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2019年12月16日

【作品紹介】超豆茸様の京阪2400系と2600系。今なお健在な、クラシック京阪!

 2200系についで、京阪らしい京阪電車の作品です。
 
 2400系は1969年から製造された京阪初の冷房車。車体スタイルは2000系以来のものでしたが、標識灯がやっと外付け骸骨形から角型埋め込みになったもの。7両編成が6編成ですが、中間分割のない7コテであり、また京阪にしては珍しく製造以来現在に至るまで編成替えもありません。(京阪電車、殆どの形式で何らかの編成替えとか他形式への改造編入とかある感じですからねぇ)
 平凡な車体に見えて、前面貫通扉は更新時にドア窓と方向幕を一体化したデザインに改められて近代感はだしておりましょうか。


 制作過程です。

 標識灯の位置を右から左に改めて、この種の角形標識灯の顔をぐっとリアルに! 1プレート内側に寄るとこれだけで印象が大人のモデルに。

 辻褄合わせは貫通扉を3プレート分にすることで行っています。
 この手法、京阪に限らず角型標識灯の題材の多くで行えるものじゃないでしょうか。いや流石に折妻や丸妻で後退角持ってる車両には無理ですけども。


 完成。すっきり美しい7両編成。
 更新後の特徴、貫通扉もバッチリです。

 先行作同様、丸みのついたスカートで、どことなく丸みも感じさせられます。
 やや上下方向に長い顔も京阪らしいものですよね。


 窓みっつづつの側面。窓サッシは流石に割愛の思い切り。コストかけてよいのなら1x1を二段に積む手はありますが。
 

 こんな鉄橋と高架、淀川沿いの京阪ならありそうな雰囲気ですよね。


 カーブをぬけてく長編成も京阪らしいのです。


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 2600系も合わせて紹介しましょう。
 2600系は1978年から導入された2200・2400系に次ぐ形式……ではなくて、2000系を「代替新造」した形式です(一部新造車もあり)。

 1959年に製造された2000系が昇圧と冷房化が困難なため、車体を再利用して機器を新造。一応新車扱いと。4/8両編成がありかなりの勢力でありましたが流石に廃車が進み、残存車は少なくなってきました。



 2600系も外見は多種多様に渡りますが、製作は外付けの骸骨形標識灯を残して、どこか2000系の面影を残すタイプです。これが新塗装になったときは正直驚きました(笑)。

 超豆茸様の作品ですが、ハーフペグでの再現です。
 うまく表情が出るものです。鎖つかったジャンパ栓も良い感じですね。

 そして、幌枠!
 京阪は割と幌枠つけっぱなし……でした(過去形)
 2600系だけはまだ幌枠つけっぱなしの車両があるのですね。如何にも電車らしく。良い感じです。


 8連でしょうか? 本線急行の趣。


 ロングのストレートゆく。京阪にもこんな区間はあります。


 でも、京阪というと連続カーブ区間のイメージですね。

 如何にもな雰囲気の写真がすばらしく。大仰なカントも、トラディショナルなインタアーバンには欲しくなるものですよね。

<未完>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月15日

【作品紹介】ぱんにゃ様のデュプロトレイン規格のトワイライトエクスプレス

 デュプロトレイン規格……デュプロの足回りの上に通常ブロックで車体をつくる規格は確実に広まりつつあります。コスト面のメリットもさることながら、各種自動運転に標準で対応、そしてキュービカルな可愛らしさ! 

 ぱんにゃ様もこの規格に参戦のようです。


 先ずは機関車+サロンカー。
 ミニマムなキュービカル感が堪りません。
 
 EF81の造形ですが、屋根の丸みとか、前面窓の丸みとか丁寧な造形です。黄色帯上のテールライトなどポイントも押さえています。ディテールが控えめだからこそ、ドアの凹みもアクセントとして効いておりますし。

 自作のヘッドマークが最高ですね。この種のアイテムはツボ抑えるのが大事でしょう。

 EF81のサイドビュウ。足回りの隠し方も自然ですね。
 一体にしてしまったサイドのルーバー・明かり窓も正解に思えます。ここにあと加えるとしたらナンバープレート表現かも知れませんね。

 屋上に碍子載せたら流石に世界観と外れますかしら?
 しかし、最近の玩具もこの辺は手を抜いてませんからしかし……。


 真正面。このままでも良いのですが、ダミーカプラーがあるとちょっとうれしいかも……? 敢えてジャンパや解放テコなど作り込むのも面白いかも……? 
 いや、このままのすっきり感も捨てがたく!


 オハ25のサイドビュウ。大きな窓に、左右側面でサイズ違いも「わかってる」作品です。車内は段付きの座席で、これも実物再現。


 そして最後尾車 スロネフ25も増結です。
 3両あると列車としての説得力が増しますよね。昔のブリキ玩具も機関車+客車2両なら高級感がありますし、定番のプラレールだって。

 無論、これで牽引できてしまいます。


 個室A寝台の内装まで!ダブルベッドと展望ソファ。そして液晶テレビまであります。あの最後尾個室、十分に再現できてますね。


 スロネフ25のサイドビュウ。車体裾と帯の位置が自然です。デュプロトレイン規格の一番難しい所ですありますが。


 最後尾。折妻形状の展望室をスムーズに再現しています。
 この規格なら丸み強調も正解でしょう。

 角型のテールライト嬉しいですね。
 そして、トワイライトな色合いのテールマーク。

 素敵な作品です。
 薬師山氏のDD51やEF66との組合せも実現してほしいなぁと思うのでした。




 走行動画です。



 走行動画。この登坂力はデュプロトレインの強みです!
 
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2019年12月14日

【作品紹介】yamatai様の6400形蒸気機関車 麗しきアメリカン(CAD)。

 アメリカン。
 蒸気機関車では2B形。ホワイト式で4-4-0の車軸配置のことを指します。
 一方で、普通にアメリカのもの……って意味もあるのですが。

 アメリカ製の蒸気機関車は日本にも多々やってきました。
 英国製に比べて多くは粗雑というか簡素というかマッチョといいましょうか。そのスタイルに好みは分かれるものでしょう。

 力強いとか軽快とか言う言葉は似合っても。
 然し間違っても麗しきとかエレガント、って言葉は似合わないのはアメリカ製蒸機の世界です。しかし。


 8850形と並ぶ、この機関車は!

