既に現代中国題材の製品が幾つもリリースされてるのですよね。
そして、ついに出てきました。
情報源は機関助士様のツイートより。
販売はこちらです。
約14000円、この種の互換品にしてはちと高め。送料は1600円ですね。
追記:Aliexpressの方が少し安い模様。12600円程度で送料込。
さて。
政治的には考えさせられてしまいますね。
いや、当の中国が売るんだから何の問題もないんですけど。
でも、あちらには「媚日」って言葉があって……政治的に面倒くさいらしい。
いいのかなぁ……的な。
(尤もあちらのプラモメーカーは日本軍もの普通に売ってますけども)
その一方で。
日本企業が日本市場向けに売る「あじあ」の模型は気にならないんですけどねぇ。カツミのHOゲージとか、マイクロエースのNゲージとかそこそこ数は出てるはずです。況してや個人の作品なら大歓迎です。というか自分だって造りたいですよ満鉄形は。
さて。
めんどくさいことぬきに製品としてみてまいりましょう。
よく「ホントは何色だったのか?」と揉める機関車の色は黒解釈です。明るめの青という人もいりゃ、紺色に近いという人もいうアレですね。
黒に白帯は、一時期の保存機で見られたものです。
「戦後」の姿に関しては諸説がありすぎます。
約8幅。大きいように見えてあのエメラルドナイト(フライングファットマン!)より少し大きい程度です(笑)
流線型の造形自体は非の付け所がありません。グリルとか、ステップとかパシナの抑えるべき部分抑えてるんですよね。
ちょいとしたツッコミどころはナンバープレートの「アジア757」ですね。
ここは「971」とか「SL751」とかでお願いしたかった……。
付属品。動力系はPF-XLモータの互換品のようです。
バッテリーは受信機一体のもの。端子はPF互換ながら、PU的に使えるという中国互換品でよく見られるタイプ? スマホでの操作は色んな意味で不安ですけども、リモコンも付属してますので安心? です。
なお、水蒸気?の発煙装置も付属しているようです。
詳細? こちらの写真では前面にシールがなく、ラインをパイプのみで表現していますが、こっちのほうが上品かも?
動輪はBBB-XLサイズでしょうか?
従輪はBBB-Mサイズに見受けられます。
また、テンダや客車も含めて8幅です。互換品にしては高価なのも宜なるかな?
少し解説。特に違和感のない解説ですね。
偽満州国、位の表示しないと不味そうな気もするのは、気にし過ぎかしら。
戦後のことは触れてないです。
そして。気になる客車。誰がどう見ても「テンイ8」形であります。
造形が完璧に過ぎて言葉も出てきません(笑)。
3軸ボギー台車で、スカートを貼り下げ。丸い屋根。無論横組の側窓。マニアの造る作品そのもののクオリティなのですよね。
流線型の端の形状こそわかりませんが、期待しても間違いはなさそうな気がします。
いろいろ考えさせられます。
まぁ、深く考える必要もないのかもしれません。
個人的には、自分の作品としてパシナとあじあ号は造ってみたいのですけどね。
<追記>
メーカー制作の動画が情報量多かったので、キャプチャしたもの追記します。
テンイ8。想像以上の造形です。
個人の作品で、この品質に追いつくのも難しいかもしれません。
屋根端の大型部品の使い方もまたスマートです。
動画では内装などは公開されていませんが、期待しても良いのでしょうか?
。惜しむらくはテールマークと、「あじあ」のレタリングがないことでしょう。余談ですが、実物の1両が長期の放置による荒廃から見事に保存・復元に至っているのは驚かされることです。
パシナの造形がよくわかります。
サイドビュウ。約レール4本分の長さです。従台車やボイラ廻りの造形も良いのですね。
スライドバーは上下二段です。これなら滑りが悪くなる問題(10194 エメラルドナイトでは配慮がなかった!)も起こりにくいでしょう。
テンイ8のサイドビュウ。
台車の旋回に対してそれなりの配慮があります。
屋根上は、冷房の蒸発器点検蓋が表現されているんですね。
噴霧器搭載ですので、給水?風景
流石にここまで噴霧はされないと思うのですが……。
まぁ、過度な期待はやめときましょうのギミックでしょうね……?
他が良いので、ここが期待外れでも許されそうです。
カーブ走行は流石に無理があります?
いや、冷静に考えたら8幅のフルスケールモデルでR40走行できるものを造るのは凄く難しいんですよ。よくぞ。クリアしたものです。
aliexpressですと、少し安いようです。12600円位で送料込。
さて、どうしたものでしょうか。
本家より気になるパチモノ。
これも、困ったことではありますよね……。
(もちろん、本家のやる気の無さが、ですよ!)