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2018年06月16日

【作品紹介】sato様のトワイライトエクスプレスの「拡張」。端正なオハネフ25と、作り込まれたオハ25のインテリア。


 一時期は解体と他用途への転用も考えられていたというSATO様のトワイライトエクスプレス編成。然し、延命を果たし、このたび1両の増結と、1両のインテリア整備が行われています。




 Bコンパート(要は通常のB寝台)。オハネフ25形。
 
 スタンダードであるがゆえの、端正な姿は豪華客車とは違う良さがあります。
 床下機器などの細密感。全体のボリューム感。ラージスケールならではの魅力を溢れます。


 オハネフ25形は東の「北斗星」車もそうですが、何故か折妻の初期車が最期まで残存して、切妻の100代や僅かに後退角ついた200代が先に引退しましたよね。
 いや、折妻車が一番美しく、その辺の配慮があったなら良い話なのですが。

 sato様作品。8幅の折妻表現としてベストなバランスじゃないでしょうか。適度な角度、埋め込まれた貫通幌。8幅ゆえの狭軌感。

 この応用で、青い客車達もいつか可能かもしれません。12系や14系などなど。


 サロンカーだったオハ25形は今回、インテリアの整備が行われました。
 これが全く妥協なく!


 日本海を向けて階段状になった車内。上下二段のソファ。
 フィグも並べて雰囲気盛り上がります。

 「乗ってみたかった」お気持ちも分かります。
 私もこの作品見て、乗らなかったこと後悔しておりますもの……。


 インテリアのカラーリングと、階段の表現がパーフェクト。
 2000年ころの改装によって、エレガントさを増したあとの姿です。

 テーブルランプには社外品LEDが仕込まれ、点灯可能。
 また注目したいのは、背面ピラーに内張り(茶色のグリルタイル)が施されていること。これがあることで、インテリアの質感が高いものになっています。


 夕暮れの日本海を眺める、素晴らしきひととき。
 B寝台の料金でもこんな設備が利用できた時代があったことを忘れてはなりませんし、また、その時代を取り戻すこと、出来ますように。

 いい時代、きっと戻ってくると思うのです。


 感傷はともかく。窓なし部分はシャワールーム。脱衣室なども含めて再現です。


 車両の反対サイド。窓の透過度は今回大きく上げています。インテリアが映えますように。

 トワイラはあと、B個室寝台車も残っておりますね。あれも二段の窓という魅力的な外見に、嘗てのナロネ20を彷彿させるインテリア。何時か実現すること願っております。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月15日

【作品紹介】500系の続報。ハローキティ!(薬師山様)/テクニカル?(歯車K様)

 先日話題になった、エース君の「type-EVA」を受けて?
http://legotrain.seesaa.net/article/460008076.html

 当然というか、無論LDDです。それでもお仕事速すぎです。 LDDですが、勢いあるうちに記事にしちゃいますね。


 (実物は)6月30日に投入予定の、500系 V2編成「ハローキティ」。
 かわいさとかっこよさの両立で話題になってますね。

 さて。
 薬師山様の500系がそのものが、Mugen氏・エース君とも全く別の文脈の表現です。いや、エース君と同じく引き算思考のデザインなのですけども、方向がまた違います。

 お面を重ねるのではなく、枠を作り、その中にキャノピとボンネットを埋め込むという方法です。こんな500系の方法もあるのですね。


<参考比較。左がMugen氏作。右がエース君作>

 台枠はトレインプレートの使用というシンプライズですが、全体のバランスの中で成功して見えます。ここだけ灰色なのがアクセントになっておりますし。車体の凹み(Mugen氏はガチで再現してた部分)を影色で表現するのも良き技法。

 一方で、屋根の丸みであったり、先頭台車のカバーなどの500系らしく見せる部分もコダワリが見えます。
(完全に余談ですが、この手法でノーマルの500系も作れるかも?)

 あとは「かわいい」の部分。
 スロープに依る合わせを多用されているのは薬師山様らしさ! それで以てリボンがリボンに見えておりますから。また、構造上の無理も感じられません。「常に、無理はなく扱いやすく」は薬師山作品の魅力でもありましょう。

 そして「にゃんこ」のプリントパーツ。
 有り触れた、そしてちょっと使いにくい猫の顔プリントの部品が、見事にこの作品のチャームポイントになっています。

 このハローキティ。実制作予定ありと伺っております。実物がホットな、今年の夏に間に合うこと願っております。ピンクの鉄道車両、インパクトも抜群でありましょう。そして、500系の三編成並びが叶いますように……。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて。500系というと。


 ナローゲージなどマニアックなところに強い歯車K様が、そのテクニカルな文脈での500系試作品をあげられています。







 全てをテクニックパーツで作るのは無理だとしても、前頭部のサイドを大型テクニックパネルで表現するのは「あり」かもしれません。現に、E233系電車の作品では2x4の小さなテクパネ使った前面表現が定番になっているほどですし。

http://legotrain.seesaa.net/article/458911033.html
 お米様
http://legotrain.seesaa.net/article/459156054.html
 5udon様

 閑話休題。人気者の500系、まだまだ可能性はありそうですね。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月14日

【作品紹介】エース君の500系新幹線V2編成「TYPE-EVA」。不可能が可能になるとき!

 500系新幹線
 既に山陽筋の「こだま」専用になって久しくも今なお、スーパーヒーロー。

 そして、レゴ的には制作最難を誇る題材でもあります。
 そこに挑まれたのがMugen氏の作品で、一つの伝説でもありました。

 その500系にさらなる課題が。
 博多総合車両所のV2編成。「TYPE-EVA」、エヴァンゲリオン新幹線です。

 あの初号機を思わせるラッピング。
 その姿は恰も初号機が高速走行モードにメタモルフォーゼしたかのよう。
(庵野氏が実は鉄道ファン? という推測は「トップをねらえ!」の頃からありましたね)

 新世紀エヴァンゲリオンは、500系が未だ最速の最新型であった時代の作品でもあり。その意味でも相性は抜群だったのでした。

 無論。レゴ的な意味では難度云々の次元ではない題材でした。モザイク的に処理すれば不可能ではない……とは思われていましたが、然し、そもそもの500系が難しいのですから。


 不可能は、また一つ可能になってしまいました。それも若手、中学生の手によって。

 
 500系としての素体から見ていきましょう。
 鋭角な前頭部は比較的シンプルに処理されているのが分かります。スロープ+お面、ですね。スロープ部分はカーブスロープを滑らかに用いています。先端部は絞り込む配慮。「お面」はやもすると平板になりがちなのですが、塗装と形状、合わせ目の配慮で巧くスロープ側面と融合しつつ、立体感をキープしておりましょう。
 前照灯はやや戯画的に、1x2タイルでの吊眼表現です。ツライチにしなかったのは正解でしょう。
 「キャノピー」は特殊スロープです。

 車体側面はスカート部分の丸み。また、屋根肩部分の丸みを1x2系カーブスロープ前提でまとめています。そして屋根も1x2系カーブスロープで綺麗に。
 

 側窓は1x1順組です。中間車基準で全長28ポッチなら、窓サイズはこれがベストでしょうね。

 やや惜しいのは、前端部下半部の処理でしょうか。ここがパーツのむき出し感があってゴツい感じ。とはいえ全体からすると目立たないのですが。


 サイドビュウ。キャノピー状の運転台が良いアクセント。


 初号機としての塗り分けに関しては……。

 言葉が出てきません。ものすごく、初号機ですから。
 ミニマムのドットが1x1プレート側面。または1x1のカブスロ表面しか使えないところに、あの複雑なラッピングをよくぞ再現されたものです。

 屋根肩部の「赤」は印象的です。これを入れるセンス!


 真正面より。とても速そうな印象じゃありませんか。
 元からカッコよかった500系です。鬼に金棒です。

 なお、JBF2018のJT-LUGレイアウト高架線走行ですが、高めの高架から街を見下ろすようなアングルは飛翔感があり、とてもエヴァンゲリオン感が。


 その流れで。高速移動モードの初号機が、翔ぶが如く!


