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2018年01月06日

【作品その他】青函連絡船 摩周丸(初代)。仮竣工! フィグスケール・レゴトレスケール。

 かねてから製作中であった青函連絡船 摩周丸(初代。1947-1964)が取り敢えず竣工いたしましたので、艦船レゴオフでのお披露目となりました。

 ブリッジ・車両甲板も含めて4階層のインテリアなども前提とした建艦ですが、今回は外見のみ完成です。
 約2週間で実制作しておりますので、ペースは戦標船なみかもしれません(笑)。ただ、構想自体はかなり前からありました。パーツも結構時間かけて集めたのは言うまでもありません。

 全長は約120ポッチ。幅24ポッチ。
 輸送に備えて 3分割可能。
 32ポッチ全長の客車は3両積載可能。

 制作はフルスケールモデルではなく、ディフォルメモデル。レゴトレインの28-32ポッチ級を意識した、全長方向への縮小を行っています。
 これによって、輸送や保管が現実的なサイズに収まる由です。
(輸送は「電車」で可能です!)

 摩周丸を選んだのは、スタイルの美しさでは随一の洞爺丸形であること。そして建造計画中に自分が浦賀に住むことになり、ご当地「浦賀船渠」で造られた船を選びたくなるのは当然の流れでありましょう。
(摩周丸は就航後も、浦賀にはメンテの為に1-2年に一度入渠してたそうです。洞爺丸台風のときも浦賀に帰省中だったそうな……)



 艦首形状は頑張ってみました。平板に対して三次元的な捻りを加えています。こういうのは現物合わせでの設計です。

 他も現物合わせだらけで、船体高さも組みながら調整したり、全長も当初予定よりも伸ばしたり。LDDなにそれ美味しいの? ただ資材仕様量の目安がわからないのは辛いところですが。多めに確保して、余ったら次のビルドに回すという流れですね。

 客室やブリッジ前部の丸みもまたコダワリな部分です。微妙な角度つけは鉄道車両と建築の間……でありますね。


 外通路は昔の客船の定番でありました。
 ここにたくさんのミニフィグ並べてみたいものです。

 2連タイプの飛行機窓も役に立ちました。

 煙突は真四角ビルドですが、工部省の「工」の字がポイント。「え」じゃないんですよ! 余談ですが国鉄のマークは1987年まで「工部省由来の『工』」「日本鉄道由来の『動輪』」「1958年制定の『JNR』ロゴ」の3種が併用されておりました。どれが正式とか決まってなかったらしいです。緩いなぁ……。

 船舶の表示は1964年の津軽丸型からJNRロゴになり、1970年までに全船JNR化された由。

 マストは……私にしては珍しく、マスト元来の用途に使っています。普段は架線柱に使っている部品ですから(笑)。将来計画としてワイヤーも張りたいところです。また、マスト周りのディテール強化も課題となりましょう。
(但し、細かくすると出先での展開などが困難になる問題もあります。適度なところで抑えるのもビルドの正論ではあります……)


 斜め上から。
 「丸み」が分かりましょうか?


 真正面より。
 24ポッチ幅は船体のベースに使った、トレインプレート6x24に合わせたもの。横方向に大量使用して強度をキープした由。

 高さもそれに合わせています。1階層分省略しているのですよ。
 一方で、マストや煙突は強調気味に。


 サイドビュウ。
 こうしてみるとやや「ずんぐり」ですね(笑)。一応構造的に延長は可能ですが(笑)。

 煙突の位置なども現物合わせで決めた由です。建艦も事実上初めてのこと故に、手探り状態なのでした。


 船尾。車両積込口は開放されていた、初期の形状です。洞爺丸台風後に密閉式に改造されているのはご承知の通り。

 積込口のアーチはフィクション。客車の屋根見てわかりますよう、アーチにして車両限界を広げてるのです。そのうえ強度面でも有利ですし。

 可動橋は仮のものです。より本格的なものは今後の課題ですね。

 岸壁はFBI様の資材で現場組したもの。助かりました。
 クラシックカーはてりやき様の作品。世界観に見事に合致してるじゃありませんか!


 同じく数少ない商船作品のなかま、レゴン様の自動車運搬船(川崎汽船)と。あちらをRoRo船と見立てれば、恰も「海陸運輸の歴史的並び」ともなるシーンです。

 摩周丸に積み込んでいるのは郵便車。明治期のテユ1形だと時代は合わない車種ですが、しかし、青函連絡船では郵便車・荷物車も多く航走されていました。1945-1954年には進駐軍専用客車や1等寝台車(マイネフ37形・マイネ40形)も航走されておりましたが、その辺の制作も楽しみではありませんか!


 このアングルの魅力よ!

 FBI様の岸壁は素晴らしい舞台ですね。インフラの大事さを痛感させられます。


 左側にはコンテナヤードが展開。DE10も。
 コンテナはSUU様。DE10は隼様作品。

 国鉄コンテナは関釜間で航送されておりましたし、青函航路でもコキ車とは別にクレーン積みを構想していたことがあったのです。時代考証煩いこと言うのは野暮でありましょう!

 鉄道島を走るのは京急230形。摩周丸が生まれ故郷の浦賀に里帰りすれば出会えた仲間たちでもあります。


 他の艦たちと。
 
 艦船オフは明日こそが本番。いいシーン。狙いたいものですね。
 
posted by 関山 at 23:46| Comment(0) | 作品その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月30日

【鉄道作品?日本形】青函連絡船「摩周丸(初代)」製作中

 年末だか年初に「2017年の抱負」的な記事で上げた題材ですが。

 2017年の末に、なんとか着工に漕ぎ着けました。ドンガラはできてるので進水式までは終わってる?
 竣工予定は勿論1月6-7日の「レゴ艦船オフ」合わせ。

 そして、8月の国際鉄道模型コンベンションの北海道テーマも見据えております。









 船は初めてなので、色々手探りしながら。でも多くの部分が「案ずるより産むが易し」ではありました。苦手意識駄目、チャレンジ大事
 全長は概ね120ポッチ、幅24ポッチ。車内には1線(実物は2線)。32-34ポッチ長なら3両まで積載可。

 スケールモデルではなく、レゴトレインショートスケール的なモデルです。合わせるのが32ポッチ前後の自分の車両ですから、これで良いのですよ。

 船体は3分割で、ハンドキャリーに備えます。

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 摩周丸初代は1947年就航。1964年まで活躍したもの。名は二代目摩周丸(津軽丸型)に継がれています。
 
 元々洞爺丸形の美しさに惹かれておりましたが、浦賀に住んでいて、地元の浦賀船渠で生まれた船ということで、摩周丸は特に意識するようになりました。あのドッグで産まれたのだと。

 進水式は済みましたが、船が寧ろ大変なのは艤装です。
 4本もある「工」の煙突とか全然手付かずの部分も多々。

 頑張って、1月6日に合わせてみます。
 
 1月6-7日。艦船オフにいらっしゃいませんか? 連絡船と鉄道を合わせるチャンスですよ!
 無論、関山もキハ82とか583系とか。はたまた生まれ故郷の「浦賀」に入渠中(メンテのため数年に一度里帰りしてたそうな)をイメージして京急230形とか持ってくるつもりです。

 参加表明は12/31迄です。急ぎ、お願いします。
http://twipla.jp/events/274546 


posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 作品その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

【作品その他】鉄道ファンが解釈した飛行機。DC-3。全日空(1953-1964)


 12/3参加の航空機オフ会(東小金井 どみにく様主催)に合わせ、たまには鉄道車両以外のものを造ってみました。

 思い立ったのが1週間前。
 でも、これを逃すと航空分野への進出の機会が当分、無くなります。絶好のチャンスというかオフ会という強烈なるモチベーション!(どみにく様、大感謝)

 設計2時間・制作がほぼ3日です。資材は鉄道車両用のストックから(笑)。
 造りなれないものだけに、戸惑いもありました。

 でも、造ってみて分かったこともたくさんあります。
 何より、自分が飛行機を造ってみると、皆様の飛行機作品への観点が別のものになる! お客様というか第三者の視点が、当事者の視点になるのは凄く愉快なこと。
 異ジャンルへの進出、価値あることですね。

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 制作には幾つか候補がありました。好きな飛行機は数多に有りますので。
 ただ、その中でもDC-3に決めたのはサイズが手頃なのもありますが、「民間航空の基本」「輸送機の基本」と思ったからです。
 これを原基にすれば、今後の展開も容易くなる……と。

 いや、そんな難しい理屈は後付ですけども。
 面倒そうなところが少なく、誰もが分かるメジャー機種ということも考えました。

 サイズは鉄道車両基準。20mを32ポッチに解釈する文脈がありますので、Dc-3の全長20mもほぼ32ポッチになるように意識。胴幅は6ポッチ。これもキャビンを優先してのことです。

 カラーリングは自分の好きな模型世界観の一つ……1950-60年代の日本を意識して日本ヘリコプター運輸→全日空を想定。
 とはいえ、白とダークブルーの取り合わせは世界の何処にでもありそうです。先日 来日したブライトリングのDC-3もこれに近いカラーリングでしたから。

 なお、最初は「Lego DC-3」のワードで検索を掛け、海外の作品から参考にできるものを参考にしまくろうと思いましたが。


 意外と駄目。あちらの方、フルスケールで大ぶりに作られる傾向あるんですよ。
 格好いい! と思っても胴体が7幅とか8幅だったりしますから。手法が全く使えません。
 なので、実物の写真と三面図とにらめっこする時間が増えてくる。それでよかったんだと思います。純粋に、自分の作品になりますからね。

 余談。こんな製品もありましたね。確か2008年。7628。インディージョーンズ。

 案外、この「DC3?」は参考になりましたよ? 版権系の製品故に仕方ないところだらけですけども。

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 機首部分から着手。
 流線型をしたものは作り慣れています(笑)。その手練の文脈で構成してみます。

 内部は側面ポッチ系の部品だらけです。
 あの種の充実が、流線型の難度を著しく下げました。

 ここで、これを基準に設計を詰め直し。全体の構成を決めます。


 機体前半と、エンジンナセル、主翼まで。

 下半分の丸みも考慮して、胴体は窓から下は全て逆組。窓の上で分割可能に。これはトレインビルドの文脈です。

 主翼は前半をブロック横組。後半をカーブスロープで組みました。
 前者ですが、横方向に組むことで主翼の強度を確保して、且つヒンジでの容易な上半角付けを可能に。上半角は最初は割愛する気だったのですが、簡単に付けられると気が付き再現してみました。やはり、飛行機には必要ですね。
 後者は最近のトレンド採り入れてみました。
 2x2等のカーブスロープの普及は飛行機ビルドを確実に変えていますし、製品(クリエイター)でも採用されていますものね。

 主翼前端はポチスロを階段状に。
 この階段状は美しくはないのですが、そのかわりに翼端のエッジ感を表現できています。翼断面は一応流線型なのですよ!


 エンジンナセルとランディングギア。
 使えそうなホイールとかがウチにない! 已む無くカーブスロープで造形してみたら返って良い形になりました。汎用パーツ最強です。

 ランディングギアはDc-3の時代は未だシンプルなので助かった感じです。後ろに折れるだけ。


 尾部までのバランスをチェック。
 この地点で気がついたのは、「ヤバい。思ってたよりもずんぐりむっくりになっちゃう。スマートさが……」。

 胴の6幅はやはり広すぎ?
 でも、最悪の場合は主翼幅や全長という調整の利きやすいところで未だ直せます。
 それよりは、一度形にすることを優先したいと。


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 そして、完成。お披露目。<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:40| Comment(0) | 作品その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする