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2021年10月15日

【作品紹介】超豆茸様の東急大井町線・田園都市線の電車たち 1 8500系と9000系(9020系)




 大井町線と田園都市線は不可分というか、親子のような関係です。

 もともとあった大井町線。大井町−二子玉川。
 これが溝の口まで延伸されたのが戦時中。

 戦後の田園都市計画。それによって溝の口から長津田までを一挙に開業させたのが1966年。
 ここで、大井町線は田園都市線と名前を変えたのでした。

 1977年に、渋谷と二子玉川間の新玉川線が開業。嘗ての玉電の地下化でもあります。
 この地点では運行系統は「大井町−長津田方面」と「渋谷ー二子玉川」でしたが。

 1979年に、運行系統を大整理。「大井町ー二子玉川」と「渋谷−長津田方面」に分離。
 前者が大井町線として再分離したのです。

(それにしても。
 1966-1979年の。長津田から二子玉川、自由が丘を経て大井町への通勤通学は想像絶する距離感でありますよねぇ。大井町線は昔の路線で駅間距離短いのに急行もなかったのですから)

 さて。
 分離したのは良いものの、二子玉川を挟んでの直通需要は未だ残っておりました。
 それに対応するため、2000年代以降、大井町−長津田間の直通運行を再開します。今度は急行であり、利便性も高い。
 また、二子玉川−溝の口間の複々線化で大井町線の電車はすべて溝の口まで行くようになり、今に至ってるのでした。
(新玉川線も、田園都市線に吸収されています。そして、半蔵門線通して東武とも繋がってるのですがそれはまた、別の長い話であります)



 嘗ての主力。8500系。
 オールステンレスの前面切妻。リブの多いステンレス。如何にもな「昭和の電車!」

 田園都市線が未だ大井町線を含んでいた1976年に、デビュウ。
 地下鉄直通車として新玉川線にも重点投入されました。

 田園都市線の沿線人口が増えていった時代の車ゆえ、製造増備は長期大量に及んでいます。新玉川線−田園都市線の顔だった時代がとても長く。

 長期的には数を少しづつ減らし、やっと全廃の話が出ているようですね。

 なお長野電鉄・秩父鉄道・伊豆急行・ジャカルタへの譲渡車もありましたが、ジャカルタのものは引退してるようです。伊豆急行からもそろそろ引退話?


 超豆茸様の作品は、大井町線時代の5連。前面オレンジ帯です。

 田園都市線の余剰車が大井町線転用されたものでしたが、歴史的には実家に帰ってきたようなものでしたね。ただし、田園都市線よりも先に引退してしまいました。


 作品は、無機的な無装飾なボディを上手く再現しています。
 オールステンレスが東急の専売特許だった時代の象徴でもあるのですよね。
 
 銀色だけの車体ゆえ、側面の方向幕が良いアクセントです。

 前面は。
 シンプル故な難しさ! 1プレート単位の調整の上で、帯に貫通扉、そして灯火類を上手く収めています。特に標識灯(尾灯)周りがブラケットまで使っての微調整です。


 街の情景。関山には、自分が昔住んでいた自由が丘(の二子玉川より)を彷彿させる情景なのです。


 折り返しでシーサス渡るところ。
 大井町でしょうか?

 ミニマムでも、情景を想定させてくれるのが超豆茸様の流儀です。


 田園都市線の、赤帯。

 思えば、この姿で大井町にも、東横線の渋谷や桜木町とかにも入っていたのですよね。いや。もっと遠くに。
 東武伊勢崎線との直通した時代も結構長いのですよ。「スペーシア」「リバティ」やら会津行の快速とかと共演してたのです。
 
 余談ですが長野電鉄も赤帯ですから、元小田急の「ゆけむり」や元JR東の「スノーモンキー」との合わせも出来ます。

 そう考えると、とてつもない電車です。



「バァーーーー!!!
ブゥン!ブゥン!ブゥン!ブゥン!ブゥン!
ブゥン!ブゥン!ブゥン!ブゥン!ブゥン!
バァーーーー!!!
という引退間近で泣き叫んでいるような爆音で通過していく列車が,みんな大好き東急8500系です.」

 とのこと。上手くイメージ伝えておりますね。


 もっとも、関山にはまだ「新しい方の電車」なのですよ(笑)。

 東急のイメージ。今でも緑色の電車だったりしますからね、





 こちらは9000系電車。
 今の大井町線の主力です。5連。

 1985年から東横線に投入されたものが2005年ころから転じてきたもの。
 東横時代は特急・急行の花形でありましたが、今は大井町−溝の口折り返しの地味な存在です。
 なお。車端部のクロスシートを維持しているのも特筆されましょう。
(東横線時代は愛用していたものです!)


 9000系もまた、実用本位の真っ平ら。
 これを超豆茸様は、やはり1プレート単位の調整でうまく纏めています。
 
 角型の灯火は、1985年地点では新しい印象だったんですよ。


 リブの減った、すっきりしたステンレスボディ。


 二子玉川−溝の口間のイメージです。二子新地か高津か?

 ここは大井町線電車は、急行以外も通過運転するものがあります。


 やはり、自由が丘?



 こちらは9020系。

 9000系の田園都市線用2000系電車(初代)を、大井町線転用に当たって9020系と改番改称したものです。


 外見はほぼ同じなのですが、クーラキセの形状が違いました。
 4個独立の9000系と、少しは外見を気にしてか2個づつ纏めた9020系。

 なお、車内は全ロングシートです(残念)


 田園都市線時代は使いにくい車輛だったと聞きますが(地下鉄直通できず)。大井町線で無事、活躍できてるのでしょうか?


 9000系と2000系(9020系)同型車が、今は揃った大井町線です。
 

 


 8500系の動画です。


 こちらは9000系。


 9020系も動画コンテンツあります。


 完全引退が見えてきたり。また二線級になってしまった「昭和の電車」で話が長くなってしまいました。
 
 次回は、平成と令和の電車の話になります。
 (続)


posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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