最近の新作が2ギャップポイント。
即ち、複線間隔が2ポッチになるポイントレール。
https://trixbrix.eu/en_US/p/2-Stud-Gap-Switch-Left/393

無論、左右あります。

分割状態。長さは通常レールの2.5本分。すなわち54ポッチ分となります。
狭い構内での分岐とか、側線とかに使えそうなレールです。
実用価値は高いのでは? 1式16ユーロです。
さて。
レゴトレインの複線間隔は4.5V・12vは1965年から1991年まで、伝統的に0ポッチ
でありました。今思うと理不尽な寸法ですよね。
その流れを引き継ぐのが、既存製品の0ギャップポイント。

これも左右あります。
https://trixbrix.eu/en_US/p/Zero-Gap-Left-Switch/236
長さは32ポッチ。レール2本分。
それこそ、4.5Vポイントの伝統を引き継ぐもの?
ただし。観ておわかりの通り。使いにくいです。
6ポッチ幅を厳密に守っていても、今どきのレゴトレイン車両に玩具的な0ポッチはちょっと似合いません。状況を選ぶレールです。
4ギャップポイント(左右)もあります。14ユーロ。
https://trixbrix.eu/en_US/p/4-Stud-Gap-Switch-Left/284

全長は2ギャップポイントと同じ、2.5本分=54ポッチです。
それにしても。
理想の複線間隔については考えさせられてしまいますね。
1991年以降の、即ち9V以降の公式寸法は8ポッチ。
これはスケール比では明らかに広すぎるのですが。しかし、玩具的な急カーブゆえのはみ出しとか考えたら大きすぎる寸法でも無いのですよね。また、近年盛んな道床制作(バラント化)にもこれくらいの間隔は必要です。8幅などのラージスケール対応も。
2ギャップポイント・4ギャップポイント。意外と使いにくい?
いや、2線や3線の機関庫作るときは重宝するかもしれませんよ!
建物の大きさはコストや保管性輸送性に直結しますし。使い分けでうまくレイアウトできるかも?
……こうして選択ができる今は、やはり恵まれているのでしょう。
(4ポッチタイプは、とりあえず導入してみたいですね)