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2022年03月02日

【作品紹介】爽やか!されど超絶高難易度。 ハンガリー国鉄の現行塗装客車。mazta-k様(他あり)

 mazta-k様の欧州現役客車シリーズ。

 DB、OeBB、SBBとメジャーどころから始まって、どんどん東欧方面にも手を広げているのが興味深いです。

 実際。冷戦終結後は(あれ、悪いの全部ソ連だよね……!)、東西の距離が縮まり、直通や混結も増えていった感です。
 一方で、客車自体は「西側化」されている感じですよね。

 幾つか東欧系客車も造られつつある中で。

 爽やかだけど、難しい奴も立ちはだかるのです。


 ハンガリー国鉄の新塗装客車だそうです。

 とても爽やか、あのあたりの文化圏で好まれる青系です。斜めのラインと、帯の組み合わせ。

 ええっと。レゴで作るの拒むデザインじゃないですか!

 でも、これをmazta-k様は設計されてきました。最初、冗談化かと思いましたよ!


 でも、冗談ではありませんでした。

 大量のミディアムアズールの細かいパーツを前に、実制作にかかられている様子です。

 ほぼ、完成。

 斜めのラインはすべてポチスロの合わせで処理。
 そして、窓上には半プレート厚の細い白ラインまで!

 車体構体は、ほぼ全て横組です。6ブロック分!
 強度が不安にもなるのですが、幸いにもトレインプレートが使えるのでした。これだけで強度が確保できて、軽いのはありがたいですよね。


 内部構造。インテリアどころではありません。
 バーとクリップが多用されています。窓上の半プレ厚の白ラインも凄いことになってます。ただ、ブラケット使うことで強度保持部材にもなってるのですね?


 やはり、凄いことになっています。


 2等車。完成……!

 流石に、美しいです。そして細密です。

 よく見ると、窓下も0,5プレート厚の部分をブラケットで埋めているのですね(驚!)。

 客車自体も、3幅分の横組み窓が今の欧州客車らしい感じがします。公式の3x3窓は今のところカラバリ少ないのが残念なんですよね。あれ、横組にしたらちょうどmazta-kさんのスケールの客車にピッタリと思うのですが。

 閑話休題。
 ここまでパーツ細かいと重量がものすごいことになってしまうのだとか。
 大パワーの動力車で押し切る力技……でしょうか。


 さて。驚きの2両目です。何になるのでしょうか?


 ! 食堂車のようですね? 窓配置が特殊です。


 2両目の完成。食堂車。
 フォークとナイフのマークが左方にあります。よくぞ、再現されたなぁ……と。


 2等車と食堂車。この細密客車が並ぶとなかなか壮観?ですね。

 重量ばかりは致し方ないところでしょうか。
 ガッチリ固定されているようなので、そこは心配もなさそうですけども。


 こちらはハンガリー国鉄の旧塗装客車と。
 旧塗装はシンプルでありますね。くすんだ青とのことで、わざわざ日焼けした青の部品を選定して使うという、別のこだわりのある作品でもあります。

 しばらくは、混結も見られるのでしょうね。


 おまけで恐縮ですが。
 
 このハンガリー国鉄の客車以前の、果敢な挑戦が。このロシア鉄道パターンです。
 キリル文字での「RZD」のロゴが、全客車に入るという凄いデザインで。

 いや、初めて現地で見たときには(2009年)、まさかこんな面倒な塗分に統一するわけないだろ……とか思ってましたけど、今はほぼ全客車がこのスキームなのだとか。

 ロゴとか、どう塗ってるんでしょうね?


 で、mazta-k様の作品も、凄く驚いたのです。
 窓に掛かる、いや屋根にまで掛かるRZDのロゴ。車端部には斜めラインまで。

 これを再現してきました。すごい存在感です。


 反対サイド。客車としてはかなり最近の形のようです。

 いかにもなソ連的な客車が刷新される中の、ドイツ系(ジーメンス?)のメーカーに依るもののようですね。

 こうした客車は、車内も近代的です。



 解説。mazta-k様。 


 編成のイメージ。これはモスクワ〜パリ・モスクワ〜ニース間の直通列車想定の編成だとか。
 左端は特別寝台車。ポーランドの食堂車が編成に挟まります。

 こんな列車が、少なくとも2020年ころまでは直通していたようなのですが。
(尤も、特別寝台車。必要だった理由が今になって見えてくるのはなんだかなぁ……でありますが)


 解説。mazta-k様。 



 こちらはスロバキア国鉄の寝台車。
 「W」の大きなロゴが特徴です。銀色なのを、あえてクリアでキラキラ表現が大胆で、そして効果的ですね。

 窓まわりなども、大変に近代的な感じです。
 
 欧州の鉄道事情。まだいろいろ激変はあるのでしょうけども。しかし西の方で夜行列車・長距離列車が再興しつつあること。中欧東欧ではなおも客車列車こそが主役であること……。
 希望の持てる状況は、未だ続きそうであります。
 


 解説。mazta-k様。 

posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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