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2011年08月23日

【ヒント・アイディア】またひとつ怖いものがなくなった? トレインモーターを3軸にする。


 かつての12Vトレインモーター(1980〜1991)は、中間に回転するだけの1軸を追加できる構造。
 ついでに云えば、ロッド穴と専用ロッドもシステムになっていました。

 9V時代。洗練された外見と裏腹にそんなのはすべて消え去り……。しかし、9Vトレインモーターには痕跡的に半端な穴だけが残ってたのでした。ポッチはめるには嵌められたんですが、微妙に硬くて無理のある穴でした。

 トレインモーターが「テクニック軸、直差し」のできるRC/PFになると、トレインモーターの真ん中の穴は「普通のポッチのハマる、テクニックブロックと同じ穴」になります。深さは半ポッチ分があるかないか。

 「この穴に嵌る、専用の中間軸パーツを12V時代のようにリリースしてほしいなぁ」
 と、世界中のトレインファンが熱望していたことでしょう。12V同様の、3軸トレインモーター! C型の小型機関車、或いはC-Cのような車軸配置の機関車がぐっと身近なものになる、夢の部品。

 と、妄想な前置きはともかく。

 現実のビルドとして「C型の小型機関車(ロッド駆動。蒸機に非ず)」を作ろうとして、中間軸をどうしようか(ダミーで妥協するとして、何使おうか?)と思ってたら、他の用途(クレーンのプーリー用)でレゴ部屋の作業机に転がってた

 %30155なるホイールが目に止まったのでした(手許のは、黒)。

 ちなみに、この部品の個人的な印象はよくありません。初代と二代目のホグワーツ特急において、トレイン車輪のかわりに使われた「手抜き部品」「裏切り部品」というイメージが焼き付いてるからです。手許のも二代目ホグワーツ特急(バーゲンかなんかで入手)バラしたとき以来約7年、使うアテもなかったブツ。

 あれ、これ中間軸につかえるんじゃね?
 固定はハーフペグでなんとかなるんじゃね?


 勿論、この車輪は過去にもトレイン利用を試みた部品です。スポークというルックスは悪くないもの、両フランジゆえまともにトレインには使えません。
 なにより直径が微妙、軸心を揃えて通常トレイン車輪(或いはBBBミニ)と並べると、0.5mm位浮き上がってしまって摩擦での回転も望めない。ダミー車輪としても使えない。
 
 でも、中間軸なら浮き上がっても、回転しなくても差し障りはありません。
 いや、走行性能上は浮き上がってるほうが寧ろ好都合。
 しかし、スポーク付いてるのに回らない車輪はみっともなくないか?
 ロッド駆動の車両なら、ロッドの動きでそんなの気にならない!


 と、いうわけで出来たのが以下。





http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=482024
 brickshelf

 エンジン用のクランクでロッドつける手法は既存のもの。ちなみにこの手法は純正のテクニック軸車輪だと車輪が微妙に厚いのでうまくいきません(すぐ外れる!)。BBBミニの方が薄いので固定に有利です。とはいえ、固定部を予めペンチでカシメといたほうがいいですが(これも人によっては魔改造の扱いかしら?)。

 ポイントはロッドの中間軸のあるべき場所にダミーのピンを「丸プレート」で表現したこと。このお陰で静止・走行時とも中間軸の違和感が抑えられます。



 試運転結果は良好。なにせただの「2軸」ですから。
 それよりも、回転しないダミー車輪もちょこちょこ動くロッドの奥だと全く気にならない事のほうが印象的でした。

 これは使える! またひとつ、怖いものがなくなった……。
(でも、レゴ社さん。PowerFunctionトレインモーター用の中間軸部品はやっぱり欲しいです。ついでにロッド穴のついた車輪もお願い♪)

posted by 関山 at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月14日

【ヒント・アィディア】急曲線の作り方(まず、第一歩)

 すいません。今日はまともに更新する気力もないので簡易更新です……。
 だからネタの割に写真なし(苦笑)。文章も手抜き。


 さてと。
 レゴトレインはカーブが1966年以来1種類のみ。4.5Vも12Vも9VもRCも、青いのも灰色のも濃灰のもみんな同じ半径なんです。
 で、このカーブが急すぎてリアルティがないということで直線を連ねて超緩カーブ作ったり、またMe-modelsでは大半径カーブの商品企画があったりするわけですね。

 が、個人的にはキツイ方も欲しいのです。路面電車や小型車両に限定するとそうした特殊需要もまた生まれるのですよ。あと、狭い棚の上などでもトレイン走らせられるのは魅力に他なりませんし。

 こうした需要にはナローという手もあります。最近また出回りが良くなってきたナローカーブレールはかなりの急曲線ですから。ただ、ナローは動力周りが激ムズという問題点が。
 まぁそこを乗り越えるのもナローの醍醐味ではあるのでしょうけど。でも、もっとお手軽に楽しみたい! あと、既に作った車両でも(制約はあるでしょうが)楽しみたい、と。

 魔改造も含めあれこれ考えた末、無難かつ無改造で行けると判断したのは、ナローカーブレールを芯にして、何らかの外部レールを貼りつければいいってこと。外部レールに使えそうなのは昔の4.5Vレール。

