機関車があって。
転車台があって。
建屋もあって。
でも、まだ物足りない? 大事なのは「附属設備」でありましょう。
給炭台。給水塔。アシュピット……。
機関区の情景を深いものにします。
いや。逆にもうせば、転車台や扇形庫が無理でも。こうした付帯設備があれば機関庫を成立させることができちゃいます。
肩のこらない世界観づくり、如何でしょうか。
給水スポート。ホースやら、支柱、補強などで解像度上げると、機関車もより見栄えがすることでしょう。作業台は必要でしょうね。
アシュピット。転車台を堀込むこと前提で、高さ2ブロック分。
灰落しの設備は蒸機時代では確実に必要なものでした。
そして、灰落としは重要な労働。
……埋込が無理でも、
ブラックアウトの処理でも造れるかもしれません。
給水塔。レンガの古典的なものです。
明治末〜大正の世界観を意識されたものですが、無論、昭和の蒸機末期でも似合うものでありましょう。
8x8のベースに。7ポッチ角の建物が、奇数幅の緊張感を上手く醸し出しております。扉や窓が奇数幅になるのもまた細密感。
表札などのアクセントも効いています。
タンクそのものは、2x4のカーブスロープ(93606)の組み合わせです。
柔軟に、無理なく円筒が造れる時代です。
屋根はφ10のレーダーディシュ 50990bのようです。供給がやや不安定なのが難ですが……。
アシュピットと給炭台、スポートの組み合わせ。
こういうところは、蒸機の末期まで余り雰囲気は変わっていないのですよね。
(大規模機関区のホッパーやガントリーがあるところはまた別ですが)
給炭台は小規模ながら、屋根まであるタイプです。
コンクリの脚が良い雰囲気であります。重い石炭蓄えてるわけですから、脚の頑丈さは必要なのですよね。
先のスポートとの組み合わせ。この雰囲気だけでも良いものです。
ここだけでも。ディスプレイ台として造ってみるのも良いかもしれません。