
1号線規格。都営浅草線(嘗ては1号線と言われてた)に直通するための電車の規格であり、浅野様に直通するすべての電車が遵守する規格です。都営・京成・京急・北総開発・住宅都市整備公団・千葉ニュータウン・芝山の各社が該当しているのですが。
京急がわがまま?いうので、動力車の編成中の位置まで規定されてますよね。先頭車は絶対に動力車です。
然し、座席配置には規定がなく(笑)。
嘗て京急は600iiiという全クロスシート車両を導入するという果敢な試みをやらかして?ましたね。
流石に全クロスは無理があって車端部のみのセミクロスになり、今に至ってるわけですが(白1000とか塗装1000とか)。
もう一社。住宅・都市整備公団(→千葉ニュータウン鉄道)が1994年に導入してきたのが9100形です。1994年に2編成が。2000年にもう1編成が追加導入。
車端部のみのセミクロスですが、ボックスの京急に対してこちらは集団離反配置。
前面形状も、通勤型としては大胆な流線型。「C-Flyer」の愛称まで。列車内公衆電話まであったのは驚きます(1997年撤去)。まぁ。バブルカーというにはちょっと遅咲きですが?
ただし、車体の基本や足回りは北総7300やら京成3700といった大人しい電車と共通なのだそうです。
おかげで特に改造なども受けずに生き残ってる由。足回りはそろそろ更新しないとマズそうですが……。
運用範囲は自社線。京成線。都営浅草線。京急線(空港線)
しかしスカイアクセス線や、京成の上野方面、また川崎以南の京急線には入ってきません。嘗ては新逗子までの運用もあったらしいですよ。

東洋様の、構想の初期から。
幾つか検討があったようですが、これが決定稿。
前頭部、結構複雑な流線型なのに。うまくまとめておりますね。非常口と前面窓のバランスが良いです。傾斜角も良い感じで止まってます。
この種の流線型では意外と難しい、鼻先の位置もやや低めの実車どおりですね。特徴的な中央灯火はポチスロの垂直面で、ベストな処理でしょう。


8両編成の構想。流石にフル編成は難しいものであり、4両への縮小です。

そして、完成。

電車の質感と、レゴの相性がとても良いのです。
前面の凹んで、飛び出しているあたりの雰囲気が凄くそれっぽい。
青いドアと黄色いドア、とても良いアクセントです。

実物は3編成ありますが、運用範囲が広範すぎてこの車同士の並びは少なそうです

逆に、京急の赤い電車とは腐れ縁? 蒲田や品川、泉岳寺でいつも顔を合わせる仲間。

なし氏制作の高架をゆく。
この電車は、高架メインの新線が似合いそうです……。って嘗ての蒲田では堂々と国道1号横切って羽田空港に向かっておりましたね(笑)。
ユニークな電車であり、乗ってよし、撮ってよしと思うのです。
貴重なクロスシート車として、頑張ってほしいものであります。