先方の記事です
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12740590742.html
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12740759510.html

キハ22は嘗ては北海道の顔でした。
何処のローカル線でも活躍していた気動車。1958年から1965年までの長期製造されたもので、徹底した防寒構造のため、各線で重用されておりました。普通・準急・急行にまで。
JR北海道では1995年までに引退してしまいましたが。
キハ22は私鉄向けの同型車が留萠鉄道・羽幌炭鉱鉄道に造られています。こうした私鉄は大手炭鉱の(すなわち大企業の)バックアップがありましたから、立派な新車が導入できた由。
しかし、新製後すぐに閉山→廃線。3-4年程度で売却されてしまう悲劇。
捨てる神あれば拾う神あり。関東圏の私鉄は輸送力増強のために、炭鉱私鉄のまだ真新しい中古車に目をつけたのでした。
キハ22同型の車は、1970年ころまでに茨城交通湊線(→ひたちなか海浜鉄道)に集まりました。
そこで長く主力車両を勤め上げます。二重窓も旋回窓も不要ですが、そうした装備を残したまま、2015年まで現役であったのでした。
今も留萌の車と、羽幌炭鉱の車が1両づつ保存されているそうです。
また、留萌の車の1両ははるか遠く筑豊にて保管されていると聞きます。

アイン様の作品は、羽幌炭鉱鉄道仕様の車を、現在の保存車の姿……旧気動車色で制作されています。
国鉄のキハ22としては、新製当時は旧気動車色の車も居りましたので、そのイメージの復元なのですね。
つくりは、拙作のキハ22を参考にしてくださったようです。
http://legotrain.seesaa.net/article/461266110.html
前面の角度というか後退角が嬉しいです。
ディテール解釈などもバランスよく、観てて落ち着く作品です。
量産性も?考慮されているようなので、カラバリ展開であったり(国鉄車としても、羽幌炭鉱→茨城交通としても実にいろいろな塗り分けがあるんですよ!)、また仲間を増備する楽しみもありましょうね。
(まずは、一緒に保存されている留萠鉄道車でしょうか……?)
ところで。羽幌炭鉱鉄道車の特徴は旋回窓です。「1×1ラウンドバーを使用」とのことですが、「この手があったか!」という感じ。窓そのものはす通しですが気になりません。やはり、色々と応用ができそうに思います。

キハ40と並んで。
キハ40はキハ22を特設置換えたわけではありませんから、併存してた時代も長かったのですよね。

同じ北の気動車として、似合うのです。
このカラーリングでは無かったとしても、違和感がないのです。

定山渓鉄道の電車と。
北海道の私鉄車両同士です。
札幌と羽幌ではずいぶん距離があるような気がしますけども、キハ22を国鉄車に見立てれば? 顔を合わせた仲間でもあります(ちょうど旧気動車色の時代です)。


阿字ヶ浦駅で保存されている実物との、並び撮影です。
再現度の高さ、窺えます。
保存車の色は正確な国鉄色ではないようなので(贅沢言っちゃいけませんよね?)、アイン様の解釈も間違いではないと思います。この車に関しては、自分の好きな色調こそが正解では無いでしょうか?

この保存車両。会いに行きたいものですね。
この世代の気動車も、今や貴重になってきましたから。


