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2022年10月20日

【鉄道作品日本形】流線型電気機関車EF55。不可能を可能にしてみた。




 「着手3日目にして。完成」
 1936年に3両のみ製造された流線型電気機関車。あまりにも有名な。

 しかし扱いにくい機関車であり、1960年代前半に休車、廃車されてしまったのでした。
 1985年ころから保管されていた1号機に手が入りだし。そして1986年には奇跡的な復活。2000年ころまでは本線走行も多々みられ、多くの人の記憶に残ったのです。

 今は、大宮の鉄道博物館に収まっております。
 

 さて。
 超絶高難度の題材に見ゆるEF55。実は不可能ではないのです。
 すでにMIZUKIさんの偉大な作品がありましたから。


2021年5月9日記事
【作品紹介】mizuki様のEF55 最新版にして、完成版?

 

 この作品、mizuki様があまりに多忙なままで。ずっと拝見する機会に恵まれないままです。
 
 仕方がないので、手許に1両自分で造ってみよう……とおもったのでした。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆




 着手1日目 一晩で此処まで。


 側面のラインはすべてを再現すると重くなるので、部分部分を表現して脳内補正に委ねる。前面のV形ラインは敢えて直線に割り切り。


 そして、意外と複雑な造形を捉えようとしました。
 ボンネット、丸く盛り上がってる部分あったり、直線的に斜めな部分あったり。

 なるべく、拾ってみようと。

 前面窓は真ん中の窓柱をレールプレートにすることで彫りを深くする。これは最近拙作の流線形・半流線形作での定番表現です。

 足回りは先台車の第1軸を小径輪にすればなんとかなる……と深く考えていなかったです。そしてそれは正解。

 この地点では、サイドのスカート部分の微妙な裾絞りの表現も考えていたりしました。形にしてみると変でしたが。こういうのは試さないとわからない。


 なんとかなる! とは思いましたが。違和感がまだ仕事してやがります(笑)。


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 着手2日目。
 
 足回りを完成させます。実物どおりの2C+C1です。いや旧型電機のおなじみでCの部分は事実上A1Aですが。トレインモータにダミー車輪ですね。

 この地点でサイドのスカートは断念。ただ、車体裾は実物どおり客車と揃う位置にしています。要は電車や客車と同じ裾位置です。
(新型電機は1プレート、旧型電機なら2プレート上げるんですよ車体裾)


 前頭部も微修正。前面窓の角度を少し立ててボンネットを1プレート下げてます。
 標識灯(尾灯)の位置を中寄せから、やや外寄りに。

 ボンネットの丸み表現もやや増やす。
 

 サイドビュウ。これで、ほぼ、行ける! と確信。



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 着手3日目。仮完成!
 側面も作り上げました。側窓は1x2ブロックのママだと物足りないので、上に濃茶のプレート足してます。側ルーバーは敢えて新濃灰に。

 前頭に関しては、裾の絞り込み部分をツライチに。すっきり。仮に効い色にしてたV帯も灰色(銀色)に揃えます。
 サイドのラインも少し付け足し。


 これでいい感じ……。思いきや。

 画像見せたひろどり氏より、台車枠と車体のあいだが空いてるので、側面スカート撤去後(1950−60年代の姿)に見えると指摘。

 あの時代は流石に哀れに過ぎる姿なので不本意。


 台車枠を技術的に可能な範囲。0.5プレートでも上方に持ってきた由。
 これは1x10プレート使いましたが、流石にイマイチで、更に修正します。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆






 着手3日目。完成です。

 件の台車枠はポッチつきタイルで巧く処理しました。


 なんとか、自分のイメージ通りにはなりました。

 前頭部の連結器は出した姿なので、1930年代の第一線級の時代か。或いは1986年の復活後か。どちらも見立てできましょう。


 どの角度から見ても満足です。

 あぁ、頑張ってみてよかったなぁ、と。


 サイドビュウ。


 第二エンド。

 こちら側の顔が好き……っていう意見も聞きますよね。同意です。


 なので。まっ平らな無愛想にならないよう配慮しました。
 微妙な丸みがあるのです。あと、ハシゴが目立つんですよ。

 作品では、流線型側をダミーカプラーなのでこっちを前に列車牽かせるのが無理なのですが。しかし。簡易カプラー頑張って第二エンド先頭もやってみたいなとか思うのでした。


 戦時型のEF13と並んで。


 流線型の華やかな時代から戦時体制は一瞬のことでした。

 EF13は単独だとこれはこれであり、なのですけども。
 しかし華のあるEF55と並ぶとドキリとさせられます。



 まぁ。面倒なこと考えずに1980年ころまで両者とも原型で働いてた……という設定にしておきましょうか。

 思えばF級旧型電機のコレクションも
 EF58標準、EF58青大将、EF58 61、EF10 24、EF50、EF57、EF13、そしてEF55と充実してしまいました。電気機関車の機関庫ジオラマとか考えたくなってきます、蒸機とは違う世界観なのですよね。



 さて。余興です

 多くの鉄道模型では通過曲線に設けざるを得ないEF55なのですが。
 拙作、意図せずに?R40の標準カーブは通過可能です。

 オーバーハングは飛び出しますし(架線柱なぎ倒し?)、お世辞にもみっとも良くはないので、せめてR56以上は、理想はR88以上推奨にしたいですけどね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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