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2016年12月07日

【レゴ製品?】珍しくLEGO IDEASでトレイン題材10000票達成。「ビンテージトラム」( kevinszeto様)



 おもえば、LEGO IDEAS(旧Cuusoo)は開始以来、トレイン系の企画で10000票達成したものは出てきませんでした。BTTFのジュールベルヌトレインが例外ですが、あれはバック・トゥ・ザ・ヒューチャーの版権物としての性格が濃厚。それも、レビュウで落とされてしまいましたが。

 LEGO IDEASはどうしても「わかりやすい」版権系が強いです。
 そして、トレイン系は投票というシステムではどうしても不利になります。

 鉄道系は地域により好みが分散しやすい。多くのファンは自国形優先。アメリカのファンはアメリカ形を好みますし、欧州でも欧州形が人気。過去の10000代製品でもマースクトレインはアメリカで人気欧州で不人気。ホライゾンエクスプレスは見事にその真逆でした。

 また、すべての人が高速列車が好きなわけではない。すべての人が蒸気機関車を好きってわけでもないのが更に票を分散させてしまいます。

 好みを集中させて10000票に繋げなければならないのですが、それには誰も成功できなかった。

 その意味で、この企画は「がんばった!」と。そして画期的でも。

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 「Vintage Tram」 kevinszeto様
https://ideas.lego.com/projects/119603





 ポルトガルはポルトのヘリテージトラムのモデル化です。
 クラシックで優雅な路面電車。そして今なお健在であり、多くの観光客を街に呼ぶ力を持つ、街の魅力足り得る電車でしょう。

 モデルもディテールフル・丸みもエレガント。
 このルックスで10000票を獲得。納得です。

 8幅ラージスケール。これ自体は否定しません。8幅やそれ以上への挑戦は国内外でも多く見られる傾向ですし、自動車なども含めたラージスケール傾向自体は欧米のほうが先行していますから。
(6幅派。4幅車派として言いたいことはなくもないですけど、ここは趣味趣向の差異です)

 ただ……水を差すのも難ですが。
 動力化への配慮はなさそうです。ディスプレイモデル前提か。
 
 デザイナーさんは街の一部としての路面電車は考えておられるのでしょうが、自走が最低限の前提である「鉄道模型」としての考慮がないのはかなり残念。
 手転がしにしても、この画像のままでは軸距長すぎてカーブは曲がれないでしょう。というかこの種の古典単車って、もっとホイールベース短めでオーバーハングは長めなんですよね。車輪は内側に寄ってるもんです。

 その一方で、走行や実用に支障をきたしそうな足回りのヤバゲなディテールが無いのは寧ろ評価したいのですが。しかし、デザイナーさんが実物のこの種の電車の、複雑なディテールを理解されないままに割愛されたと思うと……。
 わかった上での簡略化と、知らずの簡略化はまるで別物です。前者は鉄道模型の名門はどこでも行ってきた手法ですが(走行性能を求められるマスプロダクツの玩具としての鉄道模型の宿命です)、このモデルに感じるのは寧ろ後者のような……。



 インテリアは備わります。窓ピラーはタイルみたいですが、どうやって立てているのでしょう?


 第一印象はとても好ましいモデルですし、無論、トレイン分野から10000票達成もこの上なく嬉しい。
 しかし、よく見ると惜しい部分も少なくない。

 ここを大胆に、鉄道模型としてアレンジできる人がレゴ社に居るか?
(動力化への配慮や、足回りの改善など……)
 

 それでも、このモデルが「駱駝を針の穴に通す如き」本社レビュウを通ることを期待しています。
 なにより、トレイン系でのLEGO IDEAsに10000票突破の希望が持てることが嬉しいじゃないですか。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月02日

【ニュース】LEGO IDEA ひだか様のピアノ10000票達成!


https://ideas.lego.com/projects/167

 去年暮れのニュースでは有りますが、おめでたいので報告です。

 改めて、製作者のコンセプト。
ピアノです。

このセットには、有名な音楽家似のミニフィグが含まれます。

組み立て説明書には、ピアノの仕組みや音楽家の情報なども載せることで、ただ組み立てるだけではなく、音楽にも興味が持てるセットを提案します。
また、箱の大きさをCDケースと同じにすることができれば、CDといっしょに包装して、プレゼントにすることもできます。

また、数個の部品を追加することで、ひとまわり小さいピアノを組み立てることもできます。

音楽が好きな、またはピアノが弾けるお友達や知人へのプレゼントにいかがでしょうか?
年齢や性別に関係なく、喜ばれると思います。

特に、ピアノのコンサートなどの記念品にすれば、男の子にも、女の子にも喜んでもらえると思います。

さらに、このセットは、新たなマーケットを開拓する可能性を持っています。
なぜなら、おもちゃ売り場だけではなく、音楽関係のお店や、音楽に関係したイベントや場所に置くことで、よりたくさんの人に興味を持ってもらうことができるからです。

 拡販やファン拡大も見据えた秀逸なコンセプト! あの会社が蔑ろにしませんように!
 また、10000票に至る道程はこんな感じ。
Project History :
1,000 Supporters - Jan 25th, 2012
2,000 Supporters - May 18th, 2012
3,000 Supporters - Oct 22nd, 2012
4,000 Supporters - Aug 1st, 2013
Changing this submission by updated new rules - Dec 20th, 2013
5,000 Supporters - Jan 12th, 2014
6,000 Supporters - Mar 14th, 2014
7,000 Supporters -

 国内1000票という初期のCUUSOOから、世界で10000票というルール変更。更にLEGO idea移行後には時限まで付けられるという変更を乗り越え、達成した数字は凄く重い。

 「針穴に駱駝を通すが如き」冷徹なレビュウですが、そこで否定されるべき理由も見当たりません。
 
 製品化、願うものです。
 また、製作者・提案者のコンセプト通り広く流通しますように。流通限定とかで十分な数が出まわらなのでは「真の製品化」とは言えないでしょうから。
 
 
posted by 関山 at 08:03| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月04日

【レゴ製品】速報版 #21109 EXO-SUIT 製品版。妥協なき……。

 数日前からティーザー画像が出ていた(bricksetなど参照)、「#21109 EXO-SUIT」は予想よりも早く製品版画像が発表されています。

 情報源:Lego IDEA公式


 公式動画。SF的に格好いい。クラスペの世界観とはちょっと違うのですが、でもあの雰囲気は壊していない。真面目にSFです。また、遊び方というかスーツから広がる世界観の提示にもなっていましょう。
(ちなみに管理人の英語力では「言語情報なし/視覚情報のみ」で観ています。セリフが分かるとまた別の解釈になるのでしょうか?)


 この画像はbricksetの記事より。

 スーツ部分の拡大

 こちらは「提案版」の画像。

 さすがにそのまま……ではありません。
 でも、製品化にあたっての妥協は感じにくく。
 線が細目に、そして縦長よりになり「かっこ良く」なった分、オリジナルのシンプルさ・力強さが喪われたという見方もできなくもないですが、この辺は好みの領域でしょうか。
 オリジナルの遊んでるうちに折れそうだった関節は、よく見るとボールジョイントで強化されています。ここも仕方ないのか。目立ちにくいように表現されていますから。

 緑のクラスペ宇宙飛行士はちょっとびっくり。白じゃないと嫌! っていうよりは新色の登場を素直に喜びたいもの。男女ペア。あと小型ロボも。


 cuusoo枠ですので、普通に市販もされると思われます。
(ここで「どうせ日本では……」って記さなくて済む幸せ。10000代の記事書く時って気が重いですよマジで)

 あと、今年は何故かクラシックスペースの再解釈製品が続きますね(ベクトルは正反対とも云えますが)。このまま次期宇宙シリーズという流れになってくれればなぁと夢見つつ。
 でも、とりあえず21109の予約開始・発売を待ちたい気分です。
 

posted by 関山 at 22:29| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月26日

【レゴ製品】LEGO Ideas(cuusoo)21110 Research Institute の製品版画像。なんか、違う。

 6月4日の記事で製品化をお伝えした「Female Minifigure set」の製品版「21110 Research Institute」の画像が出ています。

 情報源/画像:Alatariel's Atelier



 提案版の画像はこちら。

 望遠鏡の脚は製品としてのクオリティというか強度とか考えるとやむを得ない妥協か。
 骨格標本が白くなったのも好みの問題、解釈の問題という感がありましょうか。

 ……でも、なんか違う!

 肝心の女性研究者たちのミニフィグの顔・トルソが妥協されまくりなんですが。
 Cityとかクリエイターとかで見たようなのばかり。ファンの見立てならともかく、公式でこれは無いんじゃないかい?
 はっきり云って、服のセンス、最悪。
 Cityならこれでもいいですけど、この企画元来のテーマは「女性研究者たち」でしょうが。

 何が大事か、全くわかってない製品版。
 Cuusoo……もといLego ideaに対するやる気を疑ってしまいます。


 

 参考に。箱画像。

◆◇◆◇◆◇◆       ◆◇◆◇◆◇◆


 延期された「ゴーストバスターズ ECTO-1」は来週の7月4日の発売になったそうです。
 もし、amazon.co.jpの予約価格(14%off しょぼい。高い。)に納得行かない向きは7月1日ころがキャンセルのリミットです。延期のお陰で判断できる時間が伸びたのは有難いです。
 

 
posted by 関山 at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月25日

【レゴ[cuusoo]】4月30日。cuusooは「LEGO Ideas」へ


 2008年に始まったcuusooは当初、日本ローカルのサービスでした。当初は1000票で商品化検討。
 手の届きやすい数字である一方、本当にできるのかな? という雰囲気あったのも事実です。

 2011年に国際化。その際に必要得票数は10倍の10000に引き上げられてしまいました。
(「しんかい」「はやぶさ」は今の規定では無理かも知れません……)

 しかし、幾つかプロジェクトは現実になり、今にいたってます。

 賛否別れることではありますが、新規金型の禁止であったり幾つか「現実的」な方向での規則改定もありました(非現実的な提案は10000票超えても棄却されてしまうため、それ防ぐために已む無し?)。
 ただ、年々日本語でのサービスが悪くなってく印象はありますけども(苦笑)。

 賛否は別れてますけど……。
 でも「BTTF」「ゴーストバスターズ」「エクソスーツ」の製品化できたことで存在意義は十分にあったと云うべきでしょうか。


 そのcuusooが、4月30日より「LEGO Ideas」に変更されます。
 http://lego.cuusoo.com/transition

 第三者要素はなくなり、完全にレゴ社のサービスとして取り込まれるいようです。
 事務手続きなども変更されるようなので、アイディアの提案された方はよく注意してください。
 
 大きな変更点として、「10000票達成までに1年間の期限」が設定されます。
 長期間かけて、地味に票を集めていくというスタイルが否定されるのはどうかと思うのですが。

 願わくば。
 もうちょっと枠を拡大して、「レビュウの結果、棄却」を減らして欲しいものです。
 また10万票でも良いので、新規パーツ(金型)含む規格も認めて欲しいように思います。
 
 何よりも「落とす理由」ではなく「通す理由」を見つけるようなレビュウ体制になりますことを。
(まぁ、過度な期待はまったくできませんけれども……) 
 
 
posted by 関山 at 15:14| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月27日

【cuusoo】さくれつ様のBTTF3の汽車型タイムマシン。10000票達成!


【作品紹介】さくれつ様のBTTF3の汽車型タイムマシン。楽しさと走行の両立。
 
 以前の紹介記事こちら。作品(製品化企画)に関するコメントはこちらで

 cuusooの当該ページこちら

 brickshelfこちら(画像多々)

 さくれつ様の提案のBTTF3の汽車型タイムマシン(アメリカでは「Jules-Verne-Train …… ジュール・ベルヌ・トレイン」と称される)の企画が、無事cuusooでの10000票を突破しています。

 すでに製品化された同じデザイナー提唱のデロリアンと揃うのもインパクトのあることですが、実はcuusooで鉄道系の企画で10000票突破は初めてのことでもあります。

 版権系であっても、鉄道に関するリリースがあれば嬉しい……というのは、ハリポタやトイ・ストーリー、ローンレンジャーで触れてきた通り。この「Jules Verne Train」もその流れに乗れますでしょうか?

 なお、cuusooですので10000票を超えたあとのレゴ社レビュウが厳しいのはいうまでもなく。
 今回がやや有利なのは、すでに製品化されて大好評だった企画の延長にあることでしょうか……? 先例主義的には通したくなる企画ではあります。また、プロダクツデザイン的な考慮も有利でしょう。

 一方で不利な要素としては、BTTFでも知名度が低めのメカであること。
 また、cuusoo枠の商品としては異例のサイズ・規模になってしまうことも問題になるかもしれません。

 暫く先になりますが、レビュウ結果が気になるところです。
 製品化、願っております!

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 先のデロリアンはほぼ定価でなら入手できるようです。普通にamazon.co.jp扱いやらせめてクリブリ扱いは復活してほしいものですが。もう本国での品薄も解消してるでしょうに!
 パレスシネマは……ちょっと豪華な背景用に。映画版権キャラ飾るのには最適?

 Cuusooつながりで、「#21104 マーズ・サイエンス・ラボラトリー・キュリオシティローバー」は3月3日にamazon.co.jp扱いの再入荷があるようです。割引率6%なので、ちょっとシブチンですけど。
 
posted by 関山 at 13:50| Comment(5) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月13日

【レゴ[cuusoo]】規定変更。現実を追認する感じ……。


 情報源brickset「Cuusoo Guidelines updated」
 レゴcuusooで、投稿にあたっての規定が変更された模様です。
Brick Based Set Projects ONLY - Translation: No more parts, programs, apparel, tape measures, etc.
 ブロックベースのプロジェクトに限る。―― パーツの提案、プログラム、アパレル、テープメジャー(文房?)等は不可

One Project = One Set - Translation: No more "this is a new series of LEGO sets" projects.
 1プロジェクトは1セットのみ。―― シリーズ・テーマ的な提案は不可

No Minifigure Series or "Battle Packs" - Translation: No more requests for Star Wars and Super Hero figures without sets!
 ミニフィグのみのバトルパック的提案不可。

No Company Logos or Team Mascots - Translation: No more Purdue Petes or Android Bugs.
 企業ロゴや(スポーツチーム等の)マスコット禁止 ――例えばgoogleのアンドロイドキャラなど

Only Use Authentic LEGO Parts - Translation: No more custom minifig elements. (This could be very bad news for the Muppet project.)
 使っていいのはレゴ社の既存部品のみ ―― ミニフィグなどで新規金型を要する部品は不可
 いい加減な訳は管理人によります。

 はっきり言ってしまえば、「現実に対応した」という感じでしょうか。むしろ、遅すぎた?
 これらは何れも過去に棄却されたり、大幅に企画修正を迫られたものばかりですから。
 また、新規のパーツやフィグパーツ、或いはパーツそのもの提案など、新規金型が絡むものもNGと。これも棄却要因でしたよね(希望をもたせた罪は重いと思いますよ……)。

 企業ロゴがダメっていうのも、一般の版権交渉より面倒だからなんでしょうか。というか、レゴ社が自社ブランドの維持のために「コラボする先を選びたがってるから」という感じがするというのは偏見かしら?
(ほとんどの世界的大企業はレゴ社が自社ロゴつけた製品造ってくれるなら、両手上げて許可出すでしょう)

 なお、普通の「版権物」は大丈夫みたいです。まぁ実在メカでも商品化許諾必要な世の中ですし、既にBTTFって版権物企画製品化しちゃってますから今更NGってわけにもいかないんでしょうね。
 

posted by 関山 at 17:55| Comment(4) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月10日

【レゴ製品(cuusoo)】10000票達成、日本の古建築


 taxon55氏提案の「日本の古建築(Japanese old style architecture)」がcuusooでの10000票を達成しました。キャラクターもの、版権物、メカものでないところでの10000票達成は珍しく、注目されるところ。

 提案されたのは
「武家屋敷」「神社」「温泉場」(銭湯というには大規模)
 の3点。

 どれも素晴らしいモデルです。多少高くても欲しい! と思わせます。
リンク先ご覧になるの推奨。自分が投票したときより遥かに立派になっていますから)
 何より、かう゛ぇ氏やJOKER氏の造られるような和風モデルが製品になっていれば誰にでも手が届く、理想じゃないですか。
 また、嘗てのNINJAや今のNinjaGoと違って、真面目な日本文化的題材というのが望ましい。
(無論、日本のマンガやアニメ、ゲームといった文化も素晴らしく、その意味でゼルダが棄却されてるのは納得いきませんけども)
 世界的に見れば純和風のエキゾチックさは十分な魅力を放つでしょう。
 同じ意味で言えば、フィグスケールの世界の町並みシリーズなんてあっても良いのでしょうね。


 ただ、所詮は「あのcuusoo」……。
 市場性がないとか適当な理由つけて棄却してきそうな気がします(こういう面では版権系は楽でしょうね、「版権交渉に失敗した」で済みますから)。あんまり前向きに希望が持てないのも事実です。

 この辺、愚痴りだすときりがないのですが。
 ちょっと10000票の重みが軽視されてることとか、レゴ社が売りたがってるものと、ファンが欲しているものの齟齬が気になってるのです。
 せめて後者を反映する場として、cuusooの枠は商品化枠は拡大してくださいよ!
 
posted by 関山 at 23:36| Comment(6) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月12日

【レゴ製品(cuusoo)】「Mini Shop Series」10000票達成。しかし……。


 http://lego.cuusoo.com/ideas/view/15229

 cuusooに提案されていた「ミニショップ」が遂に10000票達成! 応援していたプロジェクトゆえ、達成は嬉しい。まぁ、ここからの意地悪としか言いようが無いというか、そもそもcuusooという企画のレーゾンデートルを壊しかねない(※)容赦のないレビュウに耐えられるか否かというのは大きな問題なのですが。
 
 ※:4件中1件しか通らないんですからね。あれで醒めた人多かったと思います……。

 で、問題はレビュウだけではなくて。
 1000件/5000件達成時のレゴ社のコメントなのですが、これはちょっと酷いのです。
候補やオプションが色々用意されていて、ライセンス契約時にいいですね。 ただし、プロジェクトが審査に進む際には、単一のSKUに集中することを予めご承知ください。

今一度ご確認いただきたいのですが、プロジェクトがレビューの段階にいくと、1つのモデルに集中することになります。(全部とても素敵なので、1つを選ぶのは難しいかもしれませんが)

 つまり、製品化される可能性があっても、アップルストア・セブンイレブン・マクドナルド・スタバ……の中の1つしか対象にならないってこと。
 あぁ、何もわかってない。この企画の趣旨を何にもわかってない!!

 誰もが知ってる有名ブランドが「揃って」「シリーズ化」されているところにこの企画のキモがあると思うんですよね。それが並ぶこと、またコレクション要素があることに魅力があると。しかし、その一部を切り離したんじゃ魅力も価値もガタ落ちでしょう。

 あの会社、外様の企画を受け入れるのってそんなにイヤなんですかねぇ。なにもブランドイメージ損ねる企画ではなく、この企画に関してはブランドイメージ・企業価値共に上げる可能性があるといいますのに!
 
 まぁ、一つでも製品化されたら欲しいとは思いますが……。
 できりゃ、この企画をAppleやマクドやスタバやセブンイレブンの広報の方がご覧になってることを願うのみ。あちらからのアプローチあれば、夢は開けるのかもしれません。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月26日

【レゴ製品(CUUSOO)】通すための企画じゃなくて、落とすための企画なのか?

 先週の話題で恐縮。
 CUUSOOで長いレビュウの結果、BTTFの企画が通ったのは大変に喜ばしいこと。
 しかし、他企画3つは余りにあっさり「蹴られすぎ」だと思うのです。

 通すための企画なら、実現可能な形にするための修正とか、デザイナーとレゴ社の間にある種の歩み寄りとかがあってもよいはず。レゴ社の並行企画に被るなら、そちらに組み込んだっていいでしょう(版権ロゴ付いたりはしましょうが)。
 
 でも「ゼルダ」「Eve-online」「ウエスタンモジュールタウン」に関してはその種の歩み寄りというか救済は十分になされたのでしょうか?


http://lego.cuusoo.com/ideas/view/6809
 「ゼルダ」で問題になった新規金型が必要なる件。多少の妥協を行えば、金型は最低限リンクの「耳+髪+帽子」だけで抑えることも出来たでしょうに。ゼルダ姫は……既存パーツの見立てとプリントで済ませる。武器群もやはり既存品の色変えで妥協できたように思えるのです。
 生産ロッドに関しても、それこそ相手は天下の任天堂キャラですから、或る程度の冒険もできたんじゃないでしょうか? ローカルな文化圏ではなく(例えば日本ローカルとかじゃなくて。それなら正直無理も分かる)、世界で人気なのですから。


http://lego.cuusoo.com/ideas/view/1787
 「ウエスタンモジュールタウン」は、「ローン・レンジャー」の10000番代としての引き込みができたはずなのに。
 無論、サンプル品のクオリティはあまりに高すぎるもので10000番代といえど、製品にそのまま使えるものじゃないでしょう。ですが、そこを「製品」に落としこむ妥協のような工程というのはアマチュアの提案者と言うよりは、プロであるレゴ社デザイナーの仕事のような気がしてなりません。それなしで、サンプル品に余りに気合が入り過ぎていたことでレビュウ落ち対象にされるんじゃ……。
 そもそも投票した側だって、あのクオリティのものが出てくるなんて思ってもいなかったでしょう。
(個人的にはどんな形で製品としてダウングレードされてくるのかが楽しみでした)


http://lego.cuusoo.com/ideas/view/11619
 「EVE-onlone」はコメントしにくいです。でも、あのテイストを何時か先の宇宙シリーズに組み込むことを約束するってことはできたと思いますが。

 註:各プロジェクトページには「却下理由(日本語あり)」が付されています。


 そんなわけで。
 今回のcuusooのレゴ社レビュウに関しては「落とすための企画」というニュアンスが大変に濃かったと申さざるを得ません。cuusooを「通すための企画」と考え支持してきたファン(即ち、レゴの高額製品の主要顧客層)の期待は裏切られたと。況や、これまでは「1000」「1000」「10000」で全て製品化されてきて「通すための企画」としてのイメージができていたはず。

    
 これじゃ10000票を超える企画が増えるに従って手のひら返し? とも取られかねません。

 もちろん、際限なく企画を通して製品化したら「非常に良くない」ことは想像にするまでもありません。
 しかし、既に4点まで絞られていた企画の中から1点しか通さないというのは!
 これじゃ「レゴ社にとって通常のラインナップに入れても良いくらいの企画」をたまたまピンポイントで当てない限り無理って意味じゃないでしょうか?

 まぁ、仮にもレビュウである以上、4点すべての企画が通らなくてもいい。
 でも3点が……せめて2点の企画通っていれば。cuusooはここまで希望を失わせずに済んだと思うのです。
 
posted by 関山 at 20:55| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月20日

【レゴ製品】CUUSOOのレビュウ結果(BTTF、ゼルダ、モジューラーウェスタンタウン、EVEオンライン)

 予定通り、本日23時に発表されました。


http://youtu.be/bnWPcP4f7uw
 ビデオメッセージがメイン。
 但し、英語のヒアリングに自信がない人(管理人も含)向けにテキストも上がっています。以下引用と機械翻訳。

EVE Online Ships – Rifterby czar
The supporters we received for the EVE Online Ships – Rifter project allowed us to examine the feasibility of another gaming-related product. However the Rifter presented a more challenging business case when considered alongside other potential products in this Review period. Therefore, the LEGO Review Board has decided that this project does not meet the requirements for the business case.
我々はEVE Onlineの船のために受け取ったサポーター - Rifterプロジェクトは、私たちは別のゲームに関連する製品の実現可能性を検討することができました。このレビューの期間内の他の潜在的な製品と一緒に考えたときしかしRifterはより挑戦的なビジネスケースを提示した。したがって、レゴ審査委員会は、このプロジェクトがビジネスケースの要件を満たしていないことを決定しました。

Modular Western Town by mb_bricks
The Modular Western Town project conflicts with an ongoing project at the LEGO Group. As a result, the project does not meet the business case requirements and has not passed the LEGO Review.
レゴグループで進行中のプロジェクトとモジュラーウエスタンタウンプロジェクトと競合しています。その結果、プロジェクトには、ビジネスケースの要件を満たしていないとレゴレビューに合格していません。

The Legend of Zelda by MINGLES
The Legend of Zelda project shows broad support among gaming enthusiasts . This project has provided great inspiration and concept work for what could be a very nice product.
However, multiple new element moulds would be required to create the minifigures for such a product, and the expense of these moulds means that the Legend of Zelda project does not pass the LEGO Review on the basis of the business case.
Please note: If a project does not pass the LEGO Review please do not interpret that as an indication that we will not consider similar projects in the future.
 ゼルダの伝説プロジェクトは、ゲーム愛好家の間で広範な支持を示しています。このプロジェクトは非常に素晴らしい製品であることができるもののための素晴らしいインスピレーションやコンセプトワークを提供してきました。
 ただし、複数の新しい要素型は、そのような製品のminifiguresを作成するために必要な、これらの金型の費用はプロジェクトゼルダの伝説のビジネスケースに基づいてレゴレビューを通過しないことを意味するであろう。
 ご注意:プロジェクトが通らない場合はレゴレビューお願いは解釈しません、我々は将来の同様のプロジェクトを検討しないことを指標として。

 要は、EVE-ONLINE、モジューラーウエスタンタウン、ゼルダの伝説は「ダメだった」ということ。
 ウエスタンタウンは進行中のプロジェクト……ローン・レンジャーとの被りが問題になったのでしょう。いや、それこそローンレンジャーで10000代街セット出してくれれば済む話なのですが……。
 ゼルダは版権上の問題はなかったようですが、「新規金型」のコストがネックになったようです。
 
 さて、残るバック・トゥ・ザ・フューチャー(デロリアン)は「製品化決定」です。
Back to the Future DeLorean Time Machine by m.togami* and Sakuretsu
After analyzing the supporters of the Back to the Future project, we learned that this product has a broad, worldwide appeal. The model presented in this project is built very closely to the LEGO Group’s design standards and has therefore provided a strong base to design the final product. It has a high play value and it fits well with supporters’ price expectations.
For these reasons, the Back to the Future project has passed the LEGO Review, and has been selected for production as the next LEGO CUUSOO set. The final product, pricing, and release dates are still being determined.
今後のプロジェクトに戻るの支持を分析した後、我々は、この製品は幅広く、世界中の魅力を持っていることを知りました。このプロジェクトで提示されたモデルは、レゴグループの設計基準に非常に密接に組み込まれているので、最終的な製品を設計するための強力な基盤を提供してきました。それは、高いプレイバリューを持っており、それがサポーターの価格予想とよく合う。
これらの理由から、今後のプロジェクトに戻るには、LEGOの審査を通過しており、次のLEGO CUUSOOセットなどの生産のために選択されています。最終的な製品、価格、および公表日程は、まだ決定されています。
 やはりサンプルモデルの出来の良さ――プロダクツ的な意味での――が評価されたようです。またレゴ社の慣れた「映画版権」というのも後押し。世界に通用することも大事なようです。
 
 型番・品名は「#21103 Back to the Future Time Machine」と決定。発売時期は2013年の中頃とのこと。

 先ずは、さくれつ様、おめでとうございます。夢がかないましたし、Cuusooの製品化4プロジェクト中、3つが日本発というのも誇らしい話です。


 画像はcuusooのプロジェクトページより。提案者のサンプルモデル。
 さて……製品はどんな感じになってくるのでしょうか?
 

posted by 関山 at 23:17| Comment(5) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月19日

【レゴ製品】CUUSOO関連、明日(20/木)23時にレビュウ中題材(BTTF ゼルダ他)の発表ある模様

 情報源、bricksetのNEWS。

 CUUSOOに提案され、10000票の達成後に長いことレビュウ中になっていた4題材。バック・トゥ・ザ・フューチャー、ゼルダの伝説、Eve Online、モジューラーウエスタンタウン に関して、明日木曜日(GMTで14時。日本時間で23時)に何らかの発表がある模様です。



 今のところ、コメントはし難いです。ただし。

・BTTFに関しては映画のほうで何か動きあれば、それに乗じて何かありますかも。でも、世界的な知名度の高さ考えると可能性は高そうに思えます。棄却される理由が思いつきにくい。

・ゼルダは……ビデオゲームの方では、最近はレゴと任天堂は歩み寄ってますからその関連なら?
 例えば、ゲームの限定版にミニフィグ+αのミニセット付けたりするのは現実的でしょうか。
 完全な棄却も、或いは「ビデオゲームとブロックの組みあわせによる新シリーズ。新ジャンルの開拓」というところまで可能性が両極端に考えられます。

・モジューラーウエスタンタウンは「ローンレンジャーの#10000代」としては現実的かもしれません。先に出てきたローンレンジャーの製品ラインナップ的にも、違和感が無さそうですし。
 ただ、製品として、サンプル画像のクオリティが維持できるのかは気がかりです。
 

posted by 関山 at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月25日

【cuusoo】これは欲しい! 「Mini Shop Series」

 このカテゴリも久々に記します。久々になってしまったのは……。

 ……やはり、幾つかのプロジェクトが棄却されたのは「勢いに水をさした」感があったと思うんです。また、決まったプロジェクトも何時までも「レビュー中」で続報なし、というのはちょっと……。

 ただ、一時ほどの熱い注目はなくなってきたものの、まだ幾つか注目すべきプロジェクトはありますし、順調に票を伸ばしてはいるのですね。

 少し前にエフ様のところで紹介されていたので知ったのですが、これは実現して欲しいです。


http://lego.cuusoo.com/ideas/view/15229

 見てわかるとおりの「実在商標を取り入れた、小さなお店」です。リアルさよりはマスコットとしての可愛らしさに力点おいたモデリング。「製品デザイン」としてもまとまりがよく、多くの方に(レゴのファン以外にも!)受け入れてもらえそうな雰囲気。小規模に押さえていますので、価格だって現実的なものにできるでしょう……。
 何より、今の「City」には欠如している要素が濃厚につめ込まれているのが嬉しい。また、Friendsでカフェや化粧品店のような展開は本格化するかとおもいきや、あんまり商店シリーズは続いていないのは承知のとおりです(あんなに「パークカフェ」売れてるのに何故?)。
 その意味で、このシリーズは「City」「Friends」へのユーザーの潜在的不満を解消する力、持っていましょう。

 現在2285票です。4月30日提案ですから、そこそこのスピードですね。
(無論、そこで「ほっといてもなんとかなる」と思っちゃいけません)


 おなじみの世界的チェーン展開の喫茶店。最小限の規模にお店のアイデンティティを詰め込んでいるのがわかります。
 リアルなお店じゃない? そういうニーズあればモジュール企画の建物に「移築」すればいいのです。
 プリントシール自作すれば持ってる部品で自作できる!? それは事実かもしれませんが、このサイズのパッケージが存在することに製品としての「意義」を感じるのですね。パッケージングというか、製品としての魅力といいますか。


 上にあがっていないサンプル。レゴショップとダンキンドーナツ。
 後者は1990年代までは日本にもありました。

 この企画、障害になるとしたら商標企業の許諾だけでしょう。しかし、この種の企画にNOという企業法務部(知財部)がいたら相当に「アホ揃い」の集団ですよね? レゴとのタイアップがイメージアップになることは間違いありません。つまり、障害は外にはないと。問題はレゴ社内部にあり?
 その段階(社内レビュウ)に至る、10000票達成を願ってやみません。
 

 
posted by 関山 at 23:59| Comment(4) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月28日

【レゴ製品(cuusoo)】できることとできないこと/報酬制度(!)/ガイドライン

 勢いのあったプロジェクト(ゼルダやBTTF)が10000票達成し、レゴ社のレビュウに入ってしまったこと。
 また、幾つかのプロジェクトが「棄却」されてしまったこと。

 そのためか、cuusooの勢いが今は落ち着いているようです。
 或いは、あまりに加熱しすぎた勢いが適切なところにコントロールされているのかもしれません。

 そんなcuusooに、日本語でのガイドライン記事が追加されています。

http://blog.cuusoo.com/LEGO/staff/2012/06/05135010.html
 2012年6月5日「プロジェクトガイドラインとハウスルールの更新について」
 ここからのリンクは更に興味深いです。以下参照。

http://blog.cuusoo.com/LEGO/staff/2012/05/08191023.html
「ブランド規格:適切なLEGO製品とは?」

 主要部分を引用します
LEGO社はすべての年齢に対応する組み立て玩具を販売しています。(中略)LEGO社は、大人向け製品を制作する際、手がけるすべての製品は子どもたちや私たちに信頼を寄せてくださる親御さんたちに対しても適切であるため、細心の注意を払います。

LEGOは以下の項目に関連する製品は生産しないことを予めご了承ください。
・政治や政治的シンボル
・宗教にまつわること シンボル、建物、人物
・セックス、薬物、喫煙
・アルコールを連想させるあらゆる状況
・誹謗 宣誓
・死、殺害、血、テロ、あるいは拷問
・ファーストパーソンシューティングゲーム
・第2次世界大戦後のあらゆる武器や戦闘車両
・人種差別、いじめ、または虐待
 これは以前訳したものと同じですね。イコール、レゴ社のガイドラインでもあるのでしょう。

http://lego.cuusoo.com/guidelines
「プロジェクトガイドラインとハウスルール」
LEGO CUUSOO の仕組み
1.提案はご自身が考え出したものに限ります。
2.提案はご自身の作品で、他人のものではあってはいけません。
誰か他の人が所有する画像を、たとえ本人の許可があったとしても、プロジェクトの一部としてアップロードしないこと(後略)
3,提案者は18歳以上でなければなりません。
4.アイデアを商品化するために必要な権利をレゴ社に認めていただきます。
5. オリジナルなアイデアに対して、クレジットを与え報酬をお支払いします。
 この「報酬」への記述は興味深い。
 ご提案のアイデアは次のように分類されます。
a,オリジナルモデルアイデア。 提案されたLEGO CUUSOOプロジェクトが選ばれ、レゴグループがLEGOセットとして発売する場合、売上高の1%をお支払します。
b.オリジナルパーツアイデア。 レゴグループの決定に従い、製造されるパーツアイデアの報酬として、定額一時金をお支払します。
c.認可済み知的所有権に基づいたオリジナルモデルアイデア。
 提案のモデルが、第三者の知的所有権(例:Star Warsなど)に基づいたもので、ご自身で作品を完成させた場合、売上高の1%をお支払します。
 アイディアが実現した場合、サンプルモデルを貰えるだけはなく報酬の支払が行われるのですね。1%というのは(セットの単価やレゴの市場を鑑みると)小さくはない額です。

 また、逆説的に「新規のパーツを起こすこと」や「新規のパーツそのものの提案」「何らかの版権もの」も認めている由です。

どのようなプロジェクトが投稿できるのか
1.ふさわしいものである。
 (先のガイドラインとほぼ重複するので省略。但しアルコールに関しては「あらゆる状況」ではなく「現代の状況でのアルコール飲料」と言う表現ですが)
2.オリジナル作品のみ。
3.プロジェクトは製品コンセプトであること。
  新製品のコンセプトをプロジェクトとして投稿してください。LEGO CUUSOOはあなたの創作を展示するギャラリーではでありません。
4.絵や写真はOK。
5,過去のレゴ製品を復刻するプロジェクトの禁止。 終了したレゴ製品やテーマに対して、再リリースや「復刻」を要望するプロジェクトを投稿しないでください。
 復刻希望はダメなんですね。「9Vトレインモーター」辺りを復刻させようかと思っていたのですが(苦笑)。でも、新型の新パーツとしての「新:9Vトレインモーター(12Vのようにロッド穴付きで中間軸取り付け可能)」なら大丈夫かしら?
6.ライセンスを必要とするアイデアもOKですが注意点があります。
7.『LEGO』のロゴマークを使用しないでください。
8.ソフトウェアのプロジェクトはOKですが、MMORPGのプロジェクトは禁止です。
 版権ものは公式に可能。ロゴマークに関する注意。あとはMMO禁止。まぁ実際にレゴユニバースがコケていますから……。逆に言えばアクションゲームとかリアルタイムストラテジー、或いはMO形RPGならOKなのかしら? FPSは別のところで否定されてますが。

 以上。引用長くなってしまい恐縮です。
 費用のかかる新パーツが公式には否定されていないこと。また、版権取得の交渉は行うことはガイドライン上は定められており、一安心でしょうか。

 ただ、実際の運用はどうなるかわかりません。その意味で、現在レビュウ中のプロジェクトの結末は気になるところです。特に新規パーツが多くかつ版権取得が要される「ゼルダ」が実現するか否かは、cuusooの今後を左右しそうです。
 
 
posted by 関山 at 22:22| Comment(4) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月08日

【cuusoo】SWバケツはやはりダメ……。


 先日10000票を達成した「STAR WARS DARK BUCKET」ですが、懸念されていたとおり「レビューの結果、商品化できないと判断されました」。
http://lego.cuusoo.com/ideas/view/2674

 以下、当該ページのドキュメントの直訳(google)を掲載します。
LEGO CUUSOOで万サポーターに到達するための、スターウォーズダークバケツプロジェクトのサポートのすべての皆さんに向かって春にまず第一に、巨大なおめでとうございます! レゴスターウォーズ非常に人気があり、我々は多くの人がスターウォーズminifiguresの大規模な軍隊を蓄積することをよく承知しています。我々のチームは私たちのデューデリジェンスを行っており、我々のライセンスのために我々はminifiguresからほぼ完全に構成されるコレクションを解放しません。万サポーターは、この特定の概念のために来たので、レビューでプロジェクトを変更されません。そこで我々は、生産のためのスターウォーズダークバケツは、さらに考慮されません。我々は、この残念なニュースの旗手であることが申し訳ございません。 LEGO CUUSOO上のIP関連のプロジェクトを可能にした課題は、ライセンスの競合の可能性は、既存のライセンス、あるいは競争力のあるライセンサーのいずれかで、あるということです。それでも、それが開いていると可能性を可能にする、完全にIPベースの製品の可能性をシャットアウトするよりも、 "いいえ"道に沿って答えがあるでしょう知っているように優れていることを我々の見解です。 我々はすでにこのケースでは答えを知っていたので、今ニュースを共有するのではなく、このプロジェクトは資格がその下に秋レゴ・レビューまで待つことにしました。新製品の提案に自分自身を開くと、常に動作しません人気のあるアイデアを募集している。私たちは、スター・ウォーズダークバケツのようなと挑戦する機会のためのプロジェクトの背後にある精神に感謝しています。それは私たちが鋭いとLEGOレンガの将来に目を向けて保持します。

 直訳だとわかりにくいですが、やはり原因は「ライセンス上の問題」のようです。
 また、先に5000票達成地点での企画変更要請(「ブロックを基本とする要素を取り入れ、組み立て式のおもちゃとみなされる必要」「ミニフィギュア100体のセットとなれば、価格がかなり高くなるため(中略)フィギュアの数を減らす意識」)の受け入れがなかったのも原因かもしれません。

 今回はかねてから懸念されていたことではありましたが、Cuusooは思ったよりも壁が厚いようです。
 現在レゴ社のレビュウ中の「ゼルダ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「EVE-online」「モジューラーウエスタンタウン」はどうなってしまうのでしょう……。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月06日

【cuusoo】10000票間近。しかし別の意味で難しい?「Star Wars Dark Bucket」


http://lego.cuusoo.com/ideas/view/2674

 この記事揚げた地点で9899票。まもなく10000票で商品化確定のようなプロジェクトです。
 テーマラインもスター・ウォーズというレゴの既存ラインナップにのっているがゆえ、過去の幾つかのプロジェクトのようにあれこれの理由で棄却されることもない。
 順風満々のように見えます。何より99体のトルーパーというのは需要ありそうじゃないですか!

 しかし、このプロジェクトも難しいようです。以下、レゴ社公式コメント。

5,000票達成おめでとうございます

2012.04.17
haruさんへ

LEGO CUUSOOでStar Wars Dark Bucketが5,000票の大台を超えました。おめでとうございます。半分まできましたね!
これは 非常に 面白いコンセプトです。ただ、LEGOはStar Warsに関して、組み立て式のおもちゃのライセンスは取得していますが、アクションフィギュアのライセンスは取得していません。したがって、ミニフィギュアを集めただけのセットを発売することは、不可能でしょう。ライセンスの問題を考慮した場合、Dark Bucketのコンセプトをさらに先に進めるには、ブロックを基本とする要素を取り入れ、組み立て式のおもちゃとみなされる必要があります。
また、ミニフィギュア100体のセットとなれば、価格がかなり高くなるため、このセットの市場でのポテンシャルを狭めてしまうことになるでしょう。フィギュアの数を減らす意識を持つことが最善だと思います。
 ここで幾つか気になる事実が明らかになっています。
「LEGOはStar Warsに関して、組み立て式のおもちゃのライセンスは取得していますが、アクションフィギュアのライセンスは取得していません。したがって、ミニフィギュアを集めただけのセットを発売することは、不可能でしょう。」
 過去になんどか噂されたことはありますが、これが真相なようです。
 ただ、都合の良いミニフィグだけのパックがあるとブロックが売れなくなるので……という事情もあるのかもしれません。そのためにアクションフィギュアとしてのライセンスを敢えて取得していないのかも。

 ただ、この件に関する賛否は難しいです。
 古いレゴファンとしては「ミニフィグのひとり歩き」はやはり避けて欲しいですから。

 企画そのものは却下はされていないため、今後既存バトルパック的な方向……小型メカなど含んだフィギュア中心のセットにリファインされていくことになるのでしょうか? それでも「ダースベーダー×1 に トルーパーぞろぞろ(最低20体)」という基本コンセプトは変わらないでほしいものです。
 
posted by 関山 at 10:06| Comment(4) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月13日

【レゴCUUSOO】モジューラーウエスタンタウン・CUUSOOで10000票達成/鉄道との組み合わせとか


 9000票からの伸びが遅かったのですが、無事というか予想通りにCUUSOOに提案されていた「モジューラーウエスタンタウン」が10000票を達成しました。



 興味深いのは、先に10000達成の「EVE」「BTTF」「ゼルダ」はなおも「レビュー中」なのに対し、この企画は早くも「LEGO CUUSOO product」としてMinecraftやはやぶさ、しんかいと同じ扱いになっていること。版権交渉の必要がないのは一因でしょうが、実現確率はかなり高そうです。
(レゴ社コメント読むと、一応は「レビュー中」のようです。ただ、諸事情で流れた2プロジェクトと違い、拒絶する理由を見つけるのは難しいでしょうね)


 さて。
 問題になりそうなのは、この「作品」をどうやって「製品」のレベルに落としこんでいくかということでしょうか? また、ウエスタンはファンも少なくないとは思うのですが、需要が限られるような気もします(少なくとも現行のモジュールタウンよりは需要少ないでしょう)。
 ここでの現実との照らし合わせでどんな姿になっていくのか、興味津々ではあります。
 もちろん、レゴ社のデザイナーによって予想以上に良い物に化ける可能性もありましょう。


 それから余談。
 トレイン的には、オールドアメリカンの汽車が似合うのでしょう。カウキャッチャーつけた4-4-0とか。
 ただ、アメリカ古典機は好みの分かれるジャンルでもあります。正直、自分には馴染めません(カウキャッチャーが好きではないのです)。電車や電機はアメリカンも大好きですけど(笑)。でも時代は1920年代以降です。

 ここで気になるのは、こうしたアーリーアメリカンな街並みって何時の時代まで現役だったか……というアメリカ生活文化史的な疑問。もちろん意図的な保存や宗教上の理由ではなく、田舎町の当たり前の風景として。

 ここで日本やヨーロッパは話が簡単なのですが。
 近世の街並みなんて割と現代でも残ってますから。たとえば江戸時代をテーマにした日本のセットがあったとして、これに大正から昭和30年代位[いや平成でも可]までの電車を合わせても何の違和感もない。お城シリーズ系が今の欧州の表現に使えるのは云うまでもなく。
 対して、アメリカは資料がありそうでなく、わからなかったりします。

 で、1920年代の路面電車やインターアーバン(※)の全盛期までこの種の街並みが当たり前に残っていたというなら、或いは1940年代以降のディーゼル機関車の時代も、というなら話は簡単です。
 馬車も馴染めないので、できりゃ自動車のほうがいい。それもフォードTよりはもっと新しい。1950年代あたりの全盛期のアメ車とか。コカ・コーラの看板やバドワイザーのネオンも。