 街を抜けてく。このアングルは特撮的な雰囲気で。
 庵野秀明作品はアニメーションにして、特撮的な雰囲気を持ち込まれているのは当時から言われておりました。逆に特撮に再移入したのがシン・ゴジラで……。

 つまりBGMはエヴァンゲリオンでも、伊福部昭氏でもどちらでも絵になるのです。


 二つの塔と。ここもまた「特撮的」です。


 うしがえる様の撮影です。Mugen氏の500系との並びです。

 スケール感もディテールの密度も違う作品なのは承知のうえで。Mugen氏作品はなおも孤高の存在。

 しかしエース君作品の割切もまた大きな正義です。


 こちらはエース君撮影。同じく500系並び。
 
 Mugen氏作品は引き算のないモデル。
 エース君作品は引き算の巧いモデル。その引き算の「差」に対して、ラッピングのインパクトを最大限に盛った作品なのですね。

 この並び、感慨深いです。


 同じくエース君撮影。
 「どちらも、良い!」って言葉しか浮かんできません。




 無論大好評であったこの作品です。でも、その反応の最たるもの。

 ……!! コメントされた方に絶句。山下いくと氏は生みの親ではありませんか。
 これは最高の名誉でありましょう。



 500系のV2編成は現在入場中で、今度は「ハローキティ」ラッピングになります。
 ピンクを纏った可愛い500系も、予想パース見る限りなかなか魅力的。きっと新たな人気者になることでしょう。
 何方かの作品が出てくること、楽しみですね。

 動画です。


 
posted by 関山 at 23:59| Comment(1) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】ryokuchakuma様のE5新幹線。7幅で難題に。

 ryokuchakuma様(緑茶クマ様)の新幹線のスケールは、7幅です。
 在来線6幅に対して、納得のできるスケール感の作品群はこれまでE1、E7/W7と造られてきました。その最新作です。


 E5系は難しい造形ですが、よく印象把握されています。
 前頭部のキャノピー状の部分と7幅の相性はやっぱり良好です。

 全体に直線的造形ですが、作品現物はもっとスマートな印象なのですよ。


 台車は全てスカート覆いあり。これって結構大事です。7幅だと構造上の無理も少ないです。

 車体断面ですが、屋根肩はカーブスロープ使われたら大きく化けてくると思うのです。同様に、台車間スカート部分も。ここが角ばった印象なのが惜しいですね。


 それでも、フラッシュサーフェイスな印象は受けます。実物と言うか、今どきの高速鉄道では重要視されるところですよね。

 軌道に対する車体幅のバランス感ボリューム感も、7幅のメリットでしょう。
 なお、連結も対応と伝え聞いております。

 つまり、何時かは6幅の……?
 「フル編成」は無理でも、4+3辺りでも実現したら画期的でありましょう。秋田行や山形行を併結するような「多層建て列車」は東北の伝統ですから(昔は気動車、今は新幹線!)


 側面より。側窓は2x2の横組で正解でしょうね。


 この角度、一番かっこいいです!
 難しい題材に挑まれ、一番難しいところを既にクリアされています。

 あとは細部の仕上げが成されたらより大化けする作品でありましょう。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月13日

【作品紹介】やまこ様の681系(製作中?)究極の妥協なき 丸み?

 681系・683系電車の流線型表現は、多くのビルダーを悩ませてきた難題でした。
 嘗てtaizoon氏、またryokuchakuma氏やエース氏の解決策があり、定着しておりましたが。
 

 まったく別方向からの、やまこ様の回答です。

 2ポッチ厚の「お面」を貼り付けるというアプローチです。「お面」は丸みたっぷり。実物の印象に近いのです。
 ヘッドライト・テールライトの穴の質感処理も堪りません。テクニック穴はヘッドライトの縁にみえますから。

 お面につながる車体の方は隙間なく角度をつけて、そこはポチスロ処理。

 究極のモデルかも知れません。


 角度を変えて。
 真横から見ると、「顎」部分はもう少し検討の余地があるかも知れません。
 ただ、スカートの形状や大きさをいろいろ試行錯誤されてみたら、「顎」はきれいに処理できる可能性がありましょう。

 側面は車体下半部をカーブスロープ処理です。より正確な車体断面表現の追求! 但し、やや窓位置が高くなりすぎるきらいはあります。
 
 窓位置を1プレート下げて、思い切って窓下の白1タイル分を割愛され、その分幕板を1プレート厚くすると、よりらしく見えそうな気がするのですが。如何でしょうか?

 
 むろん、窓の上下位置は好みの問題もあります。
(関山はなるべく下寄りのほうが好きなのですが)

 この角度だと、窓位置もこれがベストに見えますし。

 閑話休題、車体断面は大事ですね。
 1x2や2x2、2x4のカーブスロープの大量供給がトレインビルドを確実に変えておりましょう。

 また、この車体断面・フォーマットに連なる貫通型先頭車もまた楽しみじゃありませんか!
 
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【作品紹介】薬師山様のファビュランド・スチーム・トラム

 以前LDDを紹介した、薬師山様のファビュランド・スチーム・トラムが実制作されています。



 見事なまでの、ファビュランド世界観への溶け込みです。
(どうぶつの森? って言葉を思い出しましたが気にしちゃいけない。そう思うとファビュランドは早すぎた? いや今から復活しても遅くないですよ?)


 ディプロトレインのシステムを使っているので、車体裾は1ブロック分 2x2や2x4などの基本ブロックで持ち上げなければなりません。でも、その制約の中で可愛く・細かい造形に成功しておりますね。

 そして、この雰囲気はディプロトレインじゃないと出せないことも再認識させられます。
 リアルになっちゃった9V以降の足回りは論外としても、おおらかな雰囲気だった4.5Vのそれも青レールでもこの世界観にはならないですよね。



 オープンの客車は大味になりそうなところなのに、精細なライニングが入って居るおかげで高度なビルドになっています。


 「カマ」が実にいい感じ。灯火やベルの処理もきれいです。

 リアルなラージナローゲージも近年の流行り?ですが、このファンタジックなんだけど妙にリアル……なのはバランス面でなかなか難しそうです。

 デュプロトレインは勾配とかトンネルとかのシステムも楽しいので、この路線のガチな拡張も楽しいかも知れません。

 なお、この作品で使っているシステムは、ボタン押すと2分間サウンド付きで走行します。やはり、楽しそうです。
 
 世界を広げる作品でありましょう。
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2018年06月01日

【作品紹介】三木様の「GT-3」。蒸気機関車似のガスタービン機関車!

 イングリッシュ・エレクトリック。GT-3。
 世界変な車両のトップ3に入るんじゃないかと!

 そもそもガスタービン機関車自体が、キワモノ一歩スレスレ。
 それを蒸気機関車フォーマットで。まさに「英国面」が炸裂しちゃってます。

 スタイルは「四角い蒸気機関車」。いや流線型ケージング付けた内側シリンダ機と思えば蒸気機関車に見えなくもないんですけど。
(MerchantNavyなんて、四角いケージング付けた蒸機がごろごろいた国ですからね)



https://en.wikipedia.org/wiki/British_Rail_GT3

 で、この記事読むと改造じゃなくて新造みたいです。
 イングリッシュエレクトリックで1961年に落成。2750馬力で、機械式。
(ガスタービン機関車の殆どは電気式です)

 なんでまたガスタービン機関車を蒸気機関車のフォーマットで作ろうとしたんやら? 英国には「リーダー」っていう限りなくディーゼル機関車のスタイルに似せた蒸気機関車というゲテモノ居るのですけど、リーダーとGT-3の並びがあったらさぞかし皮肉でありましょう。

 それから、何故に炭水車を付けているのか?
 アメリカのガスタービン機関車(ユニオンパシフィックの電気式)は大量の燃料消費に備えて燃料テンダ付けてましたが、GT-3の場合は暖房用のボイラーを搭載してたとのこと。要は暖房車です。でも電気機関車やディーゼル機関車の暖房用SGの事思うと無駄に大仰な気がします……。

 まぁそれほどに、「機関車=蒸気機関車」というスタイル面でのコダワリがあったのでしょう。


 一応、大英帝国の名誉のために記しておけば、蒸気機関車の足回り(動輪や主台枠・サイドロッドなど)を再利用した改造内燃機関車というのは1950年代の日本の軽便機関車ではそこそこ見られたものです(森とか、静鉄駿遠線のとか)。
 ただそれらっていいとこ15噸の小型機関車。本線用の大型機での蒸気機関車のこうした事例は世界広しといえどもGT-3だけなのでしょう。

 あと、普通の箱型のガスタービン機関車も勿論造られてます(なお電気式)。
 ガスタービン自体はAPTにつながってますし(やっぱり黒歴史!)。

 閑話休題。
 GT-3は1962年までの1年間各種テストに用いられました。成績は悪くなかったようです。2750馬力は当時のディーゼル機関車より遥かに大馬力でしたし。
 ただ、同じ頃に同じくEEで、かのディルティックを制作しています。あれも今の目でみるとキワモノなのですが、まだまともな電気式ディーゼル機関車。それが優先されると機械式ガスタービンに出番はなかったのでした。

 1965-66年に廃車解体。仕方ないといえば仕方ないですよね。
 扱いはメーカー試作機だったようで、英国国鉄の形式もないままだったみたいです。

 なお、妙なファン人気はあるみたいなので、そのうちソドー島鉄道に入線するかも?
 

 既にAPTとかベビーディルティックとかの黒歴史を収めつつある、三木様の作品です。

 缶胴?部分は6幅。そこに足回りとキャブサイドだけ左右2プレートづつの張り出しで車体を構成しています。実質7幅強なのですけど、これくらいの突出でしたら6幅の客車合わせて違和感無いでしょうね。

 そして、四角い車体の微妙な丸みも表現できています。
 認めたくはないけど(笑)、スマートではあります。
 イギリス機は伝統的にリベットレス(溶接になる前は沈頭鋲)のつるつるな車体ですから、タイルで綺麗に整ってるのが似合うのです。
(なんか蒸気機関車の記事書いてる気分になってきましたよ!)

 なお、エンジンドライブです。


 動力部分。垂直置きのMモータですが。なんと2基。
 Mモータ1基はややパワー不足の傾向ありますので、2基搭載は可能性が広がります。自作動力車では検討されるべきかもしれません。本線用機関車なら、それなりに牽引力は欲しいじゃありませんか。

 気がかりなのはサイドロッドです。
(この機関車にはメインロッドがなく、サイドロッドのみ)

 コネクタとシャフトで出来ているのですが、この造りは最初は良くとも、継続的な使用で緩みが起き、トラブルの原因になります。テクニックアームに切り替えたほうが良いと思うのですが……。


 英国並び。
 三木氏自宅でのミニオフの模様から。

 手前のスピットファイアはクロック氏作品です。パンジャンドラムも同じく?
 名作と駄作(以下)ですね。


 並び、もう一枚。


 自宅オフ会の模様だとか。楽しそうじゃありませんか。

 思えば、自分も2006年ころに自宅オフから活動を本格させたのでした。大きな第一歩ですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月30日

【作品紹介】かい様の733系電車。6幅32ポッチ全長の意地!

 先程、嫌いな車両の話を701系でしたところですが。
 この733系(731・735系・キハ200含)も、やはり好きではない車両です。

 札幌地区の通勤輸送に割り切った……のなら、オールロングシートの通勤形も寧ろ正義なのですが、これを中長距離にもぶっこんできたりするのは頂けません。
 また全転換クロスの721系も居るわけで、この辺がランダムに運用されているのは余りにアホすぎます。
 せめて車種が固定運用になっていれば、未だ良いのですが。
(快速エアポートは已む無しとも思いますが)
 
 理想を申せば、JR東の首都圏(東海道・宇都宮・高崎線)の如く、必ず編成端の1号車はクロスシート、って棲み分けができれば良いのですがねぇ。
 混雑対策と遠距離の快適性、両立の現実解はありますのに。

 と、怨念籠もった前置きはほどほどに。
(クロスシート好きが故に、京急沿線に移民したくらいですからね自分は!)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 
 さて。
 731系(731・735系・キハ200含)も、そのスタイルは悪くないんですよ。
 貫通型なのに立体的な造形は格好良いものですし、固定窓の側面に至っては721系よりも上質感があるほどです(これでセミクロスならなぁ)。

 レゴでは、隼氏の作品があります(731系です)。2014年ですから、もう4年前の作品なのですね。
http://legotrain.seesaa.net/article/395389126.html
 この世界、時がすぎるのがあっという間です……。


 概ねのラインで、隼氏の流れを汲みつつ。
 然し、そこに4年分の近代化・現代化を注ぎ込んだ作品です。

 車体高を適切化。ペチャでもウマヅラでもない、ベストバランス。
 立体感の表現をなすレールプレート。

 灯火の大きさもまた適切でしょう。
 ホロの表現もまた進化しています。

 スカートが今様ですね。2x2のウエッジプレートも世界を変える部品です。

 6幅なのに、密度感がある!


 側面。横組み窓は固定窓表現にしっくり来ます。
 通勤形でありながら、どこかゆとりを感じる側面。

 ドアは凹表現頑張っていますが、その価値はありましょうね。立体的で、深い。

 表示器のLEDをオレンジで処理したのは思い切りがあって良い感じ。
 床下機器も注目です。機器箱のレリーフ的処理が綺麗。


 別の車両の床下機器です。


 台車。ボルスタレス台車ゆえの軽快さ!
 丸タイルΦ1の黒の登場で、台車表現も変わりつつあります。


 動力車の構造。ドアの凹み表現を行いつつ、PF機器を収めています。
 また、この状態で支えられる強度を持つとか……!

 全長は32ポッチ。レゴスケールの中でも長い方です。
 関山もこのスケール基調なのですけども、手頃に造れて、そしてギリギリ実物らしさを保てるものだと思うのです。

 拙作は兎も角(苦笑)。このかい様の作品から、大スケールとはまた違った良さが感じられませんか?


 パンタ廻り。
 シンプルながら、緑の碍子が良いインパクト。
 Φ1丸プレートの緑色は近年入手性が良いので、屋根上に使うのは有りかも知れません。
 屋根そのものは1幅のタイル張りで、実物のコルゲート表現になっています。コダワリですね。




 サイドビュウ。動力車を含む3連。


 サイドビュウ。動力車なしの、鉄道模型の世界でいうところの「増結3連」。

 今回は6両制作で、6連若しくは3連で運用する模様です。


 勿論、静止状態で「行き交う情景」の再現も。
 

 作者、お気に入りのカット。
 合理性と都会性!


 そして、野外撮影も。

 緩いカーブをゆく。築堤か、高架のような雰囲気です。


 複線高架上でのすれ違い。
 実物は高架複々線上での並走もあるんですよね。立派に都会の電車です。


 6両編成。結構な迫力です。
 
 余談ですが、かい様の撮影技術も惚れ惚れさせられます。
 野外撮影カット、絞り優先?使って、被写体深度を意図的に変えておられる。作品だけでなく、その写真からも学べるところ、多いのです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月29日

【作品紹介】ルビー様の701系 王道の秋田仕様。電車モデルの一つの究極?

 鉄道好きなら、嫌いな鉄道車両は無いんでしょ?
 そんな訳はありません! 不本意ながら。
 
 701系電車は未だに好きになれない鉄道車両です。
 電車であることとそれに依るスピードアップや合理化は肯定するのですが……。然し、地方線区にオールロングシートの通勤形を持ってきたという思想だけは断じて許せません。
 これに類例する車両はすべて嫌いです。大嫌いです。

 公共交通の魅力を毀損する自滅行為。消極経営……。
 
 これ以上語ると長くなるので止めましょう。

 ただ、JR東日本に関しては後継車種(E721系)や直流区間の地方向け新型電車(E129系)ではセミクロスシートに戻りました。
 701系の思想の誤りに気がついたのは、前向きに評価したいのです。
 

 そんな長い前置きは兎も角。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 実は、701系のスタイルそのものは好みです。
(これで2ドアセミクロスシートだったら「大好きな電車」になってたでしょうよ!)
 1992年という時代でも良い意味でクラシックな雰囲気。適度な合理性。奇をてらってはいないので馴染みやすいスタイル。
 
 ルビー様は以前、田沢湖線仕様(標準軌ですね!)の701系を制作されてましたが、今回は最もポピュラーな秋田地区仕様です。
http://legotrain.seesaa.net/article/431186925.html


 制作過程から追っていきましょう。
 
 車体幅は前回同様の6幅+2プレートです。
 帯色は独特の紫を表現。ダークピンクは希少色ですがベストマッチ。
 注目すべきは、帯に重なる標識灯の表現です。ハーフペグを、ポチスロの隙間にはめ込むような造り。これはお見事としか!

 屋根カーブは試しに?カーブスロープ2x1に差し替えたようですが。


 進展。屋根カーブは元の表現に戻っていますが、こっちのほうが良いですね。額縁顔の電車では無理の価値があります。

 側面もほぼまとまる。帯部分はタイルの表面処理です。
 側窓は2x2パネルと1x2ブロック順組なのは良いのですが、帯との境目は0.5プレート分。パネルか何か使ってますね。

 側ドアは凹みあり。ドア脇の突起はドア開閉ボタンです。細かい!

 あとパネルといえばアンチクライマーの表現。車体裾を引き締めます!


 屋根端の表現。上手くというか微妙に挟み込んでいます。

 あと、「6幅+プレート2枚」の屋根そのものですが、1x2グリルブロックを非固定で並べるという大胆な方法です。輸送には要注意でしょうか。

 そこまで大胆に考えずとも、グリルブロック横組の屋根表現は広まっても良いかも知れませんね(6幅ならそんなにめんどくさくないです)。


 前面には 桟板も付きました。
 密連やスカート周りも引き締まった姿です。


 完成です。
 屋上機器も床下機器も、とても精密精細。

 電車モデルの一つの究極でしょうか。

 ほぼ7幅。フルスケールです。


 屋根上が前回作よりもずっとパワーアップ。
 クーラー周りや、パンタ廻りの造形に注目です


 屋根アップ。


 パンタ廻りアップ。横組からポッチが生えて順組に繋がる辺りがトリッキーですね。
 この辺りは、交流電気車の見せ場でありましょう。


 踏切通過。
 側面の造りと、床下機器が分かります。


 無人駅にて。
 
 701系の想定は短距離の通勤通学電車なのでしょう。
 それを遠距離に投入してしまったのがトンデモなのですが。

 無論、作品に罪はありません。


 最後に。ジオラマベース。といいたくなる線路です。

 交流区間の架線柱。
 また、路盤と細めの枕木も作り込まれています。

 架線柱は1x1x5の柱状部品を使いこなし。
 そして一番上のメカ脚部品の饋電線?がいい味を出しています。

 レールの固定ピンは捨てちゃ駄目ですね。
 きちんとディテール部品になっておりますから! 
 
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2018年05月28日

【作品紹介】たるご様の300系新幹線の改修。新幹線の窓は、飛行機の窓!

 2017年7月に制作されたたるご様の300系新幹線、300系という難題に挑まれた作品でした。
シャープな前頭部に皆が驚かされたものです。


http://legotrain.seesaa.net/article/452265281.html


 こちらが、改修されています。


 側窓を飛行機窓の横組に。
 300系以降の東海道筋の新幹線は飛行機的な小さな窓になっていますから、飛行機窓はベストマッチであるのは言うまでもなく。

 上下寸法も左右寸法も、とても300系らしいのです。

 もう一つ大きな変化は床下のスカート。

 300系は足回りを覆うようなロングスカートはありませんが、それでも車体裾がかなり下がってるのですよね。それ故に車体も、より低く低重心に見える。台車部も含めたスカート追加でより印象が強化された感じです。スマートに、速そうに!

 こうした改修で、既存のままの部分……前頭部などもより魅力を増して見えるってものです。もうちょっと理想を申せば、あと2両追加されるとより「のぞみ」な雰囲気になると思うのですが。今後の課題でありましょう。
 
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2018年05月27日

【作品紹介】enquete-art様の横浜市営地下鉄 1000系 3連に

 brickshelfより
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=572741

 以前紹介した、enquete-art様の横浜市営地下鉄 1000系が3両編成になっています。
http://legotrain.seesaa.net/article/455679917.html

 横浜市営1000系は1972年の地下鉄開業に合わせて導入されたもの。1985年まで増備されましたが、2004-2006年に退役済です。保存車あり。
 スラントフォルムは、1972年という時代には十分未来的なものでした。


 編成になると、ドア部分の縦帯がより映えてきますね!
 近年の山手線E235系などにもみられる、ドア部分強調した塗り分けは横浜市営1000系が日本初でした。

 助手側の大きな前面窓。シャープなスラント。
 スカートがないのでちょっとゴツく見える連結器周り。

 そしてこの作品の極みである、第三軌条用の集電靴!

 タイルでパッケージング表現された床下機器も近代的です。
 冷房がなかった屋根は平たく、今の目でみるとスマートさがありますよね。

 そして全体に、程よいサイズとバランス。


 何時か地元でのお披露目あること、期待しております。
 
 また、ご地元の題材ということで、次はどの形式を考えておられるのかも興味津々です。地下鉄で2000系に行くのか? はたまた、昔の市電か?
 
 それにしても、東京以外の地下鉄作品っも充実してきましたね。さっと思い出す限りで、1103SPA氏の札幌・ルビー氏の仙台東西線・キベルネ氏の名古屋市名城線・あおつき氏の京都東西線・エース君の京都南北線・なし氏の大阪市20系・同じく20系はエース君作品も。
 ……一同に並べたら凄そうですね。
 

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2018年05月24日

【作品紹介】ぬぬつき様の鉄道小情景など(貨車と客車)

 ぬぬつき様はミリタリメインの方ですが。
 ミリタリといえば、MM。そして情景写真ですよ!
(ちょっと強引ですが。☆★的な世界観って意味で)


 入換中と思しき無蓋車がホームに。 
 ホームも適度な作り込みが嬉しいですね。駅名標、ベンチ。ホーム屋根も端の処理が凝ってます。

 ブラシなど小物も見逃せません。




 貨車そのもの。
 精細な無蓋貨車です。

 リベット打ちの部分と木製の部分が素材で示されてる感じ。ロープ掛けのあるコッタなど見栄えの貨車です。
 車端に立ち上がってるのんはブレーキハンドルでしょうか。

 床下にもフットブレーキの装置が。

 ターンテーブル使った表現もいいですね。これ、もっといろいろ出来そうです。


 既存のディーゼル機関車と合わせて。
 色や形が国鉄の20噸移動機風。あれを近代化した感じでしょうか。


 同じ流れで、客車。
 2軸の展望車。支線区の観光用でしょうか。

 二軸客車が近代化されたらこんな雰囲気になりそうですね。


 やはり、情景と合わせて。




 増備も考えられているようです。

 ディーゼル機関車は黒バージョン、渋くて良さげです。客車も窓が大きくて明るい感じ。情景写真も楽しみですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月23日

【作品紹介】やまこ様の智頭急行7000系気動車。エレガントな振り子式気動車を「スキ無く」

 京都駅や大阪駅で意外とよく見かける気動車特急。そして私鉄特急。
 それが智頭急行のHOT7000系による「スーパーはくと」。7往復もあるので気動車特急としては頻発な方でしょうか。

 京都から姫路へて上郡まで、東海道・山陽本線を爆走。ここは新快速に負けないスピードで。上郡から鳥取へは振り子式の機能を生かしての曲線高速。

 1994年暮れのデビウですので、もう24年選手ですが陳腐化は感じられません。
 いつも5-6両の編成なのも、気動車特急にしては長めで堂々としたもの。お客も付いてるのでしょう。


 実物画像。京都駅にて。関山撮影
 
 デビウ時の印象ですけども、当時の車両にしては「素直な直線的ラインで流麗な、上品なデザインの車」と思ったものです。鉄道車両でも自動車でもそうですけど、エレガントなラインを狙ったものと、アクティヴでビビッドなラインを狙ったものがありますが、前者は珍しいですよね? その傑作と言えましょうか。


 撮影かい様
 やまこ様の作品は、まずは4両編成でのお披露目です。


 撮影サニー様。


 以下、撮影は制作された やまこ様です。




 実物どおりの5連での完成です。


 先頭車のHOT7000/7010形。

 流線型の表現が、文字通りに流麗です。
 鋭角的な大窓は直線的に見えて、裾部分はかなりの曲線を持っています。
 
 この表現に、近年の新部品が惜しげもなく投入されています。カーブスロープやカーブスロープの面取り部品。2x6の丸プレート。新部品の使いこなしも腕のウチです。

 そしてそれらを、隙間なく。
 前面角はやや寝すぎてるかなと思ったのですが、これはポチスロの角度とぴったり合わせており、前面側面の三角窓は文字通り、スキがない。

 唸らされる技術が詰まってます。

 前面窓がやや小割になりすぎているのは惜しいのですが、オデコ部分の隙間埋めポチスロの接続を鑑みると已む無しでしょうか? また、ガラス類をすべてクリアブラック化すると、小割も目立たなくなるのかもしれません(実物も色ガラスですし)。



 真横から。0.5プレート単位の調整が入っています。そして、微妙に下る青ラインの表現へと繋がっています。

 隙間埋めは完璧! ただ、シールは無くても良いかもしれませんね。

 また、窓まわりの赤いアクセント塗装部分も斜めに綺麗に。横組の側窓に繋がります。
 先頭車に関しては、車体にステンレスのリブ表現があります。レンガブロックの裏面使用ですね。コスト面で苦しいかもしれませんが、その効果は大きいものでしょう。また、窓下のタイルの微妙な裾絞りと相まって、窓下の5プレート分がすべてリブ表現になっているのも注目に値しましょう。


 HOT7000/7010形のバックビュウ。この車がレゴ的に動力車ですね。
 貫通幌表現が精密です。気動車に関しては前後の方向転換がありえるため(ただしHOT7000/7010は方向固定ですが)、半ポッチ分突出の両ホロ表現はありでしょう。


 屋根上。空調機器など、細かい! タイルのツルツル感も現代的題材では大事ですね。



 HOT7050形。半室グリーン車。
 窓配置と、グリーンマークが再現されています。

 パーツの関係で側面リブ省略です。
 これはこれで違和感はないのですけど、先にHOT7000/7010での表現を見てしまうと惜しい感じがありますね。


 HOT7030/7040形。中間普通車。


 HOT7020形。貫通型先頭車。
 全形式共通の予備車・増結車だそうです。イレギュラーな車ですが、中間に挟まったり、先頭に立ったり。個性が嬉しいですよね。車内はフリースペースのセミコンパートメントがあるので、一度は乗ってみたい車ですよ……。

 前面下半の逆テーパの再現と、前面窓の後退角表現に苦心されています。
 前面窓中央は貫通扉ゆえの小窓が表現されています。

 実物画像を観ると、ため息つきたくなるほど答えの見つけにくい造形なのですよね。
 隙間なしにこだわると、特に難度が跳ね上がる形状でしょう。


 ただ、流線型側と同じ様に、前面窓下の青白部分に2x6の丸プレート使ったらスマートさは出せそうな気がします。前面窓の傾斜角はまた難題ではありますけども。
 

 側面はセミコンパートメント部分の窓まわり、凝ってます。
 ディジタル状の表現を避け、極力スロープ合わせで塗り分け線表現しようとされているのですね。


 さて。実物通り? 車体傾斜(振り子式)を備えています。
 無論、レゴトレインでは定番の、台車の旋回角を傾斜で拾う方式ですが。

 センターピンは傾斜を許容するもので、台車旋回を傾斜につなげるのはカーブスロープです。




 傾斜の加減。真ん中の車両のみがカーブに乗っています。
 大きくは傾きませんが、これくらいのほうが却ってリアルかもしれません。

 それよりも寧ろ、車体傾斜を備えつつ、車体裾の高さが気にならない造形が良いのでしょう。この技術も熟れてきた感じがします。そして実際走らせると楽しいのですよ。

 
 冒頭の記述に戻りますが、この気動車特急は京阪神を新快速と一緒に爆走しています。223系や225系などと共演する姿、拝んでみたいものです。
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月22日

【作品紹介】mazta-k様のナイトジェット。欧州夜行列車の新時代(……への過渡期?)

 先方の記事:OeBB Nightjet 過渡期の混結編成が完成
http://maztak.blog.fc2.com/blog-entry-193.html


 欧州諸国の夜行列車事情。退潮しつつなんとか食い止めてる感じ……のようです。
 ドイツ鉄道(DB)傘下のCityNightLineが撤退し、オーストリア連邦鉄道(OeBB)傘下のNightjetが引き継いだのは2016年の12月。

 故に、CityNightLine塗装とNightjet塗装の車両の混結が過度期には見られた模様。そこに既存のOebb所属客車も混成と。

 欧州の二昔前の列車なぞ様々な塗装・所属の客車のごちゃ混ぜも珍しくなかったのですが、その限定的復活でありましょうか?


 実物写真もmazta-k様撮影。2017年5月。

 後ろから(画像右から)、OeBBの座席車、NJ塗装の座席車、旧CNLクシェット、OeBBの座席車、旧CNL寝台車……。


 左から、OeBB車運車。旧CNL寝台車、NJクシェットx3、OeBBの座席車、旧CNL寝台車……。

 この列車も、今はNJ塗装に統一されているのでしょうか。
 ダークブルーで揃った夜行列車は発足当時のCityNightLineを思わせますし、はるかそれ以前の、ワゴン・リ時代をも彷彿させるものじゃないでしょうか。

 特に屋根が丸くて高く小窓並んだ元DBの寝台車は往年のUハンザ(ワゴンリの戦後製寝台車)を思わせる姿になってるのかなと妄想刺激します。

 ※:すいません。関山の欧州鉄道の認識は1960年代ベースです。


 その、上記写真の再現であるのが分かりましょう。
 1両目と5両目 灰色の窓まわりと赤い屋根のOeBBの座席車。あと牽引のtaurusだけが既存作です。
 客車6両がレゴとしての新造車です。

 2両目のNJクシェット
 3両目の旧CNLクシェット(訂正 OeBB車だそうです)
 4両目の旧CNL寝台車
 6-7両目のNJクシェット。
 8両目の旧CNL寝台車

 こちらが新造ですね。
 

 新造車の中でも華があるのはNJ塗装のクシェット(簡易寝台車)。
 ダークブルーに二色の帯が美しい。古典へのレスペクトのある近代性ですね。

 mazta-k様の作品ですが、ダークブルーのトレイン窓は無いので2x2パネルの組み合わせで窓を構成していますが、角のついた窓まわり、近代的な感じがして実車のイメージに近いんじゃないでしょうか。辛うじて踏みとどまってる欧州夜行列車への憧れを刺激します。
 車体裾は、他の欧州客車に合わせて1プレート下げているのも注目です。台車部分はタイル処理です。この配慮が嬉しい。


 こちらは製作中の様子です。屋根の形状に二種類あるのは、丸い屋根が旧来の座席車、角屋根が新型のクシェットとのこと。

 

 丸屋根車と角屋根車。後者の近代性が印象的です。
 欧州諸国の客車も近代化が急激に進んでいるのでしょうか。


 左の青白ツートンの車が旧CNL塗装でしょうか。 訂正 OeBBの塗装です


 何時かは内装も作られる予定とのこと。新タイプクシェットの、特徴的なインテリアを巧く汲み取る形ですね。窓からチラ見えする寝台装置も寝台車の魅力ですから実現願っています。社外品の証明仕込んだら鬼に金棒でしょう。


 日本的に言えば、ハネ・ハネ・ハザ ですね。


 赤と白の塗り分けが、旧CNL(DB)の寝台車です。


 旧CNL(DB)の寝台車。 左が通路側。右が寝台側。

 2人用コンパートメントを持ち、シャワートイレ付きが1等。そうでない区画は2等として使われているそうです。そのため窓配置が揃っていません。

 屋根はカーブスロープによる丸処理。この客車らしいですね。
 
 この車もトレイン窓からの離脱が見られ、クリアブロックで構成した部分が近代的で良い感じです。サッシ部分も良いアクセントになっておりますし。

 NJ仕様も将来制作される際は、完全に脱トレイン窓でスッキリした近代的な(而して伝統を思わせる)姿になるのでしょう。それも何時か拝見してみたいものです。





 おまけの紹介で申し訳ないのですが。

 形式と所属不詳ながら、欧州系の電気機関車モデルのLDD。(追記:SNCF BB26000形とのこと)
(1990年代の形式でしょうか、雰囲気的に?)
 多面体的なというか面取り形状の前頭部を巧くパーツのみで表現しています。全長のバランスも程よく、側面・屋根上のグリル表現も決まっています。

 台車の回転に対する配慮もありますね。欧州の(西欧の)動力車は車体裾をさげておりますから。
 久々の動力車として、実制作に期待しております。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(4) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月21日

【作品紹介】もうひとつのGSE。気分屋様の小田急70000形前頭部試作

 小田急ロマンスカーの最新型GSEは、既にアイン氏が編成で完成されています。
http://legotrain.seesaa.net/article/459333189.html
 また、薬師山氏のLDDもかなり早い段階で上がっています。
http://legotrain.seesaa.net/article/456472980.html

 気分屋様の前頭部試作品は少し前のものですが、発想と解釈のユニークさが際立つので前頭部のみですが、記事にしておきましょう。
早く完成を拝みたい!という意志も込めて。


 先のアイン氏・薬師山氏と鼻先からして別解釈です。見事に三者三様。

 印象的なのは窓を前面側面ともに戯画的に大きめ解釈にされていること。
 実車のコンセプトが「大きな窓!」ですから、そこを汲み取るのは王道なディフォルメです(対語は、「駄目なリアリズム」でしょうかね?)。

 もう一つ衝撃的なのは運転台窓の解釈。
 GSE、かなり運転台窓の角度立ってますし、上面は綺麗なアーチ型なんですよね。この部品はオーバーに見えて、特徴掴んでると思うのです。

 鼻先部分は前面窓からの流れで綺麗におちてます。
 「ピラー」は先端部に1/4タイル使っての丸み表現。


 ガラスの小割感は、パネルを2x3から4x3にしたら是正できそうですね。ピラーの取付部を下方から上方にするのも効果ありそうです。

 真正面から見ると、ポイントの運転台窓はもう少しの改良の余地があるのかもしれません。とはいえ、カーブスロープ系のクリアや、1x2ポチスロのクリアを頑なにリリースしてくれないレゴ社への恨みは募っていきますが(苦笑)。

 ともあれ、GSEって題材はまだまだ可能性があると思います。
 まずは気分屋様のプロジェクト、完成を願っております。
 

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【作品紹介】歯車K様の「リアルギアチェンジ」機関車。よくぞ詰め込まれた!

 ラージナローの可能性の一つに、トレインとテクニックのより有機的な結合があると思うのです。先のフリクションドライブ機も衝撃的な作品でしたが、今度は「ギアチェンジ」機構の、やはりナローの内燃機関車です。


 ユーモラスな半流線型の産業用機関車です。5噸クラスの内燃機。

 こんな産業用機関車でも見てくれよくするための流線型は実例幾つもありました。また、遊園地などでもこの種の機関車が使われた(使われている)事例は有り、或る程度の見栄えは必要ってことです。

 キャブの窄まりと、曲面がいい感じです。
 テクニックフィグはスケールよりもちょっと小さいかもしれません(この種の機関車だと立っては乗れず、屈んで乗る感じ)。違和感はありませんが。
 ただ、これより大きなレゴフィギュアはスカラドール位しか無いんですよね(笑)。


 側面より。ロープロファイルの好ましい外見。灰色に揃っておりますが、遊園地用などの派手な(ただし、1950年代位の!)雰囲気も良いかもしれません。
 産業用や軍用でも、何かしらの色差しや表記の再現があると精密感が増すと思うのですが如何なものでしょうか?

 そのうえに手スリや排煙筒などもあれば「鬼に金棒」。

 「黄色いレバー」が操作用です。前進・アイドリング・後退が操作できる由。


 後面です。開放型は珍しくなかったですね。


 肝心の内部です。
 黄色のレバーが内部で赤いクラッチを動かす由?


 中身。
 モータはPF-XL1基。パワー十分。

 クラッチで逆転と中立を切り替えているのが分かります。

 10幅という大きさ、このメカを詰め込むと「寧ろ小さく」感じられるのですね。これが本物の「精密で精細」なのかもしれません。よくぞ詰め込まれたものと思うのです。



 動画その1。



 テスト段階の動画のようです。こちらのほうが仕組みがよくわかりましょう。

 レゴテクニックは意外と産業・鉱山系のアイテムがリリースされています。
 テクニックで公式に鉄道モノをサポートするなら、こうした内燃機関車のフルワークモデルというのは意外と面白いのかもしれませんね?
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月19日

【作品紹介】エース君の近鉄21000系アーバンライナー。全面リメイク!

 エース君の近鉄21000系「アーバンライナー」の初代作品は2015年6月です。
http://legotrain.seesaa.net/article/420741974.html

 この地点でかなり頑張ってた作品なのですが、未だパーツの制約・技術の制約から完全には抜け出ていない印象は否めなかったのです。

 近鉄21000系は1988年デビウ。近鉄の名阪甲特急の専用車。
 ビジネスラインの名阪甲を意識したコンセプト。当時の日本の電車では最高水準であったデザイン。それまでの電車をすべて旧式に見せてしまうインパクトがあったのです。そして、更新経たとはいえ今なお色褪せぬ魅力!
 一方で足回りはシュリーレン台車に抵抗制御と、10000形旧ビス以来のシステムが継承されており、悪く言えば旧態依然な、趣味的に捉えると昔ながらの電車としての魅力も感じられるものなのでした。そう。昭和の電車でもあるのです。

 その21000系も来年くらいには新造車への置換話が上がっています。
 ただ、近鉄には21000系よりも古い特急車両は多々残っておりますので、21000系も姿を変えて生き残っていくのでしょうか。それはそれで興味を引くものです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 エース君の作品。今回はフル編成。
 また、前回同様、更新後の姿です。

 前頭部。半月型のキャノピー重ねることでスムーズな美しさ。
 然し、難しいのは標識灯から下の逆傾斜部分。ここは無理せずにディジタルな表現ですが、違和感は皆無で寧ろ上半分のスマートさを引き立ててるかのよう。

 オデコ部分はポッチが残りますが、ここをスムージングするのは難しいでしょうね。ウェッジ重ねで正解な気もします。

 スカート廻りは最初に公開したときより小改良されており、胴受廻りが力強いものになっています。かつ精細に。電車では重要な部分ですし、連結器がカバーレスなのも21000系の個性です。

 パンタのない先頭車ですから名古屋寄りです。

 野外撮影も様になってます。架線柱があると尚良、でしょう。



 対して、大阪より先頭車。
 更新時にパンタ配置を変更した21000系ですが、交差式の前パン維持しているのが近鉄らしいです。流線型のスマートさと、2200形以来の電車らしいゴツさを共存させているのがアーバンライナーの持ち味。

 側窓は横組。一気に品質が上がった感じです。
 屋根肩のポチスロ処理もこの題材の必然でありましょう。でも当たり前ができるって大事なことです。

 喫煙室小窓が良いアクセント。
 また、ドア部分が4幅横組になっており、その3段分を窓に充てているのは明瞭感があって良いのですね。


 増結車込みの8連にも出来ます。
 6連に、中間2両組込という編成です。

 この角度からだと冷房機がゴツく見えるのが残念。
 理想はポチスロかカーブスロープですが、現状のままでも1プレート背を低く出来たら良くなりそうな気がします。


 8連。見上げるアングルで。
 
 青山峠越えを思わせますよね。


 あとは屋内撮影です。
 なお、スカート廻りは小改良の前ですのでご注意を。

 6連。このアングルだと名古屋より先頭車の床下抵抗器が目立つますね。
 ここから電制の熱気で陽炎上げつつ山を下っていくのは、2200形の時代からの伝統?


 連結面も丁寧。3両目の簡易運転台も再現されています。


 斜め上から。


 中間増結の2両。貫通運転台車。


 この顔は普段は先頭に出ませんが、21000系の機動性を確保しています。7連固定に見えて中間運転台のあった10000形旧ビスと同じ思想と、21000系登場時は話題になったものでした。
(もし客付きが悪かったら4連での運行もあるとか言われてたそうですが、幸いにもアーバンライナー効果でお客が増えて杞憂になったとか)

 増結車の2連だけで貸切とか出来たら楽しそうですが(笑)、現状そうした使い方は未だないみたいです。

 エース君の表現、スッキリと好ましい。
 ここだけカーブスロープ屋根なのも、切妻なのにスマート感。




 団体列車では何度か見られたという4連運行。
 ちょっと不思議な感じですよね。

 名阪甲には新車導入ですから、21000系のこうした使い方も今後増えるかもしれません。

 なお、この中間先頭車にも動力入っていますから、レゴ的には6両と2両を分けて走らせることもできちゃいそうです。


 増結組込の8連。堂々!


 スカート廻りの小改良の模様。
 左が改良前、右が改良後ですね。


 改良後、アップで。

 標識灯が、タイル使っての半ポッチずらし行って、ラインのスムージング化行っているのが分かります。


 3年を経ての大改良作品。
 今年のJBFでの活躍が楽しみですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【国内の作品紹介】アイン様の中国国鉄 CRH5系 高速電車。「互換品」前頭部の使いこなし

 日本で中国大陸の車両を作られた形はほとんどおりませんね。
 大昔(15年以上前)にawazo氏のDF4があったこと。
 あと、拙作で客車のみ(国際列車用18系客車。ロシアの機関車・食堂車と組み合わせ)はありますが。
http://legotrain.seesaa.net/article/447191205.html
http://legotrain.seesaa.net/article/447519908.html

 無論、中国現地のビルダーさんの作品は別です。中国のAFOL界隈も下地はできている頃だと思うのですけども。どうなのでしょうか?

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 まず、アイディアの元になっているのはGBLの特急電車です。所謂互換品ですが、前頭部がオリジナルな形状です。というか、ガチに中国の高速電車です。



https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40673872.html
 かなり詳細なレビュウがあります。割と必読ですよ。

 記事読んでみますと、他の界隈でも話題の、「近年の中国製品の品質向上」が感じられる……ようです。苦手だったクリアパーツもかなり透明度が上がっているとか。新濃灰の足回りは本家にはないもので(最近黒ばっかですよね)、そこは憧れたりします。

 個人的な意見ですけど、中国のあのへんのメーカー、車輪と連結器だけの外販やったら意外と需要あるんじゃないかしら(笑)。そういう部品は純正じゃなくても安く大量入手できれば良いって需要はありそうですからね。


 中身。嘗てのレゴ社7897(2006年)を意識したデザインでしょう。
 なお、動力車と中間車と制御車で全長が違うという欠点も、7897譲りとのことです。

 新濃灰の足回りは、ちょっとうらやましい。


 肝心の前頭部パーツです。
 右があの7897の前頭部。ここをきちんとした整形と塗装を行った部品に変えるだけでえらく印象は変わってくる。

 そして、一昔前だったら物笑いのタネであった中国製品(中国企業の中国向け製品という意味で。レゴ社だって中国製造品ありますからね!)のクオリティが、今や侮ってはならないのが窺えるってもんです。


 それを踏まえて、アイン様の「作品」CRH5系電車。
 最高速250km/h程度の普及型高速鉄道車両で、仏アルストムの流れです。2007-9年頃に盛んに導入された車種であり、もう中国国鉄の顔として「馴染んだ」感がありますね。
 未だ改良を重ねつつ製造は続いているようです。
 ドアステップ付きなので、東北や内陸部などの地方で使われる傾向はある模様。

 先方の記事はこちら↓
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40679121.html

 1両を増結。そして、件の前頭部以外のパーツはすべてレゴ社の純正品に。
 皆が嫌う一体型前頭を逆に使いこなす! その形状を生かしてみる。その発想に驚かされますし、それが巧くいっているのですよ。

 レゴの部品は7897からも持ってきている感じがありますが、7897と件のGBL、その良いとこ取りで優れた作品が生まれる愉快さです。

 また、互換品を使うのが嫌な理由に「混じったら収拾がつかない」というのは大きいです。前頭部は問題がない部品なのですよね。


 前頭部。件の部品を違和感なく。

 横組にした側窓……欧州系の小窓が凄く、それっぽい。
 窓下の細い青帯も中国の高速鉄道らしいです。

 ドア脇の小窓も精密感あります。


 先頭車。反対側より。
 屋根のカーブの具合と妙な幕板の広さが、CRH5らしいのですよね。


 パンタ付きの中間車。
 シングルアームパンタが完全な欧州流儀です。エキゾチック!

 中間車も、小窓並んでいるのが良い感じ。車内はレゴ的には動力車ですね。


 軽食堂車。窓なし部分に簡易な厨房設備があります。この種の車両が必ず入るのが日本の新幹線との差異でしょうか。

 なお、この車だけトレインプレート使用ゆえ、床面裾が1プレート下がっています。
 欧州由来らしさを演出するなら、この裾の長さは有益でしょう。できれば、全車で白トレインプレートへの換装をされたら……と思うのですが。先頭車は2プレート全長伸びてしまう難しさはありますけども。


 ビル街と合わせて。昨今の中国諸都市のイメージと合致していましょう!


 小田急GSEと並んで。
 小田急ロマンスカーのような電車が中国で生まれる日は来るのでしょうか……? 私鉄の、それも特別な志を持ちながら、而して高額ではない電車というのが。

 その意味で、ロマンスカーは日本の誇りなのかもしれません。
(まぁ、世界広くても、日本の私鉄電車はかなり特異な存在なのですけども)


 200系新幹線と。
 どちらも「東北」の電車ですね。上野駅に似た大連駅。東京駅に似た瀋陽南駅と……。

 あとGBLかどこかで、CRH2タイプの製品も一体前頭で出してくれたら? それこそ東北の少し前の主力であったE2系電車の妹分じゃありませんか。その意味でこの並びは感慨深いものがありましょう?

 政治に経済、いろいろな見方ができる国ではあります。
 でも、いちばん身近な外国の一つでもあります! そして鉄道趣味的にホットな国でもあり。年々伸びる高速鉄道。その一方で在来線の長距離夜行列車も維持・強化されています。経済成長に伴って貨物輸送も伸びている……。マニアックな方向では、近年は趣味的に過去の歴史が掘り起こされており、歴sにに題材を取るのも面白いことでしょう(撫順の鉱山電車など)。
 
 この作品が、中国題材をいろいろ考えてみるきっかけになればとおもうのでした。
 
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2018年05月13日

【作品紹介】超豆茸様のJR烏山線 ACCUM EV-E301系 シンプルモダンの蓄電池車は地方交通線の未来?

 JR東日本のEV-E301系蓄電池電車は2014年に試作、2017年には量産車が登場した烏山線用の蓄電池電車です。

 嘗ては希少種であった、この種の車両も若松線・男鹿線で使われるようになり、電化区間に付帯した短距離非電化区間の救世主になりつつあるようです。案外そういう線区は少なくないですし。
 一方で運航コストから架線下を気動車運行している路線も少なくないのですが、まぁ適材適所なのでありましょうか。

 ※蓄電池電車は歴史的には、宮崎交通で1940−50年代に使われたことがあるのみ。蓄電池機関車も併用。蓄電池機関車は西武鉄道山口線の方が使用期間は長かった。蓄電池動力の意外な伏兵は関西電力黒部専用鉄道(上部軌道)で、ここは結構な距離があり現役。

 ただ、余計なことを申すとこの種の車両、全部ロングシートなんですよね。

 飽く迄短距離用という割切はあるみたいなのですけど、本線での中長距離での運用もないわけではないので。ここは「魅力ある公共交通機関」として何とかしてほしいような。
 なお若松線・男鹿線の車体は日立製のA-TRAINで、この烏山線用は総合車両製作所のsustinaという外見上の違いはあります。何れも電車形状がベースですが。
(余談ですが嘗ての宮崎交通の蓄電池電車は気動車……キハ40000形の改造でした)


 2パンタの先頭車。EV-E301形。
 2パンタなのは短時間にパンタグラフからの充電を行うためです。

 前面は6幅+額縁ですが、この題材だと幅方向のはみ出しは違和感がありません。
 実物のデザインもスッキリシンプル系ですから、その意味ではレゴとの相性は良いのでしょう。

 ユニークなのは微小なラインの表現としてグリルブロック使っていることで、これはなかなか効果的。

 スカート形状がなかなかリアルです。微妙な吊目の角度が付いているのですね。




 側面、3ドアを自然に割り振り。この種の題材では大事な床下機器ですが、左右の電池箱の差異を表現しています。

 側面でも、グリルブロックを駆使して近代的、未来的感覚をだしておりますね。

 なお、側ドアは窓2幅とったほうが通勤車のドアらしく見えますかも。
 ドア凹ませる必要はないと思うのですが、沓摺の色差表現はあっても良さそうな気がします(パーツ数は増えてしまいますが)。


 EV-E301形+EV-E300形との2両編成で。

 パンタのないEV-E300形にはレゴ的に動力とライトが仕込ままれています。


 ライト点灯。純正のLEDです。

 側面にしわ寄せがありますが、巧く隠してますね。


 2連のサイドビュウ。


 連結部は転落防止柵も。
 パンタは走行時はたたむのが正解ですね。


 停車中。


 烏山駅イメージして。充電設備があります。パンタ部分1両分だけの架線はちょっと不思議。充電を架線経由で行えるのが今様の蓄電池電車の流儀です。


 充電中。この電車、この題材ならではの光景です。


 2010-2020年代にシンプライズされた地方交通は、新しい世界を作っていくのでしょう。願わくば、(経営に優しいだけではなく……)利用者にも積極的魅力あるものでありますように!

<動画追加>
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月12日

【作品紹介】薬師山様のLDDたち。Itaro ETR200 「赤い矢」 マリンライナー スチームトラム……。堅実さと幅の広さ。

 アイディア的にどれも楽しいので。
 また欧州大陸系の作品も最近は少なめですしね。




 イタリアの高速列車。Itaro。
 最近の高速列車は苦手な私が、素直に「カッコいい!」と思うデザインです。まぁインテリアは写真を見る限り、最近の軽量系プラスチッキー系で残念な印象なのですけども……(その意味で新幹線グリーンはまぁ優秀です)。

 って話はともかく。
 前頭部はキャノピーで大胆に纏めています。そしてカーブスロープで屋根に立ち上げ。サイドもカーブスロープ主体の仕上げが綺麗ですね。近年の相場的に十分に現実的なプランでも有りましょう。

 キャノピー付け根の処理はまだ一考必要でしょうか?
 
 ロゴ処理は見事です。

 先頭台車上部の処理はお見事です。この曲線が実にカッコいい。ただ、動力台車だと違和感がありますので、できたら先頭車は付随台車にしてあげたほうが良いかなと思いました。





 変わって、同じイタリアでも大昔の特急電車、ETR200形。1935年製の流線型電車ですが当時から200km/h出せる性能。そして驚くべきことに1990年代後半まで更新修繕を重ねて現役だったことでした。

 モデルは1960年代の姿をイメージされているようです。
 
 3面を収斂させたような前頭部はなかなか答えが出せないものですが、これは正解の一つで有りましょう。
 ゴツさや隙間は実物だともっと気にならないと思うのです。

 薬師山様にはETR300形の作品が既にありますから、イタリアの古典特急が2本並ぶ姿が何時か見られるかもしれません。日本で言うならSEとNSEが並ぶような感じですよね。
(あぁ関山も、参戦したいです!)

 あとこの時代の一般の電車群もイタリアは変態が多いです(笑)。
 イタリアの一般電車は昔なら頭を抱えるようなカーキ色でしたけど、今のレゴだとダークタンで再現できちゃうのですよね。いい時代になりました。


 瑞西国鉄の電車。RAe2/4形。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E5%9B%BD%E9%89%84RAe2/4%E5%BD%A2%E3%80%81RBe2/4_1003-1007%E5%BD%A2%E9%9B%BB%E8%BB%8A
 「赤い矢」として有名な両端ボンネットの観光用電車で、複雑な改造歴を経ているのは日本語版wikipediaに記される通り。瑞西の事ゆえ、動態保存車が維持されています。

 この車両、かなりの低重心の低床の車両ゆえ、まともにレゴで作るのは実は難しい。薬師山様は思い切って2軸アレンジでロープロファイル化を実現されてきました。路面電車などと同じ文脈ですね。

 その甲斐あっての低重心が美しい。腰高だと印象が大きく損なわれる題材ですからね。ボンネット形状の把握も良い感じですし、文字通りのパノラミックウィンドウも傾斜角割愛ながらピラーの細さと、直線基調な感じを表現できておりましょう。

 可愛く、そしてカッコいい車両です。

 用途的にも類例するのが独のガラス電車ET91ですが。あちらは昔 拙作作ったきり最近は出番ないまま(苦笑)。
 アップデート・リバイバルしてお迎えしたいものですね。





 オリジナルのスチームトラムとオープンコーチ。デピュロトレイン規格です。
 故に音もなれば適度なスピードでまったり走る! なかなか楽しそうな規格です。

 その中に枠状の組み方など、精細さを組み込まれる匠。
 ここにファビュランドフィグとか合わせたら楽しいことでしょう。

 スチームトラムという題材は真面目に考えてみたいですね。機関車形状も蒸気動車形状も魅力的ですし。身近じゃないのが問題ではありますけれども。



 最後に、現行マリンライナーです。
 この題材自体は結構多くの方が手がけて居られますが、それ故にシンプルさと力強さ。然し手抜きでははなく丁寧さを感じさせるという、薬師山氏の個性が顕れるモデルになってはおりませんでしょうか?

 クロハの前頭形状は傾斜角を避けて後退角のみ。それによってスムーズさとダイナミックを生み出す。二階席も窓大きめで快活な感じ。JR東日本の2階グリーンもこの解釈があって良いのかもしれませんね。

 そして、シンプルに見えて表記類は最大限に割愛なくして華やかに! ロゴやマーキングの魅力をパーツで表現し尽くしておりましょう。

 一階部分の鈍重さも避けています。


 普通車。223系部分も。
 車体と屋根で灰色の濃淡をつけて差別化という方法は面白いですね。

 前頭部は大きな窓が223系の一族らしくて好感です。貫通路は悩まれて割愛されたとのことですが、プレートなどを外に張り出して幌にする方法は駄目でしょうか……? 幌が目立つと自ずから貫通路が意識されますから。

 側面は横組など避けて、マッシブに223系を表現されています。
 ドアはもう少し上げて、幕板の鈍重さを緩和できるといいなとか、前頭部はスカートを別色にして(新灰など)メリハリつけられたら更に化けそうな、223系などの決定版になりそうな気がします。

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 薬師山様の制作幅の広さと、堅実な作品作りには驚かされます。
 何かしらの刺激とヒントになればと思い、LDDながら記事にさせていただく次第です。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする