
前回記事こちら(2020年 7月)
http://legotrain.seesaa.net/article/481983490.html
2020年7月制作の、RhB Ge6/6iミニクロコダイル。幸いにも好調なナロー動力車でした。
そこそこ華やかな題材でもありますので各所のイベントに持ち込むことの多かったのです。
気になる牽引力ですが、ゴムベルト駆動の不安はありつつ、簡易フラットカー4両なんてひかせたりしてましたし、また阿里山タイプのボギー客車2両牽くのも余裕でありました。

しかし。1年弱の長期経過で欠点も浮かんできました。
ゴムベルト、やはり耐久性有りません。古くなってくるとやたら滑るので、牽引力どころか単機での自走さえ困難になってしまうのでした。
(酒井5噸ではゴムベルトでも問題ないのですが、負荷ちがうんですよね)
そして、取り扱いも非常に不便です。ベルト外れたら掛け直し。狭い空間で。
ギア駆動に改造してしまいました。この記事が詳しく。
http://legotrain.seesaa.net/article/481738452.html
もう一つストレスが溜まったのが、アウトサイドフレームの処理。
何をとちくるったか1ポッチ接続のみで、走行中にフレームが緩む!落ちる!
トラブル増えてしまったのですね。

改良後の内部です。まぁ、ひと目で変わりはわかりませんが。

ボンネットを完全に外すと、ギアが見えます。12歯ベベル・14歯ベベル・12歯ベベルの組み合わせです。

動力部サイドから。14歯ベベルは縦方向ギアトレーン組む際に、1プレート厚分の調整に使える有り難い部品です。

裏面。第2・第4動輪は既に撤去済でしたので、この空間を強度確保に充てることに。アウトサイドフレーム(1x8レールプレート)は二箇所接続で、頑丈になりました。
なお去年の、最初のバージョンからですが、2プレート厚のランボードの中に動輪のフランジ避ける空間は作ってあったりします。

システム概要。此処は変化なしです。
魔改造機器への置き換えは今のところ考えていません。pf機器の価格……特にMモータが上がってしまいましたので、不要な非可逆的加工は避けたくなってしまいましたね(笑)。

腰の低さは意識して、またアウトサイドフレームの表現もあり。
動輪がまるまる露出していないのが、この機関車のよいところでも。
ロッドはクランクピンの存在を暗示するΦ1ポッチで、説得力出してます。
屋上機器は去年のままですね(笑)。
パンタグラフが日本形の電車用のままでありました。まぁ、巧い代替案が思いつきはしないのですけども。

サイドビュウ。改めて。

当面はナローゲージの主力機として、活躍して貰う予定です。
さて……揃いの客車、そろそろ作って上げたいところですね(伏線)。
(ゆくゆくは電車なども。5udon氏のアレグラとの共演などできるといいなぁと思いつつ)