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2020年08月12日

【鉄道作品ナローゲージ】阿里山18噸シェイ。憧れを、自分の手に。


[完成品 2020年8月11日地点]

(記事は便宜上 発表日前後の日付にしております。記事投稿は2021年の6月9日となります。前後することご容赦ください)


 ナローゲージのシェイ、薬師山様の作品(2020年7月31日・8月1日)は衝撃的でした。
http://legotrain.seesaa.net/article/481921282.html


 すぐに後追いの技術開発です。
 この地点では、シリンダ部分をかなり自由に動かすこと想定してました。

 その後で大変だったのはモータの組み込みよりも、面倒くさいのは車体との合わせ。

 台車ピン位置が偏ってるので、カーブ切るとホイルベースが変わっちゃうのです。そこに合う車体というのは面倒極まり無く…。

 センターピンの偏心なしも考えましたが無理という結論に。メインの動輪部のシャフトに伸縮機構が要るようになっちゃうのですね。CVジョイントですが、長すぎるのです。


 試行錯誤の末。一次試作品です。


 写真では解りにくいのですが、モータの後ろに2x2ターンテーブルで車体と足回り繋いでる由。前方台車は大きく首振り許容してます。

 この地点で、基本はできておりました。
 極力シンプルな機構で、かつ、全長が少しでも短くなるように。
 およそ、21ポッチ! その代わりシリンダは1つに割り切らざるを得ませんでした。肝心の楽しい機構部分で妥協せざるを得なかったのは……。



 それでも。
 遅れること10日で、(2020年)8月11日。発表することができました。

 プロトタイプは薬師山様同様、阿里山の18噸タイプです。

 より小さく、そして、華奢な印象は目指したのです。
 

 機構部分は「無理な力を避ける」のいつものポリシーです。
 ゆえに強度はミニマム。

 ランボード位置は下げて、マッチョ感よりはお淑やかな感じを目指した由です。
 大きなキャブ窓はアメリカ機の流儀ですね。ダブルルーフも再現しました。

 煙突……ダイヤモンドスタックはちょっとしたこだわりです。


 サイドビュウ。
 モータはキャブ内です。動力の伝達先は第3動輪で、通常にベベルギア駆動。
 そこからアウトサイドのギアとシャフトで、全軸駆動になるのです。

 全長は約21ポッチに収めました。
 この小ささは死守したいポイントでした。

 ただ、先に薬師山様作品を記事にしてみると、「此処までしなきゃいけなかったのか?」と思わなくもないのです。18噸機の華奢な感じは出せたものの、強度とかは犠牲ですから。


 リアビュウ。PFは魔改造品です。受光機の下に006P電池が収まります
(スペース的には、炭庫少し大きくすれば魔改造なしでも機器は収まるかも知れません)


 こんな感じですね


 機構のない側のサイド。あんまり様にならないのですが。台車枠装飾とか頑張りました。


 これはこれで悪くないかと?


 ミニマムのシンプルに徹した動力系。ゆえに強度は犠牲です。
 ユニバーサルジョイントの不安はないのですが、他の部分で、過入力があると自壊はないわけではありません。運行前点検と、「注油」(シリコンスプレー)は必須。


 インサイドカーブ通過。
 モータがキャブ内で首振りしています。

 シリンダは「遊び」で変位を逃す仕掛けです。


 この角度からなら、安心感あるR24通過ですね。


 インサイドカーブのほうが安定感があります。


 一方、アウトサイドカーブは……。この角度なら、悪くはないのですが。


 流石に、見た目が不安定ですね。
 R24というのはそれだけ過酷なのですが。


 肝心の、性能です。
 R24(標準ナローカーブ)はインサイドアウトサイドもどちらも通過可能。

 但し、複雑に足回りが動くR24のS字は不可です。R36ならS字もポイントも大丈夫でした。やはり、R36が安全通過の機関車なのでしょう。

 牽引力は平トロッコ(ボギー)4輌曳けるのでMモータの実力相当で不満なし。






 R24インカーブは不安は少ないものの、R24アウトカーブはやや不安……といった感じでしょうか。

 運転に制約はあり、また微調整や整備が大変な機関車ではあります。

 それでも、独自開発できたこと。
 そして、手許においておけること。

 即ち「自分のものにできた」ことの悦びは大きいのでした。
 


posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 鉄道作品ナローゲージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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