再現してしまったのがナローゲージの、4幅トレイン。ぬで様の作品。
現物拝見したときから……(2020年11月)、いやそのLDDが上がってきた2020年3月頃からずっと気になっておりました。
先日記事をまとめ上げたことで、「作ってみたい」欲が炸裂してしまったのです。

最初に形になったのが、こちら。
ぬで様作品をやはり参考にして、自分なりのアレンジを加えた由。

赤い部分は、渋く濃赤に。
シルヘッダはダークタンに色差し
雨樋を付けたので、その分車高は1ポッチ上がりました。
車体裾はレールプレートではなく、もう1プレート分張り下げることに。
ドアは連接扉の筈なので、敢えて段差付きで。

内部はこんな感じです。簡単に外せる側板。
ぬで様のより2ポッチ全長は伸ばしました。
最小狙いというよりは、自分のイメージですね。
横置きのMモータは同じですが、動力伝達にはゴムベルト(輪ゴム)使用です。これで機構をコンパクト化シンプル化。
それにしても、3ポッチ幅もあるモーターを、4ポッチ幅の車体に埋め込んでしまう配置の素晴らしさよ! 追体験してなお分かりました。

こんな印象です。これが5月28日地点。
車体裾の一番下はリベットの解釈です。その下には台車枠。

小さくできたのはよいのですが、やはり車高が1プレート上がってしまったことで腰高感が気になってしまうのでした。
Mモーターがある以上はシルヘッダの位置が下げられません。
モータハウジング削ること、本気で考えましたよ。
いや、シルヘッダに使う1x6プレート削るほうが遥かに現実的かつローコストなんですが……。
でもしかし。
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それでも、5月29-30日に車体を1プレート下げてみました。正確には車体の位置を1プレート下げた……です。
これで納得できるスタイルに。腰高感が解消です。
車体裾の1プレート分は台枠の露出と解釈、新濃灰に。これで重苦しさもまた解消と。
下げ方ですが。シルヘッダ(窓の下の帯部分)を少し膨らませて、そこにモータの上部を収める。
最初は挟み込むだけ(すぐ脱落)、テープで止める(納得できない!)と試行錯誤しましたが、なんとか微妙な位置ドメに成功。
ここは実質、4.5幅くらいです。しかし5幅ではありません。
雨樋のレールプレートほどもはみ出していないのですよ。

内部。やはりゴムベルト伝動。
1x1ブラケットで側板を固定します。

前面も微修正。中央の窓が1段高くなってるところを再現。更に馬面感。
テールライトも強引につけました。
さて。
この地点ではモーターへの給電は決めていませんでした。
ついでに申せば、パーツは魔改造・加工など一切ない穢れなき状態だったんですよ!
後ろに出したケーブルから分かりますよう、何らかの付随車作ってPFの受光ユニットと電池BOXを改造無しで収容するか。或いは「改造して(小さくして)」」収容するか。はたまた、ぬで様作品同様にモータをPU化したうえで付随車にPUハブ搭載するか。
それぞれにメリット・デメリットあり……。
それから。
ここまでで、当然何度か動力試運転行っています。
最初の腰高の地点でも、4幅の電車が動くのはすごく不思議な感じ。
立てた羊羹が動くような面白さ! ナロー動力車は何度も作りつつ、この感動は大きなもんですね。
ただ、ゴムベルトの伝動にも限界も感じたのです。何しろ動力の滑りがあります。
カーブの走行抵抗に負けるんじゃないか。
付随車牽くの、きついんじゃないか。
車体裾が車輪に接触すると(なにせギリギリ)それだけで止まってしまったり。
そこで、ギア駆動化を考えたわけです。 5月29日のこと。
「小型動力(横置き)の改良。ゴムベルトからギアドライブへ。」
http://legotrain.seesaa.net/article/481738452.html
ギア駆動化しつつ、別の野望も展開しておりました。これが叶ったのが5月30日。
「「3.7vトレイン爆誕?」3.7Vのドローン用電池でPF機器を動かしてみる。」
http://legotrain.seesaa.net/article/481770181.html
当初、3.7Vのドローン用の電池を「制御無し」でMモータに直結させて、低速で単独自走させてしまおうという計画でした。9V定格のPF機器ですが、ノンリモコンでシンプルにいくぶんには、なんとかなるだろうと。
それは、想像以上の大成功であったのです!
続きこちら。完成篇。
http://legotrain.seesaa.net/article/481792305.html