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2022年06月07日

【レイアウトプラン】JBF2022のレイアウトについて。デザイナーズメモ。

 JBF2022のレイアウトについて。デザイナーズメモ。


 
 今年は久々のJBFです。

 ただ、JBFは関東民にとっては「完全な遠征」であり、またそれ故の制約も大きいのです。

・建物など、宅配便輸送で破損するものは、ほぼ不可。
 建物中心街並み中心は困難です。

・設営に時間かかるようなものは不可。
 設営可能時間が16−20時の事実上4時間のみです。
 なので、高架橋とか避けたくなります。

・設営に人員要するものも、多分不可
 最小限の人数でなんとか回さねばなりません。ゆえにテーブル数も無限には増やせません。今回は6卓にとどめています。

 その上で、見栄えがするもの考える必要があります。



「fig1」

 最初の案です。
 コンセプトは「複々線」。

 京阪神間の国鉄→JRの複々線あり、JRと阪急などの並走区間などありますから、関西の催しで複々線を採り入れる意義は大きいんですね。

 1800mmx600mmの机を横に使えば、R104の曲線も取れます。その内側にR88、R72、R56。ミニマムがR56! もう9Vの呪縛はないのですよ。

 曲線の中には、機関庫も想定しています。

 ええと。
 取り扱い不便そうですね。機関庫はアクセス大変そうです。本線の列車全て止めないと絶対に事故が起こりそうです。
 
 複々線は他イベントでも試したことありますが(2021年2月の海老名)、<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | レイアウトプラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月11日

【レイアウトプラン?】R24カーブで膨らむ妄想。


 未だに実現に移していないのですが。

 600x600寸法の木製キャンプ用テーブルを入手しているので、それを使って小型レイアウトの「携行」ができないかなぁ という構想です。

 これはα形プラン。
 R24とR40を組み合わせた文字通りの「オーバル(楕円)」です。
 
 そこにダブルスリップを1基。円周運転する線路と側線2本としても遊べますし。起点と終点と見立てて、ポイントtoポイントの運転もミニマム規模で可能になります?

 R24のカーブですから。似合うのは2軸の小型車両でしょう。
 小型電車と電動貨車。曳かれる客車や貨車。

 小さなレイアウトでも、架線柱立てて信号機も設置すれば「らしく」は魅せられることと思うのです。


 同じテーブルでナローのレイアウトを構想したもの。
 
 ポイント2基で交換可能なレイアウトをイメージすると、オーバル長辺を対角線においてギリギリなのでした。
 それでも2列車を相互に遊べるのは楽しいと思うのです。

 ナローのR24なら殆どの車両が通れます。ただ、大きめの題材には向かないかもです。


 R24で、48x48の基礎板1枚の小型レイアウト造れないか? と。

 レールそのものは若干はみ出ます。
 でも、4隅には若干の余裕あり。ここに柱などが建てられるので半分乃至・1/4づつに区切ってシーナリー作ってみるのも面白いかもですね。
 センターの空間はモジュールビルサイズの建物一つで埋まってしまいます。都市型想定で車両は小さな路面電車(単車)とか?

 そう考えてみると、簡単にできてしまうのかも知れません。
 重い腰、あげてみますか……?


 以上は、TROX-BRIXの製品で出来る範囲の妄想というよりは構想です。

 以下は、純粋にこんなレール欲しいな……の妄想であります(笑)

<<続きを読む>>
posted by 関山 at 00:00| Comment(0) | レイアウトプラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月11日

【レイアウトプラン】横浜レゴ会3 の大規模?レイアウト。3セクションを一つに

 まず、部屋が恵まれておりました。

 定員20名の中規模な部屋で、テーブルが1800x600が4本。1200x600が4本はかなり好条件でありましょう。

 総合オフには狭いのですが、「トレインオンリー」とすればなんとかなってしまう規模の部屋です。

 このクラスの部屋は借りやすいかも知れません。
 人が集まらなくても、コスト的になんとかなります。


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 今回の要件は、本線の他、ナローエリアも設ける。でした。
 ナローゲージは最近、運転の機会も少なかったですからね。

 変形ロの字配置は、テーブルの柔軟な配置で生まれました。
 机の寸法がちょうど「3x1」と「2x1」ですから、レゴのプレート……2x6と2x4を並べて「物理シミュレーション」(おい)できたのは良かったです。原始的なのが一番!

 なお、ロの字配置は内陸部への立ち入りは非考慮です。
 でも、非常時に内部に入れるのは安心感ありますよね?

 テーブルサイズは「bluebrick」に適当なのがなければ、「基礎板でテーブル作ってしまえば良い」ことにやっと気が付きましたよ。


 1案。
 テーブルをすべて「本線」に捧げる案。

 本線は3線です。外側からR72・R56・R40。
 線路配置のイレギュラーは極力減らすシンプルさ。
 
 側線は長めの各1本づつ。短編成の電車などなら縦列に2編成留置出来るかも知れません。

 2幅のプレート(理想は2x16)とターンテーブルがあれば簡単に現地組現地解体の出来る「ぬぬつき式」の鉄橋が複数あれば、テーブルを跨ぐレイアウトも怖くなくなります。
 空中にある分、机だって節約できるわけですし。

 なお、側線を考慮せず、鉄橋がもう一組確保できたら複々線もできちゃったんですね。ただし複々線の最内側は、かなり運転にストレスたまります。外側の列車を気遣いながら設置とかしなければなりませんから。
 平面交差で外部ヤードにつなげる配線も、今は不可能ではないので、そのあたりもまた考えていかねばなりません。


 2案。
 左手にサブエリアを設けてます。その代わり本線エリアの横幅をちょいと詰める。1200x600のサブエリア……今回は軍港を作ることができました。

 この種の組み換え、テーブルの「物理シミュレーション」あればすんなり出来ます。

 軍港は側線と、平面交差。港湾地帯の線路には平面交差つきものなんですよ。
 サブエリアですが、僅かながらも作業空間という間隙を設けています。これは大事です。
 
 間隙、邪魔じゃないです。世界観の区切りという意味も持ちますので。


 3案。決定稿。
 
 サブエリアを更に拡大。扇形庫含むターンテーブル(さくりん式。ターンテーブルはレール2本分)を考慮したものです。

 それによって、サブエリア内での入換運転という可能性も生まれました。
 また、軍港は見事なシーナリーに。

 意外と大事なことですが、各エリアのシーナリーの相互作用は意外と大事です。
 今回は「軍港」と「ナロー」をサブエリアに置いていますが、これを
「路面電車とモジュールタウン」
「頭端式の、大規模な旅客駅」
「大きな転車台(本線蒸機対応 レール3−4本分)と扇形庫」
「(純粋な)車両基地。現実的で安直で、しかし必然性高し」
「大規模貨物駅。コンテナヤード等」
 とか考えられましょう。どれも魅力的ですよ。

 フィグスケールに限られますが、他ジャンルとの有機的組み合わせも有りえますね。4wlc(4幅車)とか、空ミリ陸ミリなども。
 線路がつながってると有機性は生まれます。意外と大事なことだと思うようになりました。

 本線エリアは、更に犠牲になりましたが。
 しかし、長い本線で回すのが「正義」かというとちょっと違う気もします。本線の長さって「適度な距離」ってあるように思うのですが。
 その意味で、程よかったとは思ってます。


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 さて。
 ナローエリアは特に各バージョンで弄ってないです。
 基本、R24とR32の複線です。

 日本の軽便鉄道のイメージ上、ナローで複線は抵抗があったのです。
 しかし、駅や操車場の構内が続いてると想定すると意外と複線は違和感が有りません。
 「標準軌」の本線との連絡も考慮しています。
(その気になればデュアルゲージもありえるでしょう)

 R24はやはりきつめのカーブで、走行車両は選びます。走っても足回りへの負担負荷は無きにしもあらず。ナローだから狭い場所で楽しめるのは嘘? いや、それでもテーブル2本でかなり濃厚な世界は楽しめるのですが(笑)。

 デュアルゲージや、ナローと標準軌間の平面交差なども今後の課題ではありますね。ナローのターンテーブルや機関庫も課題になってくるでしょう。

 2019年までの、(ほぼ)ゼロと、2020年以降の拡大拡散の差異が大きいのがナローです。
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 最後に余談。
 会議机の上には緑フェルト敷いちゃうんですが、今回はダイソーの100円フェルト(600mm x 700mm)の緑とねずみ色を大活用しました。会議テーブルとの相性も良い寸法で何より「安い・軽い」ので、運転会の必須アイテムになりそうですね。
 ねずみ色は都市とか港湾などに便利です。

 理想は基礎板ですけど……。
 ただ、あんまりガチにやってしまうと、気楽な運転会とは程遠くなってしまうんですよね。バランスメリハリも大事です、たぶん。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | レイアウトプラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月20日

【レイアウトプラン】6月19日横浜・6月20日横須賀のレイアウトについて

 6月19日はプライベートな集まりを横浜で行わせていただきました。
(時節柄と部屋面積的にご容赦をば)

 そして翌日6月20日はyou☆霊様主催の横須賀レゴオフです。

 それぞれのレイアウトについて。プラン図(Blue brick)で解説しておきましょう。



 6月19日 横浜レゴ会用のレイアウト。
 会場は、小さめの会議室です。
 
 ここはテーブルが1800x450が4本。そして1400x450が2本です。

 目玉になるのは、yamatai氏の新作、ターンテーブル。
 レール2,5本分で概ねの古典蒸機は収まる寸法です。そして構造上、22.5度づつに線路を出すことが出来ます。

 また、機関区の付帯設備……給水塔・給炭台も備わります。

 これを華やかに魅せ、そして使いこなすためには?

 本線エンドレスの外に出すのは必須です!

 こうした設備がエンドレスの中にあると、走る列車に阻害されて機関庫のオペレーションが恐ろしく不自由になってしまうのですよ。機関車を並べ替えたり出し入れしたり。ターンテーブルが機嫌損ねたときは調整も必要になるかもしれません。意外と触ること多いのです。
 また、機関車並べた写真撮る際にも不便です。

 機関庫を外に出してしまい、入出庫線(ターンテーブルの左上方向)はメインは長い直線に。
 これなら緩やかな傾斜で、ターンテーブルのために嵩上げした線路につなげることが出来ます。
(ターンテーブルは4ブロック分の嵩上げでした)

 結論から申せば、このメインの入出庫線は十分に機能してくれました。
 これまでの運転会などで、機関庫から出庫して、本線に出して客貨車に連結。運転して……運転終わったら、客貨車を切り離して機関庫に戻っていく……。という当たり前のオペレーションは想定されながら難しいことが多かったのです。

 でも、今回は上手くいきました!

 なお、補助の入出庫線もあります(ターンテーブルの左下方向)。こちらは短めのもので急勾配・急カーブ。
 お飾りかなと思いきや……? 機関車によっては十分実用になりました。yamatai氏のにしても(5860等)、拙作にしても(6200)、4-4-0(2B)の車軸配置は悪条件にも強いなぁと思ったのでした(笑)。

 他の特徴です。
 
・カーブは新調したR56のTRIX-BRIXです。新型のABS成形品。同じR56でもMe-modelsの不安定さとは別次元の快適さでした。

・側線はカーブに設けて有効長を稼いでいます。

・シーサスクロッシングは内側線と外側線の車両入替に大活躍! これもTRIX-BRIXのR40ファミリーのものです。定番商品ですが便利 一家に一基! です。というか自分の9V縛りがなくなると本当に自由になるなぁと痛感させられます。

・片渡り線も多用して、スペース効率上げています。

・テーマは「明治・大正の鉄道」メイン。故に非電化で、鱒寿司氏の腕木信号機で味付けしました。なお、そんなところですが、昭和の国鉄気動車くらいなら違和感なく溶け込めるのも事実ですね。明治鉄が英国鉄と調和するのは言うまでもありません。

 一方で、このプランで。
 東武のような蒸気機関車の走る大手私鉄という変形もありかもしれません。
 はたまた昭和の国鉄幹線や平成のJR亜幹線もありかもしれないですね。ターンテーブルにディーゼル機関車や気動車が並ぶのも悪くはないんですよ! ターンテーブルこのままではC57やD51は無理ですが、8620や9600なら運用できてしまうのですし。


 なお、会場。
 建物が「重文」で趣あって、そして横浜中心部なのに会議室の貸し賃が安いのは有り難いんですが(古いから安いというジョーク)。
 しかし、机が致命的にボロいです。水平が取れません。
 机も大事ですよ……。当該私設は12月から修理入るそうですが、再開館の際には会議テーブルも新調願いたいものです(笑)。

 

 こちらは6月20日。横須賀レゴオフのプランです。

 大きめの会場ですが、総合オフの中でトレイン卓を6卓いただきました。1800x450mmの会議机6本です。
(総合オフは傾向にも依りますが、5−6卓は限度でしょうね)

 こちらの目玉は、ぬぬつき氏方式のトラス橋です。これを2本!
 このエリアがあることで実面積以上に線路有効長が稼げ、広々とした印象になります。空間は谷間か運河か、まぁ自由に想像してくださいということで。常時立ち入らない空間ですよ。メンテ空間になるのは言うまでもなく。
 余談ですが、トラス橋は2x16のプレートで作ると設置も楽で強度も確保できます。2x16のプレートが割高で……というのは問題ですけども(色次第ですが)。皆さんも造りましょう……!

 なお、全体の卓数考えると鉄道系と街系・建物系の統合はメリット大きいのですが、建物作られる方は内装を見せるため、内陸部への配置好まれないことも多いです。
 今回はモジュールビル約3.5棟ぶんを外周の外に出してしまい、そこへの線路は港湾への引き込み線という割り切りにしました。

 臨海地帯への引込線が街の中を通っていく情景は神戸ほかで見ることが出来ました。海外にもそういう場所は多かったのです。車両の置きっぱなし禁止で、撮影用の場所です。
 臨港線への繋ぎはtrix-brixのダブルスリップ。本線側は直線側なのでトラブルもありませんでした。そして、見栄えのする装置です。

 メインの島は、やはりカーブも生かして側線広げまくったプランです。内側本線は3箇所も。また外側本線も渡り線つかうことで短い機留線を設け、柔軟性高めています(図の左方)。
。こちらでもTRIX-BRIXのR56カーブと、シーサスクロッシングは使っています。この便利さ快適さはもう逃れられないですね。シーサス自体は見栄えも良いですし。
 
 運転テーマ的には、電車持込の方が多かったので、JRか大手私鉄の電化線設定です。架線柱立てて。信号機は色灯式で。
 
 それにしても。
 トラス橋をあと2本用意できたら、複線橋梁という最高の情景になるのですけども(笑)。 
 
 最後に余談。
 この会場の机は割と新しく、平面なのと並べたときに面が揃うのは感動でしたよ(笑)。
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | レイアウトプラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月25日

【レイアウトプラン】TRIX-BRIXのR24の可能性。小型レイアウトのススメ!

 TRIX-BRIXがR136、R152、R168、R184というカーブレールリリースした話で……。

 ……逆にミニマムなカーブの話です。



 以前からの製品、R24も忘れないでくださいね!!
(1周分でたった20ユーロの良心価格です)

 これ、意外と通過可能な車両は多い。全長28ポッチ程度が事実上の上限。

 つまり、路面電車や小型電車中心のレイアウトにはピッタリ!

 レゴで小型レイアウトや「パイク」の楽しさ味わってみませんか?
 最低 32x32基礎板4枚でレイアウトが成立しますから。


 なにも、難しく考える必要はないんですよ。
 製品の建物(モジュールビルやクリエイター)組み合わせるだけで、すぐに小さな世界ができちゃうのですから。

 左がミニマム例。建物とレールが重なる部分は深く考えなくて大丈夫です。なんとかなります(断言!) 

 右。基礎板6枚ならポイントも入れられます。
 留置車両が1両置いてあるだけでも世界は広がります。


 路面電車の単行とか、
 或いは電動貨車が(ディーゼル機関車が)貨車や客車1両牽くようなミニマムな鉄道。
 
 まぁ、今のレゴの製品にそういう可愛い奴が「皆無」なんですよねぇ。
 頑張って自作しましょう(苦笑)。PUならそうした小型動力車も作りやすいはずですし。

 車両は日本形でも大丈夫です。
 モジュールビルは十分、昔の洋館や近代建築で成立しちゃいますからね。



 幅を広げて。ローテーブルみたいな家具の上を想定です。

 江ノ電や京阪大津線みたいな、半路面電車を想定してみました。
 交換駅は2両編成対応。小さく作ればぎりぎり3連も行けるかも? 情景次第で箱根の登山電車風もありえますね。
 どうせ小型電車の2-3連なら、思い切って急勾配付けちゃうのも有りかもしれませんよ? レール1本に1ブロック程度はなんとかなります(小型電車の2−3連なら)。


 なお、真ん中の建物2つは無しで、そこにレール敷いて車庫にしちゃうの有りでしょう。何らかの目隠し(樹木や看板)で、車庫を完全に裏手に隠すか、はたまた手前の交換駅の一部とみなすか、お好み次第。

 空きスペースは自動車でも置いときましょう。
 自動車は世代で、時代考証が出来るありがたいアイテムです。


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 さて。
 R24は全長28ポッチ程度が上限です。
 即ち、京浜急行や阪神・京阪のような「路面電車発祥の伝統的インタアーバン」な車両はなんとか走っちゃうんですよ(もっともスケール次第ですが)。


 畳一畳ほどのスペース。言い換えれば会議テーブル2本ほどのスペースが取れるなら、R40標準曲線と組み合わせて複線レイアウトも可能なのです。

 「大手私鉄」の本線をイメージ。
 線路だらけになってしまうのは開き直って、側線も車庫もあるにぎやかな拠点駅想定です。尼崎とか神奈川新町とか。
 
 駅の待避線の有効長はギリギリでレール6本分弱です約90ポッチ。28ポッチの電車なら3両編成がOK。

 3両 短い?
 でも、1950年代の阪神電車。特急は3両編成、急行は2+1両とかだったりしたんですよ。当時の大手私鉄って概ねそんなもんです。あ、流石に関東では4連化はちょい早かったですが。

 それでも。平成のほんの入口まで、3両編成の緑の電車走ってた東急目蒲線や池上線なんて方向もありえます。
 まぁあのへんの電車に通過線(急行運転)は贅沢ですけど。

 国鉄でも。17m級旧型国電お好きなら?
 鶴見線とかイメージで内側に17m電車、外側に貨物列車とか楽しいかも! R40ならC58や9600クラスの蒸機だって余裕ですし、DE10やEF15だって走っちゃいます。
(R24に貨物列車入れるなら、牽引機は小型のスイッチャーとか、私鉄のBB箱型電機とか要工夫です。2軸貨車は連結面間苦しいかもしれませんので、市販のネオジム磁石を挟んで、連結面間延長しましょう)

 ともあれ。
 48x48基礎板で10枚分。個人でもシーナリーの作り込み、出来るかもしれません。
(無論、最低限でも構いません。気楽に! です)
 

 みなさんもR24の実力、引き出してみませんか?
 
 


posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | レイアウトプラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月24日

【レイアウトプラン】たまにはプラン図の話を(海老名の「都市形」と信州の「地方形」)

 イベントのレイアウト配置の話です。

 超大型イベントの話……はあまり現実的でもないので、一般オフ会レベルで考えることにいたしましょう。


 なお、レイアウトプランの作図は「bluebrick」で行っています(windowsのみ)。
https://bluebrick.lswproject.com/
 trix-brixのレール各種もアドオンあります。



 2021年2月。海老名レゴオフの初期プランです。1800x450の会議テーブル10卓! なかなか恵まれた条件です。

 コンセプトは「都会」。海老名だから、小田急メインで行こう……! という空気になっていたのです。

 そこに持ち込むのは「複々線」です。
 最外周をR88として、R72・R56・R40。

 それに加えて、外部に小型車両用の小ループを分離させています。
 これは建物系(モジュールビル系)の展示を意識したものです。本線で列車がビュンビュン行き交うなかにある建築は、中を見せるとか建築側の方の希望には沿いにくいですから。
 また、路面電車などの小型題材は本線とは分離させたいという意図もあります。
(路面電車などは常時走らせっぱなしにもなりません)


 海老名レゴオフの決定稿。
 
 建築系の方々の希望で、敢えて内部に建物並べる配置が実現。小ループはやめてしまいました。

 複々線の欠点は最外と最内以外には留置線が作りにくいこと。
 渡り線ポイントで相互につなぐしかありません。

 幅を広くすればいいって?
 内側に手が届かなくなるんですよ!
 
 これ。狭いように見えて約6畳相当なのですよね。
 レゴトレイン、場所食います(笑)。大規模運転にはそれなりの会場が要されます。

 さて。複々線の欠点も見えてきました。
 内側の線路へのアクセスは決して便利ではありません。どうしても走行有利な外側が人気になってしまうのですね。写真を撮ると、内側の作品は外側の作品に「被られる」ことは多いです。
 また最内側線の留置線は更に手が届きにくく。留置能力を活かしきれるかどうか疑問も。でも、ここしか留置場所はないのです……。

 あと、架線柱には注意です。必ず、複線・複々線で位置は揃えましょう。
 リアルとかリアルじゃないとかの問題じゃないのです。写真撮るときに、ひたすら邪魔なだけですから。せっかく流し撮り決まっても真正面にポール入ってたら……。
 
 もう一つ欠点。外周の外に留置線作るべからずです。正直留置車両が視界遮って邪魔に見えてしまうのです。どんなに出来の良い作品であっても……

 対策としては留置線エリアを外部分離することでありましょうか。L型とかT形になります。

 とまぁ、問題は抱えつつ。
 都会的な複々線の魅力には抗えません。また参加者数・作品数の多いイベントでは必然性も高いのです。

 それに運用ノウハウは試さなきゃ、得られません。

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 同じく2月の信州レゴオフの、トレインスペースです。
 小規模オフ会です。当初1800x450mmの4卓で考えておりました。

 余談ですが、会議テーブルは1200mmx450mmとか1500mmx450mmのような「なんじゃこれー」もあるので注意必要です。いやマジで!

 テーマは「国鉄地方幹線と 接続する私鉄」
 ぶっちゃけ信越本線と長野電鉄上田交通みたいな私鉄があればなぁ……という感じです。この雰囲気はまぁ、何処ででもできるのですが。

 地味なこだわりは、待避線へのポイントをすべてサイドに回して、少しでも待避線や側線の有効長を稼いでることです。
 あと本線はR56カーブ使用と。

 このまま平凡に無難に行くか……と思っていたのですが。


 さて。ぬぬつきさんが「鉄橋はどうか」と話を持ってきました。
 
 ぬぬつき式のトラス橋は2x6や2x12などのプレートたくさんと、あと2x2ターンテーブルのみで構成され、現地で組み上げることができ、そして直線6本分程度の強度を持つという「いうことなし」の逸品です。

 テーブル4卓のまま、強引に鉄橋を2本組み込んでみました。
 1本はぬぬつき氏担当。もう1本は関山の急遽制作です。すぐ出来ちゃいました!

 問題は有りました。
 会議テーブル1800x450mmだと、450mmの幅ではどうしても複線のカーブが収まらないのでした。
 ここでもう1本テーブルいただけないか、主催側に交渉。幸いにも増卓が叶いました……!



 5卓体制。その1。
 これで複線のカーブが綺麗に安全に収まります。

 これでも良かったのですが。


 決定稿。

 内側の私鉄の方の鉄橋を斜めにしてしまいました。
 並行してると、同じ事業者っぽく見えてしまいますが、角度がついてると如何にも別事業者って雰囲気に見えること狙ったのです。
(あるいは新線と旧線が少し離れて設置されてる区間のような?)

 こうすると、何が起こるか?
 悪い意味で鉄道模型的な(鉄道玩具的な)わざとらしい直線やカーブが消尽して、そこそこリアルティのあるカーブでレイアウトが構成されるではありませんか!

 まぁ、微調整にはえらく手間取りました。図上でも、現場でも(笑)。
 図では1/4単位の調整どかどか入れています(フレキシがありますからね)。ですが現実はよりシビア(笑)。
 TRIX-BRIXに存在する「1ポッチ分のレール」「2ポッチ分のレール」を駆使して繋げた由です。あれ、買っといてよかった……!

 とにかく、信州レゴオフの配置は大成功を収めたのです。
 テーブル間をまたぐ大きな橋も実用たること、それが以外と簡単であること(!)は偉大な気付きでありましたよ! 
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 今まで無かったカテゴリですが、イベントの反省なども兼ねて今後も語っていきたいと思います。
 それにしても、社外品レールの一般化で変わっていった世界でもありますよね。
 

posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | レイアウトプラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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