
観光特急「しまかぜ」の豪華さを雅を、ビジネス・インターシティの名阪甲にもってきた!
2020年の春にデビュウの近鉄80000系もすっかり馴染んだ・定着した感があります。「アーバンライナー」から「ひのとり」への世代交代もつつがなく……。進化する近鉄特急の伝統。
この華やかな題材は、2019年暮れ(つまり実物の営業開始前!)にエース氏の作品が上がっております。
http://legotrain.seesaa.net/article/473412554.html
その流れを上手く継承した「2本目」が、にしなら様の作品になります。

基本的な造形は、先行作に倣っています。ただ、随所に解釈違いと改良がみられますね。
スラントして傾斜したピラーという難しい部分は斜めのブラケット固定です。ここの処理がちょっと違うのですね。よりスッキリ。
5幅への絞りこみは元設計の良さでありましょう。
今回は8両の、フル編成です。

ク80100形。

プレミアム感のある座席! インテリアも大事な題材ですよね。

カフェスポットも。

モ80200形。パンタの付いた中間車。
レゴ的には、この車が動力車です。

サ80300形。

モ80700形。
ワンアームパンタ。繊細な出来です。

サ80800形。

モ80400形。この車もレゴ的に動力車です。8連で2Mですから余裕ある出力でありますね。

モ80500形。中間車の6両の作りわけが嬉しい作品です。よく見ると、ちょっとづつ違います。

ク80600形。こちらもプレミアムシート。

インテリア付。

こちらには自販機の表現があります。ハイデッカーへ上がるステップもあります。

床下機器。今の電車はVVVFがキモですよね。
アーバンライナーの頃迄は抵抗制御が当たり前で、歴代大阪線系の特急車はぎっちり並んだ抵抗が特徴だったものですが。

繊細なワンアームパンタ。改めて。
ヒューズ箱も大事です。

転落防止柵もある連結面。簡易運転台の窓も空いてます。

幌は連結するとこの通り。カーブで噛み合うのがリアル。そして連結面間縮まって見えるのもポイントです。

簡易運転台境に、4+4に分割可能。ただ、アーバンライナーのように本線に出られる仕様ではないのが残念ですが……。
あと、此処に他形式、つなげるのかしら?

かわいい乱入者さんです。
いや、おとなしそうないい子ですねぇ?

野外撮影。
実に良い光、浴びてますね。

背景がまるでビル街のようです。

フル編成のボリューム感じる角度より。「圧倒的」であります!
カーブ撮影では直線とフレキシを相互につなぐのもリアル感が出る、ツボ抑えてます。

エース氏作品や、また拙作のビスタカーなどとの共演、いつか叶いますように!
今後も、楽しみにしております。