ存在した車種です。英国には1等荷物合造車とか少なくないですが(ただ英国以外では優等車+荷物車という合造車は殆ど聞かないですね)。

 要は三等荷物車という至極当たり前の客車なのですが、しかし白帯巻くと特別な感じがより強調されましょう。この特別な編成に組み込まれて見落とししないこと、言うまでもありません。

 当たり前の客車故、接収解除後は元の3等荷物車に戻っています。


 作品では荷物扉の制作に苦心されたとのことです。荷物車は難しく、しかして魅力的な題材です。荷物扉は5幅分の横組みを行っています。

 この車を原基に、スハ32やマニ32を作るのも有りかもしれませんね。
 勿論、このスハニは戦後の帯なし姿も、戦前1936年頃までの赤帯巻いた姿も絵になることでしょう。とはいえ当面は「占領下」の姿を見せてほしいなと思ったりするのでした。

 スハ32系の魅力。伝わってきます。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 この作品。2つの可能性を持っておりますね。
 一つはこのまま、1945-1950年ころの、戦後の占領下を表現する方向性です。進駐軍専用車にはジープを積んでしまうえるような客車とか、アンテナ貼った客車。病院車に販売車。何か特殊な用途に使われたと言われる冷蔵車(朝鮮戦争の頃。つまり……)。特殊かつ魅力的なプロトタイプには事欠きません。

 そして、国電や私鉄の進駐軍専用車も趣味的には興味深い存在です。
 1950年ころにもなると国私鉄共にかなり復興してきて、明るいツートンカラーの電車も増えてきてますが、そこに白帯巻いた連合軍専用表示というミスマッチも味のあるものだったのです(国鉄横須賀線や東急、京急等)。
 貨車も軍用車は魅力いっぱいです。これは米タキなどに至ると今も続く輸送になりますが。

 そして、レゴの一大ジャンルたる(非公式だけど!)、ミリタリーとの合わせ。
 WWIIの連合軍……アメリカ軍やイギリス軍の装備と絶妙な調和を見せてくれることでしょう。
 ウイリス・ジープにM4シャーマン。BGMはサンダース大学付属高校のテーマでいきましょう♪ いや、マジで鉄道車両に合わせたスケールのシャーマン作りたい誘惑が。


 もう一つは勿論、国鉄旧型客車を木造車末期の頃から、鋼製車時代を極める流れ。
、木造の御料車はそのまま三軸ボギー木造の優等車たちに繋がります。

 鋼製客車はこの編成の中に32系ダブルルーフ、32系シングルルーフ、35系が含まれており、それぞれに膨大なバリエーション展開を含みます。無論そのまま応用で43系や、今の35系4000番台って展開だって有りえましょう。

 つまりは戦前の最大急行に特急「富士」辺りから、国鉄末期の普通列車。はたまた今の復活SLや観光列車。無限の可能性を持った作品なのでありますね。

 どちらも楽しみなの、申すまでもありません。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月09日

【作品紹介】三木様の進駐軍専用列車「オクタゴニアン」。3軸ボギー優等車x5の威容(1)。

 敗戦後から講和までの間。その間に占領下日本随一の豪華列車であった「進駐軍専用列車」に関しては、それをリアルタイムに知って居る方からはいろいろな見方があることでしょう。しかし。

 それを知らぬ世代のものから見れば、特別な車両を連ねた特別な列車として、素直に趣味の対象、そして憧れの対象になります。

 接収した1等寝台車や、一部の御料車。2/3等以下の客車も特別装備に(3等車に2等車の装備行った車も少なからず)。貨車や荷物車も特殊な装備を持つ。その殆どは明るい茶色(丁度レゴのレディッシュブラウン位?)に塗られて、白帯を纏っていました。

 第八軍司令官専用列車「オクタゴニアン」はその究極。接収した御料車まで組み込んでいたのはこれが唯一。
 ただ、特定の運用は無かったようです。1946-1950年までの運行でした。


 京都鉄道博物館に保存されているテールマーク。


 6両制作された中で、うち5両が三軸ボギー。
 また6両中3両がダブルルーフです。なお、6両中2両が木造車でもあり。
(更に余談を申すと、6両中2両が現存しています)


 制作されたのは
 展望・寝台車(10号御料車)。食堂車(11号御料車)。1等寝台車(マイネ38形)。1・2等寝台車(マイロネフ38形)。2等寝台車(マロネ38形)。座席・荷物合造車(スロニ33形)。
 上手く要約されておりましょう。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 10号御料車。2101-ASHEVILLE。

 1922年に製造された木造車。御料車ではありますが11号とともにもともとが外国貴賓用の車両でした。これなら占領軍も接収して良し! と考えたのでしょう。

 余談ですが、進駐軍専用列車の時代には昭和天皇もまた、歴史的に画期的といえるペースでの全国巡行をされています。幸いにも現行の御料車までは取り上げられずに済んだのですね。

 閑話休題。11号とともに美しい漆塗りの木造車であったため、無粋に白帯を入れることはしなかったようです。
 
 三木様の作品は上手く国鉄展望車らしい姿を捉えておりましょう。2つづつ並んだ広窓。それに対象的な小さな側窓。展望デッキ周り。
 ただ、木造車的な表現はもう少し考慮されても良いかもしれません。車体の裾部分を黒にするだけで台枠の裾が見えていた木造客車らしさ出せるかも? ただ、1x1ブロックや1x2プレートの使用による木造らしさの強調はこの題材だとNGですね。小割ではなく大きな一枚板を使ってたそうですから。その意味で難しい題材なのかもしれません。


 車端部。レールプレート使ったデッキ手すりの精細感が堪りません。
 ただ、左右ピラーは細く見える表現が考えられても良いかもしれません。バーにするか、コーンにして少しでも細身に見せるか。
 あと、デッキ周りは黒色表現にしてしまうのも手かもしれません。難しいかもしれませんがデコラティヴな装飾も。

 木造展望車、更に優雅な姿になれるはずです。


 10号御料車。実物写真。接収解除後の使用実績は無いようです。
 長らく非公開でしたが、鉄道博物館の大宮移転以来公開されています。
 木造展望車の現存唯一ですし、また一般営業用鋼製展望車のマイテ39 11との比較もできましょう。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆






 11号御料車(2204-URBANA)。10号とともに1922年製造で外国貴賓用。車内は食堂車の仕様でしたが、会食用の大テーブルを持つという特異なレイアウトであったそうです。
 やはり、木造車。
 残念ながら接収解除後は留置の末、1965年ころに解体されてしまいました。

 三木様の作品ですが、中央部の広窓というレイアウトが特異な感じで、この車のただならぬ雰囲気を演出しておりましょう。

 先に触れた木造車らしさ……が希薄なのはやはり惜しまれます。
 但し、この種の客車の造形として、とても美しい!

 ダークブラウンの色差によるシルヘッダーの表現は自然なエレガント。デッキ周りの精細感と横組のドア。
 元来ならば車番などの表示が入らない御料車でも、占領下の10/11号には英文字の愛称名表示が為され、それがまたアクセントになっています。これが白ペンキなのか、真鍮板などによる表記なのかがわからないらしいのですが。後者ならダークタンかパールゴールドによる表現にすることもかんがえられましょうか?


 車端の表現と屋根周り。
 ダブルルーフは上屋根にカーブスロープを使ったもの。見栄えは最高であり、また強度面でも有利でありましょう。下屋根部分のプレートポッチ出しも、全体のバランス面で正解ですよね。ベンチレータもこれが似合っています。

 絞込のある車端はダブルルーフや丸屋根の客車ではとても重要。

 エレガントさと重厚さ、十分すぎるほどに感じられるのです。

<続>
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月08日

【作品紹介】気になる製作中。レゴ5udon様の「こどもの国線」と「東上線」

 レゴ5udon様の製作中題材ですが、かなり気になるので記事にします。


 横浜高速鉄道こどもの国線(元 こどもの国協会 こどもの国線)のY000系電車。2000年の通勤線化以来の車両です。2両編成が3本。横浜の外れをのんびり走っています

 左はバージョン1。前頭部が今までの5udon様の通勤型の流儀で6幅+2プレートで作られたもの。悪くはないのですが、顔つきにやや違和感?

 そして右がバージョン2。前頭部が6幅ツライチになっています。
 実物は微妙な傾斜と後退角のある顔ですけれども、非常口の位置などの構成が巧いので、平面に割り切られてても気になりません。隙間などができないので、寧ろソリッドな感触が強調されておりましょう。

 側面はドア部分の凹みが良い感じです。

 12月17日は長津田でのトレインオフ故、この究極の地元題材は活躍が楽しみですね。


 こちらは東武鉄道(東上線)の50090系。「フライング東上」復刻カラー仕様です。2015年に登場以来、青い電車として親しまれている由。
 元は1950年代の行楽電車のカラーリングですが、これを現行のクロスシート車(デュアルシート車)纏っているのは愉快ですね。

 5udon様の4ドア通勤車にしては珍しく? ジャスト6幅です。
 そしてその作りは、6幅+2プレート車群よりも更に独特なのがよく見ると分かりましょう。

 前面窓と非常口はパネル側面で表情を出しています。上部にも半プレート分の処理を入れて綺麗に。
 50090系など今の東武電車だと見逃せない車体裾の丸みも再現。

 側面はドアに先のパネル側面処理を行っているのは言うまでもありませんが。
 微妙に凹んだ側窓、方法が分かりません!


