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2022年04月15日

【鉄道作品日本形】「美しき、定番。」EF58。ついに4代目。



 実物が長く活躍し、広く親しまれただけでなく。
 1950年代から1980年代まで、鉄道模型の定番としても親しまれたのがEF58形です。
(新しいことを手掛ける際に、EF58が製品化に選ばれること、多かったのですよ) 

 美しいボデイ。旧型機としての複雑な足回り。
 何かしらのやる気を励起してくれる題材なのです。


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 思えば、初代作品が2007年です。15年前ですね。


http://legotrain.seesaa.net/article/101713697.html
 
 当時「EF58は不可能だよね」とか言われており(EJLTCあたりかしら?)、それに挑む意味もあったのでした。



http://legotrain.seesaa.net/article/258976402.html
 2代目が2012年

 前面がかなりそれっぽくできました。それでも尾灯の赤レンズに時代を感じさせられます。
 サイドの手すりは省略しつつも、埋込ハシゴ表現があったりします。

 足回りは、初代・二代目ともに2-2-B-2-2 方式です。
 2C+C2の車軸配置をミニマムな長さで表現するための工夫でした。なお、9V。
 


http://legotrain.seesaa.net/article/441312096.html 
 3代目が2015年(青大将)・2016年(通常青)です

 足回りを遂に、2C+C2化。
 
 バーとクリップで支えることで台車枠の装飾を行い。また、トレインモーターはダミー車輪つけて3軸台車っぽく見える手法を使っています。
 PFの2M仕様機ですから、パワーだって十分に。

 トレインモーターはセンターピンを使わず、前後に寄せて心皿を設けたのもポイントでした。元来のセンターピン使うと台車間が詰まりすぎ(=オーバーハングが長くなりすぎ)どう考えてもかっこ悪くなってしまいますから。

 車体も。前面も一部カーブスロープを使うことで滑らかに。

 これで。完成のつもりでは有りました。


 しかし。運用に入れてみると問題も露呈します。

・湘南形の前面が脆い。輸送するたびに崩壊半壊。

・足回りがもっと、脆い! バーとクリップで留めた台車枠はいとも簡単に脱落してしまいます。輸送にも耐えられず。なにか辛いかといえば、脱線復旧さえもストレスでした。 というのは、新設したセンターピンから簡単に車体が外れてしまうのです。持ち上げると台車外れる、外れた台車を直そうとすると台車枠が壊れる。そこを直そうと持ち上げると台車外れる……の賽の河原機関車でした。

・脱線する。先輪の台車はボールジョイントで動力台車に1点・1関節接続されています。ですが、この1点接続、ボギー台車間を結ぶときに絶対にやっちゃいけないこと……とは当時気が付かず。気が付かないまま、よくカーブで脱線するなぁ……でありました。で、脱線復旧で、蒸機の足回りの脆さに泣かされるわけです。

 
 このストレス溜まる機関車。輸送時に壊れ、パーツ欠落。
 修理のつもりで放置してたら更に破損。そうした状態が2年ほど続いていたのでした。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 無論、そのまま放置もできません。

 まず、直したかったのは「脱線誘発装置」になってしまってた、先輪でした。


 この台車・先輪を最初に開発しました。

 全長をミニマムに抑えるため、先輪と動力台車の間は0.5ポッチ厳守。
 その制約化で、2点・2関節化を実現しています。

 白いターンテーブルは移設した心皿です。本当ならターンテーブル接続は避けるのがセオリーですが、納得できる他手法がない場合は、已む無しですね。

 このターンテーブル、トレインモーター元来のセンターピンとは2x6の穴開きプレートで結んでいます。なので、見た目よりは強度あるのですよ。


 左。先台車側ではコネクタとピンで回転、ボールジョイントで更に動きを許容。
 これで、S字形に動く台車移動をフォローしてます。

 右。台車枠の取付方法。バー・クリップに替えて、最近潤沢に供給されている1x1-1x1ブラケットに依る支持としました。
 フラットシルバーのφ1プレートは、持ったとき、内側に凹まないようにするためのもの。

 なお、台車枠の位置は3代目モデルより1プレート上げています。車輪を多めに見せることでの迫力と軽快感を狙ってみました。エアタンクの位置が車体に近く、リアルになるというメリットもあるのです。

 この台車でS字カーブ……R40の渡り線をクリアしていくところは快感でした。


 その文脈での、完成品です。

 前面は下半分を尾灯に刺したバーでの支持として、真ん中にはヒンジを入れています。三角形という安定した構造に。
 上半分もバークリップ接続を避けてはいないものの、内部にヒンジで三角形的強度を考慮。
 側面手すりは簡易ながら表現。


 このアングルの、堂々。
 ガニマタになってしまうLゲージでありますが。
 
 しかし、この先台車と動力台車の位置関係。エアタンク。台車枠の重量感。如何でしょうか?


 サイドビュウ。

 大きな変化は、三代目に比べて全長を2ポッチ縮めたこと! EF58は約19mあるのですが、それでも20-21mの国鉄客車よりは短いのですよ。
 これまで34ポッチで客車の32ポッチより長かった問題を、少しは是正できたのです。

 動力系は、この標準色に関してはPUx2です。ハブはその都度車内に仮設。
 

 ヘッドマークは、今回はじめて取り付け対応した由。強度落ちないように開口部開けてそこに車内から取付部だしたものです。特急牽引機にはやはりほしいのですヘッドマーク。さて、仮につけてるタイルは「出雲」のつもりですよ?(山とか鳥とか、星プリントのφ2タイルほしいですね)

 屋根上は昨今の流れで、ポチスロ化。凄くスマートに。
 屋上機器もなるべくタイル平滑化しています。

 パンタグラフは、最近の拙作の電機用標準形に。上部アームを「クリップバー+バーホルダー」にしたもの。電車用標準より一回り大きいだけで、電機用らしく。



 青大将も、もちろん。
 

 サイドビュウ。標準色と概ね同じくです。

 動力はPFx2のため、片方の台車は出力の取り付けを反対側にしています。幸いにもターンテーブルと共存できました。逆転機は無駄使いしたくないですから。


 使いにくいイメージある機関車ですが、「つばめ」「はと」以外にも普通の急行列車や、また20系特急も曳いてたことあるのは知られるとおりです。
 
 茶色や青の客車も合わせてみたいですね。


 勿論、片方エンドはヘッドマーク対応です。
 カッコいいプリントタイルがあって良かった……。


 改良後のEF58、2022年3月から既にイベント出ししております。2Mで強力、脱線皆無の実績ですよ。
 
 今後は足回りを兼用で車体だけ着せ替え的なこともかんがえてみたり。
 ブルートレイン色とか(青+裾周りクリーム)、EF18(旧型車体)とかで遊んでみたいものですね。
 
 ……さて。
 客車も増備しませんと。
 
posted by 関山 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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