何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
教材用等の大量調達もお任せください

◆◇◆◇◆◇◆
レゴの「全て」を世界から。日本語日本円・品切れなしのパーツ調達!
絶版パーツ、絶版セットもOK。廉価な中古も扱。


絶版になった特殊部品が欲しい、基本ブロックや特定色の大量の調達がしたい、
とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


◆◇◆◇◆◇◆
カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2022年03月21日

【作品紹介】もり様のH.P.42の近代改修型? 大型旅客機の作品




 おもえば、民間機(旅客機)の作品というのは凄く少ないものです。
 自分の観測範囲で、年に一つか二つか……と言ったところでしょうか。

 そこに現れた、大物であります。

https://twitter.com/YForestYul/status/1502860112830287874
 より。

 ハンドレページ42(H.P,42)は、1931年から就航した、当時としては大型の陸上旅客機でした。
 陸上、としたのは、大型機は飛行艇も多く使われていた時代であったからです。
 8機が作られ、英国と欧州各地、また英国と植民地を結びました。

 1939年に民間からは引退。軍用に徴用。
 ……その中で全機が喪われてしまいました。

 巨大な複葉機であり、露出した車輪など引退した1939年の地点では旧式であったのでしょう。航空輸送を変えてしまった単葉・金属製の量産機、D3-3の就航が1936年のことでしたから。
 それでも、航空旅客輸送初期の優雅さ、壮麗さの記念碑的な機体です。
 それ故に某アニメータさんのお気に入りともいわれてますね。「魔女の宅急便」の冒頭、タイトルロゴの浮かび上がるところの飛行機、といえばわかる方も多いと思います。

 なお、1931−1939年の間に、旅客死亡事故ゼロであったことも特筆されましょう。
 豪華なだけでなく、安全な飛行機でもあったのでした。




 優雅で、そして大きな飛行機です。
 複葉機としては最大級でしょうか。省略されているとは言えトラス構造が素晴らしい!
 4発のレシプロ。エンジンもまた作り込まれています。飛行機造り慣れてる方の作品という感じです。
 
 あの時代の民間機はシルバーペイントが普通ですが、白の解釈です。
 銀を白に解釈する作風もありますね。

 青のラインと、垂直尾翼の青い舵がまたスタイリッシュ。


 ただ、個人的な解釈ですが、近代改修型として戦後まで生き残った機体……なんて想像もしたくなるのです。
 戦後ならば、エアラインも白塗装が多くなります。キャノピーや前頭部も合わせて改修されたというのはどんなものでしょうか。
(このあたり、もり様の意図と違ってたら大変申し訳ない解釈ですが)
 
 G-AAXC「ヘラクレス」(Heracles)は1940年に地上衝突で損傷受けて……と言われておりますが、修理受けて活躍できていたら……と想像したくもなるのでした。
 

 舞い上がる。

 ランディングギアは実物でも固定です(そういう時代です)。
 テクニックのゴツさが、良い雰囲気。

 主翼のトラス構造もよくわかります。微調整が可能で、無理なくトラスが作られているのですね。


 翼幅。かなり大きく取ってあります。
 胴体の絞り込みもエレガント。

 タイルとカーブスロープに依る平滑仕上げも、この大きさだと目を引くものです。翼端の丸みも省略せず。

 機体番号の書体も見せ所でしょう。


 地上姿勢も美しい。

 胴体は6幅です。4幅の機首からうまく繋がておられますね。
 即窓は飛行機窓横組。あの時代の角窓の雰囲気、出ていましょう。


 テールの美しさ。鳥の美しさが尾にあるものなら、飛行機もまた同様?

 主翼はさすがにトラスだけで構造維持できないので、支持柱があります。でも、殆どの角度からは目立たないものです。
 機体が白なので、支持柱も白で正解でありましょう


 作者と。
 誇りが、伝わってきます。


 さて。
 この飛行機は拙作もあります。2020年作品です。


 よく考えたら、また自作品の記事を記していなかったのでした!


 自分のは原形のシルバーペイントの設定ですが……。


 こうしてみると、ややスケールは小さめですね。
 エンジンとか、かなり粗いです。次にお披露目する際はいろいろ手直しもしたくなります。

 というか。翼が胴体に対して小さめなので、ちんちくりんな印象が否めず。
 この期待に必要な「優雅さ」が足りないという、相当な反省点が……。

 失礼ながらも。
 記事で並べさせていただくことで、拙作の欠点がいろいろ顕になった感なのです。
(それだけでも、こうして記事にした意義がありました)


 G-AAUC。「へカティ」(Hecate)の設定。同機では唯一の女神名でした。

 改修経て。もり様の「ヘラクレス」と何時か、並べられる日が来ること、願っております。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。