 こちらの写真でもボケているので、やはり確証は得られない感じですね。
 でも、微妙に凹んでて車体の構体厚を想起させる窓まわりは、アルミニウムボディの表現として適切な感じがします(アルミ車はステンレス車より「分厚い」ですので)

 何より、青に黄色帯という姿は鮮烈ですね。
 
 池袋西口という地元中の地元で行われている、鉄道模型芸術祭に持ち込まれたら華形になること、間違いありません。
 完成が待たれる題材なのでした。

 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

【国内作品紹介】気分屋様の「駅舎」。モジュール式。(21世紀の)レゴらしく?

 久々の駅舎作品の紹介です。


 駅舎に限らず、西洋的なビルディング汎用として使える雰囲気の建築です。

 ミディアムブルーベースなので、どことなくロシア風味。使っている色が寒色系に統一されているがゆえのストイックさ? 色差しが破風の金色と屋上装飾のみ。
 一方で全体には古典的なデコラティヴ。その匙加減が素敵です。

 飽く迄個人的な好みで申しますけども、レゴの建築はこの路線が好きです。
(和風やモダニズム、またリアリズムを否定する意味ではないです。誤解ないように)
 日本的な情景に使えるか使えないか、難しい問題ではありますけども、きちんと修復維持されればこの雰囲気は十分にありえましょう。いや、ありえるんですってば!

 1階部分タイル張りが贅沢な印象を与えますが、左右合計で28枚の使用に抑えているのですね。この辺のバランス感覚も秀逸であり、良い意味で製品的(但し10000代モジュールビル系)な雰囲気につながっておりましょうか。
 レゴっぽい(但し21世紀の!)っていう言い方はありかもしれませんね。

 なお、この作品を鉄道駅舎らしくしているのは左右の棟と、間をつなぐ通路部分の存在です。通路部分が日本で言うなら改札口になる部分でしょう。
 通過式に普通の駅にしてもよいでしょうし、頭端式にしても良さげ。

 置かれている列車で、国籍感・地域感は出せることでしょう。個人的には(日本の)大手私鉄の旧型電車を合わせたくなります(やはり、趣味丸出しですが)。でもまぁほんとに似合うのは共産圏的な緑色の機関車や客車かもしれません(あぁこれも趣味が)。


 制作過程とか。2-3階は自由に分離可能です。


 つまり、こんなアレンジも可能。左右非対称も味があって良いですね。
 もうちょっとわがまま申せば、屋根を90度向き変えることできたらもっといろいろな演出ができるかもしれません。

 その意味で、
「2棟と、間をつなぐ通路部分」
「各フロアは或る程度組み換え可能」
 というのは建築作品のアイディアとして可能性を秘めているとも言えます。懐かしの「マーケットストリート(2007。もう10年前!)」の現代版といってもよいかもしれません。
 さいごになりましたが、寸法は32x32か?
 きちっとモジュールビルフォーマットなのですね。街の中で使いやすいことでしょう。またギリギリでハンドキャリーにも耐える寸法でもあります(重要)。
 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 もう一つ、気分屋様作品。デパート。(ついでで恐縮です)

 外壁のタイル処理が美しい。コーナーにドーム屋根も。
 そして似合うのは古風な電車。垂涎な情景ですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】もう一つの583系 hiro様の583系「きたぐに」色2期は7幅的な6幅。

 583系!
 実物の引退の間際に、レゴの作品が実に沢山作られた形式でもあります。

 アイン様の作品は国鉄色ときたぐに2期。
 拙作 国鉄色
 サニー様の きたぐに2期
 そしてしょうたいむ様(オリエントP様)の国鉄色。

 更に、hiro様の新作が製作中とのこと。これが凄い作品です。


 第一報としていただいた画像がこれです。
 一見、「7幅?」かと思わされる密度感とディテール。而してよく見ると6幅。
 6幅でも此処まで出来る見本といえましょう。

 前頭部の解釈は、またもや独自性を持ったものです。これまでの5作品が全て個性を持っているのは(拙作は?ですけど)素晴らしいことであります。

 ライトの位置が「なるほど」!と。
 微妙に内側に寄せてる。これでこの作品の印象が鮮烈になっています。
 貫通扉も後述のギミック故に目立つ。いや目立たせておりますけど、やはりこれくらいの推しはあって良い部分です。

