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2017年07月19日

【作品紹介】あいさわ様のE4系新幹線(CAD)。どの角度から見ても、格好いい!?

 東北新幹線での解結用に導入され、今は上越新幹線に転じているE4 MAXは既にRyokuchakuma様の7幅作品があります。

 実物は好き嫌いの割れる、高速走行と2階建ての輸送力を両立させた形容のし難いフォルムの持ち主。ですがレゴ化すると、良い意味で整った方向に。
 恰も、実車のかっこよく見える角度を切り取ったかのごとく。


 あいさわ様はトレイン制作の実績は未だないようなのですが、そうとは思えぬ文脈の抑え方。難しい題材を正統派で抑えてきた……という印象です。

 6幅で、前頭部は無理のない組み方。順組のみであの形状が再現できることに驚かされます。無理しなくても新幹線は作れる!のですね。
 スロープと、カーブスロープの使い分けも巧い。
 もちろん、E4の頭はもっと癖が強い……という見方もできましょう。でも、シンプライズとそれに依る魅力の創出もレゴの良さですからね。実物の、かっこよく見える角度を切り取った感じです。

 側面は横組です。帯はディジタルな処理ですが、これも正解でしょう。




 別レンダリング。このままだと駄目なのは台車とスカート周りでしょうか。台車の前後に1ポッチづつ空けないとカーブ通過できませんから。ホイルベース調整したり(結構車両全体の見栄えに影響します)弄れる可能性は高いでしょう。先頭台車にはスカートつけても良さそうです。

 逆に車体の方は、これで完成! という感じですね。特に入手困難部品も見当たりません。実制作に移れば良いなぁと思うのです。
 また、中間車や、先頭車でもグリーン車のデザインも気になるところです。

 なお、前頭部はシンプルな順組ゆえ、何らかの連結装置は仕込めそうですね。他系列との併結運転や、E4同士の重連の可能性はほしいところです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月18日

【作品紹介】ファンタジック! エース君の初代スチーム号客車(大阪花博客車)

 先に現行「スチーム号」客車について、エース君作品を紹介いたしました。
http://legotrain.seesaa.net/article/451700892.html

 また、その牽引機たる7100形(義経)に関しても。
http://legotrain.seesaa.net/article/451772588.html

 さて、スチーム号客車は現行は「梅小路蒸気機関車館」→「京都鉄道博物館」時に導入された二代目です。
 では、初代は?

 1990年に催された「国際花と緑の博覧会(大阪花博)」への西日本旅客鉄道の出展であるドリームエクスプレス用に用意された3両の客車のうち、2両を梅小路に持ってきたものです。

 用途が用途であるがゆえ、大変に特異な形状でした。


 もちろんオープントロッコ形状の客車です。
 ただ、現行の二代目に比べてファンシーな印象なのは、1990年という時代を映しているようなのような。

 エース君作品。そんな面倒な?題材を見事に再現してきました。

 傘状というかテント状の屋根。
 丸みを持った車端形状。カラフルな車体側面。車体側面は分厚くならないようタイル処理です。


 概ね鉄道車両とは思えない(実際に構内専用ではあるのですが)屋根形状のインパクト。台車も実物の、謎小型ボギーの再現です。


 現行スチーム号客車とならんで。
 先代の方が凝っては居ましたけど、梅小路の雰囲気に合っているのは現行車の方なのでしょうね。というか国鉄の蒸機に似合うかどうかということなら、現行車の方が絶対に似合いますから。いや理想はガチなオハ35あたりがいいんだけどなぁ……。


 しかし、7100形(義経)との組わせだと、先代客車もまた似合う!
 梅小路では実現しなかったはずの組わせでしたが、1990年の国際花と緑の博覧会では半年間運行されたものです。
(補記:梅小路でも2014年にこの組わせでの「スチーム号」は運行されたとのことです。エース君情報、ありがとうございます)

 27年前、バブル期の博覧会というのもまた歴史の1ページなのかもしれません。

 それにしても、この究極にマニアックな題材に目をつけられたエース君の彗眼には驚かされます。意外なところに、面白いプロトタイプはあるものだなぁと。
 
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2017年07月16日

【作品紹介】うしがえる(R)様の西武鉄道2000系電車。西部開拓(部×武○)の第一歩?

 以前CADを紹介した、うしがえる(R)様の西武鉄道2000系電車が1両完成したようです。

 西武鉄道2000系は1977年に製造開始された、西武鉄道初の量産20m4ドア車。
(※:西武初の4ドア車としてはモハ63払い下げ車が2両居た由)
 輸送力に秀でた多ドア車で冷房車。それまでの西武といえば20mでも3ドア車で質より量の旧型車ばかりで冷房車も極わずか。2000系はたちまち西武最大の勢力となり、1988年のモデルチェンジをはさみつつ1993年まで製造が続きます。新宿線に主に投入されたものの、今は池袋線系統でも多々見られます。

 長らく最大勢力であったものの、2016年になってから遂に廃車も始まったようです。
 西武=黄色い電車も、過去のものになるのか? いや、それなりの両数はありますから当分は活躍を見られることでしょう。


 うしがえる(R)様の作品は、2000系でも1988年以降の新2000系の方です。よりスクウェアな前頭形状。一部のブラックアウト。旧来のイメージを残しつつモダンに。

 作品も、上手く汲み取っています。
 縦・横のベクトルチェンジも自由自在に。事実上4幅分の横組を行っているのですね。ヘッドライトは現状でレンズ省略ですが、Φ1丸タイル(クリアかシルバー)入れたらまた印象も変わるかも知れません。

 もちろん一昔の西武の特徴たる、裾のステンレス飾り板も再現です。ポチスロの組み合わせですっきり。此処のために、一部が上下逆転処理されているのは言うまでもありません。

 貫通扉は程よい存在感。仮組とのことなので、スカートが無いのは残念。


 それでも、上手く印象を捉えたモデルでありましょう。
 西武であり、2000系であり。1980年代から90年代の空気感さえ感じられる。

 これまで西武鉄道の車輌はあまり作られてきませんでしたが(ryokuchakuma氏の5000系レッドアローと、拙作の電機E52位?)、2000系の世代の通勤車がレゴ向けで、絵になるスタイルであるのを示してる感じです。

 関東大手私鉄、未だ手付かずの題材は無限に広がってますよ?


 側面。全長33ポッチに4ドアの割付。運転台のない方の車端をもう1ポッチ詰めれば32ポッチで整い、将来、中間車も作りやすくなりますかも。

 西武の、ドアを銀色ステンレスむき出しにしたスタイルはレゴに向きます。
(あ、関山の地元にも同じ色の電車が1編成居るのでした。造ってみようかな?)


 現状の完成車と試運転。

 西武2000系はミニマムには2両編成で成立します。また、将来の大増備を考えるならば4/6/8連も考えられましょう。そして、2000系初期車だって! 新旧混結のブツ4辺り面白いかも?
 その意味でも、楽しみな作品なのですね。そして他系列通勤車や(結構種類多い!)過去の旧型車たち(3ドア時代)、特急車に貨物列車。

 西部もとい西武という(ベタですいません……)、魅力ある世界の、大きな第一歩足りましょうか?
 
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【作品紹介】まー様の横浜市電 1500形。夢と情感の大型モデル

 1972年で全面廃止されてしまった、かつての横浜市電。
 戦後1952年に製造された1500形は代表的な車輌でありました。2枚窓の湘南スタイルにスッキリした側面。スマートな、美しい電車でした。
 廃止時に他都市への譲渡されなかったのは残念でしたが、静態保存車は2両あります。



 まー様の作品は10幅の大型モデル。動力は考慮されていないようですが、この大きさはディスプレイモデルとしても十分に魅力的です。

 3x4の窓枠を多用されていますが、これでバランス良くなるのもこのスケールのメリットでしょうか。前面は通常の向きに。側面は横組使用です。狭窓感が出ており、そして保護棒が精細感を与えておりましょう。

 ドアの半ポッチずらしも適切な奥行きです。
 

 2枚窓の前面は平面に割り切られていますが、違和感は皆無ですね。
 それよりも方向幕や灯火などのディテールで魅せています。バックミラーもポイント。
 そして、青帯端の切り上げが巧い。このスケールだと必要な処理ですし、また効果が大きいのです。


 そして見せ所は車内。
 木製の床とロングシート。金属パイプとパネルに依る運転台の仕切り。

 吊革まで下がってます。

 ちらりと見える運転台も、真鍮製のコントローラやブレーキハンドルが見えますね。


 側面を外して撮影されたのでしょうか?
 横組の窓は内側から見ても、昔の電車の窓枠の風情。
 
 パイプ仕切りや吊革。運転台の機器類。個々の要素に夢と情感が詰まってます。

 
 素敵な作品です。
 横浜市内での展示機会などあれば良いなぁと思うのでした。
 また、スケールなどは違いますが、自分も横浜市電には挑戦してみたくなるのでした。
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月12日

【作品紹介】エース君の7100形蒸気機関車。小柄なアメリカン古典ロコ。

 7100形と言うよりは「辨慶」「義経」と言う方が通りの良い機関車です。
 言うまでもなく北海道の鉄道創始期の機関車であり、内地の英国式に対して全てが北米式。西部劇スタイルの華やかな機関車は鉄道史を飾っています。1880年に運用開始。

 自動連結器に空気制動と明治初期とは思えぬハイスペック。しかして自重は20噸にも満たない小型機関車でもあり。鉄道博物館や京都鉄道博物館で保存されている現車の小さいことに驚かれた方もいるんじゃないでしょうか?
(玩具などでは大きく立派な機関車に見えるんですが……)

 自重20噸というと、2軸の貨車移動機並みの重量ですからね? あるいは軽便用の機関車か。
 でもまぁ、小さいなりにいっちょ前のスタイルであるのも、人気の故かも知れません。

 8両輸入中、3両が現存しています。

 なお、京都に保存されている7105号は梅鉢製作所(→帝国車輌→東急車輛大阪)に払い下げられていたときサイドタンクと炭庫をつけてタンク機に改造されていました。
 また、小樽に保存の7106号は日鋼室蘭に払い下げられていた当時はサドルタンクつけたタンク機になっていたとか。何れも相当なゲテモノであったはずですが、残念ながら(?)何れも1952年 鉄道80周年記念の際、端正な原型に復元された由です。

 なお、カウキャッチャ等のアメリカンスタイルを持つ機関車は7100形だけではありません。北海道の鉄道初期にはこの種の機関車は何形式もありましたから。
 更に申せば、カウキャッチャの代わりにバッファと真空ブレーキ管をつけたもう少し近代的なスタイルのアメロコたち(6400形など)は明治中頃〜末の東海道・山陽路を特急曳いて大活躍! しかし、アメリカ機は耐久性があまり良くなく、現存機は多くはありません。7100形の3両(「義経」「辨慶」「静」)はその意味で貴重な存在でもありましょうか。


 エース君のこの作品。7100形が実は小さな機関車であること弁えたサイズ感、スケール感に驚かされます。2幅の缶胴は「正解」です。テーパの表現もお見事。
 その上で、無理なく?動力化。それもPFで。1Cの車軸配置こそ1Bにアレンジされてはおりますけども(先輪はダミー)、トレインモータを核にした造形は堅実なものでしょう。
 キャブには受光ユニット、テンダには電池(流石に純正ではなく、006P角電池)。

 テンダは小さいなりにも二軸ボギー。小径車輪ならでは。ライニング類もさりげない表現であり、品格を保っておりましょう。

 一つだけ惜しいのはキャブ窓。2x2の黒い窓があれば理想ですが、ここはパーツの制約で致し方ないところでしょうか。もう少し理想申せば「横組」か。


 真正面からだと、まるで軽便蒸機のような可愛らしさ。


 C56と並んで、
 C56も決して大きな機関車ではありませんが、それでも65噸あります。
 重量でその1/3以下。7100形の小ささが際立つ並びでありましょう。


 京都鉄道博物館の構内運転。スチーム号を曳いて。

 現在「義経」は動態状態ですから、極稀にこの組み合わせも観られるとか。
 難度は高いかもしれませんが、北海道の鉄道創始期の客車群(かの「開拓使号」等)も課題としてありかもしれません。

 D51やC57と違った意味で「誰もが知ってる」この機関車。展示会などでの人気者になりそうです。

 また、一方で。
 アメリカンスタイルの古典機の魅力、マニアックに伝える力も十分に持っておりましょう。先にも触れましたが、日本にも意外と沢山いたアメロコたちの魅力を発掘するサキガケとなってくれると良いのですが。
 
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2017年07月11日

【作品紹介】yamatai様のLDD 165系と181系。上越線の急行形と特急形。

 引き続き、全長32ポッチの国鉄電車シリーズです。


 165系。急行型電車。
 側窓を1x2と1x1のクリアブロック組み合わせる手法を本格的に採用することで、「脱トレイン窓」の急行型電車を可能にしました。

 トレイン窓、オレンジは皆無ですし、過去に供給されたタンや白も酷い相場になってしまってます。積極的に使う理由もありません。

 ルックス面では窓に「1x2と1x1の横筋」が入ってしまうことでしょう。しかし窓全体で見ると四角っぽくなることと窓桟の位置が国鉄電車として(日本型として)メリットにもなっています。

 実はウチの153系(新快速)や155系、475系も改修できないかと思案中です。とくに475系はタン色のトレイン窓に依存してちゃ増備は不可能ですから。
 そして、王道の湘南色が可能になれば……。




 拙作へのレスペクトありつつも、随所にアレンジ入っているのは先の115系と同じく。

 窓数はウチの急行形(475系・153系)は4個なのに、yamatai様のは巧く5個詰め込んでる(運転台を巧く全長詰めてますね)。同じ32ポッチでも窓数多いと長く見えるのです。ただ、急行形は運転台奥行も広いので、これでベストかどうかはわかりません。


 ややネタ車。クハ167風味。
 167系は修学旅行用電車でしたが、155/159系のような全体低屋根ではなく、パンタグラフの周りだけの低屋根だったのでした。

 ただ、1964年製造の155系最終分は時期的には167系と被っており、155系も高運転台化されていた可能性はあります。クハ155の変形車で、何故か延命して冷房も乗ったと思うと夢がありましょう。
(しかし、もう一つ突っ込むならば。修学旅行電車に戸袋窓は全形式で無いのでした(笑)。)

 それにしても、これまた高価な黄色トレイン窓無しに修学旅行用電車というのも夢が広がります。

 どうでもいいですけど、レゴ社はトレイン窓の各色安定供給よりも「1x3 クリアブロック 内部チューブなし /クリア」を起こして欲しい気もします(苦笑)。

 ともあれ、湘南色の急行形造る上での障壁は既になくなったと見るべきなのでしょうね。165系ならミニマムに2M3Tの5連でもビュフェとグリーン車組込も出来ますし。無論3両だけで普通列車に見立てるのもありです。

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 今度は、181系特急形電車。
 165系と同じく、1960年代から80年代初頭に上越線で(その昔は中央東線や信越線、更には山陽本線で)活躍しておりました。
 佳人薄命で、1975-82年までにほぼ全車が引退してしまうのですが。



 クハ181形。これも拙作の151系のアレンジです。
 しかし、そのアレンジセンスの良さは認めざるを得ません。拙作では諦めてしまった前頭部の逆テーパをこの作品では再現していますから。やや誇張気味ですが、それが返って格好いい。ちょっと真似してみたくなります。

 ヘッドマーク部分は五角形ではなく1x2タイルですけど。此方のほうがプリントタイル使ったりする楽しみもあります。


 拙作ではスロープ合わせを行った客席窓の斜めラインも段差処理にすることで無理がなくなり、また拙作で省略せざるを得なかった乗務員ドア窓も再現できてます。

 精細な台車(DT34/TR69)もポイント。要点の抑え方が上手いですね。
 なお、上越仕様の181系らしさと言えばスノウプラウも見逃せません。






 末期の上越線「とき」に欠かせない?のが元グリーン車のモハ180 200番台車。窓割りそのままに内装を普通車仕様にしたもので、1978-82年の僅か4年の存在でした。


 モハ180とユニットを組むのは、モハ181形。2丁パンタの格好いい電動車です。


 ただ、一味違う?のは、この車は151系由来のモハ181-22号ということ。

 181系でも151系を改造した初期車は20年も保たず、1974-1978年の間に退役してしまいました。軽量化ゆえの無理がたたったとも、東海道時代の酷使のゆえとも上越線での雪のためとも言われておりましたが(実際当時の写真を観ても、かなりボロボロで営業運転に……)。しかしモハ181-22は事故廃車(モハ181-202)の代車として復活、1982年の「とき」廃止まで頑張り抜いたのでした。


 台車はこの車のみDT32。他の車と作り分けされています。




 反対側の先頭車はクハ180形。
 信越線での補機連結(言わずと知れた)EF63を前提とした形式で、常時連結器をみせた姿でした。上越線に転じたあとも、また1両がクハ481-502に改造されたあともこの姿は変わりませんでした。ゴツさも魅力に思えたものです。
 
 モデルではレゴ用連結器をつけていますが、使い方によってはダミーカプラとして、解放テコなど作り込んでも面白いかもしれません。


 クハ181も共通しますが、逆テーパの存在が、ボンネット部をスマートに見せています。
 精細な台車(DT34/TR69)もポイント。要点の抑え方が上手いですね。



 最後に。1978年に登場した最後の181系新造車。サロ181-1000番台。
 ただ、この車は一般に181系の一族ではなく485系の扱いされる車ですが。というのは、最初から485系への転用(サロ481)を想定しての新造であったため。1982年の181系の退役時には、予定通りサロ481になり、全国に転じていったのでした。

 なお、新造車の他にサロ481を改造してサロ181にした1050番台も居ました。

 なんというか。スマートな181系(151系)に対して、微妙なゴツさというか逞しさを感じさせる車。車体断面も違えば車体高さも異なっていたのです。


 窓割りも一端に車販準備室・出入り台・車掌室を集めた合理的なもの。

 モデルでは、クーラーの差異の他、敢えて屋根の色も変えて「よその子」らしさを強調しています。車体高の差異は、窓下に1プレート増やすことで再現し、またドアステップの存在も485系らしく。

 なお、車端部の処理が秀逸ですね。排水管や汚物タンクが台車と連結器の間に再現されているのがわかります。


 当該車組み込んだ編成はご覧の通り。段付きに。
 前から4両目がサロ181-1000番台です。


 お世辞にも格好良い編成ではありませんでしたけども、老朽化した181系の最後の生存戦略でもありました。1978−82年、151系・181系電車の最後の4年間の「生き残り」でした。

 いや、クハ181とクハ180、サロ180形が1両づつその後も生き延び、JRへも引き継がれているのですが、それはまた別の物語でありましょう。
 
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2017年07月10日

【作品紹介】yamatai様の115系と113系3800番台(CAD) まともなのとゲテモノとw

 yamatai様のCAD(LDD)作品は全量紹介出来てないのが心苦しいのですが(拙作の20系リニューアルでは参考にさせていただいてるのに)。更に新作を上げてこられました。今度は国鉄の電車! 如何にもな「新性能電車」な世界です。


 先ずは王道。115系。前面形状と、側面割付が拙作の115系のレスペクトで嬉しいのです。それでも側面扉の凹ませなど、yamatai様ならではのアレンジが入っておりますが。

 ただ、スカート位置は前面と合わせてしまうとごつい感じになります。半ポッチか1ポッチオフセットさせたほうが良いような。

 既に「脱トレイン窓」で、湘南色の電車の可能性も拓かれてます。
 今もなお、「電車」の記号として通じてしまう(実車は大半が引退してるのに意外と玩具の世界では現役! ……一例として)湘南色の近郊型電車。実制作も難しくないのですよ?


 コメントに窮するマニアックな屋根上。1970年代から80年代前半に製造され、地方向けにばら撒かれた「冷房準備車」ですね。冷房装置が乗るべき場所に、如何にもな「蓋」が乗ってるだけという。尤も、1980年代なかば国鉄末期JR極初期は地方の普通列車では非冷房まだまだ当たり前の時代でしたけども。
(冷房付のロングシートより、非冷房でもクロスシートですよ! 窓あけりゃ涼しいぞ)


 さて。113系と115系はバラエティを語るとキリがない車輌ですが(ファンが全貌を把握できるか否かという意味で、嘗ての旧型国電がまともに思えます!)、ネタ車も沢山居ました。

 魔改造車クモハ112。の更に珍車。
 クモハ112はモハ113の運転台後付改造車ですが、中には霜取りパンタまで増設したものもありました。113系顔で前パンタってなかなか珍奇。

 さて。yamatai様にそのつもりがあったかどうか定かではありませんが。
 このシールドビームの表現、2006年ころから広島や下関地区の115系に施された原型ライトの枠を残したままでのシールドビーム改造車。別名「○クビーム」にも見えるんですよ(笑)。ゲテモノの二乗はなかなかキツイのです(笑)。




 で、最高の魔改造車があのクモハ113 3800番台。
 2001年の登場ですが、老朽車ベースであったことから改造後7-8年で消滅してしまいましたね。思えば、古い電車を使い倒す! JRWの方針が変わったのもその頃だった気がします。いや今も103系や105系を平気で使ってるJRWですけども。

 モハ113に切妻運転台を構築して、補強板という姿でした。
 小さい窓はそれこそ旧型国電のHゴム改造車を思わせる風情。而して3800番台にはHゴムは使われてないという?

 yamatai様の作品は縦長の小さな前面窓。補強板とあのゲテモノを完璧に再現してます。ヘッドライトのテクニックビームも良い感じです。如何にもな豚鼻感(笑)。

 この題材実制作すると、2両編成で済むというのもメリットでしょうか。いや造る気するかどうかは別次元の問題ではありますが。

 当たり前ですが、近郊形はもっと端正な姿の車の方が圧倒的多数派なのですよ。

 繰り返しますけど「既にトレイン窓の呪縛」からは解き放たれてるわけで様々なカラバリのまともな連中が多々作られることを願ってたりします(笑)。

 あ、山陽本線に多々あった(いや今もあるか)、更新の度合いが違う車輌混じったカフェオレなんか良いですねぇ。その辺のカオス感が実に旧型国電めいてて味があって……あれ? 何処がまともなんじゃ!
 
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【作品紹介】エレガントなトロッコ? エース君の京都鉄道博物館「スチーム号」客車。オハテフ310 オハテ321。

 「梅小路蒸気機関車館」から引き継がれている構内蒸機運転「スチーム号」の客車は、京都鉄道博物館への移行時に二代目に変わりました。

 二代目は中間車オハテ321と、緩急車(簡易運転台付)のオハテフ310。
 先の35系4000番台があるため(笑)、既にJR最新の客車ではありませんが。というよりは残念ながらこの2両に車籍はなく、構内運転専用なのでした。

 ベースはチキのようですが(台枠に面影あり)、台車はなんとエアサスのTR203?です。嘗ての10000系貨車の生き残り……と思うと博物館的存在ですよね。どっからこんなの探してきたんですか?

