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2022年04月29日

【自動車作品】東急バス。江ノ島線用特注車 三菱B25(金華ボディ)。流麗なるボンネットバス

 当該車に関してはこちらが「ものすごく」詳しいです
https://ameblo.jp/porsche356a911s/image-11790794285-12869140843.html
 (よく金華モディと言われますが、帝国自動車→日野車体の可能性もあります)

 また、かなり前ですがポリストーンの模型が出ているため、画像はよく出てきますね。。「三菱 B25 東急」で検索ですよ。




 嘗て、東急バス(東京急行電鉄自動車部)には、「渋谷−江ノ島」の中距離路線がありました。
 無論、一般道経由です(それしかない!)。

 開設時期は不明ですが、1954年には路線長に相応しい流麗な特注車が投入されます。
 三菱のシャーシに、金華(帝国自動車とも)のボディを載せたもの。このボディが特注品であり、ボンネット形ながら前傾窓のモダンでスマートな形状となったのでした。

 当時は、こうしたコーチビルダーの特注車というのは貸切用の豪華車では結構居たようです。
 ですが、中距離路線での特注車は珍しいものでしょう。
 それだけ、東急は渋谷ー江ノ島には力を入れていたのが分かりましょうね。

 廃止時期はちょっとわかりませんでした。1965年地点では週末のみ運行となっていたようです。この種の中距離系統は渋滞の悪化や、また自家用車の普及などで1970年代に大幅に削減されています。その頃でしょうか。

 なお。この特注車は、恐らくですが路線の廃止前には引退していたことでしょう。
 あの時代の、バスの寿命は長いものではありませんでしたから(バスに限らないですね)。10年も保たなかったんじゃ無いかと思います。



 ずっと前に読んだ東急バスの歴史、的な記事で存在を知り。
 そして、レゴ的にはすっと温めていた題材です。

 ボンネットバスそのものは何台も造っていますけど、その都度作り方が変わるので、過去の経験値があんまり役立ちません。

 なので、手探りでの造形が毎回強いられています。
 バスばかり大量生産すれば、それもルーチンワークになるのでしょうけども。

 フェンダーとボンネットから形を作ります。
 全体ができたら、微調整。

 無理のない造形で、遊びやすいよう強度優先気味です。
 フロントガラスはもっと細かい処理考えられますけど、あえてキャノピーの丸みを利用してみました。戦後の車ですから流麗なはず。

 側面は窓を1つ省略。それでも全長20ポッチ。
 実物は10余mなので、当時のバスとしては大型です。この解釈で良し!

 東急バスの当時塗装。ダークアズールがベストマッチ。
 赤帯は金色の縁取りの入る複雑なものですが、無論再現不可能なので、「東京急行」の金文字表現で代用にしています。

 「TKK」は省略してしまいました。


 時代は1954年。舗装だって行き渡ってない時代。

 低床どころか、ロードクリアランスが大きくなければ自動車は走れなかった。

 それが故に、足回りがスカッと抜けた軽快なフォルムになるのですね。
 バスに限らず、昔の自動車のいいところかもしれません。

 そして、狭いトレッド。
 これもバスに限らずですが、昔の自動車がエレガントに見える理由なのですよね。


 バックビュウ。
 写真によって非常口の有無がありますが(恐らく、この車の稼働時代に非常口の設置義務ができたんでしょう)、非常口なしにしています。

 窓は左右引違いですが、桟の表現は省略です。


 インテリアは軽く造ってます。
 運転手以外に3人乗車可能です。

 ちらりちらりと赤いシートが見えるのは良いもの。ポリストーンの模型では出来ない芸当ですよ?

 屋根は前後1箇所づつのポッチ留め。安心感。


 基本的に順組ですが。ホイールハウスのクリアランスの関係で軸周りだけは前後とも上下逆転させています。

 カーブスロープはリーフサスのシルエットの様に見えるありがたき。


 さて。

 次に制作中のもちら見せしてしまいましょう。もう、目鼻はついておりますから。

 日本のバス史上でとても有名な車ですから、読者諸兄もご存知でありますよね? 最初「無理だ!」と思って手を付けて。でもだんだん出来ていく過程は快感です。

 もっとも、ものすごい体力とか気力は消耗していますが。
 
 ……頑張ります。
posted by 関山 at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 自動車作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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