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2017年09月13日

【国内作品紹介】ともち様のGE Dash 9 Series。サンタフェ鉄道仕様。クレーンとともに(函館展示中)

 先日9月8日の函館訪問時、驚きましたのは、函館在住のトレインビルダー ともち様がいらっしゃること。運良く、カネモリブリックラボさんで展示をされており、作品をじっくり拝見することが出来ました。

 展示は10月29日迄。まだまだこれからです。
 なお、以前はJR北海道キハ281(!)を展示されたこともあったようです。


 アメリカのディーゼル機関車は詳しくはないのですが、この形状はGEのDash 9 Seriesでしょうか?
https://en.wikipedia.org/wiki/GE_Dash_9_Series
 ボンネット形状やエンジンフード形状から判断です。他の機関車でしたら申し訳ない……。

 さて、この作品。6幅で40ポッチという全長に、マッチョで力強いアメリカン・ディーゼルの全てを要約しきっちゃってること。
 そして、作品サイズのコンパクト感でもって、日本人には取っ付きにくい印象のあるアメリカン・ディーゼルを身近なものに見せてはいないでしょうか。
 フルスケールも良いのですが、幅とか高さとのバランスでは、全長40というのは良いバランスなのでしょう。

 ディテールと色が素晴らしいですね。
 先ず、サンタフェ鉄道(現BNSF。但しサンタフェ鉄道時代の塗分の機関車も多々)の複雑な塗り分けをシールなど無しで表現しきっちゃってます。アメリカの鉄道に詳しくなくても「あの鉄道だ!」と分からんばかりに。
(ナンバー部分は、往年の10020のものを奢ってるみたいですね)

 ディテール。要点を抑え、そして楽しげに纏められています。
 開閉するハッチ。運転台の陽よけ板? そして手すりに複雑怪奇なエンジンフード部。

 そして、ボンネットの造形。美しい!
 キャブ下を肉増ししてあるのも見逃せません。

 アメリカン・ディーゼルを最大限に魅力的に見せる基礎と味付けが為されてる傑作と言えましょう。


 サイドビュウ。
 力強く、美しい。そして可愛い。
 いや、アメリカン・ディーゼルに美しいとか可愛いって印象は普通は持ち得ないのですが、ともち様作品はどことなく、ディフォルメに萌……的なニュアンスを感じるのですよ。
 それがまた、実物の魅力の再評価にさえ。


 エンジン側より。グリル(ダイナミックブレーキ?)周りの形状が堪りませんよね。究極の妥協なき形状。
 エンジンフードそのものは4幅の上に左右2プレートづつ足しているので実質5.8ポッチ相当なんですが、デザインの配慮で息苦しい感じはありません。寧ろ力強さの強調になっておりましょう。


 重連で待機中の、ジオラマしたて。
 点検整備中のシーンです。


 全景。線路の枕木処理は海外(特に北米)で見かけるものですが、この面積なら不可能じゃない? とても良い効果を上げておりましょう。

 他は門型クレーンと、シグナルセクション。


 クレーンとダブルスタックカー。
 今にも、二段目を積み込むぞ! という情景です。
 制約の中に、うまくシーンを切り取っておりましょう。


 門型のシグナルセクション。
 アメリカの鉄道ではよく見かけるものです。たくさんの信号機が鉄道というシステムを象徴してるかの如く。

 あぁ、一家に一対、ほしいところですね(笑)。
(日本だとまた別の形状になりますが、信号機集めた塔というのは絵になります)


 さて。持参していた拙作新作も准アメリカ形(アメリカ製のC52形)ですから(笑)、この機会に並びを撮らせていただきました。
 自分も最近はアメリカ機の魅力に気が付きつつあります。
 日本に来たアメロコ達も良いですし、ゆくゆくは本場のアメリカ形も……。そんな希望と妄想?を掻き立ててくれます。


 貨物ヤードの片隅にやってきた、動態保存のミドルサイズ・パシフィックという趣でしょうか。
 ディーゼル機関車がもっと古いタイプなら置き換えの端境期にもなるかもしれませんがダッシュ8-9の時代だと蒸機=保存機ですものね。


 保存蒸機のやってきた側線は普段使ってない線路。
 そこの主は半ば詰所代わりの?木造古典客車。アーチ窓の優雅な形状の客車も、1920年位まではアメリカでは極ありふれた形状の量産型だったのです。その、生き残り。

 アメリカだと、今でも機関区の隅とかに「謎の保留客車」みたいなものが置かれてたりするようです(流石に鋼製車ですが)。救援車だったり職用車だったり、詰め所がわりだったり? 或いはガチな保存車両か個人所有車両か?
 

 ……と、そんな妄想をば。
 
 ともち様の今後の作品にも期待です。今後とも宜しくお願いします。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月11日

【作品紹介】藤田様の「ボーイング737型機」輸送車両。積み荷のインパクトよ!




 これ、冗談で「藤田さん造ってみませんか?」って話を振ったんですよ。

 いや、藤田さんの現在アメリカ形貨物列車作品は日本最強・そして世界に(というか北米で)通じる水準のクオリティとボリュームですから。その流れで実現したらいいなぁと……。近からぬ将来でも全然構いませんから、と。

 ……あの、冗談にここまで本気で、それも素早く応えてくださるとは、申し訳ないような嬉しいような(笑)。



 はい。見事なまでにフラットカーに積まれたボーイング737型機の胴体です。
 乗ってみればわかりますが、737はそれほど大きな胴体ではないので(標準で3-3配置)アメリカの車両限界ならば鉄道輸送できちゃうのですね。

 飽く迄「製造途中での工場から工場への輸送」ですから、窓や扉は保護材?で塞がれ、主翼の箇所も当て物だけ。尾翼や機首もついていません。緑色は保護(養生)フィルムなのでしょうか?

 そんなところまで再現されていては、言葉も出ません。さすが、ベテラン藤田様です。


 機首の表現、かなり頑張って絞り込まれてますね。もう普通に737が作れてしまうんじゃないですか! と申したいほどに。
 また積載貨車自体、バルクヘッド部分の表現に驚かされます。


 相方の貨車には謎の台形ボックス(巨大)がありますが、そこももちろん再現です。


 今回は展示のみで走行はなりませんでしたが(藤田様の貨物列車の走行は環境選びます)、次は編成に組み込まれて走行してるとこを拝見したい! と思うのでした。

 それにしても、インパクトある積み荷は貨物列車では重要ですよね。
 編成において、また運転において十分に見せ場足り得るでしょうから。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】隼様の51系客車。レッドトレインの北海道版

 50系・51系客車。
 1977年から81年ころに製造された、最後の一般型客車。
 真っ赤な車体から、国鉄自ら「レッドトレイン」と呼称。

 既に地方線区の電車化・気動車化の方針は立てられていたものの、老朽化している旧型客車の置き換えは急務でした。けれども国鉄の財政事情では高価な電車の新造もできず(特に交直両用車は高価!のうえ、旧型車の転用も出来ず)。
 気動車も需要のある線区にどんどん新造車を回さねばならず(客車以上に、初期の液体式気動車の老朽化は深刻)。
 当時なりの最適解が50系(本州向)、51系(北海道向)であったのでした。

 今も昔もですが、地方線区の通学列車向け車両は「朝夕に1往復」のような非効率な運用も少なくはなく、その意味でもローコストな客車は正解であったのでしょう。

 JR化間もないころまでは、全車が元来の運用をきちっと熟していました。12系1000・2000代という仲間も加わり、まだ普通客車列車に可能性があったのです。
(とはいえ、日中2-3両の列車に機関車1両なんていう編成の非効率は誰が見ても明らかでしたが)

 しかし。
 輸送力の減少とそれに合わせた適切化(※)を進めることで車両数の削減を図れるようになると、電車の新造もコストが見合うようになります。また、気動車も地方交通線の整理などで余裕が出来てきます。