 ドアレール。シンプルですが好ましい表現です。

 きたぐに色(2期)の解釈も上品な感じですね。シックな感じが強調されています。


 そしてインテリア試案。
 
 寝台と座席は可変式。これを6幅に実装しています。ヒンジ系(クリップ系)の充実による不可能の可能化もありますけれども、無論、それ以上のアイディアとセンスと執念を感じるものでしょう。
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 もう少し開発が進んだバージョンより。
 クハネ581形の運転台と機器室周り。側通路と斜めになってる部分が表現されているのですね。運転台はなんと貫通用に折りたたみ式です。

 あと、さらっと台車も作り込みが凄い。


 別角度より。貫通路を開放した状態です。
 運転席を可変させて通路にしています。この通路、581/583系では一部のシュプール号で使われたのが唯一でありました。
(285系では対象的に、常時使われ続けていますが)


 機器室内部のMGも!


 デッキの消化器も。


 客室インテリア決定稿?
 6幅ながら、左右にシートを再現。無論着席は若干無理はありますけども、でもアイディアとしては秀逸でありましょう。


 こちらは代わって車端側。洗面所付近。2連の洗面台が再現されています。


 外見。ドアレールが貫通扉開放時にドアレールとして機能しているのが興味深いです。それにしても、バランスの良い顔! すっきり……ではないのですけども、でもゴチャッともしていません。その辺も含めて好バランスなのでしょう。




 サイドビュウ。
 全長は44ポッチ。しかし、6幅フルスケールだと起こってしまう、「痩せて見える」印象はなく、とてもバランスよく見えます。というより、長さゆえの格好良さが鮮烈です。
 そして寝台小窓。きたぐに2期渡道では目立つますから大事ですね。
 ミニフィグがちらりちらりと見えるのも、生きている車両としての重要さを感じます(インテリア、ちゃんと作らないと←自戒)。

 屋上機器も精細度高いです。
 設計思想が、明らかに7-8幅の大型モデルの流れです。






 貫通扉は一部パーツ差し替えでありながら、開閉が可能。
 貫通路はミニフィグが通る事のできる寸法があります。
 この開放状態、何れはシュプール号での485系との混結を意識されてとのこととか。

 スカートとジャンパ栓にも注目ですね。両栓であったがゆえの賑やかなジャンパも特徴でした。ここが凄く格好良かったのです。強調気味の表現は正義でしょう。


 夜行走行をイメージした画像。
 比較的最近まで、「きたぐに」が走ってたこと、思い出されます。

 現状でクハネ581の完成のようですが、このクオリティのモハネも楽しみですね。とくに2挺パンタに低屋根のモハネ582! 大陸スタイルのモハネ583やサロ581もまた楽しみであります。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月06日

【作品紹介】クロック様の英国鉄道 68形ディーゼル機関車。猫の目ライト?

 class68……68形電気式ディーゼル機関車は2013年から製造されている客貨両用機。所属は貨物鉄道のダイレクト・レール・サービスですが、旅客輸送行っている事業者に貸出されており、客車引く機会も多いようです。現在27両。今後も増備されるのでしょうか?

 自重85噸で2900kw。最高速度は160km/hというディーゼル機関車離れしたスペックの高速機でもあります。

 製造のフォスロ社はドイツ企業。同社の「Eurolight」というタイプのようです。

 wikipedia

 パワフルさを、イギリスの小さめの車両限界に収めています。
 欧州大陸の機関車とも、また、同じ位の車両限界のDF200形とも随分印象は異なりますね。前面造形は複雑に見えて、欧州の機関車では定番の、くの字スラントの亜流であることが分かりましょう。ただ、レゴ的には難度高そうです

 ダークブルーに前面警戒色は、嘗ての国鉄(BR)色のようですね。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 クロック様の作品です。

 真っ先に目に入るのは猫の目のような形状のヘッドライト周り。此処の再現度が凄く高く、機関車の印象をばっちり決めています。

 左右にはタイルを張り、側面に警戒色が見えないような配慮も。

 前面上部、丸くなっている部分の造形も実にリベラル。カーブスロープで丸みを付けて傾斜させる。独自のラインをものにされています。

 補助灯火やジャンパ栓なども良いアクセントです。


 前面側面。
 傾斜と車体の繋がりがわかりますね。
 
 ボディは此処だけで重厚感が伝わってきます。注目したいのは台車と車輪。今風の線の細い軽快な台車枠の作り方がユニーク。支持方法もスマート……に見えますね。車輪にはブレーキディスクが目立ち、これも機関車の印象を固めています。




 運転台周り。当然乗車可能。

 さて、前面下部は6幅にして(真ん中の1幅分を詰めて)、左右のタイル部分をツライチかやや凹み位の状況にしてみては如何でしょうか?
 下膨れ感が無くなり、スマートかつ流麗に見えてくると思うのですが。


 サイドビュウ。7幅のフルスケール機です。
 縦目のルーバーが不思議な感じ。ダークブルーの車体ですから、黒での表現は適度にアクセントになっておりましょう。

 力強い屋上機器は如何にも今時のディーゼル機関車。
 そして、美しい朱ライン。


 画質荒いですが、斜めの印象。


 

 内部。電池交換の容易さに配慮あり。単3電池x6で2M機です。パワーは十分でありましょう。
 屋根は6幅で、肩部分に0,5ポッチのでっぱりあるのが効果的です。



 意外なところから生まれた意外な題材。今後の活躍が楽しみですね。
 客車はMarkIII辺りが似合うのでしょうか。貨車なら、案外日本のコンテナ車曳かせても様になるかもしれません。
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】うしがえる様の西武2000系電車。2両編成に! 経済性はリアルに通ず。

 以前紹介した、うしがえる様の西武2000系電車が改良の上編成化しました。
 前回記事
http://legotrain.seesaa.net/article/451886069.html



 西武鉄道2000系は1977年から導入されている4ドア通勤車で西武鉄道の最大勢力であったことも。
 今も多くがほぼ全線で活躍しています。前面形状は1988年製造車から大きく変わり、新2000系とも言われる由。


 今度のバージョンは前面に小改良。
 前面窓周りのブラック処理と、方向幕周りが分離してより「らしい」顔になっています。前回は割愛されていたスカートも装着。ダミーカプラーは電気連結器の表現がいい感じですね。

 ステンレスの飾り板のパターンもより改良されています。よく見ると飾り板そのものが大きくなっています。
 ライトにレンズを入れられてないのはご趣味でしょうか? Φ1の丸タイルが似合いそうな気がするのですが如何でしょう?


 クハとクモハ。
 2両編成で成立するのが、西武のこの手の電車のいいところですね。
 また、2両編成で成立するような深ーい路線網もありますし。然しそうした支線運用の2連が、日によっては本線の快急10連の先頭に立ったりするのも愉快なことです。


 連結面
 全長は34ポッチ(中間車基準 先頭車33ポッチ)。そこに4ドアを割り付けています。バランス良い側面です。
 資材の効率も良いのがわかりますね(パーツ配分に実に無駄がない!)。ビルドでは経済性も大事です。本物の通勤電車だってシビアなコスト計算で作られているのですから(笑)。この感覚は忘れてはならないものでしょう。


 2両で。今後の広範な活躍が期待されますね! 黄色い車体にステンレスドアのインパクトは古びて見えません。丸みを感じさせる車体もエレガント。




 拙作の西武鉄道車両。5000系レッドアロー。E52やE851といった電機との共演、早くさせてみたいと思うのでした(無論、主役は通勤車ですよ!)。

 また、うしがえる様の作品も旧2000系とか展開に期待なのです。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月03日

【作品紹介】てりやき様の小型路面電車 ウイーン風(但し、背景のミスマッチも絵になります)




 LDDより。二軸の欧州系路面電車モデルです。

 ウイーン市電の旧型車両をモデルにされたとのこと。
 シンプルながら、小さく可愛らしく纏まっています。
 前面の絞込であったり、床下サイドの保護枠であったり。


 そして早くも形になってきました。
 
 何箇所かパーツの不足か、LDDどうりではないところもあります。でも、形にしてみるとより一層プロトタイプの雰囲気に近くなっておりましょう。LDDよりも素敵になってる。
 巧く、欧州系小型古典電車……な感じが伝わってきます。
 動力系は006P電池使用を想定とのこと。


 前面より。角度がやっぱりいい感じですね。

 しかし。背景は欧州的とは程遠い(笑)。アメリカ的な基地のある、そしてリゾート地。
 西海岸か、ハワイ? はたまた沖縄か?

 でも、この電車不思議と似合ってるんですよね。ミスマッチという名のベストマッチかも知れません。


 基地の前をゆく欧州系の小型単車。
 
 違う歴史があったら、あり得た情景かも知れません。
(でも、誰かのモジュールビルやクリエイター系ミニモジュール並べたところにも、この電車は似合いそうです)

 さて。作品の方ですが。
 車体の雰囲気はかなり良いので、足回りの保護枠の取り付け方法とか強度優先で再考されたほうが良いかもしれません。モーターの側穴に取り付けはあまりに強度ありませんから。巧い答え見つかること願っております。


 オマケ扱いで恐縮ですが、おなじくてりやき様の作られた中型ハンガーと古風な管制塔。これらが素晴らしい航空情景を、航空機オフ(12/2-3 どみにく様主催)にもたらしたのでした。
 
 さて。
 鉄道模型の世界では、昔から1/150の世界観に、1/144の航空機を組み合わせることが提案されています。また、1/144のジオラマに1/150(すなわちNゲージ鉄道模型用)の小物を使う文脈もあります。
 
 航空機のある情景、鉄道情景に積極的に採り入れられて良いのかもしれませんね。
 空港連絡鉄道は今や当然のものですし、また軍用でも燃料輸送を鉄道で行っていたところは何箇所もありました。飛行場や基地の横を走る線路って結構あるものですし。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月29日

【作品紹介】レゴ5udon様の横浜線シリーズ。E233系・205系・103系勢揃い!(3)


 前回記事 E233系
https://t.co/3Oul0XHcu6
 前回記事 205系
http://legotrain.seesaa.net/article/455195065.html
 レゴ5udon様の横浜線シリーズ。トリは103系です。
 1972年に投入され、1989年まで。17年間ですから長いのか短いのか? ただ、横浜線の大躍進期と活躍時期がかぶっているが故に存在感は大きいのでした。

 さて。横浜線の103系と言えば色編

 正規のラインカラーは山手線と同じうぐいす色だったんですよ。然し受持区は京浜東北線と同じ蒲田電車区。今とは編成の概念も違うあの時代のことですし、京浜東北線の103系って先頭車をATC車に揃えたりとか分割編成を10両固定にしたりとか冷房付きの新車が入ってきたりとかやたら組み換えが多かった。
 その余波で横浜線のウグイス色にも、京浜東北線なスカイブルーは混ざって当然だったのでした。ウグイスに揃ったらどっかから転属車がやってきて混成に戻るの繰り返しだったのでした。
 さすが1987年、JR化後は整った編成になってたようですがそれ最後の1-2年(笑)。

 それから、103系の前は主にモハ72。4ドアの旧型国電。茶色。
 しかし103→205や205→E233のように一度に入れ替えされたわけではなく、1972-1979と新旧併存時代が意外と長かった。茶色の電車はふつーに運用に入っており、自分の横浜線の初乗車と3度目の乗車はモハ72だったのでした(笑)。茶色い国電は私鉄の旧型車に慣れてた自分にもインパクトあるものでしたねぇ。

 72系の前は分かりません。20mや17mの3ドア旧型国電をごっちゃに繋いでたと思うんですが。横浜線は1925年に東神奈川〜原町田(町田)が電化(早い!)。1932年に同区間電車化(木造国電とかですかね?)で残る区間が気動車化です(キハ41000辺り?)。戦前1941年には全線電化。
 先進的な路線ではあったのでした。全線複線化はえらく遅れましたけども(笑)。




 もちろん、今回の作品も混色編成です。
 先の山手線用を3両で作られ、それに中間車入れたものですがインパクトは絶大です。
 
 

 クハ103 ATC。横浜線も根岸線直通ではATCが必要になるので先頭車はATC車で固められていた由。

 いきなりの蛇足ですが。かつて臨時特急「はまかいじ」は根岸線でのATCのために、185系の前後にクモヤ143を連結した編成で走ってた由。手作りの?簡素なヘッドマークつけた姿。1990年代の話です。

 クハ103に戻ると、6幅+プレート2枚のフォーマットで高運転台顔が無理なく再現されています。この寸法、有能なのかも知れません。
 屋根が6幅なので、雨樋表現が有利でも有りますし。若干の狭軌感も生まれてます。

 無論、内部構造が(通常の「7幅」よりも)複雑になるデメリットありますが。


 完璧に見えるこの作品でやや惜しいのは屋上機器…クーラーもベンチレータもややボリューム不足気味ということでしょうか。とはいえ、其々の下にプレート1枚挟んであげるだけで改良できそうです。

 台車もやや惜しい。コイルサスの表現あると、あの乗り心地宜しからぬ(でも今思えば懐かしい?)台車らしくなりましょう。エアサスじゃない電車というのは東京だと乗る機会も殆どないのですよね……。


 顔を改めて。高運転台顔は傾斜は割愛されているのですが、ガラス配分の上手さで視覚的に傾斜を感じます。半端な0.5プレートづつを埋める上下のブラケットもHゴムに見えますし。

 今回は「横浜線」の看板も装着。シール作成も考えられたとのことですけど、白無地でも十分「横浜線」に見える。それほどに混色+看板は特異な状態でしたねぇ。
 


 モハ103形。
 今回の白眉もとい青眉? スカイブルー(青22号)はミディアムブルーではなくてミディアムアズール使用とのこと。近年はミディアムアズールの方が供給も多いのでこの選択もあり? と申しますが、濁った感じのMブルーより、Mアズールのほうが鮮やかで青22号のイメージにより近いのかも知れません。
(但し、パーツ供給的に103系編成でつくるのはまだ難しいようです)

 彩度の高い中間色でありながら、適度に古臭い感じが出るのは基本造形の良さ故なのでしょうね。


 モハ103形。
 電池box搭載のため、写真一番右の戸袋窓が変則ですが気になりません。
 戸袋窓とドア窓にパネル側面を使っているのは良いルックスですし、205系との整合性もありましょう。

 クーラーのグリルは2x2ターンテーブルのベース部分。この新灰が希少色で入手不可に近いのですが、旧灰ならなんとか手に入るという感じ。それでもベストな表現なんですよね。また新灰供給されてほしいです。

 パンタはもう少しゴツく大仰でも良いのでしょうね。此処が変わると全体の印象も更に精細になってきそうです。

 それにしても。レゴのライム色って綺麗です。而も、安い(笑)。
 薬師山氏の103系や、アイン氏の103系もこの色です。でも103系以外にも使える色ですよ。101系(関西線)、72系(仙石線や可部線呉線)。私鉄だと京王の「グリーン車」。京阪旧塗装の上半分……。可能性を追求できそうです。
(大量の欲しい方、是非カンブリ注文をば[宣伝])


 編成で。
 横浜線103系は7連でしたが、長いという感じは無かったです。でも103系時代の周辺私鉄は東横線が20m x7か18m x8。田園都市線は20m x6ってところ。小田急だけは20m x10になったの早かったですけども。


 街と緑を縫って走ってく。

 レゴ的には36ポッチ長あると、4連でも適度なボリュームに感じられます。今回の1200x1800mmという小規模レイアウトでの取り回しも良好だったのでした。


 (あまりの大物ゆえ)紹介にお時間要してしまいましたが、レゴ5udon様の国電・JR東日本シリーズは小気味よい完成度とスケールの傑作群。何より、通勤形が揃ってるのが嬉しい!

 なお、今回の「横浜線シリーズ」。12月17日の長津田トレインオフ
http://twipla.jp/events/282700
 にもご地元題材として出展されるとのこと。お楽しみに。
(アイン氏の田園都市線8500系との共演とか見られそうですね)。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月28日

【作品紹介】レゴ5udon様の横浜線シリーズ。E233系・205系・103系勢揃い!(2)

 前回記事(E233系中心)。
https://t.co/3Oul0XHcu6


 レゴ5udon様の横浜線シリーズ。今回は205系を。

 横浜線の205系は1988年から1989年に一度に導入されたもの。
 国鉄きっての黒字線でありながら新車には恵まれなかったこの路線への、JR化後ならではの大奮発でありました。京浜東北線が未だ103系ほとんどだった時代ですよ!

 最初7連。1994年には6ドア車組み込んでの8連化。
 登場から26年目の2014年。2-8月の6ヶ月間で、現行のE233系に置き換えられ、姿を消しました。こうしたダイナミックな新旧交代劇は首都圏JRならではの力技ではありますね。
(尤も南武線のような、205・209・E233併存が長かった例もありますけども)

 無個性なような横浜線の205系ですが、山手線からの借入車が1994年に存在してました(ヤテ2をカマ51として)。2段窓の量産先行車でしたので目立った存在でした。

 なお205系自体は京葉線や武蔵野線向けで顔が変わっていますし(所謂「メルヘン」)、運転台増設車も違う顔。更にJR西日本仕様もあるので、趣味的には楽しい系列でしょうか。
 ただ、半端に古いので、乗って楽しいかどうかというと微妙な電車ですけども。



 5udon様作品は先に作られた山手線線仕様の色替えです。但し実物とは違って量産車ベースですね。
 7幅……というか、6幅+プレート厚のフォーマットです。6.8幅と申しましょうか。
 これで無理なく、額縁系の顔を再現できてる由。2x2カーブスロープの内側凹みと、6.8幅ゆえの調整部でおでこの部分もそれっぽく。

 前面窓はブラックアウト処理ですがこれは気になりません。それよりも傾斜の表現が嬉しい! 理想を申せば2x4と2x2のタイルにするとよりリアルかも知れませんが。方向幕も無理するなら割愛も正しい割り切りでありましょう。

 この上なく、205系らしい顔になっているのですから。
 ヘッドライトはプリントタイルです。クリアタイルよりも良い雰囲気に。
 下部ステップ表現も見逃せませんね。


 山手線先行時は3連でしたが、今回4連化。クハ+モハ+モハ+クハの編成は安心感ありますよね。3連だと未だコンパクト感ありますけども、4連だとそれ以上の長い編成というイメージになってきます。




 クハ205形。
 全長36ポッチ(中間車)で3ドアという構成は同じく。ドア幅と戸袋窓に与える余裕。

 タイル組の前面額縁部ですが、近年のL形タイルのお陰で乗務員室ドア窓を適切な場所に入れられてるのは注目です。そしてベストな角度の前面傾斜!

 ドアは1プレート分の凹みでメリハリ。6幅+プレート2枚というボデイに於いては強度面でも貢献してそうですね。


 モハ205形。
 車端部はステンレス車っぽい雰囲気。いや実用的に6幅+プレート2枚を成立させるための実用的構造でもあるのでしょう。
 ステンレス車らしさというと、205系等の1980年代後半から1990年頃までのステンレス車に見られた、細リブを通した形状。所謂 軽量オールステンレス車に見られる特徴をレンガブロックの裏面で再現しているのが注目されましょう。

 グリルブロックだともっと前の世代のステンレス車になってしまいますし、平板にすると90年代半ば以降の雰囲気なのですよね。
 JRだと211系や213系等。はたまた気動車でキハ85等にも応用できるかも知れません。若干コストは上がるので使い所次第ではありますが。

 ドア部分は山手線仕様なので小さめの窓です。パネル側面の表情が良いですね。


 モハ204形。
 パンタがややあっさりなのが残念。全体の質感が良い意味で「重い」ので、パンタも重厚な表現だと似合うと思うのでした。一方、床下機器は新濃灰で適度なボリュームでしょうか。関山も造りこむ方ではないので、適切な評価かどうか何とも申せませんが。しかし車体とのバランスは良好でしょう。

 なお、屋根は6幅です。車体の6.8幅との落差が、そのまま雨樋表現になってる由。これもこのスケールの役得でありましょうか。


 クハ205。反対側。
 奇数車と偶数車の作り分けは難しい……とか思いましたら、ジャンパ栓とスカート周りの造りに考慮があるのでした。


 205系は先にも触れましたけども実物のバリエーションはかなり豊富です。応用でいろいろな展開が考えられましょうね。その意味でも今後が楽しみであります。


 先代、103系との並び。
 昭和から平成に移り変わる頃の並び。昭和の電車と平成の電車、明確な!


 また、205系から今に続く二色帯のラインカラーとなったのでした。
 
posted by 関山 at 23:24| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月27日

【作品紹介】隼様の 国鉄10形蒸気機関車(クラウス15/17)。均整取れた可愛き美形。

 元は九州鉄道4形(等)で、国有化後に10形となったドイツ・クラウス製の機関車です。
 明治中頃に20余両が輸入されたものですが、25噸のBタンクという適度な大きさであり且つ制作程度も高いものであったのが幸いし、1960年代までも払下機が活躍していたのでした。
 15・17・26・2の4両が現存、保存されている幸ある形式でもあります。


 使い勝手の他、如何にもなドイツ小型機、メルヘン系のスタイルが好かれたのもあるのでしょう。同種の機関車は本場でも沢山使われたのでしょうね。昔のメルクリンなど鉄道模型の入門セットの定番というか、レゴの#133(1975年)のモデルでもあり?

 なお、2010年に拙作があります。
http://legotrain.seesaa.net/article/170654577.html
 詳細解説はこちらに。



 隼様の作品は外見重視で非動力です。というか、何らかの魔改造しないと自走はありえない題材なのですが。
 3幅分の細い缶胴。その缶胴と隙間の開いたサイドタンク。
 この機関車の第一印象でもある、末広がりのスチームパイプカバーが再現されています。
 煙突はあっさりしたパイプ煙突でこれが正解ですね。
 白い手すりも効果的でありましょう。


 バックビュウ。タンク蒸機は炭庫形状が命? いや後ろ向きで走る機会も多いわけですし。スロープ横組みで収まってます。


 サイドビュウ。ロッドは割愛ですが、どうしても分厚くなってしまうのが許容てきなかったとのこと。通常直径の車輪にロッド(クランク)つけようとすると横幅膨らみがちなのは困った問題です(ここを許容できるかどうか?)。BBB辺りでロッド穴付の車輪もリリースしてほしいような気もするのですが、需要は微妙かもしれませんね。かと言って「正確に」穴あけは考えたくない加工ではあります。

 ただ、ホイルベースは将来的に何らかの動力化は考えておられる気配です?

 魔改造の話はともかく、均整の取れた側面で、実物の人気も頷けるというもの。

 この小さな機関車。北海道の炭鉱に居た15/17ならば古風な無蓋車とかが似合いそうですし(石炭車じゃなくて無蓋車)、大分交通の26号なら2軸の小型客車を曳かせると似合いそうです。また、パイクなどミニマムなレイアウト造ってあげても様になりますかも? 小さいけど、世界は広がる機関車でありましょう。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする