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2021年06月30日

【鉄道作品日本形】日本の鉄道、創始期のキワモノ? 190形。



 今からおよそ150年前……。

 新橋〜桜木町の最初の鉄道開業に合わせて輸入された機関車は4形式10両。
すべて1Bのタンク機関車。平坦線での高速運行を志向した仕様は共通。

 有名なのが1号機関車 150形。バルカン・ファウンドリー製
 3号機関車の110形(ヨークシャー製)も保存機あり。今は桜木町にいますよね。

 ただ、この2両は余り優秀な機関車ではなかったとか……。

 最も優秀だったのは160形。シャープスチュワート製。
 これは10両中の4両を占める。明治村の12号が増備された同形です。

 次点がA3形の2両。エイボンサイド製。省形式無いのは早期に台湾に転用されたため。台湾に1両が保存。

 残る2両がダブス製の190形。


 この190形。極めて特異な形状でした。
 当時の写真(メーカー公式写真)見ればあまりに印象が鮮烈ですが。

 側水槽がとても大きく、動輪の半分を覆ってしまうようなもの。
 その上ブレーキがなく(手ブレーキも)、ブレーキは付属の「ブレーキ車」に依存。さらに2両の190形に対してブレーキ車は1両のみ。どうやって使うの? 機関車−ブレーキ車−機関車の3両ユニットで使う双合機関車だったとか! 英国にはそういう機関車あるのは証拠とか言われてます。

 ただ、そんな使い方は鉄道創業時に出来るわけもなく。
 直ぐに普通の機関車2両として使われるようになった由。機関車本体にもブレーキ設けたようですが、当時の錦絵には機関車+ブレーキ車とかも描かれてたりします。
 謎はなお、多きまま。

 しかしキワモノには、非ず!
 その実はシャープやエイボンサイドに伍して優秀な機関車であり、稼働率も高かった。多くの錦絵にも描かれるのはその証拠でしょう?

 なにより、ダブスは明治時代、多くの機関車を日本に納入しています。その多くは名機でありました。1B1タンクのA8系、C1タンクのB6系、そして6270などの4-4-0テンダ……。
 つまり、鉄道創業時の機関車の中でも後世に与えた影響は大きかったのですね。

 その190形も流石に20余年経ての1895年・1897年には原型留めぬ大改造を受け、おとなしいスタイルに。払下げ後の1927年に廃車されていますが、まぁ十分に活躍したとは言えるでしょう。

 

 作品としては、すでにゆゆ様のものがあります。試作的なもので8幅でした。
http://legotrain.seesaa.net/article/469465435.html


 なかなか良いスタイルでした。ロッド類は省略でありましたが。


 また、yamatai様のLDDもあります。2020年6月ころ?

 サイドタンクを8幅として、6幅になる動輪に対してサイドロッドは表現することを想定されていたようです。白いのはPUハブでしょうか?



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 190形。そのスタイルに惹かれ、予てから作ってみたい形式の一つでした。

 最初は先のyamatai氏の方式を考えていたんです。サイドタンク部を8幅にして、サイドロッドを逃そうと。

 しかし、ながに様のダブサ及び拙作のGWR シティ級を思い出し。
 動輪をダミーにしてナロー化してしまえばサイドタンクの幅だって狭くしてしまえる?




 そのアイディア降って来たら、すぐに試作。
 そして完成していました(笑)。

 サイドタンクからちらっと見えるロッドがポイント。


 サイドビュウ。ドームがキャブの中にあるのは変な配置ですよね。動輪のホイルベースもこころなしか詰まってる印象です。


 サイドタンクは6幅ジャストです。

 動輪部分は4幅です。ナロー相当でフランジレス。
 この車輪を回さねばならないのですが、GWR シティ級のように駆動用モータ仕込むわけには参りません。狭いし、小さいし、コストだって!


 先輪からギア駆動で、ダミー動輪駆動用の動力取り出しです。

 軸の高さは先輪と動輪では1ポッチずれるのですが(標準車輪とBBBミドルの規格上)、そこはギアの遊間で許容。これが何とかなったのは大きかった!
(ガチな駆動軸だと破綻するんですが、負荷の少ないダミーなら大丈夫!)

 ただ、走行抵抗の問題は恐ろしくシビア。
 少しでも抵抗が出ないような歪まないような組み方を気をつけました。その上でシリコンスプレーも必須……。


 動輪とロッドとサイドタンクの関係です。


 サイドタンクを外した所です。意外とおとなしい中身なのでした。


 おかげで、サイドタンクの中に収まるサイドロッドが実現できました。
 動かすと、サイドロッドがちらりちらりと見え隠れするのは最高に楽しいのですよ♪

 没になったアイディアですが、ブレーキ車の動力からユニバーサルジョイントで伝達するモーター駆動やら。サイドロッドではなくてメインロッドのみの可動とかも考えてたり。理論上はサイドタンク幅7幅でメインロッド・サイドロッド両方の可動も可能なのですが、これ以上機械抵抗増えるのは考えたくもないですね(笑)。


 動力系はブレーキ車依存です。

 というか、1Bタンクで動輪ダミーにしちゃたらブレーキ車なしでは成立しません(笑)。ホイールベース縮めるための自作動力とか考えつつも、結局先に制作の160形と性能合わせるため、トレインモーターに。Powered Upでモーターもハブも使いまわし前提で簡単に脱着可能にしてます。

 

 色は……黒だと、多分おかしいです(笑)。
 極初期のブレーキ車連結時代だと。

 でも、下手に鮮やかな色も抵抗はありますので、やっぱり黒です。
 190形は1両には自車にブレーキ備え、もう1両はブレーキ車併結で明治の後期まで使われ続けたとでも仮定しておきましょう(笑)。
 
 でもまぁ。一度作ってみると、(どうやら有力説らしい)薄緑色系の装飾塗装もありかなとかも思ってます。
 好きな機関車ですので、気が向いたら2両目に着手するかも知れません(笑)。
 

 鉄道創業時の仲間。
 シャープスチュワートの名機、160と。
 

 キワモノに非ず! と記しつつ。やっぱりキワモノ?
 楽しい機関車なので、史実捻じ曲げてでも活躍させてみたいものです。


 ボギー車曳かせると、ちと重苦しい。
 二軸車中心の編成が似合いそうですね。
 

 ロッド動作の様子です。
 
posted by 関山 at 23:01| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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