先の、バンホール・アストロメガもそんな作品でありましたが。
http://legotrain.seesaa.net/article/487091948.html
引き続き。普通の国産のバスもより高精細に手掛けておられます。

いすゞ ガーラ。
いや、日野セレガかもしれませんが(私は区別がつかない)
アクセントピラーを持つこの斬新な車体になってからも久しいですね。長距離高速路線・貸切とすっかりおなじみのバスです。
インテリアも斬新であり、保守的なエアロバスより退屈しないんですよ。
作品としては、2018年の薬師山様のものがあります。
http://legotrain.seesaa.net/article/459023782.html

CAD揚げて。そして。あっという間に作品仕上げてこられました。
黄色のはとバスです。同社は定期観光以外に、一般貸切もありますよね。
昔はバスのおもちゃというと、国鉄かはとバスでしたから、良いチョイスであります。
アクセントピラー表現。鮮烈です。ピラー上下逆に組み、そのラインを前部にきれいにつなげてしまう。18653の半アーチ使用。色彩とか制約されるかと思いきや、
https://www.bricklink.com/v2/catalog/catalogitem.page?P=18653
めっさ、カラバリ豊富ですね(笑)。多くの事業者に対応できそうですよ……!
しかし、他の部分の車体そのものは質実剛健?でありましょう。
側窓が横組な他、あとは素直な順組ですから。5幅バスという強度が不安な題材では大事なことであります。
サイドマーカーへのこだわりは、やはり「アメ車」(逆車)のりの作者らしいですね。
前面。3x4パネルの斜め固定。ここも堅実にヒンジ固定なのがわかります。4幅パネルのパネルの寸法的ごまかしにミラーは役立ちますよね。
おでこの処理が綺麗で、そこからエアコンドームにつなげてるのは巧いですよ。
「HATO」のインパクトは語るまでもありません。

サイドビュウ。全長は22ポッチ解釈です。
5幅バスのスタンダードになりましょうか? 長さゆえのゆとり感も大事なのですよね。
ちなみに、自分の過去作。エアロエースは20ポッチ全長。ううむ。
http://legotrain.seesaa.net/article/459597849.html

リアビュウ。今見ても、このバスのテールは未来的です。
床面は低め解釈かも。ここは作者の個性でもありますよね。

内部構造。インテリアはあっさりめですが、通常シートに座れるのは良い感じ。無理なく5人乗り。

先のバンホール・アストロメガと。
サイズ比較も良い感じであります。
さて。非公式側でひとつ惜しいのは非常口表現が無いこと……。パネルの一部を2x2にして、その後ろを1x2ブロックにすれば解決する問題ですが。
さて。関連して。

エルガ。都営バス。
これも大きめ。全長22解釈ですね。
前面の灯火解釈。なるほど。異形ライトが巧いのです。
複雑な側面塗り分けも、なるほどと。

そして。意外と手つかず。マイクロバス。コースター。
4幅+2プレート厚。5幅バスより一回り小さく。
そして車体裾の絞り込みで、更に小さく魅せる。
側窓はブラックアウトの割り切りです。ここは賛否ありますかも?
それでも、下手すりゃ大型バスよりも身近なマイクロバスの作品は画期的なものでありますよね。お馴染みの各種送迎、地方の小規模路線バス、ロケバスやら選挙カー。はたまた個人払下げのキャンパー。可能性は無限な車種でありましょう。