むろん、どちらも「あり」です。

さくりん様の作品、純粋に6幅。全長は26ポッチ解釈(中間車基準)。
そこに4ドアを割愛なしで。

この雰囲気も良いものです。
ショーティの可愛さとリアルさの同居ですね。
そして、ダークターコイズの帯色が鮮やか!

常磐線(快速)のE231系は103系を置き換えたもの。
成田線の我孫子支線でも運用されています。常磐線は千代田線直通・快速・中電ともに新車がなかなか入らないイメージでしたが、置き換えるときは一気に新車導入で雰囲気ががらっと変わってしまうのですよね。
E231系は、103系のエメラルドグリーンの流れをつぐ鮮やかな帯色です。
左は、スカ色帯の成田線120周年記念塗装。

先頭車の割付。4ドア車のドア間をミニマムにすることで、ドア数の省略を避ける方向です。巧く26ポッチ(先頭車27ポッチ)に収まるものですね。
床下機器のボリューム小さくしているのは、軽快さを出す意味で有効な手段でしょう。 台車がシンプルながらもホイルベースを確保した造り……車輪をぴったり並べるのではなくて1ポッチ開けた造りなのは、リアルティという意味で効果絶大です。全長がショートだからこそ、台車のリアルは大事なのですね。

ドア周り。車体の裾の絞り込みは6幅では難しいのですが、ドアのみを絞るという手法は画期的なものでしょう。ドア凹みの再現にもなり、なかなか効果的です。
屋根はタイル仕上げですが、一部にグリルタイル入れることで、最近の?コルゲート入った屋根の表現になっているのが良い感じです。
エアコンのターンテーブル台座は希少な灰色です。
この部品、そろそろ作って欲しいのですがレゴ社。
信号煙管やアンテナ類の表現も嬉しいですね。

ドアの構造。T形のブラケット?使うことで、巧く沓摺部分を作り出しています。
英国系の古典題材の表現とかにも使えるかも知れません?

ライトは純正部品で点灯です。
前面は中央部分に大きく3x4のクリアパネルで押出、左右を1x1で埋めるやり方で、大窓感を出しているのですね
周辺の額縁部分は「はみ出し」なのですが、車体裾の絞りにつなげることで、6幅車体との違和感を軽減しています。このデザインも巧い所です。
スカート、頑丈そう。そして軽快で精細な形状です。
車で言うところのアンダーエアロ?ですから、こだわりも分かる感じですし、効果も大きい部分でありましょう。

連結面。ケーブル連絡がやや大変そうですが……。

巧く貫通扉にとおしています。

中間車が動力車です。
ドアの表現上、機器収容は相当に苦労されたようですが……。

違和感なく、ドア部分が表現できました。言われなければわからない……!

E231系は各線で働いていますし、東海道線高崎線東北線でおなじみの近郊タイプも類似のデザインです。
各種バリエーションの展開もできそうな、将来が楽しみな作品でありましょう。
応用で、E233系・E235系も出来るかもそれませんね。
走行動画。
— さくりん@8/8水戸レゴ8/22KANATA (@saku_rin) June 19, 2021
LED入れて良かったわ。 pic.twitter.com/2RuKF0iOvg
6幅にはこだわりたかったのでドア表現悩みましたがw
>ドアの表現上、機器収容は相当に苦労された
動力車部分はどうしてもパーツが凝縮されるので悩みましたが
違和感ないと行ってくれて嬉しいです。
通勤車増えるとまた楽しいですねー。