テクニックフィグは理想的なのですがレーサー系しかないため、鉄道情景にはミスマッチ過ぎます(建機や重機のテクニックにテクニックフィグが入っていたら、作業員というお誂え向けのものが出てきたんですが)。
ベルビル(笑)。ええと勘弁してください。お笑いは顔だけにしてくださいね。
……いや、あれも作業員・制服系がないんですよ。
ブスでもせめて何らかの制服とか作業着なら、良い意味でリアルになってくれるんですが。
さて。
レゴファミリー。別名、ホームメーカーフィグ。或いはラージフィグ。
1972年頃創始。レゴのユニセックス化のためか、妙に推されたフィギュアです。あんまり評判はよろしくなかった……という認識で、1976年には旧ミニフィグが、そして1978年には今のミニフィグが出てくるという流れではあるのですが。
1974年製の「#200 Family Set」をゲット!
— べこねん@海老ブリ参加 (@bekonen7) January 19, 2022
今のセットじゃ見られないスライド式の箱
金型コストを抑えるためなのか、ショートヘアとおさげの2つで4種類楽しめる髪型
レゴランドのミニランドフィグに通づるスケール
色々と感動した… pic.twitter.com/MIwswUMKQA
いや、これ当時リアルタイムでは苦手でしたねぇ。
欧州的な癖が強すぎて。ベルビルのアメリカンとは違う癖の強さです。
食い物で言うならレバーペーストとかアンチョビのたぐいですよこれ(前者は食えない。後者は嫌いじゃないですけど)。
思えば、1978年の現行ミニフィグは、よくぞあそこまで「薄味」にしたものですよねえ。食い物なら、まぁ燻製のなにか、位の癖でしょうか。
しかし、現代の文脈で使ってみることも不可能ではありません。また、入手手段もあります(カンザンブリックお願いします……!)
どうでしょう! 似合うじゃありませんか!
タリスリンの機関車に、すごくしっくり来てます。バタ臭さも寧ろ欧州ナロー題材には竹に雀?
機関車が生きた感じになるのですよね。
大きいからこそ、人形も映えるのです。
丸窓から。顔が見えます。
保存鉄道訪れたファミリーの雰囲気で。
帽子被ってるぼうやが、帽子固定されてないイレギュラーではあるんですが上手い使い方ですよ。
こうしてみるとラージフィグと機関車の解像度がぜんぜん違うんですけど。でも、違和感というほどでもありません。そもそも鉄の機関車と生身の人間ですからね。質感の差異はあって然りなんです。
無論、腕の付け根やら腕の色は制約されるので自由度は意外と低いです。
顔プリントの種類も少ない。
でも、アイディア次第で世界が広がる。
機関車を引き立ててるのは事実ですから。