 スケネクタディ製の6400形。8850形等の前任機であり、東海道線の特急用であった機関車です。この並びは大正の頭くらい想定なのでしょうか?

 6400等のアメリカンから、8850等のテンホイラーに主役が変わっていくかの世界。


 そして、yamatai様の6400形の解釈はなんとも優雅で、麗しい。

 アメロコのガサツさが抑えられ、寧ろ軽快なスピード感が強調されているではありませんか。パワーとスピード、当時なりの近代性と合理性。


 サイドビュウ。まだボイラが作画されておりませんが、軽快さと重量感のバランスが取れた作品になることが想定されるのですね。メインロッドのスライドバー、小気味よく動いてくれそうに見えるのですよ。


 テンダは動力系のすべてを受け持つものです。テンダドライブゆえの「重み」は致し方ありますまい。先の8850形用と同様の、凝った造形のもの。


 いつ実現するかは定かではありませんが、6400形にも期待が膨らみます。

 曳かせるべきはやはり明治末の「最大急行」(=特急)編成でありましょうか。最後尾はやはりアメリカ流儀に展望車で締めたらなぁ……とか。はたまた、普通列車を軽快に牽いても様になりそうで、これなら明治な古典客車群がお似合いでありましょう。
 
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2019年12月12日

【作品紹介】yamatai様の8850形蒸気機関車 原型

 8850形は明治の末に次期急行列車用機関車として、8700・8850・8900形とともに輸入・製造されたものの一つ。1911年にドイツのボルジッヒで12両。1913年に川崎造船で12両がコピー生産されたものです。

 特徴は当時としては珍しかった棒台枠を採用。
 また、メインロッドが第1動輪に掛かっているのも日本では珍しい形でした(動輪3軸だと通常は第2動輪にメインロッドが掛かります)。
 目立つのはアーチ型の窓が2つ並んだ優雅なキャブでしょう。実用本位のドイツ機にしては装飾的な部分でありました。

 この8850形、当時なりに大型、そして近代的な機関車でありました。これは仲間の8700・8850・8900形に対しても優れていたのです。
 戦後1947年迄廃車出すこと無く揃っていたのは名機の証か。

 戦後の中で1951年までに廃車されましたが、2両が三井鉱山奈井江に払い下げ。1962年迄活躍を続けています。



 実物写真。鉄道ファン誌1969年7月号より。


 実物写真。wikipediaより。
 動輪が後ろ寄りで、先輪との間に余裕があるスタイルは恰も1920年代の高級乗用車を彷彿させるのです。
 優雅であるだけでなく、高い中心線のボイラは力強さもあるものでした。
 強く、美しい機関車であったのです。

 1920年代後半には空気制動化でいろいろ搭載機器が増えて姿も変わってゆきますが、基本のフォルムは不変のままでありました。
 さて。



 yamatai様の作品は原型仕様・7幅で纏められたものです。
 
 先ずはこの美しいフォルム! 細すぎず太すぎず。短すぎず長すぎず。「Lゲージ」のあるべきバランスの中でのベストな造形ではありませんか。

 缶胴はΦ4円筒によるもので、7幅のランボードと良い釣り合い。
 円筒やドームの造形もエレガントなものです。

 キャブ窓は誰もが思いつくアーチ型窓を使ったもの。この窓部品見て8850を妄想したのは私だけではありますまい……見事に先を越されてしまったのですが!
 キャブ屋根は半ポッチずらしという品の良さです。

 足回りは2-Cのテンホイラーを、1+1Cに解釈して、シリンダ部分の可動を避けています。そのために動輪はフランジレス−フランジ−フランジレスの配置です。それによって第三動輪とキャブの兼ね合いも成立させているのですね。

 ディテールは原型ということもあって、控えめです。プレート類以外は黒で揃え(ロッドを灰色……銀色という解釈さえ避けてる禁欲!)、渋い印象に。それ故に明治・大正の機関車ならではのエンドビームの朱が映えるのです。
 

 前よりから。7幅のバランスの良さですね。
 きちっと無理なく狭軌の機関車に見えます。鉄道模型のファインスケールとはまぁ別の世界ではありますけども。


 この角度から見るとランボードの平滑仕上げが効いてるのが分かりますね。ちょっと奥まったスプラッシャも上品ですし。


 なお、テンダは6幅+拡幅部分です。よって6幅の客貨車との合わせも違和感ないものに。
 テンダは原型の増炭覆などないもの。縁上の表現に、サイドのタイル張り。凝った古典機テンダですね。

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2019年12月11日

【作品紹介】超豆茸様の京阪2200系「京阪らしさ!」/京阪電車ひと並べ

 一昔前の京阪の一般車両の定番「丸っこい卵型車体」「ドア間に窓3つ」のタイプは1959年の2000系に始まったものです。
 各駅停車専用の高加減速車であった2000系に対して、準急・急行用の汎用車としての性格が強かったのが1964年から製造された2200系でした。

 1985年迄長期に渡って少しづつ製造。
 以後、昇圧やら冷房化やら更新やらの改造を経て半数弱(103両中の49両)が健在です。しかし新塗装化された近年では廃車も進み、2600系(元2000系)とともに卵型電車が京阪のイメージ……ではなりつつありますね。


 京阪顔を実にそつなく。シンプルな表現ながら「それっぽさ」を湛えてます。丸みは割愛した作風なのですけど、これはこれで無理がないですね。通勤形にふさわしいシンプルな美しさ。
 
 標識灯は改良後の角型タイプ。外付け丸形タイプ(いわゆる骸骨形)の方が京阪らしいのですが、超豆茸様はお嫌いなのかしら(笑)。2600系など造る際に差別化で検討してもらえたら……。

 スカートの丸みがいい感じですね。
 真四角な作品ですのに、このスカートの丸みのお陰であの「卵型」に見えるのですよ。


 この世代の電車は後付の冷房装置がなんともごつい。
 ここを精細に1個づつ表現されています。キセは灰色ではなく白解釈というのも「あり」ですね。本物……FRP製も白っぽく見えることありますし。


 副本線をゆく姿。京阪らしい光景であります。

 もちろん、現状のフル編成の7連です。
 7両でパンタ4基。そして前述のクーラーが並んだ屋根上が実に壮観!

 側面は3個づつの側窓が横組みで表現され、ちょっと前の京阪電車らしさ十分です。


 平凡だけど、かっこいい。
 デビウ50余年も経てばどんな電車でも、重みというか深みが出てくるものなのですよね。



 さて、これまでの作品並びです。

 2200系・10000系・8000系・3000系III。
 どれも新塗装(現塗装)が似合います。
 多くの場合、伝統捨てた新塗装というのは鉄道愛好者からは蛇蠍の如くに嫌われ……なのですけど、京阪は「新塗装も良いね!」という流れでありました。
 古参の2200・2600系にさえも似合ってるのです。スレンダーなボディの1000系や京津線も。


 京阪のポスターやカレンダーにありそうな絵柄ですね。

 特急車と通勤車のバランスが良いのがなんとも裏山な、超豆茸様の制作状況です(……関山だとどうしても特急車に偏る悪癖が)。


 これもポスター風に。


 全車がフル編成というのも凄いことです。

 京阪シリーズ。まだまだ続くようです。6000・7000。そして5扉5000。最新鋭13000……。現行の通勤車だけでも十分面白い題材の揃った京阪なのですよ!
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月07日

【作品紹介】超豆茸様の京阪3000系III と10000系


 突然ですが、今の京阪3000系は三代目なのですね。
 先代はあの2ドア特急車。1971年デビウ。今も地鉄10030形として健在。

 先々代の(即ち初代の)3000番台車は電動貨車群でした。あれはあれでゲテモノ揃いで楽しいのですよ? 1971年の二代目デビウで番号を明け渡し3桁車番になり、1985年の昇圧で引退していますが。

 ……って雑談はともかく。
 中之島線開業に合わせて製造された三代目3000系は本格的な3ドア転換クロスの准特急車です。8000系という本格特急車の補助的存在でありましょうか。カラーリングは、特急の濃赤、一般車の緑に呼応した藍色。これはなかなか似合っています。


 前面。
 難しいのはアークラインと、その縁に沿ったLEDの標識灯です。
 アークラインは先の8000系同様にカーアーチの浅型での表現です。この部品だとうまく隙間も出来るので標識灯の問題も解決します。

 屋根肩部分は程よい丸み感がありますね。ボリューミーな印象が伝わってきます。


 超豆茸様の常で、フル編成8両です。

 側面は横組です。窓の高さが5プレート分はやや物足りない印象は有りますが。3000系はもうちょいと窓の上下高さがあるイメージですから。

 
 カーブとカント、まさに京阪本線の何処か……! という風情です。
 パンタの黄色が良いアクセントに。


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 合わせて10000系も。

 京阪では最大の番号ですが、しかし影の薄い形式です。
 2002年に支線用として4両編成で登場したもの。
 現在は一部が7連化されて本線でも使われています。それでもなおかつ少数派でありますが。

 但し、9000系譲りの前面や独立窓の側面など上品・上質な印象を湛える形式でもあります。地味ですけど、見るべきところはある電車なのですね。


 二枚窓の前面と、独立窓の側面です。

 前面はこの形もアークライン塗り。黒のカーブスロープと、白いグリルスロープを違和感なく合わせています。
 注目したいのは標識灯の位置ですね。横組を合わせることで絶妙な位置に標識灯をおいています。内寄せになりすぎず、外寄りになりすぎず。ベストなバランスです。やや痩けて見えるのは致し方ないのですが、これはこれで前面の穏やかな丸みの表現にもなっていましょうか。


 本線用の7連です。スカートがなかなか軽快な形状です。


 パンタ周り。交差式の表現です。


 カーブの多い線形が京阪のアイデンティティ。


 踏切渡って。
 高架化・地下化された区間も多い京阪本線ですが、こんな踏切も情景として残ります。
 超豆茸様の京阪シリーズ、未だ続きますのでお楽しみに。
 
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2019年12月05日

【作品紹介】ジョージレモン様の「貝島炭鉱のアルコ」。9Vでロッド駆動!

 九州は筑豊の貝島炭鉱。

 ここは1975年の国鉄の蒸気機関車全廃以降も、蒸気機関車のみによる運行を1976年迄続けた事で知られます。
 それも常用されていたのが「コッペル」に「アルコ(アメリカンロコモティヴ)」の古典輸入機でありました。多くのファンのカメラに収まり、そして古典機たちは地元で大事にされています。

 幸せな機関車たちであったといえるでしょう。

 ここの「コッペル」は既に制作しております。
【鉄道作品日本形】貝島炭鉱コッペル。最小の?PF自走タンク機(2018年作品)
http://legotrain.seesaa.net/article/470789366.html
 


 さて、二周りほど小さかった残るは「アルコ」の方です。
 実は「コッペル」は大きなタンク機関車であり、自走の動力系など魔改造なしで収まるギリギリのサイズであったのですが。
 アルコは何らかの魔改造とか、割切りがないと無理だろうと踏んでおりました。

 いや然し!
 

 見事に、実現してしまいました。
 走らなくても、ダミーであったとしても許されるルックス。でも、この機関車は自走するのですよ。

 動力は9Vです。ロッドの可動は擬似的なものですが、これが物凄いアイディア勝負。詳細後述。

 車輪は観ての通り、中間軸が偏った癖の強い足回りが再現されているのですね。


 腰が低い印象に、「弁当箱」と言わしめたサイドタンクの大きさ。タンクのリベットのゴツさ。
 アメロコらしいキャブ周り。魅力たっぷりなのでありますね。

 炭鉱で使われてるウチにこんな形になったんだろうな……って感じのエンドビームも良い味です。


 斜め上より。ほぼ6幅ジャストに収まってる!
 缶胴上のドームもなんとも言えない味を出してます。


 拙作のコッペルと並んで。

 コッペルは重量44噸の割に小柄に見えて、アルコ重量22噸の割に大柄に見えておりましたので、このサイズ差は正解なのでありましょう。
(残念ながら静態保存機は別々の場所なので、並ぶ機会は無いのですが)


 貝島炭鉱の、あの雰囲気が蘇る。




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2019年12月04日

【作品紹介】超豆茸様の京阪8000系電車。個性の光るフル編成。

 京阪8000系電車は、いまや希少種になってしまった(!)、大手私鉄の2ドア 料金不要特急車の一つです。
 1989年デビウ。更新承けてより美形に。そして、停車駅の増えてしまった京阪特急のスジをこなしています。ここは東の京急に通じる部分あるでしょうか。

 古くはアイン様作品。そして新旧2代のエース様作品があり、また2016年の拙作があります。

エース様作品。2017。プレミアムカー入。
http://legotrain.seesaa.net/article/454381943.html

関山拙作 2016。
http://legotrain.seesaa.net/article/440424110.html

アイン様作品 2015年です
http://legotrain.seesaa.net/article/416434206.html

 知る限り4作目になる京阪8000系はまた別表現を帯びてきたのでした。
 

 先頭車の製作中。

 前面下部の丸い塗り分けの部分、拙作では1x6のアーチを使いましたが(薬師山様のアイディア)、車のフェンダー(浅型)を使うというアイディア! ここはなるほどと!

 意外と表情出すのが難しい標識灯ですが、タイル使って車体の端に寄らないよう絶妙な位置調整が為されています。前面上半は3幅で横組み。ヘッドライトは目立たせ、特急幕は赤い円筒で表現。

 スカートの造形が美しく力強い。結構複雑な形状しているんですよね。


 2ドアのサイドビュウ。片開き扉も今や希少。エレガントな印象!
 上半の赤は通常赤のラチチュードで収めています。ここはエース様・アイン様作と同じですね。金帯はダークタン表現。赤と黄色の車体を上品に締めます。


 ダブルデッカーと、プレミアムカー。

 前者の屋根表現が丸み生かしてて凄く綺麗。カーブスロープやポチスロの表現力を見せつけてくれています。塗り分け表現はディジタルなものですが、これは一つの正解ですよね(拙作もですが)。

 プレミアムカーは差別化のため、ダークレッドでの製作だそうです。メリハリが効いておりましょう。


 8両。フル編成での完成です。


 プレミアムカーのサイドビュウ。ドア埋め跡も有る独特のスタイル。そして半月形窓のドア。
 一度、乗ってみたいものですねぇ。ただ通常席であの豪華さの8000系だとなかなか課金のモチベーションが湧きにくく。でも、大好評・大成功なのだそうです。

 また、拙作にもそろそろ増結したいですね。


 ダブルデッカーのサイド。
 1x4のブロック使った側窓のワイド感が堪りません。二階席は眺望というよりは、屋根裏的な落ち着きのある席という感じなんですよね、乗ってみると。それはそれで悪くないのです。1階は未だ乗ったことなし。
 車端部の「バケットタイプ」なロングシートも気になる席です。

 京阪特急で無意味に往復したい?


 交差式パンタ。上半に重みをもたせた表現で正解でありましょう。アームの省略無しで上手く造られています。折りたたみは不可ですが。




  動画、或る意味これこそがメインコンテンツで有りましょう。


 超豆茸様は他にも京阪シリーズ展開されておりますので、少しづつですが紹介してまいりましょう。
 通勤車の作り分けなど、かなりマニアックなんですよ。目指せ現行全車種……?
 
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2019年12月03日

【作品紹介】たるご様の8700形蒸気機関車 テンホイラーはエレガント? ワイルド?

 テンホイラー(2C車軸配置 4-6-0)。
 先輪2軸ですから多くの場合、どこか優雅な機関車になるのです。
 そしてパシフィック(2C1)のようなマッチョ感がありません。

 何度か記していますが、日本ではテンホイラーは明治末に輸入された(及びコピー国産の)8700 8800 8850の三形式に留まりました。この辺りの形式のいいとこどり?があの8620なのですが、先輪を1軸化してモーガル(1C 2-6-0)になってしまいましたから。
 以後この車軸配置の機関車は輸入も国産もされていません。

 日本のテンホイラーの一部は昭和40年頃まで、ぎりぎり北海道の炭鉱に生き延びておりました。そのなかの1両が釧路地区の雄別鉄道で、8722号機が廃線後も保存されて今に至っています。
 保存にあたって昭和初期位の姿への復元が行われたようで、空気制動ながらテンダの嵩上げは撤去され、末期にあったデフレクタもない姿です。


 保存機。撮影はたるご様。イルミネーション用の配線が気になりますが、しかし、大事にされている保存機関車。

 8700形は1911年に12両がイギリスのノースブリティッシュで、1912-13年に18両が汽車製造でつくられたもの。大正時代には一線級の機関車であり、昭和戦前も全機揃って活躍。廃車が戦後も1948年になってからですから、この時代の機関車として出来は良い方であったのでしょうか(同時期の8800や8900はもっと早く処分されていますから)。
 1950年に国鉄から除籍。2両が北海道拓殖鉄道・雄別鉄道に譲渡され、その生き残りと言うわけです。


 たるご様の作品。第一報より。

 保存機を意識した仕様で、空気制動仕様です。
 車輪は純正大動輪で、この時代の機関車にちょうどしっくりするサイズ感ですね。動力はエンジンドライブで、当初bb0129モータ(1990年代の低年齢向け製品用パックモータ)に車輪直挿しでした。
 シリンダは上下分割で、先台車の動きに備えています。

 外見の印象ですが、どことなくワイルドなイメージはあります。
 英国機の優雅さよりは、アメリカ機的な雰囲気でしょうか。8700形と同仕様機がアメリカにも発注された……という感じか。これはこれで悪くないです。
(アメリカ製のテンホイラーは日本には来なかった機関車ですからエキゾチックな魅力!)


 しかし、ボイラ中心高の低さとか、後ろに寄ったドームに感じさせる英国らしさ! やはりテンホイラーはエレガントなのでした。

 缶道はポチスロ組み合わせによるものできれいな丸み。最近は定着しつつありますね。空気制動機ゆえ、ディテールも程よくにぎやかです。糸を使ったパイピングも目を引くものでありますね。
 炭鉱で働いた機関車……という感じは伝わってきます。
 
 キャブ窓が個人的には1x6アーチだと思うのですが、十字型の窓枠のイメージを優先されたようです。
 キャブ下の処理が綺麗ですね。


 フロントエプロン周りは相当な苦戦があったのでしょうか 連結器は上下逆で使われています。末期の用途考えると(私鉄の入れ替えや小列車牽引)ダミーカプラーに割り切ったら面白くないでしょう。柔軟な発想が良いのです。

 やはりボイラ中心高が低いので、古典機な雰囲気が伝わってきます。


 こちらは もりりん様の撮影です。
 一次改良で 煙突をリム付パイプに改めておりますね。

 走行性能ですが、BB0129モータはロッドつけるのにはむいていないようで、その後にモータをPFトレインモータに変更しています。ただ、それだとトルク不足が顕著なようで、最終的にはMモータ化を計画されてる……? とのこと。

 たるご様としては初の蒸機作品ですから、試行錯誤もまた作品の一部なのでありましょう。蒸機作品は調整もまた楽しみの一部なのですよね。
 
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2019年12月01日

【作品紹介】mizuki様の「うらぶれ鉱山」2018年版 番外編 弾丸列車? 魅力的な自由形!

 うらぶれ鉱山(2018)の記事こちら

 2018 ver1
 2018 ver2



 さて。
 左端の謎車両を見て、思わずつぶやくは「弾丸列車」!

 然し。
 弾丸列車……は全く違う意味で、弾丸のように速いから弾丸列車なのです。
 新幹線の前身になったあの計画に限らず、単に格別に速い列車の意味で1960年代までは使われていた言葉のようです。

 で、この謎めいた流線型車両は何者でありましょうか?



 仕様によっては、後方に武装は見えるので装甲車・軍用列車の類……?


 しかし、前半は余りに非武装に過ぎます。装飾性の高い流線型に大きな窓。あまりにアンバランス。

 民間からの徴用車に武装を施したものか?
 軍事素人の誰かが造って、軍に寄進した装甲車モドキか?


 アンバランスで或るがゆえに、それがミステリアスな魅力を放つ作品なのでした。余りに、捨てがたく。


 造形は自由形車両として凄く魅力的なものです。
 良い感じで黎明期のストリームライナーのデザインを取り込んでおりますね。ボンネットセンターの合わせも素敵ではありませんか。

 武装よりは、特急列車の先頭が似合いそうなのです。戦時下かなにかで徴用されたとしたら悲しい話にもなりますが。


 不思議な並びであります。

 何かしらプロパガンダなポスターとかが似合うそうな雰囲気でしょうか。銃後の産業と前線の直結を訴えるような、扇情的とも言えるような。

 然し、それが魅力的なものでないとは言い切れますまい?


 平和な、しかして昏い平和な世界の姿でありましょうか?

 武装のない、特急の牽引機関車のような姿です。動力は黎明期の内燃機関であるか、はたまた蒸気タービンでしょうか? 試作機としての悲哀も漂わせるのです。


 バックビュウ。両運転台の様です。


 2018年の作品で既に解体済とは思われますが、この雰囲気の「リメイク」にも期待しております。

 最後に、アドバイスというか余計なことを申せば。
 ◆武装は諦め、機関車に徹する。
 ◆この種の機関車は片運転台のほうがリアルです。
 ◆前頭部の造形はこのままが良いです。
 ◆カラーリングは灰色系のほうが妖しげ……。
 ◆揃いの客車なども欲しくなるのですね。


<未完。うらぶれ鉱山 2019年版に続きます>
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2019年11月30日

【作品紹介】mizuki様の「うらぶれ鉱山」2018年版 その2

 前回記事こちら
http://legotrain.seesaa.net/article/472849506.html


 2018年の間にバージョンアップが為された作品です。


 機関車勢揃い。


 鉱山鉄道に立体要素が加わりました!

 線の細い、不安になるような錆びたトラス橋がいかにもな、この種の軌道施設らしいのですね。


 やばげ……なのも却って味になります。でも、安全お気をつけて。


 立体版「うらぶれ鉱山」全景です。
 上部レベル線は架線がないので機関車も内燃機関車か、蓄電池機関車でありましょうか。


 架線もそうですけど、給電配線の効果が絶大です。

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2019年11月29日

【作品紹介】mizuki様の「うらぶれ鉱山」2018年版 その1

 mizuki様の鉱山ジオラマ「うらぶれ鉱山」シリーズ。

 紹介が遅れてしまいました。
 2019年版もありますが、順を追って2018年版からの紹介となります。




 製作中の1枚。初期バージョン。屋根の角度が本番と違います。


 この地点での車両並び


 既に良い雰囲気です。架線張ってる効果は鉱山ジオラマだとよく分かります。


 明延の客車を意識したと思しき人車。これはバージョン2ですね。


 バージョン1。これはこれで良い雰囲気でした。


 鉱山用電機の基本形。やはり明延が意識されているようです。パンタが凄く精細ですね。小さい車両だからこそ、<<続きを読む>>
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2019年11月27日

【作品紹介】有澤様のとさでん交通1000形。「ニセ」軽快電車をルアルと省略の狭間で。

 土佐電気鉄道(とさでん交通)1000形は、1981年に2両が導入された路面電車。アルナ工機系のいわゆる「軽快電車」の一つで、あの時代なりに路面電車に吹き込まれた新風の一つでありました。車体造形は広電3500形や長崎電軌2000形に似ています。
(あと、KATOの長寿製品……ポケットライン チビ電も)

 然し、足回りは同時期に路線整理された西鉄のお下がりで、見事に旧型車なのでありました。ニセ軽快電車も懐事情で致し方なし。また、増備よりも従来車の冷房化が優先されたため、2両に留まりとさでんでは少数派です。お陰で今も200形や600形といったヘリテージトラムパラダイスが維持されているのでありますが(笑)。いや1000形もそろそろヘリテージなんですけどね。

 車内はセミクロス。ロング化されずに生き残ってます。他にとさでんでクロスシート車はリトルダンサーの2編成だけですから、座れたらラッキー?

 とまぁ、意外と語ることの多い車両であります。

 先方の記事こちら
https://t.co/JuY4JpKntM


 作品は先の2000形に次ぐ、8幅リアルシリーズの第二弾!

 このスケールは1103spa様・K.martworks様に次ぐものですが、路面電車を造りやすくする理想的スケールなのでありますね。妥協なく、リアルな造形が可能になります。車体と足回りのバランスが自然になるのは裏山ですよ。

 勿論、ラージスケールの常で省略が許されなくなるので、ビルダーの腕が露骨に顕れたりもするのですが。
 その意味で、有澤様、よい仕事されているではありませんか!

 8幅から絞り込まれて6幅になる前面。
 バックミラーなどのディテール
 リアルな側窓。

 前面はよく見ると、窓サッシの割愛とか、また前面窓をパネル裏返しで使うなどのディフォルメが見られるのですが……しかし、これが全く違和感を抱かせません



 反対サイド。といっても点対称状の路面電車によくある形状なので印象同じくですが。前面の微小な傾斜は割愛する代わりに、2x4タイルで前面下部を仕上げているのが巧いのですね。
 グリル使った排障器もいい形してます。ライトケース周りも上手く処理していて。なんだが実物より男前な気がしますよ?

 側窓はサッシの色で、開閉窓と戸袋窓を区別しているようです。またサッシはタイル使って窓内にポッチが見えないようにしているのですね。


 見上げる角度より。電車がかっこよく見える角度。
 前面下部と方向幕周りは6幅+タイル2枚で、排障器の真上は7幅とかなり手の込んだ組み方なのが分かりましょう。

 ミラーなしの状態も、これはこれでありかも?


 屋上機器。これまた精細に。ここは札幌のご師匠譲り!
 そして平滑な処理が丁寧です。<<続きを読む>>
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2019年11月26日

【作品紹介】azur様の「国立駅旧駅舎」。可憐にして鮮やか。

 紹介が大きく遅れてしまい、大変もうしわけございません。

 元画像はこちらになります
https://www.flickr.com/photos/127828422@N05/albums/72157710483236431

 三角屋根が特徴であった国立駅の旧駅舎は1926年築。2006年まで現役の駅舎であったのち、移築用に保管。
 そしてこの度、再建されるものです。

 azur様は以前……2013年にも製作されており(旧作)、今回は大規模なリメイク作となるものです。
 


 繊細で可憐で、そして鮮やか。
 原色系で構成されながらも、とても上品。

 そして、良い意味の「レゴらしさ」に溢れます。
 レゴらしい表現とそうでないもの……は賛否とか好みが出てくるものでありますが、この作品はレゴらしさ(それもクラシックな)にこだわりつつも、精細さを両立させております。クラシックレゴへの愛情、籠もっておりましょうね。

 正面のアーチやスリット状の窓が巧く。
 アーチはカーブしたフェンスを内部に埋め込むという表現です。スリットは小さく横組を入れられています。



 1x1スロープの多用で纏めた屋根瓦に驚かされます。
 レゴの「赤」。改めてみて、綺麗な色です。

 一方で腰から下や、柱の灰緑が上品に。中間色と原色のバランスが秀逸と言えばよいのでしょうか。色数も抑え気味で、それが品格に。

 壁の片隅にグリルブロック使ったインパクトがよいアクセントですね。


 アーチの入った破風。カーフェンダの使用が柔らかなカーブを。
 おなじみの45度のスロープブロック、魅力を最大限に発揮しておりましょう。通気窓の1x1ヘッドライト裏面も良い表情を出しています。


 裏手……この角度から見ると、三角屋根の複雑な造形が分かりますね。
 普段目にしないところだけに、深みが伝わってきます。


 窓サッシ部品避けて横組にしている窓がやはり精細に。
 窓サッシ使ってる部分もあるのは、<<続きを読む>>
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2019年11月24日

【作品紹介】番翁様の、キハ181 「はまかぜ」塗装。意外な魅力。

 キハ181系は1968年から1972年にかけて製造された国鉄の特急型気動車。
 500馬力という当時としては大馬力で強引に非電化区間を高速化し、また電化区間では電車に負けない動力性能……を目指したものでありました。

 然し、そうしたハードな運用には無理も多かったようです。
 幸いにも主戦場からは早期に離れ(期待されてた、電化の進展)、ローカル特急の軽めな仕業に回され、そのおかげで或る程度は生き延びることができたのでした。

 中でも最後まで残ったのが、JR西日本での特急「はまかぜ」で、更新のうえ新塗装化されて充当。2011年に引退。特急車として39年以上ですから、よく保たせたものです。


 レゴでは、2002年ころにBUCHI氏作品がありました。
 キハ82に比べて作品は少ない感じです。この番翁様作品も17年ぶりってことになるのでしょうか。


(番翁様撮影)
 新塗装です。ダークタンに解釈しているのですが、これが違和感ないのです。

 前頭部は半ポッチずらしで造形という古い手法ですが、ディーゼル特急にはなぜか似合うのですよね。幌枠も張り出しにして立体感をより強調しています。

 ジャンパ栓を強調しているのは、スマートさよりも力強さの181系らしく。
 特徴の角型ライトケースも181系らしく。


(番翁様撮影)
 先頭車。キハ181形。6幅ながら長めのスケールです。ここは先行のキハ82と揃えられる感じ。運転台直後の機器室が広いのがキハ181らしさ。ここ外見はかっこよいんですよね。定員減るので営業的にはどんなものだったのやら。

 新灰の屋根に対して、屋上機器新濃灰もアクセントになっています。

 ちらりとみえる中間車キハ180形は屋根上のラジエータが見えます。あれは181系の大きな特徴でありました。グリルスロープという適任部品の存在は大きいですね。


(エース様撮影)
 キハ181形のサイドビュウ。
 上下方向小さめの側窓がJNRな感じ。スケール的に好ましいバランスです。


(エース様撮影)
 最高のカット! 流しがばっちり決まる。


(エース様撮影)
 先行のキハ82系と。


(エース様撮影)
 きれいな並びです。
 同じ方向性で造られておりますから整合性有るのですよね。またキハ181形とキハ82形の差別化もできておりますし。

 キハ181系。活躍範囲は東北(山形の辺り迄。関連して上野口)、中央西、山陰地区(関連して京阪神)、四国地区とそこそこ広いのですが。しかし、先輩のキハ82が旭川・釧路から西鹿児島迄活躍しちゃったオールラウンダーぶりに叶わず。しかし、国鉄色に四国色といったバリエーション展開も考えられ、なによりキハ180形・キロ180形のラジエータという魅力! 時代的にはヨンサントウから21世紀まで。

 ……皆様も製作計画に含めてみては如何でしょうか?
 
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2019年11月23日

【作品紹介】ぬぬつき様のJR西日本 287系電車。7幅の近代題材。

 ぬぬつき様イコール古典題材……のイメージありましたので、意外な作品です。
 
 JR西日本287系電車は2010-12年に製造された山陰地区ならびに紀勢線向けの特急型電車。高運転台・貫通型オンリーの仕様の実用派?ですが、流麗な造形は貫通路の存在を忘れさせるほど。山陰地区のものは4両基本+3両付属の編成。コンパクト編成の柔軟な使いこなしは関西某私鉄の有料特急か、はたまた、嘗ての急行列車群の名残か……?


 7幅のやや大きめ。そしてリアル感あるモデルです。

 ツルンとした前頭部。造形の単純化は認められつつ、上手く雰囲気を掴んでおりましょう。
 運転台窓から屋根へのラインがとても綺麗です。
 側面屋根部、丸ブロックならではのカーブがこの電車の印象にぴったり。

 床下機器。かなり作り込んで来られましたね。ここに横組入れることで精細感があります。

 惜しいのは前面スカート。もう少しのボリューム感があったほうが「らしい」かもしれません。それでも車体との間の間隙は大事ですが。

 文字ブロック(1960年代の部品です!)で形式番号と「JR」表示。青文字のJRは西日本ならでは。ドア脇の表示機関係も細密感。


 7幅なのでインテリアは2列の座席が表現されています。分割ラインを左右でずらしているのは屋根外しての展示状態で見栄えがするものですね。

 ドア窓に上部丸隅使ってるの注目。意外と似合うのです。


 左からクモハ286。モハ286。クモハ287の編成です。
 先頭車のドア位置が正確なのが嬉しい。


 編成くんで。片方の前頭部は前照灯対応です
 
 7幅の中型作品ですから、3両でも結構な存在感、迫力があります。

 今後もJR近代路線続けられるのか(この顔は応用効きますよね!)、はたまた古典路線継続か……気になるところですが、いずれにしろ楽しみなのです。
 
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2019年11月21日

【作品紹介】aykyoto様の(ご子息の)JR東日本 651系「スーパーひたち」

 1988年デビウのJR東日本651系は、流麗かつ大胆なデザインを内外に纏っておりました。
 大胆な流線型の前頭に、シンプルな側面デザイン。
 シックなモノトーンはタキシードスタイルと称されたもの。インテリアも凝ったものものでありました。

 国鉄時代にはサービスやデザインで大きく差をつけられていた、大手私鉄特急車に勝る特急電車であったのです。


 残念ながら常磐線は早期に追われ、今は(多くが)直流専用車として使われています。
 それでも、30年以上前の電車と思えぬスタイルとセンスを今なお誇る!
 名車として、惜しまれつつも生き延びてほしいものでありますね。
 


 aykyoto様の(ご子息の)作品です。
 前頭部は横組みカーブスロープを基調に力強く。この恩恵で特徴の前面表示機回りの縦枠も表現できています。そして屋根肩周りのラインを無理なくすっきりディジタルな表現。ウエッジプレートの2x3と2x4の使い分けで綺麗にラインを出しています。

 キャノピー状の運転台も今思えば651系は「はしり」でありましたね。キャノピー表現で正解でしょう。

 スカートの造形も車体に合わせて。微妙な隙間が嬉しいですね。
 惜しいのはダミーカプラーが無いことでしょうか。流線型でありつつ、7+4の解結していましたからアイデンティティとしてゴツめのが欲しいところですね(連結対応なら、尚良でありましょう)。


 4連ですから、ちょうど付属編成の規模です。

 緩やかなカーブに、架線柱立てての撮影が堪りませんね。側窓は横組。ドアは縦長二分割の形状を再現されています。


 インテリアあり。普通車の車内。仕切り扉まであります。黄色が鮮やか!


 こちらはグリーン車ですね。
 リクライニングシートと重厚な肘掛け。モノトーンのインテリアも上品なものでありました。余談ですが、禁煙喫煙のパーテーションも嘗てはあったのです。

 室内灯も天井に再現しているのですね。
 ちらりと見えるパンタ周り。交直両用電車ならではの機器が省略無く再現です。


 発表されたのが9月頃でしたが、未だ壊されていないのであれば……。
 また、壊されていても再制作できるようであれば、一度拝見したい作品でありますね。485系やら455系やら、似合う常磐路の仲間たちと並べてみたいものです。
 

 追記:その後フル編成化された模様です! いいですねぇ……!






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2019年11月20日

【作品紹介】ダータコランナー!! 薬師山様のいすゞキャブオーバーバス/セメダインの宣伝カー

 正直、やられた……と思った1台です。
 いや、薬師山様の作品にはいつもやられっぱなしでありますが(苦笑)。


「多々古交通(笑)のキャブオーバーバス(いすゞBXD20E)とタクシー(日野ルノー4cv)」とのことです。
写真は薬師山様撮影。

 ゴツいフロントグリルはキャブオーバーの証。
 5幅のバス。敢えてボンネットではなくてキャブオーバー形。これまた大変にレトロなタイプではありませんか。概ね1950-60年代位のもの? 側窓は上部Hゴムになった所謂「バス窓」の時代ですね。リアエンジン車よりも小柄なバスとして重宝されたものです。ただボンネットバスよりも引退は早いものでありましたが。
(とはいえ、現行のマイクロバス各車種もキャブオーバーバスの一種です。小型バスとして用途は或る程度被りますし)


 薬師山様の作品、フェンダー以外の殆どの部分を順組で素直に仕上げられています。無理なくスッキリシンプルに? でもレトロ感は十分過ぎるほど。
 なお、タイヤのトレッドはナローに訂正されたいとかご本人からお伺いしました。ナロートレッドの妙な華奢さが加われば更に古風に見えることでしょうね。

 シンプルなカラーリング。当初はダークターコイズ1色を考えられていたそうですが、一般路線車よりも寧ろ特殊用途車に見える……とのことでツートンに。
 やはり、彩度の低い昔の青緑のペンキにみえるのです。



 勿論、お尻の写真も。
 昔のバスは流線型……丸みが綺麗です。




 拙作と並んで。多々古交通の新旧並び<<続きを読む>>
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2019年11月15日

【作品紹介】さくりん様のDE10。シャンティング・アクション!

 DE10形は日本で最も製造量数の多かったディーゼル機関車でした。

 メンテ性に優れた1機関。低軸重の低横圧。何処にでも入線できる65噸機は動力近代化の最前線に。大正の名機が8620と9600であるならば、その代替となったDE10もまた名機であったのでしょう。

 国鉄の末期には余剰が発生して数を減らしだし始めるのですが、しかし今なお活躍が続いています。JR貨物ではHD300・DD200という次世代電気式への置換えが進みつつありますが、もう暫くは頑張ってくれそうな万能機。

 当然、レゴでの作品も多いものです。
 9V時代はともかく、PF世代以降はいかに凸型車体に電池boxと受光ユニットを仕込むかが難しい題材でもあるのですが。


 その普通に造るだけでも難しい?DE10。
 しかし、さくりん様の新作はなんと、連結器の解放機能を内蔵。

 小型アクチュエータを使ったこの種の機構は過去に海外のアイディアを記事にしております。
【ヒント・アイディア】車載型デカップラ(アンカプラー)を台車内に![baard様] (2014年 2月4日付)
 これ、なかなか国内での実装例を聞かなかったのですが、5年越しに作品化されましたとは。



 動作動画です。磁石連結器が出たり引っ込んだりするのがわかります。連結器を引き込めることで磁石を外すという原理です。。


 先のbaard氏のアイディア同様、小型アクチュエータでの連結器の引込を行っています。黒いダブルベベルは上部で12歯ベベルギアに繋がっていて、動力を承けるようになっているのでしょう。

 元のアイディアとの違いですが、DE10の3軸台車におさめているため、3軸ないしインサイドフレーム化されています。これでDE10らしい足回りになります!


 連結解放台車と、その上のモータ部分です。
 モータから12歯ベベルギアで台車の旋回軸兼用の動力軸を下ろしてる由。


 台車内部、上から。ギアの合わせ方が分かります。


 4幅のボンネットに綺麗に収まったPF-Mモータ。
 高さ2の車ドアと高さ3のパネルで。後者は さくりん様の蒸機でモータの上に受光機乗せるような使い方でお馴染みですよね。Pf-MモータがΦ3であることのありがたさです。

 DE10の三軸側台車ですが、1x10のプレートで台車枠というかブレーキロッド類の表現にしているのも巧いです。車輪の外側になにもないような実物ですが、意外といろいろ付いてるんですよね。

 さて。Mモータから先さらに伸びているシャフトとギアは何のためかと言えば?

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2019年11月14日

【作品紹介】有澤様の土佐電鉄2000形。8幅ラージスケール・トラムへの転戦。

 有澤様。作風が前作までとガラリと変わりました。
 路面電車の8幅フルスケール路線です。1103spa氏やk.martworks様の方向性ですね。

 はっきり申せば、ラージスケールは難しいです。
 フォルムもディテールも一切の嘘がつけません。徹底したリアリズムの世界です。無論パーツの確保も大変ですし、強度の問題だって生まれます。
(6幅だと、逆にディフォルメ力の領域になってくるのですよね。小さく造るのもまた難しい……のでしょうか?)

 そこへさらっと飛び込まれ、そして障壁をさらっと乗り越えてきた……。
 精密で丁寧な作品です。


 とさでん交通(土佐電気鉄道)2000形は2000年に1両が、そして2004・5年に1両づつの計3両が導入されたもの。200形の更新車であり、近代的スタイルながらも吊掛駆動というミスマッチは今どきの電車としては珍しいものでしょう。尤も、非低床車での新車は今後は先ずありえないでしょうから、同種の更新車1000形とともに、このまま少数派で終わりそうです。

 有澤様の作品は全長44ポチです。
 車端部の絞り込みを表現して、ここだけ6幅になっているのはすごく丁寧です。バックミラーやワイパーのようなディテールも見逃せません。

 そしてラージスケール・トラムの最大のメリット。少し奥まった位置になってまた車体に対してサイズが小さく見える台車が印象的です。


 窓配置やドア配置にも省略がありません。
 二段の広窓が積分的表現で再現です。窓桟……というかピラーを省略しなくて済むのですよね。運転台と1つ目の窓の間はシールでピラー再現されてるようですが、たしかにここに白い分離線ないとデザインが破綻してしまうのですよね。必然性あるのです。

 あと前照灯の横もシール処理です。上手く見せてるので、違和感がありません。


 凝った屋上機器。屋根上が平滑処理なのはやはり丁寧です


 整ったサイドビュウです。<<続きを読む>>
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