ぱんにゃ様の、デュプロトレイン足回り利用シリーズの新作です。
かべぇ氏・薬師山氏の生み出したこの規格も定着しつつありますね。
(発案者以外が制作されるようになること、規格として大事なのです)

流麗な展望車の形状をパールゴールドのパイプで再現しています。
おでこ部分の窓、半月型キャノピーで再現し、その下を4x4の丸プレートで固めているのですね。
カーブスロープでパイプの下を造形して、車体裾に綺麗に繋がています。
デュプロ足回りは制約厳しいのですけども、嘗て無いほどに違和感ない造形です。
とにかく全体造形、これ元に8幅モデル・6幅モデルも有りかなぁ? と思わせるのです。
その意味でこの規格やって無い方にも、十分に参考になるモデルなのですよ。

編成は、1号車・10号車(両端車)と5号車(ラウンジ)を再現されているそうです。
サイドのラインがゴールドなのも見逃せません。
三線式Oゲージ思わせるディフォルメ感と存在感です。
この規格に、引っ張り込む魅力は十分に!

楽しい内装!
極端に凝っているわけではないのですけども、でも十分にプレミアムトレインな雰囲気を出しています。窓が大きいので、内装も映えることでしょう。

展望車。ご婦人の、高く盛ったヘアが凄く似合う(笑)。

ラウンジ車。カウンターやテーブルの配置。
そしてグラスや花、壺やカップという小物が最高にいい仕事しています。

展望車反対側。手すりの取り付け方がわかりますね。
現行のデュプロトレイン規格は、自動運転もスマホによるリモコン操作もできる楽しい規格です。
通常レゴトレインがHOゲージ(16蕃)であるのならば、三線式Oゲージ的な魅力を持っていましょう。
もはや幼児向け玩具ではない、十分に「鉄道模型」の域に達していることを示してくれる作品ではないでしょうか。