 ナローカーブの下から外周縁方向にプレート突き出し、そこに4.5V曲線の内側レールを固定していく。多少カクカク気味ですが(笑)、これでナローカーブ並みの急曲線が完成(テストということで1/4円だけ)。

 試運転。RCトレイン用のトレインモーター装着の動力車でテストしてみると……。

 ……おお、脱線しません。
 ナロー並みのカーブをきっちり回りきります!
 実はカーブがきつすぎると固定軸間距離の制限が出てくるのですが、このカーブでもトレインモーター程度のホイールベースなら大丈夫です。だから小型のボギー車なら概ね問題なし? 一方で、二軸車は制限ありそうですが(貨物列車のセットに入っているレゴの純正2軸貨車って意外とホイールベース長いんですよね……)。
 勿論、台車の旋回角度も急になるので、ボギー車ならなんでも行けるというわけではありません。


 レールの方の外見は云うまでもなく、3線軌条になります。
 箱根登山のような1067/1435mmというよりは、昔どっかにあったような気のする762/1067mmという風情でしょうか。
 あれ、やっぱりうナローの動力車も何時か頑張れねばいけませんね?
posted by 関山 at 23:59| Comment(4) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月07日

【ヒント・アイディア】連結器遠隔解放の夢

 12V時代のレゴトレインにはアンカプラー線路(連結器外し線路)が供給されていました。また当時の磁石連結器は解放ピンが突き出た仕様でした。

 ですが、9V以降(1991〜)、その種の仕掛けは供給されず、また連結器も非対応になってしまいました。

 機関車に客車・貨車を牽かせれば分かるのですが、連結が遠隔解放でき、「入換」が実物同様にできるのは実に楽しそうです。

 方法は二つ考えられます。

【地上側にアンカプラーを設置する】
 12Vや、多くの鉄道模型でも採用されています。
 レゴトレインですと、磁石による連結を解くためそれなりの力が必要になります。レゴトレインは標準でバッファーモールドがありますから、そこに「割り込み」を掛けるのが考えられる手法でしょうか。
 メリットは車輌を選ばないこと。
 デメリットはアンカプラー線路じゃないと解放ができないこと。アンカプラー線路の位置に正確に列車を静止させる必要があること。側面からの力で解放するわけですから脱線リスクがあること。アンカプラーが大げさな装置になり、外見ごまかすのがむつかしそうなこと。

 また、意外と大変そうなのがテクニック仕掛け。
 バッファ間に割り込むという動作と、割り込んだ先を広がるという動作、即ち2動作を限られたスペースで行わねばならない。これをモーター1基でというのは簡単ではなさそうです。

 作品例は以下。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=165853
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=7810
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=16622
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=93849
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=18638
 個々のコメントは控えますが、いろいろなアイディアが考えられてきたのが分かります。


【機関車側にアンカプラーを設置する】
 リモコン操作が必要になりますので、PowerFunction以降じゃないと考えられない手です。
 既に実現された作品があります。

http://www.flickr.com/photos/45034697@N03/5276752377/in/pool-legotrains


 Thomas Selander氏のアイディア。
 機関車からバーが出て、貨車を「押し離す」仕掛け。この発想には驚かされました。
 この作品未だ使われていませんが、以下のアクチュエータ92637c01使用すればもうすこしすっくり収まるのかもしれません。

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=92637c01

 こちらは連結器そのものを動かすもの。やや大掛かり。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=242385
 なお、過去に機関車の連結器を上に振って解放する作品もbrickshelfで見た記憶があります(見つけられず)。

 どちらにせよ、1動作で済むので地上設備よりは簡素になります。

 デメリットは以下。
●機関車を選ぶこと。モーターなどを搭載するためコスト高(PFモーターが走行用とは別に1台増えるだけですが)。
●機関車+客貨車の解放はできても客貨車同士の解放はできないこと。
●機関車の外見にも影響すること。ただ、テンダー蒸機なら気にならない? アメリカンな片運のディーゼル機関車も同様。旧型電機もごちゃごちゃしてるのでディテールの一つとしてごまかせる?

 対するメリット。
●解放場所を選ばないこと(補助機関車の、走行中の解放も可能)。
●操作が容易なこと(12Vのアンカップリングは正確な静止が難しかったとのことです)。
●前面からの操作となるため多少は脱線しにくそうなこと

 まぁ理屈つけるよりは「どっちか」を作ってみる必要はありますかね……今のところ車上設置に心は動いてます。
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(1) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月23日

【ヒント・アイディア】最小のリモコン制御電動車を考えてみる。RCトレインプレートの再利用。


 思いっきり魔改造の話です。
 但し、はんだ付けはそんなに難しい物じゃありません(管理人は中学生の時以来)。コテとはんだはちょこっとした電気系の修理に持ってて安心感が違いますよ!

 ちなみに使った工具は、
・半田コテ(電気工作用)
・プラスドライバー

 のみ。

 資材は以下。
・006P電池用ソケット(電気工作パーツ屋さんで安く手に入ります)
・%4755  1×2通電プレート(他の通電ポッチ規格の部品でも代用可能)
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=4755




 さて。
 2006年のRCトレインプレート%2016c01
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=2016c01
は今となってはダメ部品扱い。まぁ電池と赤外線制御基板を30ポッチのトレインプレートに一体にしてしまうという規格は余りに自由度低すぎでした。今のPowerFunctionがユニットセパレートで本当によかったと……。

 そのダメ部品がとある事情でまとめて手に入って仕舞いました(呉れた御仁いわく「税金」とのこと)。要らんもん押し付けやがって……という感じですが、「魔改造」をも恐れぬ、已に穢れし管理人に取っては宝の山、要は基板だけを抜き取りゃなんとかなると一目にて確信した由で。



 できたのはこんなの。作業時間15分。
 見た目と強度は気にするなの世界です。基板そのものは極めて小さく、そこから受光部が2箇所と通電確認の赤LED、9V入力と9V出力が付いてると。
 入力には電池ソケットを、出力には通電プレートをくっつけるだけ。

 動作確認OK!(いや失敗したら困るレベルの工作ですが) 電池は006Pタイプのリチウムイオン電池。一時期在庫切れでしたが最近は入荷が安定してる模様。2個使ってましたが更に買い増ししちゃいました。←面倒なんでアフィに非ず。



 さてさてと。
 この「簡単な」工作から広がる可能性は無限大! 歴代最強のレゴ動力系と認めざるを得ないPowerFunctionでもユニットは最小限の大きさではありません。小型車両に組み込むのはやはり至難。
 しかし、この基板は3×7ポッチの大きさしかありません。厚さだって1ブロック分程度。これならどんな車両にだって組み込めるってもの。
 モーターは取り敢えずRCトレインモーター使ってみましたが、これはテクニックモーターでもマイクロモーターでも構わないわけです。

 なんかとてつもない自由を手に入れてしまったような気が……(笑)。
 いや、踏み出しちゃいけない修羅の道かもしれませんけど(苦笑)。

posted by 関山 at 20:42| Comment(4) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月11日

【アイディア】BBBホイールと日本形車輌の動輪径




 飽くまで試論です。スケールによっては違う結論が出てくるものかと。
 あと国鉄蒸機に少なくないボックス動輪機は対象外……。スポーク動輪のC59とかC62はちょっと抵抗がありますよね? C57だとC55と見分け付かなくなりますし(笑)。

 BBB-XLサイズ:直径1750mmの、わゆる急客機の大動輪。C51・C53・C54・C55。

 BBBラージ(若しくは純正大動輪):直径1600mmクラス。明治期の急客機(6200他)・C52・8620他・ED54電機。またタンク機の直径1520mmクラスもギリギリ、C10・C11など。

 BBBミドル:直径1250-1400mmクラス。150形他、古典機関車の多く。9600・D50等、D51以降も同サイズ。C56・C12といった簡易線用機。4110等の勾配線用機。電機でもED12・EF50の1400mm動輪はこれがベスト。1250mm動輪のEF51〜EF58/EF10〜EF15には無理がある?

 BBBミニ(若しくは通常のトレイン車輪):その他の客貨車・電車・電機・内燃機すべて。

 小径車輪(笑):チサ9000(底床貨車の試作車)。

 と、以上妄想的製作予定も込で。
 拙作のC55がBBBラージですが、BBB-XLへの換装予定しています(少し全長も変わるはずなのでただ変えるだけじゃ済まないのですが。全高も維持しなきゃいけませんし)。
 あと、純正大車輪の供給もあってBBBラージは余り気味(!)なので、この辺活かすビルドも要検討。C10/C11は本物より動輪大きめで格好良くできるかも? 無論8620辺りは前から検討中……。C52もいいんですが牽かせる列車選ぶのが難と。ED54も何時かはやりたいんですがこれも列車選ぶんですよね(笑)。
 BBBミドルは価格がラージやXLと同じ1個3ドルなんで割高感があり、使い勝手の割には購入しにくい……(BEN様、1個2ドルとかに出来ませんか?)。電機に使いたくても使えないのはこれも遠因です。
 逆に大きなXLサイズは割安感?ありますね。まぁ意外と使える機関車限定され、日本形だと4形式しかないのに(しかも一つはどマイナーなC54)改めて驚かされたりもするのですが。

 個人的にボックス動輪はあまり好きではないので「出ても要らない買わない」ですが、BBB-XLにボックス輪芯タイプがあったらウケるかも。少なくともC57・C59・C62という鉄板人気機種が作り易くはなりますから……まぁマイナーな世界の話でしょうが。
(註:ドイツは1958年新製の急客機10.1形までスポーク動輪でしたし、イギリスでもボックス動輪機は数えるほどしかありません。日本国鉄のボックス動輪好きは或る意味ガラパゴスだったんですよ)
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月14日

【ヒント・アイディア】PFトレインのTIPS

 まぁ些細なことばかりですが。

●テクニック軸の車輪(%55423)は今までのと違う。クリアーのゴム巻きになっています。ゴムの幅が少し大きくなり、粘着力が明らかに向上し空転しにくくなりました。なお、bricklinkでは従来品と特に区別していない模様。
 暫くは、今回の改良品を狙って購入するのは難しそう……。

●トレインプレートはコード通しの穴が2×2になった新型になっているので、PowerFunction用のコネクタが従来品の1×2の穴を通らないからかと思いきや……通ります。ですから、既存のトレインプレートにPFトレインモーター付けることも可能。新型は単にコード通しやすくしただけですね。

●RCトレインモーターに%60656(#8886)のPF-9V変換ケーブルを使ったものはトレインプレート(新旧どちらも)には装着できません。コネクタの突出部がプレート裏面のチューブに引っかかるんですよ。まぁ今後RCトレインモーター使う機会は減りそうですからあんまり意味はなさそうですが。どうしてもというなら9Vケーブルでトレインプレート上に引き込み、そこで%60656(#8886)に変換する手もあります。

●PFトレインリモコンが操作しにくいという声が上がっているようです……(ミリオフ他で実聞)。
 回転盤のテクニック軸に車などの大径ホイールや大径のギアなど挿してあげれば操作性が素晴らしく向上します。お試しを!
(ちなみに、丸型ワンハンドルマスコンのフランス電機操作するときには気分も盛り上がります……)
 あと、あのリモコンは現在のポジションがすぐ分からなくなるのですが、そういう時は緊急停止ボタンで「リセット」しましょう。始動前に「リセット」を習慣化すると操作に慣れやすいです。
posted by 関山 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月16日

【ヒント・アイディア】トレインの基本技術? 横組みの図説(3幅の横組)

 レゴトレインでは「窓まわりを横組にしてしまう」というのは古典的技法。元来は建築用(縦長)であるレゴの窓部品・パネル部品を鉄道車両用(横長)に使う上では有用なテクであり、少なくとも2001年頃には内外で何人かが始められていました。
 
 この横組が成立するのは、基礎的な話で恐縮ながら
「2ブロック幅=5プレート厚」の絶対公式が存在するからです。
(この公式には欠点があります。1とか3とか5とか、奇数幅の横組は難しい……らしいのです)
 それと、横方向へブロックを固定出来る「ヘッドライト」や「テクニックビーム」。いつの間にか潤沢に供給されるようになった「1×4、1×6、1×8タイル」も重要な要素。

 そんな技術の再確認という意味で、横組確認用モデルをこさえてみました。


 特定モデルなし。適当に転がってた部品から制作。


 内側。

 他の写真は以下へ。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=424579

 実は「3幅の横組のやりかたが分からない」と或る方に聞かれましたので、種明かし用ということで。
 窓回りの横組部分が上下の強度を担っていること、L形プレートの使用、ヘッドライト部品の横凸部分が丁度2プレート分の厚さであることがポイントです。
 もちろん、横組部分が2幅や4幅の場合にも応用できます。この流れ1幅の横組も不可能ではありません。

 窓から上の部分の固着は強度不足気味ですが、インテリア・フィグ用の屋根外しの分割線を兼ねてしまえば問題なし、タイル部品節約に軽量化というメリットもあります。

 トレインに限らず「ブロックを横や逆に組める」ようになると制作の幅が一気に広がります。また、既に横組テクを駆使されてる方でも、奇数幅での横組の参考になれば幸いです。
posted by 関山 at 19:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月09日

【アイディア】「006Pタイプのリチウムイオン充電器+充電池セット」が在庫ありに

 今年3月29日付けのエントリ「無いなら作れ! PowerFunction用006P電池BOX」
http://legotrain.seesaa.net/article/116415239.html
 で記した、「006Pタイプのリチウムイオン充電器+充電池セット」が一時期どのサイトでも在庫切れになっておりましたが(私も見事に嵌りました、ええ)、今は注文可能になっています。

 オーダー先は以下。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/wil-mart/usb006-006pc006p.html

 価格は充電器+充電池セットが¥1980、充電池が¥980と前回と変わりません。
 ただ、PFトレインで「使える」かどうかは未確認ですので(私もさっきオーダーしたところ)なので、購入はイケニエの報告後でも大丈夫だと思います(笑)。
posted by 関山 at 21:09| Comment(1) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

【アイディア】これって、リモコン制御できるのでしょうか? PowerFunction用充電池


◆DiverDanaccount様の、自作PowerFunction用充電池
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=360330

 少し前に私が手がけた、「無いなら作れ! PowerFunction用006P電池BOX」と同種の発想。
 http://legotrain.seesaa.net/article/116415239.html
 レゴ社製のリチウムポリマー充電池が高価なので代用品を汎用品で何とかしよう……という試み。

 ただ、DiverDanaccount氏のこの作品って、リモコン制御できるんでしょうか?
 PowerFunctionの標準電池BOX(単三×6)には小さいながら基板が入っており、回路は不詳ながら幾つかのチップが載っています。その小基板から4芯のケーブルが出ている造りです。
 その辺を省略してしまうと、IR受信装置を挿入してもリモコン制御は出来ないものと認識していたのですが、どんなものでしょう……?
 
 その辺の事情は、以下の記事参照。
 「新旧の電気系接続は可能か?」
 http://legotrain.seesaa.net/article/101713624.html
  #8886という9V通電ポッチ⇔PowerFunctionの相互接続をするアダプタケーブルがあるのですが、それを使って「旧型の電池BOX(2芯)」とIR受信装置を組み合わせてもリモコン制御は出来ない……というConchas氏の実験・検証結果。

 話を戻せば、DiverDanaccount氏の作品だと9Vレールからの充電が可能なのが特徴のようです。
 充電式となると、何らかの充電プラグ差込にしても、或いは電池パックごとの取降ろし交換にしても手間がかかるのは難点になりそう。その意味では役に立ちそうです。
posted by 関山 at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月29日

【アイディア】無いなら作れ! PowerFunction用006P電池BOX

 待望の筈だった「#8878 Power Functions Rechargeable Battery Box」はus49.99ドルという、予想を上回る高価格となってしまいました。しかも充電器別でこちらは24.99ドルというので泣きっ面に蜂というかなんというか。
 リチウムポリマーなんて高価な電池使っているのが高価格の理由としかおもえないのですが、なぜニッケル水素電池じゃ駄目なのか問い詰めたい感じ。
 この価格のおかげでせっかく盛り上がりかけていたレゴトレイン界が醒めないか不安でしょうがないです。というか、現実にこんな高いもの幾つも買えません!
(何しろ、9Vモーター2個分ですからね! しかも劣化リスクもあるわけで)
 かといって、廉価な単三乾電池×6用の#8881はデカすぎで車載には制限がありすぎです。

 さて。
 何度かここでも記しましたが、PowerFunction用に、006P[9V]用の電池BOXがあれば全て丸く収まる筈なんです。006Pにはマンガン電池アルカリ電池のほかに、充電式ニッケル水素電池(8.4V)や、リチウムイオン電池(後述)が存在しますし、そもそも汎用デバイスですから将来的に不安もありません。

 #8878の価格に対する不満とか、今更ながら9V終らせた恨みとかが暴発しないうちに、PowerFunction用006P[9V]用の電池BOXを魔改造してしまいました。
 ええ、どうせ既に血で真っ赤に染まった道ですから
(注:刃物や半田ごての扱いには注意)。

<材料>
・#8881 Power Functions Battery Box 新品7ドル位。単三6本用のやつ。
・%4760C1 9V Battery Box 中古1ドルちょっと。昔の006P用電池BOX
 http://www.bricklink.com/catalogItemPic.asp?P=4760c01

<工具>

・L型カッター
・ラジオペンチ
・半田ごて
・瞬間接着剤


 所要2時間ほどで完成。工法や仕上げなど考えながらなので、同じモノ作るならは1時間でいけるはず。

 他の写真は以下。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=375823

#8881から大量のABSを切り取るわけですが、カッターで切るよりペンチでもぎ取っていくのが効率よく切り取るコツ。
 #8881には制御用の基盤が入っているので、そこから配線引き出して%4760C1の上面に半田付けします(極性あるので注意)。
 見た目にこだわらなければ、工作自体難易度が高いところは何一つありません。
 見た目にこだわるなら、あれこれ難しいと思います。自分には一寸無理。

 この地点で費用は800円ちょっと。
 ここで肝心の「電池」はどうするかというと、こんなものを見つけてしまいました。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/wil-mart/usb006-006pc006p.html
 006Pタイプのリチウムイオン充電池と充電器セットがたったの\1980!! ちなみに電池だけだと\980。何時の間にリチウムイオンはこんなに安くなったんでしょうか?
(ちなみにニッケル水素だと充電器も電池も更に安いみたいです)
 
 計、\3000も掛からず(2両目からなら\2000以下!)。まぁ件の安い充電池が「使える」かどうかが不詳ではあるんですが、それでも最悪アルカリ電池で我慢すればいいわけで。

 で、とりあえずは手許にあったアルカリ電池いれ、リモコンで操作できることを確認するとちょっとした勝利♪ 


 これでかなり小型の車輌でもPowerFunctionシステムが経済的に組み込めると確信。小型でロッド駆動の車輌ビルドがえらく楽しくなってきそうです。ちなみに制御ユニット#8884も基盤抜き出して纏めるとかすれば更に小さいユニットが作れる可能性もあると妄想してみたり……。

 不満があるなら、手を真っ赤に染めているのもいいものですよ?
(注:繰り返しますが、刃物の扱いは要注意!)
posted by 関山 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月26日

【アイディア】BBBミドルの諸問題と野蛮なる解決

 レゴトレインの同人車輪部品BBBホイールのうち、2007年秋に追加されたミドルサイズ(Φ24mm)。フランジつきとフランジレスの2タイプで様々な用途に対応できるはずでした。
 
 ですが、先日フランジつきフランジレスを纏めて購入してちょっと……。
 ……「がっかり」というほどでもなかったのですが、フランジレスのほうがこんな仕様とは思っていませんでした。厚さがきっちり1ポッチ分あるので、軸距離を詰めることが出来ないんですよ!

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/JNR/Type4110/BBBmediumProblem/bbb_m11.jpg
<無理なく並べようとすると、各軸が開きすぎる>

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/JNR/Type4110/BBBmediumProblem/bbb_m12.jpg

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/JNR/Type4110/BBBmediumProblem/bbb_m13.jpg
<軸距離をつめると、車輪がツライチにならない。見た目も悪く、ロット取り付けにも障害に>

 従前のBBBホイールラージでは、フランジレスは実質4/5ポッチほどの厚さであり、裏側で前後のフランジ車輪のフランジ部を避けられる仕様でした。おかげで軸距離をギリギリまで詰めることも出来たんです。
 BBBミドルもその仕様を引き継いでくれるものと、ブツが届くまで思ってはいたのですが……。

 不満を垂れるより先に速攻で考え、そして実際に行ってしまった魔改造。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/JNR/Type4110/BBBmediumProblem/bbb_m14.jpg
<裏面を削ってしまう>

 どうせ裏で見えないところだし……というわけで、加工精度に関してはノーコメントで(笑)。
 野蛮な加工というと野蛮人に失礼、L型カッターで適当に削っただけです。1個15分ほどで完了。気をつけなければならないのは加工によってロッド穴が、見えない程度分からない程度には「変形」してしまうので、事前(何か詰め物?)か事後(ぐりぐり広げる)の対応は必要ということでしょうか。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/JNR/Type4110/BBBmediumProblem/bbb_m15.jpg
<裏面を削ると、綺麗に、ツライチに並ぶ>

 これで、BBBミドルのフランジレスタイプも使いやすくなりました。
 次回は使用例を御見せする予定です。

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/JNR/Type4110/BBBmediumProblem/bbb_m05.jpg

(まぁ、写真置いてるフォルダ名で、概ね想像はつかれると思いますが……)
posted by 関山 at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月09日

【アイディア】新旧の電気系接続は可能か?

 魔改造部品による実験が既になされているようです。

◆Conchas様による、新旧の電気系接続例
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=297859

 魔改造はコネクタ部分をかなり大幅に(そして器用に)改造されていますね。
 冷静に考えたら、この種の変換アダプタの類はメーカーが責任もって提供するべきものだと思いますし、この辺の手抜きはとても欧州の企業とは思えないような(苦笑)。

 ※訂正:
 #8886という製品でした。
 供給方法が不明ですが、少なくともbricklinkでは入手可能です。
  Conchas様に関しては、製品使っての組み合わせ実証をしてくださったことを感謝いたします。

 それはそうと、大変に残念なのは何故かこの組み合わせ(旧型電池BOX+IR受光ユニット)がダメなこと。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?i=2973211

 新規格にも006P用小型電池BOX出てくれたらいいのに……。
 散々繰り返すことですけど、電気系を小型化するという概念が欠如してるのが日本人からみると某終了しちゃうぞ2009年からのデザイン同様のもどかしさを禁じ得ません。
posted by 関山 at 09:54| Comment(2) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月25日

【アイディア】IR「自作動力」トレインにはオキシライド電池!

 試行錯誤の末、IRトレインの台枠ユニット(電池+受信+制御)を裏返し、一昔前の低年齢層用の低速パッケージモーター(昔の4.5V風のモーター)を組み合わせることで決着した瑞西国鉄Be4/6は足の遅さが難点でした。
 何も9Vのように高速である必要はなくまったり走ってくれれば良いような題材ではあるのですが、一応は本線用の大型機。トロすぎるのも物足りないものです。

 で、解決策は何で気がつかなかったんだろうと思うほどシンプルなもの……1.7V乾電池こと、松下のオキシライドを使ってみるということでした。いや、それなりの価格の電池なのでコストパフォーマンス的に試してみる気にもならなかったんですが……。

 先日の運転会でなも氏がクロコダイル用に持ってきており、それをBe4/6にも使ってみたら効果覿面。納得のいくスピードが得られましたし、またIRコントローラの1ノッチで客車3両牽きだしできるのでトルク面での効果も大きそうです。12本\1100(秋葉原相場。あとAMAZON)で普通のアルカリより幾分高価ですが、その価値はあります。
 長寿命もメリットらしいので、継続して使ってみたいところ。

 それから、単3/単2の変換アダプタ使用して4.5Vで利用してみたらどんな感じでしょうね(オキシライドは確か単3/単4のみの筈)。パワーもスピードも不足が泣き所の4.5Vにも効果はありそう……? 

 最後に、オキシライド電池ではパッケージにも明示されてますが「使用はあくまで自己責任」です。
 レゴトレインの場合だと、ライトユニットは外したほうがいいです。9V用に10.2Vはちょっと不安ですから(普通の電球みたいに安くはないので、バルブ切れで泣けます。たぶん……)。
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月22日

【アイディア】建物を造るヒント? Kibriの型録

 レゴで建物を造るときの悩みの一つは「適切なプロトタイプが、意外とない」こと。偏見かもしれませんけど……。

 一方で、前々から鉄道模型屋の片隅で妙に気になっていたのはKibriとかの輸入のストラクチャーキット。それこそカフェコーナーやマーケットストリートの元祖のような建物が、塗装しなくても様になるキットとして売られてるんですね。
(昔々、小学生の頃に海外旅行のみやげ物で貰ったというより流れてきたのを組んだことがあり。そこそこ組みやすかったと記憶します)

 価格もそこそこ……レゴよりは安いなぁと(スケール違いますし、そもそも比較対照として間違ってますが)。一緒に観たプラモ系の友人曰く「高い!」そうですけど、同じくらいの箱の重さのMGとかと大差ないじゃん……と思うのはメカ系に対する偏見でしょうか? 街コレ辺りと比べられちゃ敵いませんけど。

 で、コレがレゴで建物造るときの参考になるな、と。
 もちろん欧州系のプロトタイプがレゴとの親和性が異様に高いのもあるんですが、何よりありがたいのは家もビルも工場も鉄道模型のレイアウトに組み込みやすいようなサイズに収まっていること。実物のスケールダウンだと大ぶりになりすぎてしまうのが、ストラクチャーキットだとスケールよりいくらか小ぶりにアレンジ・ディフォルメされている……ような気がするんですね。
(1/87を1/100にするようなやり方ではなく、4つある窓を3つに減らすような感じのアレンジという感じ)

 そんな訳で、機会あればカタログでも欲しいなぁ……と思ってたんですが、普通にメーカーからPDF観られますね。

http://www.kibri.com/

 云うまでもなく、目の毒です。あと、kibriは働く車系のモデルも充実してるみたいで、日本だとそっちのファンの方が多い?みたいですね。その意味でも目の毒なんでしょうか。くれぐれも1/87の世界に逃避されませんよう……。

 余談ですがカタログ通販してるところも見つかったので、紙のカタログも欲しいところではあります。
posted by 関山 at 23:21| Comment(4) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月27日

列車の座席……肘掛に足置き付

http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/NewPartsTeset/TrainSeats/seatb007.jpg
 近日発表の某作向けにこんなのを作ってみました。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=262411
 肘掛に足置き付のリクライニングシート風。リクライニングシートというより、リクライニング状態で固定された椅子ですが、まぁ見栄えは悪くないと自負。特殊な部品には依存していないので、カラーリングも或る程度は自由自在。
 肘掛は角度の調整も可能。実物だと妙に角度がつけてあるのも、平行のもありますよね。

 シートピッチは4ポッチ必要ですから、やはりグリーン車(かそれに近いグレード)仕様でしょうか。

 最近は旅客車作っても「インテリア造るの、面倒だよなぁ。走ってるとそんなの見えないし」と空恐ろしいことさえ考えてたりもしたのですが、こんなのでちょっとやる気が戻ってきた次第。やはり旅客車のビルドの一番美味しい部分ですよ!
posted by 関山 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月05日

偉大也、ダミーモーター

 小型車両でトレインモーターが入ってしまいそうなサイズ・機構のもの、また路面電車など作ろうと思う際に悩むのは……貴重なトレインモーター1個使ってしまっていいんだろうか? ということ。折角のモーターなんだから大きな機関車や電車や気動車の編成もの造らないと勿体無いよなぁ……とか余計なことばかり考えて、結局ビルドが全然進まない動かないなんてことに。

 一方で、小型車両とか路面電車という題材は、サイズをギリギリまで小さくしていくと(床をギリギリまで下げていくと)トレインモーターへの依存性が高まってきます。あの寸法・あの形でないと造れない……でも勿体無い……。

 そこに光明がありました。
 ずいぶん前に「棚紹介」で紹介した(ということは発表はかなり前。遅れ気味ですから)、Legomatic様の「ダミー・トレインモーター」です。

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=222252

 この作品?の偉大なところは、最小限の「ありふれた」部品で構成され、見事に「あの形・あの寸法」を再現していること。ありふれた、とは申しましたが新型のバラバラタイプのトレイン車輪(IRトレインとかの)は必要ですが。

 小型車両とか作りたいときにはとりあえずダミーモーターで作っておき、走行させるときだけ本物のモーターに入換えてやればいい。これで小型車や路面電車もモーター気にせず量産できてしまうわけです。
 もちろん作例にあるよう、機関車や電車で前後の台車の形を揃えるのに使うのもあり。動力台車型の付随台車は意外と構造複雑でパーツ食いですから、ダミーモーターの方がシンプルに済みそう。

 で、早速3つほど組んでみました……3つ組んで数百円ほどで、手持ちのトレインモーターが3台増えてしまったような気分。手持ちのモーターの残り個数を気にせず、気軽に手がけられる安心感は大きいですよ。
posted by 関山 at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月07日

4幅車つくりのアイディア

 4幅フィグ乗りの車に限りませんが、フィグ乗りの乗り物で高さを抑えこむためには、シートをリクライニングさせた状態する手があります。そうなると問題になるのはステアリング。リクライニングするとフィグがホイールベースを2ポッチも余計に占有しますので、お馴染みのステアリングホイール%3829c01を取り付ける場所が無くなってしまうんですね。
前作ではその辺はフロントウィンドウ形状が特殊なのでなんとかなりましたが)

 ここでスタイル壊れること承知でホイールベース伸ばすとか(4幅車の1ポッチは大きいです)、ステアリングホイールを省略する(最終手段?)、とかの手を考えたのですが、どうも巧くいかない。やけ気味にフロントキャノピーとステアリングを弄んでいると…。

 ぱちん。
 こんな状態でハマってしまいました(半分嘘)。

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=238477

 この組み方って多分これまで、出てないのでは? 
 やや強引ですが、きちんと嵌まりますし、また外すこともできます。フロントキャノピーは多分どのタイプでも大丈夫だと思います。

 このアイディアの使用例は、また明日以降に晒すことにしましょう。銚子に、もとい調子にのって3台も作ってしまいましたので……。
posted by 関山 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月20日

コレは利く! トミーのレールクリーナー液

レゴ社ではなく、トミックスの#6401売ってれば安いです。\315でアキデパ3F鉄道模型売り場で購入。

 9Vレールというのは案外状態悪くなりやすいものでして、1年以上経ったものでは表面が錆び?接触不良など起きます(ウチは湿度低い方なのに)。走らないわけではないですが、スローが利かなくなったり、ポイント上での停止が気になったり…。結構苛苛するものです。

 その辺の対策に、前より「Nゲージ鉄道模型用のクリーナ液使えないか?」と思ってましたが、重い腰上げて買ってきました。使用方法はやや荒っぽく、ティッシュに染み込ませて金属面拭くだけ(拭いたら真っ黒!)。

 効果はてきめん。通電不良も一発で解消、新品のレールの様!
 云うまでもなく「社外品」ですので、レールやプラ部分への影響は気になるところですが、鉄道模型用のものなので一般的な接点復活剤とかよりはマシだと思います…多分。もちろん使用は自己責任ですが。

 で、思ったことなんですが…。
 9Vに関してはインストにこの辺のメンテナンスのことが書かれてないのが残念です(12Vではアルコールで拭けと明記されてました)。「拭けば復活する」ことを知らずに、古い9Vのセットが死蔵されてしまうケースがあるんじゃないかと思うと少しやるせないです。

 思えば、幼い時期には電動玩具を接触不良などで放置し、そのまま修理せずに壊したり捨ててしまうことが多かったなぁと痛感もします。今になって思えば、電動玩具の故障原因の大半? 配線の断線なぞ、半田ゴテあれば中学生の知恵でおおむね直せてしまうものなんですが…。
(ところで、今の中学の技術家庭科で半田づけとか教えてるのかしらん? 知ってる知らないで電気の世界ががらりと変わる素敵な魔法……)
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月08日

新作情報のオマケ話〜%45406という部品

新作情報のおまけ的な話。

http://www.peeron.com/inv/parts/45406

この部品、てっきり今度のIRトレインに使われるかと思ってたのですが。

如何にも機関車や電車の前面に使ってくれ!と云わんばかりの部品で、
出てきたとき(スパイダーマンの#4852)はEJLTCでも話題に上りました。

上記ピールンでも上がってますが使用例は
・ロープウェイ(赤)
・ホバークラフト(黒)
・消防船(赤)
・クレーントラック(黄)
であり、トレインには未だに使われてないです。

このままなかったことになるんでしょうか?
大味系ゆえに個人的には欲しい部品ではないですけど、
赤なら、ドイツ風の電車や電機に似合いそうですし、そうした作品はたまに棚でも見かけますよね。

オマケのオマケ
http://www.peeron.com/inv/parts/2924
こっちの復活は嬉しい! 緑ですが。
posted by 関山 at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月06日

死重で牽引力を確保

 おなじみ9Vトレインモータはどちらかというと高速向けのセッティング。で、牽引力的には厳しい性能。私の作るような内装つけてフィグ乗せた重量級客車は2両も牽けばいっぱいいっぱい。電圧を高めても空しく空転するばかり…。トレインモータの寿命的にもやさしくはありません、多分。
 ところで。
 実物の機関車では、空転を防ぎ、牽引力を稼ぐためには「死重」を搭載するということが普通に行われています。碓氷峠用のEF63型やら、重入替用のDE11型など。戦時型で軽量になってしまった凸電EF13はコンクリートを重量稼ぎに載せてたといわれてます。そして車体の殆どが死重という牽引力命!の製鉄所用特殊機。まぁそんな例をあげなくとも、レゴでは12V時代には死重のパーツは使われてたわけですが(笑)。身近な?ところでも、Nゲージでも動力ユニットは金属の塊ですよね?
 そんなわけで、9Vでもやってみました。他にも思惑があるのと(後述)、たまたま手近にあったという理由で9V電池ボックス(単三×6)を9Vトレインモータ上に搭載してみます。云うまでもありませんが、単三電池6本というのは結構な重さになるのでウェイトとしては十分です。

 これまではまともに牽けなかった重量級の客車3両が、空転なしに牽けるようになりました♪ さすがに速度はやや犠牲になりますが、スケールスピードという意味ではまだまだ高速です。
 ただ、高速走行とは違った意味でモータに負荷をかけていることもまた確か。この手法はくれぐれも自己責任ってことで願います。

 ところで。
 電池ボックスを死重に使う意味は、レールの電圧にかかわらず、一定の明るさでライトや照明の電気を取れる補助電源としての意味合いもあるんですね。ライトユニットってかなり電圧上げないとまともに光ってくれませんし、それ以前に停車中の点灯ができませんから。
 一石二鳥、というわけです。
posted by 関山 at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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