前回記事 2020年01月05日 2年越しの開発でしたとは……!
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恐らく最小の「動くモノレール」作品であります。
なんと4幅ジャストです。突出部もほとんどありません。
軌条幅も、1幅。1x2のブロックとプレートで構成された極限のもの。
流石に車体は「都市交通」というよりは、遊園地の乗り物を想定したかのような雰囲気です。こんなモノレール、1960−70年代の遊園地にはありましたよね?

4両編成で。2両目にPUハブ格納。3両目が動力車です。
魔改造されないのがたむちん様の流儀ですが、流石にPUハブにはステッカーで塗装表現を与えておられますね。
それでも、青白ツートンの車体は美しいものであります。
シンプルな造形に見えて、スカートの絞り込みとか凝ってます。

サイドビュウ。
これで危機の搭載や動力のつくりも分かりましょう。
それにしても、程よいサイズです。
遊園地的とは称しましたけども、軽便鉄道の代替としての跨座式モノレールなんて妄想したくなってしまうではありませんか。
(あ、ロッキード式……向ヶ丘や姫路にはその性格あったような気もしますね。向ヶ丘は軽便鉄道の代替でしたし)

重装備ではないインフラ、も嬉しいものです。
(ところで、走行軌道にレゴの4.5Vレールをそのまま使うのはどんなものでしょうか? コストや強度でメリットはありそうに思いますけども)
タモツ氏の、紅葉の公園エリアでのお披露目でしたけども。本当に似合っておりましたね。

動力部のアップです。
PU-Mモーターを避けるパネルの部分も、シール貼りで表現しているのですね。この程度の加工でしませているのに寧ろ驚かされます。
ギアフレームの露出は流石に抑えられておりませんけど、気になりません。ここに白か青を使えたらまた印象代わるかも知れませんね。

動力部。
モータ軸の12歯ベベルギア片で24歯のベベルギアダブルに伝え。
その24歯ベベルギアダブルは、車輪軸の12歯のベベルギアダブルに伝達。シンプル!
ギア比は最終的に1:1ですね。Mモーター使用の作品ではよくある速度になります。
なお、強度は相当確保されています。安心感!
ここへのこだわりはたむちん様らしいですね。
駆動は一軸ですが、特に力不足感は有りませんでした。自作動力系の「2軸駆動信仰」は考え直したほうが良いのかも知れません。

中間車は2軸と1軸の片持連接車です。
先頭車は1軸づつで、中間車ユニットに寄り掛かるつくり。
「1−2+1−1」と表示すればよいのでしょうか。

それにしても、このサイズでモノレールが成立するのには驚かされます。
自作モノレールの規格に、新しい1ページ、でありましょうね。

現状で走行はリモコンのボタン押しっぱなし……のようです。
ただ、センサーの内蔵は片方の先頭車に可能かも? となれば自動運転の可能性も見えてきます。
#hmr2022 #レゴトレ
— 関山@浦賀☆6月11-12日JBF参加 (@houmeisya) May 5, 2022
たむちん様のモノレール 4幅ジャスト!
公園を行く情景もまた素敵です。
良い意味で遊園地的な簡易モノレールでも有り、新しい魅力の提示になってるように思えるのでした。 pic.twitter.com/MA5llJaD1c
音が極めて静かですね。会話の方が喧しく(苦笑)。