 ※:編成両数の削減という詰め込み輸送の面もありますけど、電車化による運用効率の向上やスピードアップも考慮に入れて上げる必要はありましょう。

 そうなると、全国で普通客車列車は一斉に滅んでしまいます。
 50系の多くは、短命で廃車されてしまいました。
 
 北海道向けの51系客車は主に函館本線電化区間で運用されていました。
 721系電車への置換でありますから詰め込みではなく、スピードとサービスの向上という前向き投資でありましたし、津軽海峡線という適切な転用先もありました。
 その上、141系気動車への改造も成功。まとまった両数が気動車化改造され、その多くは今なお健在であったりします。
 一族の中では比較的恵まれているのかもしれません。

 当時の「北海道向け」の例に漏れず、小さめの二重窓を持ちます。
 オハ51とオハフ51の2形式でしたが、後者のほうが多く製造されたのは50系同様です。

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 レゴでは2000年ころにawazo氏が50系を作られています。あと最近ではアイン氏にも50系作品が。しかし。
 

 51系ともなると、隼様のこれが初か。

 北海道向け二重窓車の窓サイズは「順組で高さ4プレート 幅2ポッチ(具体的には1x2プレート+1x2ブロック)」か、「横組で高さ5プレート 幅6プレート(早い話が2x2パネル)」と判断が割れるところですが、この作品は後者を取っています。

 オハフ51は両端に車掌用ドアを持ちますが、客用ドアと違ってステップがないため高い位置に付いているのが印象的ですね。
 また、トイレの窓も良いインパクトになっています。


 反対サイドより。

 車体形状は切妻に割り切られていますが違和感はありません。
(実物は微妙な折妻です)
 高めのテールライトや、ちょっと無愛想な雰囲気は50系・51系の表情です。

 屋根は端部のみ1x2カーブスロープ。メリハリある使い方です。他は通常プレート。なんとなくですが、ポッチ隠しよりはポッチ出しのほうが似合う題材であるような気がします。
 近代的ではあるものの、どこか田舎臭さというか鈍くささが否めず。また、それが魅力でもありましたから。


 横組みでは気になる?窓下のタイルラインも気になりません。
(この写真は一番目立つように撮影ですが)

 現状で2両の製造です。狙うところは長大編成ではなく、末端線区での荷物輸送も兼ねた短編成と伺ってます。荷物・郵便輸送の末期に宗谷本線で見られたという「赤」+「青」+「茶」の三色編成とか目標だそうですよ?


 そうなるとDE10辺りがのんびり曳いてくのが絵になりそうです。
 DD51のオーバースペックというか無駄使い感も悪くはありませんけども。


 モノレール(iL様作)との行き違い。ちょっと不思議な光景。
 道内のどっかに懸垂式モノレールが導入されていたらという妄想もまた楽しいのですよ。




 でも、やっぱり似合うのはキハ40あたりと! ですね。
 キハ40はlime様の作で表現の方向性は全く異なる作品です。先にも触れた北海道向二重窓表現からして違いますし、幌枠などの表現も違う。全長解釈だって違う。

 而して、同じ世界観に居る車両です。一緒に居て様にならないわけがありません。

 道内の普通列車用車両は思えば魅力的なものが多いのです。現在も、それほど遠くはない過去においても。
 極める楽しさ、並べる楽しさはありそうです。
(どうでもいいですけど、自分がキハ82を持ってこなかったこと激しく後悔なのです)  
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月07日

【作品紹介】アイン様の113系スカ色。二色展開出来る楽しさ♪


 先日のJAMにも登場した、アイン様の113系新作。先に落成・改良済の湘南色に次ぐ、スカ色バージョンの登場です。

 先方の記事:
「レゴ スカ色の113系完成です!」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40428727.html

「レゴ スカ色113系と……」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40442761.html


 スカ色の解釈も個人差があります。通常青を使うか、濃青使うか。
 アイン様の作品は前者ですが、この明るさもイメージとして有りですね。レゴの濃青は国鉄型に使うにはいささか濃すぎる印象も否めません。

 6両編成ながら、グリーン車2両入り。パンタ付きのモハ112を2両にして、敢えてモハ113を割愛することでバランス取れた編成に見せています。


 モハ112。編成中2両。バランスの取れた造形です。
 戸袋窓省略の割付は湘南色バージョンと共通。
 湘南色とスカ色で異なる塗り分け線ですが、窓上のみ差別化しています。窓下も塗り分け線を高い位置にすると重苦しい印象になるからかも?


 グリーン車。窓配置から専務車掌室のないサロ111形でしょうか?
 サロ111形は比較的早い時期に淘汰されてしまいました。車内は実用本位の回転クロスだった由。

 サロ110でも定着していますが、旧トレイン窓(1975-79年頃)はほんとにいい味を出す部品なんですよね。2x2のブロックにプリントという部品ですが、使い勝手は優れて居りました。


 そして、グリーン車サロ110 1300番代。
 特急型のグリーン車を近郊用に改造編入した車です。車内はフルピッチのリクライニングシートでデラックスなものでしたが、普通列車用としては通勤時の座席数が減る問題が致命的でした。
 定員の多いダブルデッカーが導入されだすと、キワモノとして真っ先に編成から外されていった印象があります。


 グリーン車同士の比較。
 右のサロ110 1300番代、車高が1プレート下げてあります。こういうこだわりが嬉しい! 特急型改造車は低い車高で凸凹編成となっていました。

 冷房装置も、元来の近郊型が後付のAU13であるのに対し、特急型改造車の中にはキノコ型のAU12装着車もおりましたね。


 サロ110-1300番代の車内。リクライニングシート実装です。


 さて。アイン様の「街」をバックに撮影です。
 先ずは基本の6連から。

 明るい青のスカ色は、都会的情景によく似合います。


 湘南色との先頭車同士連結。
 塗り分け線の差異がわかりますね。余談ですが極初期のスカ色113系は塗り分け線が湘南色と同じ位置でクリーム色の面積が大きなものでした。


 湘南色の編成に横須賀線から転属してきたサロ111を組み込んだ編成。
 このパターンが実存したかどうかは定かではありませんが、1980-81年ころに、スカ色編成に湘南色のサロ113形が組み込まれてた実例があります。

 サロ110とサロ111が続く編成美?もいい感じ(自分もそろそろサロ153-900復活させよう……)


 並びパターン。E231系東海道線と。横須賀線総武線のほうが車両の置き換え早かったので、このパターンが実現したかどうか定かではありませんが……。


 一時期湘南新宿ライン用に215系が使われてた時代がありましたね。


 185系と。横浜駅や大船駅ではいつも顔合わせてた仲間です。
 
 スカ色の113系は横須賀線・総武線快速以外にも、総武地区のローカル輸送や成田線でも4連口が多用されておりました。更に大昔は、伊東線用をスカ色に塗ってた時代もあります(1962-1970年代)。また1984年ころ、静岡に113系6両がスカ色で転属してきた事例もあったりしました。
 どうやら、かなりアグレッシヴに混色とか楽しんで問題もなさそうですね。

 また、総武方面だと荷物電車の併結もかなり後日まで続きました。
 最盛期にはクモハユ74なんてゲテモノ電車迄使わてれた由。スカ色113系のお楽しみとして荷電も期待したいところです。
 
posted by 関山 at 13:30| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月05日

【作品紹介】il様のJR北海道 マヤ35形。新鋭の軌道試験車 スムーズな断面の誘惑?

マヤ35形は先日製造されたばかり、そして2018年から運用開始と言われる次世代の高速軌道試験車。現行のマヤ34の後継となるもの。

 マヤ34の代替は他JR各社だと客車ではなく総合試験車編成の中間車という形をとっていますので、JR北海道による「客車」新造は極めて異例と言えましょう。

 実物詳細此方
https://trafficnews.jp/post/68159/

 異例のロープロファイルの車体形状。窓の殆ど無い側面。
 台車こそ通常の二軸ボギーx2ですけども、相当なインパクトを放つ車になりそうです。
 ロープロファイルなのは将来のさらなる高速化を見据えたものか? 2017年製の客車と言えばJR西日本の35系4000番代がありますけど、古典志向と未来志向、対極的でありますね。


 実物は新幹線E5/H5の如きメタリック感の入った独特のグリーンですが、レゴ的には通常緑で正解でありましょう。

 il様のいつもの流儀で、フルスケールです。それ故にロープロファイルが際立っておりますね。
 塗り分けはラインの入れ替わり部分が実に秀逸です。カーブスロープ同士の組み合わせというのは微小な隙間が生まれるものの、その隙間が目立たないというデザインです。あぁ、EH800形式あたりへの応用を考えてしまいたくなりますね。
(EH800+マヤ35って検測も実現するのかしら?)
 

 反対サイド。この種の試験車の常で、左右側面は非対称。
 そして、この車に関しては両側面とも徹底して窓がないのがインパクト十分です(検測装置らしき窓はありますけども)。先代のマヤ34がベイウインドウや後尾展望窓(2501番のみ)と乗務員の視認要素を重んじてたのは対照的です。

 ただ、実用面で便利かどうか? 軌道試験車だと現在位置を「目測」で見ることもあるとは思うのですが……。

 ということはともかく、車体断面の表現は妥協のなさ、ですね。
 そして検測用の機器枠の付いた特殊な台車。


 il様の作品は徹底したタイル張りのスムーズ仕様です。
 グリルのある車体中心部に発電装置があることは推測できますね。


 車端部。
 右手に見える特殊なジャンパ栓が気になりますし、良い表現です。
 そして、車体断面形状もわかりましょう。

 マヤ34は隼氏の作品もありますから、軌道試験車同士の並び……なんてものが見られるといいなぁと思う次第です。
 また、マヤ35の今後の活躍も楽しみです。案外特急気動車併結なんてあったり……?
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】アイン様の古典客車 2両目。重厚にして華やかな貴賓車

 先の古典客車は衝撃的な作品でした。
http://legotrain.seesaa.net/article/452717893.html


 腰羽目板をガチでプレート縦組みするという力作です。それ故に写真から伝わってくる「オーラ」は半端じゃないモノでした。

 もし客車区や機関区の片隅にでも留置しておいたら、或いは老朽化した古典蒸機と組み合わせたら……世界とか物語を作り出すパワーを持つ。

 そんな古典客車に、早くも2両目です

 先方の記事:レゴ 古い客車 その2 〜皇室用客車〜!?
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40440501.html



 皇室用客車とタイトルされておりますが、何らかの貴賓車・特別車としての威厳が十分ですね。ダークブルーに黄色帯と金色の装飾は「木造ワゴンリ」の世界観も想起させます。或いは北米の鉄道の何らかの特別車か。
 そして、この作品も腰羽目を大量の1x2プレート(濃青!)で構成されています。

 窓枠は今なら濃青も得られますけども、色違いでインパクトを打ち出しています。大仰な雰囲気が強調されておりましょう。

 翼の装飾は大胆。でも、この手法他の題材でも使ってみたいですよね。


 運用は異例の、サロンカーとの組み合わせ。でもなぜか似合っています。

 このシリーズ、次は展望車を検討中とか。楽しみです。

 そして……拙作に影響を与えてくれました。
 凄く、木造客車を作りたくなったと申しておきましょう。





 今週末ノースブリック(札幌)でお披露目いたします。お楽しみに。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月04日

【作品紹介】エース君のC62と旧型客車。急客機と「特別急行列車」の貫禄!

 少し前のことですが、エース君がD51に続いて(恐らくは解体改修?)、今度はC62を造ってこられました。

 C62は言うまでもなく、日本最大の旅客列車用蒸気機関車。1949年にD52の改造で生まれたものの、大きすぎるが故に運用しにくいと言われたもの。しかし1971年までは定期運用を持っていました。
 東海道本線での「つばめ」牽引は1949年から1956年までの7年間。その後も「はつかり」や「あさかぜ」他九州特急各種。そして急行「ニセコ」に「安芸」。華やかな一生であったのでした。

 スタイルに関しては好みが別れましょうか。
 ボリューム感・マッチョ感・力強さを求める向きには究極の機関車でしょう。一方で、エレガントさやスマートさを求めると、好みとは正反対……になりますね。

 レゴトレイン界隈では、その趣味の黎明期2000年ころに既にEJLTC 小倉氏が制作されています。また、2004年にSUU氏の作られた48号機(999)も偉大な作品です。


 エース君作品。bikkubo氏のD51の流れを汲む、7幅作品です。
 「大物」ということ以外にC62を難しくしている要因であるボックス輪心に関しては、既に作られてきたD51等と同様、スポーク輪心に割り切られています。ここを「割り切らないと」国鉄制式蒸機の多くが制作できなくなってしまいますものね。

 プロポーションは、語るまでもなく。
 純正大動輪は旅客列車用大型機にはやや小さい印象があるのですが(その対策がBBB-XL)、そのへんを気にさせない造形です。ロッドは定番のbikkubo式で、メインロッドは簡易可動。

 上まわりに目を向けますと、太い缶胴。高いボイラ中心高はC62の基本を抑えています。押しつぶされたかのような形状のドームもC62らしいのですよね。

 ランボードの白線が美しい。角度付いた部分も卒なくこなしています。C62、結構面倒な形状なんですよね。

 ディテールは現在の……梅小路の2号機でしょうか。
 予備灯付。そしてデフレクタのつばめマーク付。この「つばめ」の表現が秀逸に過ぎます。この変形タイル1枚がこの向きに貼ってあるだけで「2号機!」と分かりますから。余談ですが、ナンバーを赤に、つばめの向きをちょいと変えてあげれば18号機にもなりますね?


 真正面から。7幅に対して缶胴もぎりぎり。兎に角ぶっとい。でも国鉄蒸機のフォーマットを守ってる。
 その限界ギリギリな力強さが、実にC62らしいと言えましょう。

 缶胴はたっぷりのカーブスロープ使った力作です。こういう表現も自然にできるようになってきましたね。確実に時代は代わってます。

 
 サイドビュウ。このC62は先のD51とは違い、エンジンドライブなのですね。
 先日の京都の催しでは大任果たしておりますので、安定性はあるのでしょう。

 エンジン部の大きさは適切なのですが、キャブはもう少し(1ポッチだけ)全長詰めたほうがC62らしいかも。

 エンジンドライブゆえの、破綻のないテンダ足回りも特徴です。
(テンダドライブはどうしても無理が生まれますので)


 後部より。

 テンダも7幅です。台車と車体の隙間に舟テンダらしさを感じさせる? 舟テンダの表現は極めても面白いかもしれません。
 それにしても、白線の表現に妥協がない。斜めの部分も白線です。恐れ入りました。



 少し遅れて発表された客車群。国鉄旧型客車です。

 左の2両、オハ46を意識されたとのことですが、狭い窓幅はどことなくスハ44系やスロ51・52辺りを想起させます。特急を意識されるなら、思い切って片デッキにしてしまい1両をスハ44に。もう1両は青帯入れてスロ51にされてみてはいかがでしょうか……?

 って話はともかく、シンプルながら国鉄戦後製客車を感じさせる造形ですね。シルヘッダの色差表現も良い味と。


 1両をアップで。ホロ表現が、やはり秀逸です。

 なお、もう1両は屋根の色が変えてあります。昔の写真をみると自明ですが、旧型客車って結構屋根のコンディションに個体差があったものです(蒸機時代ゆえ汚れ方が違うという感じ?)。揃ってるよりもリアル?


 極み。マイテ39形。
 バルコニーにダブルルーフ。1等白帯。3軸ボギー。
 あの華やかなる客車の魅力を伝えます。先日の京都の催しでさり気なく小さく写り込んでいても「あの客車は、なんだ!?」と気が付かせるだけのオーラの持ち主なのです。

 エース君の好みでは無いのかもしれませんが、旧型客車群は全車2軸ボギー(ボルスタレス系の軽快なもの)、冷房付きにして、話題の35系4000番代にアレンジする方向性も考えられましょうね。


 C62との合わせです。
 まさに特別急行列車! という風情と貫禄たっぷり。
 
 「青大将」編成なら拙作及び薬師山氏作品ありますから、何時かこの時代の「つばめ」を共演させて、東海道本線全線電化前夜……な雰囲気を楽しんで見たいとおもうのでした。
(あとC62に20系というのも……)
 

<追記>
 エース君の前回バージョンです。1年も経っていないのに、色々進化しており驚かされますね。
「16/11/17【作品紹介】エース君の「C62」。安定走行できる、大型蒸機の魅力。」
http://legotrain.seesaa.net/article/444094544.html



 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月03日

【作品紹介】クロック様のJR東日本651系。幸薄の「タキシードボディ」

 651系。
 ここまで幸の薄い人生歩むと予想されたでしょうか。

 JR新生から間もない1988年のデビウ時、その斬新なスタイルに皆が驚いたもの。1988年といえば未だ「国鉄型」の小改良程度の新車が多数を占めてた時代。そこにゼロから設計された651系が常磐線の「スーパーひたち」に登場。モノトーンの優美な曲線を湛えるボディはタキシードスタイルとか言われておりました。そして斬新なインテリア。当時は画期的だったLED式の前部表示(後部時には尾灯も表示)。
 まさに新時代を象徴する車両でした。JR東日本のイメージリーダーでさえあったのです。

 但し、485系をすべて置き換える前に後継車がE653系に(1997年)。いろいろ現実的に妥協された後輩とともに活躍を続けていました。しかし。

 2012年には常磐線特急を全てE657系に置き換ることになり、E653系は他線区への転用(485系置換)になりましたが、E651系は運用から外れ浮いた存在に。
 以後は予備車的存在になっています。

 その後も思い出したように「ひたち」に使われることもあり。4両編成による常磐線普通列車運行もあり(これは近年では珍しい)。また、直流専用化されて185系200代の置換になったものもあります。
 
 特急車としての全盛期が約20年。近年の「頑丈で長持ち」する電車としては短い方に入るでしょう。先代の485系が兎に角長期に渡って活躍しただけに、651系は不遇に見えてくるのです。もっと上手い使い方はある筈の車両なのですが。

 ただ、二線級に落ちると走行距離は伸びないので(苦笑)。案外長生きはする可能性はありましょうか?
 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 人気・有名車種の割に、レゴでの作品はこれが初めてかもしれません。
 北陸・北越筋の681/683人気とは対照的ではありますね。

 やはり、あのフォルムは高難度と思われていたのでしょうか。



 それだけに地元……というわけでもないクロック様があっさり?表現されてしまったのは驚きました。それもスタンダードなスケールです。6幅で全長は先頭車30ポッチ。中間車は29ポッチと。写真見るとラージスケールのモデルに見えてしまいますが、6幅に収めておられるんですね。

 前頭部はボンネット部を左右と上部に分けて構成。隙間なく組み合わせています。中空のはずなのに、ソリッドな印象がするのは実物同様。

 左右側板部は巧く斜めに取り付け、そして裾の絞込に流れていく。
 特徴のLED表示機や、一体化したヘッドライト周りもクリーンな表現です。

 スカート周りも組み方がちょっと想像できない。1x1爪付プレートを効果的に使っているのはわかります。微妙な丸み、デザイン上のメリハリ。


 側面は横組窓。もはやこれしかありえない側面でしょう。
 そして車体断面形状は裾を45度に絞り込む。やや誇張の表現ですが、この電車の曲線美の表現にはこの大胆さが必要でありましょう。

 それこそ、バブル期のイタリアンスーツのような大胆さが。

 独自のデザインの縦長窓の側扉(これも画期的だった!)も横組です。
 サイドのミニスカートも印象的ですね。ちらりと見える床下機器。

 台車がボルスタレス系の軽快なものであるのも、この世代以後の電車らしさ。


 この角度からだと特に、車体裾絞込の効果がハッキリとしましょう。
 1988年という遠い過去の電車のはずなのに、未来の電車にさえ見えてくる。不思議です。色褪せないデザインでありました。


 中間車。パーツの不足から未だ完璧な姿ではありませんが、それでもこの系列ならではの美しさを伝える、優美な中間車。
 
 パンタ周りだけは、直流電車ベースの交直両用電車……という国鉄電車発達史の呪縛を致し方ない部分ではあります。VVVFの交流ベースの電車……というのはもう一つ先の技術なのですよね。無論、模型的にはここだけちょっとレトロなのは魅力でありますが。


 このアングル、651系が美しく見えるんですよね。実物でも、この作品でも。


 同じく。
 実物こそ不遇ではありますが、この作品は大活躍を願いたいものです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】てりやき様のアメリカ形コンソリデーション。2Mの筋肉!強力機!

 アメリカ蒸機のモデリングは、国内では未だ少数派です。

 マッチョ感・実用感剥き出しのスタイルはやはり好き嫌いが割れるものなのでしょうか。同じ外国機でも比較的人気のある独逸機・英国機とは違うジャンルですよね。


 ゆえに、この作品は貴重。
 実用本位のシンプルなコンソリデーションです。聞けば、JAMにあわせて短期間で構成されたそうで、ディテール類が未だ間に合っていないようです。

 でも、蒸機としての基本造形は秀逸なものでありましょう。
 ぶっとい缶胴はアメリカ機ならば寧ろ自然なもの。あの大地では、機関車もまた強くなくては生き残れません。

 肝心の蒸機としての各部分。先輪……動輪。シリンダにロッド。
 缶胴とキャブ。そしてテンダ。この辺のバランスが全て整ったものです。

 そして、ユニオンパシフィック?と思われる華やかな塗り分け。マッチョなボディだからこそ色気も映えるというものです。


 筋肉。
 当然、エンジンドライブで牽引力優先のセッティング。ガッチリと組まれてパネルでシールされた足回りは華奢にギアを見せるような繊細さ……の対極ですが、これはこれで安心感と力強さに。

 Mモータx2のパワー。電池boxは機関車全体を効率よく加重。
 牽引力に期待するなという方が無理でしょう。

 フランジレスの動輪はプーリーのゴムタイヤ履きで代用ですが、これはこれでボックス輪心に見えて自然な印象です。


 上面より。ほぼ8幅です。また、8幅からのでっぱりは極力避けて造っているそうです。


 JAMでの活躍風景。旅客列車を曳いて。
 1Dのコンソリデーションはどちらかというと貨物用ですが、華やかなカラーリングのこの機関車は旅客列車もまた似合うのですね。ストリームライナーの前補機・後補機ななんて運用さえ思いついてしまいましたよ。

 他にも長大な貨物列車を曳いてるシーンもありました。それこそはまり役。
 また、近年は鉄道+ミリタリも盛んな文脈ですが、この機関車が軍用列車に似合うのは言うまでもないでしょう。ミリ要素も含むオフ会などが楽しみ。

 あとは、現状でやや物足りないディテールの強化でしょうか。先ず、ドームや汽笛や安全弁はほしいところですね。その次にパイピング類か。アメリカ機だと「鐘」も欲しいです(今のディーゼル機関車にも鐘、付いてるのは驚きました。伝統です)

 このコンソリ、素材が良いだけに、ディテール強化は「鬼に金棒」になる筈です。
 
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2017年09月01日

【作品紹介】薬師山様の「パンダ特急」287系。イロモノに非ず!

 薬師山様の作品は渋いテーマも多い一方で、ときの話題を抑えた作品で皆をあっと言わせるところもあります。以前の作品では赤い「シャア専用ラピート」であったり、JR四国の鉄道ホビートレイン(0系顔のキハ32)であったりと。

 この作品もその文脈でありますね。
 今年8月から運行されている、紀勢本線特急「くろしお」に一部導入されているパンダラッピング車です。


 全面ラッピングではなく、ほんとに最小限のメイクでパンダらしさを出したデザインは実物同様です。パンダ耳とパンダ目が凄く、かわいい?

 連結器周りがお口であったり、スカートが恰も両手(あ、前脚か?)に見えるのも実物と同じラインです。いや、かわいい!

 287系としても出来が良いです。
 シンプルながらも流動感の十分に感じられるスタイル。パネル横組の側窓は王道にして正義でありましょう。屋根肩の丸みも良い感じですよね。

 決してイロモノではない、かっちりした作品でもあるのでした。願わくば、3-4両編成化をお願いしたいところですね。そして、何時かMugen氏のオーシャンアローとの共演も見られればと思うのでした。
 
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2017年08月31日

[解説大幅追記]【作品紹介】りゅうせん様の東京メトロ8000系電車。アルミな質感。

 東京メトロ……というよりは帝都高速度交通営団の半蔵門線の電車という趣ですね。それでも1981年のデビウ時、6000-7000系列のデザインを更に洗練させた形状に驚いたものです。スラントフェイスの、こんな格好良い地下鉄電車!

 この系列は1980年代的なスクウェアデザインの極みでありましたし、決して色褪せないデザインだと思うのです。
 いや、四角っぽいスラントフェイス左右非対称……って、都市地下鉄中心に類例する顔は多いのですが、営団…メトロのセンスは細部のパーツやディテールに宿ってる? 長期の鑑賞に耐える、洗練されたものだと。

 余談ですが。
 昔バイト先への通勤で新玉川線(田園都市線)使ってた頃、東急車だと車内騒音が凄まじく、営団(当時)車だと静かなので、営団車が来るのを楽しみにしてたことも思い出しました。剛性とか静粛性、質も高い電車であったのです。

 2003年に08系が導入されていますが純粋に路線延伸・輸送力増強用の増備なので、8000系は未だ廃車を出していません。VVVFへの機器更新を行ってはおり、当面は現状維持? メトロで一番「若かった」半蔵門線も、一番平均車齢の高い路線になりつつあります。


 りゅうせん様の作品は、あっといわせる文脈。
 通常のトレインビルダーの発想とはちょっと違う。でもそれがいい!

 側面はほぼ全てタイル張り。それによってドアの凹みが自然に再現されるばかりではなく、窓も微妙な凹みが生まれる。これがアルミ車体の質感表現につながっています。

 一般にアルミ車体は外板が鋼製車やステンレス車に比べて分厚く、その分ソリッドな印象があります(分からないようにしてるデザインも多いのですが)。
 その雰囲気がひと目で伝わってくるのです。

 工法のメリットがもう一つ。
 6000系以降の営団車は「車体裾が長い」のですが(顕著なのは試作車の6001F)、1x8の長タイル貼った車体裾が凄く「らしく」見えるんですね。
 

 ドア数は3つへのアレンジです。全長は32ポッチ(中間車基準)。
 独自の工法・表現でありつつすんなり受けいられれるのは基準の遵守も大きいでしょう。鉄道車両は「枠」の中に納まるものですから。
(例外は有りますし、例外的表現を否定するわけではありませんが)

 側窓は大きめに高さ3ブロックぶん。対してドア窓は小さく。メリハリの効いた姿です(更新前の姿でもありますね)。帯の位置が低いので落ち着いた印象でもあり、それがまた実車の品の良さにつながってる!

 肝心の前面。
 8000系はスラントが前照灯部分にまで及んでるのが特徴ですが、それを強調するがごとくストンとした印象が良い。80年代の電車に多い「額縁表現」は皆を悩ませるところですが(205系とか京急2000形、伊豆箱根3000系など)、この作品では潔く割り切っています。それによって前部が鈍重になるのは防いでいるのでしょう?
(但し、別文脈の表現はあり得ると思います)


 4連で。このアングルから見ると特にかっこよいのです。
 そしてドアや窓の凹みが、電車としての重みを感じさせる。誇張表現ではありますから、良い意味での「イラストレーション・戯画的」作品なのかもしれません。


 上から。
 同じ寸法のルビー氏やレゴ5udon氏の作品でもいえますけども、1プレート分の張出しが雨樋としてリアルさをもたらすのですよね。

 この角度からだと車端部の外幌も見えます。
 ステッカーや方向幕などのディテールも強調されている作品ゆえ、外幌表現もバランス良いものです


 ここまで来て惜しいのは先頭車のクーラー位置でしょうか。もうちょっと前よりと言うか、車体の中心位置が正解です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 ところで、JAMでも大活躍したこの車。
 ウチの101系中央線と並べるのを失念しておりました(笑)。いや、1987-1989年に東西線で3編成が暫定使用されたことがあり、中野や西船橋ではJRの電車とも顔を並べてたのですよ。

 いや、そんなイレギュラーばかりではなく、東武や東急の電車とも顔合わせさせてみたいものですね。
 アイン氏の8500系や、最近出番のない拙作5000系(アオガエルの方)とかと。
 
 そして、肝心の営団・東京メトロの車とも。
 地下鉄も最近は作品が充実しつつありますから、JAM等のテーマ的に「地下鉄」が成立したらいいなぁと思うのでした。
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2017年08月15日

【作品紹介】Dr.ペイ様の「手漕ぎトロッコ」はテクニカル


 とても真面目なLNER A4「マラード」を造ったマッドサイエンティストDr.ペイ様。
 今度は……真面目に本気で手漕ぎトロッコです。


 何処が真面目かというと、テクニカルな仕掛け内蔵。車輪の回転をクランクシャフトで拾い、手漕ぎ部分が走ると上下に動くのですよ。

 で、ミニフィグもポイント。2000年台前半にあったバスケセットの特殊レッグ(バネ内蔵)を使って復元性を持たせてます。



 動画。引っ張ってるのが世界最速蒸機のマラードというのがなんともシュール!
 

 そういえばこの種の手漕ぎトロッコ。外国映画とかでは見るものですが……日本ではほぼ使われてないですよね。日本だとこの手の保線用移動機材は軌道自転車か軌道自転車原動機付きが使われてるイメージ。
 手漕ぎと足こぎ、どっちが楽なのでしょうか?
 
 あと、一時期(20年位前?)アミューズメントマシン(大型体感筐体)で、手漕ぎトロッコのやつがありましたよねぇ。世界観がラピュタっぽくって、プレイの最後に「相性度」というどーでもいい数値がスコアで発表されるアレ(デート向け?)。

 ペイさん……。せめて相方は女の子にしましょうよ?
 
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2017年08月14日

【作品紹介】hiro様の485系電車 前面の革命。「7幅ではありません。6幅です。」

 hiro様は中国地方在住の若手の方です。
 今年に入ってからのC59や、283系電車(オーシャンアロー)の作品があります。

 次の題材は、なんと「超王道」にして「超絶名車」の485系電車。
 1964年以降、国鉄特急=485系というほどに旭川から西鹿児島まで活躍しまくった形式も、既に原型車は全廃。団臨用の改造車も終末を迎えようとしています。もう既にノスタルジーの対象なのですね。


 7幅ではありません。6幅です。
「1ポッチ-2プレート-2プレート-2プレート−1ポッチ」
 という構成で半ポッチずらしを二段階に。

 485系や583系は多々作られてきた題材ですが、この発想は画期的です。
 そして、かっこいい。段差は200番代車の貫通扉カバーと思えばむしろ自然なものでしょう。

 あのへんの特急型で皆が悩むドアレールの表現も微妙な隙間にピッケル差し込むことで実現しています。またピッケルの角度で前面が「丸く」見えるのですね。

 前面窓は後退角と傾斜角の両立。
 見逃せないのがスカート。ジャンパの並んだ賑やかな形状。その下のスノウプラウも。




 そして、純正品でのライト点灯も。
 3灯全て点灯の状態は、なかなか美しい。


 クハ481形。おそらく200番代。
 運転台窓側面が3つ並んだ窓をきちんと。JNRマークも省略なし。


 車内。6幅なのに両サイドにシートが有るというのも画期的です。

 窓框でフィグハンドを巧く避けてます。
 両サイドにシートがあると、どことなく車体幅が広く感じられますよね。6幅なのに。


 中間車。モハ485形。台車も重厚な作りです。
 屋上機器はAU12ですから0番代ですね。

 全長は36ポッチです。




 モハ484形。パンタグラフ2基と交直両用電車ならではの屋上機器群。
 実に魅力に満ちた中間車。

 やはりAU12装備の初期車で、車端部の機器室(冷房装置)も再現されています。


 見せ所は屋根上。浮いてる高圧引き通し線に碍子。
 パンタ台も凝ったものです。ガーランド形ベンチレータも見逃せません。


 もう一つ。足回りも大事。
 車端部、汚物タンクやジャンパ栓も再現です。


 連結状態。よく見ると貫通幌もきっちり繋がってますね。カーブでの実用性がやや気がかりではありますが、こうした挑戦は有意義です。


 サロ481形。200番台以降。クーラーがAU13ですから。


 車内。重厚なリクライニングシートが並びます。


 将来的には実現するのでしょうか? 先頭車と中間車の連結。
 485系は国鉄時代は滅多に先頭車を中間に入れるような編成はありませんでしたが、JR化後は柔軟な(カオスな)編成を見せてくれるようになりました。

 クハ481 200番台。ノーズは一番短く締まった形状をしています。
 徒にノーズ伸ばしたりしないセンスが良いですね。


 こちらは先頭車同士の連結。
 一部パーツ差し替えで実現しているようです。

 さて、此処まで出来たら次の目標は……489系? 誰もが夢見る碓氷峠でのEF63を繋いだ姿も何時か叶うのでしょうか?
 
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【作品紹介】「1両でも、時代の語り部?」アイン様の日本型木造客車はガチな木造?

 先方の記事:レゴ 〜古い客車を作ってみました〜

 ガチな木造? 流石にレゴの客車を木で作るのはありえません。
(それ、レゴじゃない!

 然し、木造車らしさを極める手間とコストのかかる方法は存在します。


 腰板の小割をプレート積層横組で再現! 海外の作例では幾例か見てきておりますが……国内では初めてではないでしょうか?

 採用するのに「思い切り」は必要です(パーツ数的に)。20ポッチ分ですからざっと数えて1x2プレートが100枚弱! 不可能な数字ではありませんが。でも凄い。

 シルヘッダーは割愛して、窓は2x2窓。木造車にしっくり来る組み方です。


 自由形とのことですが、見事なまでに22000番代の木造客車。明治末から大正期の木造客車の姿を捉えておりましょう。全長は26ポッチ。32ポッチ全長の文脈に投入すると17m級に見えてきましょうか。でも24-28ポッチの世界観だと、堂々とした20m級の木造客車に見えるのでした。
 窓割も、どことなく優等車(1等寝台など)を思わせるものがあります。良い意味で「わけあり?」なのかもしれず、古典的鉄道愛好者の好奇心を刺激するのですね!

 肝心のダブルルーフの表現も心地よいものです。屋根肩にポチスロ使うとまた綺麗に見えるものです。


 床下にはトラス棒も。木造車には欠かせません。
(木造車は台枠だけで車体強度支えているので、床が垂れないよう補強が必要)

 ゴム製パーツでの再現です。あると引き締まりますよね。


 運用シーン。小型の電機に曳かれての工臨。
 営業を退いた木造客車は事業用に転用されることもあり、1950年代前半には引退した国鉄木造客車も1960年代まで生き残ったのも居たのでした。
 工臨に繋がってますから、職用車(宿泊車)かしら?


 移動する宿舎であり、作業基地。
 訳あり元優等車の最後のお勤め?


 木造事業用客車と新型電機(新型と言ってもEF60ですが)の組み合わせはギリギリのミスマッチ? しかし遠距離の回送ではこんな姿も見られたかもしれません。

 客車列車(或いは貨物列車)の一端に「え、なにこれ!」な回送車がぶら下がってる光景はなかなか楽しいものですよね。

 丁寧に作られた1両の木造客車はいろいろなドラマを語ってくれそうです。
 編成にならずとも、1両だけでも、世界を造ってくれるのです。
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2017年08月11日

【作品紹介】ナローの泉様の「B6」。引き締まった、エレガントな明治の機関車

 B6。2100形など複数の形式の総称です。1890年(明治23年)より、主にイギリスから輸入されました。総数は533両に及びます。

 自重45噸。後世の感覚では小型機ですが、当時としては十分な強力機でした。
 貨物用や、勾配区間の旅客用など幅広く使われました。

 また、一線を退いたあともサイズの手頃さから私鉄・専用線に払い下げられたものもあり、最終的に1973年まで活躍続けています。

 特記しておきたいのは、日露戦争では兵站用に使われ、大陸に送られたものも多々あったこと。但し、二次大戦のときとは違い、殆どの機関車が内地に還っていますが。
 
 動態保存機では大井川鉄道の2109号が有名です。1992年に日本工業大学に再譲渡されており、今も煙を上げているはず。

 スタイルは、後世のより大きな機関車を見慣れていると「可愛らしく」思えるものです。また、英国仕込みの外形もエレガントな印象。


 ナローの泉様の作品。8幅です。動輪(実物は約Φ1200mm)を基準にスケールを決められているようで、なかなか好ましいバランスでしょう。

 缶胴はポチスロに依る丸仕上げが綺麗。
 4.25幅?くらいに見えるのですが、これが8幅車体とうまく調和してます。

 空制仕様で、後年増設のエアタンクなども良い雰囲気です。
(個人的には古典機は空制仕様の方が好きだったりします)

 端梁の赤も実にエレガント。


 バックビュウ。この時代の機関車のキャブって優雅ですよね。
 炭庫は増炭枠がなかなかの細密感。グリルタイルをクリップタイルで挟む表現は広範に使えそうです。

 さて。ここで突っ込むのも無粋ではありますが。
 このモデル、カーブ通過は大丈夫でしょうか? 第二動輪がフランジレスになっていれば問題もなさそうなのですが、このままだと直線専用? ちょっと気がかりです。


 逆に申せば、第二動輪と、もし従輪の調整がつかなければ従輪(BBBミドル)もフランジレス化すれば走行性に問題はなさそうです。
 ロッドは低い位置のシリンダ(スライドバー)が確実な動作をしてくれそうです。

 タンク機関車ですから当然エンジンドライブ。
 

 電池の搭載方法。
 缶胴を少しでも細くするため、電池boxのケース部を省略して、かつ上下を逆に搭載してる由。この苦心で優雅なフォルムが実現しています。


 モーターの搭載。Mサイズモータをかなり後ろ寄りに装荷しています。第二動輪伝達して、あとはロッドで全軸駆動に。


 完成状態の内部。なかなかの細密感です。
 
 タンク機の自走は難しいものですが、成功させると嬉しさもひとしお。
 
<追記 カーブの通過方法についてです>


 第三動輪の横動によるものでした。
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【作品紹介】エース君のD51。標準に重装備機に「なめくじ」。三変化を愉しむ。

 D51は言うまでもなく、日本で一番有名な蒸気機関車。
 1935年から戦後1950年まで製造。無論1975年の蒸機終焉まで活躍しました。元来は貨物用ですが、勾配線区では旅客列車にも多用されています。


 動態保存機はJR東日本の489号機が知られるところですが(本線復帰が1988年ですからもう30年前)、今年からJR西日本でも山口線に200号機が復帰します。

 作品ではレゴトレイン趣味の黎明期(2000年ころ)からいくつも作品がありますが、近年ではbikkubo氏の7幅作品(2016年)が皆をあっといわせました。




 エース君の新作。
 基本的造形はbikkubo氏作品を参考にされているそうです。
 但しテンダドライブにアレンジの上、各部も仕様変更。良い意味で、エース君のオリジナル作品になっていると見て良いでしょうね。

 大柄な給水温め器が如何にもなD51らしさを演出します。
 白ラインも動態保存機には欠かせないものでしょう。

 端梁形状の難しいところもあっさりクリア。蒸機はビルダーを強くしますね。

 缶胴はD51らしい太さです。7幅ベースににあっておりましょう。

 スチームドームはやや小さい印象で、これはD51としては弱いところかもしれません。


 正面より。先端部の連結器はダミーでも良いかもしれません(逆行楽しいのですが、その際だけ連結器をつけるとか)。

 7幅だと狭軌感も出てきます。
 缶胴と煙室扉のバランスはややギリギリですが、給水温め器の印象でアンバランスには見えません。重量感で全体をカバーできてます。


 サイドビュウ。従台車周りの「物足りない」印象ですが、これはあとの写真では改善されてきますのでご安心を。

 蒸機は従台車周りとキャブ下のディテール追加でかなり化けさせることはできるますよね。昔のNゲージの蒸機でも、キャブ下のディテール追加で重量感を出すのは定番の改造でした。
(最近のNゲージはそのへんも製品のままでしっかりしちゃって、ユーザが手を入れる余地はありませんけども)

 余談ですが、ボックス動輪ではなくてスポーク動輪のD51もレゴ的には已むを得ないもの。気にするよりは作品を形にされる方が「正義」でありましょう。


 827号機仕様に。
 中央西線仕様のカマで、集煙装置が印象的です。D51の中では重装備に入る方でしょうか(もっと凄いのもありましたが)。実物は最近、圧搾空気での動態化と「貸出用」の営業?で話題になりましたね。

 青いナンバーも似合ってます。


 集煙装置周り。C57 1に着いてた頃は目障りとか言われてましたけど、D51など貨物用機には似合う装備でした。逆テーパの形状が良い感じです。

 レゴだとこうした特殊装備も、好みに合わせて差し替えできるのはメリットです。


 さらに重厚さをます前面。


 D51といえば初期車の「なめくじ」形状も忘れてはなりますまい。梅小路の1号機がこの形状です。

 煙突からドームまでが一体になった、スマートで、かつ力強い姿。
 エース君作品もその魅力を伝えきっています。なめくじこんなにカッコよかったんだ……。

 なお、メインロッドは黒塗装されています。黒が入手できないならこの処置は正しいでしょう。


 肝心の煙突から、ドーム部分。カーブスロープで綺麗に繋がる。


 バックビュウ。なお、キャブ下のディテール追加も注目です。


 さて。
 D51は「なめくじ」で決め打ちで良いんじゃないかと思うほど素敵な姿なのですが(827号機の集煙装置も捨てがたいですが)、一つだけエラーが。「なめくじ」は給水温め器が煙突とドームの間のカバーの中に入っており、標準型のように煙突前には載せていないのです。
 「なめくじ」にするときは給水温め器を外して、煙室扉を若干上方に移動させると良い感じになるかもしれません。


 ともあれ。短期間で三変化のD51。
 パーツの差し替え修正で容易に姿を変えうるという、レゴのメリットを活かしたモデリングは実に楽しげなもの。
 D51に関してはさらなる重装備機も居ましたし、変形デフレクタのバリエーションもありました(最たるものは488号機)。
 「D51なんて平凡……」なんて捻くれたことは考えず、1両ベーシックな型を用意しておくと、長く遊べる、楽しめる題材なのかもしれませんね。
 
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2017年08月10日

【作品紹介】超豆茸様のE231系 額縁顔をジャスト6幅! 29ポッチでぴったり4扉。

 東海道本線の普通列車用車両! ということで西から223系、そして東海の313系や211系を作ってこられた超豆茸(スーパーマメキノコ)様の作品が、遂に東にたどり着きました。
 21世紀入ってからの主力車。E231系です。東海道本線だけではなく、高崎線、宇都宮線も含めた共通車で相互に運用も入り乱れる。E233系も加わって結構賑やかなことに。

 なお、先に記しておけば個人的にE231系・E233系は嫌いではないです。
 少ないけれどもクロスシート車があり、編成端の定位置(1/2/14/15号車)に連結されているためです(端なので比較的空いてますし)。端から端まで全ロングの「ハズレ」があった211系・113系よりその意味では改善されているのですよ。
 実物の好き嫌いの話はともかく。


 超豆茸様の作品が画期的なのは、レゴでのこうした額縁顔の車両としては珍しく「6幅ジャスト」におさめていることでしょう。

 車体幅の張出しも一つの正義ではありますけど、6幅ジャストは改めて見ると美しく説得力があります。

 鋭角的な印象の顔も的確な印象把握ですよね。
 整合性が壊れるため難度の高い1幅の横組も印象的です。

 スカートもシャープな印象。連結器も連結機能が。常に10+5の解結行うこの系列では重要な要素。
 全体に未だ荒削りな印象は残りますけども、更に極めるためのヒントや示唆が沢山秘められてる造形……でしょう。


 側面は4ドア省略なし。29ポッチに巧く割り付けています。
 無論、窓まわりは横組。説得力のある窓割りですね。

 惜しむらくは乗務員ドアでしょうか。ここが幅広なので印象を損ねてる感じ。乗務員ドアが1幅表現なら、かなり引き締まった感じになるでしょう。


 屋上がシンプルなのは実物どおりですね。


 現状で5両編成が完成しています。これなら付属編成としてはフル編成に。4ドア車がずらりと編成になると壮観であります。




 シンプルだからこそ、美しい。


 もちろんグリーン車も製作中。
 窓配置省略のないダブルデッカーは気になる存在です。二階の屋根とかどんな表現になるのか興味津々ですよ?
 
 重い印象になりがちな、階下室部分の裾を色替えしてるのは巧いですね。
 
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2017年08月07日

【作品紹介】鱒寿司様の国鉄客車二種(オハフ33とオハ41)/汎用フラット貨車はミリタリに優し?

 鱒寿司様は、つい先日の8620形で皆をあっと言わせました。
http://legotrain.seesaa.net/article/451676380.html

 その8620に似合う、客車も登場です。


 奥がオハフ33。手前がオハ41とのこと。

 横組が基本造形。2x2パネルはもはや1m幅の窓にしか見えませんよね?
 シルヘッダーは割愛ですが、タイルの縁がそれっぽく見えるので気になりません(シルヘッダーの表現自体、ものすごく好みの分かれる部分ですから)。
 屋根は45度スロープ。この屋根は関山の好みでもあります。一番国鉄旧客らしく見えますから。

 台車は簡素ながら板バネ表現があり嬉しくなります。


 オハフ33。同系車掌室なしのオハ35も含め1936年から戦争挟んで1948年まで製造された「言わずと知れた」標準型客車であり、一時期は国鉄で一番両数の多い客車でもありました。その一時期と言うのは決して大昔に非ず! 50系が代替車として登場した1978年ころの話です。それほどに数が多かったので旧型客車の終焉期までも残ったものも多数。
 今も大井川鉄道・津軽鉄道(但し冬季)ではほぼ日常的な運用に入っています。

 形状のバリエーションに関しては「鉄ピクの特集号が2分割になった」レベルですが(笑)、制作されたのは戦後の切妻(折妻)タイプですね。よく見るとだるまストーブの煙突が見えますので、津軽鉄道の払下車かもしれません。


 インテリア。木製座席……?ではなく、臙脂のモケット張り?
 オハ35・オハフ33は三等車のアコモデーションに革命起こした車であり、木製座席から三等乗客を開放した初の量産形式でもありました。それまでは背は木製だったのです。まぁ戦後も60系鋼体化客車は木の背に戻りましたけども(苦笑。

 なお、ストーブがあるのでやはり津軽鉄道仕様?
 ただ、蒸気暖房も電気暖房も使えない特殊な条件下では国鉄でもだるまストーブ車が居た可能性もありますが。



 こちらはオハ41形。余剰の優等車を改造した通勤用(或いは行商用)のロングシート客車。「余計な改造しやがって……!」と思いますけども、長距離の運用にロングシート客車だけが編成されるような使われ方は無かったようです。

 特定のプロトタイプはない模様です。オハ41には並ロ改造(オロ40など)の極端に窓の広いものか、特ロ(スロ51等)改造の窓の小さなものが存在混在していました。但し一般三等車からの改造は無かったようです。
(オハフ41形式には、普通のスハフ42をロングシート化したものもありましたが)。


 車内。見事にながーいロングシートです。フィグの着席よりは見た目重視ですね。

 現状でもなかなかユニークかつマニアックなモデルですが、オハ41らしさを追求するなら、側窓窓幅の修正があるとそれらしく見えるかもしれません。


 8620と合わせて。絵になる組わせです。
 1970年代前半まで、こんな列車が五能線あたり走ってたんでしょうね……。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆




 

 8620にはちょっと似合いませんけども、汎用のフラット貨車。
 底床の大物車としても無蓋車としても、はたまたダブルスタックのコンテナ車としても扱える便利な貨車です。

 新濃灰のカラーリングも渋い。
 汎用外国形(良い意味で国籍不詳!)としても扱えそうですし、またJR貨物の近代機も似合いそうな気がします。

 ぶっちゃけて申せば、積荷は「兵器」とかが凄く似合いそうなのですよ! 砲とか軍用車両とか。


 ベースは10219マースクトレインのコンテナ貨車とのこと。
 但し、煽り戸装備などより「進化」している由。煽り戸の重量感も産業機械として・或いは兵器としての魅力に溢れます。


 その上、実用的。
 車両限界の兼ね合いもありますけど(多分 JAMじゃ無理!)、煽り戸を側面に開いた状態なら大型の戦車等も搭載できちゃうかもしれません。

 トレインファンにも嬉しく、そしてミリタリにも優しい? 汎用貨車なのでした。活躍期待されます。
 
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2017年08月06日

【作品紹介】嵯峨様の黒部峡谷鉄道EDR形と、客車増備!

 トロッコ電車で有名な黒部峡谷鉄道。
 全列車が客車列車運行。日本では他に三岐北勢線と四日市あすなろう鉄道のみになった762mm軌間。そして産業鉄道としての性格がなおも強いのも見逃せません。

 しかし、観光鉄道としても「輸送力のフル稼働っぷりが潔い」鉄道でもあり。シーズン中ともなると、全ての交換設備を使ったダイヤでほぼ全列車が重連運行で客車10両。その姿は壮観でもあり、力強くもあり! 鉄道趣味文脈では評価のされにくい路線ではありますけども(苦笑)、食わず嫌いは余りに勿体無いっていうものです。


 嘗ての凸型電機は既に構内用のみとなり、現状の主力は箱型の電気機関車。
 全車が重連総結制御対応です。形式はEDR形・EDM形が混在していますが17-33の計16両。他にEHR形(15/16)2両とEDV形(34/35)も2両も居ます。実は結構個体差があるのですよ?
 


 EDR形。さて、プロトタイプは何号機か?

 前面窓周りの突出がないのはEDR19か、そうでなければEDR31かEDR32かEDR17って事になります。参考→
http://sarosi.web.fc2.com/car/el/edmedr_index.html

 前照灯が左右離れてる印象なので、EDR31/EDR32/EDR17の形状の印象でしょうか?

 前面は横組による複雑な形状です。意外と印象把握が難しいですよね。ジャンパ栓は大仰な印象ですが、これは機関車が小さいので相対的に大きく見えるのです。ナローゲージの車両を大きめスケールで造るとそんな印象になりますよね。
(このモデルに通常車両を合わせると8-10幅が適切でしょう)

 側面は外釣り式のドアが良い雰囲気です。
 機器室部分は表現の難しいところでしょうか。マーキング類は良いアクセントになっています。


 編成で。ト形とハ形を曳いて。こんな短編成列車も業務用には走ってる由。


 二軸客車 ハ形。嘗ては旅客列車にも使われていましたが、今は業務用車両。余談ですが沿線の黒薙温泉泊まったとき、朝は業務用列車に乗せてもらえると聞き(宿泊者だけの特典。今もあるのかどうか知りませんが)、ハ形に乗れるかと期待したら、関電専用リラックス車でがっかりしたことがあります。
(いや普通運賃でリラックス車ですから大サービスなんですけど)
 なおハ形。二軸なんで乗り心地良くないそうで。やっぱり一度乗りたい♪

 嵯峨様作品、以前のボギー車ボハ型よりも小柄になってて雰囲気掴んでるかと。小さな客車の割に車端部のジャンパ栓類がゴツいのは電機などと共通。「近代化されまくった軽便鉄道・産業鉄道」らしき魅力となっています。
 
 さてこの作品、活躍機会がすぐに控えているのですよ……?
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】たるご様の「Avelia Liberty」の改修。ストレートで素直なラインに?

 以前紹介した、たるご様の「Avelia Liberty」が改修されています。
http://legotrain.seesaa.net/article/451069479.html


 実物は仏アルストムによる、TGVファミリーの一つ「Avelia Liberty」。導入先はAmtrakの北東回廊であり、現行のアセラ・エクスプレスを置き換える予定のもの。伝統の集中動力方式。

 2019年に試運転、2022年から営業開始を狙っているとのこと。現車はまだ完成していないとのこと。
 
 それにしても北東回廊での欧州系動力車も定着して久しいですね。
 電車(初代メトロライナー)でも、電機でもアメリカ製がコケ続けたが故の結果ですが。いや日本勢が食い込めないのが惜しいか。

 ってことはともかく。



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 たるご様の作品が早くも大改修されて、大きくスタイルを改善しています。

 前バージョン、角度によっては悪くなかったのですが。しかし違和感のある角度もある表現でした。顎が上がった感じで、高速列車としては車体裾とレール面の間隙がありすぎな印象が否めませんでした。
 で、どこかを折り曲げることで改修したいという言葉をお伺いもしましたが。

 改修後は顎……というよりノーズを大きく伸ばす。そしてレール面との距離もギリギリに。折り曲げ?などの隙間ができるもしくは隙間埋めが大変な方法ではなく、順組+横組のみで前頭部を成立させています。

 ストレートで素直なラインが好ましい結果を出しているように見えますね。いや、微妙に下ぶくれ?な顔も再現されてます。何より、複雑なツートンカラーも入っていますので、やはり高難度な題材ではありましょう。それを破綻なく形にされてる!

 現状でちょっと惜しいのは「おでこ」部分かもしれません。
 蒲鉾状に突き出ている屋根前端部分で、青いカーブスロープを組み合わせ・組み換えで試行錯誤してみると、良い答えが出てきそうな……あと一歩ですね。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする