
レーティシュ鉄道 Ge6/6i「ミニクロコダイル」は、世界レベルで、好きな機関車の一つ。
1921−1929年に15両も製造。1980年代にほぼ現役から離れたものの、2両が動態保存機になっています。
拙作は、2020年7月5日に最初のバージョン制作した由。
(記事は2020年 7月11日投稿にしておりますが、記述は2021年6月12日となります)
制作のきっかけはなんだったか。
たぶん、レゴ社のデカいワニ……10277を見て、買って、組んで。「小ワニ」も作りたくなったというところでしょうか。
それ以前に、さくりん氏がナローゲージのガーラッドを制作されており(記事未だです。申し訳なく)、それへの対抗意識があったのです。
ナロー規格の
— さくりん@艦これ攻略E5-3宗谷キタ! (@saku_rin) June 19, 2020
ガーラット式蒸気機関車完成しました!
汽車単体で運用できるものがナローサイズでできて感無量♪#lego #レゴトレ #ナロー pic.twitter.com/8ZH1c3Z5iz
あぁ、これは衝撃的な作品でしたね。
で、気がつく。
電機のクロコダイルって、蒸機のガーラットと構成は足回りは似たようなもんじゃないかと? 足回りが二組あって、その上に橋渡しの車体があって……。
さて。
氷河急行で有名なスイスのメーターゲージ私鉄、レーティシュ鉄道(以下 RhB)の表現はレゴ的には迷うところなのです。
軌間は1000mm。日本の1067mmとは僅かな差異に過ぎない。
これをレゴなら通常レールで表現する文脈もありました。なも氏の作品はその流れでしたね。
https://brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?m=namo
ただ。
あちらの車両、明らかに腰が低い。軽便鉄道車両のフォーマットなのですよ。
というのは、同じくスイスが日本の1067mm軌間向けに売り込んで機関車(ED12・ED54・ED41)ですが、いずれも標準軌向け設計の亜流なのですよね。特に高速機ED54は。大きな動輪で腰が高い。
あちらのメーター軌間にはその種の発想がないんです。
つまり、スイスの認識で1000mmは狭軌で、1067mmは「名誉標準軌」ってことのようで。
そうなると。
スイスのメーター軌間、ナローゲージ解釈でいいじゃん! となるのでした。

ただし、国内の味噌汁軽便は車体幅5ですが、瑞西米軌は6幅です。それくらいないと違和感ですから。
動力系は、とりあえず魔改造無しで頑張ってみました。
(魔改造は好きですが、「負け」な気もするので)
サイズはその上でのミニマムです。多分。
キャブに電池boxgと受光機載せて、ボンネット内にPF-Mモータ1個づつの2M機です。

機器配置。受光機は縦向けに。ケーブルのはみ出る部分を少しでも逃すためです。
車体は製品のクロコに対抗して? プレートにディテール貼り付けるやり方です。
ボンネットのカバーは固着なしです。はずれないのでOK。

裏面。完成時です。
車体中央部。余るケーブルをうまく束ねました。
各足回り。
Mモータからの動力はプーリーとゴムベルトで承けて、ベベルギアで全軸駆動……しようとしました。第2第4動輪は、最初通常車輪付けようとしましたけど、3つフランジ連なるとR24は曲がれず、Φ2プレート使った疑似フランジレスに。
ええと。
それでも……機械抵抗が大きいため、第2第4動輪絡みの中間軸は撤去しています。最終的に、実質G4/4になってしまったのでした。それでも走ること優先。
こだわったのは「アウトサイドフレーム」の表現です。
第1・第2(第5・第6)動輪部分は、ロッドの車輪の間に台枠表現入れてます。ロッドは第3・第4動輪のみにかかり、スライドするだけなので実質ダミーなのですが、でも動くと楽しいですから。
そしてアウトサイドフレームは格好いいのですよ。

大鰐、じゃなかった大ワニと小ワニ。

大ワニは発売されたばかりのレゴ製品です。瑞西国鉄のCe6/8。標準軌の本線用であります。

納得できるサイズ差異ではないでしょうか?
まぁ、あちらは実質7幅ありますよね。

小ワニに戻りまして。
カーブくねくね走行。この機関車の楽しさが味わえます。
当初、ゴムベルト駆動はモータ軸にブッシュ(即ちΦ1ポッチの小プーリ)、車輪軸には昔の自動車用ホイール(概ねΦ2のプーリ)使っていましたが、あまりに速度が出ない。
両方とも自動車用ホイールにして、速度を改善しています。


