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2021年02月27日

【作品紹介】アイン様のEH10形電気機関車。悠然と……力強く。

 2車体のEH級電機。今でこそEH500 EH200 EH800形と定着していますが、嘗てはEH10の1形式のみでありました。

 EH10形は1954年から64両が製造された重貨物列車用の電気機関車。
 大きく重い機関車でありましたので、運用できるのは東海道・山陽本線のみ!

 経緯上、旧型電気機関車のカテゴリに含まれることが多いですが、デッキも先輪もない姿は近代機と変わらぬものでありましょう。
(近代機が初期には脱吊り掛け……クイル駆動など試みて失敗し、吊り掛け駆動に退化してたりします。つまりEH10を旧式にする理由なんて無いのですよ?)

 尤も、最高速度85km/hは今の観点では遅そうです。
 しかし、長らく貨物列車の速度は65km→75km/hに縛られておりましたから不都合も無かったのでした。ボギー車のみの編成(これなら85km/h)でちょうど良い塩梅。
 ただ、100km/h上限の10000系貨車はもとより(あれはいささかオーバースペック 旅客列車よりも速いのではダイヤも組みにくい)、95km/hのコキ50000形が普及してくるとやや物足りない? 

 そのへんが理由かどうか分かりませんが、うまく使いこなせたとは云えず。1981年までに全機引退してしまうのでした。
 その後、国鉄・JRでのこの種の電機は1997年のEH500を待つことになります。
 多動軸で牽引力を稼ぐこの種の機関車が間違いでなかったことは、その後が証明しておりましょうね。


 さて。
 EH10はレゴ界隈ではEJLTC時代の昔から人気のある題材です。近年でも気分屋氏・薬師山氏・きせのん氏作品がある筈。
 黒一色というのは作りやすくも有り、造形がためされるものでもありますが……。


 最新が、このアイン様の作品です。

先方の記事
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12658507611.html
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12659284852.html

 全長を40ポッチに収めることがコンセプトで有ったようです。実物は大きいように見えて21mですから(ちなみにEH500は28m)、他車両とのバランス考えると大事なことでありましょう。
 いたずらに大きくしちゃいけないのですよ?

 側面は側窓を1個減らしています。その代わり、2x2パネル直の窓は形状的に望ましいものです(あのへんの電機の窓、意外と大きいのですよ!)。悠然とした感じがします。


 目を引くのは近年の部品、2x2の三角タイル用いた前面窓ピラー表現ですね。鈍重になりそうなところを、とても軽快に見せています。三角にはクリアの45度ブロック入れてきちんと埋める。

 前面は後退角省略です。この割り切りも正解の一つでしょう。
 一方、前面窓の微妙な傾斜は再現です。細いセンターピラーも黒表現だと映えますね。


 サイドビュウ。窓を1個づつ減らしているのが正解だったのわかります。

 連結面間詰めることも意識されたそうです。

 足回りは1M。複数モータも可能な題材ですが敢えて1M。
 片方の車体にモータと電池box搭載。受光ユニットは付随側に分割搭載です。


 EF60形と並んで。


 旅客列車牽引。旅客列車用のEH50はかなり検討されていましたし、ギア比変えた試作も行われてたり……。似合うのです。


 ジョイフルトレインとの組み合わせ。サロンエクスプレス東京は1983年のデビウですから、EH10の全廃から2年後。しかし、様になる! 14系なら暖房の蒸気や電源供給も要りませんから。EHが延命してたらあり得た組わせでしょう。

 ところで、スロフ14の三角の窓も、今なら透明で埋められるかも?


 冷蔵貨物列車。

 10000系貨車+EF66時代が有名ですが、その前にも2軸冷蔵車を連ねて山陽から東海道上ってく高速な貨物列車はたくさんあったのです。EH10もその任にあたってたことでしょう。

 他に似合いそうなのは ワキやワム連ねた急行貨物(ワキだけでまとまることはなく、たいていワムが交じる)、黎明期のコンテナ列車あたりでしょうか。無論雑多な貨車連ねた一般貨物列車も……。1955−1981年ころの一般的な貨車を抑えておけば良さそうですね。



 そして。時代の合うコンテナの、コンテナ車。
 C20(白帯 1971-1980年製造)とC21(青帯 1974年製造) 黄緑の国鉄コンテナは懐かしいの一言。


 コンテナ車。編成にすると様になるものです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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