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2021年05月12日

【鉄道作品日本形】8620。名機にして奥が深し!

 8620。日本を代表する機関車。



 大正から蒸機の末期まで。そして平成に蘇り現代まで!
 稚内から鹿児島まで。もとい、樺太から台湾まで。
 本線の急行から、極支線区の混合列車に入換まで。

 あらゆる場面で活躍してきた機関車。当然、皆様の作品だって多いのです。
 
 自分も2020年に挑戦してみました。
 しかし、正直申せば惨敗。あの題材の難しさ、正直なところ舐めてましたよ。

 難しさ、上げてみます。

・ランボードの位置が低い。低くしないとスタイルが壊れる。

・中庸な、中型。大型機の文脈も、小型機の文脈も通じません。

・昭和初期の空気制動化改造がカオス。
 当たり前の機関車なのに、ここの改造に拠る変形がすごいことになってます。

・極端な個性がない、故に難しい。
 
・見慣れた姿ゆえ、嘘がつけない
 ……案外、そこが難しい理由なのかも知れません。

 
 そして一つの衝撃がyamatai氏の原形仕様機。
http://legotrain.seesaa.net/article/481242976.html
 7幅で原形という羨ましい(笑)条件ですが、8620らしさの極みができてしまったのです。幅広のランボードとスッキリした仕様にクラリと。

 正攻法ではどうにもなりません。
 8620に至る機関車も作ってみる回り道も必要と思い、制作したのが8700形8850形でもありました。各記事参照ください。
(まぁあのへんの道内炭鉱系機関車は元から欲しかったので、回り道も楽しむ「限界旅行」ですけどねぇ)



 その辺のノウハウも込で、此処までこぎ着けたのがこの8620。

 敢えて逃げず、空気制動の「平均的な」姿を造ってみました。
 デフレクタ? ランボードの白線? そういう「戦略的撤退」は最初から封じてます……逃げるのは何時でも出来るんですから。
(誤解されないように記せば、どっちも大好きなんですよ。でも、敢えて封じる!)

 気を配ったのはボイラ中心高。8700と8850の間に設定しています。

 段付きのランボードは面倒……。ここにポッチが出てるとかっこ悪い(分厚く見える)ので頑張ってタイル処理です。上がった部分の下にはエアタンクですが、これが第3動輪のフランジの外に重なるように。微妙な位置決め。


 サイドビュウ。

 やはりレール2本分の全長は守りました。
 その意味で、先にテンホイラー2形式造ったのは良かった。8700同様に第2・第3動輪の間は1ポッチ空けてます。

 先輪は第1動輪の真下辺りから1点接続(ボールジョイント)。無難な方式。


 非公式側。やや機器が多め。
 色気は極力抑えて、一部の真鍮磨きだし程度に留めてます。

 メインロッドは1x6テクニックプレート(またはハーフハイトのテクニックアーム)をスライドバーの上に「乗せている」だけですが、それゆえ動作抵抗はミニマムです。薄く出来るメリットもあります。8幅ジャストは無理でしたが。

 ランボードの曲線部はいつもどおり、1/4タイル。
 その気になればSキャブも作れますかも。

 煙突は複合形態?です。金帯表現しつつ、レアパーツの使用を避けて……。


 バックビュウ。
 入換とか支線運転も多い機関車ですから、後ろ姿も大事です。

 PUのテンダドライブ。テンダは無難な作りです。


 おすまし。斜め上から。
 
 8620は缶胴が細身の印象あるんですが、Φ3だと細すぎる。Φ4ではやや太め。
(8850では気にならないんですよねぇ)
 キャブ前面窓大きめにすることで、心做しか缶を細く見せてる……?


 まぁ、これが今の限界でしょうか。見上げる角度は、やや苦しいですね……?


 模型的には見下ろすことのほうが、多いでしょうから。


 第1動輪のスプラッシャと缶胴の間隙、大事です。
 軽快さは身上の機関車ですよね。


 先にも触れましたよう、使いやすい機関車であります。

 大正から令和まで。いや、空制機だと昭和初期以降ですけども。それでも曳く列車や状況を選びません。
 動輪などが純正品で揃うのもメリットです。足回りもトリッキーな要素が無いので蒸機にしては「ノントラブルで。安心して走らせられる機関車」なのですよね。そういう意味で実物の汎用性の再現できたのは感慨深く。
 
 で。仕様違いとかバリエーション展開は今後の課題ではありますね。
 北海道拓殖鉄道のデフレクタ付で直線ランボード(原形に近し、なお最初から空気制動付)は大好きな個体です。あとは、みんな大好きS字キャブモデル……。

 狙ってるのは現役機、58654……の、「濃緑時代(1992−2000頃)」。しかし、装飾の多さに戸惑ってたりします(笑)。プルマンカー思わせる塗色だった50系と合わせて英国ムード満点でしたね。尤も、ウエスタンではなくてブリティッシュで売ってほしかったですが(笑)。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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