 この魅力的な街並みに、そうしたクロスオーヴァーは何処まで許されるのでしょう。木造ダブルルーフのボギー電車とか、流線型のディーゼル機関車、テールフィンつけた自動車はどこまでがOKで何処までがNGなのやら……? 鉄道模型のストラクチャーガイドとか調べてみる必要ありますかも。まぁこの種の勉強は苦痛よりも寧ろ快楽ですけどね(笑)。

※:都市間高速電車。街と街との間は普通の線路、街の中は路面走ることが多し。電車の形状は日本の昔のと大差無いです。理由は日本の黎明期の電鉄技術はアメリカ直輸入から始まったから。
 
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 「cuusoo」関係の記事が増えてきましたので、カテゴリを分離することにしました。過去記事もcuusoo関連は整理してあります。今後もこのカテゴリの情報は積極的に扱っていく予定です。
 
posted by 関山 at 02:09| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

【レゴ製品】cuusoo 今度は「ゼルダの伝説」が10000票突破。任天堂とレゴの歴史的和解なるか?


http://lego.cuusoo.com/ideas/view/6809
 5月4日金曜日の夕方くらいのタイミングですが、cuusooに提案されていた「ゼルダの伝説」の企画が予想通りに10000票を突破。製品化検討の段階に進みました。

 さて。
 「ショーン・オブ・ザ・デッド」とは異なり年齢や企画面での問題は考えにくいのですが、こちらはレゴ社と付き合いのない「日本のゲーム会社」という先が版権交渉先となります。版権交渉は行なってくれる雰囲気(上記コメント欄参照)ですが、ハリウッドやアメコミ版元のように進むかどうかは気になるところです。
(任天堂自体はまともな企業相手なら版権の出し惜しみはしてない印象ありますけれど)

 あと、レゴ社的に「ロード・オブ・ザ・リングと被るから」みたいな理由で流される可能性も否定しきれません。いや、全然別物だろ! と思いますけどねぇ。

 個人的には「日本初コンテンツ」でのレゴ化は大変に嬉しいことであり実現を願っています。
 ファンタジーは正直洋モノより和モノ(日本風という意味ではなく、日本で解釈された西洋風ファンタジーという意味)の方が好みですし。そして何より、かつてレゴ互換品を勝手に作ってしまった任天堂が、レゴ社に版権提供を行うという歴史的和解も感慨深い(まぁ、今更蟠りは両者ともにないと思いますが)。
 それから、家庭用ゲーム機のファンをレゴに引っ張り込むという新市場開拓というレゴ社的に美味しい面もありましょう(そのメリットに気がついてくれ、頼むから!)。

 なんであれ、この企画が実現すれば、何かが変わりだすような気がします。
 世界一の家庭用ゲーム機メーカーと、世界一のブロック玩具メーカーの英断に期待しましょう。この2つが手をくみゃ面白いことは起こるはず……。
 

 プロダクツのイメージ。製品規模として割と現実的な提案です。
 
posted by 関山 at 03:38| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月29日

【レゴ製品】おめでとうございます! バックトウザフューチャーCUUSOOで10000票達成!


http://lego.cuusoo.com/ideas/view/96
 今月24日に9000票を突破。その後別企画の10000突破やら、また別の企画のキャンセルやらありましたが……。それでも、9000票超えれば時間の問題! 「Back to the Future(BTTF) - DeLorean Time Machine」の提案が本日10000票を達成しました。これからレゴ社のレビュウを受けねばならないため商品化決定というわけではありませんが、かなり実現に近づいたことは確かでしょう。。

 ご提案のm.togami様、お疲れ様でした。
 あとは順調にプロジェクト進むこと、そして素敵な製品になることを願っております。




 素敵で趣味の良いカスタムフィグ精細なモデルリング。このサンプルモデルあっての10000票でしょう。どこまで再現されるか気になるところですが、デロリアンのデザインそのものは製品として不可能には見えないものですよね。



http://lego.cuusoo.com/ideas/view/6809
 さて。「ゼルダの伝説」も順調に票を稼ぎ、現在7278票達成!
 「BTTF」はアメリカンコンテンツへの日本からの提案、そして「ゼルダ」は日本初コンテンツへの海外からの提案というのがとても対称的……こちらの実現も願ってやみません。
 レゴと任天堂の歴史的和解も何か新しい未来を開くような気もするのです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月28日

【レゴ製品】Cuusoo ショーンオブ・ザ・デッド、商品化断念


http://lego.cuusoo.com/ideas/view/7451
 残念なお知らせです。
 3月末にcuusooで10000票を達成した「ショーンオブ・ザ・デッド」の商品化断念。

 理由ですが、版権交渉が失敗したため……ではなく、元作品の対象年齢的にレゴ社の規定上NGになってしまったためのようです。
LEGO CUUSOO gives the opportunity to submit product ideas, however all LEGO products, regardless of age target, must be content appropriate for our core audience. With this in mind we have decided that – good though the model is – the film Shaun of the Dead contains content that is not appropriate for our core target audience of children ages 6-11.

<上記直訳(google)>
LEGO CUUSOOは、年齢に関係なくターゲットの製品のアイデアしかし、すべてのLEGO製品を提出する機会を与え、当社のコア読者のために適切な内容でなければなりません。モデルでもいいが - - 死者の映画ショーンは、子供の年齢6-11の当社のコアターゲットオーディエンスのために適切ではないコンテンツが含まれていますこのことを念頭に置いて我々は決定している。
この対象年齢の問題は難しそうなもので。
 R-18(NC-17)は論外、R15もダメなのはわかるのですが、それ以外の「一般作品」でもレゴ的にはNGにされる可能性があるのは厄介か……。

 参考:映画のレイティングシステム(wikipedia)

 レゴ社的に「PG」は大丈夫なようですが、「PG-13」はギリギリのラインなのでしょうか。ハリーポッターの4/5作。SWの第6作は「PG-13」なんですが、あれはシリーズ全体での評価だから許容されているのでしょうか……その辺はよくわかりません。

 まぁ、よくよく考えてみたらあの会社にはMPAAより厳しい?倫理基準あるのを忘れがちですよね。「現行の武器兵器NG」「宗教NG(多分)」のような。最近緩みがちなので(苦笑)、つい意識するのを忘れがちですけど。

 

http://lego.cuusoo.com/ideas/view/96
 9700票達成の「バックトウザフューチャー」は大丈夫ですよね……多分。
 
posted by 関山 at 12:03| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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