 マニアックな話はともかく、この種の改造トロッコ車の中では外見やカラーリングの趣味も良い車です。相方は時にC62(!)であったりしますから、それなりの品格は必要なのでありましょう。


 エース君作品です。
 オハテフ310の片隅運転台がそれっぽい。端部の手すりも。
 そして桜の模様がとても綺麗。
 全体の造形も、現行スチーム号のエレガントさが十分に感じられるものです。テールライトにレンズ入れるのは近年は流行りませんけども(?)、この題材では良い効果を上げておりましょう。

 台車はTR203の表現は……難しいですよね。自分でも諦めます(苦笑)


 端面。ダミーカプラー。車両の構造上、二両先まで見渡せるのが面白いです。もちろん、簡易なインテリアも備わってます。


 オハテ321。
 側面はプレート裏面仕様。桜の模様を描けますし、また貨車改造車らしさを顕すのにも使えます(というか、この表現で普通に無蓋車とか作りたくなりませんか? 茶色とか黒で)。車内にはシートもあります。ミニフィグいっぱい載せて走らせるのが楽しそうです。


 先の作品、C56 160と組んで。現役動態保存機にこの客車が似合わぬわけがありません! もうこの組み合わせでお腹いっぱいなのですが。

 ただ、C56は本命ではないそうですよ? 本命は何でしょう……。
 最近妙に熱い8620か? 未だ作品のないC61か、はたまた大物C62?

 ともあれ、どんな蒸気機関車が曳いても様になる題材です。
 実物は構内運転のみですけど、模型なら本線も走らせてみたくなりますよね。
 
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2017年07月09日

【作品紹介】鱒寿司様の8620形蒸気機関車。走行性もディテールも好し!?

 8620形は1914年から製造された、国産・標準・量産を成し遂げた旅客列車用機関車です。貨物用の9600形とともに大正時代を代表したもの。国内に入線しない線区は無し!というくらいにどこでも使える万能機関車で 支線区でも入換でも使える使い勝手の良さから第二次大戦後も活躍は続きます。
 そして蒸気機関車の終焉たる1975年まで生き延びることになったのでした。

 動態保存機は2両あり、1両は京都鉄道博物館の8630。よく構内運転に充てられてますよね。
 もう1両がJR九州の58654。こちらも肥薩線で「ほぼ、定期運用」についているような状態であり、元気な動態保存機の一つといえるでしょう。
(ただ、58654の多くの部品は1988年以降に新造置き換えされたものです。逆に言えば経済面で引き合えば、現在でも8620形は新製可能?ということになるんでしょうか)


 鱒寿司様の作品は6幅ベースに、キャブのみ7幅です。
 ただし、エンジン部はランボードをレール付きプレートにすることでキャブ部とのバランスを取っています。また、テンダも6幅故に、6幅の客車との相性も考慮されています。

 缶胴は近年主流の、ポチスロに依る円筒表現。これは蒸機の表現を一変させましたよね。

 足回りは先輪の回転中心がかなり奥まっており、走行性への配慮がなされているのがわかります。メインロッドとサイドロッドはテクニックアーム。シリンダの位置が低めのため、ロッドがクロスしうる構造になっているのが嬉しいところです。ちょうど、写真の状態ですね。

 なお、このスタイリングながらエンジンドライブです。
 モーター、何処に収まっているのやら?


 デフレクタ(門デフ)装着にも対応。58654も門デフですよね。
 


 斜め上より。機関車が美しく見える角度の一つ。
 
 ポチスロ細工の缶胴にドームが2つ、綺麗に乗ってるのが印象的。
 シリンダ部も車体からの張出しを最小限に抑えているのがわかりましょう。

 キャブの前端も、アーチ型の窓が開いてます。


 鱒寿司様、蒸機というかトレイン制作はほぼ初めてのはずですのに、この水準を上げてこられて驚きました。いろいろ研究され、過去作のよいとこ取り入れているのがわかります。


 客車も製作中と聞いておりますが、まずはエメラルドナイトの客車を合わせて。

 英国風とか言われた8620に、似合わないわけがありません。
 また、茶色系のツートンは58654の豊肥本線(あそBOY)時代も彷彿させます。

 現状、走行性の問題はないそうですが、テンダの三軸が逆進時に脱線することあるとか。構造的に横スライドは仕込めそうですから(あるいは1軸を首振り?)、克服は可能でしょうね。







 bukkubo氏のD51、dumi氏の同じく8620、隼様のC57……レゴの国鉄蒸機作品も、新世代の作品が揃ってきた印象。一同に会する機会あればと思う次第です。
 
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【作品紹介】アイン様の遠州鉄道 ED28 小さな凸型電気機関車/g@ひたひた様の過去作も

 先方の製作記事:
 https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40394851.html
 先方の並び記事:
 https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40395280.html

 遠州鉄道ED28 1は遠州鉄道の事業用・保線用電機……というよりは半ば動態保存車?

 1925年の英国、イングリッシュエレクトリック製で2両。豊川鉄道・鳳来寺鉄道に納入されました。その後国鉄買収でED28形と。1956/59年に国鉄から離れ、1号機は近江→山形交通に。2号機は遠州鉄道に払い下げ。
 以後、ED28 2は同社の貨物列車用に。貨物営業廃止後は保線用として在籍しています。
 75kwx4とそこらの田舎電車と同等の出力であり、全長は9m足らず。重量は50トンというとても小さな機関車。
(一般的な私鉄電気機関車は200kwx4程度の出力で、重量は45-50噸程度。しかし、小さいほうが使いやすいこともあるのは言うまでもありません)



 灰色と青という塗り分けは、実車通りです。
 B+Bの足回りは二軸にアレンジされていますが、現物も先述のとおりに小さな機関車ですから、このアレンジは一つの正解でしょう。(自分も造るなら2軸アレンジで、2軸はダミー車輪に割り切ってしまうでしょう)
 運転台周り。横組のキャブ窓が良い効果を出しています。
 
 ボンネットの傾斜は階段状表現です。巧く印象掴んでると。


 全体に、立体感に富んだ、複雑な形状をしています。
 細いボンネットは点対称形状で張り出しがあるのですが、その張り出し上のベンチレータまで再現されているのですね。

 なお、飽く迄個人的好みですが、台車の端梁(連結器周辺部)は4幅に絞ると、実車のスマート感が強調されるかも知れません。


 真横より。全長16ポッチ。
 遠州鉄道の赤い電車を造ることができたら(24-28ポッチ?)、対比させてみると楽しいかもしれませんね。


 保線イメージで、小さなホッパ車曳いて。レトロレゴ風味の世界観にもしっくり来る作品です。


 1976年まで、貨物営業行ってた時代のイメージで。こうした二軸貨車も似合います。というか、この機関車の元来の用途でありましょう。


 保線と思うと、事業用貨車は一番しっくりきますよね。


 自由形の欧州古典客車曳いて。
 英国生まれのED28では有りますが、何故かドイチェメルヒェンな世界観にも合うのです。これはこれでクラシックレゴと言うか、クラシックな鉄道模型の世界といいますか。


 12系と50系を曳いて。
 遠州鉄道は長いこと遠州馬込と西鹿島で線路が国鉄線とつながっていましたから、こんな臨時列車があっても可笑しくない? あるいは飯田線に里帰りしてこんな臨時列車と考えても楽しいかもしれません。

 ED28は飯田線の4私鉄時代を知る、数少ない現存車です。いつまでもお元気で!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて。
 なぜかこれ迄に記事にしてなかったのですが思い出したのが、この作品です。
 g@ひたひた様の、なんと2006年作品。

 凸型のD級電気機関車 2006年5月22日


 実車の写真を見ずに印象だけで作られた……とのことですが、ED28の印象は相当に強烈であったようです。それ故の唯一のエラー?はボンネットの点対称な張出しが割愛されてしまってることでしょうか。ボギー車なので、大ぶり大型な感じですが、その分ほっそりした感じは強調されています。

 動力は考慮されていないものの、9V化は可能な作りです。
 
 
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2017年07月07日

【作品紹介】ルビー様の200系新幹線。試作中?

 ルビー様の作品はいくつかのスケールがありますが、200系は6幅ショートで考えられている模様?

 東北・上越新幹線200系は1982年営業開始。かつては両新幹線の主力車でした。21世紀入ってから引退進み、今は現役を離れています。

 レゴではアイン氏による、シャークノーズ……100系顔のF編成作品がありますが、大多数を占めたラウンドノーズの作例は未だ少ないのですね(初めて、では無いはずですが)。


 第一次試作。

 0系由来のラウンドノーズは過去にいろいろな表現が行われておりますが、%47406という部品のカーブを使うという発想はこれまでにありませんでした。なお、47606は逆スロープですから、前頭部に関しては上下逆転です。
 一方で、下半分のラインは薬師山氏の0系の援用です。あれは一つの定石ですよね。

 前面窓はあえて角度は付けず。細めにすることでシャープ感をだし、角度の代わりにしています。またセンターピラーがあるのも特徴。

 ところで。この部品使えるとしたらあとはどの形式でしょうか。
 200系シャークノーズや100系はなんとなく行けそうな。無論200系の仲間である962形・925形も有りでしょう。ロングノーズ形の始祖、951形や961形もありですかも? 一方で0系だと「ちょっと違う」かもしれませんね。


 第二次試作。早くも「詰めて」来られてるのがわかりましょう。

 前面窓は左右に拡大して運転台周りに適度なボリューム感を確保。
 
 そして、側面も作られる。
 窓は1x2相当です。確かに小さめの窓は200系の世代らしさがあります。丸みの付いた側スカートも美しい。完成度を大きく上げてきました。


 第三次版。これが、決定稿?

 前照灯周り、パーツ選択の変更ですっきり。ただ、ライトの位置は犠牲になっているので、二次バージョンとどちらが良いのか迷うところではありますが。
 スノウプラウの強化はとても200系らしいのです。運転台と車体部分の繋ぎも改良されているのがわかります。

 台車にも側スカートが付きました。この関連で、さり気なく車体高を1プレート下げてもいるのですね。二次バージョンみると、腰高なのが自明でしょう。


 第三次版を側面より。限りなく、完成に近い?

 もちろん、このままですと台車スカートは旋回しないでしょうし、屋上ディテールも欲しいところです。でも、最もスマートな200系まで、あと僅か? なのかも知れません。
 
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2017年07月06日

【作品紹介】エース君の生駒ケーブルカー「ブル」と「ミケ」

 近鉄で未だ制作していない題材だから……という理由だそうですが、普通は此処で鋼索線車両は出ては来ないでしょう(笑)。或る意味、マニアックです。

 そして、近鉄生駒鋼索線というのもマニアックな路線です。
 鳥居前駅 - 宝山寺駅間の宝山寺線、宝山寺駅 - 生駒山上駅間の山上線の2区間で成立していること。
 宝山寺線は日本唯一のケーブルカーの単線並列であり、常用しているのは1系統(1号線)なれど、正月などの多客時と1号線点検時には2号線も運転されること。
 山上線には途中駅まであること(これは箱根にもありますけど)。
 沿線には踏切が5箇所! 

 要は、普通のケーブルカーが3系統集まってるといえば良いのでしょうか。
 なお宝山寺線沿線は住宅開発もされているので、日本のケーブルカーとしては珍しい都市型ケーブルカーとしての性格もあるようです。

 車両は滅多に動かぬ宝山寺線2号線は古めかしいもの(コ3/4)ですが、宝山寺線1号線と山上線は近代化され、前者にはコ11/12が、後者にはコ15/16が使われてる由。

 で、エース君が制作されてきたのは宝山寺1号線のコ11とコ12です。


 先ずはコ12。「ミケ」。
 サングラスを付けたネコがモチーフだそうな。

 動物っぽい顔の表現はトレインビルダーは苦手ですから(偏見)よくぞこの題材を選ばれたなぁと思います(肯定的意味で、です。誤解されませんよう)。自分なら絶対に二号線のコ3/4か、その昔使ってたコ1/2とかに逃げますからね(笑)。


 冗談はともかく、斜め車体のケーブルカーという題材にまっとうに挑んだ作品であることもわかりましょう。側窓部分のみを傾斜させているのですね。想像以上に面倒な題材であります。

 でも、この組み方じゃないと、屋根をスロープで組むくらいしか作り方思い付きませんよねぇ……。


 ミケ、山上側の顔。きっちりネコっぽい?

 で、注目すべきは足回り。写真で左側の車輪は両フランジ、右側の車輪はフランジなし。ケーブルカーの車輪の原理原則を踏まえている由です。



 こちらはコ12号「ブル」。ブルドッグがモチーフ。
 動物らしい顔表現という意味で、先の「ミケ」よりも洗練されているのがわかりましょう。きちんとイヌらしく、可愛いのですよ。

 輪ゴムに依る窓枠?表現には唸らされるものがあります。

 それから、小さなパンタグラフと、天窓表現も見逃せません。


 やはり、斜めな車体。斜めな側面。側窓はタン色の2x2か2x3の窓を混ぜるとメリハリ付くかもしれないと思いました。


 山上側。やはり、なんとも言えない表情ですよね。輪ゴムだけでなく、ほっぺたや耳も良い雰囲気だしてます。帽子やヘッドライトも。


 コ11・コ12お揃いで。

 ウエルカムトゥようこそ生駒パーク♪ きょうもどったんばったん大騒ぎ♪ 動物モチーフの乗り物は時に賛否割れますけども、某アニメの文脈で見ると赦せるのですね。再度記しますけども、あえてこの難度高そうな題材に挑んだエース君、凄いっ!

 それから、稼働するケーブルカーシステム(マインドストーム使用)とかまで考えないでくださいね? そんな面倒そうなもの、造っちゃだめですよ?
(……作りかねないので、あえて記しておきました[本音。是非ケーブルカーシステムも実用化してくださいっ!]。理論上はセンサー1個とモーターで実現できるはず……です)
 
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2017年07月05日

【作品紹介】hiro様のJRの西日本283系電車。先行作とは一味違う。振り子と貫通幌

 この題材は既にMUGEN様作品があります。
http://legotrain.seesaa.net/article/430144628.html

 今度のhiro様作品は別の文脈・解釈での表現となります。

 実車は1996年登場。紀勢本線の特急用車両で車両愛称も列車愛称も「オーシャンアロー」。
 もう21年も前の電車ですが、当時なりのベストを尽くした車両、古さを感じさせないのは流石! 各種設備もスペシャルティ溢れるまさに特急の中の特急……では有りましたが、6連2本+3連造結用2本の計18両という少数派形式。結果として希少性が価値を上げているのですが。
 なお、振り子式電車も、JR西ではこれが最後となっています。


 先行作ではライトアズール使っておりましたが、本作ではミディアムブルーでの解釈です。この色はこの色で、正解ですね。なお、パーツの制約の中で作られているので、安直な比較はできません。しかし、制約の中でベスト尽くした作品でありましょう。

 現在、3両編成。増結も将来は考えられているとか。


 新宮よりの先頭車。パノラマグリーン クロ282形。
 ヘッドライト周りに、最先端の逆テーパー部。逆テーパを1幅にしているがゆえのシャープさが生まれました。

 フロントガラスは、先行作に倣ったそうですが、全体として結構印象は異なっています。独自解釈の楽しさでしょう。


 中間車。モハ283形?
 腰が高いのは、振り子式を実装しているためです。斜面とカーブ通過時の台車旋回を組み合わせたもので、これまでも時折使われてきた手堅い?手法です。走行させるとインパクト、あるんですよね。

 車高は低めに抑えているので、相対的に窓が大きく見えるのも印象的です。窓位置も低めなのは好印象ですね。MUGEN氏作品より窓1プレート低いんですが、これが優美さにつながってる気がします。



 天王寺寄り先頭車。クハ283形。
 貫通型先頭車です。すっきりまとめられています。おでこの丸みは先工作と違うところですが、どちらにも良さがありますね。


 さて。技術的特徴は「貫通幌実装」
 繋がってる、貫通幌です。


 上から見たところとパーツ構成。
 
 どうやら、ターンテーブルによる「撓み」の許容がキモのようですね。
 振り子式車両だと車両ごとで傾斜も違うはずなので、この許容度数は厄介なものになりそうです。ただ、視覚的につながってるインパクトは大きなものですよね。


 編成で。標準カーブの通過は問題ないようです。
 中間車で振り子……車体傾斜が作動しているのがわかりましょう。


 やはり、振り子の作動状態がわかります。
 ヘッドライトは9V用を内蔵しており、動力と共通の模様。

 ところで。
 レゴで振り子式車両……が考え出された数年前は、振り子式車両は「近年のもの・近代的な・未来的なもの」というイメージは未だ残っていたように思います。

 しかし、近年の新型車両たち。かつて振り子式車両が投入された四国各線・道内各線・中央東線に紀勢本線。後継車両が振り子式を止めてしまってる。欧州も近年は少数派のようです。
 微妙に、振り子式がロストテクノロジー的なもの、はたまたノスタルジックな味を帯びつつある。
 技術の後退であるとか、コストへの敗北……と考えると切ないのですが、趣味的には「味の出てきた」状態と考えることもできるかも知れません。

 その機構を実装するかどうかはともかく、振り子式車両のモデリングはまた「熱く」なってきそうな予感がしますよ?
 
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2017年07月04日

【作品紹介】阪急ブリックミュージアムの展示品たち(三井様作品)

 作品紹介カテゴリで良いかどうか判断に迷いますけども、でも、一過性のイベントではなく長期間前提の展示品。【作品紹介】カテゴリに致しましょう。

 4月27日のオープン。開設間もない、5月21日の訪問となります。


 ブリックミュージアムのある三番街プロムナード。落ち着いた雰囲気。白タイルのシンプル感がレゴムードを盛り立てます。そしてカラフルなタイル!
 踏み台。子供が作品を見やすいような配慮がうれしいですね。


 製作者のプロファイルです。経歴は、全てが伝説のごとく。
 ところで、髭生やされてイメージ変わられたなぁ(笑)。


 もともとミニ水族館があったところですから、「水族館」は必須でありましょう。

 サンゴの物量が印象的。色使いも鮮やか! 水槽というより、潜ってみた感じの色使いかもしれません。

 で、ウツボさんが可愛いぞ♪


 タコは明石出身者ならではのこだわりなんだだそうです。可愛さもリアルさも共存した造形でありましょう。


 鎧兜(多分実物大)。そして金屏風。
 大型作品のインパクトは嬉しいところです。

 はい、そこで金屏風の価格算定をbricklinkとかで行わないこと!(笑)


 そして、肝心の阪急梅田駅。
 現代の姿の再現です。

 線路は7本7号線迄。奥行方向をギリギリまで使っているので2本割愛なのは致し方なし。

 走行を前提とした鉄道模型的な見せ方ではありませんが(※)、静的展示の中でのベストを尽くしたものであることがわかります。電車が動けない分、ミニフィグの「動き」で魅せてもいるのですね。なお、フィグ1体1体のポーズも三井様のこだわりで、誰かにおまかせとかじゃないそうです。

 ※:それやろうとすると、常時オペレータ付添必要になります。また消耗品の補充やこまめな修理やメンテナンスが必須となってしまいます。期間を限ったイベントでないと不可能です……。


 三井様の阪急電車は、窓枠の銀色(灰色)を全周の表現にしています。
 設置場所のライティングなど考えますと、茶色1色の電車は沈んで見えるリスクがあり、その対策として窓枠目立たせるのは正解ですね。


 電車は4編成。手前から9300系。<<続きを読む>>
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2017年07月02日

【作品紹介】レゴ5udon様の山手線シリーズの進捗。103系・205系・E231系

 なんと、同時に4種展開の模様です。
 完全実現はもう少し先かもしれませんが、何れが先行するにしても楽しみな作品です。


 103系。側面が此処までできてきたようです。
 
 車体は6幅+プレート2枚分(6.8幅分。要は7幅未満)です。
 先例はありますが(ルビー氏の701系)、6幅とも7幅とも違う、不思議なスケール感が生まれます。しかし、7幅の精細感というメリット。6幅の密度感というメリットを得ておりますね。なにより、6幅の世界観に共存できるのが最大の利点でありましょうか。

 車体の左右側面で1プレートづつはみ出す部分は屋根では覆わず、敢えて此処を「雨樋」に見立てるのも巧いです。


 ドア窓と戸袋窓はパネル側面。


 こちらは205系。やはり6幅+プレート2枚分の車体です。

 103系に随所が揃えてあり、整合性も高いのですね。
 また、ドアと窓の割付は先行のE233系(京葉線)と揃えたものでもあるようです。

 軽量ステンレス車体(1980年代の、リブの少ないステンレス車体)の表現に、レンガブロックの裏面使っているのもユニークな表現でしょう。205系であったり、また元祖と言える東急8090系や9000系などに使える手法です。


 そして、E231系。
 7幅+プレート2枚分、そして裾絞りの車体は、奥のE233系に揃えられたもの。

 3ドア化することで、現実的な寸法に収めているのもE233系に共通します。
 

 7幅のリアルな、そして3線式Oゲージ的なディフォルメ感・重量感も漂う山手線たち。遠からぬ日の、実現が楽しみでありますね。
 
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【作品紹介】日本でも、格好いい高架橋! キベルネ様の「L」風高架案

 先に、欧州のものすごいレンガアーチ(鋳鉄ガーダー)作品を紹介したところですが、日本も負けていません!
 キベルネ様の高架案です。先ずは試作品から。


 イメージされているのはシカゴの「L」(LOOP、市内中心部をループする高架鉄道)。
 鉄骨を組んだ高架です。その鉄骨をそのままテクニックアームで再現という力作。

(コストはともかく)機能と強度を備えた、美しい高架です。
 都市部の、道路上の高架がにあいますから、モジュールビル中心の町並みにベストな調和を示してくれることでしょう。


 トラス。フェイクではない、本物のトラス構造です。
 無論桁部分と橋脚部分は分離可能です。


 貨車を載せて。
 なお、1径間では完璧な強度にはならないとのことですが、複数連続連結させることで強度を得るとのこと。


 構造そのものはLDDのほうがわかりやすいかもしれません。
 門型の橋脚、LDD字型の接続が合理的ですね。




 カーブは、ショートユニットを距離開けて連続させることで実現するようです。


 長大な直線部分試案。
 そして、地面への固定。スケール感がわかりますね。かなりの大規模です。

 さて、橋脚幅に対して橋桁の幅はやや余裕ありますから、この橋脚のまま一部複線も可能ではないかと思うのですが……如何なものでしょうか?
 
 このシステム、完成は来年2月を目指されているとか。
 高架橋の新時代、やってくる日も遠からず?

 一方で、高架橋といって大仰に考えるのではなく、お手軽な方向で詰めるのもまた正義でありましょう(笑)。使えるリソース・施工の難度などによっていろいろなスタイルは有りえます。
 立体のあるレイアウトは楽しく、そして華やかなものなのです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 参考写真。2009年関山撮影。下から見たところ。
 昔は路面電車が、柱の間を通っていたとか……。

 なお、シカゴ以外でも、ニューヨークの地下鉄の高架区間は同種の構造です。他の街でもこの種の高架鉄道はあったらしいのですが、まとまって残存しているのはシカゴとニューヨークのみの模様……。


 参考写真。2009年関山撮影。

 「L」は中心部の1km四方ほどの小さなループ線です。
 それゆえループ内のみの系統はなく、四方八方に伸びていく線路が都心部で「L」の一部を掠めてゆきます(大阪環状線の如く?)。
 故に、列車密度は非常に濃いものとなります。

 シカゴの中心部は「L」とか「LOOP」とか言われます。飽く迄私感ですけど、アメリカにしては治安も落ち着いた(良いとは言わないけど……)エリアです。何より、電車撮っててピリピリした雰囲気がないのは心落ち着くものでした。
 その意味で、シカゴはまた行きたいと思う、アメリカの街なのですね。
 

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2017年06月30日

【作品紹介】enquete-art様の「Green Diamond」。レトロな「ワンオフ」ストリームライナー

 enquete-art様の「アメリカン・アーリー・ストリームライナー」シリーズ。
これまでにも「ゼファー」「エアロトレイン」「M10000」などの儚き名車たちを作られてきましたが、今度はM10000(プルマンスタンダード製造 ユニオン・パシフィック鉄道納入)の妹分とも言える、「Green Diamond」です。

 「Green Diamond」(121形 1編成のみ)は1936年に、プルマンスタンダードで製造されイリノイ・セントラル鉄道に納入されました。用途はシカゴ〜セントルイス間の列車で1日1往復。所要4時間55分の道程です。



 車両編成は以下の通り。
 121形:動力車1200馬力のV16ディーゼルエンジン搭載 電気式
 122形:郵便荷物車
 123形:定員56名の客車。車掌室付
 124形:定員60名の客車
 125形:食堂8名。展望20名の客車(日本的に言えばロテシ?)

 動力車も含む、ワンオフ……一品モノの固定編成は初期の流線型列車の特徴でしたが、色々不都合も多かったのでしょうか。第2次大戦を挟む頃には量産の効く汎用の「流線型のディーゼル機関車+軽量客車」という構成が取ってかわってしまうのです。

 「Green Diamond」も1947年には一般的な列車に置き換えられてしまい、121形は他線区に転用されるもそちらでも長続きはせず、1950年に退役。解体されてしまいました。ただ、戦争前に解体されてしまった姉貴分のM10000よりは少し、長生きではありましたが。

 なお、同区間の旅客列車は1968年に一度廃止された後、2006年よりAmtrakの「Lincoln Service」として復活しています。所要時間が5時間半と昔より遅いのですけど……。

 実物詳細は此方を(英文)
https://en.wikipedia.org/wiki/Illinois_Central_121

 画像検索結果は此方に

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 enquete-art様の作品の元画像此方(brickshelf)です
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=570227


 特徴的な前頭部。M10000に似てるようで、微妙に違います。
 前端のラジエーターグリルが強烈な印象。ここはメタリックカラーで再現。

 グリルから前面窓に繋がる曲線も、一時期の観点ではグロテスクなものであったのでしょうけど、時代が何周りもしてしまった今の目で見ると、レトロな味わい。

 前面窓は角度なし垂直ですがこの割り切りも、この題材には似合ってるような気がします。


 そして、優雅なアールデコを感じさせるのはスカート周り。メタリックのラインが直線と曲線を構成してますから。


 動力車、121形。レゴ的にも動力車です。9v仕様。

 側面窓は恰も旅客車に見えるのですが、白い縁の窓は機関室窓。ここはユニークなデザインですよね。前後端の装飾も見逃せません。

 そして、赤白のライニングが鮮烈です。




 M10000との並び。

 実物もいろいろ違うところがありますし、この作品も違いを拾い取っています。
 「Green Diamond」のほうが(実物があとからできただけのことがあって)、より実用に近づき、洗練されてきてる印象は受けます。

 作品も、その印象を上手く捉えていると。


 中間車 122形(122号というべきか?)。
 郵便荷物車。アメリカのこの種の列車には欠かせない車両です(今のAmtrakでも必ず荷物車は編成に入ります)。


 123形(123号?)は省略されたようで、124号と125号。
 左は通常客車。


 最後尾展望車の125号。食堂車も兼ねる。
 短いながらも、濃い編成です。屋根上のアンテナ表現が面白いですね。部品の特性活かしてるというか。


 最後端。丸み持った展望車です。M10000では最後尾展望車を設けず、潔く丸く仕上げておりましたけど、当時のアメリカのユーザー(鉄道事業者)の好みは展望車だったのですね。何れにせよ、編成全体で流線型を考える……すなわち1方向にしか走れない列車になってしまうのですが、これは欧州や日本では難しい運行形態に他なりません。
(例外はありますけども)


 さて。enquete-art様のストリームライナー作品も此処まで揃いました。

 奥からエアロトレイン(これはWWII後)、ゼファーの新旧、シティオブサリナ(M10002?)、今度のグリーンダイヤモンド。そしてM10000。

 ゼファーシリーズは長生きしたようですが、何れも半ばデモンストレータ、半ば試作車として短く散っていった車両たち。しかし、初期ゆえの「ワンオフ」は、豪華列車でさえも「マスプロダクツ※」にしてしまうアメリカ鉄道史に於ける輝かしい存在でありましょう。enquete-art様が惹かれるのも宜なるかな!

 ※:流線型時代以前の豪華なパーラーカーも、またwwII後に流行ったドームカーの類も、基本的にメーカーの規格形でした。無論高度に「規格化」された鉄道車両もそれはそれでアメリカの鉄道の魅力であるのは言うまでもありません。


 さて。次は何がくるのか? 楽しみですね。
 蒸気機関車によるストリームライナーも魅力的でしたし、インタアーバンの流線型電車というのもありました。別文脈ではありますが、流線型電機を揃えて北東回廊で頻発運転やっていたPRRもあります。

 あぁ。アメリカ形(特に旅客輸送)、新たなプレイヤーがほしいところです。濃く・深く、そして意外な資料の豊富さに驚かされるジャンルですから。
 
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2017年06月27日

【作品紹介】超豆茸様のJR東海211系電車。この題材の「革命」?

 国鉄末からJR初期に製造された211系やその類似する顔を持つ電車はあまり作られてきませんでした。
 やはり、難度の高いスタイルなのでしょう。額縁系の顔は難しいのです。

 先に313系の大量製造(!)を実現した超豆茸様が、早くも211系に挑んできました。


 まず、お面の部分から。
(実物もステンレスの構体に鋼製の「お面」貼り付けた作りですよね)

 帯の中に掛かるヘッドライト。ライトの周辺には銀縁表現を省略なく。これで211系らしさがアップします。

 額縁部は車体幅はみ出すことなく。
 
 貫通幌を核にしているわけですが、橙帯部分をセンターポッチプレートに持たせるというトリッキーさです。

 この究極的表現を見てると、これまでにほとんど作例がなかった理由がわかってきますよね……。納得の行く表現が無理な顔ですよ!


 車体の製作中。
 全長30ポッチに、3ドアの車体を割り付ける。
 窓配置、ほぼ省略なしです。

 横組も当たり前になって久しいですけど、この戸袋窓周り、かなーり精細な印象じゃありませんか。
(あと、超豆茸様作品で、此処までの横組多用も初めてかもしれませんね)


 先頭車1両完成。
 あっと驚く精細仕様です。超豆茸様の作品自体、1作1作のレベルアップが大きいような。スクラップ・アンド・ビルド繰り返しでの、数を作られてることはあるなぁと思わされます。


 側面。完璧。
 やや惜しいのはお面と車体の接合部の張り出しですが、此処ばかりは構造的に致し方なしか……? それでも他が良すぎるので、気にしちゃいけない些細ごとでありましょう。


 あっという間に3両編成に。一応、JR東海の静岡地区の5000番台設定とのこと。


 先頭車には幌付きも。
 また、先の1両完成時に対して、側帯を細く修正されたのもわかります。

 ただ、腰板が重い印象有りますので、緑帯下の灰プレート1枚抜いてしまい、車体高を1プレート下げてしまう方が良いようなきがするのですが、如何なものでしょうか。
 (車体高が1プレート下がると)おでこと屋根の繋がりも綺麗になりそうな気がしますし。

 ただ、それを抜きにしてもある水準を超えてしまったモデルであるのは間違いありません。211系としても、超豆茸様の作品としても。


 屋根上。ポッチ出しの屋根上と、ステンレス製の屋根の相性は良好です。




 先の313系と。同じ地区で働く仲間同士。


 もちろん実物同様の相互連結対応です。
 313系と連結してみると、やはり211系の窓位置は1プレート下げたほうがバランス良さげ?


 ただ、現状では上辺は揃っているので、上辺で合わせるか下辺で合わせるかで、ここは好みの問題なのかも知れません。

 スカートや連結器周りの凝り方は、やはり超豆茸様作品の良いところですね。
 乗務員ドアのステップも精細感与えてます。


 編成例。313x2と211x3。静岡だとよく見る組合せの一つ。
 



 さて、211系は最終的に4両編成に。

 静岡地区の211系は3連または2連口のみですが、中央西線用には4連口もあります。中央西線名古屋口は国鉄時代は103系4連が入ってましたので、その置き換えとすれば適切な車両でしょうか。ただ中津川行には使わないでほしいですけども……。




 313系の4連口も静岡には居ないものですから、やはり中央西線な並びですね。あの辺の313系は転換クロス車なので、混結なら313系側に乗りたいものです(笑)。
 



 最後に。<<続きを読む>>
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2017年06月26日

【作品紹介】エース君のナローゲージ大改良。三岐鉄道270形と四日市あすなろう鉄道260形

 前回記事此方です。三岐(近鉄)270形。
http://legotrain.seesaa.net/article/432962213.html
 もう1年半も前なのですね。

http://legotrain.seesaa.net/article/383417443.html
 しかし、拙作の近鉄ナロー(三重交通4400形。現 三岐200形)は動力系の耐久性の問題で長期休車。プロジェクト停止中……(苦笑)

 って話はともかく、エース君のナローゲージ車両(元近鉄ナロー線。現在は別会社)、大きくクオリティを上げてこられました。


 三岐鉄道北勢線270形
 前回は割愛されていた、車体裾の橙帯も入ってます。シンプルな切妻。そして丸っこさがなんとも言えないユーモラスな感じ。
 端部のディテールも見逃せません。ジャンパ栓とダミーカプラー。

 最近のエース君作品の大きな改善点でもありますが、側ドアにも窓ガラスが入っておりますし。これ、作品に丁寧な感じ与えるのですよね。

 車端部、冷房装置のグリル、これも今の三岐らしいのです。


 真正面から。角型テールライトは内側に寄せたほうが、小ぶりな印象に出来ますかも? 可能なら移設も試してみてください。

 ヘッドライトは穴だけではなくて、Φ1のプレートかタイル(クリア)貼ったほうが良いかも知れません。


 側面。及び動力。ナローゲージの車両らしいユーモラスさ十分に!

 動力は左のモ270形に集中搭載しており、運用のし易いものになっています。電池とモーター同じ車体に積むのも駆動力稼ぐ意味で有利というか必須ですし。

 パンタが大振りな感じするのもナローの車両って感じです。

 此処までくると惜しいのは車高の高さ。
 もちろん、これ以上小さくするのも難しいと思いますが、車体上部、黄色のポチスロが手に入るならポチスロ化で擬似的に車体を小さく魅せることできそうな気もします。

 ク170形は足回りのボギー化可能かもしれませんね。


 本線車両との並び。あと1プレート背が低ければ、ナローがより「らしく」見えてきそうです。

 とはいえ、前回に比べて大きなクオリティアップです。
 そして、早くも。

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 今度は、四日市あすなろう鉄道のモ260形。

 新事業者に移管後、冷房化・大更新を経たモ261の編成です。青と白の爽やかでシンプルなツートンカラーは趣味の良いものとして、当時話題になりました。

 独特の傾斜前面と方向幕周りの出来が素晴らしい。パーツのベストチョイスです。角型の前照灯もそれらしいですね(ここはクリアプレートとか入れないほうが正解か?)。

 そして、圧倒されるのは方向幕周りから屋根へのカーブの繋げ方です。実車の微妙な丸みの連続を見事に表現されてるんじゃないですか!


 真正面から見ても、屋根の繋がりがきれいなのがわかります。
 ヘッドマークと副標識も大変に楽しげなのです。


 側面より。
 ツートンカラーの旨味で車高がちょっと低く見えますね。横組のドア窓が凝ってますし、実物の小振りなドア窓の表現になってます。

 理想申せば、側窓は先の三岐モ270と相互に交換したほうが良いかもしれません。
 三岐モ270はクリアの二段窓、四日市あすなろうモ270はブラックの1段窓ですから。

 いや、この二段窓も近鉄時代なら正解ですし、似合ってるのも事実です。


 三岐270形と並び。ほぼ同寸法のはずなのですが、傾斜前面とおでこの柔らかさ、ツートンカラーの旨味で四日市あすなろう260形の方が小さく見えるのですね。無論、実物目にしたら印象はまた変わってくるのでしょうけども。

 ナローの2編成が走行できるレイアウトも含めて、この世界が楽しみです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】うしがえる(R)様の関東鉄道竜ヶ崎線キハ2000形。小さいけど、濃い!

 関東鉄道キハ2000形は1997年製造の、同社竜ヶ崎線の専用車両。
 4.5kmの同線を一日中往復する、という恰も童話・絵本的な運用に就いてます。また長らく中古車・更新車しか居なかった同線では画期的な新車でもありました。2両あってラッシュ時には2連も組むとか。
 なお、以前使われたキハ532も予備で残されてます。小さな鉄道に3両の気動車!


 ラッピングのある2002号のイメージのようです。その下地を想定されたのか白一色のクリーンな車体は新鮮な感じでもありますね。

 
 側面はすっきりと。
 窓とドアの配置ですが、運転台直後の窓はドア間に持ってきて、全長に対してドアが両端に寄ってる感じにしたほうが全長が長く見え、また関東鉄道のワンマン気動車らしく見えるかもしれません。実車も2連の下降窓という都会的なスタイルですし。

 床下、小さなエンジン表現が好ましいですね。


 タイル仕上げの屋根上が近代的であり、そして綺麗!
 カーブスロープやポチスロも近年多用されてますけど、段差タイルというのもまた表現として使い分けを考えたくなります。また、この題材には似合ってる表現ですし。


 見どころはやはり前面でしょう。
 1x6のタイルを立てて前面の枠組みに。幌と組わせてあの顔を実現していますから。ここは結構精密な印象です。桟板も見逃せません。

 排障器……というかスカートも凝った表現ですね。枠状のスカートです。

 意外な題材ではあり、そして小さいけど、いろいろ濃い作品です。
 今後も楽しみにしております。
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする