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2018年01月21日

【作品紹介】三木様(mazta-k様)の英国鉄道374形(ユーロスター)試作車。クールで熱い?現代英国形

 説明が難しい題材です。まず374形の量産車について。

 374形(class374)は2015年から導入されているICE-3ベース(ジーメンス ヴェラロ)のドイツ製ユーロスター増備編成で動力分散型。現在10編成。
 集中動力式のフランス製……即ちTGV由来の373形と併用して運用されてる由ですが、ドイツ製車両が英仏間で使われるなど、第2次大戦前後には考えられたことでしょうか? 現状では完全置き換えはされず、373形も更新の上併用とのことですが。この辺では日立製も走ってるはずで、物凄く国際色豊かな状況になっていますよね。


 図は、Mazta-k様作図のClass374量産車。
 ICE-3ベースの難度が高い造形を巧く落とし込んでいます。前面はお面の貼付けでスラント形状を再現。1プレート分の不足でもってサイドへの流動感を出す。近年のカーブスロープ充実に依る丸みは、不可能を可能にした感が有ります。

 カラーリングはダークブルーベースの、ややビビッドなもの。
 この電車に関しては欧州鉄道でもついつぶやきがちな「昔は良かったなぁ」はなく(笑)、素直に格好良いと思えるのです。モデルについても同様と。


 その実制作にあたって三木様が選ばれたのは、この試作車。
 いや試作車ではなくて実物大全長モックアップだそうです。見た目は整っていますが車両としての機能はないそうで。

 カラープランは373形時代のユーロスターを踏襲しているのが分かりましょう。
 量産にあたって新カラースキーム導入して、逆に373形更新車を新カラー化してる由。

 さて。レゴ的に観ますと。ICE-3本来よりは前面窓が小さく現実的スタイルになり、若干レゴ化はしやすいか? 英国ゆえの前面警戒色もお面構造での違和感をなくすのに貢献しておりましょう。

 それでも。見れば見るほどに悩んでしまう題材です。


 それを乗り越え、今回、落成の1両です。
 先のmazta-k様のLDDを巧く消化して、かつ試作車のカラーリングを導入。

 何箇所もある斜めのラインはスロープ同士の合わせで表現。間の黄色帯も1プレート単位に分割で再現です。これ、適度なインパクトあって正解ですね。

 全体として灰色ベースですから、とてもシックな感じがします。モノトーン美しい。


 前頭部は若干のアレンジ。真っ先に目につくのは前面窓形状の修正ですね。ポチスロ合わせをいれて裾形状を斜めに。ライトケースは現実的にブラックアウト処理。
 お面と車体の隙間の処理も若干違います。これは現物合わせの末でしょうか。隙間が違和感感じさせないものになっているのは流石ですね。

 「おでこ」の丸みも若干強調されています。

 床下機器は逆スロープ系からカーブスロープ系に。この変更が現代的でありましょう。余談ですが、屋根肩に使っているカーブブロックは現在新灰が入手しにくい……「量産」(編成化)を考えるのであれば、此処も2x2か2x4のカーブスロープに変更すること考えたほうが良いのかもしれません。


 編成?を組んで。
 1両のみの試作車故、相方は同じく試作車のHST(252形)です。なんですかこの違和感の無さは! いや、時代は40年ほど違うのですが(笑)。

 なかなか楽しげなデモンストレーションになったようですね。


 デモンストレーションというと、「梅小路レゴ展示会(2018)」当日は実制作を行い、好評だったようです。
 
 三木様のユーロスター、このまま374形試作車を作られる(半自由形)のか、量産車に戻るのか。はたまた373形か? 気になるところ。
 
 英国面であり、フランスでもありドイツでもあるこの電車は、展開が楽しみなのです。日立製の395形や800形も含め、現代英国型は熱いテーマといえましょう!
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月20日

【作品紹介】アイン様の115系長野色。ちょっと……いや「ものすごく」懐かしい!

先方の記事:
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40576272.html

 115系の長野色。
 あんなに居たのに、今はもう思い出の彼方。

 1992年にこの塗色に変わり、2015年の引退までをこの色で通す。長野色とはいいつつも松本運転所や豊田電車区にまで波及しており、東京都内は立川にまでこの色の電車が入ってきておりましたね。活動範囲はとにかく広範でした。

 その長野色の115系が当たり前に居た頃は、長野から高尾までの数時間を乗り通したりもしたものです(間に2度ほど乗り換え有りですが)。
 たいてい、早朝に都内や横浜を出て、往路上越線・帰路信越線・篠ノ井線・中央東線というルートでありました。無論上越線も信越線も高崎や新潟地区の115系! ボックス席に収まり、ときに窓を開けて風を浴びる旅。それが「ついこないだ」まで楽しめた奇跡!
 JR東日本の115系自体も2018年の3月の高崎地区からの引退、新潟でも会える機会は減ってしまいました。置き換えが211系の全ロング編成だと辛いものがあります。ただ、E129系への置換だと、素直に快適な新車を慶びたいとも思うのですよ。

 そんな話はともかく。


 アイン様の作品、爽やかなカラーリングを再現。ベースは既に作られていた115系や113系で、ほぼ同仕様ですね。

 やや濁りのある薄青はレゴのミディアムブルーがベストチョイスです。灰色の帯も良い比率です。どうしても「国鉄色」優先で考えてしまいがちですが、長野色も23年の歴史があったわけで、信越・篠ノ井・中央東線115系の歴史の半分……でもあるのですよね。今思えば爽やかさだけでなく、上品さもありました。そんな雰囲気伝わってきます。

 3両編成……は基本でした。中央東線だと6連もありましたけども。


 モハ114形。レゴ的に動力車。ワンアームパンタ化された末期仕様です。
 長野も豊田も115系は車内もこまめに更新されており、乗って小汚い印象を感じることは皆無だったこと思い出します。大事にされてた電車でした。

 さて。アイン様の国鉄近郊形で思うことなのですけども。
 全長を2ポッチ伸ばして(或いは車端部を1ポッチづつ縮めて)、ドア間の窓に1ポッチ分の柱をいれたら、より近郊型らしく見えると思うのですが、如何なものでしょうか?
 戸袋窓は省略でも良いと思うのですが、通勤型のようにくっついた窓が解消されるだけで印象は大きく変わってきそうです。


 189系(或いは183系)「かいじ」と。中央東線の王道な組み合わせですね。
 国鉄色189系の臨時かいじは今も時折走りますので(でも189系で特急料金取るなよな……。臨時快速が適切でしょうねぇ)、115系の末期までこの並びは続いたのでした。


 215系の臨時快速と。ビューやまなし号も定番臨時列車ですよね。




 湘南色115系との並びに、6連。過渡期にはこんな編成も見られたのかもしれませんね。どちらも良いのです。あと、横川でも高崎の115系とこんな並びがあったのかも?


 スカ色と。113系を115系に見立てれば、最後まで残ってた豊田のスカ色115系との並びにも見えてきましょう。つい数年前まで光景です。


 電気機関車に従えられて。恰も碓氷峠を思わせる!
 92−97年の5年間、長野色の電車は碓氷峠を越えて横川にまで顔を出していたのでした。
 それにしてもガチなEf63も、今のレゴトレイン界隈では待ち焦がれる題材でありましょうね。8幅ではかつてTomy氏作品がありましたし、CADではTn-factory氏・yamatai氏作品がありますけども。流石にED42だと時代が合いません(笑)。
 
 長野色の115系は、その活躍した時代が長いだけにいろいろなシーンが楽しめますね。
 機会あれば、拙作のスカ色115系やオレンジ101系とも合わせてみたいものです。
 
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2018年01月19日

【作品紹介】柴様の自由形蒸気機関車。その無骨さ、その重量感、その力強さ!


 蒸気機関車の車軸配置で0-6-4(日本式に言えばC2)というのはあまり多くはないようです。アメリカ式の名称もないようです。

 然し、このちょっと無骨でマッチョな機関車。本線用機関車の大きなボイラを搭載していて、それを支えるがための従輪2軸。一方先輪は高速性能よりも軸重を確保するために省略した……というストーリィが浮かんでくるじゃありませんか。なのでこの軸配置も納得です。
 ぶっとい缶胴もその流れで説得力がありますね。

 アメリカ的な無骨さを持ちつつ、製造はイギリスの何処か? 故にきれいなランニングされた缶胴を持つ? はたまたアメリカ由来の機関車に英国流儀のおしゃれをさせたものか? 


 ともあれ、大変に力強い印象の機関車です。用途は重連での軍用列車牽引用とのこと。即ち重貨物用。はたまた重入換用。とにかく力は求められるはずですので、この雰囲気は自由形として納得できるもの。

 足回りは締まった印象で、間延びしがちなレゴ大型蒸機の流れに対して一石を投じておりましょう。特に第三動輪と従輪ボギーの距離が堪りません。
 
 ぶっとい缶が真正面に突き出るインパクトもプラス。あと、大柄な車体に似合わぬ?小さなデフレクタが良いアクセサリに。

 惜しいのはキャブですね。蒸気機関車(テンダー式)の場合は「窓ー窓-ドア」か「窓ー窓-ドアなし」がセオリーでしょうから。「窓-ドア-窓」はちょっとだけ違和感あります。

 レゴ的にはエンジンドライブで、第二動輪上にMモータが見えますね。裏面見せてもらうのをつい失念いたしましたが、平ギア+ベベルギアで1:1でしょうか?

 ロッドはプレートロッドです。形状的には望ましいのですが強度的にはテクニックアームに比べて劣るのが難点です(拙作のED42では断念してテクアーム化)。ただ、艦船オフでそこそこ運用したにもかかわらず、ロッドの原因のトラブルはほぼありませんでした。使い方次第なのでしょうか?





 重連で軍用列車を曳く。ユニークな装備は「重連総括制御」。
 同じ機関車を2両作られ、それぞれにPF機器を一式搭載。但し相互のモータ同士はケーブルで結ばれ、どちらかの機関車を制御すれば重連が操作できる由。

 PFはモータよりも受光ユニットと電池boxが高価ですから、ややもったいない使い方ではあると思うのですが……どんなものでしょうか?
(この種の運用を合理的に考えると、片方の機関車をマスターとして受光ユニットと電池box搭載、もう片方の機関車はスレイブに割り切り、モータのみ搭載……とするのがセオリーではあります)
 但し、同型機2両をバラで使ったり、ときに重連で使うような楽しみはあります。


 埠頭をバックに。港湾の情景がなんとも似合いますね。


 連絡船と。


 岸壁の内側をゆく。




 クラシックな電車と競争。
 この並びだと大昔の京浜急行が、恰も西海岸のインタアーバン……パシフィック電鉄辺りに見えてくるから不思議です。港町の臨港線と電車線が絡み合う情景はアメリカンインターアーバンでも、また日本の京浜や阪神でも観られた光景でありました。




 アメロコなC52(拙作)との並び。C52は高速旅客用ですから実に好対照です。
 武骨な力を感じさせる機関車同士の並び、良いものですね。

 軍用に、民間に。柴様のこの機関車の活躍、期待しております。
 
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2018年01月18日

【作品紹介】かい様の225系100番台車。新快速の最新型。違うところが面白い♪

 JR西日本の225系電車は2011年に導入されていますが、2016年製造の2次車から顔が227系に準じたものに変更され、100番台となっています。
 225系の元来の顔つきは……やや好みの分かれるものでしたが、227系や323系と共通する100番台では運転台部の丸みと、全体としてのアーチラインが強調され、整った現代的な顔つきになったんじゃないでしょうか?
 というのは、昨年6月のあおつき氏作品の紹介からの自己転載です。
http://legotrain.seesaa.net/article/451047920.html

 引き続きのレゴ化ですが、最新型人気は頷けるものがあります。
 新快速は特別な電車にして、「圧倒的な数で押す」電車でもありますから、重複で複数編成並ぶさまは却ってリアルでもありましょう。

 あと付け加えると、223系に始まるあの顔は111系や153系500番台辺りに始まり1980年代前半まで続いたあの貫通国電フェイスに通じるものはあり、それが人気にも繋がってるのかもしれませんね。


 かい様の新作です。
 大阪駅の大屋根(エース君)と、京都タワー(サニー氏作)をバックに。


 前面窓を横組にして角をポチスロにすることで得ている流動感は、あおつき氏の先工作に共通します。このスタイルとしてはベストな表現ですね。アークラインも同じく。

 然し、他の部分では相違点の方が多いのに気が付かされます。車体裾の処理であったり、車体裾に斜めに伸びていく帯の処理であったり。また、このモデルでは車体の前頭部と側面での質感差異も表現しているのが印象的です。強調しすぎ? いや全体で好ましいバランスになっていましょう。


 微妙に車体と隙間の空いたスカートも魅せ所!
 ドアは微妙な凹みも表現しています。階段状の帯処理には違和感がありません。


 屋根上および、側面。
 ワンアームパンタの表現はちょっと新しい。巧くクリップアームを使いこなし。適度な太さもリアルな感じ。


 側面は窓サイズが上下方向に小さくなること承知で、窓配置の方を優先的に表現です。「1:3:1」のリズム。この電車の印象として意外と大きなものであったことに気が付かされます。窓の上下寸法の問題は、最大限に違和感がないように収めていますね。違和感のコントロールもビルドの技でしょう。

 
 先にも触れましたよう先工作……あおつき氏作品とはいろいろ差別化が図られています。失礼を承知で申せば、それぞれに一長一短の良さがあります。その違いが如実に顕れるのがレゴビルドの楽しさであるのは言うまでもありません。制約の中で、各自の解釈が相違交錯する……。

 リアルな模型が写真であるのならば、何らかのディフォルメの入ってくるレゴはイラストレーションでありましょう。違うところが面白いのです。好例といえますね。

 そして、共演するところを拝んでみたいと思うのでした。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】hiro様のオヤ31 建築限界測定車。事業用車は楽し♪


 オヤ31形 建築限界測定車は1949-1961年に主に32系客車を改造して7両が作られたもの。新線開業や電化などで、線路脇の建築物の状況が変わったときに検測が行われます。
 ゆえに出番は少ない方の試験車(※)ではありますが、JRには5両が引き継がれました。
 現在も北海道に1両、西日本に1両が在籍しています。

 ※:試験車でも軌道試験車などは小まめなローテで検測を行ったリします

 外見の特徴は車体を切り欠いて、そこに設けた検測用の矢羽根。これが線路脇で建築限界を侵すものに当たれば、データとして記録されるというわけですね。無論、コンピュータ以前ですから(笑)、アナログな記録です。
 カンザシをたくさん差したかにも見える、その姿から、花魁(オイラン)車とも。


 hiro様のオヤ31は現在もJR西日本に所属するオヤ31 31。
 進駐軍専用車の流れをくむもので、その前身は部隊用給食車オシ33形でその前は酒保(販売)車オミ35形。而して元は尋常の三等緩急車 スハフ32形です。

 製作動機に「三木氏のオクタゴニアンに刺激された」とも伺っています。1両で成立するユニークな事業用車としての魅力もあると同時に、刺激元と同じく進駐軍専用車というのもなるほど、と(笑)。

 車体はパーツの制約の中で、見事に丸屋根旧型客車らしさを表現できていますね。理想を申せば32系らしく窓幅は狭くして欲しいところですが、然し、これはこれで広窓35系ベースの建築限界測定車のように見えて悪くありません。

 そして肝心の矢羽根。大量のアンテナパーツ。線の細さは正しいでしょう。嬉しいのは矢羽根まわりの「側廊」も表現されていることですね。開放式の側廊のある客車は御料車3号(初代)とオヤ31くらいですから。


 車両端は折妻と、そこにつく窓の解釈が面白い。強調気味なのは「あり」ですよ! 良い表情です。テールライト若しくは標識円盤付けると更に良い雰囲気になりますかも?


 反対側の妻面。こちらは矢羽根があり、切妻形状です。
 背後にクハネ581がちらりと見えるのは恰も宮原運転所な雰囲気です。


 車内。こんな車両ですが作り込まれてる! 測定台や記録装置があるのが分かります。事業用車こそ車内を作り込むと楽しいのですよね。

 オヤ31は検測時は結構な珍編成を組んだりします。例えば。
「機関車(DE10等)+無蓋貨車+オヤ31+無蓋貨車+電車+緩急車」など。
 電車や電気機関車が非動力で曳かれるのは、勿論電化試験であるためです。この作品、いろいろ楽しめる可能性持っておりましょう。




 おまけで恐縮ですが。
 制作済のクハネ581と、クハ481たち。
 
posted by 関山 at 23:56| Comment(1) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月16日

【作品紹介】レゴ5udon様の銀座線1000系。「地下鉄の、正しき魅せ方!」なジオラマ仕立て。

 先方の記事:https://5udon.blogspot.jp/2018/01/blog-post.html


 レゴ5udon様の2018年初作品は意外にも?銀座線です。
 
 東京メトロ1000系電車は2011年から導入されている現行車両で、嘗ての1000形を彷彿させるレトロデザインが話題になりました。一部の車両だけではなく、全車両をレトロデザインにするのは大胆なこと。
 なお、2017年に納入された最終編成2本は更にレトロ感を強調した「特別仕様」です。


 5udon様の作品は、いつもの同氏の作品よりは一回り小さな印象? いや、銀座線の寸法が「市電と省電の間の寸法」と言われるような小柄さが有りますので、これで正解と。全長も25ポッチ。締まった印象です。

 なお、プロトタイプは1000系の通常車ですね。特別仕様編成は後日の「お楽しみ」でしょうか?

 前面は平面的に割り切っておられますが違和感はありません(ただ、自分が作るなら何らかの丸みか後退角は表現したくなりますが)。
 左右の窓高さを変えて非常口表現にしています。

 それにしても。黄色い車体に臙脂の屋根が美しい対比です。
 現状で惜しいのは連結器…ダミーカプラーなどが無いことでしょうか。アンチクライマーは良い表情を出しておりますが……。


 側面。ドアはパネル側面を使った仕上げです。
 側窓はなんと3幅分。2x2のパネルに1x2プレート貼ったものを挿入して側窓にしているようです。ポッチを0.5プレート換算するとこれで7.5プレート=3ポッチ幅になるので成立するのですね。この窓とドアのバランス感が巧いのです。銀座線らしい。

 対して惜しまれるのは運転台に向かってのオーバーハング部分で……。
 乗務員ドアと客扉の間は1ポッチにされるとガラッと印象は変わってくるのではないでしょうか? あと、先頭台車の位置ももう1ポッチ車端に寄せると良くなるでしょう。


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 さて。
 この作品の肝といえるのは、寧ろジオラマの方でありましょう!


 浅草モチーフの地上。。奥の出入り口階段は確かにこんな寺院風のがあります。


 その地下には!

 地面の被りの浅さは如何にもな銀座線ですね。


 32x32の空間に、擬似的に2編成が並びます。
 3x4パネルを使ったホーム基部の表情もまた良いのです。

 線路際には、きちんと集電用のサードレールも。
 軌間に対する車両サイズの比率も銀座線らしい。


 更に、このジオラマは真ん中で開きます。
 線路間の柱の処理には驚かされます。左右でずらして、合わせたときに密度が濃くなるんですよ。また広げた際の美観への配慮、レンガブロやアーチが効果的に使われています。


 広げきったところ。ちょうど2連の電車がバランスよく。




 ホームの雰囲気。


 地下鉄の魅せ方という意味で、実に秀逸な作品でありましょう。
 ディスプレイモデルとして魅力的なだけでなく、広げた状態なら走行対応だって出来るわけです。
 
 駅のシリーズ化で、他の銀座線の駅も同じフォーマットで造れないかと考えてしまいますね。島式ホームで丸ノ内線と共有の赤坂見附であったり、半蔵門線と共有の表参道であったり……。そこで他の方の作品と並んだら楽しいことでしょう。

 また、銀座線の車両もバリエーション展開考えられるのではないかと。1000系でも特別編成。少し前までの01系。そして2000系以前……。

 他路線展開も考えられるのは言うまでもありません。他都市展開だって!
(まぁ、気軽に作るには、ちょっと資材を食いすぎるのが難点ではありますが……)


 なお、動画もあります。

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 参考になるか? 製作中の画像のようです。
 やはり柱はいろいろ試行錯誤があった?みたいですね。

 1000系電車もドア幅・窓幅を見直す前であるのが分かります。31ポッチあったのですね。やはり完成版の25ポッチ版のほうが全体の雰囲気にあっておりましょう。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(1) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月15日

【作品紹介】Mugen様の、いすみ鉄道の気動車たち Le-car!とその後継車。いすみ200形といすみ300形


 レゴで軽快気動車(3セク鉄道などでみられる軽装の気動車。JRだとキハ120等)の作例は時折見受けられます。
 しかし、その前に流行った「レールバス」の作例は多くありません。

 レールバスは1980年代に一度、再評価・再発明されたもの。
 元来バス用の部材を使った軽装な内燃動車というのは大正年間、内燃動車の歴史から始まっています(バスを線路に乗っけたのが内燃動車の起源なんですよ元来は)
 そうした簡易な気動車は戦前戦後とボソボソと作られ続け、国鉄キハ01-03の大コケのあとは南部縦貫鉄道のキハ101・102がしぶとく生き残った以外は一度絶えた血筋でした。
 再発明は1982年に富士重工がLe-CARを試作(1982年1次。83年に2次)したところで始まります。1984年以降、地方交通線の3セクへの移行は盛んに行われましたので、Le-carは結構な両数が売れたのでありました。

 しかし。
 鉄道車両としては華奢であり……というよりは、バス車体の寿命なんて元来長いものではありません。20年持てば御の字の世界。Le-carの多くは失敗したというよりは、元来のバス車体の寿命を迎えて退役していったという見方ができましょう。

 で、メーカー(富士重工 乃至 新潟鉄工所)もそのへんは懲りたらしく、1990年代後半以降はこの種の軽快気動車も頑丈なものになり今に至ってる由です。

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 いすみ鉄道(千葉県)のいすみ100形(いすみ200形)は1988年に同線の転換とともに導入されたものです。
 LE-CARの中でも後期製造なので流石に二軸車ではなくて通常のボギー車。それでも幕板のほとんどない車体などバスに近いボディ。
 7両が導入されたものの、順調に新車への置き換えが進み、現在は206の1両のみが残存している模様?




 mugen様の作品は、見事に華奢なバスボディ……スケルトンボディの表現に成功しておりましょう。幕板がほとんどなく、窓そのものは観光バス用の転用品。上半分固定で下半分が引違いという鉄道車両らしからぬ雰囲気が伝わってきます。
(当時はこれはこれで、新しく快適そうにも見えたものでした)

 ドアもまたバスらしい折戸です。高さ5ポッチ分の横組で、上部にブラケット入れて0.5プレート分の隙間埋め出来ているのですね。
 一方で鉄道車両らしいのは乗務員ドアでしょう。あとは排気筒部分でちょっと車体構体が太くなってる箇所も。

 全長は27ポッチで、20m級を32ポッチにする文脈に対して整合性がありましょう。この種の車は相対的に小さく見えたほうがいいです。


 前面はひたすら真四角な印象がそれっぽい。ライトケースの表現には1x1プレートの裏面使ってます。まっ平らであるがゆえにワイパーの表現が良いアクセント。

 なお、スカートの表現が好ましい。真四角な簡易なものであるんですが、これもまたレールバスの味でした。レゴ的にはタップ使ったジャンパ栓が強度面形状面で有利ですね。
 屋根はタイル仕上げ。ミニマムなベンチレータ。後はやはりバス用の冷房装置です。屋根も真っ黄色なのはいすみ鉄道なりのおしゃれでありましょう。
 黄色に緑帯、もレールバスには似合ってましたね。




 もう一つの作品が、いすみ300形。2012年から導入されている現行の主力車両です。
 こちらは新潟トランシス製のNDC。無論、今様の耐久性を考慮したものなのでしょう。

 真四角な車体でありますが、随分印象が変わるものです。
 幕板があることと、太めの窓柱が鉄道車両らしい頑強さに

 300形はトイレ付きのため、窓配置も左右で異なります。ドアは引き戸に。ここも鉄道車両らしい。ドア表現はやや凹みがあるのが細かいですね。
 またドア横の確認窓も再現されています。


 前面は200形同様、4幅分の横組。但しガラスサイズや灯火の位置で印象は大きく異なります。手すりを巧くアクセントに使い、また、貫通幌も車両を立派に見せていますよね。
 いすみ300形。福井レゴオフでは動力が付けられなかったため、予備車になっておりましたが、今後の活躍が期待されるところです。
 

 一方で頑張ってたいすみ200形。走行は9Vモータの仮設です。
 2両編成の連結はドローバーに依るもの。


 新旧交代の予感?

 なお、いすみ鉄道にはJR払下げの国鉄型気動車が在籍しているのも知られています。キハ52にキハ28。また、いすみ300形の最後の1両はキハ20 1303としてキハ20のレプリカ的な車両になってる由。なので、国鉄型気動車との共演も楽しそうでありますね!
 
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2018年01月14日

【作品紹介】高貴なる紫! Mugen様の「華」は485系のお座敷電車。



 思えば、485系電車も絶滅危惧種です。
 車体が原型とどめている車はほぼなく、残るのは車体載せ替え大更新車の「宴」「華」「ゆう」「リゾートやまどり」「ジパング」「きらきらうえつ」程度なのでしょうか? 車体載せ替え組でも「NODOKA」も先日引退ですし……。

 「華」はJR東日本関東地区(主に高崎)の客車お座敷列車の代替として、1997年に改造されたもの。多くは先の「宴」(1994年)に共通しますが、前面形状が1枚ガラス窓に変わったこと。そして、衝撃的なのは紫をベースにしたカラーリングでした。

 改造から20年余を経て尚も健在ですが、お座敷列車自体が近年は「扱いにくい」もののようです。今後がちょっと心配。
 観光列車ブームの中で、豪華な「華」と「宴」が再度注目されると良いのですが……。あと乗る機会、あればいいなぁと。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 レゴ的に申せば、「華」は以前から注目されていた題材です。
 と、申しますのは「余りがち」なダークパープルのトレイン窓を有効活用できる題材でありますから。
(皮肉なことに、希少部品のトレイン窓はなぜかダークパープルだけが余るのですよね……)

 とはいえ、その他のダークパープルのパーツ自体を集めるのが平易ではなく、その意味で難度は途轍もなく高い。Mugen様のこの作品もようやく実現したものです。


 先ずは前頭部です。
 下半分を3x3や2x6のラウンドスロープを重ねてまとめ、優美な曲線を作り出す。
 上半分は3x6の平面キャノピ。実物もここのガラス周りは平面的な印象なので、良い印象把握にもなっています。屋根の際は再び大きな丸みで、カーブスロープ中心の処理です。
 実物同様……ともうしますか、実物よりも更に優美さ・流麗さを感じさせる前頭部になっています。

 カーブスロープに依るスカートも絞られた形状が優雅。そして貧弱でも重たくもない、ベストなバランスを実現しておりましょう。

 それを実現するパーツセレクトのセンスは……Mugen様ならではなんですよね。而もダークパープルという制約の中で。
 精細であり、且つ適度なレゴらしい安心感!



 クロ484形(484-2)。

 前面に繋がる、運転台窓枠が凝っています。3幅分の横組みです。そのまま巧く側面に繋がる。乗務員ドアはややオーバーかもしれません(1幅でもいいような?)。サロン部の窓は通常客席とは差別化していますが(実際質感が違う窓ですが)、ここもトレイン窓にしてしまったほうが全体がスムーズに見える? 

 とはいえ、非の付け所のない優美な側面です。紫トレイン窓は見事な「ハマり方」でありますね。ナイトバスも報われていることでありましょう。

 気になるのは客ドアの丸窓。これは1x4アーチを2個合わせることで実現しています。巧く楕円になるのですね。そして、ドア自体を1プレート凹ませ、ドア両側を2x4タイルで抑え、ドア自体を2幅に見せるという凝った処理が行われているのです。


 車内インテリア。分割ラインはピンク帯の部分です。この位置の分割だとインテリアを魅せやすいのですね。左手が運転室直後の展望サロン。右手がお座敷です。マイク持ってるミニフィグが芸コマ。この種の電車に「カラオケ」は必須ですから(笑)。


 モロ484形(484-7)。パンタ付きの中間車。
 屋上機器は交直両用電車としての485系を感じさせるものです。その部分が低屋根なのも、今はなき583系辺りを彷彿とさせるのですね。冷房装置の一部が床上設置なのも485系の初期車などに共通しますし。


 車内インテリア。横向けの座椅子と座卓が巧いです。
 パンタ下部分は洋風のサロンスペース。窓が大きいので内装が映えます。


 モロ485形(485-5)。レゴ的には動力車です。

 全長は中間車基準で32ポッチ。
 実物だと車両限界一杯いっぱいな車体高も適切な印象です。あと1プレート車体高余計だと不安定かつ馬面に陥ってしまうでしょうし、1プレート低いと今度はボリューム不足で印象も変わってしまうでしょうから。

 屋根は45度スロープに2x2カーブスロープ載せた作りで、寝台客車などに使われる手法ですね。新濃灰や新灰の2x2カーブスロープが廉価大量に供給されている恩恵。


 クロ485形(485-2)。
 反対側の先頭車です。窓無し部分はこの種のジョイフルトレインらしいですね。

 さて。
 台車形状が、如何にもなDT32 乃至 TR69系ですね。エアサスマウントの形状が結構特徴的なものでした。国鉄の「優等用」台車として定番ではありましたが、レゴで此処までうまく再現されてくると新鮮です。
 床下機器はレリーフ状処理。2幅でプレートをぶら下げ、そこに機器を表現する手法は適度な立体感と密度感が産まれましょう。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 



 力走。やはり、質感が高く感じられる作品です。
 色の功績だけではありますまい。トレイン窓は今や使いにく部品ではあるのですが、皮肉にもこの題材にはベストマッチです。
 いや「宴」「やまどり」とかいった同系車両への展開を諦めねばならない問題が(笑)。


 編成で。実物は6連ですが、4連でも十分なボリュームです。




 良い雰囲気なのです。背景も同じくMugen様作品で揃う。


 カーブをゆくのが様になる電車です。
 紫って下手に使うと下品な色なのですけども。しかし、「華」は実物もそしてMugen様の作品もまたエレガントな印象に。


 ポートタワーを遠くに眺む。
 ……「華」は高崎の電車ですから、関西に来たことはないはず。でも、違和感がないのですね。

 嗚呼、東海道を夜行快速のダイヤで関西入りしてくれたらなぁと思うのは私だけではありますまい。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(1) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】アイン様の103系増結。エメラルドグリーン!

 先方の記事:https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40555891.html

 以前に紹介したアイン様の103系の現状バージョンは「レインボーカラー」な4色混成の5連です。

 今見ると無茶に見えますけど、国鉄時代……特に国鉄末期には2色の混色は珍しくなく、まれに3-4色混色も見られたのですよ!

 で、その中でちょっと言及されていた常磐線快速の「エメラルドグリーン」が実現していたので紹介する次第です。

 さて、常磐線のあの緑、レゴ的には解釈に苦しむ色です。ダークグリーンだと濃すぎて絶対に変。実物の色番号なんて意外とアテになりません。色面積の差に依る影響は大きいですからね。
 因みに常磐線つながりで申せば、急行電車(455系など)のピンクと、中電の小豆色(415系とか)と、EF80やEF81のローズピンクが同じ色だっていっても納得はされ難いでしょう(笑)。
 なので、直感でいいような気がします。



 意外や、エメラルドグリーンにはラチチュードの広い基本色、通常のレゴ緑がしっくり来たのでした。
 関東の103系と言えば最後の頃は常磐線にまとまった数が居ましたので、記憶にある方も多いのではないでしょうか? 1972年ころから2000年ころまでか。結構似合ってたものですね。

 車体はアイン様の3ドアアレンジ版です。
 戸袋窓は割愛仕様ですが、左右のオレンジや黄色のようにグリルタイル使った処理の戸袋窓も実装は可能でありましょう。基本色故パーツ的な制約はないのですし。

 また、常磐快速線の103系は前面形状も低運転台・高運転台。そして1000番代由来の貫通型も混用されておりました。更に申せば1000番代混結混色というのもあったのです。
 いろいろ夢とか可能性広がりますよね。常磐線沿線のファンの方、どうか手がけてみては如何でしょう?(いや地元の方限定じゃないですけど)


 エメグリも組み込んだ5色の電車6両編成が実現! とっても華やかです。

 混色国電4色までは普通にあったらしいですが、流石に5色フルコンプは何らかの記念運転じゃないと実現しなかったそうで。
 それでも、いろいろ想像の出来る素敵な情景です。
 
posted by 関山 at 23:55| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月13日

【作品紹介】エース君のJR西日本 201系 大阪環状線。未来の国電の……今の姿はすっきりと。

 国鉄201系電車は1979年に試作車が登場。まず中央快速線に投入されました。

 今でこそ古い「国鉄時代の電車」のイメージですけども、その登場時は「国電のイメージを大きく変える」画期的なものであったのです。

 量産はやや遅れて1981年。中央快速線の他、中央・総武緩行線。そして関西地区では京阪神緩行線に導入されました。
 ただ、相当な高コスト車でもあり。重装備の試作車に対して量産車や量産後期車ではコストダウンを進めつつもそれでも高コスト

 ※:兵器の世界では「試作品が量産品より優れている訳がない」とか言われてますが、鉄道車両と連邦軍のモビルスーツは過剰仕様の試作品に対して、量産品が劣化版になってしまうのはザラなのでした(苦笑)。

 1985年の205系の登場で、未来の国電……も早くも終わってしまったのです。
(205系だと、国電・国鉄という感じが薄れてしまいますよね)

 その後の経緯ですが。
 関東では長く中央線・総武線で活躍し、後に京葉線にも転じましたが引退久しく。
 一方で関西地区導入車は京阪神緩行線から引退後は大阪環状線や奈良線に転用され、こちらは尚も健在です。
 
 側面は戸袋窓や二段窓が古臭い……と試作当時から言われてましたが、これもJR西日本特有の延命改造ですっきりした姿に改められており、却って完成度は上がっておりましょう。

 ただ、大阪環状線では新車導入が進んでおり、103系についで引退する日もそれほど遠くは無さそうです。
 

 エース君の作品は言うまでもなく、先に作られた201系に次ぐ大阪環状線仕様です。

 JR西日本流儀の更新で戸袋窓塞ぎ、側窓を半固定。雨樋埋込。すっきりした姿です。オレンジの4両編成はインパクトあるものですね。
 また、最近のエース君作品ではドア窓が埋まってるのも嬉しいポイントです。技術面というよりはパーツに余裕が出てこられたのかな?という感じではありますが。


 さて。あの前面です。
 80年代流行った額縁状の顔のなかに傾斜が入ってブラック処理されているという、凄く難易度の高い形状です。考えると気が遠くなるような。

 思い切って傾斜は省略されていますけど、それでも左右非対称の分割の上手さで201系の顔になっています。
 向かって左側の縦長窓は1x2をそのまま。向かって右の横長窓は1x1を使って細長さを強調されてます。そして全体として4幅の横組に収め、寸法的な整合性も取れてますね。

 もうひと頑張りで、傾斜もできそうな気がしますけど、無理はしなくても大丈夫でしょうね。自分も作るとしたら、傾斜は諦めて仕舞うつもりですよ!


 中間車。モハ200形か。
 屋根周りの仕上げが今後の課題になってきましょうか。


 エース君の関西国電 4本並び。
 103系は2編成。今度の201系。一番右は関西線仕様の103系です。
(あぁウチの101系も並べてみたいですよこの中に!)

 国鉄通勤型祭り、というのもいいものですね。
 何れも貴重な経験値になっているものと思います。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】薬師山様の新幹線923形電気総合試験車(ドクターイエロー)。的確なパーツ使いとバランス


 言わずと知れたドクターイエローです。世界で一番有名な事業用車でもありましょう。安全を守る、とても大事な車です。

 ただ、923形に代替わりしてからも結構な時間が立ってしまいましたね。700系由来の車も今は少数派になってしまってます。何時か引退の日も来るのでしょうか?

 この923形もレゴでの制作は幾度か試みはあったようですが、残念ながら完成に辿り着いたものはありませんでした。ここで薬師山様が遂に叶えられた由。既に0系の編成モノ実現されていますから、この流れも納得です。


 前頭部。700系とも共通します。
 700系は21年前のデビウ当時は賛否両論だった前頭部でした。それだけ実用本位で癖の強い形状であったのです。
 でも、21年経ってみるとあの顔も懐かしさを感じさせるものになってきましたね。

 薬師山様の解釈がまた素晴らしい。
 独特のクビレや膨らみを余ること無く、レゴパーツの力で解決しています。パーツの個性を活かした素晴らしきあわせ技。そこには「無理」がありません。美しく、そして愛くるしい造形があります。

 印象的なのは三角のウエッジを側面に使っていることでありましょう。
 大胆な、最適解です。

 台車はカバーリング。台車の上の微妙な膨らみを表現しているのもいい感じですね。全体にディテールは「強調」の方向です。良い意味で戯画的・イラスト的な作風でもありましょうか。

 この構造において、側ドアの凹み表現も忘れていません。平板な車体であるからこそ、映えます。


 先頭車から2号車への流れ。元来のレゴトレインスケール28ポッチを中間車基準ですから、バランスよく無理なく見えます。


 923-1。各種測定台を備える車。
 屋上の白いカバーがアクセント。

 小さな窓が、如何にもな事業用車感。
 あと、近年のJRC新幹線の大きめな号車表示が、1x1文字タイルとベストマッチ。これは嬉しいディテールです。何より、車両ごとのキャラクターが鮮烈になっておりましょう。


 923-2。高圧室。電気関係測定機械を搭載。
 大きなパンタカバーが鮮烈です。ここに奇数幅を採り入れています。
 2基並ぶパンタは1000形以来からの伝統ですね。

 高圧引き通しも印象的です。


 923-3。観測ドームと電気系倉庫。電力データの処理。
 高速形状の観測ドームがカッコイイ。そして高圧引き通し。922初代(元1000形B編成)では目立っていた引き通しが923で復活しているのですね(922-10/922-20ではなかったような)。

 観測ドーム、やはり奇数幅。そして屋根も平滑処理で新幹線らしく。


 923-4。軌道検測車。今までだったら921形を名乗りそうなものですが、923-4です。
 この車両がレゴ的には動力車になっています。2Mの強力仕様。

 軌道試験車らしい重厚な台車の代わりに動力台車使うのは良いアィディアですね。

 別系統の試験車であることを示すがごとく、白い屋根も印象に残ります。
 そしてやはり、引き通し線。


 923-5。多目的試験室と休憩室。観測ドーム。
 屋根上の、パンタ台風のものはなんでしょうか? ドアは二箇所です。また屋根上のポッチ出しも良いアクセントに。


 923-6。ミーティングルームと高圧室。
 おそらくですが、初代の922では4両で済ませていた編成が6両に伸びているので、車内配置は余裕あることでしょう。検査項目なども増えていることでしょうが、機材も小型化されていることでしょうし。
 次世代のドクターイエローは、どんな編成になるのでしょう?

 さておき、2号車同様のパンタ周りが魅力的ですね。そして、営業車のパンタカバーにも応用できないかと考えてしまうのでした。


 923-7。電気・施設測定機器及び、添乗員室。
 添乗員室は通常の客席同様の設備なので、一番一般営業車に近い車かもしれません?

 この後ろすがたもまた、クビレと膨らみを的確に捉えた美しい形状です。いや、700系/923形は角度によっては「醜い!?」とも言えるのですけど、薬師山様の解釈は美化など入れずに、その醜さを躱す。そして、実車の魅力を最大限に表現できていると思うのでした。

 923形は繰り返しますが700系がベースです。700系新幹線電車のモデル、応用で出来るかもしれませんね。元来あるべき営業車こそが、新幹線の王道なのでありますから。

 また、機会あれば拙作の922初代や911、921-1と言った事業用車たちと並べてみたいものです。
 


走行動画。お披露目の1月14日 梅小路レゴ展示会にて。
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2018年01月11日

【作品紹介】1000馬力!のキハ07。三木様のガスタービン試作車キハ07 901

 国鉄キハ42000形は1935年から戦後にかけて製造されたガソリンカー。
 機械式のガソリンカーとしては最大級の19m級の大柄な車体。前端部はラウンド形状(傾斜のない流線型)。
 戦後残存した殆どはディーゼルエンジンに換装され、また液体変速機を装備して他の気動車と互換性を得たものも多々。国鉄でこそ活躍は早く終わってしまいましたが、私鉄払下車は1970-80年代でも結構残ってものです。そして、最後の現役車は2007年まで鹿島鉄道で活躍。
 また、中国大陸(撫順鉱務局)では電車の中間車として21世紀まで現役だった仲間も。不朽の名車であったのでした。

 動力はガソリンエンジン、戦後一時期の天然ガス動力。
 そして戦後の大多数はディーゼルエンジン。出力は95馬力から180馬力まで。尤も軽量な車体であったが故、おなじみDMH17形の180馬力でも十分なものでありましたが。

 そのキハ42000(キハ07)の最大の異色車両がキハ07 901。
 戦後製のキハ07 204を1968−70年に改造したもので、ヘリコプター用のジェット(シャフト)エンジンを搭載し、その出力は1000馬力! 当時のディーゼルカーはようやく最先端の試作車たるキハ91の500馬力が最大という時代。軽く二段階ほど、飛び抜ける。

 前面は独自のFRP製のものに換装。然し側面はキハ07のママという不思議な姿。
 磐越西線などで試験を行い、優れた成果を上げています。その流れでキハ391形試作車に繋がるのですが……。

 ……一度は断念されたガスタービン、まだまだ可能性は捨てきれない技術でありましょう。定速回転のガスエレクトリックを電気の補助に使うようなやり方で蘇る可能性はあるとはおもうのです。

 閑話休題。キハ391の登場を前に、キハ07901は役目を終えたのでした。


 ユニークな試作車でありますから、レゴ的にはもっと早くから注目されても良い題材であったのでしょう。ただ、この三木様の初めての作品化の筈です。

 独特の前頭部をそつなくまとめ、赤とクリームの鮮烈な塗り分け。
 そして原型の面影を残す側面は古風な印象。このアンバランスさこそがキメラめいたハイパワーテストヘッドの魅力でありましょう!

 なお、側面はキハ42000形としても秀逸な印象把握でありましょう。
 窓の位置が不均一なのは、横組と相性がベストなのですね。できたらドアに沓摺と、またプレスドアらしい表現があると、より前面や床下とのミスマッチが強調されてきそうですけども(笑)。


 前面は二枚窓。稜線よりは曲面優先のガラス仕上げになっています。
 ヘッドライト・テールライトの位置はやや内よせ。ちょっと愛嬌のある顔になっておりましょうね。

 注目すべきは屋根上で、原型を残す、ベンチレータのたくさん並んだやはり古風な印象のもの。


 イギリス国鉄APT-Eと。ガスタービン並びです。
 1960−70年代は夢の内燃動車でありましたね。

 あ、ウチのTGV001も持ってきたらガスタービン並びができたのでした(DBのVT602はリメイク前提の半壊状態……)。あとはどなたかがキハ391を並べてくだされば?

 切なく儚い、夢の内燃動車はどこか通じるものがありましょうか……。


 キハ07形のレイルロオド、ぬいれいなさんと。
 ハイパワーで未来に希望を託したこの車は、一族の誇りでもありましょうね。

 今後の活躍? 期待しております。
 何方かキハ58(普通の)を造れば、磐越西線等での試運転編成を再現できそうです。またキハ07系同士の並びなんて言うのも楽しみなのですよ。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】超豆茸様の京王電鉄の電車(7000系)10連化にインフラと……。


 「競馬場線の2連が 東府中駅に待機中……」

 以前紹介した、超豆茸様の京王電鉄(京王帝都電鉄)7000系がなんと10両編成フル編成になっています。また、素敵なインフラアイテムも実現しておりますので合わせて紹介いたします。




 10連化にあたって、京王では多い解結編成に。先頭車同士の連結。

 連結部分は何時もの超豆茸様の仕様です。2x2ターンテーブルを介したボールジョイント連結はルックスにも優れます。


 精細さを感じさせる前面。


 10両編成。6+4 本線特急のイメージですね。


 8両編成。4+4。普通や相模原線イメージでしょうか。


 10両編成。8+2。今時は2両単位の増結車も減りつつありますけど、京王では健在です。


 2+4の6連です。2両口が絡むと前パンタになるのが嬉しい。かっこいい!

 なお、編成中に動力車は2両っぽいので……。それぞれを別々の編成として運行することもできそうです。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 インフラ篇。地味ながら、架線柱。
 でも、存在感は大きく電気鉄道では欠かせざるアクセサリ。特に門型複線タイプは。


 なかなか魅力的な景観です。電気鉄道が電気鉄道であるための。
 テクニックのビームやアームは良いルックスじゃありませんか。
 



 脚は折りたたみ式で、コンパクトに持ち歩けます。この工夫は面白い!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 駅ホームと組み合わせると、素晴らしき電鉄情景。


 そして完成形? 
<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月10日

【作品紹介】アイン様の都電6000形はモノレール動力。自在に街をゆく!

 日本でこそ路面電車は1970年代に大きな路線網が排除されてしまいました。しかし、欧米では路面電車の高架化や地下化で、シームレスに交通近代化を図る流れもまたあったのです。
 日本でも神戸で市電高架化が検討されたとか言われていますが、既存システムと互換性のないAGTの類や建設に膨大な予算を要す地下鉄とは違う都市交通の可能性が見られなかったのは残念ほかなりません。

 アイン様の今度の作品は、もしも都電が高架化・連結化されていたら……? という空想を刺激するのに十分なものですね。

 先方の記事
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40565488.html


 動力系のベースに使われているのは、1987→1994年のモノレールシステムです。高価すぎて普及したとは言えないシステムではありましたが、急勾配や急カーブを柔軟にこなして行くのは楽しいシステムでした。

 この写真はCityの60039のトラムに動力を組み込んだもの。中央にモーターなので所謂連接車とは相性が良いのかもしれません。


 そして、今回の作品です。
 ベースは、今でも都電というとこの車がイメージされることも多いであろう、名車6000形。東京都交通局からは引退久しいですが、然し同じ「とでん」の土佐電気鉄道では未だ同型車が健在ですね。

 それを、連接化(連結化)したという設定です。
 都電はついぞ連結運転定着しませんでしたが、1950−70年代は割と路面電車でも輸送力増強を迫られており(それなのに廃止も並行してたのは矛盾も酷いですけど!)、既存車の連結対応や、連接車改造が多くの事業者で行われていました(札幌や京都、鹿児島など)。
 都電ももっと残す方針ならば大多数派の6000形も活用され、連接化・連結化が行われたかもしれませんね? 説得力があるのです。


 そして、都電6000形としてなかなか魅力的な造形ではありませんか。
 3面折妻の前面は丸みがたっぷり。屋根の3x3丸プレートであったり、車体裾のバンパー部分と上手く繋がる。旧型2x2窓のレトロ感も堪りません。文字通り都電が生きてた時代の部品でありますからね!

 十字型の枠の入った客ドアの表現もユニークですね。やや大仰?とのご評価でしたが、十分に特徴を捉えます。個人的にはアルコ製の機関車(ED11やED14等)に応用できないかかんがえてしまいましたが(笑)。
 側窓は1x2ブロックで割り切っておりますが、これはこれでアルミサッシらしく見えます。横組や旧型の2x2窓並べるのもデメリットがありますから、これは一つの正解ですね。


 連結部分です。モータを上手く隠そすドラム形。

 モノレールシステムを用いることで、他の動力系では不可な低車高低床面も叶えている由。無論、コストは犠牲ですが……(モノレールの動力などは今は高価……哀)。


 連結面


 そして、街をゆく。クラシックなビルと、都電のベストマッチ!

 レゴモノレールの軌道は灰色の平面にラックギア出っ張りのみですから、上手く併用軌道にも見えるのでした。


 停留所にて。あり得なかった東京の姿がここにあり?

 モノレールシステムはコスト面で簡単には真似出来ないですけど、拙作流儀の二軸アレンジによる低床化で、都電も作ってみたい、それも黄色いのを! と思わされるのですね。


 高架をゆく。
 都電の高架化が行われて、地下鉄や国電の補助的役割を果たしていたらと妄想が。
 ちょっと華奢な高架橋ですが、ロスアンゼルスのメトロ(地下鉄であり高架であり路面電車でもあり……という乗り物。無論鉄軌条式)の高架を思わせもします。その意味でエキゾチックな感じが。




 ターミナル駅へ。なかなか賑やかな終着点です。通常鉄道との乗り換えも考慮された理想的ターミナル。

 なお、レゴモノレールは自動折り返しができるので、こんな行き止まり配線でも構わない。ここは9VやPFよりも優れた?一面です。
 

 ビューゲル上げて、出発準備。
 大きなビルの谷間の停留所ということで、阪堺電車の天王寺を思い出してしまいました。電車は都電風も魅力なのですが、阪堺電車風(とくに161形風!)は如何でしょうか?

 最後に。モノレールシステムによる路面電車はメリットもデメリットもあり、導入は用意ではありません。でも、この電車の造形の雰囲気、通常トレイン規格にも活かせそうに思えるのですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】エース君の新幹線N700系S。16両フル編成。力強く、レゴらしく。

 年末年始と年始の催事続きで少し紹介が遅れてしまいましたが。
 新幹線の、フル編成です。

 以前、エース君はN700系Aを作られているので、その全面リニューアルですね。
http://legotrain.seesaa.net/article/432888205.html

 思えば700系新幹線も初代から数えると「定番」となって久しい。初代・N700・N700A・N700S……。その変遷は恰も往年の0系を思わせましょうか? 実用本位のシンプルさの美学も0系に通じましょう。そのあたりは好き嫌いが別れましょうけども。


 シンプルに、而してパーツの個性を捉えた力強い造形です。良い意味で「レゴらしい」とも

 とらえどころの難しい実物の形状ですが、それだけに無理なくまとめるのはセンスが要ります。エース君作品の多くに共通しますけども、パーツ制約があるゆえに「無駄のないパーツ割り」も印象的でありますね。

 望む改良と申せば屋根の平滑化くらいかもしれません。


 比較の意味で前回のN700系Aを。

 実物でのモデルチェンジ分を差し引いても、大きくスマートになっているのが分かりましょう。断然、今度のN700系Sのほうがかっこよいと。


 中間車は14両もありますが(!)、代表的なところを。
 3号車は電話室の小窓を持ちます。ここの横組が精密感を全体に与えているのですね。ピンポイントの一点豪華主義もまた正義でしょう。


 集電装置のある5号車。




 8-9号車では高圧引き通しの巨大碍子が良いアクセントになっています。
 シンプルな構成だからこそ、大仰なディテールが際立つのですね。


 16号車。
 癖は強いのですけど、納得できる形状なのですね。


 16両を卓上に並べたところ。凄い物量感!


 そして、野外撮影です。もちろん16両フル編成!
 いい場所を見つけられたものですね。野外撮影はロケーションが大事ですから。雲天なのも却って綺麗に撮れるのです。

 これが広い場所で、できれば関西式の大カーブ(直線とフレキシの相互繋)をゆく情景は堪らないものがありましょう……。
 物量もまた、大事なのです。


 そして、河川敷の柵が、恰も架線や配電設備に見えるのが巧い写真です。

 電気車には(飾りであっても)電気系は欠かせませんよね。


 奈良線103系との出会い。上下関係が逆では有りますけど、横浜線新横浜駅付近を思い出されます。アングルを工夫すればもっと面白そうな絵が狙えそうでもありますね。

 フル編成の新幹線、今後の活躍を期待しております。
 
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2018年01月02日

【作品紹介】sato様のEF64 1000番代 JR貨物更新機。一味違う「8幅フルスケール」は好バランス。

 国鉄最後の新造電機であったEF64 1000代(1980〜)。同じ題材を なし氏が同様に8幅で作られておりますが、解釈の差異が興味深いです。
 勿論どちらも8幅フルスケールゆえの迫力とリアル感に富んだ作品です。

 なし氏のが東(高崎)の仕様なら、sato様のは西の仕様のようです。


 前面。
 車体角の微妙な丸みも再現されています。8幅ならではの表現ですよね。真四角ではないスマートさ、流動性を感じさせます
 
 ジャンパ栓やその照明灯などのディテールも賑やか。これもこのスケールだと無理なく収まるんだなぁと。ドアの出っ張りも見逃せません。またよく見ると前面の上下左右のベクトルを微妙に混ぜたモザイクなのも分かりましょう。

 ヘッドライトも点灯です。


 側面。全長は42ポッチ。

 JRFロゴの表現が嬉しい。きちっと斜体になっています。それでもJRFに見えます。3幅分横組みで微妙にできる隙間を、白線との間の塗り分けに処理しているのですね。

 特徴的な窓やルーバーの配置もそつなくまとめられております。なお、写真右方の1個分の窓は左方の3連窓とはサイズ変えてバランスを取っています。

 黄色い乗務員扉は良いアクセントですね。
 
 屋根上も見逃せません。直流電機にしては賑やかなかまぼこ型の機器函を前後ともリアルに再現です。交差式のパンタグラフはやや誇張気味なサイズですが、これがまたかっこいい。

 足回りは通常の車輪にディテールを盛る作り方です。6幅でも可能ですが、効果が大きいのはやはりラージスケールでありましょう。前後台車・中間台車でバネ周りが作り分けされています。動力は通常のPFトレインモーターで、現状1M。2M化可能とのこと。

 実物は引退始まっている機種ですが、それだけに今後はよりファンの注目を集める機関車となりましょう。
 この作品も広範な活躍、期待したいものです。
(なし氏の同題材との並びや重連は拝見したいですね……!)
 
posted by 関山 at 11:51| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月31日

【作品紹介】bikkubo様のアーキテック・トレイン「移動北極基地」。テーマの昇華と纏まり!

 少し前のCityに在った「アーキテック(北極)」テーマ。
 地味に好ましいセットの多いシリーズでありました。

 そのテーマを見事に採り入れ昇華したのがbikkubo様の意外な新作「アーキテック・トレイン」です。



 前面のヘリ用一体部品の使用は薬師山氏の作品に通じますが、また違った処理です。より近代的な雰囲気に。1970年代なデザインが1980年代のリファインされたような風情でしょうか。整った姿であるのは言うまでもありません。一体部品を使いつつ、リッチな造形とも言えましょうか。或る意味「分かってる、通のビルド」です。

 流線型でありながら連結器付きは嬉しいですね!
 

 1-2号車。
 1号車側面の白ラインななめ処理が巧いです。
 

 1号車車内。各種装備を備えた機材室。

 カンジキや無線機、そして各自のカップ。皆がコーヒー飲んでるのはレゴシティのお約束ですよね(紅茶なのかな?)。




 2号車車内。わんわんわんわん。北極で共になる犬舎です。この数量を集めたのも凄いと思うのですが。側面ドアもスライド開閉です。


 3号車。これが編成中の要でしょう。

 無人ヘリの格納・発着ステーション。この車両のみ8幅。屋根は開閉。プラットフォームは上下可能。
 ヘリのブレードも格納可能形状であるのが分かりましょう。


 ヘリが居ない状態です。内寸を最大に確保しようとする構造がよくわかりますね。


 ヘリの格納状態です。見事な「収まり」方。


 外形。かまぼこ形の素敵な基地車。
 用途・性格こそ違いますが、RT23ミサイルランチャー(列車搭載型)のような雰囲気が堪りません。

 サイドのラインやポッチ出しも良い感じ。
 そしてアウトリガも備えています。


 アウトリガ展開状態。床下機器の作り込みもいい感じ。


 4号車。この車もまた機材車。シャッター状の扉が開くと中には整備された機材が。このビジュアル的な魅せ方は巧いのです。

 床下機器のギアなどは可動ギミックのごとく存在感。ダミーとのことですが、ダミーには惜しい存在感なのですよね。

 そして、屋根は3号車に向けて傾斜形状で揃っています。




 5号車。レーダー・通信車。

 パネルなどの選択も大事ですね。

 なお、各車にはきちんと「ARCTIC1-5」のステッカーが貼られてる由。


 さて、この編成が鉄道車両的に興味深いのは、一見動力車入りのDMU(ディーゼルカー編成)に見せつつ、実は専用機関車に牽かれる編成であることでしょう。

 専用ディーゼル機関車。既存の何処かの車両に見えないデザインでありつつ、きちんとディーゼル機関車としてありえる形状になっている。好ましい自由形です。

 凸型で低めのボンネットは日本製か、はたまた欧州系でしょうか。

 勿論、極地任務に必要なたくさんのライト群も。

 なお、PF動力系をこのサイズに収めているのも興味深いです。後位のボンネットに収まってるみたいですね。


 編成で。簡略化して製品になってくれたらなぁ……というデザインです。


 通常の鉄道車両と並んでても様になるバランスです。
 
 極地に鉄道? というと違和感ありそうに思えますけど、ノルウェー国鉄の北部であったり、ロシア鉄道の辺境地など、この種の列車の活躍できる、産業開拓の最前線はありそうなのですよね。余談ですが、ロシアには列車搭載のミサイルもありましたが、消防用の列車というのも存在しています。
 
 そんなわけで大量の高側無蓋車やら、濃緑の客車などとかと合わせる機会があればと思うのです。
 
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2017年12月27日

【作品紹介】アイン様のメトロ8000系。スマートでモダンな地下鉄電車。


 先方の記事
レゴ 東京メトロ8000系(半蔵門線)
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40551042.html
レゴ 東京メトロ8000系 本線デビュー
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40551183.html

 東京メトロ8000系電車は1981年登場の半蔵門線用の車両。以後、36年間に渡って半蔵門線と、直通先の田園都市線・東武伊勢崎線で活躍を続けています。

 デビウ当時は冷房なしの6連。今の田園都市線の状況を思うと軽く信じられないですね(笑)。1979年まで田園都市線が大井町行で東急車の4連や5連があったのも遠い昔話ですが。
 それが90年代前半に10連化。
 以後、更新などを経て全車が健在です。そろそろ引退しても可笑しくない年代の電車ですが置き換え話などは無いようです(他に優先順位の高い路線があるからなのでしょうが)

 スタイルは6000-7000系と同じ系譜ですが、下降窓やスクウェアな前面など、時代に合わせてデザインも変更。ボルスタレス台車の本格採用もこれが日本初でした。内装の質感も高く(なので東急8500系はハズレ、営団8000は当たりでした)、当時なりに優れた電車であったのですよ!

 レゴではかなり前にエフ様作品が、また最近にりゅうせん様作品があります。
https://blogs.yahoo.co.jp/f1963/12367923.html
http://legotrain.seesaa.net/article/453156754.html
 

 アイン様の作品は、良い意味でオーソドックスな、安心感のあるモデルです。

 難しいあの前面は横組で傾斜。額縁感は薄いですけども、でもソリッドなアルミ車体な感じは伝わってきます。窓や非常口のサイズ、バランスも良好です。また、巧く隙間も埋められてる。

 また、青いメトロマークも良いアクセントになっています。即ち、営団時代ではなくて現在の姿なわけですね。
 
 スカートが無いのがこの時代の電車なのですが、そのかわりにアンチクライマーを強調しているのは良い解釈でしょう。

 ただ、ヘッドライトは1x1でもクリア系のタイルのほうが角ライトっぽいかもしれませんね。余談ですが丸ライトにすれば6000系や7000系といったアレンジも可能かも知れません。


 側面は3ドアアレンジ。24ポッチのショートな全長ですからこれで正解でしょう。2個づつならんだ下降窓は2x2パネルの質感でそのままに。

 ドアはダミーでも沓摺表現があるとよりアクセント出ますかも。新濃灰で?

 屋根肩はポチスロでスムーズ感があります。
 動力系は現在9Vがついていますが、将来的にPF化も可能だそうです。

 なお、24ポッチ全長だとやはりトレインモータが大きすぎで目立ちますね……。後位台車のみ動力台車にして、少しでも目立たないようにされたほうが良いかも知れません。


 中間車パンタ無し。
 満員電車イメージして、車内にフィグを立たせています。それっぽい。あの沿線の雰囲気伝わって来ますよ。
 床下機器も今時の電車らしい「函」感ですね。


 中間車パンタ有り。
 二丁パンタは手間はかかりますが、かっこいい中間車となるんですよね。
 
 この作品では車輪に新灰色のパーツが奢られています。8年前のトレインセットに入ったきりで以後の供給がない新灰色のトレイン車輪枠。今時の車両表現する上では欠かせないので、再度の供給をお願いしたいものですが。
(ただ、黒の供給が止まると困るので、これは難しい問題です?)


 後尾車。やはり床下機器のデザインが好ましいのです。
 ダークパープルの帯も、今は供給が良いので現実的な物になりましたね。


 小気味の良い4連です。
 先方の記事には6両は繋ぎたかった……とか有りますけど、個人的には電車編成モノは通勤型なら4連くらいがバランス良いんじゃないかと思ってます。扱いやすいですしね。でも、3両はちょっと短いかな?(実物が2-3連ならともかく)

 ただ、もし6両化されるなら90年代なかばの、8→10連化用増結車(9000系同型)を意図的に車体の仕様変えて作られても面白いかもしれません。


 集合写真。アイン様の私鉄車両。
 中央林間だと小田急江ノ島線と田園都市線は接続していますが、残念ながら東急は地下ですね。でも、不思議と違和感はありません。


 東急8500系と。まさに、「日常」です。これが1981年から38年間ずっと続いていたことは何かの奇跡か? いや40年近く走り続けてた電車は少なくないですけど、此処までどっちも姿形が変わってない! というのが凄い(笑)。
(昔の3000系なぞ、原型残してた3450形でさえ大きく変化し続けてましたからね)

 あ、メトロ8000の方は側ドア窓が大きくなっておりますけども。


 さて。営団8000系は1987-88年頃、暫定的に東西線で使われたことが有り、中央緩行線にも乗り入れてた由。その時代をイメージすると黄色の103系が似合いますね。
 帯色は紫のままでした。


 同じく東西線時代のイメージ。183系(189系代用)の「あずさ」と。不思議な並びですが、これも87-88年頃の中野とかで見られた組み合わせですね。


 東武伊勢崎線をイメージ。300系の急行(特急)と。これは今でも見られるのかしらん。思えば2000年ころからの伊勢崎線と半蔵門線の直通は東武線の性格を変えましたね。また中央林間まで東武の電車が入ってきたのもびっくりでしたが。
 
 8000系はいろいろな合わせが出来る車両ですから、今後の活躍を楽しみにしております。
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2017年12月24日

【作品紹介】BUCHI様の、スモールスケール・ナローゲージの可能性。二段がさね!

 ナローゲージとその動力化は様々な可能性があります。
 ◆ラージスケールで通常レール。ナローの泉様の方向性。
 →スケールが独自になってしまうのが欠点。ラージスケールの迫力は利点でもあります

 ◆通常スケールで通常レール。SUU様の鉄道連隊K2や、嵯峨様・拙作の黒部峡谷鉄道など。
 →通常スケールといってもややオーバースケール。但し8幅世界観なら整合性良し。
 制作はしやすく動力の問題も無いのは利点。


 ◆通常スケールでナローレール。エース君他の近鉄特殊狭軌線モデル。
 →理想ですが、大柄の車両しか作れません。また信頼性の高い動力系の自作が困難。

 一方で、動力を外部に持たせてナローゲージを自走させる試みも行われてきました。buchi様も2014年頃、上下2階建てでナローゲージ自走をテストされたことがあります。

 今回は、その改良版です。


 システム概要です。
 ナローレールを二段重ね。下段に動力車を走らせて、上段は磁石で繋がってる車両を走らせるというものです。小規模なパイクを前提にされています。

 地面こそスケルトンですが、小さなシーナリーおいてあげるだけで十分に雰囲気が出せるものですね。地面はそれこそ脳内補完ですよ。
 無論、将来の作り込みにも期待なのです。


 力走。車両は沼尻鉄道のガソ101がモデルです。凄く良い雰囲気じゃありませんか。






 より詳細に。
 
 下層動力部はまさに実用本位。自作動力……は避けて、PFトレインモーターを使用してギアドライブでナロー台車を動かすアイディアです。これなら動力系の信頼性も高めることできましょう。モーターの真上に、磁石が2個。車体側には磁石が1個です。

 今回の大きな改良点は、磁石を「吸引」ではなく、「反発」のポジションにしていることだとか。
 吸引だと磁界を外れると上層下層の結びつきがなくなってしまいますが、反発だとレールに乗ってる以上は上層下層は反発しあい、結局は結びつきが強く得られるとのこと。

 それによって、牽引運転も可能になったようです。
 より実用性が高まった感じですね。機関車+客貨車、なども可能になったということですから。


 もう一両の動力車。こちらは片ボギーの単端式。井笠鉄道あたりにいそうな雰囲気ですよね。
 
 この外部動力のナロー。車両形状が完全に自由です。どんな小型車両でも「自走」させることができてしまいます。
 何より、6幅の鉄道車両に対して程よいサイズでもあり。

 無論、軽便でも比較的大型車体の近鉄や台鐵やかつての鮮鉄のようなケースもありますが、このシステムで可能になるのは鉱山用や工事用や森林鉄道や簡易軌道のような、通常の軽便よりも更に小さな動力車(いや馬とか手押しとか!)が使われてたような事例でしょう。

 あと、インフラについて。
 BUCHI様としては、円周の路線以外はいまのところ考えられてないとのことですが、直線なども加えたプランも気になるところではあります。



 動画。楽しいですよ!




 もう一つおまけ。buchi様の電動ポンプ。防水は考えてない?漢な仕様とのこと(笑)。用途としては水車小屋を造り。このポンプで給水して実際に動かすことだとか。
 1980年代なかばに河合商会のプラモデルでそうしたものがあったこと思いだしました。
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【作品紹介】サニー様のキハ40 JR北海道。8幅大型作品

 キハ40系は1977年から導入された国鉄の気動車。
 だいぶ淘汰されたように見えて、JR九州・JR西日本・JR東日本、そしてJR北海道で未だ多くが健在です。

 デビウ当時には、キハ17やキハ55などに比べて「味気ない」とか言われたこの車も、今や国鉄時代を象徴するアイコン的存在になってしまいました。実際、置き換えたキハ17系などに比べて二倍近い時を生きているのですよね。


 先ずはLDD。
 8幅ならではの車体裾の絞込が印象的です。6幅ならストレート形状でもよいのでしょうけど、7幅以上だと頑張ってみたくもなりますよね?

 前面は良い印象把握です。高い位置で外側に寄った尾灯。小さめで高い位置の前面窓。微妙な窓カーブ。お世辞にも美形ではない気動車でしたが(寧ろブス……)。今の目で見ると愛嬌のある顔なのです。




 早くも実制作です。

 ボリューム感が適切ですね。如何にも北のキハ40らしい。前面窓や方向幕などLDDに比べて改良されてもいます。実制作版のほうが良い顔です。

 側面、小さな窓が並ぶ様子が如何にもな北海道向けのキハ40。
 ただ1x2ブロックの2段重ねはどことなく内地向け二段窓車にも見えるでしょうか。8幅のラージスケールモデルならば2x2パネルの横組でも北海道形らしさを見せられるかもしれません。理想を申せば2x2の窓かもしれませんね。
(逆に6幅だと、1x2ブロック1個の下に窓縁の1x2プレートで、北海道形らしい窓寸法になりそうですが、8幅だと小さすぎるかも?)

 屋根は2x2カブスロ処理。これは鉄道車両には理想的な部品です。ベンチレータのボリュームが嬉しい。水タンクはもう少し大きくても良いかも?

 帯色はライムかブライトグリーンか迷うところでしょうが、供給の良い前者でも正解ですね。


 そして小改良版です。実物にはある窓の上の青帯を再現。
 ただ、強引に1プレート分を入れているので車体高が1プレート上がってしまい、全体の印象がやや変わってしまっていますね。前面は窓位置が下がってしまっているので、キハ40系らしさがやや薄れておりますような。
 個人的には、原型のほうが好きですが。


 ライティング撮影です。
 雪の中の停車駅という風情。


 実は布団の上なのですけど(笑)。


 更に画像加工。良い雰囲気じゃありませんか。

 2両目とか、或いは相方になる新型車(っていっても20年前……)キハ150形なども考えられてるそうです。楽しみです。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする