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2022年05月04日

【作品紹介】べこねん様の、ディズニーリゾートライン。モノレールのリアル志向

 レゴの自作システムモノレール。ずっと前は「走ればすごい!」でありましたのに、段々とクオリティが上がってる世界です。

 リアルを詰め。
 そして、それ以上に、技術的な中身も詰まった作品です。


 ディズニーリゾートラインは、2001年開通の、浦安近郊のモノレール路線です。
 システムとしては日本跨座式で、車輛などは日立製。
 運営やメンテが京成系の会社なのは言わずもがな。

 車輛の大胆なデザイン。側窓のミッキー形は鮮烈ですね。
 前頭部の流線型は……東京モノレールの初代車輛300形を彷彿させ、レトロヒューチャーな良さ味があります。モノレールのなんたるかをわかってる感。

 車輛は初代の10形が置き換えに入っており、現在は10形と100形の併用状態の模様。


 如何にもな、テーマパークっぽい雰囲気の演出が似合います。


 べこねん様の作品は、6両編成を4連で再現したもの。
 モノレールとしては珍しい7幅です。

 車体とレールの間の隙間がリアルですね。

 外見の流麗さ。ミッキー形の窓。
 波状の塗装の再現。そしてドアの凹みも再現。
 汎ゆる部分に、妥協がありません……。


 中身を、見て参りましょう。

 4両編成で、
「動力車+電池車+付随車+付随車」の構成です。

 走行はPU。ただしライト点灯は9V併用です。電気系はすべて純正品の改造無しなので、それも難度を高めておりましょうか。


 1両目。動力車です。
 他の方の設計とは違う。独自性が見て取れますね。

 PU-Mモータで駆動し、チェーンで落とし込む。
 ベベルギアで方向変え、ベベルギアの平ギア代用で(!)駆動輪に伝えるものです。ここは7幅ゆえの余裕?を上手く使っています。

 ガイドローラーは、既存の……ひだか氏辺りと共通します。
(ここはひだか氏の開発が偉大ですね)



 2両目。
 電池車です。PUハブ、上下逆に収めています。というより、車体の大部分が上下逆組のようです。

 ドアの凹みのため、車内にも余裕がありません。箱根細工的精密さ。


 3両目の付随車。ここにも電池があります。1980年代の006P用純正で9V端子タイプ。
 これはライト用の電源で、前後に供給されます。

 変換ケーブル介して、PF用LEDを点灯します。
 PUのライトの供給が良くないのと、PUに延長ケーンブルが純正にないので、9V併用せざるを得ないようですね。

 ブラケットで、7幅車内に4幅分の機器を納める空間を造ってるのがわかります。


 4両目の付随車(後尾車)。
 この車はライトのみです。

 4両編成で、動力車は1両のみ。
 ゆえに、通常の勾配等のない軌道の走行が前提になるようです。

 比較の意味で。ひだか氏のが急勾配前提で、動力車比率はより高めだったりしますよね。模型としての方向性の違いです。


 動力車の稼働の様子。
 チェーンを使っていますが、喧しいということはありません。割と静謐です。



 車体は、複雑なライン表現。前頭部の流線型と連結器周りの精細感。

 また、丸型のルーバーを再現した足回りが鮮烈であります。

 ドア窓も、楕円形なのですね


 屋上の空調機器。ブラケット使って1.5プレート厚というのはすごいコダワリでしょう。1プレ厚では薄すぎ、2プレ厚では分厚いですから……。



 さて、ここからはべこねん様の、制作中の様子から。

 最初の試作品です。流線型形状の詰め。
 斜めかつ角度の付いた表現に唸らされたものでした。


 最初期の動力系の検討。
 完成版とは明らかに違う機構です。


 動力の仕様が固まった頃の画像ですね。チェーンを使っています。


 動力車の内部。

 車内がほぼすべて上下逆に組まれているのがわかります。

 PU-Mモーターと駆動タイヤのクリアランスはギリギリであることもわかります。


 軌道桁。
 リアル重視で、灰色(新濃灰)のものを新造です。

 車体長さの関係で、カーブ半径はあまり小さくできないようです。そのため、円周軌道は将来課題とのことでした。
 センサー入れて、PUの自動往復運転もあり得るのかもしれません。
(尤も、実物は環状路線での運行でありますが)


 ドア! プレート単位で調整されたドアは、全部で8ユニット分に及びます。車体の塗り分けもありますから大変な部分です。


 連結部。Technicリンクでの連結。


 3号車の内部。強度確保は苦心されたようです。


 4号車(後尾車)。こちらは乗務員扉が付くという形状違いの再現あり。
 乗務員扉も、また凝った組み方です。


 両先頭車の比較。

 なお、以上制作記はこちらから。
https://twitter.com/bekonen7/status/1490832084469837825


 走行動画です。
 

posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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