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2021年05月15日

【鉄道作品日本形】6200形(D9)。アンカプラー前後装備の蒸気機関車。完成。



 先に機構系・動力系の記事を揚げた「アンカプラー前後装備」の蒸気機関車の完成です。


 ところで。
 アンカプラーのようなギミックを内蔵するなら、平易なのは箱型の電気機関車等でしょう。本線用の大型電機だって軽く入換はしますからねEF210もEF65も。同じ意味で箱型のディーゼル機関車だって。DF200のような現役機も居ますし、DF50以下過去の題材だって実はマニアックに楽しめます。

 蒸機じゃなきゃ?
 大柄な制式機ならギミック仕込む余裕だって大きい。D51クラスは平気でヤードの重入換に多用されてました。9600なんか定番中の定番でしょう。
 
 なのに、なぜ機構を仕込むのに苦戦しそうな小柄な古典蒸機?

 まぁ……意地の張り合いなんでしょうね結局は(笑)。それがまた楽しいのですけども。

 なお、機関車は大きいのはかえって大変という考えもあります。
 重量とか強度とか走行性能とか気にしなきゃいけないことが山積みです。小さいモデルのほうが気にしなくて済むのは一面の事実です。
 部品だって食いしませんし(笑)。

 最終的なこと云えば。制作のモチベが湧くか否かは大きいのですよ。



 そんなわけで、件の試作品は4-4-0の古典テンダ機前提でした。
 そして載せる上回りはお馴染みの6200形「ねるそん」に自然と決まる。

 そりゃ、折角のギミック入れた機関車は運用頻度高くなりそうですから、一番のお気に入がいいに、決まってます(積極的理由)。
 というか、お気に入りなら制作のツボも見せ方の肝も知り尽くしてますからね。ギミック入れるなら無難なところ、抑えたいじゃないですか(消極的理由)。


 で。
 D9……6200形つくるのはもう4回目です。

 初代が2008年頃。9Vのテンダドライブ機。5500と6200両方のイメージ混ぜてます。2019年8月に5500は1両新造してたりしますが。

 二代目が2020年3月。後部のみアンカプラー内蔵機として。テンダ台車にアンカプラー装備なのでエンジンドライブになりました。PF。

 三代目は2020年10月。ダークブルーの蒸機作りたくて、原形仕様で。PU機。

 今回は二代目を更新整備する面目です。

 三代目は共存してますけど、あちらは明治の旅客列車牽かせるためのカマですからアンカプラーは必然がない。
 二代目そして今度のやつは空気制動付けて東武鉄道に払い下げられた末期の設定ですから、貨物列車のこまめな入換にも多用されてるんですよね。入換で、遊びたい! と。

 ええと。
 二代目と三代目、まだ記事を書いてないですね。いずれ、振り返ることにしましょう。


 6200形は1897年から鉄道作業局が導入した高速旅客列車用の機関車。最初に作ったメーカーのニールセンから「ネルソン」とか言われてきました。

 特徴は斜めのランボードとシリンダ。、大きなスプラッシャー。まこともってエレガントな形状です。機関車の英国貴族ですよ!

 開放感高い英国的なキャブには丸窓がエキゾチック。
 他の英国系輸入機(5500等)よりも大きな動輪と、そしてちょっと太めの缶胴。

 ほぼ同型でメーカー違いが6270に6300と6350。
 6300はアメリカ製。6350はドイツ製なのに律儀に英国スタイル守ってるのがいじらしい。このグループは135両にも及んでいるので、実は明治の高速機関車としては最大グループでありました。

 国鉄機は1950年までに廃車されていますが、東武鉄道には15両も払い下げられ1964年まで使われてた由。業平橋(要は今のスカイツリーのあるへん)のヤードに屯してましたので、いつの間にか「なりひらのねるそん」とか言われるように。

 この他にも東武は貨物用に4−4−0を愛用しており(5500系列(ピーテン)やシャープ諸共、)、電車の合間を古典機が走ってく情景が観られたんだそうで。(元高速旅客用としての足の速さが、電車中心のダイヤに乗りやすかった……の真偽は不明ではあります)
 彼女ら英国系4-4-0は、東京の鉄道ファンには「身近な古典機」でもあったのですね。羨ましい話です(笑)。



 制作したのも、そのへんのイメージです。
 その背後に居るとしたら、もう木造客車ではなくて鋼製の電車。それどころかモダンなロマンスカーだったんですね。


 「二代目」作をベースに、多少弄ってます。

 半円目立たせるスプラッシャ。スプラッシャから第2動輪にかけての裾処理等はそのまま流用。缶胴はΦ4円筒部品で。基本寸法はギミック内蔵の上で二代目を継承し、即ち三代目とも揃ってる由。

 どうしても強度上の難点になる部分は構造変更。斜めのランボードは両端とも固定にして強度確保しましたし。
 キャブの開口部もそれっぽい形状にしましたが。然し、キャブの上半分は哀れケーブルの格納場所になってしまったのでした(巧くまとめるというか束ねるのは課題です)。


 真正面から。

 東武機なのにバッファは変なのですが。
 しかし。アンカプラーには必然なのですよ(笑)。

 キャブの丸窓は、今回2x2タイルの大穴あきタイプ(%27448)使ってみました。今の所白と黒しかリリースされていない部品ですが。これまで愛用されてきたテクニックビーム(テクニックブロック)とは違う表情が出せるのですね。


 バックビュウ。テンダはアクチュエータ内蔵のため、片サイドのみ裾に構造露出が已む無し。東武時代には嵩上げされた形状です。故にPUハブは006P化の必然無く、単4仕様に。


 テンダはこちらのサイドは影響なしです。
 テンダの台枠位置は構造上高くならざるを得ないので、思い切って機関車のランボードと揃えてしまいました。結果的にテンダも軽快に見せることが出きて正解でした。

 キャブ窓には「肘置き」付けています。
 あの部材が本当に肘置きなのかわからないのですが、クッション入ってるので肘置きなのでしょう(笑)。




 サイドビュウ。びっちりと、詰まってる感じ。
 
 テンダ込みで15mも無い機関車なので、レール2本に乗る寸法は必然です。


 アンカプラー内蔵の足回り。先の、足回りのみの制作時とは大きく変えてはおりません。


 連結面。機炭連結は現状でユニバーサルジョイントのみです。
 アンカプラー用モーターはキャブでがっちり抑え込んでいます。

 付け外しが困難な2車間のケーブル跨りがないので、取り扱いのストレスは小さいはずです。ユニバーサルジョイントはその都度脱着要ですが。
 






 動作動画。

 無論、貨車の切り離しは成功していますので心配なく。

 足回りのみの製作時にあった、回転させすぎて台車が捻られ機関車が脱線する問題は、重い車体を載せることで解消しました(笑)。クラッチギアは入れといてよかったんでしょうね(笑)。
 
posted by 関山 at 14:14| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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