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2018年08月11日

【作品紹介】hiro様のキワ90形貨物気動車。ゲテモノ? いや積極的な試作車なのです。

 1960年に2両が試作された貨物気動車です。類例する車両は私鉄も含めて存在しません。
 尤も、私鉄だと「電動貨車」というカテゴリはそれなりに存在し、また1960年ころだと現役のものも多かったのですが。自車に貨物を積み、そして貨車を数両牽いて走ることが出来る機動的な存在です。
 その気動車版を目指して試作されたのでした。

 なお、私鉄の電動貨車は荷物車ではなくて貨車なので、デワ・モワ(電動の有蓋車)を名乗ることが多いです。国鉄の動力車で「ワ」は例外的ですね。電車であるならばクモニを名乗りそうですし、元来なら「キニ90」になりそうなものです。

 出力はDMH17系機関搭載で180馬力。非力に見えますが、私鉄のディーゼル機関車では20-25噸で180馬力って2軸か3軸のものはこれまた一般的なものでした。貨車5-6両とか時にはボギー客車まで曳いて充分に活躍してたのです。

 その意味ではキワ90、失敗し無さそうなのですが。
 然し、よく言われるとおりに失敗作。

 電動貨車はなんだかんだいっても電車ゆえの力の強さがあります。
 私鉄の小型ディーゼル機関車は、機関車に最適化した重量配分やギア比になっていて牽引力も十分にあります。

 キワ90は軽くて牽引力がなく、180馬力は非力に過ぎたのでした。貨車2両牽引が限界だったと言われています。もっとも試用された妻線の条件が合わなかったのかもしれません。
 というか、貨車2両を曳く程度なら通常の気動車……キハ20等でも出来てしまうのですね(2エンジンのキハ52なら尚良し)。専用の使い勝手の悪い貨物気動車は要らない子なのでした。
 ただ、コストの如何にも安そうな車両を2両試作したところで止めてますので、無駄使いでは無いですし、試すだけ試した積極性の方を評価すべき車両ではありますよね?
(1969年に架線工事用事業用車キヤ90→ヤ390形貨車に改造ですからムダもありません)

 余談ですが、キハ20による貨車牽引は1980年ころまで九州では見られたそうです。また、今も津軽鉄道の気動車は客車を曳いていますよね。



 模型では何故か人気がある題材です。
 hiro様が造ってこられました。独自の可愛いフォルムです。

 前面は真っ平らで3枚窓。当時の中間車改造の郵便・荷物気動車(キハユ15等)に見られた顔ですが、これはこれで愛嬌のあった顔でしたよね。

 9Vなら自走できそうな題材ですが(PFやPoweredUPでもなんとか?)、ホイルベースの長さを表現するためか、床下機器を表現するためか、敢えて動力なしです。


 サイドビュウ。動力は貨車に搭載。

 関係ないですけど、背後の20系は、1960年当時のトップエリートでしたね。
 余談ついでですけど、当時国鉄で最も「稼ぎの良い」客車とか言われてたそうです。常に満席で寝台料金・特急料金を稼ぎ出してくれたのが20系だったのでした。

 キワ90が導入されるような支線区の貨物輸送は採算宜しく無く、合理化が求められては居たのですが……。


 車内 ドア開閉ギミックあり。


 一般の貨物列車というよりは工事列車っぽい雰囲気か?

 保線用の事業用車的な用途でこの種の車両を考えていたら、また別の展開もあったかも……? とか妄想させられます。まぁ、それにしても汎用のモーターカーのほうが使い勝手は良いのかもしれませんけど。

 ともあれ、愛嬌のあるこの車は模型的には人気者になってくれそうですよね。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月06日

【作品紹介】hiro様のEF58。サウンド?システム搭載の「最新スタイル」/20系客車続報

 前回記事こちら
http://legotrain.seesaa.net/article/460922976.html


 さて、肝心の牽引機EF58です。
 製作途中では特急色でしたが、完成版は標準色となりました。標準色のほうが時代的・範囲的には潰しが効きますよね(1966年以降で、60/61号機以外は総て標準色)。

 特急色断念の理由は足回りを灰色にしにくいから……とのこと。
 ただ、灰色の足回りも使ってくると黒ずんできますよ実物も(笑)。自分が特急色作るなら足回りは黒で済ませてしまうつもりです。20系客車の方も灰色に揃えなきゃいけなくなってコスト大事ですから。



 どどん。
 レゴのEF58は多くの方が挑戦し続けてきた王道題材ですが、その最新が此処にあります。ヒゲ表現も、一つの正解でしょう。

 隅に丸み表現を入れて、ギリギリのスマートさを担保しているのが嬉しいです。拙作と同じ手ではありますが。EF58って結構前方に窄まった形状ですものね。


 サイドビュウ。
 足回り省略なしでのミニマムな長さです。32ポッチ全長の客車に合います。

 前回も触れたようにユニット搭載車であり動力は入っておりません。ただ、足回りは動力化も可能に見えますね。

 「動力台車」は自作台車枠です。ダミー車輪で2C+C2にしているのですね。台車枠は現状でのベターでしょうか。もう少し車輪が隠れていると上品になりそうですが、過度に重苦しいのも違うので、ここは試行錯誤のしどころでしょう。


 肝心の足回り。内部。
 レゴブーストのユニットを搭載。振動によってサウンドのトリガーにするため、わざと揺れるような構造になっているのだそうです。

 心皿は先台車側なのですね。一番上の写真見てもわかりますが、カーブを綺麗に曲がれます。拙作も同じ理由で動力台車の心皿を避けて面倒くさいことやってましたが(当然ウィークポイント。凄く壊れる!)、先台車心皿方式は検討の価値ありますかも。


 この題材で悩むところの前頭部。ヒンジとクリップを匠に合わせています。EF58をすでに造った観点で申すと、「強度が確保されてる!」「輸送の度にバラけ無さそう」ってことで、この作りは筋が良いのです。
 上半部の固定もスマートですね。

 緩ばめなしでEF58の顔って、大事ですよ。


 なお、先端部手すりは改修済。
 ハリポッター2018年製品からの「杖」を早くも使ってきました。あの部品、最初見たときからEF58の手すりにしか見えませんでしたものね。
 
 この部品、自分も早くほしいです(笑)。



 動画です。
「振動によってサウンドが変わります。汽笛2種、オルゴール4種を収録しております。」
 とのこと。動画だとハイケンスのセレナーデが流れます。旅の気分を演出。

 なお、ブーストにはスピーカーがないため、サウンドはスマホを使っている模様。

 いや、レゴ社さん。普通に遠隔サウンドシステムは造ってほしいものですが。

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 20系の方の続報です。

 ナハフ21形。3等座席車。
 小窓の並んだ20系の座席車です。後に車体そのままでナハネフ21に改造され、1978年ころまで特異な姿を残しておりましたね。

 20系はナハフ20やナハネフ22の丸妻も美しかったのですが、ナハネフ23やナハフ21の切妻もエキゾチックなかっこよさがありました。

 妻面窓は2x2の窓を使う(新旧ともにレア部品ですが……)、はたまた横組などありますが(拙作は横組)、この作品ではパネル側面です。これも良い雰囲気になります。


 内装はなく、スマホの格納車です。

 ブーストからスマホへの無線通信を行い、この車両のスマホがスピーカーとして機能してるそうです。

 ところで、左端の窓は非常口窓の表現ですね。細かい!


 良さげな連結状態です。
 全盛期の20系は途中で切り離すような運用も多かったので、貫通型は重用されたようです。


 最後尾を締める。これはこれで良いですよね。

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 さてさて。前回紹介し忘れたのが、ナロネ20の内装試作品です。
 B寝台に比べて無理なく収まっています。寝台ピッチを8から7に詰めることもできそうで、それなら窓配置も余裕できそうです。
 
 ヒンジ系クリップ系ブラケット系は10年前に比べても遥かに拡充しておりますので、寝台車の内装作るのもずっと現実的になってましょう。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】アイン様のAE形 初代「スカイライナー」。1970年代、電車デザインの転換点?



 先方の記事
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40737278.html
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40738079.html

 京成のスカイライナーも成田空港行の特別列車として定着して久しい。車両は三代目になり、初代と同じくAE形です。

 さて。初代。
 1973年に成田空港完成に合わせて製造されたものの、元来の用途に使われるようになったのは1978年の開港後。それもバス連絡ありですからメインルートには成れず。今の空港地下への乗り入れが実現したのが1992年ですが、その頃には引退時期になってしまいました。

 幸の薄い電車ではありました。
 ただ、京成は割と優等車を陳腐化する前に引退させてるという見方もできますが。その前の1600形「開運」も、AEの後継AE100形も短命ではありました。

 それにしても。今の目でこの電車を観ると。
 1960年代の丸みを湛えた流線型と、1980年代の鋭角的というかスクエアデザインの中間的形状なのに気が付かされます。過度期的な時代。電車のデザインの転換点? 自分の記憶では、1978年頃の電車時間では「明らかに新しい電車!」という印象で、他社の丸っこい特急車が古臭く思えたものです。

 塗装はデビウ当時は1500形・1600形の流れを汲む茶色とクリームの渋いツートンカラー。これは1984年ころにはトリコロールカラーに改められています。今の保存車も後者の姿ですね。

 なお、すでにMcmug様の作品があります(2014年)。
http://legotrain.seesaa.net/article/401765162.html
 こちらが健在なら、スカイライナー同士の並びとか出来てしまうのですが……。どんなものでしょう?



 アイン様の新作は5両編成での落成です。実物は6連でしたので、充分なボリューム感です。


 先頭車。
 比較も失礼承知ではありますが、先行作が3x3x6のCityキャノピーであったのに対してピラーの入った窓ガラスで精密感をぐっと上げています。その上、すっきり感もあります。
 ライトケースは丸の上に角タイルを貼る表現ですが、これで70年代らしい雰囲気が顕れてますね。

 オデコ部分は実物のこの時代はクリーム色だったそうですが、当該部品に未だにタン色なし。新濃灰で割り切っていますが、ここは寧ろ違和感がないですね。

 塗り分け線は1x2x3スロープの合わせです。ここは先行作と同じ綺麗な処理。
 ヘッドマーク部分の青は良いアクセント。


 中間車。動力車。
 側窓は横組。特急車の窓表現はこれがベストですよね。

 交差式パンタは省略なきアーム表現です。ノズルやライトセーバーの柄を使いこなしています。


 中間車。動力なし。
 軽くインテリアが造ってあるようです。




 自宅ジオラマでの撮影です。
 この電車、都会が似合いますね。<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月04日

【作品紹介】sunny様の「アルファコンチネンタルエクスプレス」。可能性は、これから……!

 思えば、国鉄末期。これはこれで楽しい時代でした。
 上から下までの意識改革の中で、柔軟なアイディアが通りやすく。そしてそのアイディアを形にすることの出来る技術と設備があったのです。

 今になってみると、国鉄末の約5年ほどと、JR初期の数年は夢のような世界であったのかもしれません。不可能はない! とばかりの。

 それを象徴するのが数々のジョイフルトレインでしたし、その中で営業形態なども含めて飛び抜けていたのは北海道の「アルファコンチネンタルエクスプレス」であったのでしょう。1985年の暮にデビウ。

 キハ56形気動車の改造でしたけども、当時の鉄道趣味誌の第一報で「ほんとにこんなの出来るのか?」とか思ったものでした。
 そして、形になった車両のかっこよさ! 

 また、これまでのジョイフルトレインの「団体向け」ではなく、個人小グループ向けのリゾートホテル提携の販売形態も今から思えば未来先取りしてたように思えます。大口団体向けのジョイフルトレインには未来は無かったでしょうし。


 さて。
 意外とこの題材レゴでの再現はありませんでした。
 茶色ベースなら今のパーツ事情なら不可能ではありませんが、なぜかどなたも手を付けないまま。


 サニー様の作品。第一報。
 
 傾斜の前頭部はスロープに寄る素直な表現です。もっとスラントしてる印象ありましたけど、66度が寧ろ自然な印象なのですね。

 前面ガラスはブラックアウトに割り切ってますけど、不自然な印象よりは好ましいですし、なによりすっきりと美しい。下端のポチスロ処理も上手いです。

 ハイデッカー部分の屋根。ポチスロの上にカーブスロープでボリューム感充分ですね。
 色は新茶にタン色帯。実物は更にアクの強い中間色多用でしたけども、でも充分に雰囲気伝わってきます。


 3両編成での完成です。


 ソリッドな質感が伝わってきます。
 全体でやや惜しいのは先頭台車の位置でしょうか。スカートの逆スロープを45度のものにして、2ポッチ台車を前進させたらもっと整った姿になると思うのです。

 動力系は、どうしても台車の形状が影響出るので、中間車を動力車にするほうが良いかもしれません。

 屋上機器は新濃灰で正解ですね。重厚感が増す感じです。

 実物は引退久しいですが、この作品の活躍、期待したいものですね。


 あと、おまけとして
 JR化後最初の増備となった、トマムサホロエクスプレスも作品例がありません。
 このLDD、なかなかの出来じゃありませんか。前頭部の円やかさが充分に伝わってきます。キャノピー選択適切ですし。また、前照灯周りとその下の曲面処理がズムーズで美しい。
 
 今や懐かしい存在になってしまった感も否めない北海道のリゾート列車。まだまだ題材として作品としてポテンシャルは高いものといえましょう。
 
 そして、実物の方もルネサンスが来たること、願っております……。
 観光列車のポテンシャルが一番高い土地ではあるのですから。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】wing様の英国ナロー系、まとめ。B1サドルタンク製作中と、スレート貨車。

 wing様は英国型ナローゲージの、ラージモデルを制作されています。
 その制作過程品のまとめ紹介させていただきます。

 なお、英国ナローといわれて「?」な方もいらっしゃると思いますが、「きしゃのえほん(きかんしゃトーマス)」に出てきた、本線とは別の小さな機関車の軽便鉄道の世界を思い出されてくださいね。いわゆる「スカーローイ鉄道」です。


 12幅のナローゲージ機関車。奇しくも「ナローの泉」氏のとほぼ同スケールです。
 ナローゲージ題材はラージスケールで表現する文脈も定着してきた感があります。

 「大きくて、小さい」のが魅力なのですよね。
 製作途中ではありますけども、伝わってきます。

 途中であるからこそ分かることも。
 動力系の配置・構造です。缶胴前方に電池。ちょうどボイラーの位置にXLモータ。
 焚口の位置に受光ユニットです。


 XLモータ外したところ。第二動輪に伝達してるようです。


 端梁。このスケールになると手抜きできないですね。
 小さく作るのよりも、大きく作るほうが俄然難しいのですよ!

 リベット表現や、連環連結器のフックとか細かい。あと白い灯火が気持ち良い。


 動力系の実装状態です。
 大きな機関車といえど、機器の配置はいっぱいいっぱいです。
 モータをMにすれば余裕は生まれましょうが、ラーズスケールの場合はパワー不足も懸念されますよね。xlモータの有り余る大トルクは有り難いものです。




 キャブ周り。モータがやはりぎりぎり。
 サイドのライニングが自然で綺麗なのです。

 ちらちらとサドルタンクも見えますね。
 B1車軸配置のサドルタンク機関車の実現・完成、楽しみにしております。


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 関連して、スレート貨車も。
 それこそ、「きしゃのえほん」に出てきたあの連中そのままですね。


 約8幅なのですが、台枠部分、かなり細かい組み方されていませんか?
 どうも1x1ブロックをH形に組み合わせているようなのです。

 その上に、繊細な車体。
 そして、全長は通常の直線レール1本分未満です。


 連結部分。これが動画も貼りますけども、遊間を大きく取った独自のものです。バッファなんて上品なものはありません(笑)。


 この両数、量産されたのが凄い。ざっと6両。
 でもスレート鉱山のあの雰囲気を再現しようとしたら、この両数は必要でありましょう。



 動画。たのしいですよ。遊間がガチャンガチャン。
 
 貨物列車は遊間を使って引き出しを平易にするのは、バッファ+連環連結器の欧州でも、また日本のような自動連結器文化圏でもよく行われておりましたね。
(貨物列車なら良いのですが、昔の旧型客車時代は客レでも凄かったらしい。……いや、今は体験できませんが。旧客使う臨時列車でも丁寧な引き出ししてますよね)

 なので、この「お遊び」、通常の鉄道で行うのもたのしいかもしれません。尤も連結器の整備と、自作連結器揃えるのが大変ではありましょうけども。

 余談ついで。レゴ通常の磁石連結器(或いは一般的な鉄道模型の連結器)はぎっちり密着してますので、旅客列車でバッファを張って連環を締めた状態や、はたまた自動連結器+バッファ(アメリカや中国、ロシア)のような、日本だと密着自連のような動作になりますよね。
 そんなところまで再現できたらたのしいかな、と思うのでした。
 
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月03日

【作品紹介】hiro様の20系客車。楽しい可愛いインテリアモデル。/EF58特急色?/試作品の10系寝台車

 前にも583系の時に記した気がするのですが、hiro様の作風と言うとまさしく西村繁男の絵本「やこうれっしゃ」なのですよね。その新作です。
 なんと、王道も王道な20系客車。

 20系はawazo氏のかなり前の作品(2005頃)。あと拙作(2010/2016)があります。あれ……意外と作られていないのですね。引退がもう20年以上も前であり(定期運用になると更に前)、14系や24系ほど身近じゃないのが理由でしょうか?

 ただし、牽引する機関車は(模型的には)選ばない題材なのですよ。EF58以外の旧型電機(EF10・EF57・EF59)に、黎明期の交流電機(ED71・72・73等)はもちろん、蒸機との組み合わせだってできるのですから(C62・C61・C59・C57にC11。臨時ならC58)。


 これは製作中の様子。
 hiro様はパーツさえ揃ってしまえば仕事は速い方です。ただし、普段の「試作」も数多いので、経験値は相当に積まれておりますね。それも速さの理由でしょう。

 共通仕様ですが、全長は各車32ポッチです。


 編成で。ナハネフ22・ナハネ20・ナシ20・カニ22。

 ナハネフ22(ナハフ20等)の流麗な妻面形状ですが、拙作の初代・二代目とも違う表現なのが嬉しいですね。曲面ガラス表現は現状のベストかも知れません。

 面長なのを気になされてるようですが、これはこれで戯画的・イラスト的な表現としてありに思えます。そもそも、フルスケールを狙わない以上は何らかの戯画的表現は必須になってしまうのですし。あとはさじ加減です。hiro様はそこも巧い。


 電源車 カニ22を最後尾に。カニ22はパンタ台のみの姿ですが、この姿のほうが活躍した時期は長かったのですよね。カニ25への見立ても出来ます(笑)。


 ナハネフ22。側面

 インテリア優先のため、違和感ないギリギリのところで側面はアレンジされています。それでも非常口の表現とか芸が細かいです。


 車内。やはり「やこうれっしゃ」ふうに。

 最後尾車掌室と、業務用室表現が印象的です。

 寝台ピッチは8ポッチで、フィグ座らせても程よいゆとりがあります。
 寝台は中段を設置できる作り。


 カニ22形。側面。
 この車が「動力車」で、PF2.0(Powered UP)の動力系を仕込んでいます。
 
 これで、機関車1両では耐えられない長大編成でも安心です。

 側面表現ルーバーの横組がいい感じ。屋根上表現も精密感あります。


 車内の殆どが動力系で埋まっておりますけども、荷物室部分だけはインテリアあり。
 ドアが開閉して、荷物を搭載。


 食堂車。ナシ20形。

 食堂車らしい左右非対称の側面です。
 厨房通路の窓が横組みなのが良いアクセントではあるのですが、残念ながらナシ20ではその後の食堂車と違って、この部分の窓は他の窓と同じ高さなのでした。でも、分かっててのアレンジなら悪くありません。


 車内。厨房が拘り。まるで、先行するオリエントP氏のサシ581モデルのようです……。厨房と食堂の仕切り棚もうまく作られています。

 理想を申せば、この配膳場と食堂の間の仕切り板を工夫したら、よりナシ20として完璧なモデルになるかも? 日立か日車か迷うところでありましょう。


 ナハネ20形。
 寝台車らしい重厚感が伝わってきます。


 インテリア。寝台の展開状態ですね。
 3区画あって、定員がそれなりに取れます。この詰め込み感も大事なのです。



 牽引する機関車に関してはまだ静止画が発表されていないので別の機会にしますが、これは制作過程の検討モデルです。

 EF58の「特急色」。1958年から1963年ころ。この色のEF58は憧れたものです。自分も作りたかったんですがなかなか機会がなく(すでに標準色と青大将いるので、3両目はどうしても腰が引けちゃうのです)。

 それはともかく、全長32ポッチの客車に合わせるEF58としてベストなバランスではありましょうね。なお、側面は取り外し式です?


 なんと、「レゴブースト」のメインユニット搭載です。
 走行動力用ではなくて、サウンドなどで「遊ぶ」ためだとか。故に、このEF58は動力搭載せずに推されて走ります。カニ22の動力が役立つわけですね。


 これは「レゴブースト」搭載機試案の一つ。EF81 300代。
 これも良い造形と雰囲気ですので、何時か実現を期待したいものです。EF81のルーバーは5組に割り切るのも、ありなのかもしれません。グリルタイルはステンレスのリブの表現にも、ルーバーの表現にもなります。

 ダークレッドで303/304号機なんて面白いかも(笑)。




 紹介の機会がなかったオハネフ12形? 10系寝台車。

 20系の制作過程で、どちらか迷われて1両は形にされたもののようです。これはこれで捨てがたい完成度です。


 車内。寝台状態です。寝台が枕木方向に設置。パネル使って車体幅をフルに活用してるのですね。


 座席状態です。

 余談ですが、オロネ10やナロネ21ならもう少し「難度」下がるかもしれません。


 ともあれ。
 6幅の限界に挑戦する大胆かつ、可愛らしさもあるインテリア再現モデルの活躍に期待しましょう。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月02日

【作品紹介】隼様のキハ40(初代)。PDCの伝統はいつまでも?/古典客車/ヨ8000(一家に一両?)/白鷺号?


 先程の報道だと、JR北海道は普通列車用の新車導入を先送りしてしまうとのこと……。https://ameblo.jp/jr-h-mk-akb/entry-12395560276.html

 キハ40 まだまだ延命しそうです。
 長期の経営面ではデメリットでしかないのですけど。


 という話はともかく、今のキハ40は二代目。
 キハ40には初代があったのでした。

 それが客車改造の気動車キハ40・キハ45・キクハ45・キサハ45の一族。1960-62年にオハ61系から改造されたもの。量産には至らず特殊車になりましたか、それでも1971年までは北海道及び四国で活躍したのでした。
 なお、両運転台のキハ40形(キハ08形)は加悦鉄道に譲渡、1985年の廃線まで頑張り、保存車として現存しています。

 さて。
 余剰の客車を改造して気動車するという発想はその後も蘇り。
 1990年にJR北海道でキハ141系が51系客車から改造され、2010年頃までまとまった両数が使用されてた由。今も少数が生き残っています。
 
 さらに余談。
 この種の車両の遠い祖先である頸城鉄道のキハ3。動態保存でバリバリ現役ですよね……。

 閑話休題。
 キハ40系初代は客車そのものの車体に切妻の運転台。そして気動車ツートンカラーという特異さでした。内装も木製ニス塗りだったはずで……併結される気動車との落差は如何程にか? ドアも手動のままだったのです。

 それでも、構造上の制約か、はたまた「廃車後の使い回し」を考慮してたのか? 機関は新品の横型DMH17Hを奢ってたりします。
(無事にキハ58やキハ82などへの使い回し、されたのでしょうか?)


 隼様の作品です。全長40ポッチでそれまでの隼様の気動車作品に合わせた寸法です。

 客車としての造形は……スタンダード? シルヘッダは色差表現。ダークタンです。雨樋はダークレッドの表現。十分に鋼体化客車ならではの重厚感が伝わってきましょう。

 キハ40に関しては側扉は前後とも移設されてるのですが、移設後も客車同様の凹んだ位置に。


 国鉄旧型客車の屋根カーブは適切な部品がなく、判断が割れるところ。いくつかの表現を迷われたとのことですが、意外と33度スロープが似合ってます。
 そして、特徴的な前頭部(というか切妻の端面)へ上手く繋がってますよね。


 「顔」に関しては貫通幌のない側のほうがわかりやすく。
 貫通扉の小さめの窓、屋根カーブ、桟板の表現。良い感じです。

 前面窓は2x2窓。裏面使ったら異端車のキハ40 1(窓が少し小さい)になったかも?




 サイドビュウ。
 注目したいのは隼様が毎回作り込まれる床下機器でしょう。

 上の写真ですが、きちんと横型機関DMH17Hらしさがわかります。
 機器類、全体に濃ゆいです。

 なお、キハ40系列は改造当時は片方の台車がDT22系(新品)、動力のないもう片方の台車が種車のTR11のままだったのですが、さすがそこまでは再現されていません。後世の両方共DT22の姿想定なのでしょうね。


 機関は見どころです。
 気動車の客車改造というのは素人目には平易に見えますけど、61系の鋼体化客車だと台枠そのものが木造客車の「切り継ぎ細工」なわけでして。
 どうやって、デカいエンジンを艤装したのか。

 側窓は王道横組み。窓柱を2プレート分にすることで窓が詰まった(=シートピッチの詰まった)61系客車らしさの表現になってます。

 61系客車乗ったことはないんですけど、あれで長距離に4人ボックス満席は嫌だなぁ……。

 話戻して。
 究極の「北海道らしい気動車」として活躍が期待されるところです。
 スケールの合うキハ22などがいれば最高でありましょうか。

 はたまた、古典蒸機などを共存させて、加悦鉄道の雰囲気を狙うのも面白いかもしれませんね。隼様には以下のような作品もありますし。


 2軸の古典客車。平均値的なタイプですね。
 側面は2x1プレート使った本気の木造表現です。側窓は裏面使ってるのも芸コマ。

 あと、全長のバランスも秀逸です。


 テスト段階ではクローズドデッキ。この種の客車はオープンデッキの方が汎用性は高そうです。牽引機はクラウス17号の模様。


 で、キハ40のおまけ写真。
 C62 2との組み合わせ。1970年代の道内のイベントを想定された……とのことですが、今でも京都鉄道博物館に、加悦鉄道からキハ08を借りてきたら今でも可能な組み合わせなのですね。


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 ついで紹介ですいません。一家に一両のヨ8000形車掌車。
 車掌車の中でも小柄でユーモラスなスタイルゆえ、レゴ的には定番? でも最新作品は横組の窓とかブラケット使った妻板とか、精細仕様に。

 定番であるからこそ、進化がわかるってもの。




 無論。この組み合わせを想定されているそうです。
 C11は北海道を離れ、今は東武鉄道で働くものですが、小柄さとスマートさの伝わってくる作品です。2つ目玉の表現も巧いのですね。


 で、ここで「大樹」かと思うとさにあらず。

 C62 2と14系の組み合わせ。
 史実では無かったはずなのですが、12系となら1972-1974年ころの(つまり梅小路蒸気機関車館の開館間もない頃)、京都〜姫路間の臨時列車 快速「SL白鷺号」を思わせるのですよね。あれは12系でしたが。
 JAMの次のテーマが「京阪神」ならば(笑)、拝んでみたい組み合わせですね。これが153系の新快速やら、阪急京都線とか山陽電車と並走なんて萌える状況じゃありませんか!
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月31日

【作品紹介】なし様の「くしろ湿原ノロッコ号」用のDE15 2527。旋回窓装備のDE15のフルスケールモデル

 先の記事の「奥出雲おろち号」(作品 6n2b2c様)と性格の近い列車です。

 釧網本線のトロッコ列車は1989年からの運行ですが、1998年に50系客車を改造したペンデルツーク編成に置き換えられました。客車からDE10/DE15をコントロールしてるのが共通していますし、登場時期が同年なのも偶然でしょうか?

 2016年から編成が登場時の5両から4両に削減されたのは気がかりですが、2018年現在盛業中です。
7-9月はほぼ毎日運転(9月4-6日は運休)。10月8日迄と。

 


 なし様の作品は、先ず牽引機(推進機?)のDE15 2527から。

 8幅リアル造形のDE15(DE10)としての価値がありますね。
 ボンネットの幅や全体のフォルム。8幅フルの力を見せつけてます。

 カラーリングは通常緑に、ミディアムダークフレッシュの帯。この中間色、鉄道作品にはまだまだ使われていないのですけど、供給もそこそこ良いのですから今後の使用が期待されるところですね。ダークタン……だとちょっと違う気がしますし。

 色というと、ノロッコ号塗装のDE10/DE15はクリーム色のボンネットフードも印象的です。白い手すりも相まって、栗鼠系の小動物的可愛さを全体から感じられるのですよね。

 ボンネット前面にはDE15の証。ラッセルコネクタ。
 ボンネット自体は微妙な角度を割愛していていますが、先端部の段差表現がそのかわりになっています。

 造形は良いので、通常塗色版も観てみたいですね。


 第二エンド。個人的にはDE10/15やDD16はこっち側のほうが好きなのです(笑)。アメリカンなフードユニットっぽく見えますからね。

 って話はともかく、キャブ妻面の角度が印象的です。代償?としてキャブのうわ窄まりが省略されていますが、両者の共存はなかなか難しそうです。


 動力系。なし様お得意の自作動力で、Mモータが第一エンド側に収まります。
訂正:動力は通常のトレインモーターです。Mモータの用途は……記事の最後ご覧ください。

 ユニークなのは電池boxの位置。ボギー間、実物の燃料タンクの位置が電池なのですね。これでキャブインテリアの制作を可能にしています。


 サイドビュウ。フルスケールの重み。

 3軸台車部分は2+1の可動でしょうか? 前後台車とも、ブレーキロッドがいい仕事しておりますね。コイルバネ表現も見逃せません。


 DE15で大事にされたのは「旋回窓」の表現!

 後退角がついた窓部分も旋回窓です。
 旋回窓そのものはΦ1丸タイル。


 キャブ内です。旋回窓の取り付けがわかりますね。

 また、横向きに座る運転席も。


 完成予定は未定ながら……。客車(制御車)。オクハテ510形も。

 こちらも8幅フルスケール・フルインテリア。大変かもしれませんが、期待しております。
 
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 追記。







 ファンの回転、なるほど!
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2018年07月30日

【作品紹介】6n2b2c様の「奥出雲おろち号」。復旧に願いを込めて……!

 6n2b2c様は作品数は多くはないのですが、1作1作は濃ゆいです。

 クモハ12
http://legotrain.seesaa.net/article/445486258.html
 DE10
http://legotrain.seesaa.net/article/445775712.html
 エボルタ電車
http://legotrain.seesaa.net/article/446714439.html
 コキ5500形
http://legotrain.seesaa.net/article/447398967.html
 トラ45000形
http://legotrain.seesaa.net/article/447621365.html
 NUS 5(産業用蒸気機関車)
http://legotrain.seesaa.net/article/453520394.html



 その方の新作が「奥出雲おろち号」

 1998年から木次線で運行されている観光列車です。普通列車の全席指定扱い。1両が通常客車で1両がオープントロッコ。運行当初はともかく、今となっては珍しい「客車列車」でもありますね。
 運行20年にもなる「老舗」なのですが、その20周年記念の今年の夏は水害で長期運休中……。早期復旧願いたいものです。


 編成で。ななめのラインが難度上げる題材ですが、ここはディジタルな処理です。強度に影響を与えにくく、また柔軟な処理ができるのがメリットです。

 実物だと星の模様は、花部品で。良いアクセントに。


 スハフ13 801。プッシュプルの運転台付き客車。事実上の「キクハ」ですね。
 日本での「ペンデルツーク」は登場が些か遅きに失した感? いや、木次線のような条件があったからこそ生まれた車種なのかもしれませんが。

 それはさておき。12系としての車端端面は折妻角度をつけて。
 ヘッドライトの微妙な表情は穴あきプレートで。

 精密感をあげているのは窓?というか開口部の手すりでしょう。これが作品を引き締めております。


 スハフ12 801。こちらは普通の座席車。
 ななめラインを気持ちよく再現。この手法だと、昔の客車ジョイフルトレインなどへ応用も出来るでしょう。

 やや惜しいのは側窓サイズで、ちょっと12系にしては小さめかなと?

 DE10 1161かDE15 2558。
 以前制作のノーマルDE10をベースに華やかな装飾を加える。もともとの造形が良いだけに、見栄えがします(5幅に狭まったキャブ、最高ですよ)。

 できれば 機関車側からの写真も拝見したいものですが。
 

 実物は水害で長期の運休中です。
 改めて、早期の復旧願いたいものです。自分も木次線は未だなので、次の西日本行時には乗ってみたいものですね。トロッコのオープンも長くご無沙汰ですし。楽しいんですよ!(冷房効いたキハ120も悪くないですけども)。




 動画です。3段スイッチバックの再現!

 個人宅での再現、楽しそうです。
 また個人宅ならこうした運転も平易にできますよね。

 でも、何らかの公的展示で自動運転出来たらもっと楽しいかもしれません。
 
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2018年07月29日

【作品紹介】ジョージレモン様キハ42000 二両目は戦前気動車色で!

 戦前気動車色は解釈の難しい色です。いわゆるスカ色とは微妙に違う、より渋い色合いですから。
 レゴ的にはダークタン+ダークブルーか、タン+ダークブルーの何方かでしょうか。

 後者はスカ色に近いのですけども、でも、腰回りの重さ渋さに引かれると、タン色の部分も「渋く」見えるのですよね。

 って前置きからですが、この戦前気動車色はキハ42000形(キハ07形)に始まります。
 不遇の戦中をくぐり抜け、戦後に再起したときもこの色で。さらに戦前気動車色はキハ17系列に、キハ20系列初期の製造時まで継がれ、キハ20の途中からいわゆる気動車ツートン(赤とクリーム)に移行します。


 ジョージレモン様のキハ42000形は同型車の2両目。
 設計変更はない模様ですが、半流線型の2連は実に見栄えがするものですね。

 雰囲気的には、塗色変更の過渡期……の感じかもしれません。1959-61年ころには各地で混色編成が観られたことでしょう。


 キハ42000新旧塗装と、キハニ5000。戦前気動車3並びです。
 次に欲しくなるのはキハ41000系列(キハ04等)でしょうね。小柄なキハ40000も味がありますけど。

 なおキハ42000系列はFBI氏が2両、三木氏(キハ07901)がありますから、一同に会したら凄いことになりそうですよね。
 実際、北は釧路地区や羽幌炭鉱で。南は南薩鉄道(鹿児島交通)に台湾鉄道管理局で使われた車です。活躍の幅と年代は広い車でした。


 サイドビュウ。やや腰高なのですが、これが気動車らしさ、それも戦前の気動車らしさに繋がっておりましょう。

 動力系は準備工事だそうで、現状はトレーラー扱いです。


 前面窓の支持方法。これに微妙な傾斜をつけてあげれば、何時かキハ43000形!もできちゃうかもしれませんね。


 キハニ5000を連れて。
 大小気動車(小さい方はトレーラ代用)はよくみられた編成ですよね。


 渋ーい、戦前題材並びです。
 とはいえ戦前題材の戦後の姿。1960-70年代の雰囲気でありましょうか。古いものがまだ現役だった、楽しい時代でありました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 おまけです。
 このとき見せていただいた戦後製単端式気動車の山鹿温泉鉄道101の「中身」です。

 縦置きの電池boxを芯にして動力系を構築。実物に負けず劣らずの変態っぷり!受光ユニットの配置も普通は思いつかないものでしょう。


 Mモータのじっくり低速度が、この題材には似合っていそうです。
 より安直にこの題材考えるとトレインモータの1軸だけを駆動するとか考えられもしましょうが……。でも、意外と長ーいホイルベース考えると9Vだけは無理ですね。
 
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2018年07月22日

【作品紹介】ジョージレモン様のキハニ5000。ごついけど、かわいい。

 キハニ5000形は1929年に12両が製造された機械式のガソリンカー。
 2軸のささやかなものですが、当時の私鉄気動車も未だボギー車は殆どなく試行錯誤の時代です。気動車が鉄道車両として市民権?を得るのは、その後のキハ41000形(キハ04系列)を待たねばなりません(あれは名車でありましょう)。

 頑丈すぎる車体に拠る重量超過などいろいろ不都合があったといえ、その頑丈だったのが幸いして客車扱いで戦時輸送に耐えました。

 戦後は客車(事業用車・救援車)化された2両が残存。1960年には廃車されましたが、1980年に1両が復元 保存され今に姿を伝えます。

 スタイルは…ごつい。真四角な箱でした。


 ジョージさんの作品は世界観が戦前的です。すごく渋い。
 そのながれで制作されたもの。


 全長16ポッチ。32ポッチ標準の世界観なら10mってこyとになりますがリアルな寸法です。動力系は9v。頑張ればPFも収まりうるのですが、でも9v使うの正解な題材でもありましょう。

 真四角…になりそうなところですが、屋根端に面取り角スロープでささやかな流動感を与えています。

 特徴的なラジエータは、この車両のチャームポイント。


 こうみえて窓配置は省略なしです。

 大きめのパネルで内部に窓桟表現。違和感ないです。

 ごついけど、かわいい。これは実車の印象通り。
 カラーリングも旧気動車色が似合うのですよね。


 前面窓の比率がいい感じ。ラジエータの下のヘッドライトも特徴的と。


 客車代用として、蒸機の引く混合列車に組み込まれても似合いますよね。
 キハニ5000と同時代の私鉄向け気動車には最初から客車代用も前提に設計されたものもあったので、違和感はないです。




 キハ42000と重連で。この場合にはキハ42000が牽引する形でしょうか?
 1929年のキハニ5000から1936年のキハ42000と、この間の気動車の進化は早かったのですね…。


 条路檸檬鉄道の気動車たち。

 まともなのと、まともじゃないのが顔を揃えました!
 気動車メインの保存鉄道と考えれば、夢のある現代の光景としても不思議ではないでしょうか。

 この流れなら、キハ41000も欲しいところですね。
 あるいはキハニ36450か…?
 
 ともあれ、渋い世界観を作られるジョージレモン様に期待なのですよ。
 
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2018年07月02日

【作品紹介】隼様のC62は「スワローエンゼル」2号機。エンジンドライブで実現。好バランス!

 前回記事こちら
http://legotrain.seesaa.net/article/460240956.html
但し、この地点で完成間近な状態でしたね





 これは完成間近の姿です。あとはメインロッドを残すのみ?
 なお、S字曲線やポイント通過も成功してるそうです。


 同じく、完成間際の炭水車。

 先にも記しましたが、台車周りのリアル感がエンジンドライブ機ならではです。
 テンダドライブ派の私ですが、それでも これは認めざるを得ない。

 解放テコがメリハリです。
 舟テンダっぽい配慮も効いています。


 完成間際。システム図的な内部見せの状態です。


 受光ユニットとPF-Lモータ。そして電池BOXの配置がわかります。

 大柄な、そして太い缶胴のC62ゆえの配置でもあります。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 そして。完成。

 純正の大動輪ゆえ、動輪系が物足りないかと思えばそんなことはなく。程よいバランスです。先台車の旋回のためにシリンダが上下分割構造。これも避ける方もおおいのですけど、殆ど違和感はないですね。

 「指輪」は程よい装飾感です。この部品の供給増えて欲しい……。

 煙室扉とハンドレールはSUU氏の流儀をひと足お先に実現です。

 メインロッドはbikkubo式の簡易動作ですが、この割切もありでしょうね。安定動作こそ優先ですし。

 それにしてもこの角度から見ると、先輪と従輪の詰まった「ハドソン」ならではの迫力が伝わってきます。

 7幅車体に対する6幅缶胴のバランスの良さ……というかC62らしさも十分に!


 形式写真的アングルで。

 2号機を特色つけるツバメのデフレクタ。先の完成前とパターン変えてますね。こちらの完成版の方が好みです。デフレクタの「窓」が再現できなかったのは残念とのことでしたが……。

 全体にディテールは過度に精細には走らず。でも、それは基本造形の良さあってこそ! ドーム形状が綺麗です。煙突も、案外ただの円筒で正解なのかも知れません。



 サイドビュウ。白線の走るランボードは3枚の張り合わせですから強度ありそうですね。曲がった部分も綺麗な表現です。

 火室の「緋」差しは定着してきましたね。
 実物では黒ずんで見えますけど、でも模型で工場出場直後など(というかウエザリングのない状態)なら欲しいところです。空気配管の茶色も同様ですかね。

 従台車とテンダ台車の密度感もC62の魅力でありましょうね。
 従台車とキャブの間を埋めるのは、今後の課題でしょうか? 二昔前のNゲージ模型ではここのディテール追加が工作の定番でしたが、レゴでも楽しそうな部分です。


 サイドビュウのアップ
 均整の取れた模型だと思います。C62の魅力を顕せている。


 バックビュウ。
 この角度もまたかっこいい。迫力があります。

 7幅ゆえ、6幅の客車とも調和をみせてくれることでしょう。
 ありえない組み合わせですが(その時だけツバメを取るか?)、20系を曳かせてみたいなぁと思うのですよ。


 斜め上より。
 ほぼ横組の密閉キャブは手すりが効果的です。

 発電機、安全弁。美形のドームへと続きます。1/4の円タイルが良い仕事です。

 なお、この角度から見ても足回りのはみ出しは気になりません。
 7幅の威力です。

 また、足回りの突出がミニマムに抑えられるのもbikkubo式の簡易メインロッドのメリットでもあります。


 既存作。C57と。
 同じくJNRの旅客列車用機関車ですが、缶の太さとかキャラクターが全く違うのがわかります。

 この二機、併存活躍してほしいものですね。
 また、C62からC57へ機関車変えてより亜幹線へ入ってく情景なんかも再現できるかも。


 クラウス15号も交えて。

 大きな機関車と小さな機関車、鮮烈な対比です。

 現役時代風に考えると、C62の急行を退避する、C57の普通列車。
 そこに入れ替えにやってきたどこかの専用線か私鉄の古典ロコが顔を合わせるというシーンか? これが叶うのなら、素敵すぎますよ。
(背後には、行き違いのキハ82の特急でも居たらと妄想が……)。

 C62。あと二作が待っています。
 より、凄い情景が叶う日が来るのです。
 
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【作品紹介】ルビー様の2軸タンク車。八角パネルが化ける。

 タンク車に使えそうな、直径6ポッチの円筒部品は長らくレゴに存在しませんでした。

 で、2010年にやっとこさ直径6ポッチの円筒部品はリリースされたんですけど、正直使えない色ばかりです。
https://www.bricklink.com/v2/catalog/catalogitem.page?P=87926
 黒はない。新灰ならあるんですが相場は500円以上ですよ……使えねぇ!

 さて。
 ルビー様のタンク車作品はその問題を解決してきました。


 小型のタンク車。もろに日本形。
 特定の形式はなさそうですけども、でも、1990年代までは各地で見られた化成品用のタ若しくはタムの雰囲気そのものです。

 構造の秘密は、よく見ると分かる8角柱。パネル2345を4枚x2組を合わせて居るのですね。
https://www.bricklink.com/v2/catalog/catalogitem.page?P=2345
 絶版部品ではありますけども、供給は豊富です。カンザンブリック扱いなら単価42円程度でしょうか。8個でも328円ですね?
(但し、この辺の状況は時によって変わりすのでご容赦をば)

 カンブリな営業はともかく、八角柱への割切でもルックスのよい日本形タンク車が作れることは意識されて良いでしょうね。鏡板を丸にするだけで、丸く見えます。


 勿論。パーツだけではなく、受台やハシゴ、積み込み口という適度なディテールが効いているのは言うまでもありません。
 花のマークの社紋板はこの作品の価値高めておりましょう!

 積み込み口は比較的シンプルな形状ですが(これはこれでありですが)、より作りこんでも楽しいかも知れません。

 また、構造・形状的にはパネルを12-16枚と使ってボギー貨車にアレンジする手もありそうです。おもむろに、嘗ての石油系の最多勢力であったタキ3000辺り狙えますかも?

 あと。この如何にも貨車が放置的留置されてそうな側線の雰囲気! 見事なジオラマです。


 そんな貨車たちが屯してるシーン。
 どこかの専用線の突端部という趣ですね。

 ここにはDE10かDD13。はたまた私有のスイッチャー(小型の入換用ディーゼル機関車)がやってくると似合いそうです。
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2018年06月28日

【作品紹介】超豆茸様の京急600III形と、2100形の動画

 前回記事です

 超豆茸様の京急2100形。8連フル編成!の迫力
http://legotrain.seesaa.net/article/460110234.html


 前回記事で増結車は何形……? とか記しましたが、順当に600形IIIの4連口となりました。2ドアの本編成に3ドアの付属編成で概ねの形状が揃ってる編成です。

 600形IIIは1993年登場の3ドアクロスシート車。
(IIIというのは、初代600形と二代目600形が居たため)
 混雑とクロスシートの両立を目指した折りたたみのシートなど意欲的な車でした。過去形で書かねばならないのは、流石に折り畳みシートは運用に難があることで常時展開状態になり、そうなると混雑に弱い車に……。
 2005年ころまでに、全車が車端部のみクロスシートのセミクロス車になっています。ただ京急はロングシートも柔らかいソファシートですから、多くの利用者にはサービス向上になったのも事実ですね。
(実際問題、車端部のクロスは好き嫌いの割れる席ですし。そこに座れないときは他の席も全部埋まってるみたいな……)

 8連口と4連口が両方あります。8連口は広範の運用組まれ成田空港まで顔を出し。一方4連口は線内増結用や線内各停用です。稀に4+4で8連の代わりになることも。

 特筆すべきは、今の銀1000(最新の銀1000塗装車)にまで続く半流線型の前面スタイルを初採用したことでしょう。デビウ当時のガングロは賛否割れましたけども、今の2100形などに合わせて改めた顔はなかなか整っています。


 前面の微妙な傾斜の再現は先の2100形と共通です。
(いや、同じ顔なので変える必要もないのですが)

 かえるというと、デビウ当時の「ガングロ」は流石に抵抗ありましょうか(笑)。

 今の京急の顔ですが、平面をベースに何らかの味付けをするか。
 はたまた、流線型として、そこに通勤電車らしい平面性を加えるか。

 解釈、割れるところです。
 余談ですが、銀1000以降はやや角ばってますから、超豆茸様の方向のほうが正しいのかも知れません。


 3ドアの割付。違和感なく、整っています。
 ただ、600形らしさを強調するのならば窓の左右辺(1x2タイル及び、1x2プレートの白を使ってる部分)を黒にして、窓枠強調するのもありかもしれません。

 一方で新1000なら、そこをトランスブラックにすると良さそうですね。




 4連です。
 2100形とは違う良さ、あるんですよね。




 中間車。2100形のときもしるしましたが、「量産」出来るのって凄いことだと思うのです。


 そして、12連です。
 京急の12連運転は金沢文庫〜品川間で平日、朝夕中心に行われています。


 いや、蒲田の高架化が進む2010年までは日中や休日も12両運転は行われておりました。
 あの頃は、三崎口(久里浜)〜品川方面の「本線快特8連」に、新逗子〜羽田空港間の「逗子線・空港線快特4連」を増結する(文庫〜川崎)というトリッキーな運行を行っていたのですね……。それも特別な列車ではなくほぼすべての快特で、ほぼ10分ごとに! です。

 蒲田の改良で線路容量に余裕ができて、「逗子線・空港線快特4連」の運用が分離して同じ区間の「エアポート急行」の6連or8連に改め。日中や休日の12連運転は発展的解消となったのでした。


 それにしても、長い。本物と同じ迫力と、物量感です。
 関東の私鉄はほとんどが10連までなので、京急の12連は「別格」感あり。18m級で車両が小さめではありますが。




 先頭車同士の連結。
 萌えるものです。

 京急に関しては分割併合の迅速性も魅力ですね。基本編成の客扱いしながら、ほぼノーショックでの増結車連結。鉄道というか、高速電車のシステムを使いこなしている感が半端じゃなく、それが京浜急行らしさにもなっているのでしょう。


 さて。

 今の京急を象徴するのが2010-2012年に完成した「蒲田要塞」こと二重高架の蒲田駅。
 その撮影用再現か? 二重高架を往く8連と4連です。




 立体的に行き交う電車は、今の蒲田の名物。

 以前のアクロバティックな操車をこなしていた蒲田も魅力的ではありましたが、空港輸送盛んになる中で限界を越えておりましたよね……。改良されてよかった!




 動画です。
 
 実物映像の絡みと
 実物音声のミックスが素晴らしい動画です。魅せ方が巧いのですね。

 蒲田編や12両編も楽しみにしております
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】hiro様の次回作はEF58? 絶賛制作中。

 鉄道模型=EF58!
 というのはある年代以上のイメージでありましょう。

 三線式Oゲージの時代やHOゲージの時代の入門セットは基本的に「EB58」が主役でした。
 また、Nゲージの時代になっても、EF58は比較的早くに製品がリリース。その後もバリ展や改良を繰り返し続ける定番題材です。複数両持ちの方も多いことでしょう。


 レゴトレイン界隈でも、嘗ては不可能と言われた題材ですが。今はAP氏・awazo氏・Tn-factory(試作のみ)氏作品に、あとは大ベテランNyu氏。あと拙作が揃ってます。

 その流れに、新作の気配です。


 前頭部の造形です。

 湘南顔の難題である後退角も、上部の傾斜も再現されてて当たり前の時代に。
 上部の窓まわりの作りは拙作の流れなので、なんだか嬉しいです。原型大窓にしいか出来ない組ですが、まぁ原型大窓が一番好きなので問題ありません(笑)。

 拙作との違いですが、前面下半部。帯の処理です。
 あの逆八の字の装飾帯もまた難題ですが、一部に横組をあわせて、縦方向のラインも含めてのディジタライズです。ベストな表現かどうか判断はまだ出来ませんが、可能性を拓くものでありましょう。




 足回りも含めて。

 前面も少し改良されてますね。
 庇の表現が良い感じです。

 6幅で全長32-34ポチ程度の前提でしょうか?
 車体側面は窓が順組で、ルーバーが横組という構成です。
 あと、乗務員ドア横のハシゴも表現ですね。ヘッドライトの裏面なら順組乱さないので強度面で少しでも有利でありましょう。


 先台車は小径車輪使用。バランス面で正解でしょうか。

 注目は動輪です、台車枠を完全自作。旧型電機の印象は割と「台車枠」ですから、ここの作り込みは大事です。


 足回りの改良版です。
 台車枠らしい形状になってきました。ブレーキロッドや軸バネなの表現が素晴らしいです。

 ただ。
 台車枠はすごく壊れやすい痛みやすい外れやすい部分でもあります。大味な拙作でも此処は毎回苦慮させられるところです。

 余談ですが。
 最近は3Dプリントによる社外部品が小ロットで出てきてます。トレイン台車枠車輪枠のカスタム品は意外と需要あるかも知れませんね? 旧型電機なら、米欧日或る程度共通で使えますし。
(まぁレゴ用TR23とかレゴ用ブリル27MCBとか出てきたらそれはそれで以下略な世界ですが)


 閑話休題。先端部の角度つけ。内部でしっかり固定してますね。
 緩ハメで誤魔化してる部分(以前の拙作)はないので、強度はそこそこありそうに思えます。

 曲線のはみ出しも許容できる程度でしょうか?


 進捗なかば……。

 手前のプロジェクトも気になるところです。
 マレー式の蒸機に見えるのですが……?




 客車も検討中です。
 初期案の20系。先の583系と同じく、6幅にしては大きめのスケールで、壁面をパネルにして内寸を稼ぎ、インテリアにこだわる方向のようです。

 ただ、20系は帯位置に違和感があったのか。没になり……。


 10系軽量客車(寝台車)に。

 こちらのほうが帯がないぶん、造形が自由に? ただ、ごまかしが効かないので実は何度上がります。でも、この試作品は良い感じですね。

 インテリアを優先しての窓割りなので、調整がぎりぎり、
 でも、違和感ないバランスにおさまっています。

 客車そのものの描写も巧いですね。ドア窓に、窓サッシ。B寝台表記にトイレ窓。


 インテリア。枕木方向の寝台を6幅で実現。そrせも上下段ともに、です。


 壁面のパネル彫り込みが肝になっているのですね。これで長さを稼ぎ出す。


 先の583系、クハネ581と。車端部の造作も良い感じじゃありませんか。配電盤の張り出しは意外と目立つものです。ホロと貫通扉も凝った表現です。


 旅情……。窓越しに見えるインテリアが作品に期待をもたせます。
 
 EF58+10系寝台の組み合わせは嘗てはどこの直流電化区間でも見られたものです。東北筋、上越筋、そして東海道・山陽本線。紀勢本線は新顔でしたが(1978年の電化)、しかしこの組み合わせの最期を飾りました。
 
 機関車+客車3両程度で様になりそうなので、実現楽しみにしております。客車は座席車混ぜてもいいかもしれませんね。ナハ10かスハ43か、はたまたオハ12か迷うところではありましょうが。
 
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2018年06月27日

【作品紹介】ジョージレモン様のキハ42000(キハ07)形。ゴツくも、丸い!戦前の気動車。

 キハ42000形(キハ07形)は1935年からの戦前に62両、戦後1952年に20両が製造された元はガソリン動車→ディーゼル動車です。戦前の量産型としては最大サイズであり、輸送力のある気動車として存在感を示しました。また、上記両数以外に最初から台湾向けのものや最初から私鉄向けのものも製造されています。

 機関やミッションを交換しつつ(機械式→液体式)、戦後も意外と長く活躍したのは知られる通りで、私鉄払い下げでの最後の現役車は2007年の退役(鹿島鉄道の廃線)。同じ頃に中国の撫順鉱務局で電車の付随車に大改造されたいたものも引退した由。保存車は九州に1両、岡山1両。どちらも状態良好です。

 大柄の車体は前後に丸みをつけた、当時としてはスマートなものでありました。これは気動車のパワーが未だ小さくて、少しでも空気抵抗を抑えるためとも言われてます。

 レゴではFBI氏の2両と、やや変則ですが三木氏の作品(ガスタービン試作車の07 901)があります。


 ジョージレモン様の作品はご本人曰く、FBI氏作品の模倣とのこと。
 然し、オリジナルティも追加されています。同じプロトタイプに依る、別の作品と見るべきでしょうね。

 プロトタイプは王道の、国鉄車です。
 時代考証的には戦後のディーゼル化された後の感じでしょうか。とはいえ、車体などは大きく形は変えていないので、何処のどの時代でも通用する代表的な形状を抑えておりましょう。

 前面は……丸いですね。
 それも、ゴツくて丸いです。

 戦前の気動車ゆえの微妙な雰囲気と、醸しだされる味が伝わってきますよ!


 スケールよりは腰高であり、また窓位置も図面の印象よりは高めなのです。
 でも、それが良い意味で「野暮ったさ」になっています。誤解されないように記すと、、この種の題材には「野暮ったさ」は賛辞ですからね! 無論、キハ42000ならではの丸みは生かされています。丸いけど、野暮ったい(笑)。

 また、腰高のメリットなのですが、台車や車輪が車体に対して華奢にみえるのですね。
 トレインモータ台車はどうしてもホイルベースが長くてゴツく見えてしまうのですが、腰高にすることでそれから逃れてます。きちんと戦前気動車の棒台枠な軽快というか華奢な雰囲気に見えるじゃありませんか。


 立派な妻面。
 

 標識灯は外付け式です。ローラースケート部品がいい仕事してますね。
 
 なお、戦前設定や私鉄設定なら標識灯は片方だけ(向かって左側だけ)というのも良いかも知れません。

 なお、カラーリングは一般気動車色のオレンジ解釈です。
 赤にするか、オレンジにするか迷う色のようですね。

 個人的には赤解釈ですが、然し、オレンジでも違和感はありません。これはこれで魅力があります。


 サイドビュウ。全長は約32ポッチ。
 
 電池BOXは単3用を使用。床下にはみ出しつつ。
 そこにエンジンのディテールをぶら下げる。


 エンジンディテールの存在感は大きいのです。前よりからみても、印象的ですから。


 前面のアップ。
 FBI氏とは違う形状、パーツ選択ですが、どちらもキハ42000に辿り着かれているのですよね。
 車体裾でエッジを立てているのはユニークです。

 また、オデコの処理も先行作とは差別化されています。難しいところですよね。


 さて。このモデルの特徴は、前後2分割して電池交換を平易にしていること。
 単3用電池boxを使うと簡単な抜き取りが出来ないので、この構造にされたようです。


 関連して、テストモデル。
 当初は自作動力を検討されていたようです。この当時から前後分割を検討されていた? この画像だけが上がったときは「何処かの路面電車?」と思ったのは私だけではありますまい?


 同じくジョージレモン様の作品と。
 トヨダAA形。戦前の、同じ時代の流線型自動車です。


 山鹿温泉鉄道のキハ101と。
 まっとうな気動車と、まっとうじゃなかった気動車の並びはインパクト十分です。山鹿温泉鉄道にはキハ42000タイプはいませんでしたが、キハ41000の私鉄向け同型車は居りましたよね。この雰囲気、良いものです。


 クモハ42形と。
 旧型気動車と旧型国電の取り合わせは電化・非電化の接点でよく見られた光景。


 貨車を牽いて。気動車が貨車を曳くのも昔は珍しくもなく。


 集合。旧型国電と旧型気動車と、アメリカンスタイルのテンホイラー。
 路線の途中で電化・非電化が変わるようなところで、貨物列車用には古典ロコも残されてるという風情です。この時代に撮ってみたい、乗ってみたかった……!


 最後に、職員総出の記念写真。
 こうした撮影は、昔の鉄道現場でよく行われていたものを再現したとのこと。
 あの雰囲気、伝わってきますよ。
 
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2018年06月26日

【作品紹介】C62の三者三様 SUU様・yamatai様・隼様が製作中/3 隼氏篇

 前回記事
C62の三者三様 SUU様・yamatai様・隼様が製作中/1 SUU氏篇
http://legotrain.seesaa.net/article/460206853.html
C62の三者三様 SUU様・yamatai様・隼様が製作中/2 yamatai氏篇
http://legotrain.seesaa.net/article/460207138.html


 隼様のプロジェクトも始まっています。
 yamatai氏のLDDが上がってきてすぐに設計。そして程なく実制作に着手というスピード展開です。


 全体として、yamatai氏作品を基調としつつ、エンジンドライブです。
 PF-Lモーターからの増速なので、パワーと或る程度のスピードは期待できそうですね。
 モーターの固定方法・搭載位置が或る意味、美しいです。
 車両の中央部に、ユニット化しての搭載。強度面やメンテ面で有利になることでしょう。
 電池boxは更に前方に追いやられています。
 
 エンジンドライブ機では電池boxはテンダ搭載にせざるを得ないことが多いのですが、動輪上重量を稼ぐ意味でワンピース化は理想ですよね。ケーブルが跨るのは取り扱いも不便になりますし。


 真正面。
 7幅ですが、SUU氏ともyamatai氏とも違う表情です。
 解放テコが良い感じです。


 全体像。動輪はエンジンドライブ故にゴム輪を巻く必要があり、そのためか純正大動輪になっています。ディテール次第で違和感は無くせることでしょう。この図ではまだメインロッドも備わっておりませんし。

 2号機前提のようですが、つばめマークがyamatai氏とも別表現です。というかデフレクタ自体が大きめですよね。

 シリンダの形状も下部に丸み出した美しいもの。ゴールドリングのアクセントも。


 テンダを合わせて。テンダは7幅で考えているようです。


 7幅で、やはり舟テンダ表現です。台車のディテールも良いですね。
 ここはテンダドライブ派がたどり着けないところではあります。誤魔化すしか無いので。


 バックビュウ。重油タンクと増炭覆は必須でしょう。

 客車との合わせで、6幅テンダと7幅テンダの何方が良いのか、実物並べて比較できそうですね。尤も、客車を7幅で作る文脈もありますけども。


 早くも実制作にかかられているようです(!)。

 動輪系は、純正大動輪でも十分に大きく見えるものです。
 クリティカルな部分は完成しているようなので、完成も遠からず……?


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 今年のJAMでは、C62の三並びが見られそうです。
 エンジンドライブの隼氏機を上手く同調させることが出来たら(実績はありますよね)、重連や三重連も……? いや、並ぶだけで十分に主役たり得ましょう。

 さて。
 自分はその背景になるべくキハ82を整備しておき(笑)、キハ22辺りを新造して、そしてC55のアップデートにでも着手しましょうか。あと、誰かED76-500とか造られないでしょうか?
 
 思えば小樽築港のC62の活躍は、動力近代化の流れと並行するものでありました。
 故に、蒸機だけの世界よりは、電機や気動車が脇役としてほしくなってしまうのですよね。
 
<続 それぞれの作品が完成したら、改めて……。>
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【作品紹介】C62の三者三様 SUU様・yamatai様・隼様が製作中/2 yamatai氏篇

前回記事
:C62の三者三様 SUU様・yamatai様・隼様が製作中/1 SUU氏篇
http://legotrain.seesaa.net/article/460206853.html


 未だLDDではありますが、制作決定だそうです。


 さて、yamatai様はC62の動力系で悩まれていたようです。トレインモータ前提のテンダドライブか、自作動力のエンジンドライブか。

 ただ、レゴの場合、自作動力はどうしても「低速・トルク重視」になってしまう問題があります。D51など貨物機ならそれもまた正義なのですが、C62の場合は特急旅客機らしい速度感も大事になります。北海道形前提でも、東海道・山陽形前提でも、脱線ギリギリのスポードで飛ばしてみたくなるじゃないですか C62は!

 テンダドライブも検討されたようですが、結論は上記の通り。
 クリスマストレインのシングルドライバーのごとく、先輪をトレインモーターにする作戦です。広義のエンジンドライブと言えましょう。

 幸いにもC62の先輪はそこそこ軸距がありますからトレインモータ使っても違和感は抑えられます。


 全長の検討。
 テンダの軸距が綺麗ですね。テンダドライブの欠点はそれこそテンダの足回りが犠牲になってしまうこと。板台枠の古典機ならともかく、舟テンダの機関車だと誤魔化しもしにくいのですよね(この辺は、ワールド工芸やナカセイのNゲージ蒸機も同じ問題抱えてますよね)。


 肉盛り。ほぼ完成です(LDDの上では)。

 動輪は大プーリーはLDD上でのダミーで、実際はBBB-XL使用とのこと。
 フランジレス−フランジ−フランジレスの配置想定されている模様です。これなら1ポッチでも全長を抑えられますから。

 レゴのC62では全長の抑制は重要な課題です。況してや、客車を32ポッチ級と合わせるとなると肥大化はタブー。

 テンダの前ボギーも、キャブ下にのめり込むような形で全長を稼いでる由です。

 ただ、この種の工夫は違和感よりも密度感と力強さに繋がりそうです。
 C62は「ぎっちり詰まってる」機関車ですものね。


 別角度より。
 エンジン部はキャブ含めて7幅。テンダは6幅で、6幅の客車に合わせます。

 ディテールはややシンプルですが、それだけに造形だけで「推してる」作品でもあります。

 それにしても。
 10194エメラルドナイト(2009年)はフライングファットマンだとか叩かれましたけど、あのフォーマットはC62だと違和感なく収まるのですね。無論、分かってる方の調整が入りまくってるので、蒸機のことろくに知らないであろうビルンのデザイナーの仕事と一緒くたにはできませんが。


 バックビュウ。装備品は勿論小樽築港仕様だそうです。
 この角度だと、7幅のエンジン部からほのかに感じられる狭軌感が良い感じ。


 魅力的な角度です。実制作が楽しみ。


 見ての通り、テンダは舟テンダ再現。下部を上下逆転組で、ポチスロで丸みを出す。意外とこの表現は初めてかも知れません。

 また、ボイラ火室部分の赤茶色塗りが印象的です。大事な見せ場ですよね。


 キャブ内。ディテールインテリアは控え目ですが、ここにリモコン受信部を持ってくることで、チャンネル変更が平易になっています。


 内部構造。
 駆動輪のある機関車の前部に重量を掛けねばなりませんから、重量物の電池boxは前よりに。ドームはスイッチカバーを兼ねる合理的作り。電気のコネクタさえもディテールへの割切です。筋の良い設計と言えましょうか……!


 「!」

 C62 2を前補機に付けた105/106レか。


 残念ながら、流石に2両は無理とのことです。

 なお、C62そのものは北海道テーマ以外でも、1956年11月以前の東海道の「つばめ・はと」にも使えますし、20系曳かせて初期のブルートレインは山陽本線に常磐線。10系客車曳かせて呉線……と意外と華やかな活躍の場が多いのですよね。

 鉄道模型の定番になるのも宜なるかな。




 さて。LDD完成ですがヴァリアント。テンダの全長を1ポチだけ伸ばした2M仕様機。
 パワーの余裕を目指します?

 
<続>
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2018年06月25日

【作品紹介】C62の三者三様 SUU様・yamatai様・隼様が製作中/1 SUU氏篇

 既にお伝えしているように、2018年のJAM(国際鉄道模型コンベンション)のテーマは「北海道」です。

 そして、皆さまの共通認識は、今のJR北海道の特急群や通勤電車ほどポピュラーでもなく、而して炭鉱私鉄の古典ロコ群ほどマニアックでもなく。
(いや、そうしたカテゴリの作品も熱烈大歓迎ですが!)

 やはり北海道といえば、函館本線は小樽築港所属のC62による「まりも」「ていね」「ニセコ」なのでありましょうね。

 三者三様の作品が製作中です。
 完成後の写真だけだと構造など……如いては制作コンセプトなどもわかりにくいですから、敢えて過程で記事を1本上げることにします。って思ったらそれぞれが「重い」ので(C62だけに!)、連作記事になります。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 先ずは、顔から。

 SUU様のC62は、以前制作された48号機(劇場版)/50号機(TV版)のリメイクです。
 あのC62はBBBホイールも無かった!2004年の作品であり、大胆な動輪の手法は当時の先端でした。

 スタイルも、あの時代なりのベストを尽くしたものであったのです。


 煙室扉はΦ4のレーダーディッシュに、テクニックハンドルを重ねたもの。
 ハンドレールの表現になるのです。


 この地点では、デフレクタの幅が広すぎかも? とのことでした。


 煙突に使った部品。レゴの悩みである「Φ1.5の円筒がない!」に対する一つの回答です。


 C62らしくスポークレスの先輪はコダワリですね。
 ここは9V時代の車輪パーツの中身を使ったものです。
 アレ、車輪と車軸を分離すると……要接着なんですよね。


 蒸気機関車の難題。シリンダと先輪の寸法確認現物チェック。
 なんとかクリア出来た模様です。


 ぶっとい缶胴。カーブスロープ中心の組み方で最大限に今様です。
 2004年地点で、こんな丸みは考えられないものでしたね……。

 デフレクタと缶胴の間隙も適切値に落ち着いた模様です?


 斜め後ろ。
 この地点で、C62の魅力が「C62はどっちかというと苦手」な関山にも強烈に伝わってきます。

 さて、動輪は2004年作同様の「48歯ギアにチェーンを巻いたもの」です。
 BBB-XLも迷われたと伺っておりますが、然し、自作らしいアイデンティティを大事にされたとか。C62はボックス動輪ですから、スポーク動輪は使いたくない気持ちも強烈に分かるのです。


 チェーン巻ギアの動輪、やっぱり良い!

 なお、手前は旧バージョンの缶胴上部です。14年の進化!


 ドーム周りのディテールも加わって。パイピングも最高レベルの精細さ。
 
 ドーム形状は横組で、なるほど! と。


 此処まで出来ました……!
 いや、此処だけならもう完成じゃないですか。

 なおデフレクタ高さの検討のようですね。
 左が低デフバージョン。右が高デフバージョン。
 個人的には左の低デフの方が好みなのですが。


 キャブ周りの製作中……。
 C62ともなると足回りの関係で全長がどうしても伸びてしまいます。客車とのスケール合わせで、この辺りでギリギリの攻めが求められましょう。

 レゴの場合、実物と違って、従輪の後端+1ポッチ位をキャブ後端にしても違和感ないかも知れません。

<続>
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【作品紹介】初陣にしてお手柄! FBI様の 明治村9号(富士身延鉄道1形)と古典客車たち。

 明治村の蒸気機関車は12号と9号の2両。
 12号は明治初期のイギリス機。対して9号は明治末のアメリカ機。

 明治村9号は1912年 ボールドウィンでの製造。富士身延鉄道1形であり、1936年に日本鋼管鶴見と移動したものです。1973年に明治村にやってきたのですが、日本鋼管鶴見では流石に保管・保存状態だったのでしょうか? 古典ロコ、それも現存の少ないアメロコが救われたということになります。
 なお、1936年までですから、富士身延鉄道の買収前でこの機関車が国鉄籍になったことはありません。但し新宮鉄道の同型機は国鉄買収で1240形となっています。

 運転整備重量にして22トンの小型機ですが、アメロコらしい風情に富んでなかなか勇ましい。同じく小型機ながら優雅な印象の12号とは好対照を成しておりましょう。

 さて、12号(160形)は拙作があります。

 9号を、FBI様が造ってこられました。初の蒸機作品と思えないクオリティで……!


 先ずは設計段階より。1案。全長が未だ長めです(20ポッチ)。
 痩せて見えることと、実物の密度感が無いのが残念……?

 然し、初蒸機でこの設計センスですよ!


 2案。缶胴とシリンダ周りを1ポッチ詰めたもの。19ポッチ。大きく印象が変わりました!
 これでも、まだちょっと長い?


 客車に照らしわせての、機関車全帳の検討です。
 蒸気機関車って、小さく作るほうが、難しいのですよね。


 最終案です。上の2案より更に1ポチ全長詰めることに成功。全長18ポッチに。
 具体的にはキャブを1ポッチ前進させています。これで、12号の可愛くも勇ましい雰囲気に……!


 そして、さほどの時間を要さずに完成です。
 予想通りの、密度感溢れるアメリカンなCタンク。

 動輪はBBBミドルです。スケールよりやや大きめですが、ロッドのこと考えると良い選択でしょう。また、メインロッドスライドバーの処理も秀逸なもの。ここに線の細さと言うか繊細な感じがするのはアメロコらしいのですね(どこかのオフ会で知り合った方から聞いたとのこと)
 
 細い缶胴も好ましい。ボイラ中心高も程よく。

 そして、サプライズと言える設計変更はサイドタンクのライン入れでしょう。
 大味になりがちなサイドタンクですけども、このライン入れで全体を精緻精密に見せているではありませんか。

 改めて記しますけど、これがFBI様の初蒸機作品ですよ?


 サイドビュウ。
 サイドタンクと動輪の位置関係が良い意味でギリギリですね。
 3つ並んだドームも、前後を小さめにすることでリズム感が。

 機関車全体と、キャブサイズのバランスもまた良好なのです。


 真正面から。小さいけど、アメロコの顔ですね。
 缶胴は4幅未満、3幅+α。

 真後ろは、コールバンカーあり。


 バックビュウ。このアングルも魅力的。
 キャブの長さがコダワリであり、0.5ポッチの調整が入っています。

 後部窓は飛行機窓の横組ですが、この窓をもう少し内側に寄せれば、キャブ幅を完全に6幅に出来るかも知れませんね。


 こんなCタンクですから、もちろん動力なしです。
 そのかわり、キャブインテリアの表現があります。真鍮のパイプが好ましい印象ですよね。そしてメーター類。
 ここには、機関士と機関助士の二人が乗れます。
 良いシーン、造ってくれることでしょう。


 無論、幽霊動力車は必要になります。
 明治村の3両の客車の中の1両。ハフ11(青梅鉄道→高畠鉄道→雄勝鉄道)。
 この車はクローズドデッキかつ全長が短めのため、トレインモータ仕込んだ「ユーレイ」に最適です?


 全長16ポッチの中にPF機器一式を納めています。


 非の付け所のない古典客車モデルとして魅力いっぱい。
 屋根は古典的な「ダブルルーフ」。下屋根の上に大きな上屋根が覆いかぶさった形状は、明治期固有のものでしたね。

 小さな側窓も古典客車らしいです。

 個人的な好みではありますが、足回りは1プレート下げられるかも知れません。足回りが引き締まり、かつ、ちょっとながら全長が長く見えるかも知れませんよ?


 内部です。受光器は縦置きです。こっちの方が容積減らせるんですよね。かつチャンネル切り替えも平易です。



 こちらはハフ13とハフ14。
 オープンデッキの古典客車で、新宮鉄道から雄勝鉄道を経てやってきたもの。

 整ったスタイルの二軸客車です。
 屋根は一般的な意味でのダブルルーフですね。


 全長は短めアレンジですが、レゴとしてはこんな感じが好バランスに思えます。あと窓1個長いと、二軸車にしては全長長すぎのバランスの悪い車になってしまったでしょうから。


 端部。赤い標識円盤と、幅の絞られたデッキがとても好ましい雰囲気です。

 余談ですが、1950-60年代までの地方私鉄ではこの種の客車が現役のところもありました。蒸機牽引のこともあれば、当時最新のディーゼル機関車との合わせや、気動車や電車の付随車になることも。
 一家に2-3両、欲しくなる?
 

 車内。元は木製座席だったかもしれませんが、今の明治村では赤モケット張りのようです。3等車も座席がモケット張りになったのは明治末くらいですよね。


 編成で!

 古典列車は、このままでもとても良い雰囲気です。
 ただ、編成にしてみると機関車と客車の高さが不揃いなのが惜しい……。機関車はキャブを1プレー上げて、客車(ハフ13・ハフ14)は1プレート車高を下げてみては如何でしょうか? より、実物の印象に近づくかも知れません。機関車は力強く、客車はスマートに見えるかも知れませんし。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 おまけ紹介で失礼。鹿児島交通(南薩鉄道)のキハ100形。
 キハ07の戦後製同型車です。

 FBI様のデビウ作にして出世作のキハ07ですが、色が変わると印象も大きく変わってきますよね。

 余談ですが、この車がデビウした頃の南薩鉄道には未だ古典Cタンクとか現役だったはずです。それこそ、明治村な列車と共存していてもおかしくはなかったのでした。
 

 気になる方も多いであろう、前面の丸みの作り方。こんなふうに角度つけてたんですね。応用もできそうです。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする