何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
教材用等の大量調達もお任せください

◆◇◆◇◆◇◆
レゴの「全て」を世界から。日本語日本円・品切れなしのパーツ調達!
絶版パーツ、絶版セットもOK。廉価な中古も扱。


絶版になった特殊部品が欲しい、基本ブロックや特定色の大量の調達がしたい、
とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


◆◇◆◇◆◇◆
カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2017年09月03日

【作品紹介】てりやき様のアメリカ形コンソリデーション。2Mの筋肉!強力機!

 アメリカ蒸機のモデリングは、国内では未だ少数派です。

 マッチョ感・実用感剥き出しのスタイルはやはり好き嫌いが割れるものなのでしょうか。同じ外国機でも比較的人気のある独逸機・英国機とは違うジャンルですよね。


 ゆえに、この作品は貴重。
 実用本位のシンプルなコンソリデーションです。聞けば、JAMにあわせて短期間で構成されたそうで、ディテール類が未だ間に合っていないようです。

 でも、蒸機としての基本造形は秀逸なものでありましょう。
 ぶっとい缶胴はアメリカ機ならば寧ろ自然なもの。あの大地では、機関車もまた強くなくては生き残れません。

 肝心の蒸機としての各部分。先輪……動輪。シリンダにロッド。
 缶胴とキャブ。そしてテンダ。この辺のバランスが全て整ったものです。

 そして、ユニオンパシフィック?と思われる華やかな塗り分け。マッチョなボディだからこそ色気も映えるというものです。


 筋肉。
 当然、エンジンドライブで牽引力優先のセッティング。ガッチリと組まれてパネルでシールされた足回りは華奢にギアを見せるような繊細さ……の対極ですが、これはこれで安心感と力強さに。

 Mモータx2のパワー。電池boxは機関車全体を効率よく加重。
 牽引力に期待するなという方が無理でしょう。

 フランジレスの動輪はプーリーのゴムタイヤ履きで代用ですが、これはこれでボックス輪心に見えて自然な印象です。


 上面より。ほぼ8幅です。また、8幅からのでっぱりは極力避けて造っているそうです。


 JAMでの活躍風景。旅客列車を曳いて。
 1Dのコンソリデーションはどちらかというと貨物用ですが、華やかなカラーリングのこの機関車は旅客列車もまた似合うのですね。ストリームライナーの前補機・後補機ななんて運用さえ思いついてしまいましたよ。

 他にも長大な貨物列車を曳いてるシーンもありました。それこそはまり役。
 また、近年は鉄道+ミリタリも盛んな文脈ですが、この機関車が軍用列車に似合うのは言うまでもないでしょう。ミリ要素も含むオフ会などが楽しみ。

 あとは、現状でやや物足りないディテールの強化でしょうか。先ず、ドームや汽笛や安全弁はほしいところですね。その次にパイピング類か。アメリカ機だと「鐘」も欲しいです(今のディーゼル機関車にも鐘、付いてるのは驚きました。伝統です)

 このコンソリ、素材が良いだけに、ディテール強化は「鬼に金棒」になる筈です。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月01日

【作品紹介】薬師山様の「パンダ特急」287系。イロモノに非ず!

 薬師山様の作品は渋いテーマも多い一方で、ときの話題を抑えた作品で皆をあっと言わせるところもあります。以前の作品では赤い「シャア専用ラピート」であったり、JR四国の鉄道ホビートレイン(0系顔のキハ32)であったりと。

 この作品もその文脈でありますね。
 今年8月から運行されている、紀勢本線特急「くろしお」に一部導入されているパンダラッピング車です。


 全面ラッピングではなく、ほんとに最小限のメイクでパンダらしさを出したデザインは実物同様です。パンダ耳とパンダ目が凄く、かわいい?

 連結器周りがお口であったり、スカートが恰も両手(あ、前脚か?)に見えるのも実物と同じラインです。いや、かわいい!

 287系としても出来が良いです。
 シンプルながらも流動感の十分に感じられるスタイル。パネル横組の側窓は王道にして正義でありましょう。屋根肩の丸みも良い感じですよね。

 決してイロモノではない、かっちりした作品でもあるのでした。願わくば、3-4両編成化をお願いしたいところですね。そして、何時かMugen氏のオーシャンアローとの共演も見られればと思うのでした。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月31日

[解説大幅追記]【作品紹介】りゅうせん様の東京メトロ8000系電車。アルミな質感。

 東京メトロ……というよりは帝都高速度交通営団の半蔵門線の電車という趣ですね。それでも1981年のデビウ時、6000-7000系列のデザインを更に洗練させた形状に驚いたものです。スラントフェイスの、こんな格好良い地下鉄電車!

 この系列は1980年代的なスクウェアデザインの極みでありましたし、決して色褪せないデザインだと思うのです。
 いや、四角っぽいスラントフェイス左右非対称……って、都市地下鉄中心に類例する顔は多いのですが、営団…メトロのセンスは細部のパーツやディテールに宿ってる? 長期の鑑賞に耐える、洗練されたものだと。

 余談ですが。
 昔バイト先への通勤で新玉川線(田園都市線)使ってた頃、東急車だと車内騒音が凄まじく、営団(当時)車だと静かなので、営団車が来るのを楽しみにしてたことも思い出しました。剛性とか静粛性、質も高い電車であったのです。

 2003年に08系が導入されていますが純粋に路線延伸・輸送力増強用の増備なので、8000系は未だ廃車を出していません。VVVFへの機器更新を行ってはおり、当面は現状維持? メトロで一番「若かった」半蔵門線も、一番平均車齢の高い路線になりつつあります。


 りゅうせん様の作品は、あっといわせる文脈。
 通常のトレインビルダーの発想とはちょっと違う。でもそれがいい!

 側面はほぼ全てタイル張り。それによってドアの凹みが自然に再現されるばかりではなく、窓も微妙な凹みが生まれる。これがアルミ車体の質感表現につながっています。

 一般にアルミ車体は外板が鋼製車やステンレス車に比べて分厚く、その分ソリッドな印象があります(分からないようにしてるデザインも多いのですが)。
 その雰囲気がひと目で伝わってくるのです。

 工法のメリットがもう一つ。
 6000系以降の営団車は「車体裾が長い」のですが(顕著なのは試作車の6001F)、1x8の長タイル貼った車体裾が凄く「らしく」見えるんですね。
 

 ドア数は3つへのアレンジです。全長は32ポッチ(中間車基準)。
 独自の工法・表現でありつつすんなり受けいられれるのは基準の遵守も大きいでしょう。鉄道車両は「枠」の中に納まるものですから。
(例外は有りますし、例外的表現を否定するわけではありませんが)

 側窓は大きめに高さ3ブロックぶん。対してドア窓は小さく。メリハリの効いた姿です(更新前の姿でもありますね)。帯の位置が低いので落ち着いた印象でもあり、それがまた実車の品の良さにつながってる!

 肝心の前面。
 8000系はスラントが前照灯部分にまで及んでるのが特徴ですが、それを強調するがごとくストンとした印象が良い。80年代の電車に多い「額縁表現」は皆を悩ませるところですが(205系とか京急2000形、伊豆箱根3000系など)、この作品では潔く割り切っています。それによって前部が鈍重になるのは防いでいるのでしょう?
(但し、別文脈の表現はあり得ると思います)


 4連で。このアングルから見ると特にかっこよいのです。
 そしてドアや窓の凹みが、電車としての重みを感じさせる。誇張表現ではありますから、良い意味での「イラストレーション・戯画的」作品なのかもしれません。


 上から。
 同じ寸法のルビー氏やレゴ5udon氏の作品でもいえますけども、1プレート分の張出しが雨樋としてリアルさをもたらすのですよね。

 この角度からだと車端部の外幌も見えます。
 ステッカーや方向幕などのディテールも強調されている作品ゆえ、外幌表現もバランス良いものです


 ここまで来て惜しいのは先頭車のクーラー位置でしょうか。もうちょっと前よりと言うか、車体の中心位置が正解です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 ところで、JAMでも大活躍したこの車。
 ウチの101系中央線と並べるのを失念しておりました(笑)。いや、1987-1989年に東西線で3編成が暫定使用されたことがあり、中野や西船橋ではJRの電車とも顔を並べてたのですよ。

 いや、そんなイレギュラーばかりではなく、東武や東急の電車とも顔合わせさせてみたいものですね。
 アイン氏の8500系や、最近出番のない拙作5000系(アオガエルの方)とかと。
 
 そして、肝心の営団・東京メトロの車とも。
 地下鉄も最近は作品が充実しつつありますから、JAM等のテーマ的に「地下鉄」が成立したらいいなぁと思うのでした。
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月15日

【作品紹介】Dr.ペイ様の「手漕ぎトロッコ」はテクニカル


 とても真面目なLNER A4「マラード」を造ったマッドサイエンティストDr.ペイ様。
 今度は……真面目に本気で手漕ぎトロッコです。


 何処が真面目かというと、テクニカルな仕掛け内蔵。車輪の回転をクランクシャフトで拾い、手漕ぎ部分が走ると上下に動くのですよ。

 で、ミニフィグもポイント。2000年台前半にあったバスケセットの特殊レッグ(バネ内蔵)を使って復元性を持たせてます。



 動画。引っ張ってるのが世界最速蒸機のマラードというのがなんともシュール!
 

 そういえばこの種の手漕ぎトロッコ。外国映画とかでは見るものですが……日本ではほぼ使われてないですよね。日本だとこの手の保線用移動機材は軌道自転車か軌道自転車原動機付きが使われてるイメージ。
 手漕ぎと足こぎ、どっちが楽なのでしょうか?
 
 あと、一時期(20年位前?)アミューズメントマシン(大型体感筐体)で、手漕ぎトロッコのやつがありましたよねぇ。世界観がラピュタっぽくって、プレイの最後に「相性度」というどーでもいい数値がスコアで発表されるアレ(デート向け?)。

 ペイさん……。せめて相方は女の子にしましょうよ?
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月14日

【作品紹介】hiro様の485系電車 前面の革命。「7幅ではありません。6幅です。」

 hiro様は中国地方在住の若手の方です。
 今年に入ってからのC59や、283系電車(オーシャンアロー)の作品があります。

 次の題材は、なんと「超王道」にして「超絶名車」の485系電車。
 1964年以降、国鉄特急=485系というほどに旭川から西鹿児島まで活躍しまくった形式も、既に原型車は全廃。団臨用の改造車も終末を迎えようとしています。もう既にノスタルジーの対象なのですね。


 7幅ではありません。6幅です。
「1ポッチ-2プレート-2プレート-2プレート−1ポッチ」
 という構成で半ポッチずらしを二段階に。

 485系や583系は多々作られてきた題材ですが、この発想は画期的です。
 そして、かっこいい。段差は200番代車の貫通扉カバーと思えばむしろ自然なものでしょう。

 あのへんの特急型で皆が悩むドアレールの表現も微妙な隙間にピッケル差し込むことで実現しています。またピッケルの角度で前面が「丸く」見えるのですね。

 前面窓は後退角と傾斜角の両立。
 見逃せないのがスカート。ジャンパの並んだ賑やかな形状。その下のスノウプラウも。




 そして、純正品でのライト点灯も。
 3灯全て点灯の状態は、なかなか美しい。


 クハ481形。おそらく200番代。
 運転台窓側面が3つ並んだ窓をきちんと。JNRマークも省略なし。


 車内。6幅なのに両サイドにシートが有るというのも画期的です。

 窓框でフィグハンドを巧く避けてます。
 両サイドにシートがあると、どことなく車体幅が広く感じられますよね。6幅なのに。


 中間車。モハ485形。台車も重厚な作りです。
 屋上機器はAU12ですから0番代ですね。

 全長は36ポッチです。




 モハ484形。パンタグラフ2基と交直両用電車ならではの屋上機器群。
 実に魅力に満ちた中間車。

 やはりAU12装備の初期車で、車端部の機器室(冷房装置)も再現されています。


 見せ所は屋根上。浮いてる高圧引き通し線に碍子。
 パンタ台も凝ったものです。ガーランド形ベンチレータも見逃せません。


 もう一つ。足回りも大事。
 車端部、汚物タンクやジャンパ栓も再現です。


 連結状態。よく見ると貫通幌もきっちり繋がってますね。カーブでの実用性がやや気がかりではありますが、こうした挑戦は有意義です。


 サロ481形。200番台以降。クーラーがAU13ですから。


 車内。重厚なリクライニングシートが並びます。


 将来的には実現するのでしょうか? 先頭車と中間車の連結。
 485系は国鉄時代は滅多に先頭車を中間に入れるような編成はありませんでしたが、JR化後は柔軟な(カオスな)編成を見せてくれるようになりました。

 クハ481 200番台。ノーズは一番短く締まった形状をしています。
 徒にノーズ伸ばしたりしないセンスが良いですね。


 こちらは先頭車同士の連結。
 一部パーツ差し替えで実現しているようです。

 さて、此処まで出来たら次の目標は……489系? 誰もが夢見る碓氷峠でのEF63を繋いだ姿も何時か叶うのでしょうか?
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】「1両でも、時代の語り部?」アイン様の日本型木造客車はガチな木造?

 先方の記事:レゴ 〜古い客車を作ってみました〜

 ガチな木造? 流石にレゴの客車を木で作るのはありえません。
(それ、レゴじゃない!

 然し、木造車らしさを極める手間とコストのかかる方法は存在します。


 腰板の小割をプレート積層横組で再現! 海外の作例では幾例か見てきておりますが……国内では初めてではないでしょうか?

 採用するのに「思い切り」は必要です(パーツ数的に)。20ポッチ分ですからざっと数えて1x2プレートが100枚弱! 不可能な数字ではありませんが。でも凄い。

 シルヘッダーは割愛して、窓は2x2窓。木造車にしっくり来る組み方です。


 自由形とのことですが、見事なまでに22000番代の木造客車。明治末から大正期の木造客車の姿を捉えておりましょう。全長は26ポッチ。32ポッチ全長の文脈に投入すると17m級に見えてきましょうか。でも24-28ポッチの世界観だと、堂々とした20m級の木造客車に見えるのでした。
 窓割も、どことなく優等車(1等寝台など)を思わせるものがあります。良い意味で「わけあり?」なのかもしれず、古典的鉄道愛好者の好奇心を刺激するのですね!

 肝心のダブルルーフの表現も心地よいものです。屋根肩にポチスロ使うとまた綺麗に見えるものです。


 床下にはトラス棒も。木造車には欠かせません。
(木造車は台枠だけで車体強度支えているので、床が垂れないよう補強が必要)

 ゴム製パーツでの再現です。あると引き締まりますよね。


 運用シーン。小型の電機に曳かれての工臨。
 営業を退いた木造客車は事業用に転用されることもあり、1950年代前半には引退した国鉄木造客車も1960年代まで生き残ったのも居たのでした。
 工臨に繋がってますから、職用車(宿泊車)かしら?


 移動する宿舎であり、作業基地。
 訳あり元優等車の最後のお勤め?


 木造事業用客車と新型電機(新型と言ってもEF60ですが)の組み合わせはギリギリのミスマッチ? しかし遠距離の回送ではこんな姿も見られたかもしれません。

 客車列車(或いは貨物列車)の一端に「え、なにこれ!」な回送車がぶら下がってる光景はなかなか楽しいものですよね。

 丁寧に作られた1両の木造客車はいろいろなドラマを語ってくれそうです。
 編成にならずとも、1両だけでも、世界を造ってくれるのです。
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月11日

【作品紹介】ナローの泉様の「B6」。引き締まった、エレガントな明治の機関車

 B6。2100形など複数の形式の総称です。1890年(明治23年)より、主にイギリスから輸入されました。総数は533両に及びます。

 自重45噸。後世の感覚では小型機ですが、当時としては十分な強力機でした。
 貨物用や、勾配区間の旅客用など幅広く使われました。

 また、一線を退いたあともサイズの手頃さから私鉄・専用線に払い下げられたものもあり、最終的に1973年まで活躍続けています。

 特記しておきたいのは、日露戦争では兵站用に使われ、大陸に送られたものも多々あったこと。但し、二次大戦のときとは違い、殆どの機関車が内地に還っていますが。
 
 動態保存機では大井川鉄道の2109号が有名です。1992年に日本工業大学に再譲渡されており、今も煙を上げているはず。

 スタイルは、後世のより大きな機関車を見慣れていると「可愛らしく」思えるものです。また、英国仕込みの外形もエレガントな印象。


 ナローの泉様の作品。8幅です。動輪(実物は約Φ1200mm)を基準にスケールを決められているようで、なかなか好ましいバランスでしょう。

 缶胴はポチスロに依る丸仕上げが綺麗。
 4.25幅?くらいに見えるのですが、これが8幅車体とうまく調和してます。

 空制仕様で、後年増設のエアタンクなども良い雰囲気です。
(個人的には古典機は空制仕様の方が好きだったりします)

 端梁の赤も実にエレガント。


 バックビュウ。この時代の機関車のキャブって優雅ですよね。
 炭庫は増炭枠がなかなかの細密感。グリルタイルをクリップタイルで挟む表現は広範に使えそうです。

 さて。ここで突っ込むのも無粋ではありますが。
 このモデル、カーブ通過は大丈夫でしょうか? 第二動輪がフランジレスになっていれば問題もなさそうなのですが、このままだと直線専用? ちょっと気がかりです。


 逆に申せば、第二動輪と、もし従輪の調整がつかなければ従輪(BBBミドル)もフランジレス化すれば走行性に問題はなさそうです。
 ロッドは低い位置のシリンダ(スライドバー)が確実な動作をしてくれそうです。

 タンク機関車ですから当然エンジンドライブ。
 

 電池の搭載方法。
 缶胴を少しでも細くするため、電池boxのケース部を省略して、かつ上下を逆に搭載してる由。この苦心で優雅なフォルムが実現しています。


 モーターの搭載。Mサイズモータをかなり後ろ寄りに装荷しています。第二動輪伝達して、あとはロッドで全軸駆動に。


 完成状態の内部。なかなかの細密感です。
 
 タンク機の自走は難しいものですが、成功させると嬉しさもひとしお。
 
<追記 カーブの通過方法についてです>


 第三動輪の横動によるものでした。
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】エース君のD51。標準に重装備機に「なめくじ」。三変化を愉しむ。

 D51は言うまでもなく、日本で一番有名な蒸気機関車。
 1935年から戦後1950年まで製造。無論1975年の蒸機終焉まで活躍しました。元来は貨物用ですが、勾配線区では旅客列車にも多用されています。


 動態保存機はJR東日本の489号機が知られるところですが(本線復帰が1988年ですからもう30年前)、今年からJR西日本でも山口線に200号機が復帰します。

 作品ではレゴトレイン趣味の黎明期(2000年ころ)からいくつも作品がありますが、近年ではbikkubo氏の7幅作品(2016年)が皆をあっといわせました。




 エース君の新作。
 基本的造形はbikkubo氏作品を参考にされているそうです。
 但しテンダドライブにアレンジの上、各部も仕様変更。良い意味で、エース君のオリジナル作品になっていると見て良いでしょうね。

 大柄な給水温め器が如何にもなD51らしさを演出します。
 白ラインも動態保存機には欠かせないものでしょう。

 端梁形状の難しいところもあっさりクリア。蒸機はビルダーを強くしますね。

 缶胴はD51らしい太さです。7幅ベースににあっておりましょう。

 スチームドームはやや小さい印象で、これはD51としては弱いところかもしれません。


 正面より。先端部の連結器はダミーでも良いかもしれません(逆行楽しいのですが、その際だけ連結器をつけるとか)。

 7幅だと狭軌感も出てきます。
 缶胴と煙室扉のバランスはややギリギリですが、給水温め器の印象でアンバランスには見えません。重量感で全体をカバーできてます。


 サイドビュウ。従台車周りの「物足りない」印象ですが、これはあとの写真では改善されてきますのでご安心を。

 蒸機は従台車周りとキャブ下のディテール追加でかなり化けさせることはできるますよね。昔のNゲージの蒸機でも、キャブ下のディテール追加で重量感を出すのは定番の改造でした。
(最近のNゲージはそのへんも製品のままでしっかりしちゃって、ユーザが手を入れる余地はありませんけども)

 余談ですが、ボックス動輪ではなくてスポーク動輪のD51もレゴ的には已むを得ないもの。気にするよりは作品を形にされる方が「正義」でありましょう。


 827号機仕様に。
 中央西線仕様のカマで、集煙装置が印象的です。D51の中では重装備に入る方でしょうか(もっと凄いのもありましたが)。実物は最近、圧搾空気での動態化と「貸出用」の営業?で話題になりましたね。

 青いナンバーも似合ってます。


 集煙装置周り。C57 1に着いてた頃は目障りとか言われてましたけど、D51など貨物用機には似合う装備でした。逆テーパの形状が良い感じです。

 レゴだとこうした特殊装備も、好みに合わせて差し替えできるのはメリットです。


 さらに重厚さをます前面。


 D51といえば初期車の「なめくじ」形状も忘れてはなりますまい。梅小路の1号機がこの形状です。

 煙突からドームまでが一体になった、スマートで、かつ力強い姿。
 エース君作品もその魅力を伝えきっています。なめくじこんなにカッコよかったんだ……。

 なお、メインロッドは黒塗装されています。黒が入手できないならこの処置は正しいでしょう。


 肝心の煙突から、ドーム部分。カーブスロープで綺麗に繋がる。


 バックビュウ。なお、キャブ下のディテール追加も注目です。


 さて。
 D51は「なめくじ」で決め打ちで良いんじゃないかと思うほど素敵な姿なのですが(827号機の集煙装置も捨てがたいですが)、一つだけエラーが。「なめくじ」は給水温め器が煙突とドームの間のカバーの中に入っており、標準型のように煙突前には載せていないのです。
 「なめくじ」にするときは給水温め器を外して、煙室扉を若干上方に移動させると良い感じになるかもしれません。


 ともあれ。短期間で三変化のD51。
 パーツの差し替え修正で容易に姿を変えうるという、レゴのメリットを活かしたモデリングは実に楽しげなもの。
 D51に関してはさらなる重装備機も居ましたし、変形デフレクタのバリエーションもありました(最たるものは488号機)。
 「D51なんて平凡……」なんて捻くれたことは考えず、1両ベーシックな型を用意しておくと、長く遊べる、楽しめる題材なのかもしれませんね。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

【作品紹介】超豆茸様のE231系 額縁顔をジャスト6幅! 29ポッチでぴったり4扉。

 東海道本線の普通列車用車両! ということで西から223系、そして東海の313系や211系を作ってこられた超豆茸(スーパーマメキノコ)様の作品が、遂に東にたどり着きました。
 21世紀入ってからの主力車。E231系です。東海道本線だけではなく、高崎線、宇都宮線も含めた共通車で相互に運用も入り乱れる。E233系も加わって結構賑やかなことに。

 なお、先に記しておけば個人的にE231系・E233系は嫌いではないです。
 少ないけれどもクロスシート車があり、編成端の定位置(1/2/14/15号車)に連結されているためです(端なので比較的空いてますし)。端から端まで全ロングの「ハズレ」があった211系・113系よりその意味では改善されているのですよ。
 実物の好き嫌いの話はともかく。


 超豆茸様の作品が画期的なのは、レゴでのこうした額縁顔の車両としては珍しく「6幅ジャスト」におさめていることでしょう。

 車体幅の張出しも一つの正義ではありますけど、6幅ジャストは改めて見ると美しく説得力があります。

 鋭角的な印象の顔も的確な印象把握ですよね。
 整合性が壊れるため難度の高い1幅の横組も印象的です。

 スカートもシャープな印象。連結器も連結機能が。常に10+5の解結行うこの系列では重要な要素。
 全体に未だ荒削りな印象は残りますけども、更に極めるためのヒントや示唆が沢山秘められてる造形……でしょう。


 側面は4ドア省略なし。29ポッチに巧く割り付けています。
 無論、窓まわりは横組。説得力のある窓割りですね。

 惜しむらくは乗務員ドアでしょうか。ここが幅広なので印象を損ねてる感じ。乗務員ドアが1幅表現なら、かなり引き締まった感じになるでしょう。


 屋上がシンプルなのは実物どおりですね。


 現状で5両編成が完成しています。これなら付属編成としてはフル編成に。4ドア車がずらりと編成になると壮観であります。




 シンプルだからこそ、美しい。


 もちろんグリーン車も製作中。
 窓配置省略のないダブルデッカーは気になる存在です。二階の屋根とかどんな表現になるのか興味津々ですよ?
 
 重い印象になりがちな、階下室部分の裾を色替えしてるのは巧いですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月07日

【作品紹介】鱒寿司様の国鉄客車二種(オハフ33とオハ41)/汎用フラット貨車はミリタリに優し?

 鱒寿司様は、つい先日の8620形で皆をあっと言わせました。
http://legotrain.seesaa.net/article/451676380.html

 その8620に似合う、客車も登場です。


 奥がオハフ33。手前がオハ41とのこと。

 横組が基本造形。2x2パネルはもはや1m幅の窓にしか見えませんよね?
 シルヘッダーは割愛ですが、タイルの縁がそれっぽく見えるので気になりません(シルヘッダーの表現自体、ものすごく好みの分かれる部分ですから)。
 屋根は45度スロープ。この屋根は関山の好みでもあります。一番国鉄旧客らしく見えますから。

 台車は簡素ながら板バネ表現があり嬉しくなります。


 オハフ33。同系車掌室なしのオハ35も含め1936年から戦争挟んで1948年まで製造された「言わずと知れた」標準型客車であり、一時期は国鉄で一番両数の多い客車でもありました。その一時期と言うのは決して大昔に非ず! 50系が代替車として登場した1978年ころの話です。それほどに数が多かったので旧型客車の終焉期までも残ったものも多数。
 今も大井川鉄道・津軽鉄道(但し冬季)ではほぼ日常的な運用に入っています。

 形状のバリエーションに関しては「鉄ピクの特集号が2分割になった」レベルですが(笑)、制作されたのは戦後の切妻(折妻)タイプですね。よく見るとだるまストーブの煙突が見えますので、津軽鉄道の払下車かもしれません。


 インテリア。木製座席……?ではなく、臙脂のモケット張り?
 オハ35・オハフ33は三等車のアコモデーションに革命起こした車であり、木製座席から三等乗客を開放した初の量産形式でもありました。それまでは背は木製だったのです。まぁ戦後も60系鋼体化客車は木の背に戻りましたけども(苦笑。

 なお、ストーブがあるのでやはり津軽鉄道仕様?
 ただ、蒸気暖房も電気暖房も使えない特殊な条件下では国鉄でもだるまストーブ車が居た可能性もありますが。



 こちらはオハ41形。余剰の優等車を改造した通勤用(或いは行商用)のロングシート客車。「余計な改造しやがって……!」と思いますけども、長距離の運用にロングシート客車だけが編成されるような使われ方は無かったようです。

 特定のプロトタイプはない模様です。オハ41には並ロ改造(オロ40など)の極端に窓の広いものか、特ロ(スロ51等)改造の窓の小さなものが存在混在していました。但し一般三等車からの改造は無かったようです。
(オハフ41形式には、普通のスハフ42をロングシート化したものもありましたが)。


 車内。見事にながーいロングシートです。フィグの着席よりは見た目重視ですね。

 現状でもなかなかユニークかつマニアックなモデルですが、オハ41らしさを追求するなら、側窓窓幅の修正があるとそれらしく見えるかもしれません。


 8620と合わせて。絵になる組わせです。
 1970年代前半まで、こんな列車が五能線あたり走ってたんでしょうね……。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆




 

 8620にはちょっと似合いませんけども、汎用のフラット貨車。
 底床の大物車としても無蓋車としても、はたまたダブルスタックのコンテナ車としても扱える便利な貨車です。

 新濃灰のカラーリングも渋い。
 汎用外国形(良い意味で国籍不詳!)としても扱えそうですし、またJR貨物の近代機も似合いそうな気がします。

 ぶっちゃけて申せば、積荷は「兵器」とかが凄く似合いそうなのですよ! 砲とか軍用車両とか。


 ベースは10219マースクトレインのコンテナ貨車とのこと。
 但し、煽り戸装備などより「進化」している由。煽り戸の重量感も産業機械として・或いは兵器としての魅力に溢れます。


 その上、実用的。
 車両限界の兼ね合いもありますけど(多分 JAMじゃ無理!)、煽り戸を側面に開いた状態なら大型の戦車等も搭載できちゃうかもしれません。

 トレインファンにも嬉しく、そしてミリタリにも優しい? 汎用貨車なのでした。活躍期待されます。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月06日

【作品紹介】嵯峨様の黒部峡谷鉄道EDR形と、客車増備!

 トロッコ電車で有名な黒部峡谷鉄道。
 全列車が客車列車運行。日本では他に三岐北勢線と四日市あすなろう鉄道のみになった762mm軌間。そして産業鉄道としての性格がなおも強いのも見逃せません。

 しかし、観光鉄道としても「輸送力のフル稼働っぷりが潔い」鉄道でもあり。シーズン中ともなると、全ての交換設備を使ったダイヤでほぼ全列車が重連運行で客車10両。その姿は壮観でもあり、力強くもあり! 鉄道趣味文脈では評価のされにくい路線ではありますけども(苦笑)、食わず嫌いは余りに勿体無いっていうものです。


 嘗ての凸型電機は既に構内用のみとなり、現状の主力は箱型の電気機関車。
 全車が重連総結制御対応です。形式はEDR形・EDM形が混在していますが17-33の計16両。他にEHR形(15/16)2両とEDV形(34/35)も2両も居ます。実は結構個体差があるのですよ?
 


 EDR形。さて、プロトタイプは何号機か?

 前面窓周りの突出がないのはEDR19か、そうでなければEDR31かEDR32かEDR17って事になります。参考→
http://sarosi.web.fc2.com/car/el/edmedr_index.html

 前照灯が左右離れてる印象なので、EDR31/EDR32/EDR17の形状の印象でしょうか?

 前面は横組による複雑な形状です。意外と印象把握が難しいですよね。ジャンパ栓は大仰な印象ですが、これは機関車が小さいので相対的に大きく見えるのです。ナローゲージの車両を大きめスケールで造るとそんな印象になりますよね。
(このモデルに通常車両を合わせると8-10幅が適切でしょう)

 側面は外釣り式のドアが良い雰囲気です。
 機器室部分は表現の難しいところでしょうか。マーキング類は良いアクセントになっています。


 編成で。ト形とハ形を曳いて。こんな短編成列車も業務用には走ってる由。


 二軸客車 ハ形。嘗ては旅客列車にも使われていましたが、今は業務用車両。余談ですが沿線の黒薙温泉泊まったとき、朝は業務用列車に乗せてもらえると聞き(宿泊者だけの特典。今もあるのかどうか知りませんが)、ハ形に乗れるかと期待したら、関電専用リラックス車でがっかりしたことがあります。
(いや普通運賃でリラックス車ですから大サービスなんですけど)
 なおハ形。二軸なんで乗り心地良くないそうで。やっぱり一度乗りたい♪

 嵯峨様作品、以前のボギー車ボハ型よりも小柄になってて雰囲気掴んでるかと。小さな客車の割に車端部のジャンパ栓類がゴツいのは電機などと共通。「近代化されまくった軽便鉄道・産業鉄道」らしき魅力となっています。
 
 さてこの作品、活躍機会がすぐに控えているのですよ……?
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】たるご様の「Avelia Liberty」の改修。ストレートで素直なラインに?

 以前紹介した、たるご様の「Avelia Liberty」が改修されています。
http://legotrain.seesaa.net/article/451069479.html


 実物は仏アルストムによる、TGVファミリーの一つ「Avelia Liberty」。導入先はAmtrakの北東回廊であり、現行のアセラ・エクスプレスを置き換える予定のもの。伝統の集中動力方式。

 2019年に試運転、2022年から営業開始を狙っているとのこと。現車はまだ完成していないとのこと。
 
 それにしても北東回廊での欧州系動力車も定着して久しいですね。
 電車(初代メトロライナー)でも、電機でもアメリカ製がコケ続けたが故の結果ですが。いや日本勢が食い込めないのが惜しいか。

 ってことはともかく。



▼ ▼ ▼



 たるご様の作品が早くも大改修されて、大きくスタイルを改善しています。

 前バージョン、角度によっては悪くなかったのですが。しかし違和感のある角度もある表現でした。顎が上がった感じで、高速列車としては車体裾とレール面の間隙がありすぎな印象が否めませんでした。
 で、どこかを折り曲げることで改修したいという言葉をお伺いもしましたが。

 改修後は顎……というよりノーズを大きく伸ばす。そしてレール面との距離もギリギリに。折り曲げ?などの隙間ができるもしくは隙間埋めが大変な方法ではなく、順組+横組のみで前頭部を成立させています。

 ストレートで素直なラインが好ましい結果を出しているように見えますね。いや、微妙に下ぶくれ?な顔も再現されてます。何より、複雑なツートンカラーも入っていますので、やはり高難度な題材ではありましょう。それを破綻なく形にされてる!

 現状でちょっと惜しいのは「おでこ」部分かもしれません。
 蒲鉾状に突き出ている屋根前端部分で、青いカーブスロープを組み合わせ・組み換えで試行錯誤してみると、良い答えが出てきそうな……あと一歩ですね。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月31日

【作品紹介】アイン様の113系電車、再改良版。二階グリーン車も。

 先方の記事
「レゴ 113系改良…」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40408616.html
「レゴ113系 改良工事完了です」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40411300.html
「レゴ113系+サロ124」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40415645.html


 アイン様の113系(前回記事)は全長26ポッチ。それ故にドア数を2ドアにアレンジした……でも、それでも113系らしく見えるモデルでしたが、この度、3ドアに改修されています。


 いわゆるビィフォアアフター。左が改修前です。


 改修後。戸袋窓は割愛しても意外と違和感がありません。
 あくまで個人的には、あと全長2ポッチ伸ばして側窓の間に1ポッチ窓柱を入れることができたらと思うのですが。
 それでも、3ドア化の功績は大きいです。
(更に全長を伸ばせば色々できますけど、それはもう別モデルになっちゃいますから)


 甲種回送中の様子。
 ED28が入換に活躍中。


 落成。入線。

 前部は凄く113系らしく。国電顔の表現としてこれは一つの完成形でしょう。後退角を割愛しながらも、「らしさ」を極めるのは難しいのです。


 グリーン車も含む5両編成で。
 往年の東海道筋のイメージですと、これくらいのボリューム感は欲しくなりますね。


 さて。グリーン車。
 左が以前から作られていたサロ110形。車掌室の位置から、サロ153の生き残り即ち153系の貴重な生き残りであった0代と分かります。
(1983年までに全滅した153系は、グリーン車のごく一部がJR東日本に引き継がれたのでした)

 隣が新作のサロ124形。
 老朽車や改造車(国鉄末期の)が少なくなかった113系のグリーン車を刷新するため1990年から導入された2階建て車両。

 当時、113系にも2階建て? どんな姿になるのかと思ったら、そこは将来転用も踏まえたサロ212・213との同型車になったのですね。2006年ころに計画通り?211系に編入されています。

 113系組み込み時代ですが、違和感はそれほどありませんでした。


 アイン様の作品は、階段状の帯表現が上手い。あの雰囲気が伝わってきます。ボリューム感というか丸みもいい感じ。

 二階グリーン車はすっかりおなじみになりましたが、最初期のサロ124などは床の絨毯敷など今思えばリッチな車でした。ただ、今ほど首都圏普通グリーンが大衆化する前の話でしたけど。昼間は空気運んでて勿体なかったんですよ。あの頃は。


 6両編成。113系の首都圏仕様を抑えておくと、グリーン車のバラエティを年代に応じて?楽しむこともできましょうね。
 サロ110形には特急形からの改造車や、165系からの編入車で1タイプ1両などのカオスな世界ではありました。

 また、113系はスカ色も予定されてるとか。楽しみです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】キベルネ様の自由形ディーゼル機関車。近代型(DD200形風味)

 たしか、ちょうど実物の最新型汎用ディーゼル機関車 JR貨物DD200形の報のあった頃くらい…にLDDが数パターン出てきたのでした。

 早くも、リアルに完成です。

 電気式と思われる、最新式のディーゼル機関車。シンプルな車体に実用的な手すりや燈火類。それがなんの因果か、国鉄標準色を纏っているのが愉快です。


 まさしくDD200+DE10? という風情。これから存在してもおかしくない雰囲気。
 バランスの良い7幅車体。そして、シンプル…というよりは「クリーン」なボディ。

 床下燃料タンク周りにカーブスロープ使ってるのが印象的でもあります。


 エンジン側。クリーンな印象は、近代期にとって重要な要素。
 一見楽に見える? そんなことはなく、却ってごまかしが効かなくて大変なのですよ……? 作者の意図はともかく、関山には「これは難しいやつだ」と。
(古い車両のほうがディテールで盛って誤魔化せますからねぇ)


 サイドビュウ。フルスケール作品です。全長38ポッチ。
 

 いわゆる第二エンド側。7幅ゆえの、キャブ周りのバランスの良さ。この部品と表現は6幅だとややキャブが痩せて見えてしまうのですよね。7だとバランスが良いのです。

 5幅のボンネットも同様。

 もちろん、6幅でのディーゼル機関車も頑張って然るべきですが。

 一つの可能性を試すモデルでもありましょう。
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月29日

【作品紹介】なし様の機関庫/電車庫 大きな近代形ストラクチャ


 大きな機関庫(電車庫)です。なし様の規格だと2両しか入らない……とのことですが(笑)、車両規格によっては2両づつ、4両が収まりそうです。建屋の全長が80ポッチ程ありますから。32ポッチ全長で作られてるなら余裕!でしょうね。

 灰色の、モダンかつシンプルデザイン。
 而して平板に見せないのは、濃灰色のアクセント。そして建物の基調にレンガブロックを大量に用いてることが大きいのです。

 タイトルで「近代形」とは称しましたが、案外煉瓦などで組まれた古い建物なのかもしれません。そう捉えてみると、1930-40年代の初期モダニズム? といった趣もあります。


 反対側から。内部もタイルがびっちり。緑を基調に(そういう舗装ありますよね)、警戒色としての赤や黄色。入り口は10幅を許容しますから、蒸気機関車などでも大丈夫でしょう。採光窓も見逃せません。


 精細な印象の階段やはしご。

 機関庫扉は架線よけの空間があるのがリアルです。8x16の大型タイルも小気味よく使われてますし。

 ここに車両を並べ、半分くらい顔が出てる……状態にすると味がある状態になることでしょう。電機や電車はもちろんですが、意外と蒸気機関車も似合うかもしれません。


 裏面より、道路基礎の上に「盛ってる」由です。
 その大きさが把握できましょう。


 JAMでは「車両展示スペース」に設置の予定です。
 大きなストラクチャーは、展示車両の良き前景・背景として活躍してくれることでありましょう!
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】たるご様の300系新幹線。「のぞみ」が未だ特別な列車であった頃。

 300系は100系とともに、2013年に引退。
 1992年に最初の「のぞみ」用車両として導入され、これまでの新幹線形状から大きく変貌したのも既に昔話に。
 
 嘗ては「のぞみ」の主力であったことを思うと、世代交代の速さを実感させられます。余りに長く頑張りすぎた0系や、山陽区間用に短編成化で生き延びた100系や500系との対比でも、300系は儚い存在でした。


 たるご様の作品。
 300系の作品は、前頭部試作などを除いたものでは初になりましょうか?

 直線的な前頭部はカーブスロープで構成。微妙に尖ってる部分にも注目されており、鼻先の表現が実に好ましい! 700系・N700系に比べてシンプルな形状である分、却って難度が上がってる感もあります。
 
 側面は試行錯誤の末、このバランスに落ち着かれたようです。
 意外と印象の把握の難しい寸法バランスなのですよね……。低重心は実物の印象通りです。

 シャープであり、そして丸みも持った形状でもあり。
 而して、多くの人の記憶に残ってる形状でもありましょう。「のぞみ」が未だ特別な列車であった時代の象徴でもあります。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月28日

【作品紹介】yonenaga様の#60051改。鮮やかな瑞西国鉄風に「化ける」。

 一体前頭であるがゆえにダメ列車白……と揶揄されることもないわけではない、現行Cityの基本セット#60051。ただ、レゴ社のデザインがいまいちなだけで、セット自体はそれなりのポテンシャルは秘めているのです。あの前頭部にしても、今様の欧州系高速列車の平均値的な形状ではあるのですから。
(ただまぁ、その前の#7938はあまりに神セットだったので、その反動は大きいのですよね)

 それでも最初のセットとして、また動力系の部品取りには付きあわねばならない60051です。安いし!

 繰り返しますけど、安いんですよねぇ。白のブロックも最近は供給よくないので悪くないし2x2パネル以下略。



 もちろん、「化けさせて」試みはmazta-k氏らによって多々行われてきました。
 その最新作。

 クラシックな製品のコレクターでもあるyonenaga様ならではのセンスが光ります。製品の良さ、持ち味を活かすアレンジはオリジナルモデルとは違う意義がありましょう。

 SBB(瑞西国鉄)のEC250とETR610ペンドリーノの双方をモチーフにされたとのこと。どちらも独のICE系同様に通常のパーツ造形ではなかなか難度の高い造形では有りますので、一体パーツアレンジの意義だってありましょう。

 鮮やかなカラーリングと、適切なマーキング類の効果!
 鮮やかなんだけど、派手……ではなくて、寧ろシックな印象さえ醸し出すのは瑞西国鉄のカラースキームの良さ。それを引っ張ってくるのはyonenaga様のセンス。


 横から見ると良さが更にわかります。2等車。
 窓上のラインが屋根周りを引き締める。ドアに角窓使ってるのもメリハリになってますし。全体に「製品に有り得そう」なレベルに徹してるのも特徴でしょう。
(本物の製品デザインのように、「抑える」「引き算をする」ビルドというのも難しく、そして面白い!)


 1等車と食堂車。青や黄色の差し色も堪りません。

 シンプルなんだけど、何処か惹かれるモデルになってます。


 先の独逸ICE-3風との並び。
 シンプルなDBと、鮮やかなSBB。好対照を成してますね。

 嗚呼、Cityのデザイナーさんにもうちょっと「愛」があればなぁと思わされる?

 いやいや、愚痴るよりはyonenaaga様の「あるものを活用する(最大限に!)」センスを讃えたいですよ。また、初心者のステップアップにも。そして上級者の「振り返り」にもなる作品であると……。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月26日

【作品紹介】Dr.ペイ様のLNER A4「マラード」。麗しの流線型蒸機

 世界最速の蒸気機関車として有名な機関車です。
 LNER(ロンドンアンドノースイースタン鉄道 後の英国国鉄の一部)に所属し、1935年から1938年にかけて35両が製造されました。「マラード」はその中の1両。
 
 記録の達成は1938年に行われたもの。202.6km/h。それまでのドイツの05形の200.4km/h(1936年)を塗り替えるものでした。以後、破られない記録に。

 但し、電車での高速度試験では1903年にドイツの試作電車(AEG製)が210km/hを達成していたりします。
 外部にピストンロッドが露出するような粗暴なレシプロ機関である蒸気機関車と、スムーズな回転動力の電気車は高速化への優位は言うまでもなく。

 今思えば高速化のためには電化の推進すすめるべきだったのでしょうけど、1930年代は未だギリギリ蒸気機関車の高速化への期待があった時代でした。(日本の)新幹線にしても高速蒸気機関車ありきのプランでルート選定と着工が行われて居たのですから。


 A4に話を戻せば、35両という纏まった両数があり、引退も1960年代。ピーキーな試作機ではなく「安定した量産機」であったのでしょう。幸いにも流線型のカバーも奪われることなく使命を終えています。

 そして、現在も6両が現存。そのうち何両かは動態保存機です(マラードも1988-2003年と動態保存機でした)。
 また「きかんしゃトーマス」の世界では「スペンサー」が有名ですね。プラレールなどにA4が居るのはなんとも愉快じゃありませんか。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 レゴでは、Mugen氏の、エメラルドナイト組み換えによる作品がありました。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=482862
http://legotrain.seesaa.net/article/223914519.html

 海外にも沢山作例があるようです。


 Dr.ペイ様の作品。

 先方の記事は此方になります「世界最速の蒸気機関車「マラード」をレゴで作りました」

 あの流線型の表現も、近年のカーブスロープの充実でスムーズな形が造れるように。エンジン部分は8幅になりますが、それゆえに前端部分は1-1-4-1-1と階差をつけた表現にできています。
 傾斜部分はきれいに傾け、そして、隙間もミニマムに。

 車軸配置は2C1の「パシフィック」を素直に再現。車輪は純正大車輪です。無論メインロッド・サイドロッドも実装。サイドロッドのスライドバーは無理なく動作する仕様ですね。


 設計者のグレズリー卿……じゃなかった、ペイ博士と。

 英国機の常でディテール類の外部露出がないので、先端部が曲がったハンドレールの表現が効果的ですね。
 色はダークブルーと普通のブルーで迷われた……とのことですが、どうやらダークブルーで正解だったようです。


 一番美しく見えるアングルかもしれません。

 動力系は全て炭水車で完結しています。性能・外見上で有利なのは言うまでもありません。動力はトレインモーターx1ですが、電池による保重(単4ではなく、単3仕様とのこと)がありますので牽引力や速度は十分なものになりましょう。線路の状況が許されるのなら(大半径のカーブレールやカント角)、最高速度チャレンジもさせてみたいものですね。
 多めに積まれた石炭もまた生々しい。


 キャブ内部。焚き口やパイピング、高目の位置のメーターが実にそれっぽい。真鍮磨きだしのようなパイプ類は魅力的です。

 なお、車体裾の幅は8幅で、キャブ上方は7幅ですね。この段差も品を良くしてます。


 6幅の客車を繋いだところ。蒸気機関車は多少のスケールオーバーでも違和感がないのは実証されてるところですが、この組わせもいけますね。

 MarkIあたり、あるいはイングリッシュプルマンあたりが纏まった両数あれば夢のような編成になりそうです。


 A3形と。LNERの旗艦機同士!
 「マラード」と「フライング・スコッツマン」の並びっていつか見てみたいものですよね。
 
 いや、レゴでのA3(エメラルドナイト)も絶版久しく、既に「思い出の品」になりつつあるのは残念なことですが。
(レゴ社の鉄道関連の「やる気の無さ」はほんとなんとかならないものでしょうか!)


 側面比較。左のA4のほうが車体高もありますのにスマートに見えるのは、流線型の効能だけではありますまい。設計・製作者のセンスの良さが出ていますね。

 このモデル、8月のJAM(国際鉄道模型コンベンション)での活躍が楽しみです。
 
posted by 関山 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月25日

【作品紹介】エース君の名鉄6800系(6000系9次車)。鉄仮面。

 先のクロック氏の6000系(5次車)に合わせた作品だそうです。
http://legotrain.seesaa.net/article/452006583.html 

 名鉄6500・6800系は、6000系の改良型。
 4連が6500系・2連が6800系を名乗ります。なお、最初は4連は6500系になったものの、2連は6000系のまま(車体のみ6500系仕様で)増備されたため、6000系9次車と6800系はそっくりの外見です。

 前面を非貫通に(別名鉄仮面)。狭かった固定クロスシートをやや広いものに。

 なお、6500・6800系はその後にも車体形状の変化があり、更にバリエーションを複雑化している由。1992年まで増備されました。


 6800系の顔は緩やかな後退角・傾斜角のついた湘南顔の亜種のようなものですが、この作品では平面に割り切られています。
 しかし、何の不自然もなく、あの鉄仮面顔に見える!

 いわゆる「額縁」の表現を行ってること。前照灯や標識灯の配置や形状が適切だからでしょう。この、限られたリソースの中でベストを尽くす!センスはエース君ならではですね。
 もちろん、別の料理方法もあり得る顔です。

 ゴツいダミーカプラーは、名鉄特有の「自動連結器+電気連結器」の表現です。


 真正面より。タイル分車体幅が広がってますが、それが鉄仮面の「平ペチャ顔」の雰囲気に通じるもので効果出してます。


 2両編成。AL車全盛時代同様に、AL車を置き換えた連中もまた短編成を機動的に組み合わせた運用行ってたのが名鉄のジャスティス! 6000系列同士なら世代違っても無論混用。
 側窓は横組で、クロック氏の仕様に合わせておりますね。

 今度の名古屋オフで、合わせて活躍の予定だとか。楽しみです。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月24日

【作品紹介】これぞ「でんしゃ」! LEGOudon様の103系ATC車 山手線完成。


 ある世代にとって山手線と言えば……、いや寧ろ電車といえば「103系」「それもATC車」「色は黄緑 山手線!」でありました。

 103系の山手線投入は1964年でしたが(それまではカナリヤ色の101系。まーるい黄色の山手線♪)、1976-78年ころにATC導入による先頭車の全入替えが行われたのです。この入れ替えは冷房付きの新車を山手線に入れるという意味合いもあり。
 
 山本忠敬氏の傑作絵本「でんしゃがはしる」はこの時代を切り取ったものでもあります(数カット、非ATCの103系も描かれてます)。
http://amzn.to/2eHr08A

 この103系天下、1985年からの205系投入……で終わるかと思いきや、当時は直ぐに全車入れ替えは行っておらず、昭和が平成になる頃まで続いたのでした。

 あれ、長く見ても10年程度?
 今思うと、意外と短かかった山手線103系ATC車時代。でも、その活躍と存在は印象深いものではあったのですよ!

 先方の記事:LEGO 国鉄103系電車 (山手線)
https://5udon.blogspot.jp/2017/07/lego-103.html


 前頭部形状は先に一度記事にした時どおりです。
「6幅+2プレート」幅にすることによって、ATC車の顔を無理なく再現しています。もちろん前面窓の傾斜も省略なし。窓と屋根の間が詰まってる感じはまさに103系ATCなんですよね。銀帯もそれっぽい。


 3両編成です。電車って3両作ればとりあえず様になるんですよね。実物に2連や単行がある車種を別にすると、3両はミニマムとして割と絵になるような。プラレールの刷り込みかしらん? 中間車が入るだけでなんか世界が広がるような。

 えーと。(国鉄時代の)103系はミニマム3連でしたが、ATCのクモハ103は居なかったとか無粋なこというのは無しですよ。
 
 また、レゴudon様は山手線歴代再現を狙ってるそうですから、各々をミニマムにして編成数を稼ぐのもまた「戦略」でもありましょう。


 その中間車。モハ103形。
 全長36ポッチ。普段32ポッチ電車つくってる関山からみると、4ポッチ長いと随分長く見えるものです。

 3ドアへのアレンジで、そのかわりに戸袋窓の省略なし。
 全幅が大きいぶん、この側面は正解に思えます。

 ドア窓と戸袋窓はパネルの側面を使ってる由。


 パンタ周りと巧みに隠されたスイッチ
 なお、電池box格納部分は戸袋窓形状違いますが(パネル使ってない)、違和感は皆無です。言われて気がつくって感じでしょうか。

 なお、車体幅が「6ポッチ+2プレート」ですが、はみ出しが程よい雨樋表現に。


 気になる方も多いであろう? 断面形状です。
 こうして車体幅の微調整を行ってるのですね。






 撮影用に制作されたプラットフォーム。
 
 ホームと線路の間の、2x3パネルによる処理が見どころです
 ホーム上の白線も、一部横組みでしっかり細い。ハイレベルなプラットフォームです。
 legoudon様、今後も山手線歴代シリーズ展開されるとのこと。
 次は何が出てくるか、楽しみなのです!
 
posted by 関山 at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする