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2021年03月18日

【作品紹介】yamatai様の8620。美しき原型機。そして。

 8620。大正から蒸機末期迄を活躍した名機。
 そして、平成に蘇った1両は令和の今も走り続ける。

 自分も含めて皆様手掛ける人気題材にして。
 しかし……。地味に難度の高い題材で有り続けます。

 古典機がメインになっていたyamatai氏ですが、氏ににしては近代的題材……ということなのでしょうか。遂に8620も手掛けてこられました。


 3月半ばの某日。撮影。

 キャブとランボードで7幅というスケール。
 如何にも氏らしいのは、大正時代の姿。原型で制作されていることでしょう。空気制動関係の装備のないスッキリした姿。特にランボードが綺麗な直線です。

 8620では難しく、皆がこだわるランボードの低さですが、ギリギリ迄さげるというよりは無理なく程よく、全体のバランスで低く見せるアプローチ。


 斜め上からだと、より魅力も伝わりましょう。ランボードが厚めなぶん、スプラッシャが程よく控えめに見えるのですね。
 前端部の処理も理想的なものです。

 全体に色気を抑えつつ。
 しかし大正のカマ。エンドビームの色差しに各部の真鍮磨き出し部分が良いアクセントに。ポッチ出しもミニマムです。

 8620が古典機か制式機か? 難しい問題ですが、作品化に当たって、最大限に前者よりのアプローチ取っています。


 前方より。缶胴とキャブ幅のバランスが秀逸ですね。

 台枠端部は1x2カーブスロープによる表現です。


 鱒寿司氏作と並んで。
 あちらは昭和の姿。空気制動・デフレクタ。それぞれに良さが。


 同じく。一番奥は拙作の8700。これは別記事に……。


 楽しき、ひととき。
 8620はやはり人気者です。



 さて。
 制作中の様子も見てまいりましょう。

 缶胴の完成。「ハシゴ」の表現がわかりますよね。


 8260を難しくしている部分。1軸の先輪です。
 ランボードに当たらないよう、背を低くくし、取付部のアームも長くしてアタック角を低減している由。


 色が揃わないので、まずはモノクロでお披露目。
 この地点で、すごい作品という印象は鮮烈に。


 こだわりという、台枠の「抜け」感。
 スプラッシャと缶胴の間も、無論抜けています。


 台枠前端部。カーブスロープの使い方がわかります。


 サイドビュウ。キャブのサイズもまた適切に。

 全長はやや余裕保たせているので伸びやかな感じがします。そのために先輪とシリンダと第一動輪の距離が適切です。


 色をととのえてから。キャブ周り。
 「乙の字」ラインは無理なく逆カーブスロープ処理。


 ハシゴやパイピング。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 さて。
 3月末の某日某所。

 初の走行お披露目でした。
 

 バランスの良さ。際立ちます。


 並ぶのは拙作の8850。これも別記事に。


 カマでいっぱいの情景。


 古典客車の、列車引いて。大正の姿には似合います。

 古典客車は拙作。2020年10月作。


 拙作の8620(手前)と。

 追いつこうとして追いつけぬ、ライバルで有り続けます。
 しかし。妥協や慢心を抑えてくださる作品の存在、なんて嬉しいことでしょうか。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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