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2021年02月19日

【鉄道作品日本形】小田急3000形 SE車。歴史に残る……!

 日本の鉄道史に残る車両の一つ。
 あまりに偉大な、軽量・高速・低重心の高速電車です。


 1957年に落成。1958年から運用に。

 小田急の特急ロマンスカーは1910・1700・2300形と既に実績積んではおりましたが、3000形SE車はそれまでとは根本から違うものでありました。

 惜しまれるのは、その軽量と高速を小田急線内では活かし難かったことでしょうか。
 国鉄貸し出しでの高速度試験には用いられ、当時国内最速の145km/hの記録を残しています。ただし、まもなく国鉄151系の163km/hに塗り替えられ、更にはクモヤ93000(低重心でも軽量でもない、吊り掛け駆動の架線試験車……)の175km/hと歴史の逆行?
 あぁ過度な軽量化も低重心も高速化には不要ということを示されたかの如く。

 その一方で。想定外の長持ちしたのは特筆されるべき。
 軽量化の余り寿命は極めて短かく想定され、減価償却終わる13年使って廃車にする気だったとも言われています。
 しかし、1968年には御殿場線直通急行用に大規模改修と編成替え。1983年ころには大規模な更新も受け。そして、1991年まで現役でありました。34年という一生は当時の電車としては長持ちの部類です。同時期のライバル国鉄151系が17年程度、近鉄10100系で20年ですし、小田急でも通勤車はもっと早期に寿命迎えてましたから。


 この名車。
 レゴでの製作はずっと前に。それこそ3100形NSEを作りながら想像はしていました。


 この間に気分屋様作品がありました(未完成らしいですが、出来は良い)
http://legotrain.seesaa.net/article/446817702.html
 また、アイン様作品もあります(こちらはSE・SSEとも)


 拙作は先送りになってしまいましたが、おかげで今のパーツや技法で造ることが出来ました。


 拘ったのは低重心化です。
 辛うじて経堂に留置されてた実物を観ること出来ましたので……。
 とにかく「低い」のですよ!

 3100形NSEでも通常車両より1プレート床面を下げましたが、3000形ではさらに1プレートの床面下げ。
 そのうえ、スカートも下げて更に低重心に見せています。

 台車は軸穴車輪必須。そして台車部分は床面少し上げて解消しています。
(実物も床は台車を避けた形になってた由)

 各車の全長も、20m車を32ポッチと解釈するバランスもさることながら、スカート内での台車の旋回寸法も含めてギリギリの長さです。


 前面は「丸み」よりは寧ろ「鋭角」と解釈しました。
 斜めのラインは表現不可能なので、思い切って割愛しています。

 前面窓は複数案ありました。最初は45度透明スロープの横組や、実際に制作してみたのは2x4キャノピーと左右窓に1x2ハンドルタイルを使う案。後者は悪くなかったのですが、センターピラーの印象も想像外に強いデザインですから、ピラー表現のできる1x2ブロック及びポチスロ使った表現が決定稿です。左右窓は1x2ハンドルタイルの表情生かしてみました。

 隙間埋めにちらりと青パーツ見せているのは、「乙女」「金時」そして「はこね」「あしがら」などを表示していたヘッドマークです。

 側面はリブの入った腰板をグリルブロックで。
 同じくリブ入りの幕板をレンガブロック裏面表現です。


 客ドアは上部に大きな丸みのついた飛行機的な手動開き扉。
 丸みは素直にアーチ表現です。


 動力はPUトレインモータを仕込んでいます。
 トレインモータ上部の6x4の張り出しは車体裾の切り欠きで回避。


 連接台車・貫通幌は動力・付随ともにMugen氏流儀の片持ち式に。これでトラブル無く走ります。連結はシンプルにフック式。若干の「遊び」もあります。
 最小カーブR56前提で考えていましたが、R40もやや苦しいながら通過可能。


 車体及び付随台車構造です。
 軸穴車輪はこまめなお手入れしないと回転が渋くなるので要注意ですよ。理想はシリコンスプレーでの注脂ですが。


 今回は8両連接を4両連接で作っています。
 もう1両くらいは欲しいかも……ですね。


 2月の海老名での活躍シーン。若干のボリューム不足気味でしたが、基本は間違ってない……はず。


 複々線を駆け抜けてくシーンは実物では間に合いませんでしたね……。


 R56の通過です。




 合わせて長期休車だった、3100形 NSE(2016年制作)も再整備してみました。
 連接台車の片持ち式(フック式)への変更、動力のPU化が整備の要点。

 片持ち式にする前はまともに走らなかったのですが(カーブでトラブル多発。故に走行機会がこの4年ほど皆無のまま……)、此処の改修で一気に実用車に! 動力も今の状況に合わせてPUです。
 ロマンスカーはやはり人気者ですから、今後の出番も多くなりそうですね。




 超豆茸様の2000形と並んで。1992−1998年ころは共存していたのですよ。


 自分が沿線に住んでいた頃の、少し懐かしい小田急です。
 NSEはときおり、新宿〜町田で乗る機会がありました。座席番号無指定の特急券であいてる一番前座ったり、はたまた開閉が可能だった出入台のドア開けて涼んだり。
 そして、町田では皆が手動ドアを勝手に開けて降りていくあの風景。忘れられません。

 小田急の広報写真の如く! ロマンスカー勢揃い。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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