
5月3日・4日のHMR2022に合わせて作った、4wlcならぬ、5wlcの5幅バスです。
車体は1950-60年代のメルセデス・ベンツ風に。
思えば、2014年の初の5幅バス試作品もメルセデス・ベンツ風でしたから、潜在意識の中で好きな車種なのかも知れません(笑)。
欧州では一般的なものであり、日本にもごく少数が輸入されていたようですね。

色は欧州らしいもの、とおもったら。気がついたら東武特急みたいな色に(笑)。
きっとトク500や、1700系の白帯特急から乗り継ぐお客さんを乗せるのかもしれません?
さて。中身のほうが気になる方も多いでしょう。
それならば。5月2日の夕方に取り掛かり、深夜に出来上がった、開発記をば。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ます。動作検証モデルです。
30分でつくりあげ、「これで行ける!」と確証。
左が後。右が前。
左が駆動用。右がステアリング用のモータです。
駆動はともかく、ステッリングはシンプルに割り切りました。戻し機能も無いので、ハンドル切ったら微小な操作で戻さねばなりません。輪ゴムなどで戻しは可能かもしれませんが、時間的制約であっさり断念。
なお、脳内却下したのは装軌車(キャタピラ)的な、左右独立駆動とかでした。
そっちに進んでたらどうなったんでしょうね?

とにかく。これで動くと。そしてステアリングも出来る。ラックピニオンなんて贅沢ではなくて、ゴムタイヤ摩擦って乱暴さですが。

裏面。
ステアリングユニットの取付と、あと駆動システムがわかりますよね。
駆動システムは12歯ベベルギア1:1ですが、モーター軸とタイヤ軸は1プレートずれています。これでモーターのロードクリアランスをギリギリ確保してます。
ズレてても動くのか?
動くんです!
それにしても実物のリアエンジンの位置……リアオーバーハングの床下に駆動モーターを押し込めてしまったのは愉快でした。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
然し……。
この検証モデルのあとが大変でした。
4幅のフレームと、5幅の車体の合わせ。関連付けが思いの外難しい。
何よりも苦戦したのが、ステアリングする前輪とホイールアーチの位置合わせでした。ホイールアーチはL形のパネル使って、ステアルングのメカを避けています。

完成品の裏を見せるのが早いでしょう。
検証モデルとは上下を逆に組みましたが機構に大差はありません。
受光ユニットは5幅の場合は収容場所に困るのですが、床下に押し込んでしまいました。

そんなわけで、片方の側面はこんな姿です。ぎりぎり許してもらえるでしょうか?
無論、受光ユニットを魔改造とかすればきれいに収まりますけども。
今回は、ある程度の純潔を守りたかった。もとい、ハンドコテとかで加工するのがめんどくさかったのです(おい。
なので、1箇所を除いて電気系部品は未加工なのですよ。

車内です。機器ぎっちり。いやケーブルぎっちり(苦笑。
切断できないケーブルやコネクタの体積に泣きました。
いつものナローゲージのときなんかは容赦なく切ってるんですけどねぇ。
右の方にコネクタが露出してるのは「どうしても収まりきらなかった」からなのです。

電池を外したところです。お馴染み、006P形のリチウムイオン充電池です。
この電池のスナップコネクタだけは、「魔改造」した部品です。
PFコネクタに、006Pスナップをくっつける。極性は現物確認(おいやめろ)。PF4芯のうち、外側の2芯(固定電圧)を使うのですよ! 内側2芯は殺していいです。

このコネクタの脱着がメインスイッチ兼ねてるのですが、片隅を軽く削ることで、コネクタの脱着を平易にしてます。ここに爪立てれば簡単に外れます・
006P電池は意外と保つのですが、受信機に電気流しっぱなしにするとあっという間にヘタりますので、使わないときの電源OFF大事ですよ。

電池外した車内。左手にステア用モータ、右に駆動用モータ見えますよね?
余るケーブルは結束バンドで固めました。そうしないとストレスで死にます。

ステアリングのアップ。現地改修後。
実はキレ角が大きすぎると、タイヤがホイールハウス内側に当たってしまい走行抵抗が激重になってしまうのです。
なので、ポチスロで微妙に角度制限入れてる由です。
#hmr2022 #4wlc
— 関山@浦賀☆6月11-12日JBF参加 (@houmeisya) May 5, 2022
RCバス動画。撮り直し版。
2日目はステアリング改良して、よりスムーズに操縦できるようになりました。切り返しでカーブ曲がるの楽しげ。
製作者以外に操作して貰っても大丈夫な安心感はメカものでは大事ですよね♪ pic.twitter.com/rrtIdjI3ms
肝心の走行動画、動作動画です。
この種の作品は「製作者以外にリモコンを渡して操作してもらっても大丈夫か?」
というのが一つの関門だと思うのですよね。
大丈夫です。クリアしておりますから!
これは操作してもらってるとこを製作者が撮影したんですよ。と。
リモコンは通常のテクニック用リモコンです(トレイン用ではなくて)。
片方をステアリング・片方を走行です。ステアリングは戻しが無いので、直進させるのは相変わらず、難しいのですけども。
それでも、5幅のバスがRCで自走するというのはこの上なく、楽しいのでありました。
無論。バス以外にトラック・トレーラーという夢も広がります。
装軌車両なんか一番向いておりましょう。戦車作品はさくりん様、たにえん様が実現されておられますね。関山も戦車作りたいですよ……!
動力はレゴPF互換のCaDAのマイクロモーターを9V角電池でかなりスコンパクトに出来ました。
— さくりん@5/22ひめたま祭 (@saku_rin) January 8, 2022
マイクロモーターながらパワーすごい。 pic.twitter.com/35WwgI5mhP
走行動画
— たにえん@6/11~12JBF (@Ravine_garden) May 21, 2022
CADAのマイクロモーター+PFバッテリーと受信機で走ります。砲塔の旋回機構も仕込みました pic.twitter.com/5r438KHw32
<付記>
cadaのマイクロモータについてはこちらも参照ください。
http://legotrain.seesaa.net/article/485361074.html
現在1100円くらいで入手できます。中国から直送ですね。
既に幾つも購入していますが、品質問題もありません。
でも。もし購入が不安な方は「カンザンブリック」での代行も可能です。
ご用命ください……!


