
2012年に登場した、JR東日本E657系は常磐線特急のイメージをガラリと変えてしまうものでした。
いや、置換えられたE653系は、未だ古い車でもなく。
そして651系さえ古びてはいなかったのに。
ずいぶん思いきった新車導入と車種統一であったのですよ。
しかし。特急には新車ゆえの快適さと性能は必要なのです。
思い切った更新は歓迎すべき積極策でありましょう。その前後で上野東京ライン通じた東京駅・品川駅への直通も果たしています。
普通列車の刷新ともに、常磐線が大きく変わったのでした。
(それにしても。485系の、ボンネットの時代は遠くなリにけり……でありますね)

さて。E657系。
レゴ的には難しいと言われておりました。
いくつかCAD設計作は見ているのですが、いずれも苦戦し。そして実現に至るものも無いまま。
前頭部の丸みと黒ラインが克服しがたい造形であったのでしょう。

しかし。5udon様はみごとに不可能を可能に、叶えました。
1x2、1x3、1x4のカーブスロープとウェッジプレートで階段状に構成した丸みは、思いの外にスムーズであり、程よい「レゴらしさ」も醸し出すものです。
ウエッジゆえのポッチも気にならないもの。
裾部分の丸みは、7幅の車体断面に自然に繋がります。
前面の中央部。3幅で45度スロという古典と、カーブスロープという近代の合わせ技で滑らかに。
違和感がもしあるとしたら、「実物よりも格好いい?」ではないでしょうか。

ここにライト点灯まで。
ライトは純正の光ファイバーを使っているようですね。
x165って部品があったんですよその昔!或いは x400c12 (x400c20 x400c24 x400c25)か? 何れにせよ。昔のですが、昨今のライト事情で見直されたなら愉快です。そして
、綺麗です。
車体造形に関して続きますが、前頭部から側面への流れも良いのですね。
車体断面は独特の形状ですが、車体裾に灰色使っているのが巧いのです。側面下部の
タイルとポチスロ張りも、7幅として究極感があります。

屋根形状のスムーズさもわかります。近年供給の良い丸ブロックの良さ。
そしてタイル平滑処理の良さ。

実物の10連を半分に。5連での制作ですが。このスケールだと十分なボリューム感ですね。

上野駅? をイメージして。普通列車との並びです。
動画です。

動画より。
各車の形式写真。クハE656 東京向けの先頭車。

パンタ付きの電動車。モハE657。

交直両用電車らしい屋根上。ここは最新型も代わり有りません。
(まぁ、485系の頃よりかなり機器も集約されておりますけども)

グリーン車。サロE657。各種のバリアフリー設備などをもたせてるため、客室部分が短いのが不思議な感じですね。

平滑な屋根ゆえ、細々としたディテールが映えます。

電動車 モハE656。モハE657とユニットを組みます。

仙台より先頭車。クハE657。
ドア配置がクハE656と違うのですよ!

本数的には少ないものの。仙台「ひたち」も復活しているのですね。
復興のシンボルでもありますし、東北本線のバイパスとしての常磐線の復活でもあります。いつまでも続いてほしいものです。
5udon様の作品も、造形の可能性を大きく変えてしまったものと思います。
不可能は、またひとつ克服されたのですよね。
関東の運転会では地味に人気のある? 常磐線テーマの運転がまた楽しいものになりそうです。


